明 細 書 暗 号 機 能 付 複 写 機 技 術 分 野
こ の 発 明 は、 紙 等 の 媒 体 に 印 刷 ま た は 記 載 さ れ た 情 報 を 光 学 的 に 読 み 取 り、 こ の 読 み 取 っ た 情 報 を 暗 号 化 ま た は 復 号 し て、 再 び 紙 等 の 媒 体 に 印 刷 も し く は 記 載 す る、 ま た は 情 報 を 電 気 的、 磁 気 的 も し く は 光 学 的 に 記 憶 す る 媒 体 に 記 憶 す る 暗 号 機 能 付 複 写 機 に 関 す る。 ま た、 こ の 発 明 は、 情 報 を 電 気 的、 磁 気 的 も し く は 光 学 的 に 記 録 す る 媒 体 か ら 情 報 を 読み 取 り、 こ の 読 み 取 っ た 情 報 を 暗 号 化 ま た は 復 号 し て、 こ れ を 紙 等 の 媒 体 に 印 刷 ま た は 記 載 す る 暗 号 機 能 付 複 写 機 に 関 す る。 背 景 技 術
紙 等 の 媒 体 に 印 刷 さ れ た 情 報 を 秘 密 に す る 場 合 に、 そ の 紙 等 を 特 定 の 保 管 場 所 ま た は 鍵 の 付 い た 書 庫 等 に 収 納 す る こ と が 一 般 に 行 わ れ る。 し カゝ し、 日 常 頻 繁 に 発 生 す る 機 密 書 類 を い ち い ち 特 定 の 保 管 場 所 や 鍵 の 付 い た 書 庫 等 に 収 納 す る の は 不 便 で あ る。
ま た、 情 報 を 暗 号 化 し、 暗 号 化 さ れ た 情 報 を 紙 等 に 印 刷 す る も の と し て 特 開 平 1 - 1 4 7 7 5 0号 力 あ る。 こ れ に よ れ ば、 印 刷 さ れ た 紙 等 を 特 定 の 保 管 場 所 等 に 収 納 す る こ と な く 保 管 す る こ と 力 で き る。 し カゝ し、 こ の 文 献 に 記 載 さ れ て い る 暗 号 化 は、 文 書 デ ー タ ( 平 文 デ ー タ ) を あ ら か じ め 定 め ら れ た 暗 号 表 に し た 力 4 ' つ て 暗 号 文 デ ー タ に 変 換
し て い る だ け で あ る の で、 暗 号 化 の 規 則 が 第 三 者 に 容 易 に 解 明 さ れ、 暗 号 文 デ 一 夕 の 解 読 が 容 易 に な さ れ る お そ れ が あ る。 し た 力 つ て、 こ の 文 献 の 方 法 に よ っ て も 情 報 の 秘 密 化 を 図 る こ と は 難 し い。 発 明 の 開 示
こ の 発 明 の 目 的 は、 紙 等 の 媒 体 に 記 載 さ れ た 情 報 の 複 写 を 行 う ご と に 暗 号 鍵 を 生 成 す る こ と を 可 能 と し、 こ の 暗 号 鍵 に よ つ て 暗 号 化 し て 他 の 媒 体 に 書 き 込 む こ と に よ り、 暗 号 化 さ れ た 情 報 の 解 読 を 困 難 と し、 紙 等 を 特 定 の 保 管 場 所 ま た は 書 庫 等 に 保 管 せ ず に そ の 情 報 を 秘 密 に す る こ と が で き る 複 写 機 を 提 供 す る こ と に あ る。
ま た、 こ の 発 明 は、 情 報 を 暗 号 化 す る と き に 用 い ら れ る 暗 号 鍵 を 第 三 者 が 容 易 に 知 得 で き な い よ う に す る こ と を 目 的 と す る。
さ ら に、 こ の 発 明 は、 暗 号 鍵 を 自 動 的 に 生 成 す る こ と を 目 的 と す る。
さ ら に、 こ の 発 明 は、 暗 号 化 情 報 を 復 号 す る と き に、 情 報 の 読 取 り エ ラ ー や 書 込 み エ ラ ー に よ つ て 情 報 の 欠 落 等 が 生 じ て、 そ の 誤 り 力 ' 生 じ た 箇 所 に 続 く す べ て ま た は 広 い 範 囲 で 正 し く 復 号 で き な い 状 態 を 防 止 し、 復 号 で き な い 範 囲 を 最 小 限 に 抑 え る こ と を 目 的 と す る。
こ の 発 明 に よ る 暗 号 機 能 付 複 写 機 は、 情 報 が 印 刷 も し く は 記 載 さ れ て い る 第 1 の 媒 体 か ら 情 報 を 光 学 的 に 読 み 取 り、 読 み 取 っ た 情 報 を 第 2 の 媒 体 の 表 面 に 印 刷 も し く は 記 載 す る、 も し く は 情 報 を 電 気 的、 磁 気 的 も し く は 光 学 的 に 記 憶 す る 第 3 の 媒 体 に 記 憶 す る 複 写 機、 ま た は 情
報 を 電 気 的 , 磁 気 的 も し く は 光 学 的 に 記 憶 し て い る 第 4 の 媒 体 か ら 情 報 を 読 み 取 り、 読 み 取 っ た 情 報 を 第 5 の 媒 体 の 表 面 に 印 刷 も し く は 記 載 す る 複 写 機 で あ り. 上 記 第 1 ま た は 第 4 の 媒 体 か ら 情 報 を 読 み 取 る た め の 情 報 読 取 り 手 段、 上 記 情 報 読 取 り 手 段 に ょ て in: み 取 ら れ た 情 報 を 暗 号 化 す る た め の 暗 号 鍵 を、 暗 号 化 を 行 う ご と に 生 成 す る こ と が で き る 暗 号 鍵 生 成 手 段、 上 記 情 報 読 取 り 手 段 に よ つ ¾ み 取 ら れ た 情 報 を、 上 記 暗 号 鍵 生 成 手 段 に よ つ て 生 成 さ れ た 暗 号 鍵 を 用 い て 暗 号 化 す る た め の 暗 号 化 、 よ び 上 記 暗 号 化 手 段 に よ っ て 暗 号 化 さ れ た 情 報 を 上 記 第 2 も し く は 第 5 の 媒 体 に 印 刷 も し く は 記 載 し、 ま た は 上 記 第 3 の 媒 体 に 記 憶 す る 情 報 書 込 み 手 段 を 備 え て い る。
第 1、 第 2 お よ び 第 5 の 媒 体 は、 紙、 ト レ ー シ ン グ ' ぺ ー パ、 0 H P シ 一,.ト 等 の よ う に ペ ン や 印 刷 装 置 に よ つ て 情 報 が 記 載 ま た は 印 刷 さ れ る も の で あ り、 平 面 的 な も の の ほ カゝ に 曲 面 を 有 す る も の を 含 む。 第 3 お よ び 第 4 の 媒 体 に は、 半 導 体 記 憶 装 置、 磁 気 記 憶 装 置 ま た は 光 記 憶 装 置 等 が 含 ま れ る。
情 報 に は、 文 字、 図 形、 記 号 等 が 含 ま れ る。
情 報 の 読 取 り と は、 紙 等 の 媒 体 に 記 載 ま た は 印 刷 さ れ た 情 報 を 光 学 的 に 読 み 取 る こ と の ほ 力、、 半 導 体 記 憶 装 置. 磁 気 記 憶 装 置 ま た は 光 記 憶 装 置 等 に 記 憶 さ れ た 情 報 を 参 照 す る こ と も 含 む。 情 報 の 書 込 み と は、 紙 等 に 記 載 ま た は 印 刷 す る こ と の ほ 力、、 半 導 体 記 憶 装 置、 磁 気 記 憶 装 置 ま た 【ま 光 記 憶 装 置 等 に 記 憶 す る こ と も 含 む。
第 1 ま た は 第 4. の 媒 体 に 書 き 込 ま れ て い る 情 報 は、 情
報 読 取 り 手 段 に よ っ て 読 み 取 ら れ、 暗 号 ィヒ 手 段 に よ っ て 暗 号 化 さ れ る。 暗 号 化 手 段 は、 暗 号 鍵 生 成 手 段 に よ っ て 生 成 さ れ た 暗 号 鍵 を 用 い て 暗 号 化 を 行 う。 暗 号 鍵 生 成 手 段 は、 暗 号 ィヒ を 行 う ご と に 暗 号 鍵 を 生 成 す る こ と も で き る し、 し な い こ と も で き る。 暗 号 化 を 行 う と き に 暗 号 鍵 を 生 成 し な い 場 合 に は、 過 去 に 生 成 さ れ た 暗 号 鍵 が 用 い ら れ る。 そ し て、 暗 号 化 さ れ た 情 報 が 第 2、 第 3 ま た は 第 5 の 媒 体 に 書 き 込 ま れ る。
こ の 発 明 に よ れ ば、 暗 号 化 さ れ た 情 報 が 紙 等 の 媒 体 に 書 き 込 ま れ る の で、 第 三 者 が こ の 紙 等 を 見 て も 情 報 の 意 味 内 容 を 理 解 す る こ と は で き な い。 し た 力 s っ て、 紙 等 の 媒 体 を 特 定 の 保 管 場 所 等 に 保 管 す る こ と な く、 情 報 の 漏 洩 を 防 止 す る こ と が で き る。 ま た、 暗 号 鍵 ( 復 号 鍵 ) を 知 ら な け れ ば 復 号 を 行 う こ と が で き ず、 し カゝ も こ の 暗 号 鍵 ( 復 号 鍵 ) を 複 写 の 度 に 生 成 す る こ と も で き る の で、 第 三 者 が 暗 号 鍵 を 容 易 に 知 る こ と は で き ず、 暗 号 文 の 解 読 を 困 難 と す る こ と が で き る。 さ ら に、 暗 号 鍵 が 自 動 的 に 生 成 さ れ る の で、 利 用 者 は 暗 号 鍵 を 決 定 す る と い う 煩 わ し さ カゝ ら 解 放 さ れ る。
好 ま し く は、 上 記 暗 号 鍵 は、 擬 似 乱 数 を 暗 号 化 す る こ と に よ っ て 生 成 さ れ る。 こ れ に よ つ て、 複 写 を 行 う ご と に 生 成 さ れ る 暗 号 鍵 が ラ ン ダ ム な も の と な り、 第 三 者 が 暗 号 鍵 を 知 得 な い し は 推 測 す る こ と を 困 難 に す る こ と が で き る。
ま た、 他 の 好 ま し い 態 様 に お い て は、 上 記 暗 号 鍵 は、 暗 号 機 能 付 複 写 機 に 入 力 さ れ、 複 写 の 開 始 お よ び 停 止、 複 写 部 数 な ら び に 暗 号 化 お よ び 復 号 の 指 定 を 含 む 複 数 の
指 示 入 力 の う ち の、 2 つ の 指 示 入 力 の 間 の 時 間 間 隔 を 数 値 化 し た デ一 夕 を 暗 号 化 す る こ と に よ っ て 生 成 さ れ る。 2 つ の 指 示 入 力 の 間 の 時 間 間 隔 は 利 用 者 の 入 力 に 依 存 し、 一 定 し な い。 し た 力 つ て こ れ に よ り 生 成 さ れ る 暗 号 鍵 力 ラ ン ダ ム な も の と な り 第 三 者 が 暗 号 鍵 を 知 得 な い し は 推 測 す る こ と を 困 難 に す る こ と が で き る。
こ の 発 明 の 好 ま し い 実 施 態 様 に お い て は、 こ の 暗 号 機 能 付 複 写 機 は 第 1 の メ モ リ お よ び 復 号 手 段 を 備 え て い る 第 1 の メ モ リ に 暗 号 鍵 生 成 手 段 に よ っ て 生 成 さ れ た 暗 号 鍵 が 記 憶 さ れ. 復 号 手 段 は、 第 1 の メ モ リ に 記 憶 さ れ て い る 暗 号 鍵 を 復 号 鍵 と し て、 上 記 情 報 読 取 り 手 段 に よ つ て 読 み 取 ら れ た 情 報 の 復 号 を 行 う。
第 1 の メ モ リ に は、 半 導 体 記 憶 装 置、 磁 気 記 憶 装 置、 5己 fe 装 置 等 が 含 ま れ、 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 内 部 に 設 置 さ れ る も の の ほ か 外 部 に 接 続 さ れ る も の も 含 ま れ る。
こ れ に よ り, 第 2、 第 3 ま た は 第 5 の 媒 体 に 記 録 さ れ た 暗 号 化 情 報 を 復 号 す る こ と 力 で き る。
こ の 発 明 の 一 実 施 態 様 に お い て は、 こ の 暗 号 機 能 付 複 写 機 は. , 上 記 暗 号 鍵 生 成 手 段 に よ つ て 生 成 さ れ た 暗 号 鍵 を 上 記 第 1 の メ モ リ に 記 憶 す る た め の 記 憶 場 所 を、 ラ ン ダ ム に か つ 既 に 使 用 さ れ て い る 記 憶 場 所 で な い 記 憶 場 所 を 決 定 す る た め の 決 定 手 段、 上 記 決 定 手 段 に よ っ て 決 定 さ れ た 記 憶 場 所 を 表 示 す る た め の 第 1 の 表 示 手 段、 お よ び 上 記 第 1 の 表 示 手 段 に よ つ て 表 示 さ れ た 記 憶 場 所 を 入 力 す る た め の 入 力 手 段 を 備 え、 上 記 復 号 手 段 は、 上 記 入 力 手 段 に よ つ て 入 力 さ れ た、 上 記 第 1 の メ モ リ の 記 憶 場 所 か ら 暗 号 鍵 を 読 み 出 し、 こ の 暗 号 鍵 を 復 号 鍵 と し て、
