WO1993001653A1 - Method and apparatus for controlling and driving induction motor - Google Patents

Description

明 細 害

誘 導 電 動 機 の 駆 動 制 御 方 法 及 び 装 置 '

技 術 分 野 .

本 発 明 は 、 誘 導 電 動 機 の 駆 動 制 御 方 法 及 び装 置 に 関 し、 特 に 、 低 速 か ら 高 速 回 転 域 ま で 一 定 の 出 力 を 必 要 と す る 工 作 機 械 の 主 軸 駆 動 用 に 適 し た 誘 導 電 動 機 の 駆 動 制 御 方 法 に 関 す る 。

背 景 技 術

近 年 の 誘 導 電 動 機 は 、 一 次 巻 線 の 切 換 と ス ベ リ 制 御 に よ り 、 同 じ 一 次 電 流 値 で 、 低 速 回 転 で 大 き な ト ル ク を 発 生 さ せ る こ と が で き る よ う に 構 成 さ れ て い る 。 従 来 の 一 次 巻 線 の 切 換 制 御 に 於 い て は 、 Y — Y 結 線 さ れ た 電 動 機 の 各 相 の 一 次 巻 線 の 全 体 に 電 流 を 供 給 す る 第 1 の 端 子 と、 各 巻 線 の 中 間 に 各 巻 線 の 一 部 の み に霉 流 を 供 給す る 第 2 の 端 子 と を 設 け 、 低 速 回 転 時 に は 上 記 第 1 の 端 子 か ら の み 電 力 を 供 給 し 、 各 巻 線 全 体 に 電 流 を 供 給 す る 。 そ し て、 高 速 回 転 に な る と 上 記 第 2 の 端 子 か ら の み 電 流 を 供 給 し、 各 巻 線 の 一 部 の み に 電 流 を 供 給 し 、 励 磁 す る よ う に 切 換 制 御 し て い る 。

上 述 し た よ う な 、 一 次 巻 線 の 切 換 に よ っ て 電 動 機 の 駆 動 を 制 御 す る 場 合 、 一 定 以 上 の 広 範 な 回 転 域 に 於 い て は 低 速 巻 線 と 高 速 卷 線 の 間 に 出 力 の 谷 間 が 発 生 し 、 広 範 な 回 転 域 に 亙 っ て 定 出 力 を 得 る こ と が で き な い と い う 問 題 が あ っ た 。

図 4 は こ の よ う な 一 次 巻 線 切 換 に よ る 電 動機 の [51 転 数 に 対 す る 出 力 特 性 を 表 わ し た グ ラ フ で 、 低 速 用 巻 線 で 駆 動 し て い る 状 態 で 、 電 動 機 の 回 転 数 が 低 速 用 巻'線 駆 動 に お け る 高 速 域 に な る と 出 力 が 低 下 し 、 ま た 、 こ の 時 点 で 高 速 用 巻 線 に 接 続 を 切 換 え て も こ の 高 速 用 巻 線 駆 動 の 低 速 域 で は 出 力 が所 定 ト ル ク を 発 生 で き ず 、 図 4 に 斜 線 a で 示 す よ う に 出 力 が 低 下 す る 谷 間 が 発 生 す る 。

明 の 開 示

本 発 明 の 目 的 は 、 上 述 の 谷 間 の 発 生 を 防 止 し 、 広 範 囲 に 一 定 出 力 を 発 生 で き る 誘 導 電 動 機 の 駆 動 制 御 方 法 及 び 装 置 を 提 供 す る こ と に あ る

本 発 明 の 駆 動 制 御 装 置 は 、 一 端 が 電 力 供 給 端 子 に 、 他 端 が 中 性 点 に 夫 々 接 続 さ れ Y 結 線 さ れ た 各 相 卷線 と 、 上 記 各 栢 の 卷 線 は 、 所 定 の 巻線 数 比 で 分 断 さ れ た 第 1 の 分 断 巻 線 と 第 2 の 分 断 卷 線 と か ら D り 、 第 1 及 び 第 2 の 分 断 巻線 の 分 断 点 は 夫 々 第 1 及 び 第 2 の 中 間 端 子 に 接 铳 さ れ て お り 、 上 記 各 相 の 第 1 の 中 間 端 子 と 電 力 供 給 端 子 と の 間 に 挿 入 さ れ た 第 1 の 切 換 ス ィ ツ チ と 、 上 記 各 相 の 第 1 の 中 間 端 子 と 上 記 第 2 の 中 間 端 子 間 と の 間 に 挿 入 さ れ た 第 2 の 切 換 ス イ ツ 上 記 各 相 の 第 2 の 分 断 卷 線 の 中 間 端 子 間 に 挿 入 さ れ た 第 3 の 切 換 ス ィ ツ ナ と 、 上 記 誘 導 電 動 機 の 回 転 速 度 に 応 じ て 上 記 第 1 、 第 2 及 び 第 3 の 切 換 ス ィ ツ チ の オ ン /" オ フ を 制 御 す る 切 換 制 御 手 段 と 、 を 備 え る 。

