WO1995028253A1 - Systeme de commande de profil - Google Patents

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WO1995028253A1
WO1995028253A1 PCT/JP1995/000457 JP9500457W WO9528253A1 WO 1995028253 A1 WO1995028253 A1 WO 1995028253A1 JP 9500457 W JP9500457 W JP 9500457W WO 9528253 A1 WO9528253 A1 WO 9528253A1
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tracing
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Hitoshi Matsuura
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Fanuc Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q35/00Control systems or devices for copying directly from a pattern or a master model; Devices for use in copying manually
    • B23Q35/04Control systems or devices for copying directly from a pattern or a master model; Devices for use in copying manually using a feeler or the like travelling along the outline of the pattern, model or drawing; Feelers, patterns, or models therefor
    • B23Q35/08Means for transforming movement of the feeler or the like into feed movement of tool or work
    • B23Q35/12Means for transforming movement of the feeler or the like into feed movement of tool or work involving electrical means
    • B23Q35/121Means for transforming movement of the feeler or the like into feed movement of tool or work involving electrical means using mechanical sensing
    • B23Q35/123Means for transforming movement of the feeler or the like into feed movement of tool or work involving electrical means using mechanical sensing the feeler varying the impedance in a circuit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q35/00Control systems or devices for copying directly from a pattern or a master model; Devices for use in copying manually
    • B23Q35/02Copying discrete points from the pattern, e.g. for determining the position of holes to be drilled

Definitions

  • FIG. 7 is a diagram showing a conventional copying control method in which a stylus is brought into contact with a model surface to form a model surface shape.
  • the two-axis displacement ⁇ 1 which forms a plane which is previously input and designated by the CRTZMDI unit 31 in FIG. , ⁇ 2 and input to the indexing circuit 47.