上 記 情 報 読 取 り 手 段 に よ つ て 読 み 取 ら れ た 情 報 の 復 号 を 行 う。
暗 号 鍵 が 記 憶 さ れ る 第 1 の メ モ リ の 記 憶 場 所 力、、 ラ ン ダ ム に 決 定 さ れ、 第 1 の 表 示 手 段 に 表 示 さ れ る, 禾 IJ 用 者 は、 暗 号 化 情 報 を 復 号 す る と き に. 入 力 手 段 に よ つ C の 記 憶 場 所 を 入 力 す る 3 復 号 手 段 は、 入 力 さ れ た 記 憶 場 所 に 基 づ き 復 号 鍵 を 取 り だ し、 復 号 を 行 Ό
利 用 者 は、 こ の 記 憶 場 所 を、 暗 号 化 情 報 ま た は 暗 号 化 情 報 が 書 き 込 ま れ て い る 第 2、 第 3 も し く は 第 5 の 媒 体 に 対 応 づ け て 自 己 の メ モ 帳 に メ モ す る 等 す る こ と に よ り , 暗 号 鍵 を 管 理 で き る。 こ れ に よ り , 複 写 を す る た び に 暗 号 鍵 が 異 な つ て も、 利 用 者 は 暗 号 鍵 を 間 違 え る こ と な く 管 理 で き、 必 要 な と き に 暗 号 化 情 報 を 復 号 で き る。
ま た こ の 発 明 の 他 の 実 施 態 様 に お い て は、 こ の 暗 号 機 能 付 複 写 機 は、 上 記 暗 号 鍵 生 成 手 段 に よ っ て 生 成 さ れ た 暗 号 鍵 を 上 記 第 1 の メ モ リ に 記 憶、 す る た め の 記 憶 場 所 を、 ラ ン ダ ム に か つ 既 に 使 用 さ れ て い る 記 憶 場 所 で な い 記 憶 場 所 を 決 定 す る た め の 決 定 手 段、 お よ び 上 記 決 定 手 段 に よ つ て 決 定 さ れ た 記 憶 場 所 を 記 憶 す る た め の 第 2 の メ モ リ を 備 え、 上 記 復 号 手 段 は、 上 t: 第 2 の メ モ リ に 記 憶 さ れ た、 上 記 第' 1 の メ モ リ の 記 憶 場 所 か ら 暗 号 鍵 を 読 み 出 し こ の 暗 号 鍵 を 復 号 鍵 と し て、 上 記 情 報 読 取 り 手 段 に よ み 取 ら れ た 情 報 の 復 号 を 行 Ό
第 2 の メ モ リ に は、 磁 気 カ ー ド、 メ モ リ · 力 — ド、 フ 口 ッ ピ ィ · デ イ ス ク 等 の 携 帯 可 能 な 言己 憶 装 置 が 含 ま れ る ラ ン ダ ム に 決 定 さ れ た、 暗 号 鍵 を 記 憶 す る た め の 第 1 の メ モ リ の 記 憶 場 所 が , 第 2 の メ.モ リ に 記 憶 さ れ る。 復
号 手 段 は、 第 2 の メ モ リ に 記 憶 さ れ た、 暗 号 鍵 ( 復 号 鍵 ) の 記 憶 場 所 を 読 み 出 し 復 号 を 行 う。 こ の 第 2 の メ モ リ を 利 用 者 が 所 持 す る こ と に よ り、 暗 号 鍵 の 記 憶 場 所 を 第 三 者 に 知 得 さ れ る こ と を 防 止 で き る。 ま た、 利 用 者 は、 暗 号 化 情 報 ま た は こ の 情 報 が 書 き 込 ま れ て い る 第 2、 第 3 も し く は 第 5 の 媒 体 に 対 応 づ け て 第 2 の メ モ リ を 管 理 す る こ と に よ り、 暗 号 鍵 ( 復 号 鍵 ) を 容 易 に 管 理 す る こ と が で き る。
こ の 発 明 の 他 の 態 様 に お い て は、 こ の 暗 号 機 能 付 複 写 機 は、 上 記 第 2、 第 3 ま た は 第 5 の 媒 体 の 識 別 子 を 決 定 す る 識 別 子 決 定 手 段、 お よ び 上 記 識 別 子 決 定 手 段 に よ つ て 決 定 さ れ た 識 別 子 と 上 記 暗 号 鍵 生 成 手 段 に よ つ て 生 成 さ れ た 暗 号 鍵 と を 対 応 さ せ て 記 憶 す る た め の 第 3 の メ モ リ を 備 え て い る。
第 3 の メ モ リ、 に は、 磁 気 カ ー ド、 メ モ リ · カ ー ド、 フ 口 ッ ピ ィ · デ ィ ス ク 等 の 携 帯 可 能 な 記 憶 装 置 が 含 ま れ る。
ま た、 こ の 実 施 態 様 に お い て、 こ の 暗 号 機 能 付 複 写 機 は、 さ ら に 上 記 第 3 の メ モ リ に 記 憶 さ れ て い る 上 記 識 別 子 を 表 示 す る た め の 第 2 の 表 示 手 段、 上 記 第 2 の 表 示 手 段 に よ っ て 表 示 さ れ た 上 記 識 別 子 を 指 定 す る た め の 指 定 入 力 手 段、 お よ び 上 記 指 定 入 力 手 段 に よ っ て 入 力 さ れ た 識 別 子 に 対 応 す る 暗 号 鍵 を 上 記 第 3 の メ モ リ 力、 ら 読 み 出 し、 こ の 暗 号 鍵 を 復 号 鍵 と し て、 上 記 情 報 読 取 り 手 段 に よ つ て 読 み 取 ら れ た 情 報 の 復 号 を 行 う 復 号 手 段 を 備 え て い る。
暗 号 化 さ れ た 情 報 が 書 き 込 ま れ る 媒 体 に、 識 別 子 が 与 え ら れ る。 そ し て、 ' こ の 識 別 子 と 暗 号 鍵 と 力 対 応 付 け ら
れ て 第 3 の メ モ リ に 記 憶 さ れ る。 第 3 の メ モ リ に は、 複 数 の 識 別 子 と 暗 号 鍵 と を 記 憶 さ せ る こ と が で き る。 復 号 時 に は、 こ の 識 別 子 が 第 2 の 表 示 手 段 に 表 示 さ れ、 利 用 者 は、 こ の 識 別 子 の 中 か ら、 復 号 を 行 う 媒 体 に 対 応 す る 識 別 子 を 指 定 し 入 力 す る。 復 号 手 段 は、 入 力 さ れ た 識 別 子 に 対 応 す る 暗 号 鍵 ( 復 号 鍵 ) を 第 3 の メ モ リ か ら 読 み だ し、 復 号 を 行 う。
暗 号 鍵 が、 そ の 暗 号 鍵 が 用 い ら れ た 媒 体 の 識 別 子 と 対 応 づ け ら れ て 記 憶 さ れ る の で、 復 号 時 に 復 号 鍵 ( 暗 号 鍵 ) 力 不 明 に な る こ と を 防 止 で き る。 ま た、 第 3 の メ モ リ を 禾 U 用 者 が 管 理 す る こ と に よ り、 暗 号 鍵 を 容 易 に 管 理 で き、 ま た 第 三 者 に 暗 号 鍵 が 知 得 さ れ る こ と を 防 止 で き る。
こ の 発 明 の 好 ま し い 実 施 態 様 で は、 上 記 暗 号 化 手 段 に よ っ て 暗 号 ィヒ さ れ た 情 報 に、 あ ら か じ め 定 め ら れ た 一 定 間 隔 ご と に 同 期 用 符 号 を 付 加 す る 同 期 用 符 号 付 加 手 段 力 備 え ら れ る。 復 号 時 に は、 上 記 復 号 手 段 は、 上 記 同 期 用 符 号 を 検 出 す る こ と に よ つ て 復 号 処 理 の 開 始 と 完 了 と を 繰 り 返 す こ と に よ り 復 号 を 行 う。
こ れ に よ つ て、 情 報 を 書 き 込 む と き ま た は 読 み 取 る と き に 生 じ た 情 報 の 誤 り ( 情 報 の 欠 落 ま た は 余 分 な 情 報 の 読 込 み ) に よ っ て 暗 号 化 情 報 が 正 し く 復 号 で き な く て も、 次 の 同 期 用 符 号 の 検 出 に よ っ て 復 号 が 一 旦 完 了 さ れ、 改 め て 復 号 が 開 始 さ れ る の で、 次 の 同 期 用 符 号 以 降 の 情 報 の 復 号 は 正 し く 行 う こ と が で ぎ る。 す な わ ち、 情 報 の 誤 り に よ り 復 号 が 正 し く 行 え な い 範 囲 を、 情 報 の 誤 り が 生 じ た 箇 所 と そ の 箇 所 に 続 く 同 期 用 符 号 と の 間 に 限 定 す る こ と が で き、 そ れ 以 外 の 部 分 に こ の 悪 影 響 が 及 ぶ こ と を
防 止 で き る。
こ の 発 明 の 他 の 好 ま し い 実 施 態 様 に お い て は、 上 記 第 2 ま た は 第 5 の 媒 体 は、 上 記 情 報 書 込 み 手 段 が 同 期 を と る た め の、 少 な く と も 2 つ の 平 行 す る 同 期 領 域 を、 あ ら 力、 じ め 定 め ら れ た 一 定 の 間 隔 を お い て 備 え た も の で あ り . 上 記 情 報 書 込 み 手 段 は、 上 記 第 2 ま た は 第 5 の 媒 体 の 表 面 に、 上 記 一 つ の 同 期 領 域 か ら そ れ に 隣 合 う 他 の 一 つ の 同 期 領 域 に 向 か っ て、 同 期 領 域 以 外 の 領 域 に 情 報 の 印 刷 ま た は 記 載 を 繰 り 返 し 行 っ て い く も の で あ る。
ま た、 上 記 第 1 の 媒 体 は、 上 記 情 報 読 取 り 手 段 が 同 期 を と る た め の、 少 な く と も 2 つ の 平 行 す る 同 期 領 域 を あ ら カゝ じ め 定 め ら れ た 一 定 の 間 隔 を お い て 備 え た も の で あ り、 上 記 情 報 読 取 り 手 段 は、 上 記 第 1 の 媒 体 の 表 面 を、 上 記 一 つ の 同 期 領 域 か ら そ れ に 隣 合 う 他 の 一 つ の 同 期 領 域 に 向 カゝ つ て 光 学 的 に 情 報 の 読 取 り を 繰 り 返 し 行 っ て い く も の で あ り、 上 記 復 号 手 段 は、 上 記 情 報 読 取 り 手 段 が 同 期 領 域 か ら 同 期 領 域 以 外 の 領 域 に 移 る こ と に 同 期 し て, 同 期 領 域 以 外 の 領 域 か ら 読 み 取 ら れ た 情 報 の 復 号 を 開 始 し、 上 記 情 報 読 取 り 手 段 が 同 期 領 域 以 外 の 領 域 か ら 同 期 領 域 に 移 る こ と に 同 期 し て、 情 報 の 復 号 を 完 了 し、 こ の 復 号 の 開 始 と 完 了 と を 繰 り 返 す も の で あ る。
第 1、 第 2 ま た は 第 5 の 媒 体 上 に、 少 な く と も 2 つ の 平 行 す る 同 期 領 域 が 設 け ら れ る。 同 期 領 域 と し て、 光 の 透 過 で き る 領 域、 光 を 反 射 す る 領 域、 磁 気 を 帯 び た 領 域、 媒 体 上 に 凹 凸 等 の 構 造 的 変 化 を 持 た せ た 領 域 等 を 用 い る こ と が で き る。 こ の 一 つ の 同 期 領 域 カゝ ら こ れ に 隣 合 う 他 の 一 つ の 同 期 領 域 に 向 力、 つ て、 情 報 の 印 刷 も し く は 記 載
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01
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- 1い ー ト で あ る。
第 4 a 図、 第 4 b 図 お よ び 第 4 c 図 は、 第 1 実 施 例 に お け る 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 処 理 の 流 れ を 示 す フ ロ ー チ ャ 一 ト で あ る。
第 5 図 は、 外 部 記 憶 装 置 を 備 え た 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 構 成 を 示 す プ ロ ッ ク 図 で あ る。
第 6 図 は、 デ ー タ 圧 縮 お よ び 伸 張 機 能 を 備 え た 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 構 成 を 示 す プ ロ ッ ク 図 で あ る。
第 7 図 は、 第 2 実 施 例 に お け る 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 構 成 を 示 す プ ロ ッ ク 図 で あ る。
第 8 a 図 は、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ カゝ ら の デ 一 夕 を 暗 号 ィヒ し た 暗 号 文 デ 一 夕 を 1 ラ イ ン ご と に 示 す。