更 に 、 上 記 装 置 を 用 い て 誘 導 電 動 機 を 駆 動 制 御 す る に は 、 低 速 回 転 時 に 於 い て 、 第 2 の 切 換 ス ィ ツ チ の み を ォ ン に し て 、 各 相 巻 線 の 卷 数 を 最 大 と し て 低 速 領 域 で も 高 ト ル ク を 出 力 で き る よ う に す る 。 中 速 回 転 時 { は 第 1 又 は 第 3 の 切 換 ス ィ ツ チ の う ち の ど ち ら.か 一 方 の み を オ ン に し て 、 巻 数 の 多 い 分 断 巻 線 の み に 霪 流 を 供耠 し 、 中 速 度 範 囲 で 高 ト ル ク を 発 生 で き る よ う に す る 。 高 速 回 転 時 に は 、 第 1 又 は 第 3 の 切 換 ス ィ ッ チ の う ち の 他 方 の 切 換 ス ィ ツ チ の み を 作 動 さ せ て 巻 数 の 少 な い 分 断 巻 線 の み に 電 流 を 流 し 、 高 速 領 域 で 高 ト ル ク を 発 生 で き る よ う に す る o

図 面 の 簡 単 な 説 明

図 1 は 、 本 発 明 の一実 施 例 に 係 る 誘 導 電 動 機 の 駆 動 制 御 装 置 の ブ ロ ッ ク 図 、

図 2 は 、 同 実 施 例 に お け る 誘 導 電 動 機 の 各 相 巻 線 、 端 子 及 び 切 換 回 路 6 の 切 換 ス ィ ッ チ の 接 铳 関 係 を 示 す 説 明 図 、

図 3 は 、 同 実 施 例 に お け る 制 御 回 路 の ブ 口 セ ッ サ が 実 施 す る 処 理 の フ ロ ー チ ャ ー ト 、

図 4 は 、 従 来 の 巻 線 切 換 に よ る 誘 導 電 動 機 制 御 に お け る 出 力 の 関 係 を 説 明 す る グ ラ フ で あ る 。

発 明 を 実 施 す る た め の 最 良 の 形 態 図 1 に 於 い て 、 誘 導 電 動 機 1 の U 、 V 及 び W の 各 巻 線 は Y — Y 結 線 で 構 成 さ れ 、 後 述 す る よ う に 各 巻 線 に は 巻 線 端 子 u 1 、 V 1 及 び W 1 と 中 間 端 子 U 2 、 U 3 、 V 2、

V 3 、 W 2 、 W 3 が 設 け ら れ て い る 。 各 端 子 は モ ー タ コ ン ト ロ ー ラ 3 の 切 換 回 路 6 に 接 続 さ れ 、 該 切 換 回 路 6 は 各 栢 毎 に 電 磁 接 触 器 或 い は ト ラ イ ア ツ ク （ 無 接点 ス イ ツ チ ） 等 で 構 成 さ れ た 3 つ の 切 換 ス ィ ツ チ M C l' 〜 M C 3 ( 図 2 参 照 ） を 有 し 、 ト ラ ン ジ ス タ イ ン バ ー タ 等 で 構 成 さ れ た パ ワ ー 回 路 5 か ら 供 袷 さ れ る 電 力 を 上 記 切 換 ス ィ ツ チ を 介 し て 各 相 の 巻 線 に 電 力 を 供 給 す る よ う に な っ て い る o

制 御 回 路 7 は プ ロ セ ッ サ （ C P U ) 、 R O M , R A M 等 の メ モ リ 、 L S I 、 A / D 変 換 器 等 で 構 成 さ れ 、 パ ヮ 一回 路 5 を 制 御 す る と 共 に 、 電 動 機 1 の 回 転 速 度 を 検 出 す る 回 転 速 度 セ ン サ 2 か ら の 検 出 速 度 に 応 じ て 上 記 切 換 回 路 6 の 切 換 ス ィ ツ チ を 切 換 え て 電 動 機 1 を 制 御 す る 。 な お 、 3 相 交 流 電 源 4 は モ ー タ コ ン ト ロ ー ラ 3 に 電 力 を 供 給 す る 。