  • the indexing circuit 47 calculates the displacement amount from the start of the trace operation until the tracer head 26 moves a predetermined distance.
  • the index signals E c and E s are obtained based on the following equations (1) ′ (2) using ⁇ 1 and ⁇ 2.

Description

明 細 書 ならい制御方式 技 術 分 野
本発明はモデル面形状をならい測定するためのならい制御方 式に関し、 特にスタイラスによってモデル面形状をならうなら い制御方式に関する。 背 景 技 術
図 7はスタイラスをモデル面に接触させてモデル面形状をな らう従来のならい制御方式を示す図である。 こ こでは、 ならい 平面を X— Z平面にとった場合を示す。 従来のならい制御方式 では、 モデル 7 2面をスタイラス 7 1 の先端でならつていく際. スタイラス 7 1 の各軸方向の変位量 £ X , ε y , ε ζの合成変 位量 £を算出し、 この合成変位量 ε の方向ベク トルをならい平 面に投影した方向べク トル成分 s x zに対して直角方向をなら いの送り方向として算出する。 そして、 このならいの送り速度 成分 V t と、 その補正値である補正速度成分 V n とを算出し、 補正送り速度 V sを決定する。 この補正送り速度 V s は、 次式 ( 1 1 ) , ( 1 2 ) で表される各ならい平面軸 X, Z上の速度 成分 V 1 および V 2に分配される。
V 1 = V t · s i η θ
- V η · c ο s ^ · · · ( 1 1 )
V 2 = - V t · c ο s θ
- V η · s i η θ · · · ( 1 2 ) こ こで、 0は合成変位量 £の方向ベク トル成分 £ X Zの X軸 に対する角度である。 また、 送り方向正のとき V t 〉 0、 ス夕 ィラス変位 εが基準変位量 £ 0 より大きいときには V η > 0で ある。
このように速度成分 V 1 および V 2がならい制御中は常時求 められ、 これに従ってスタイラス 7 1 が移動制御される。
このような制御方式では、 合成変位量 εの方向べク トル成分 £ χ ζがモデル 7 2面の方線 L 1 1 からズレる度に補正速度成 分 V nを発生させ、 送り速度成分 V t を補正して補正送り速度 V sを算出している。 しかし、 この補正はならい制御中は連続 して行われるので、 スタイラス 7 1 の軌道に波ができ、 ならい 通路が不安定になると同時に、 デジタイジングデ一夕が不正確 になる虞があった。 発 明 の 開 示
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、 より安 定したならい動作と、 より正確なデジタイジングデ一夕を得る こ とのできるならい制御方式を提供するこ とを目的とする。 本発明では上記課題を解決するために、 モデル面形状をなら い測定するためのならい制御方式において、 ト レ一サへッ ドの 位置を検出する位置検出手段と、 前記ト レーサヘッ ドに設けら れたスダイラスの変位量を検出する変位量検出手段と、 前記検 出された位置および変位量を所定周期で格納するならいデータ 格納手段と、 前記所定周期毎にならい平面の各軸について前記 位置および変位量を検出し、 前記位置の前回検出された値から の増分量を前記変位量の前回検出された値からの増分量で補正 して位置増分量として算出する位置増分量算出手段と、 前記算 出された位置増分量に基づいて前回の移動区間の移動べク トル 値を算出する移動べク トル値算出手段と、 前記算出された移動 べク トル値を今回の移動区間におけるならい方向とし、 前記ト レーザへッ ドの軸移動を制御する軸移動制御手段と、 を有する ことを特徴とするならい制御方式が提供される。
位置検出手段が ト レーザへッ ドの位置を検出し、 変位量検出 手段がト レーサへッ ドに設けられたスタイラスの変位量を検出 すると、 ならいデータ格納手段が、 検出された位置および変位 量を所定周期で格納する。 位置増分量算出手段は、 所定周期毎 にならい平面の各軸について位置および変位量を検出し、 位置 の前回検出された値からの増分量を変位量の前回検出された値 からの増分量で補正して位置増分量として算出する。 移動べク トル値算出手段は、 算出された位置増分量に基づいて前回の移 動区間の移動べク トル値を算出し、 軸移動制御手段が、 算出さ れた移動べク トル値を今回の移動区間におけるならい方向とし、 ト レーサへッ ドの軸移動を制御する。