第 8 b 図 は、 1 ラ イ ン ご と の 暗 号 文 デ ー タ の そ れ ぞ れ の 先 頭 に 同 期 用 デ ー タ j t、 末 尾 に 同 期 用 デ ー タ j 2が 付 加 さ れ た デ 一 夕 を 示 す。
第 9 a 図 お よ び 第 9 b 図 は、 同 期 用 デ ー タ の 付 力 D お よ び 削 除 の 処 理 の 流 れ を 示 す フ ロ ー チ ヤ 一 ト で あ る。
第 1 0図 は、 第 3 実 施 例 に お け る 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 構 成 を 示 す ブ ロ ッ ク 図 で あ る。
第 1 1 a 図 は、 第 3 実 施 例 に お い て、 暗 号 文 デ 一 夕 が 印 刷 さ れ る 特 殊 用 紙 の 構 成 を 示 す。
第 1 1 b 図 は、 特 殊 用 紙 の 拡 大 正 面 図 で あ る。
第 1 1 c 図 は、 第 1 1 a 図 の X I'— X I線 に お け る 拡 大 断 面 図 で あ る。
第 1 2図 は、 同 期 デ ー タ 検 出 回 路 の 構 成 を 示 す プ ロ ッ ク 図 で あ る。
第 1 3図 は、 同 期 デ ー タ 除 去 回 路 の 構 成 を 示 す 論 理 回 路
図 で あ る。
第 14 a 図 お よ び 第 14 b 図 は、 同 期 デ 一 夕 除 去 回 路 の 入 力 デ ー タ と 出 力 デ ー タ と の 関 係 を 示 す タ イ ム · チ ヤ 一 ト で あ る。
第 15 a 図 お よ び 第 15 c 図 は、 特 殊 用 紙 の 拡 大 正 面 図 で あ る。
第 15 b 図 お よ び 第 15 d 図 は、 特 殊 用 紙 の 拡 大 断 面 図 で あ る。
第 16図 は、 第 4 実 施 例 に お け る 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 構 成 を 示 す ブ ロ ッ ク 図 で あ る。 発 明 を 実 施 す る た め の 最 良 の 態 様
I · 第 1 実 施 例
(1 ) 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 構 成
第 1 図 は、 第 1 実 施 例 に お け る 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 構 成 を 示 す ブ ロ ッ ク 図 で あ る。
こ の 暗 号 機 能 付 複 写 機 は、 イ メ ー ジ , ス キ ャ ナ 1、 暗 号 復 号 処理 回 路 2、 印 刷 装 置 3 ( レ ー ザ · プ リ ン 夕 等 ) , 鍵 生 成 回 路 4、 メ モ リ 5 ( R A M 等 ) 、 セ レ ク タ 6、 制 御 回 路 7、 キ ー ボ ー ド 8、 お よ び 表 示 装 置 9 ( C R T 表 示 装 置、 液 晶 表 示 装 置 等 ) か ら 構 成 さ れ て い る。
イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 は、 セ ッ ト さ れ た 紙 等 ( 一 般 的 な 紙 の ほ カゝ に 写 真、 0 H P 用 紙、 ト レ ー シ ン グ ' ベ ー パ 等 を 含 む ) の 媒 体 ( 原 稿 ) に 記 録 さ れ て い る 文 字 や 図 形 等 の 情 報 を 光 学 的 に 読 み 取 り、 そ の 情 報 を ビ ッ ト · デ 一 夕 ( イ メ ー ジ , デ 一 夕 ) に 変 換 す る。 情 報 の 読 取 り 開 始 お よ び 終 了 等 の 指 示 は、 制 御 回 路 7 か ら の 制 御 信 号 c 1に
よ っ て 与 え ら れ る。 紙 等 の 媒 体 に 記 載 さ れ て い る 情 報 に は、 平 文 お よ び 暗 号 文 力 あ る。
読 み 取 つ た 情 報 を 輝 度 情 報 を 含 め ず に 変 換 す る 場 合 に は、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 の 解 像 度 に よ る 1 ド ッ ト カ 1 ビ ッ 卜 の デ ー タ に 変 換 さ れ る。 こ の 1 ド ッ ト に 文 字 ま た は 図 形 等 の 情 報 が あ れ ば ( 明 る さ が あ ら カゝ じ め 定 め ら れ た し き い 値 よ り 小 さ い、 す な わ ち 暗 い 場 合 ) 、 こ の 1 ド ッ ト に 対 応 す る ビ ッ ト · デ ー タ の 値 は 1 に、 文 字 ま た は 図 形 等 の 情 報 が な け れ ば ( 明 る さ が あ ら カゝ じ め 定 め ら れ た し き い 値 以 上、 す な わ ち 明 る い 場 合 ) 、 こ の ビ ッ ト · デ ー タ の 値 は 0 に、 そ れ ぞ れ 変 換 さ れ る。 輝 度 情 報 を 含 め て 変 換 す る 場 合 に は、 こ の 1 ド ッ ト カ s 4 ビ ッ ト ま た は 8 ビ ッ ト 等 の 複 数 の ビ ッ ト か ら な る デ ー タ に 変 換 さ れ る c 変 換 さ れ た ビ ッ ト · デ ー タ d lは、 暗 号 ノ 復 号 処 理 回 路 2 に 入 力 さ れ る。
暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 は、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 カゝ ら 入 力 さ れ た ビ ッ ト · デ ー タ d 1に、 暗 号 ィヒ も し く は 復 号 の 処 理 を 施 し、 ま た は こ れ ら の 処 理 を 施 さ ず に デ ー タ d 2を 印 刷 装 置 3 へ 出 力 す る。
利 用 者 が キ ー ボ ー ド 8 を 用 い て 暗 号 化 を 指 定 し て い る 場 合 に は、 制 御 回 路 7 か ら 暗 号 化 の 処 理 命 令 が 制 御 信 号 c 5に よ っ て 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え ら れ る。 暗 号 / 復 号 処 理 回 路 2 は イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 カゝ ら 入 力 さ れ た デ ー タ (Π ( 平 文 デ ー タ ) に 暗 号 化 処 理 を 施 し、 暗 号 文 デ 一 夕 d 2に 変 換 す る。 利 用 者 が 復 号 を 指 定 し て い る 場 合 に は、 制 御 回 路 7 か ら 復 号 の 処 理 命 令 が 制 御 信 号 c 5に よ つ て 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え ら れ る。 暗 号 Z 復 号 処 理
回 路 2 は イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力、 ら の 入 力 デ ー タ d l ( 暗 号 文 デ ー タ ) に 復 号 処 理 を 施 し、 平 文 デ ー タ d2に 変 換 す る。 利 用 者 が 暗 号 化 お よ び 復 号 の い ず れ も 指 定 し て い な い 場 合 に は、 制 御 回 路 7 か ら 無 処 理 命 令 が 制 御 信 号 c 5に よ っ て 暗 号 ノ 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え ら れ、 入 力 デ ー タ d l ( 平 文 デ ー タ ま た は 暗 号 文 デ ー タ ) は そ の ま ま 印 刷 装 置 3 に 出 力 さ れ る。 こ れ は 通 常 の 複 写 機 の 機 能 で あ る。
第 2 a 図 は、 暗 号 / 復 号 処 理 回 路 2 の 暗 号 化 処 理 の 一 例 を 示 す 信 号 流 れ 図 で あ る。
暗 号 化 の 対 象 で あ る 平 文 デ ー タ と し て 8 ビ ッ ト の デ 一 夕 M ( = 01001101 ) が、 暗 号 鍵 と し て 12ビ ッ ト の デ 一 夕 K ( = 001010000110 ) が そ れ ぞ れ 入 力 さ れ て い る。 平 文 デ ー タ は、 上 述 し た よ う に イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力ゝ ら 与 え ら れ る。 暗 号 鍵 は、 後 述 す る 鍵 生 成 回 路 4 か ら 与 え ら れ る。
S ボ ッ ク ス 21か ら 24は、 入 力 デ 一 夕 の 値 が 1 ( 10進 数 ) の 場 合 に 出 力 デ ー 夕 と し て 14 ( 10進 数 ) を 出 力 す る と い つ た よ う に 入 力 デ ー タ と 出 力 デ 一 夕 と の 換 字 ( 変 換 ) を 行 う。 第 2 b 図 は、 S ボ ッ ク ス 21カゝ ら 24の 換 字 の 対 応 表 を 示 し て い る。
8 ビ ッ ト の 平 文 デ ー タ は、 上 位 ( 左 半 分 ) の 4 ビ ッ ト • デ ー タ L 1 ( = 0100) と 下 位 ( 右 半 分 ) の 4 ビ ッ ト ' デ 一 夕 R 1 ( = 1101 ) と に 分 割 さ れ る。 左 半 分 L 1は 排 他 的 論 理 和 素 子 25に 入 力 さ れ、 右 半 分 R 1は 排 他 的 論 理 和 素 子 29 お よ び 26に 入 力 さ れ る。
12ビ ッ ト の 暗 号 鍵 K は 3 ビ ッ ト ず つ の 4 つ の デ ー タ に 分 け ら れ る。 , 最 上 位 ( 最 も 左 側 ) の 3 ビ ッ ト ( = 001 )
お よ び 第 3 位 ( 左 カゝ ら 3 番 目 ) の 3 ビ ッ ト ( = 000 ) に は、 1 ビ ッ ト · デ ー タ の 1 が 最 上 位 ビ ッ ト を し て 力 Π え ら れ る。 第 2 位 ( 左 か ら 2 番 目 ) の 3 ビ ッ ト ( = 010 ) お よ び 最 下 位 ( 最 も 右 側 ) の 3 ビ ッ ト ( = 110 ) に は、 1 ビ ッ ト · デ ー タ の 0 が 最 上 位 ビ ッ ト と し て 力 Q え ら れ る。 そ の 結 果、 暗 号 鍵 は 4 ビ ッ ト · デ ー タ K 1 ( = 1001 ) 、 K 2
( = 0010) 、 K 3 ( = 1000 ) お よ び K 4 ( = 0110 ) と な る。 デ ー タ K 1、 K 2、 K 3お よ び K 4は 排 他 的 論 理 和 素 子 29、 30、 31お よ び 32に そ れ ぞ れ 入 力 さ れ る。
デ ー タ R 1お よ び K 1は、 排 他 的 論 理 和 素 子 29に お い て 排 他 的 論 理 和 が 求 め ら れ、 そ の 結 果 の デ ー タ ( = 0100 ) せ S ボ ッ ク ス 21に 入 力 さ れ、 第 2 b 図 の 表 に し た 力 ί つ て 変 換 ( 換 字 ) さ れ る。 S ボ ッ ク ス 21に よ っ て 変 換 さ れ た デ 一 夕 ( = 1001 ) お よ び デ ー タ L 1は 排 他 的 論 理 和 素 子 25に お い て 排 他 的 論 理 和 が 求 め ら れ、 そ の 結 果 の デ ー タ
( = 1101 ) は 排 他 的 論 理 和 素 子 30お よ び 27に 入 力 さ れ る。 同 様 に し て、 デ 一 夕 R 2お よ び Κ 2は 排 他 的 論 理 和 素 子 30に お い て 排 他 的 論 理 和 が 求 め ら れ、 こ の 結 果 の デ ー タ 力 s S ボ ッ ク ス 22に お い て 変 換 ( 換 字 ) さ れ、 排 他 的 論 理 和 素 子 26に お い て、 デ ー タ L 2 ( = R 1 ) と の 排 他 的 論 理 和 が 求 め ら れ、 デ ー タ R 3 ( = 01 11 ) が 算 出 さ れ る。 同 様 に し て、 S ボ ッ ク ス 23お よ び 24に お い て 変 換 ( 換 字 ) 行 わ れ、 排 他 的 論 理 和 素 子 27、 28、 31お よ び 32に お い て 排 他 的 論 理 和 が 求 め ら れ、 上 位 ( 左 側 ) の 4 ビ ッ ト · デ 一 夕 C L
( = 01 1 1 ) お よ び 下 位 ( 右 側 ) の 4 ビ ッ ト · デ ー タ C R
( = 1001 ) か ら な る 8 ビ ッ ト の 暗 号 文 デ 一 夕 01 1 11001が 作 成 ざ れ-る。 ;· ;, ·, -.