上 記 誘 導 電 動 機 の 駆 動 制 御 装 置 は 、 電 動 機 1 の 各 卷 琮 に 従 来 は 2 つ の 端 子 し か 設 け ら れ て な か っ た の に 対 し て 3 つ の 端 子 が 設 け ら れ お り 、 切 換 回 路 6 は 従 来 の 装 置 で は 各相 の 2 つ 端 子 に 対 し て 切 換 接 続 す る よ う に な つ て い た の に 対 し て 3 つ の 端 子 に 対 し て 切 換 接 続 さ れ る 。

次 に 、 図 2 を 参 照 し て 上 記 誘 導 電 動 機 1 の 各 栢 巻 線 と 端 子 、 及 び 切 換 回 路 6 の 切 換 ス ィ ツ チ の 関 係 に つ い て 詳 細 に 説 明 す る 。

U 、 V 及 び W 相 の 各 巻 線 は Y — Y 結 線 で 接 続 さ れ 、 U、 V 、 W 栢 の 各 巻 線 は 、 巻 数 比 が 3 対 5 に な る よ う に そ れ ぞ れ 2 分 割 さ れ た 2 つ の 分 断 巻 線 3 t 及 び 5 t か ら 構 成 さ れ て い る 。 各 分 断 巻 線 3 t の 一 端 は 中 性 点 N で 接 続 さ れ 、 他 端 は 中 間 端 子 U 3 、 V 3 、 W 3 に 接 続 さ れ 外 部 に 取 り 出 さ れ て い る 。 ま た 、 分 断 巻 線 5 t の 分 断 点 は 中 間 端 子 U 2 、 V 2 、 W 2 に 接 続 さ れ 外 部 に 取 り 出 さ れ て い Ό o Ό に 卷 線 端 子 U 1 、 V 1 、 W 1 は そ れ ぞ れ パ ワ ー 回 路 5 か ら 電 力 が 供 給 さ れ る 端 子 U 0 , V 0 , W 0 に 直 接 接 続 さ れ て い る 。

中 間 端 子 U 3 、 V 3 、 W 3 は 切 換 回 路 6 内 に 設 け ら れ た 切 換 ス イ ッ チ M C 1 の 接 点 を 介 し て 電 力 供 給 端 子 U 0、

V 0 W 0 に そ れ ぞ れ 接 続 さ れ て い る 。 中 間 端 子 U 2 、

V 2 W 2 は 切 換 ス イ ツ チ M C 2 の 接 点 を 介 し て そ れ ぞ れ 中 間 端 子 U 3 、 V 3 、 W 3 に 接 続 さ れ て い る 。 中 間 端 子 U 2 、 V 2 、 W 2 は 切 換 ス ィ ッ チ M C 3 の 接 点 を 介 し て 互 い に 接 続 さ れ て い る

以 上 の よ う に 誘 導 電 動 機 1 の 各 相 巻 線 と 切 換 ス ィ ッ チ を 配 設 ノ 接 続 し て 構 成 す る こ と に よ り 、 切 換 ス ィ ツ チ M C 1 の み を オ ン と し 他 の 切 換 ス ィ ツ チ M C 2 、 M C 3 を オ フ と す れ ば 、 電 力 供 給 端 子 U 0 、 V 0 、 W O か ら 供 給 さ れ る 霪 力 は 切 換 ス ィ ッ チ M C 1 の 接 点 を 介 し て 中 間 端 子 U 3 、 V 3 、 W 3 に 供 袷 さ れ 、 U 、 V 、 W 相 の 分 断 巻 線 3 t の み が 作 動 す る こ と に な る 。 ま た 、 切 換 ス ィ ツ チ M C 2 の み を ォ ン と し 他 の 切 換 ス ィ ッ チ M C 1 、 M C 3 を オ フ と す れ ば 、 巻 線 端 子 U 1 、 V 1 、 W 1 に 電 力 が 供 給 さ れ 、 各 相 の 分 断 巻 線 5 t 及 び 3 t 、 即 ち 各 相 巻 線 の 全 て が 作動 す る こ と に な る 。 更 に 、 切 換 ス ィ ッ チ M C 3 の み を ォ ン と し 他 の 切 換 ス ィ ッ チ M C 1 、 M C 2 を オ フ と す れ ば 、 該 切 換 ス ィ ツ チ M C 3 の 各 接 点 に よ っ て 各 中 間 端 子 U 2 、 V 2 、 W 2 が 接 続 さ れ 、 こ の 接 続 点 が 中 性 点 と な り 、 電 力 は 巻 線 端 子 U l 、 V I.、 W 1 か ら 供 給 さ れ 、 各 相 の 分 断 巻 線 5 t の み が 作 動 す る こ と に な る 。