これにより、 補正速度成分の発生によるならい送り方向の微 小変動を減少させることができる。 特に、 モデル面形状の変動 が小さいときにはほぼ一定のならい送り方向を得ることができ 安定したならい動作と、 正確なデジタイジングデ一夕が得られ る 図 面 の 簡 単 な 説 明
図 1 は本実施例のならい制御方式の機能の概念を示すブロ ッ ク図、 図 2は本発明の一実施例のならい · 加工システムの構成を示 すブロッ ク図、
図 3は本実施例のならい制御方式の機能の具体的な構成を示 すブロッ ク図、
図 4 は定常時の割り出し信号の求め方を示す図、
図 5は割出回路の機能部分における基本処理手順を示すフ口 一チヤ一ト、
図 6 は図 5のステップ S 3の具体的な処理を示すフローチヤ 一ト、
図 7はスタイラスをモデル面に接触させてモデル面形状をな らう従来のならい制御方式を示す図である。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図 1 は本実施例のならい制御方式の機能の概念を示すプロ ッ ク図である。 ト レ一サヘッ ド 1 がモデル 2面をならう と、 位置 検出手段 3がト レーサヘッ ド 1 の位置を検出し、 変位量検出手 段 4がト レーサへッ ド 1 に設けられたスタイラス 1 aの変位量 を検出すると、 ならいデータ格納手段 5力 検出された位置お よび変位量を所定周期で格納する。 位置増分量算出手段 6 は、 所定周期毎にならい平面の各軸について位置および変位量を検 出し、 位置の前回検出された値からの増分量を変位量の前回検 出された値からの増分量で補正して位置増分量として算出する c 移動べク トル値算出手段 7は、 算出された位置増分量に基づい て前回の移動区間の移動べク トル値を算出し、 軸移動制御手段 8力 算出された移動べク トル値を今回の移動区間におけるな らい方向とし、 ト レーサヘッ ドの軸移動を制御する。
図 2は本発明の一実施例のならい · 加工システムの構成を示 すブロッ ク図である。 このならい · 加工システムは、 主になら い制御装置 1 0 とならい工作機械 2 0 とから構成される。 なら い制御装置 1 0のプロセッサ 1 1 は、 バス 1 9を介して R O M 1 2 に格納されたシステムプログラムを読み出し、 このシステ ムプログラムに従ってならい制御装置 1 0の全体の動作を制御 する。 R A M I 3には一時的なデータが格納される。 不揮発性 メモリ 1 4 は、 図示されていないバッテリでバッ クアップされ ており、 C R T Z M D I ュニッ ト 3 1 の図示されていないパネ ル上のキーにより入力されたならいモー ド、 ならい方向、 なら い速度等の各種のパラメ一夕が格納される。 また、 不揮発性メ モリ 1 4には、 ならい工作機械 2 0の トレーザへッ ド 2 6で測 定したモデル面形状のデジタイジングデータも格納される。
ならい工作機械 2 0 に設けられている ト レ一サへッ ド 2 6 は. その先端のスタイラス 2 7がモデル 2 8 に接触することにより 生じる X軸、 Y軸および Z軸方向の各変位量 e x、 および ε ζを検出し、 ディ ジタル変換してプロセッサ 1 1側に送る。 プロセッサ 1 1 は、 変位量 ε x、 および ε ζ と、 指令さ れたならいモー ド、 ならい方向、 およびならい速度に基づいて. 後述す.る手順により、 X軸の速度指令 V x、 Y軸の速度指令 V y、 および Z軸の速度指令 V zを発生する。 これらの速度指令 は、 それぞれサーボアンプ 1 6 X、 1 6 yおよび 1 6 zに入力 され、 その出力によってならい工作機械 2 0のサーボモー夕 2 2 x、 2 2 yおよび 2 2 zが駆動される。
これにより、 ト レーサへッ ド 2 6 とモデル 2 8間の相対的位 置関係が一定に保たれるように、 ト レーサへッ ド 2 6が Z軸方 向に移動すると共に、 テーブル 2 1 が X軸および紙面と直角な Y軸方向に移動して、 ト レ一サヘッ ド 2 6 と同じく Z軸制御さ れるカ ツ夕.2 4 によってワーク 2 5 にモデル 2 8 と同様の形状 の加工が施される。
また、 サ一ボモ一夕 2 2 x、 2 2 ぉょび 2 2 2には、 これ らが所定量回転する毎にそれぞれ検出パルス F P x、 F P yお よび F P zを発生するパルスコーダ 2 3 X、 2 3 yおよび 2 3 zが設けられている。 ならい制御装置 1 0内の現在位置レジス 夕 1 7 x、 1 7 yおよび 1 7 zは、 検出パルス F P x、 F P y および F P zをそれぞれ回転方向に応じてカウン トアップノダ ゥンして ト レ一サへッ ド 2 6の現在位置データ X a、 Y aおよ び Z aを求めており、 これらの位置デ一夕はプロセッサ 1 1 に よつて読み取られる。