復 号 に お い て は、 こ の 暗 号 化 処 理 と は 逆 の 操 作 が 暗 号 文 デ 一 夕 に 施 さ れ、 も と の 平 文 デ ー タ に 戻 さ れ る。
暗 号 お よ び 復 号 に 用 い ら れ る ァ ル ゴ リ ズ ム に は、 6 ビ ッ ト の 平 文 ま た は 暗 号 文 デ ー タ を 56ビ ッ ト の 暗 号 鍵 ま た は 復 号 鍵 で 暗 号 化 ま た は 復 号 す る、 一 般 的 な D E S ( Da t a Encrypt i on S tandard) を 用 い て も よ く、 ま た F E A L ( Fast Encypt i on ALgor i t h m ) 等 を 用 い て も よ い。 さ ら に、 ア ル ゴ リ ズ ム と し て 対 称 暗 号 系 と 非 対 称 暗 号 系 ( べ き 乗 剰 余 型、 ナ ッ プ ザ ッ ク 型 等 ) の 別、 お よ び ブ 口 ッ ク 暗 号 と ス ト リ ー ム 暗 号 ( ノ 一 ナ ム 暗 号、 N F S R 等 ) の 別 を 問 わ な い。
印 刷 装 置 3 は、 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 か ら の 入 力 デ ー 夕 d 2を 再 び 紙 等 の 媒 体 に 印 刷 す る 装 置 で あ る。 入 力 デ ー 夕 に は、 上 述 し た よ う に 暗 号 文 デ ー タ ま た は 平 文 デ 一 夕 力 あ る。 印 刷 の 開 始、 終 了 お よ び 印 刷 す る 紙 の 部 数 等 の 制 御 は、 制 御 回 路 7 力ゝ ら の 制 御 信 号 c 6に よ つ て 与 え ら れ る。 ま た、 印 刷 装 置 3 は、 一 般 の 複 写 機 と 同 様 に、 ソ 一 ト ま た は ス 夕 ッ ク 等 の 機 能 お よ び 装 備 を 備 え る こ と も で き る。
鍵 生 成 回 路 4 は、 制 御 回 路 7 か ら 鍵 生 成 信 号 c2を 受 け る と、 暗 号 / 復 号 処 理 回 路 2 が 暗 号 化 処 理 に 用 い る た め の 暗 号 鍵 k l ( 復 号 時 に は 復 号 鍵 ) を 生 成 す る。 生 成 さ れ た 暗 号 鍵 k lは、 メ モ リ 5 お よ び セ レ ク タ 6 へ 出 力 さ れ る。
暗 号 鍵 は、 複 写 を 行 う ご と に 生 成 す る こ と も で き る し、 複 写 を 行 う ご と に 生 成 せ ず に メ モ リ 5 に 既 に 記 憶 さ れ た 暗 号 鍵 を 再 使 用 す る こ と も で き る。
第 3 a 図 は、 鍵 生 成 回 路 4 の 構 成 の 一 例 を 示 す プ ロ ッ
ク 図 で あ る。 こ の 鍵 生 成 回 路 4 は、 擬 似 乱 数 発 生 回 路 40、 シ フ ト · レ ジ ス 夕 48お よ び 暗 号 回 路 49か ら 構 成 さ れ い る。 擬 似 乱 数 発 生 回 路 40は 4 ビ ッ ト · カ ウ ン 夕 41か ら 44、 お よ び 排 他 的 論 理 和 素 子 45か ら 47に よ っ て 構 成 さ れ て い る。 4 ビ ッ ト · カ ウ ン 夕 を シ リ ア ル に 接 続 す る こ と に よ り、 原 始 多 項 式 F ( x ) = x p + x q + l ( p, q は 整 数 ) に よ る 擬 似 乱 数 を 発 生 さ せ る こ と が で き る。
こ の 擬 似 乱 数 発 生 回 路 40に は、 立 上 げ 時 ( 電 源 投 入 時 ま た は リ セ ッ ト 時 ) に、 カ ウ ン タ 41カゝ ら 44の 全 て の 出 力 値 力 s 0 と な る の を 防 止 す る た め に、 立 上 げ 時 に 初 期 値 1 が 排 他 的 論 理 和 素 子 47に 与 え ら れ る。 電 源 投 入 後、 複 写 機 力 動 作 し て い る 間 は、 カ ウ ン 夕 41カゝ ら 44に ク ロ ッ ク 信 号 ( 図 示 略 ) が 常 に 供 給 さ れ、 カ ウ ン タ 44の 出 力 Q4か ら 1 ビ ッ ト の 出 力 デ ー タ ( 擬 似 乱 数 ) 力 シ フ ト · レ ジ ス 夕 48に 供 給 さ れ る。
シ フ ト · レ ジ ス タ 48は、 暗 号 鍵 の 長 さ に 応 じ て 任 意 の ビ ッ ト 長 カゝ ら 構 成 さ れ る。 例 え ば、 暗 号 鍵 力 n ビ ッ ト
( n は 正 の 整 数 ) な ら ば、 シ フ ト · レ ジ ス 夕 48は n ビ ッ ト ま た は そ れ 以 上 の ビ ッ ト に よ っ て 構 成 さ れ る。
暗 号 回 路 49は、 上 述 し た 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 と 同 様 に 入 力 デ ー タ を 暗 号 化 し 暗 号 文 デ ー タ を 出 力 す る。 暗 号 ア ル ゴ リ ズ ム に は 上 述 し た D E S 等 を 用 い る こ と 力 ί で き る。 シ フ ト · レ ジ ス 夕 48に 格 納 さ れ て い る デ ー タ の 全 部 ま た は 一 部 力 入 力 デ 一 夕 ( 平 文 デ 一 夕 ) と し て 入 力 さ れ る。 そ し て、 入 力 デ ー タ を 暗 号 化 し た 暗 号 文 デ ー タ
( 暗 号 回 路 49の 出 力 デ ー タ ) 力 s、 暗 号 鍵 klと し て 暗 号 ノ 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え ら れ る。
入 力 デ 一 夕 を 暗 号 回 路 4 9で 暗 号 化 す る た め の 暗 号 鍵 と し て、 こ の 入 力 デ 一 夕 と 同 一 の デ ー タ を 用 い る こ と も で き る し、 他 の デ 一 夕 を 用 い る こ と も で き る。 例 え ば、 シ フ ト · レ ジ ス 夕 4 8が 1 2ビ ッ ト の 場 合 に 入 力 デ 一 夕 お よ び 暗 号 鍵 に こ の 1 2ビ ッ ト · デ ー タ を 用 い る こ と も で き る し、 シ フ ト · レ ジ ス タ 力 ί 2 4ビ ッ ト の 場 合 に 入 力 デ ー タ に 上 位 1 2ビ ッ 小 を、 暗 号 鍵 に 下 位 1 2ビ ッ ト を そ れ ぞ れ 用 い る こ と も で き る。 ま た、 シ フ ト · レ ジ ス タ 力 1 8ビ ッ ト の 場 合 に、 入 力 デ ー タ に 上 位 力ゝ ら の 1 2ビ ッ ト を、 暗 号 鍵 に 下 位 力、 ら の 1 2ビ ッ ト を そ れ ぞ れ 用 い る こ と も で き る。 入 力 デ 一 夕 と 暗 号 鍵 と の ビ ッ ト 長 を 異 な ら せ る こ と も で き る。
第 3 b 図 は、 ソ フ ト ウ ェ ア ( プ ロ グ ラ ム ) に よ っ て 暗 号 鍵 を 生 成 す る 場 合 の 暗 号 鍵 生 成 処 理 の 流 れ を 示 す フ ロ — チ ャ ー ト で め る。
キ ー ボ ー ド 8 に 利 用 者 か ら キ ー 入 力 ( 例 え ば、 複 写 部 数 セ ッ ト ゃ 暗 号 化 指 示 等 の キ ー 入 力 ) が 行 わ れ る と、 制 御 回 路 7 力ゝ ら の 制 御 信 号 c 2に よ っ て、 鍵 生 成 回 路 4 の 内 部 に あ る カ ウ ン 夕 の 値 力 0 に 初 期 ィヒ さ れ る ( ス テ ッ プ 1 0 1 ) 。 そ し て、 次 の キ ー 入 力 ( 例 え ば、 複 写 開 始 の キ ー 入 力 ) が 行 わ れ る ま で、 カ ウ ン 夕 の 値 は 1 増 力 Π ( イ ン ク リ メ ン ト ) さ せ ら れ て い く ( ス テ ッ プ 1 0 2 , 1 0 3 ) 。
次 の キ ー 入 力 が あ る と ( ス テ ッ プ 1 0 3 で Y E S ) 、 そ の 時 の カ ウ ン 夕 の 値 が 平 文 デ 一 夕 ( 暗 号 化 の 対 象 デ 一 夕 ) お よ び 暗 号 鍵 と し て 用 い ら れ て 暗 号 ィヒ カ 行 わ れ る ( ス テ ッ プ 1 0 4 ) 。 こ の 暗 号 化 に よ る 暗 号 文 デ ー タ カ^ 暗 号 鍵 k l と し て 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え ら れ る。
こ の よ う に、 擬 似 乱 数 等 を さ ら に 暗 号 化 し た デ ー タ を
暗 号 鍵 と し て 用 い る こ と に よ り、 第 三 者 が 暗 号 鍵 ( 復 号 鍵 ) を 知 得 す る こ と を 困 難 と す る こ と 力 で き る。
メ モ リ 5 は、 鍵 生 成 回 路 4 に よ っ て 生 成 さ れ た 暗 号 鍵 を 記 憶 す る。 メ モ リ 5 に 記 憶 さ れ た 暗 号 鍵 は、 暗 号 文 デ — 夕 の 復 号 を 行 う と き に 復 号 鍵 と し て 使 用 さ れ る。 ま た 再 度、 暗 号 鍵 と し て 使 用 す る こ と も で き る。
セ レ ク タ 6 は、 制 御 回 路 7 の 制 御 の 下、 鍵 生 成 回 路 4 に よ つ て 生 成 さ れ た 暗 号 鍵 k 1ま た は メ モ リ 5 に 記 憶 さ れ て い る 暗 号 鍵 ( 復 号 鍵 ) k 2の い ず れ か 一 方 を 選 択 的 に 暗 号 ノ 復 号 処 理 回 路 2 に 出 力 す る。 制 御 回 路 7 は、 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 が 暗 号 化 を 行 う 場 合 に は 鍵 生 成 回 路 4 か ら の 暗 号 鍵 k 1ま た は メ モ リ 5 か ら の 暗 号 鍵 k 2が 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え ら れ る よ う に、 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 が 復 号 を 行 う 場 合 に は メ モ リ 5 か ら の 復 号 鍵 k 2が 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え ら れ る よ う に、 セ レ ク タ 6 を 制 御 信 号 c 4に よ っ て 制 御 す る。
制 御 回 路 7 は、 上 述 し た よ う に、 イ メ ー ジ ' ス キ ャ ナ 1、 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2、 印 刷 装 置 3、 鍵 生 成 回 路 4、 メ モ リ 5、 お よ び セ レ ク タ 6 を 制 御 す る。 ま た、 キ ー ボ — ド 8 か ら の 入 力 デ ー タ を 受 け 付 け、 必 要 な デ 一 夕 を 表 示 装 置 9 に 表 示 す る。
キ ー ボ 一 ド 8 は、 利 用 者 が こ の 暗 号 機 能 付 複 写 機 に 複 写 の 開 始 も し く 【ま 停 止、 複 写 部 数、 拡 大、 縮 小、 ソ ー ト も し く は ス タ ッ ク の セ ッ ト、 ま た は 暗 号 ィヒ も し く は 復 号 の 指 示 等 を 入 力 す る た め の 装 置 で あ る。
表 示 装 置 9 は、 キ ー ボ ー ド 8 か ら 入 力 さ れ た デ ー タ お よ び 利 用 者 へ の 必 要 な 案 内 デ 一 夕 等 を 表 示 す る た め の 装
置 で あ る。 後 述 す る よ う に、 暗 号 鍵 が 格 納 さ れ る メ モ リ 5 の ァ ド レ ス 力 s 表 示 さ れ る 場 合 も あ る。
( 2 ) 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 複 写 処 理
第 4 a 図、 第 4 b 図 お よ び 第 4 c 図 は、 第 1 実 施 例 に お け る 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 処 理 の 流 れ を 示 す フ ロ ー チ ヤ 一 ト で あ る。
キ ー ボ ー ド 8 を 通 じ て、 利 用 者 か ら 複 写 の 部 数、 ソ 一 ト、 ま た は ス タ ッ ク の セ ッ ト 等 力 s 入 力 さ れ る ( ス テ ッ プ 2 0 1 ) 。 入 力 さ れ た デ ー タ は、 制 御 回 路 7 の 内 部 に あ る メ モ リ ( R A M 等 ) に 記 憶 さ れ る。 制 御 回 路 7 は、 こ れ ら の 入 力 デ ー タ に 基 づ い て イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1、 印 刷 装 置 3 等 を 制 御 し て、 必 要 な 部 数 を 複 写 し、 ソ ー ト ま た は ス 夕 ッ ク 等 の 制 御 を 行 う。
続 い て、 暗 号 ィヒ ま た は 復 号 の い ず れ を 行 う か が キ ー ボ — ド 8 を 通 じ て 利 用 者 カゝ ら 入 力 さ れ る ( ス テ ッ プ 2 0 2 ) < 「 暗 号 用 キ ー 」 お よ び 「 復 号 用 キ 一 」 力 キ ー ボ ー ド 8 に 設 け ら れ て い る 場 合 に は、 こ れ ら の キ 一 に よ っ て 暗 号 化 ま た は 復 号 の 指 定 が 入 力 さ れ る。 復 号 を 行 う 場 合 に は、 詳 細 に つ い て は 後 述 す る 力 復 号 鍵 ( 暗 号 鍵 ) が 格 納 さ れ て い る メ モ リ 5 の ア ド レ ス も キ ー ボ ー ド 8 カゝ ら 入 力 さ れ る こ と 力 s あ る。 暗 号 ィヒ お よ び 復 号 の い ず れ も 行 わ な い 場 合 に は、 こ れ ら の 入 力 は 行 わ れ な い。 こ の 入 力 デ ー タ も 制 御 回 路 7 の 内 部 メ モ リ に 記 憶 さ れ、 制 御 回 路 7 は、 こ の デ ー タ に 基 づ い て 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2、 鍵 生 成 回 4、 メ モ リ 5、 お よ び セ レ ク タ 6 を 制 御 す る。
次 に、 複 写 開 始 の 指 示 :^、 利 用 者 か ら キ ー ポ ー ド 8 を 通 し て 入 力 さ れ る ( ス テ ッ プ 2 0 3 ) 。 こ の 入 力 に よ っ て、
制 御 回 路 7 は イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 に 読 取 り 開 始 信 号 c l を 与 え、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 は セ ッ ト さ れ た 紙 等 の 媒 体 ( 原 稿 ) に 記 載 さ れ て い る 情 報 を 読 み 取 る。
ス テ ッ プ 202 に お い て 暗 号 化 力 指 定 さ れ て い る 場 合 に は ( ス テ ッ プ 205 で YES ) 、 制 御 回 路 7 は 鍵 生 成 回 路 4 に 暗 号 鍵 生 成 信 号 c2を、 暗 号 ノ 復 号 処 理 回 路 2 に 暗 号 化 信 号 c5を そ れ ぞ れ 与 え る。 鍵 生 成 回 路 4 は、 制 御 回 路 7 力、 ら の 暗 号 鍵 生 成 信 号 c2に よ っ て 上 述 し た よ う に 暗 号 鍵 klを 生 成 す る ( ス テ ッ プ 208 ) 。 生 成 さ れ た 暗 号 鍵 klは、 セ レ ク タ 6 を 通 し て 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え ら れ る と と も に、 メ モ リ 5 に 記 憶 さ れ る。 暗 号 鍵 を 新 た に 生 成 せ ず に、 メ モ リ 5 に 既 に 記 憶 さ れ て い る 暗 号 鍵 を 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え る こ と も で き る。 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 は、 与 え ら れ た 暗 号 鍵 に 基 づ い て イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力ゝ ら の 入 力 デ ー タ dlを 暗 号 ィヒ す る ( ス テ ッ プ 209 ) 。
印 刷 装 置 3 は、 制 御 回 路 7 力ゝ ら の 制 御 信 号 c 6に し た せ つ て 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 か ら 与 え ら れ る 暗 号 文 デ ー タ d 2を 紙 等 の 媒 体 に 印 刷 す る ( ス テ ッ プ 207 ) 。
ス テ ッ プ 202 に お い て 復 号 が 指 定 さ れ て い る 場 合 に は ( ス テ ッ プ 205 で N0、 ス テ ッ プ 206 で YES ) 、 制 御 回 路 7 は、 復 号 鍵 が 格 納 さ れ て い る ア ド レ ス と 読 出 し 信 号 と を 制 御 信 号 c 3と し て メ モ リ 5 に 与 え る。 こ れ に よ り、 メ モ リ 5 力、 ら 復 号 鍵 k2が 読 み 出 さ れ ( ス テ ッ プ 210 ) 、 セ レ ク 夕 6 を 通 し て 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え ら れ る。 こ の 復 号 鍵 は、 復 号 が 行 わ れ よ う と し て い る 暗 号 文 デ ー 夕 を 暗 号 ィヒ し た と き に 用 い ら れ た 暗 号 鍵 と 同 じ 鍵 で あ る。
メ モ リ 5 に 暗 号 鍵 を ど の よ う に 記 憶 さ せ る 力、、 ま た 復
号 時 に、 ' 暗 号 時 に 使 用 し た 鍵 と 同 一 の 鍵 を ど の よ う に し て 取 り 出 す か に つ い て は 後 に 詳 述 す る。
制 御 回 路 7 は 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 に 復 号 信 号 c 5を 与 え、 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 は 与 え ら れ た 復 号 鍵 に 基 づ い て イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力ゝ ら の 入 力 デ ー タ d l を 復 号 す る ( ス テ ッ プ 2 1 1 ) 。
ス テ ッ プ 2 0 2 に お い て 暗 号 化 お よ び 復 号 の い ず れ も 指 定 さ れ て い な い 場 合 に は ( ス テ ッ プ 2 0 5 で N 0、 ス テ ッ プ 2 0 6 で N 0 ) 、 制 御 回 路 7 は、 制 御 信 号 c 5に よ っ て 暗 号 / 復 号 処 理 回 路 2 に 暗 号 お よ び 復 号 処 理 の い ず れ も 行 わ な い よ う に 指 示 し、 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 は、 イ メ ー ジ , ス キ ャ ナ 1 力ゝ ら の 入 力 デ ー タ d lを そ の ま ま 印 刷 装 置 3 に 出 力 す る。
印 刷 装 置 3 は、 制 御 回 路 7 か ら の 制 御 信 号 c 6に し た が つ て 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 か ら 与 え ら れ る デ 一 夕 d 2を 紙 等 の 媒 体 に 印 刷 す る ( ス テ ッ プ 2 0 7 ) 。 そ し て、 処 理 は 終 了 す る。
こ の よ う に 複 写 す る 文 書 や 図 面 の 内 容 を 暗 号 化 し て 印 刷 す る こ と に よ り、 印 刷 文 書 等 を 特 定 の 保 管 場 所 や 鍵 の 付 い た 書 庫 等 に 保 管 す る こ と な く、 情 報 の 漏 洩 を 防 止 す る こ と が で き る。 ま た、 再 度 複 写 す る と き に、 復 号 を 行 う こ と に よ り、 必 要 な と き に 暗 号 化 さ れ た 文 書 や 図 面 の 内 容 を 知 る こ と 力 s で き る。:
暗 号 復 号 処 理 回 路 2 は、 暗 号 化 し た 暗 号 文 デ ー タ に 誤 り 訂 正 符 号 ( ノ、 ° リ テ ィ 符 号、 C R C 等 を 含 む ) を 付 加 し、 こ の 誤 り 訂 正 符 号 付 き 暗 号 文 デ ー タ を 印 刷 装 置 3 に 与 え る こ と 'も で き る。 印 刷 装 置 3 は、 暗 号 文 デ ー タ お よ
び 誤 り 訂 正 符 号 を 紙 等 に 印 刷 す る。 復 号 時 に は、 ィ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 は 暗 号 文 デ 一 夕 お よ び 誤 り 訂 正 符 号 を 読 み 取 り、 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 は、 こ の 誤 り 訂 正 符 号 に よ っ て 暗 号 文 デ ー タ の 誤 り 訂 正 を 行 っ た 後 に 復 号 を 行 う , こ れ に よ り、 印 刷 装 置 3 に よ る 印 刷 時 に お け る デ ー タ の 誤 り ( デ 一 夕 の 欠 落 等 ) お よ び イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 に よ る 情 報 の 読 取 り 時 に お け る デ ー タ の 誤 り に よ っ て 復 号 で き な い 事 態 を 減 少 さ せ る こ と が で き る。
( 3 ) 暗 号 鍵 の 管 理 方 法
暗 号 文 を 復 号 す る と き に は 暗 号 化 の と き に 用 い た 暗 号 鍵 と 同 じ 鍵 を 復 号 鍵 と し て 用 い る 必 要 が あ る。 し た 力 ^ ' つ て、 暗 号 化 の と き に 用 い ら れ た 暗 号 鍵 と そ の 暗 号 文 デ ー 夕 が 印 刷 さ れ た 紙 等 と を 1 対 1 に 対 応 さ せ て、 か つ 第 三 者 に 暗 号 鍵 が 知 ら れ な い よ う に し て、 暗 号 鍵 を 管 理 す る 必 要 が あ る。 こ の 暗 号 鍵 の 管 理 の 実 施 例 と し て 以 下 の も の 力 あ る。
デ 一 夕 の 暗 号 化 を 行 う 場 合 に、 制 御 回 路 7 は、 メ モ リ 5 に お い て 暗 号 鍵 を 記 憶 す る た め の ァ ド レ ス ( 物 理 ァ ド レ ス ま た は 論 理 ア ド レ ス ) を ラ ン ダ ム に、 カゝ っ 既 に 使 用 さ て い る ア ド レ ス と 同 一 で な い ア ド レ ス を 決 定 す る。 そ し て、 制 御 回 路 7 は、 こ の ア ド レ ス で 指 定 さ れ た メ モ リ • セ ル に 鍵 生 成 回 路 4 で 生 成 さ れ た 暗 号 鍵 を 格 納 す る。
ま た、 制 御 回 路 7 は、 こ の ア ド レ ス を 表 示 装 置 9 に 表 示 す る。 禾 U 用 者 は、 表 示 装 置 9 に 表 示 さ れ た ア ド レ ス を 見 て、 こ の ア ド レ ス を、 暗 号 文 ま た は 暗 号 文 力 s 印 刷 さ れ た 紙 等 に 対 応 さ せ て 記 憶、 メ モ 等 を す る。 例 え ば、 暗 号 文 の 印 刷 さ れ て い る 紙 等 に 識 別 子 を 付 け、 こ の 識 別 子 と
ァ ド レ ス と を 対 応 さ せ て メ モ す る こ と 等 力 s 考 え ら れ る。 暗 号 文 を 復 号 し て 印 刷 す る と き に は、 利 用 者 は、 そ の 暗 号 文 に 対 応 す る 暗 号 鍵 ( 復 号 鍵 ) が 格 納 さ れ て い る ァ ド レ ス を メ モ 等 に よ り 調 べ て、 キ ー ボ ー ド 8 を 用 い て 入 力 す る。 入 力 さ れ た ア ド レ ス に 基 づ い て、 メ モ リ 5 力、 ら 復 号 鍵 ( 暗 号 鍵 ) が 取 り 出 さ れ、 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え ら れ、 復 号 が 行 わ れ る。
利 用 者 は、 ア ド レ ス の み を、 暗 号 文 の 印 刷 さ れ た 紙 等 に 対 応 さ せ て メ モ ま た は 記 憶 し て お け ば よ く、 暗 号 鍵 の 内 容 を 知 ら な く て も よ い。
利 用 者 は、 キ ー ボ ー ド 8 を 用 い て、 不 要 と な つ た 暗 号 鍵 を メ モ リ 5 か ら 消 去 す る こ と も で き る。 こ れ に よ り、 メ モ リ 5 の メ モ リ ' セ ル が 解 放 さ れ、 他 の 暗 号 鍵 を 記 憶 す る た め に 使 用 す る こ と が で き る。
こ の 変 形 例 と し て、 上 記 の よ う に 制 御 回 路 7 が 決 定 し た メ モ リ 5 の ア ド レ ス を、 カ ー ド ( 磁 気 ス ト ラ イ プ 付 力 ー ド、 メ モ リ · カ ー ド 等 ) ま た は フ ロ ッ ピ ィ ' デ ィ ス ク ( F D ) に 記 憶 さ せ る も の 力 あ る。 こ の 変 形 例 で は、 制 御 回 路 7 に イ ン タ フ ェ ー ス 回 路 を 介 し て カ ー ド · リ ー ダ ノ ラ イ 夕 ま た は F D 装 置 が 接 続 さ れ る ( い ず れ も 図 示 略 ) < 利 用 者 は こ の カ ー ド · リ ー ダ ラ イ 夕 ま た は F D 装 置 に そ れ ぞ れ カ ー ド ま た は F D を セ ッ 卜 す る。 制 御 回 路 7 は、 上 言己 と 同 様 に し て 決 定 し た ア ド レ ス を カ ー ド ま た は F D に 書 き 込 む。 利 用 者 は、 暗 号 文 が 印 刷 さ れ た 紙 等 の 識 別 子 を そ の カ ー ド ま た は F D に 記 載 ( メ モ ) す る。