プロセッサ 1 1 は、 ならい加工中の状態を示す画像表示信号 等をバス 1 9を介して C RT MD Iュニッ ト 3 1 に送る。 C R T/MD I ュニッ ト 3 1 では、 内蔵されたグラフィ ッ ク制御 装置が送られた画像表示信号を画像データに変換し、 図示され ていない表示装置に表示する。 この表示装置では、 ならい加工 の開始に当たってならい加工の条件の入力操作画面が表示され る。 オペレータは、 図示されていないパネル上のキーを使用し て、 ならいモー ド、 ならい方向、 ならい速度等を入力指令する c この入力指令されたならいモー ド、 ならい方向、 ならい速度等 は、 インタフヱース 1 8を介してバス 1 9上に読み込まれ、 不 揮発性メモリ 1 4 に格納される。
また、 バス 1 9 にはイ ンタフェース 1 5を介して操作盤 3 0 が接続されている。 操作盤 3 0では、 ならい加工開始指令や停 止指令などが行われる。 これら各指令信号は、 イ ンタフ ェース 1 5およびバス 1 9を介してプロセッサ 1 1 に送られる。
次に、 本実施例のならい制御方式の具体的な手順を説明する, 図 3は本実施例のならい制御方式の機能の具体的な構成を示 すブロッ ク図である。 ト レーサヘッ ド 2 6 は、 先端のス夕イラ ス 2 7がモデルに接触するこ とにより生じる X軸、 Y軸および Z軸方向の各変位量 ε χ、 £ yおよび £ ζを検出して、 前述の ならい制御装置 1 0のフフ トウエア機能である軸制御機能部 4 0 に送る。 軸制御機能部 4 0 に入力された各変位量 ε χ、 ε y および e zは、 合成回路 4 1 および切換回路 4 2 に入力される c 合成回路 4 1 では、 各変位量 s x、 および £ Zから合成 変位量 ε ( ε = ( ε χ 2 + ε y 2 + ε ζ 2 ) 1 / 2 ) を求めて演 算器 4 3 に入力する。 演算器 4 3は、 合成変位量 ε と予め設定 された基準変位量 ε θ との差分 Δ ε (厶 ε = ε — ε θ ) を演算 して速度成分発生回路 4 4および 4 5 に入力する。 速度成分発 生回路 4 4 は、 スタイラス変位方向に対して直角方向の送り速 度成分 (接線方向速度成分) V t を発生し、 分配回路 4 6 に送 る。 また、 速度成分発生回路 4 5は、 差分 Δ sに比例させて、 スタイラス変位方向の送り速度成分 (法線方向速度成分) V n を発生し、 分配回路 4 6 に送る。
—方、 切り換え回路 4 2では、 各変位量 e χ、 ε yおよび ε ζの中から予め図 2の C R T Z M D I ュニッ ト 3 1 で入力指合 されたならい平面を形成する二軸の変位量 ε 1、 ε 2を選択し て割出回路 4 7に入力する。 割出回路 4 7は、 ならい動作の開 始から ト レーサへッ ド 2 6が所定距離移動するまでは、 変位量 ε 1 および ε 2を用いた次式 ( 1 ) ' ( 2 ) に基づいて、 割り 出し信号 E cおよび E s を求める。
Ε ο = ε 1 / ( £ ΐ 2 + ε 2 2 ) 1 /2
= c 0 s Θ · · · ( 1 )
Ε ε = ε 2 / ( ε 1 2 + ε 2 2 ) 1 /2
= s i η Θ ' - ' ( 2 )
ここで、 0は、 前述した図 7における ε X ζが X軸との間で つく る角度 0 と同じものである。 この場合、 ε 1 が ε χに、 t 2が £ zに対応している。 こ う して求められた E cおよび E s は、 分配回路 4 6 に送られる。
また、 割出回路 4 7には、 位置検出手段 4 9で検出された各 モータ 2 2 x, 2 2 y , 2 2 zの現在の位置のデータが送られ る。 割出回路 4 7は、 送られた位置のデータを読み取り、 ト レ 一サへッ ド 2 6が所定距離 (例えば 1 mm) だけ移動する度に. そのときの ト レーサへッ ド 2 6の位置およびスタイラス 2 7の ならい平面へ投影した変量 ε 1 、 ど 2を記憶する。 そして、 な らい動作の開始から ト レーサへッ ド 2 6が所定距離移動して定 常状態になつてからは、 それを知らせる切り換え信号の入力と 同時に、 割出回路 4 7は、 以下の手順により割り出し信号 E c および E sを求める。
図 4 は定常時の割り出し信号 E cおよび E sの求め方を示す 図である。 こ こでは、 前回の検出時における ト レ一サヘッ ド 2 6の位置を P n-1 、 今回の位置を Pn としている。 なお、 位置 Pn-1 および P n の位置関係は、 各検出時におけるスタイラス 2 7の変位量を加算して補正したものである。 また、 こ こでは. ならい平面として X— Z平面の例を示している。 さらに、 位置 Pn-1 , Pn 間の X軸方向の移動量を d x、 Z軸方向の移動量 を d z とする。
位置 Pn- 1 , Pn が求まると、 割出回路 4 7は、 位置 Pn - 1 から位置 Pn に向かう移動べク トル値を算出し、 これを送り速 度成分 V tのベク トル値とする。 この送り速度成分 V t のべク トル値が決定すると、 図に示すように補正速度成分 V nは、 送 り速度成分 V t に対して直角方向に決められる。 送り軸を X軸 とした場合、 補正速度成分 V nの X軸に対する角度を S a とす ると、 割り出し信号 E cおよび E s はそれぞれ、
E c = c o s 0 a
= - d z / ( d x 2 + d z 2 ) 1/2
E s = s i Ώ. Θ a
= d x/ ( d x 2 + d z 2 ) 1 2
となる。 図 3に戻り、 割出回路 4 7は、 これら割り出し信号 E cおよび E sを分配回路 4 6に送る。
分配回路 4 6は、 割り出し信号 E c、 E s、 送り速度信号 V t および補正速度成分 V nを用いて次式 ( 3 ) 、 ( 4 ) を演算 する。
V l =V t x E s - V n x E c · · · ( 3 )
V 2 =— V t x E c - V n x E s ■ · · ( 4 )
V 1 および V 2はならい平面の二軸の速度成分であり、 図 4 においてはそれぞれ X軸および Z軸に対応する。 これら速度成 分 V I および V 2は、 出力軸選択回路 4 8を介して X軸、 Y軸 および Z軸の速度信号 V x、 V yおよび V z として出力され、 サーボアンプ 1 6 x、 1 6 yおよび 1 6 zによって増幅される < そして、 サ一ボアンプ 1 6 xおよび 1 6 zの出力によってサ —ボモ一夕 2 2 xおよび 2 2 zが駆動され、 図 2で示したテ一 ブル 2 1 が移動する。 この結果、 スタイラス 2 6 は、 モデル 2 8 に対して速度成分 V 1 および V 2の合成速度であるならい速 度 V a (図 4 ) の方向に移動される。 また、 サーボアンプ 1 6 z の出力によってサ一ボモー夕 2 2 zが駆動され、 ト レーザへ ッ ド 2 6 と共に、 図 2で示したカツ夕 2 4が Z軸方向に移動す o
図 5は割出回路 4 7の機能部分における基本処理手順を示す フ ローチヤ一トである。
〔S 1 〕 割り出し処理の条件が初期状態であるか否か、 すなわ ち、 ならい動作の開始からの ト レーサへッ ド 2 6の移動が所定 距離以内であるか否かを判断し、 そうであればステップ S 2に 進み、 そうでなければステップ S 3に進む。
〔 S 2〕 スタイラス 2 7の変位方向と直角の方向を送り速度成 分 V t とするならい制御を実行する。
〔S 3〕 ト レーサへッ ド 2 5が所定距離移動する毎に前回の移 動区間の移動方向のべク トルを演算し、 そのべク トル値を今回 のならいの送り速度成分 V t とするならい制御を実行する。 図 6 は図 5のステップ S 3の具体的な処理を示すフローチヤ 一トである。
〔 S 1 1 〕 ト レ一サヘッ ド 2 6の今回の検出位置と前回の検出 位置との差である位置差をならい平面の各軸について算出する (
〔 S 1 2 〕 スタイ ラス 2 7の今回の検出変位量と前回の検出変 位量との差である変位量差をならい平面の各軸について算出す ο
C S 1 3〕 算出した位置差と変位量差とを加算して、 終了した 前回の移動区間における位置の増分量をならい平面の各軸につ いて算出する。
〔 S 1 4〕 前回の移動区間におけるベク トル値を算出し、 この ベク トル値を今回の移動区間におけるならい速度方向とする。
〔 S 1 5〕 算出されたベク トル値に基づいて E cおよび E s を 算出し、 分配回路 4 6 に送る。
C S 1 6〕 検出した位置および変位量を記憶する。
このように、 本実施例では、 定常状態においてはスタイラス 2 6が所定距離移動する毎に終了した前回の移動区間の移動方 向の移動べク トル値を演算し、 その移動べク トル値を今回のな らいの送り速度方向とするようにしたので、 従来のように補正 速度成分を連続的に求めてその補正速度成分の直角方向を送り 速度方向とする方式と比べて、 補正速度成分の発生によるなら い送り方向の微小変動を減少させることができる。 特に、 モデ ル面形状の変動が小さいときにはほぼ一定のならい送り方向を 得るこ とができ、 正確なデジタイジングデータが得られる。