復 号 時 に は、 そ の カ ー ド ま た は F D を セ ッ ト す る こ と に よ り、 制 御 回 路 7 力 ' カ ー ド ま た は F D に 記 録 さ れ て い
る ア ド レ ス を 読 み 取 り、 メ モ リ. 5 力ゝ ら 復 号 鍵 が 読 み 出 さ れ る。
カ ー ド ま た は F D に は、 複 数 の ア ド レ ス を 記 憶 さ せ る こ と 力 で き、 ま た そ れ ぞ れ の ァ ド レ ス に 対 応 す る 紙 等 の 識 別 子 を 記 載 ( メ モ ) す る こ と も で き る。 こ の 場 合 に は 復 号 時 に、 カ ー ド 等 に 記 憶 さ れ て い る 複 数 の ァ ド レ ス の う ち の い ず れ を 使 用 す る か を 示 す デ ー タ 力'、 利 用 者 カゝ ら 制 御 回 路 7 に 入 力 さ れ る。
他 の 変 形 例 と し て、 制 御 回 路 7 が 暗 号 文 ま た は 暗 号 文 が 印 刷 さ れ た 紙 等 の 媒 体 を 特 定 す る 識 別 子 を 決 定 し、 こ の 識 別 子 お よ び 暗 号 鍵 を 対 応 づ け て ( 識 別 子 と 暗 号 鍵 と を 組 に し て ) カ ー ド ま た は F D に 記 憶 さ せ る も の 力; あ る < 複 数 の 識 別 子 お よ び そ れ ぞ れ の 識 別 子 に 対 応 す る 暗 号 鍵 を、 1 つ の カ ー ド ま た は F D に 記 憶 さ せ る こ と が で き る c 復 号 時 に は、 制 御 回 路 7 は、 カ ー ド ま た は F D に 記 憶 さ れ て い る 識 別 子 を 読 み 出 し、 こ の 一 覽 を 表 示 装 置 9 に 表 示 す る。 利 用 者 が 表 示 さ れ た 識 別 子 の 一 つ を 選 択 す る と、 選 択 さ れ た 識 別 子 に 対 応 す る 暗 号 鍵 ( 復 号 鍵 ) が 力 — ド 等 か ら 読 み 出 さ れ、 復 号 が 行 わ れ る。
( 4 ) 変 形 例
こ の 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 変 形 例 と し て、 第 5 図 に 示 す よ う に 外 部 記 憶 装 置 1 0 ( フ ロ ッ ピ ィ · デ ィ ス ク 記 憶 装 置、 ノヽ ー ド · デ ィ ス ク 記 憶 装 置 等 ) お よ び ィ ン 夕 フ ェ ー ス 回 路 1 1を 備 え、 こ の 外 部 記 憶 装 置 1 0に 暗 号 鍵 ( 復 号 時 は 復 号 鍵 ) を 記 憶 さ せ る も の が あ る。 第 1 図 と 同 じ 符 号 が 付 さ れ た 回 路 や 装 置 等 は、 第 1 図 と 同 じ も の で あ る。
こ の 暗 号 機 能 付 複 写 機 で は、 鍵 生 成 回 路 4 に よ っ て 生
成 さ れ た 暗 号 鍵 は、 セ レ ク タ 6 を 通 じ て 暗 号 ノ 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え ら れ る と と も に、 制 御 回 路 7 に も 与 え ら れ る。 制 御 回 路 7 は、 鍵 生 成 回 路 4 か ら 与 え ら れ た 暗 号 鍵 を ィ ン タ フ - ー ス 回 路 1 1 を 通 じ て 外 部 記 憶 装 置 1 0に 記 憶 す る。
他 の 変 形 例 と し て、 デ ー タ 圧 縮 お よ び 伸 張 機 能 を 備 え た も の が あ る。 第 6 図 は、 デ ー タ 圧 縮 お よ び 伸 張 機 能 を 備 え た 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 構 成 を 示 す プ ロ ッ ク 図 で あ る, イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 と 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 と の 間、 お よ び 暗 号 / 復 号 処 理 回 路 2 と 印 刷 装 置 3 と の 間 に 圧 縮 / 伸 張 回 路 1 2お よ び 1 3が そ れ ぞ れ 備 え ら れ て い る。 第 1 図 と 同 じ 符 号 が 付 さ れ て い る 回 路 や 装 置 等 は、 第 1 図 と 同 じ も の で あ る。
こ の 変 形 例 に お い て は、 利 用 者 は、 ① イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力、 ら の デ ー タ を 圧 縮 し た 後 に 暗 号 化 し て 印 刷 す る, ま た は ② イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力ゝ ら の デ ー タ を 復 号 し た 後 に 仲 張 し 印 刷 す る、 の 2 つ の 処 理 が 選 択 で き る。 選 択 さ れ た 処 理 は、 キ ー ボ ー ド 8 を 用 い て 入 力 さ れ る。
処 理 ① が 選 択 さ れ た 場 合 に は、 制 御 回 路 7 は 圧 縮 / 伸 張 回 路 1 2に 圧 縮 信 号 c 7を、 圧 縮 伸 張 回 路 1 3に は 無 処 理 信 号 c 8を そ れ ぞ れ 与 え る。 こ れ ら の 信 号 に よ っ て、 圧 縮 Z 伸 張 回 路 1 2は イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力ゝ ら の デ ー タ d 1を 圧 縮 し、 圧 縮 デ ー タ d 3を 暗 号 / 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え る ( 圧 縮 伸 張 回 路 1 3は 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 か ら の デ ー タ d 2を 処 理 せ ず に そ の ま ま 印 刷 装 置 3 に 与 え る。 こ れ に よ つ て、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 に セ ッ ト さ れ た 原 稿 の デ ー 夕 を 圧 縮 し た 後 に 暗 号 化 し て 複 写 す る こ と が 可 能 と な る-
処 理 ② が 選 択 さ れ た 場 合 に は、 制 御 回 路 7 は 圧 縮 仲 張 回 路 1 2に 無 処 理 信 号 c 7を、 圧 縮 伸 張 回 路 1 3に は 伸 張 信 号 c 8を そ れ ぞ れ 与 え る。 こ れ ら の 信 号 に よ っ て、 圧 縮 / 伸 張 回 路 1 2は イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力ゝ ら の デ ー タ d 1を 処 理 せ ず に そ の ま ま 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え る。 圧 縮 ノ 伸 張 回 路 1 3は 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 か ら の デ ー タ d 2 を 伸 張 し、 伸 張 デ ー タ を 印 刷 装 置 3 に 与 え る。 こ れ に よ つ て、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 に セ ッ ト さ れ た 原 稿 の デ ー 夕 を 復 号 し た 後 に 伸 張 し て 複 写 す る こ と が 可 能 と な る。
イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 に よ っ て 読 み 取 ら れ た デ ー タ を 暗 号 化 ま た は 復 号 す る こ と な く、 単 に デ 一 夕 の 圧 縮 ま た は 伸 張 を 行 っ て 印 刷 装 置 3 に 印 刷 さ せ る こ と も で き る。
ま た、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 カゝ ら の デ 一 夕 を 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 に よ つ て 暗 号 化 し た 後 に 圧 縮 ノ 伸 張 回 路 1 3 ' に よ っ て 圧 縮 し 印 刷 す る、 ま た は イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力ゝ ら の デ ー タ を 圧 縮 伸 張 回 路 1 2に よ つ て 伸 張 し た 後 に 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 Jこ ..よ つ て 復 号 し 印 刷 す る こ と も で き る。 デ 一 夕 圧 縮 Z 伸 張 回 路 1 2お よ び 1 3は、 一 つ の 回 路 で あ っ て も よ い。
こ の デ ー タ 圧 縮 ノ 伸 張 機 能 を 備 え た 暗 号 機 能 付 複 写 機 に、 第 5 図 の よ う に 外 部 記 憶 装 置 を 付 加 す る こ と も で き る。 ま た イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1、 圧 縮 Z 伸 張 回 路 1 2ま た は 1 3が、 誤 り 訂 正 符 号 を デ ー タ に 付 加 す る こ と も で き る。
さ ら に 他 の 変 形 例 と し て、 磁 気 記 憶 装 置 ( フ ロ ッ ピ ィ • · デ ィ ス ク ま た は ノヽ ー ド · デ ィ ス ク 記 憶 装 置 ) 、 光 記 憶 装 置、 半 導 体 記 憶 装 置 等 に 記 憶 さ れ た デ ー タ ( 平 文 デ ー タ ま た は 暗 号 文 デ ー タ.) を 暗 号 " 復 号 処 理 回 路 2 に 入 力
し て 暗 号 ィヒ ま た は 復 号 し、 印 刷 装 置 3 に よ つ て 紙 等 に 印 刷 す る こ と も で き る。 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 カゝ ら の デ ー 夕 を 暗 号 化 ま た は 復 号 し、 こ の デ ー タ を 磁 気 記 憶 装 置、 光 記 憶 装 置、 半 導 体 記 憶 装 置 等 に 記 憶 す る こ と も で き る。 Π. 第 2 実 施 例
第 7 図 は、 第 2 実 施 例 に お け る 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 構 成 を 示 す プ ロ ッ ク 図 で あ る。
こ の 第 2 実 施 例 の 暗 号 機 能 付 複 写 機 で は、 イ メ ー ジ , ス キ ャ ナ 1 力 s i ラ イ ン ( 紙 等 の 原 稿 の 一 方 の 端 か ら 他 方 の 端 ま で ) を ス キ ャ ン す る こ と に よ り 得 ら れ る デ ー タ を 暗 号 化 し た 後 に、 こ の 1 ラ イ ン 分 の 暗 号 文 デ 一 夕 の 先 頭 お よ び 末 尾 に 同 期 用 デ ー タ が 付 力!] さ れ る。
第 8 a 図 は、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 カゝ ら 読 み 取 ら れ、 暗 号 / 復 号 処 理 回 路 2 に よ っ て 暗 号 化 さ れ た 暗 号 文 デ ー 夕 を 1 ラ イ ン ご と に 示 し て い る。 暗 号 文 デ ー タ ^か ら Mn は そ れ ぞ れ、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力 ラ イ ン を ス キ ヤ ン し て 得 ら れ た デ ー タ を 暗 号 ィヒ し た 暗 号 文 デ ー タ で あ る。 第 8 b 図 は、 こ の 1 ラ イ ン ご と の 暗 号 文 デ 一 夕 の そ れ ぞ れ の 先 頭 に 同 期 用 デ ー タ j ί、 末 尾 に 同 期 用 デ ー タ j 2が 付 カロ さ れ た デ ー タ を 示 し て い る。
同 期 用 デ ー タ に は、 暗 号 化 す る と 一 般 に 生 じ な い ビ ッ ト 列 カ i ' 用 い ら れ る。 例 え ば、 32ビ ッ ト · デ 一 夕 FFFFFFFF ( 16進 数 ) ま た は E 5 E 5 E 5 E 5 ( 16進 数 ) 等 が 用 い ら れ る。 第 8 b 図 で は、 先 頭 の 同 期 用 デ 一 夕 と し て 32ビ ッ ト · デ — 夕 FFFFFFFF ( 16進 数 ) 力 、 末 尾 の 同 期 用 デ ー タ と し て 32ビ ッ ト · デ ー タ E5E5E5 E5 ( 16進 数 ) 力 用 い ら れ て い る。