また、 本実施例では、 ならい動作開始時から ト レーサヘッ ド 2 6が所定距離移動完了するまでの割り出し処理初期状態では- 従来のならい制御を行うようにしたので、 サンプリ ングデータ がなくても正確なならい制御が可能である。 これは、 ならい動 作開始時は、 スタイラス 2 7 とモデル 2 8 との摩擦が小さいた め、 補正速度成分の発生量が小さ く、 ト レーサヘッ ド 2 6はほ ぼモデル面に平行に移動するものと考えられるためである。 なお、 本実施例では、 位置や変位量を検出する所定周期とし て ト レ一サへッ ド 2 6の移動距離が所定距離移動するときと設 定したが、 これは所定時間とするようにしてもよい。 また、 所 定距離の移動の判断においては、 ト レーサヘッ ド 2 6の 3次元 の合成移動距離であってもよいし、 特定の軸方向への移動距離 であってもよい。
また、 本実施例では、 割出回路 4 7において、 位置の今回と 前回の検出値の差分と、 変位量の今回と前回の検出値の差分と を別個に算出し、 各算出値を加算するこ とにより増分量を算出 するようにしたが、 位置と変位量の今回の各検出値を加算した 値と、 位置と変位量の前回の各検出値を加算した値とを別個に 算出し、 今回の加算値から前回の加算値を減算するようにして もよい。
以上説明したように本発明では、 所定周期毎にならい平面の 各軸について位置および変位量を検出し、 位置の前回読み出し た値からの増分量を変位量の前回検出された値からの増分量で 補正して位置増分量として算出し、 算出された位置増分量に基 づいて前回の移動区間の移動べク トル値を算出し、 算出された 移動べク トル値を今回の移動区間におけるならい方向として ト レーザへッ ドの軸移動を制御するようにしたので、 補正速度成 分の発生によるならい送り方向の微小変動を減少させることが できる。 特に、 モデル面形状の変動が小さいときにはほぼ一定 のならい送り方向を得ることができ、 安定したならい動作と正 確なデジタイジングデ一夕が得られる。

Claims

請 求 の 範 囲
1 . モデル面形状をならい測定するためのならい制御方式に おいて、
ト レーサへッ ドの位置を検出する位置検出手段と、
前記ト レーサへッ ドに設けられたスタイラスの変位量を検出 する変位量検出手段と、
前記検出された位置および変位量を所定周期で格納するなら いデータ格納手段と、
前記所定周期毎にならい平面の各軸について前記位置および 変位量を検出し、 前記位置の前回検出された値からの増分量を 前記変位量の前回検出された値からの増分量で補正して位置増 分量として算出する位置増分量算出手段と、
前記算出された位置増分量に基づいて前回の移動区間の移動 べク トル値を算出する移動べク トル値算出手段と、
前記算出された移動べク トル値を今回の移動区間におけるな らい方向とし、 前記ト レーサヘッ ドの軸移動を制御する軸移動 制御手段と、
を有することを特徴とするならい制御方式。
2 . 前記所定周期は前記ト レーサへッ ドの移動距離に対応し て設定されていることを特徴とする請求項 1 記載のならい制御 方式。
3 . 前記所定周期は前記ト レーサへッ ドの移動時間に対応し て設定されていることを特徴とする請求項 1 記載のならい制御 方式。
4 . 軸移動制御手段は、 前記ならい動作の初期状態では、 前 記スタイ ラスのならい平面への投影変位方向と直角の方向を前 記ならい方向とするように構成されているこ とを特徴とする請 求項 1 記載のならい制御方式。
5 . 前記位置増分量算出手段は、 前記位置の今回と前回の検 出値の差分と、 前記変位量の今回と前回の検出値の差分とを別 個に算出し、 各算出値を加算するように構成されているこ と特 徵とする請求項 1記載のならい制御方式。
6 . 前記位置増分量算出手段は、 前記位置と前記変位量の今 回の各検出値を加算した値と、 前記位置と前記変位量の前回の 各検出値を加算した値とを別個に算出し、 前記今回の加算値か ら前記前回の加算値を減算するように構成されているこ と特徴 とする請求項 1記載のならい制御方式。
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JPS57178647A (en) * 1981-04-25 1982-11-02 Fanuc Ltd Control method of copying to optional direction
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