第 9 a 図 お よ び 第 9 b 図 は、 同 期 用 デ 一 夕 の 付 力!] お よ
び 削 除 の 処 理 の 流 れ を 示 す フ ロ 一 チ ヤ 一 ト で あ る。
ま ず、 制 御 回 路 7 は、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 カゝ ら の デ 一 夕 d5の 待 ち 状 態 と な る ( ス テ ッ プ 301 ) 。 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 か ら の デ ー タ d 5が 制 御 回 路 7 に 入 力 さ れ る と ( ス テ ッ プ 301 で Y E S ) 、 制 御 回 路 7 は デ 一 夕 の 暗 号 化 を 行 う 力、 ど う カゝ を 判 定 す る ( ス テ ッ プ 302 ) 。
暗 号 化 を 行 う 場 合 に は ( ス テ ッ プ 302 で Y E S ) 、 制 御 回 路 7 は、 同 期 用 デ ー タ を 印 刷 装 置 3 へ 出 力 し ( ス テ ッ プ 303 ) 、 入 力 デ ー タ d5を 暗 号 ノ 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え る。 暗 号 Z 復 号 処理 回 路 2 は、 制 御 回 路 7 か ら 与 え ら れ た デ 一 夕 d6を 暗 号 化 し ( ス テ ッ プ 304 ) 、 暗 号 文 デ ー 夕 d 7を 制 御 回 路 7 に 返 す。 制 御 回 路 7 は、 こ の 暗 号 文 デ ー タ を 印 刷 装 置 3 へ 出 力 す る ( ス テ ッ プ 305 ) 。
制 御 回 路 7 は、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 カゝ ら 与 え ら れ る 制 御 信 号 c 1 に よ っ て、 1 ラ イ ン 分 の デ ー タ が 終 了 し た か ど う カゝ を 知 る こ と 力 で き る。 こ の 信 号 に よ っ て、 制 御 回 路 7 力 ί 1 ラ イ ン 分 の デ ー タ に つ い て 暗 号 ィヒ が 終 了 し た と 判 定 す る と ( ス テ ッ プ 306 で YES ) 、 制 御 回 路 7 は 同 期 用 デ ー タ j 2を 印 刷 装 置 3 へ 出 力 す る ( ス テ ッ プ 307 ) 。
暗 号 化 を 行 う 場 合 に は、 ス テ ッ プ 303 カゝ ら 307 の 処 理 力 全 ラ イ ン に つ い て 行 わ れ る ( ス テ ッ プ 308 ) 。 ィ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力 s 全 ラ イ ン に つ い て ス キ ャ ン す る と、 ス キ ャ ン 終 了 が 制 御 信 号 c 1 に よ っ て 制 御 回 路 7 に 与 え ら れ、 制 御 回 路 7 は 処 理 を 終 了 す る ( ス テ ッ プ 308 で YES ) 。
印 刷 装 置 3 で は、 制 御 回 路 7 カゝ ら 与 え ら れ る デ ー タ d 8 ( 暗 号 文 デ 一 夕 お よ び 同 期 用 デ ー タ j ί , j 2 ) が 紙 等 の 媒 体 に 印 刷 さ れ る。
暗 号 文 デ ー タ の 復 号 を 行 う 場 合 に は ( ス テ ッ プ 302 で N0、 ス テ ッ プ 309 で YES ) 、 制 御 回 路 7 は、 イ メ ー ジ ' ス キ ャ ナ 1 力ゝ ら の デ ー タ d 5が 同 期 用 デ ー タ j iカゝ ど う カゝ を 判 定 し、 同 期 用 デ ー タ j i の 場 合 に は こ の デ ー タ を ス キ ッ プ す る ( ス テ ッ プ 310 で YES ) 。 ス キ ッ プ し た 後、 制 御 回 路 7 は、 暗 号 / 復 号 処 理 回 路 2 に 入 力 デ ー タ d 5 ( 暗 号 文 デ ー タ ) を 与 え 復 号 を 行 わ せ る ( ス デ ッ プ 31 1 ) 。 制 御 回 路 7 は、 復 号 デ ー タ d7 ( 平 文 デ 一 夕 ) を 受 け 取 り、 こ の デ ー タ を 印 刷 装 置 3 に 出 力 す る ( ス テ ッ プ 312 ) 。 同 期 用 デ ー タ j 2が イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 カゝ ら 制 御 回 路 7 に 与 え ら れ る と、 復 号 処 理 が 完 了 さ れ ( ス テ ッ プ 313 で YE S ) 、 次 の ラ イ ン の 処 理 に つ い て 同 様 の 処 理 が 繰 り 返 さ れ る ( ス テ ッ プ 308 ) 。 こ の よ う に 同 期 用 デ 一 夕 と j 2 と の 間 に あ る デ ー タ ( こ こ で は 1 ラ イ ン の デ ー タ ) ご と に 復 号 の 開 始 と 完 了 と が 行 わ れ る。
平 文 デ ー タ d 8は、 印 刷 装 置 3 に 与 え ら れ、 紙 等 の 媒 体 に 印 刷 さ れ る。
イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 カゝ ら の デ 一 夕 d 5に つ い て 暗 号 化 お よ び 復 号 の い ず れ も 行 わ な い 場 合 に は ( ス テ ッ プ 302 で N 0、 ス テ ッ プ 309 で N 0 ) 、 制 御 回 路 7 は 入 力 デ ー タ d 5 を そ の ま ま 印 刷 装 置 3 へ 出 力 す る ( ス テ ッ プ 314 ) 。
そ の 他 の 第 1 図 と 同 じ 符 号 の 装 置 や 回 路 等 は、 第 1 図 と 同 じ も の で あ る。
こ の よ う に 1 ラ イ ン の 暗 号 文 デ ー タ ご と に 同 期 用 デ 一 タ を 付 力 CJ す る こ と に よ り、 あ る ラ イ ン の 暗 号 文 デ ー タ が ビ ッ ト の 欠 落 等 に よ り 正 し く 復 号 で き な い 場 合 で あ っ て も、 こ の 影 響 が 他 の ラ イ ン に 及 ぶ こ と を 防 止 で き る。 例
え ば、 1 ラ イ ン の デ ー タ 力 s 1 2 8 0ビ ッ ト で、 こ れ を 6 4ビ ッ ト 単 位 復 号 す る と き に、 暗 号 文 デ ー タ の 印 刷 時 ま た は 読 取 り 時 に 生 じ た デ ー タ の 欠 落 に よ つ て 1 ラ イ ン の デ 一 夕 1 2 8 0ビ ッ ト カ 1 2 7 0ビ ッ ト ( ま た は 余 分 に デ ー タ を 読 み す ぎ て 1 2 9 0ビ ッ ト ) に な り、 デ ー タ が 正 し く 復 号 で き な く て も、 次 の ラ イ ン の 1 0ビ ッ ト カ s こ の 1 2 7 0ビ ッ ト に 付 力 Π さ れ て ( ま た は 次 の ラ イ ン に 余 分 な 1 0ビ ッ ト が 付 力 D さ れ て ) 復 号 さ れ る わ け で は な く、 こ の ラ イ ン は 1 2 7 0ビ ッ ト ( ま た は 1 2 9 0ビ ッ ト ) の デ ー タ を 復 号 す る こ と で 処 理 が 完 了 さ れ る。 次 の ラ イ ン か ら は 改 め て 復 号 力' 開 始 さ れ る。 し た 力 s つ て、 あ る ラ イ ン の デ 一 夕 の 誤 り に よ る 影 響 力 次 の ラ イ ン に は 及 ば な い。
こ の 第 2 実 施 例 の 変 形 例 と し て、 第 1 実 施 例 の 変 形 例 と 同 様 に、 外 部 記 憶 装 置 を 備 え た も の、 デ 一 夕 圧 縮 お よ び 伸 張 機 能 を 備 え た も の、 な ら び に デ ー タ に 誤 り 訂 正 符 号 を 付 力 D し た も の が あ る。 ま た、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 の 代 わ り に 磁 気 記 憶 装 置 等 か ら デ ー タ を 読 み 取 る こ と も で き る し、 印 刷 装 置 3 の 代 わ り に 磁 気 記 憶 装 置 等 に デ ー 夕 を 書 き 込 む こ と も で き る。
ΙΠ . 第 3 実 施 例
第 1 1 a 図 は、 第 3 実 施 例 に お い て、 暗 号 文 デ ー タ が 印 刷 さ れ る 特 殊 用 紙 の 構 成 を 示 し て い る。 第 1 1 b 図 は、 こ の 特 殊 用 紙 の 拡 大 正 面 図 で あ り、 第 1 1 c 図 は、 第 1 1 a 図 の X I — X I線 に お け る 拡 大 断 面 図 で あ る。
こ の 特 殊 用 紙 6 0は、 デ ー タ 領 域 6 1な ら び に 同 期 用 領 域 6 2 a お よ び 6 2 b カゝ ら 構 成 さ れ て い る。 デ ー タ 領 域 6 1は 通 常 の 紙 で あ り、 こ の 領 域 に 暗 号 文 デ 一 タ カ s 印 刷 さ れ る。
同 期 用 領 域 6 2 a お よ び 6 2 b は、 拡 大 断 面 図 ( 第 1 1 c 図 ) に 示 す よ う に 紙 が 切 り と ら れ た 状 態 と な っ て い る。 そ し て、 光 が 透 過 で き る 透 明 シ ー ト 6 4 a お よ び 6 4 b 力 こ の 同 期 用 領 域 の 上 を 覆 っ て い る。 し た 力 つ て、 こ の 同 期 用 領 域 6 2 a お よ び 6 2 b で は、 紙 の 一 方 の 面 か ら 他 方 の 面 に 向 カゝ つ て 光 力 s 通 過 で き る。
同 期 用 領 域 6 2 a お よ び 6 2 b の 幅 w 3は、 後 述 す る 同 期 デ 一 夕 検 出 回 路 が 検 出 で き る 程 度 の 幅 で あ れ ば よ い。 ま た. 同 期 用 領 域 6 2 a お よ び 6 2 b と デ ー タ 領 域 6 1 と は、 あ ら か じ め 定 め ら れ た 一 定 の 間 隔 W i , w 2が 開 け ら れ て い て も よ い し、 間 隔 が 全 く な く て も よ い。
第 1 0図 は、 第 3 実 施 例 に お け る 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 構 成 を 示 す プ ロ ッ ク 図 で あ る。 第 1 実 施 例 に お け る 第 1 図 と 同 じ 符 号 が 付 さ れ た 装 置 や 回 路 等 は、 第 1 図 と 同 じ も の で あ る。
同 期 デ ー タ 検 出 回 路 1 4お よ び 1 6は そ れ ぞ れ、 イ メ ー ジ • ス キ ャ ナ 1 お よ び 印 刷 装 置 3 に セ ッ ト さ れ た 紙 等 に 同 期 用 領 域 6 2 a お よ び 6 2 b が あ る カゝ ど う カゝ を 検 出 す る た め の 回 路 で あ る。
イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 と 同 期 デ 一 夕 検 出 回 路 1 4と は、 同 期 信 号 s i に よ っ て 同 期 し て 動 作 す る。 す な わ ち、 同 期 デ 一 夕 検 出 回 路 1 4は、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力 デ 一 夕 を 読 み 取 る 箇 所 と 同 一 の 箇 所 に つ い て、 同 期 用 領 域 が あ る か ど う か を 検 査 す る。 ま た、 印 刷 装 置 3 と 同 期 デ 一 夕 検 出 回 路 1 6と は、 同 期 信 号 s 2に よ っ て 同 期 し て 動 作 す る。 す な わ ち、 同 期 デ ー タ 検 出 回 路 1 6は、 印 刷 装 置 3 が デ ー 夕 を 印 刷 す る 箇 所 と 同 一 の 箇 所 に つ い て、 同 期 用 領 域 が
あ る カゝ ど う か を 検 査 す る。
第 12図 は、 同 期 デ ー タ 検 出 回 路 14お よ び 16の 構 成 を 示 す プ ロ ッ ク 図 で あ る。 同 期 デ ー タ 検 出 回 路 14お よ び 16は. セ ン サ 回 路 141 、 発 光 素 子 142 お よ び 受 光 素 子 143 か ら 構 成 さ れ て い る。 発 光 素 子 142 か ら 発 せ ら れ た 光 が 透 明 シ ー ト 64 a ま た は 64 b お よ び 同 期 用 領 域 62 a ま た は 62 b ( 切 り 込 み ) を 通 過 し、 受 光 素 子 143 が こ の 光 を 受 け る と、 セ ン サ 回 路 141 の 出 力 信 号 u lま た は u2は ロ ー · レ べ ル ( 2 進 数 の 0 ) と な る。 発 光 素 子 142 力ゝ ら の 光 が デ ー 夕 領 域 61に よ っ て 遮 ら れ 受 光 素 子 に 届 か な カゝ つ た 場 合 に は、 セ ン サ 回 路 141 の 出 力 信 号 u 1ま た は u 2は ノヽ ィ · レ べ ル ( 2 進 数 の 1 ) と な る。 通 常 の 紙 で は 光 は 透 過 で き な い の で、 セ ン サ 回 路 141 の 出 力 は ノ、 ィ · レ ベ ル 状 態 と な る。
イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 カゝ ら の デ 一 夕 d 1お よ び 同 期 デ 一 夕 検 出 回 路 14か ら の 信 号 ulは、 同 期 デ ー タ 除 去 回 路 15に 入 力 さ れ る。 同 期 デ 一 夕 除 去 回 路 15は、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 に セ ッ ト さ れ た 紙 が 特 殊 用 紙 の 場 合 に、 同 期 用 領 域 62 a お よ び 62 b の 部 分 を ス キ ッ プ し、 デ ー タ 領 域 61の 部 分 か ら 読 み 取 ら れ た デ ー タ の み を 暗 号 / 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え る た め の 回 路 で あ る。
第 13図 は、 同 期 デ ー タ 除 去 回 路 15の 構 成 を 示 す 論 理 回 路 図 で あ る。 暗 号 文 デ ー タ を 復 号 し て 印 刷 す る 場 合 に は、 制 御 回 路 7 力ゝ ら ノ、 ィ · レ ベ ル の 信 号 力 制 御 信 号 c 5 と し て D — F F 144 ( D — フ リ ッ プ フ ロ ッ プ ) に 与 え ら れ、 D - F F 1 4 の 出 力 信 号 c50 は ノヽ ィ · レ ベ ル と な る。 平 文 デ ー タ を 暗 号 化 し て 印 刷 す る 場 合 に は、 制 御 回 路 7 か
ら ロ ー · レ ベ ル の 信 号 が D — F F 1 4 4 に 与 え ら れ、 出 力 信 号 c 5 0 は ロ ー . レ ベ ル と な る。
第 1 4 a 図 お よ び 第 1 4 b 図 は、 こ の 同 期 デ ー タ 除 去 回 路 1 5の 入 力 デ — 夕 c 5 0 ( c 5 ) . d 1お よ び u 1、 な ら び に 出 力 デ ー タ d 5の 関 係 を 示 す タ イ ム · チ ヤ — ト で あ る。
通 常 の 紙 等 に 記 載 さ れ た 情 報 を 読 み 取 っ て 暗 号 化 し、 こ の 特 殊 用 紙 6 0に 印 刷 す る 場 合 に は、 制 御 回 路 7 に よ つ て 信 号 c 5 0 は ロ ー · レ ベ ル に さ れ る。 特 殊 用 紙 で な い 通 常 の 紙 等 で は 発 光 素 子 1 4 2 の 光 が 透 過 で き な い の で、 同 期 デ 一 夕 検 出 回 路 1 4の 出 力 信 号 u 1は 常 に ノヽ ィ · レ ベ ル と な る。 し た が っ て、 ィ メ 一 ジ · ス キ ャ ナ 1 カゝ ら の デ 一 夕 d 1力 ί そ の ま ま 同 期 デ ー タ 除 去 回 路 1 5の 出 力 デ 一 夕 d 5 と し て 出 力 さ れ る ( 第 1 4 a 図 )
特 殊 用 紙 に 印 刷 さ れ て い る 暗 号 文 デ ー タ を 復 号 し て 印 刷 す る 場 合 に は、 .. 制 御 回 路 7 に よ っ て 信 号 c 5 0 は ノヽ ィ · レ べ ;レ に さ れ る。 同 期 デ 一 夕 検 出 回 路 1 4の 出 力 信 号 u lは. 特 殊 用 紙 の 同 期 用 領 域 6 2 a お よ び 6 2 b の 部 分 で は 口 一 ' レ ベ ル と な り、 デ ー タ 領 域 6 1で は ノヽ ィ · レ ベ ル と な る。 し た せ つ て , イ メ ー ジ ' ス キ ヤ ナ 1 が 同 期 用 領 域 6 2 a お よ び 6 2 b の 部 分 か ら 読 み 取 つ た デ ー タ は 削 除 さ れ、 デ ー 夕 領 域 6 1か ら 読 み 取 っ た デ — 夕 の み が 同 期 デ 一 夕 除 去 回 路 1 5の 出 力 デ 一 夕 d 5と し て 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 に 与 え ら れ る ( 第 1 4 b 図 ) 。
同 期 デ ー 夕 検 出 回 路 1 4の 出 力 信 号 u 1は、 暗 号 / 復 号 処 理 回 路 2 に も 与 え ら れ る。 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 は、 信 号 u 1力 ί ノヽ ィ • レ べ タレ に な る こ と に 同 期 し て 入 力 信 号 d 5の 復 号 を 開 始 し、 ロ ー , レ べ ル に な る こ と に 同 期 し て 復 号
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ま た、 同 期 用 領 域 の 紙 を 切 り と つ た り、 ス リ ッ ト を 設 け た り せ ず に ノ 一 · コ ー ド 状 に 同 期 符 号 ( 例 え ば、 1 6進 数 の E 5 E 5 E 5 E 5 ) 力 印 刷 等 さ れ て も よ い し、 透 明 シ ー ト 6 4 a お よ び 6 4 b に ノ 一 · コ 一 ド 状 に 同 期 符 号 が 印 刷 等 さ れ て い て も よ い。 さ ら に、 同 期 用 領 域 に、 磁 気 を 帯 び た 材 質 ま た は 反 射 す る 材 質 の も の を 用 い る、 ま た は 塗 布 す る こ と も で き、 こ の 磁 気 ま た は 反 射 光 を 検 知 し て 同 期 用 領 域 を 検 出 す る こ と も で き る。 ま た、 同 期 用 領 域 に 凹 凸 等 の 構 造 的 な 変 化 を 持 た せ て、 同 期 用 領 域 と す る こ と も で き る。
こ の 第 3 実 施 例 の 変 形 例 と し て、 第 1 実 施 例 の 変 形 例 と 同 様 に、 外 部 記 憶 装 置 を 備 え た も の、 な ら び に デ ー タ 圧 縮 お よ び 伸 張 機 能 を 備 え た も の が あ る。 ま た、 デ 一 夕 に 誤 り 訂 正 符 号 を 付 加 す る も の も あ る。
IV . 第 4 実 施 例
第 1 6図 は、 第 4 実 施 例 に お け る 暗 号 機 能 付 複 写 機 の 構 成 を 示 す プ ロ ッ ク 図 で あ る。 こ の 第 4 実 施 例 に お い て は、 暗 号 機 能 付 複 写 機 に フ ァ ク シ ミ リ 機 能 が 付 加 さ れ て い る。 利 用 者 は、 こ の 暗 号 機 能 付 複 写 機 を 複 写 機 ま た は フ ァ ク シ ミ リ 装 置 と し て 利 用 す る こ と 力 s で き る。
上 述 し た 第 6 図 と 同 じ 符 号 が 付 さ れ た 装 置、 回 路 等 は 第 6 図 と 同 じ も の で あ る。
こ の 暗 号 機 能 付 複 写 機 を 複 写 機 と し て 使 用 す る 場 合 に は、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力 読 み 取 っ た デ 一 夕 は、 セ レ ク タ 1 7お よ び デ マ ル チ プ レ ク サ 1 8を 介 す る 以 外 は 上 述 し た 第 6 図 と 同 様 に 処 理 さ れ、 印 刷 装 置 3 に 印 刷 さ れ る。
こ の 暗 号 機 能 付 複 写 機 が フ ァ ク シ ミ リ 通 信 の 受 信 装 置
と し て 機 能 す る 場 合 に は、 受 信 回 路 1 9お よ び 送 信 回 路 2 0 が 用 い ら れ る。 こ れ ら の 受 信 回 路 1 9お よ び 送 信 回 路 2 0は そ れ ぞ れ、 通 信 回 線 を 通 じ て 他 の 送 信 装 置 ( フ ァ ク シ ミ リ 装 置 ) お よ び 受 信 装 置 ( フ ァ ク シ ミ リ 装 置 ) と 接 続 さ れ て い る。
他 の 送 信 装 置 か ら の デ ー タ が 受 信 回 路 1 9に 入 力 さ れ る 場 合 に、 デ ー タ 入 力 に 先 立 ち 制 御 用 デ ー タ が 送 信 装 置 か ら 受 信 回 路 1 9に 入 力 さ れ る。 こ の 制 御 用 デ ー タ に は、 受 信 デ ー タ の 圧 縮 の 有 無 お よ び 暗 号 化 の 有 無 を 示 す デ ー タ が 含 ま れ て い る。 制 御 用 デ ー タ は、 制 御 信 号 c 9 と し て 受 信 回 路 1 9か ら 制 御 回 路 7 に 与 え ら れ る。
制 御 信 号 c 9が 与 え ら れ た 制 御 回 路 7 は、 受 信 回 路 1 9か ら の デ ー タ が 圧 縮 ノ 伸 張 回 路 1 2に 与 え ら れ る よ う に セ レ ク タ 1 7に 制 御 信 号 c 1 1 を、 受 信 デ ー タ が 暗 号 化 さ れ て い る な ら ば 暗 号 復 号 処 理 回 路 2 に 復 号 を 行 う よ う に 制 御 信 号 c 5を、 受 信 デ ー タ が 圧 縮 さ れ て い る な ら ば 圧 縮 Z 伸 ' 張 回 路 1 2ま た は 1 3に 伸 張 処 理 を 施 す よ う に 制 御 信 号 c 7ま た は c 8を、 そ れ ぞ れ 与 え る。 ま た、 制 御 回 路 7 は、 圧 縮 伸 張 回 路 1 3か ら の デ ー タ 力 s 印 刷 装 置 3 に 与 え ら れ る よ う に デ マ ル チ プ レ ク サ 1 8に 制 御 信 号 1 2を 与 え る。
こ れ に よ つ て、 受 信 デ ー タ が 圧 縮 さ れ た 後 に 暗 号 化 さ れ て い る 場 合 に は、 受 信 デ ー タ は、 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 に よ つ て 復 号 さ れ た 後 に、 圧 縮 / 伸 張 処 理 回 路 1 3に よ つ て 伸 張 さ れ、 印 刷 装 置 3 に よ っ て 紙 等 に 印 刷 さ れ る。
ま た、 受 信 デ ー タ が 圧 縮 の み さ れ た も の な ら ば、 圧 縮 伸 張 回 路 1 2ま た は 1 3に よ つ て 伸 張 さ れ、 印 刷 装 置 3 に よ っ て 印 刷 さ れ る。
イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 が 読 み 取 っ た デ ー タ を 他 の 受 信 装 置 ( フ ァ ク シ ミ リ 装 置 ) に 送 信 す る 場 合 に は、 制 御 回 路 7 は、 イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 か ら の デ 一 夕 が 圧 縮 / 伸 張 回 路 12に 与 え ら れ る よ う に セ レ ク タ 17に 制 御 信 号 cl l を、 圧 縮 伸 張 回 路 13か ら の デ 一 夕 が 送 信 回 路 20に 与 え ら れ る よ う に デ マ ル チ プ レ ク サ 18に 制 御 信 号 C 12 を、 そ れ ぞ れ 与 え る。
ま た、 デ ー タ を 圧 縮 し た 後 に 暗 号 化 し て 送 信 す る 場 合 に は、 制 御 回 路 7 は、 圧 縮 / 伸 張 回 路 12に 圧 縮 信 号 c 7を, 暗 号 Z 復 号 処 理 回 路 2 に 暗 号 化 信 号 c5を そ れ ぞ れ 与 え る ( そ し て、 制 御 回 路 7 は、 送 信 デ ー タ が 圧 縮 さ れ た 後 に 暗 号 化 さ れ て い る こ と を 示 す デ ー タ を、 制 御 信 号 c 10 に よ つ て 送 信 回 路 20に 与 え る。 送 信 回 路 20は、 デ ー タ の 送 信 に 先 立 ち こ の 制 御 信 号 cl O に よ っ て 与 え ら れ た デ ー タ を、 制 御 用 デ ー タ と し て 送 信 す る。 そ の 後、 送 信 回 路 20は、 デ マ ル チ プ レ ク サ 18か ら の デ 一 夕 ( 暗 号 文 デ 一 夕 ) d4を 送 信 す る。 こ れ に よ つ て、 イ メ ー ジ ' ス キ ャ ナ 1 力ゝ ら の デ ー タ を 圧 縮 し た 後 に 暗 号 化 し、 送 信 す る こ と が で き る イ メ ー ジ · ス キ ャ ナ 1 力ゝ ら の デ ー タ を、 圧 縮 Z 伸 張 回 路 12ま た は 13に よ つ て 圧 縮 の み 行 っ て 送 信 す る こ と も で き る し、 圧 縮 せ ず に 暗 号 化 の み 行 っ て 送 信 す る こ と も で き る。 ま た、 送 信 デ 一 夕 に 誤 り 訂 正 符 号 を 付 加 す る こ と も で き る。 さ ら に、 圧 縮 伸 張 回 路 12お よ び 13は、 1 つ の 回 路 で あ っ て も よ い。
こ の 第 4 実 施 例 の 変 形 例 と し て、 第 1 実 施 例 の 変 形 例 と 同 様 に、 外 部 記 憶 装 置 を 備 え た も の が あ る。