そ こ で 、 誘 導 電 動 機 1 の 回 転 速 度帯 域 を 低 速 、 中 速 及 び 高 速 に 区 分 し 、 各 帯 域 に 対 し て 下 記 表 1 に 従 っ て 上 記 切 換 ス ィ ッ チ M C 1 、 M C 2 及 び M C 3 を オ ン / オ フ 制 御 す る 。

表 1

図 3 は 、 コ ン ト ロ ー ラ 3 の 制 御 回 路 7 の プ ロ セ ッ サ が 実 施 す る 誘 導 電 動 機 制 御 の 処 理 の フ ロ ー チ ヤ 一 ト で あ り、 プ ロ セ ッ サ は 所 定 周 期 毎 該 処 理 を 実施 す る 。

ま ず 、 制 御 回 路 の メ モ リ 中 に 低 速 域 、 中 速 域 、 高 速 域 に そ れ ぞ れ 対 す る 電 動 機 制 御 の 各 種 パ ラ メ ー タ 、 即 ち 、 電 流 ル ー プ 処 理 に お け る 電 流 ゲ イ ン 、 す べ り 制 御 に お け る す べ り ゲ イ ン 、 電 圧 制 御 に お け る 電 圧 ゲ イ ン 、 速 度 制 御 に お け る 回 転 数 ゲ イ ン を 設 定 し 記 憶 さ せ て お く 。

そ し て 、 電 源 を 投 入 し 該 誘 導 電 動 機 を 駆 動 チ る と 、 ス テ ツ プ S 1 に 於 い て 、 制 御 回 路 7 の プ ロ セ ッ サ は 回 転 速 度 セ ン サ 2 で 検 出 さ れ る 回 転 速 度 が 低 速 域 か ら 中 速 域 へ の 切 換 速 度 と し て 設 定 さ れ た 速 度 以 下 か 否 か 判 断 す る 。 低 速 域 で あ れ ば 、 ス テ ッ プ S 2 で 切 換 回 路 6 の 切 換 ス ィ ツ チ M C 2 を オ ン 、 M C 1 及 び M C 3 を オ フ さ せ る 信 号 を 切 換 回 路 6 に 出 力 し 、 切 換 ス ィ ッ チ M C 2 が オ ン 、 M C l 、 M C 3 が オ フ と な る 。 そ の 結 果 U 、 V 、 W 各 相 の 分 断 卷 線 5 t 及 び 3 t に 電 流 が 流 れ る こ と に な り 、 低 速 領 域 で 高 ト ル ク が 発 生 で き る 。 次 に 、 ス テ ッ プ S 3 で メ モ リ に 記 憶 さ れ た 低 速 域 に 対 す る 各 種 パ ラ メ 一 夕 の 値 を 読 み 出 し 、 ス テ ッ プ S 9 に 移 行 し て 上 記 読 み 出 し た パ ラ メ.一 夕 値 に 基 づ い て プ ロ セ ッ サ は 従 来 と 同 様 に パ ワ ー 回 路 5 を 制 御 し 誘 導 電 動 機 を 駆 動 制 御 す る 。

以 上 の よ う に 、 電 動 機 1 に 取 り 付 け た 回 転 速 度 セ ン サ 2 か ら 検 出 さ れ る 回 転 速 度 が 低 速 域 で あ る 間 は 、 プ ロ セ ッ サ は ス テ ッ プ S l 、 S 2 、 S 3 及 び S 9 の 処 理 を 各 周 期 実 施 す る 。

ス テ ッ プ S 4 に 於 い て 、 予 め 設 定 さ れ た 低 速 域 か ら 中 速 域 へ の 切 換 速 度 と 中 速 域 か ら 高 速 域 へ の 切 換 速 度 の 間 に 検 出 速 度 が 達 し て い る こ と が 検 出 さ れ る と 、 即 ち 中 速 域 で あ る と 判 断 さ れ る と 、 プ ロ セ ッ サ は 切 換 ス ィ ツ チ M C 3 を オ ン 、 M C 1 及 び M C 2 を オ フ に 切 換 え 、 U 、 V 、 W 各 相 の.分 断 卷 線 5 t の み に 電 流 を 流 し 、 各 分 断 巻 線 5 t に よ り 励 磁 し 、 ス テ ッ プ S 6 に 於 い て 、 予 め 設 定 さ れ て い る 中 速 度 域 の 各 種 パ ラ メ ー タ を 読 み 出 し 、 パ ヮ 一回 路 5 を 制 御 し て 誘 導 電動 機 1 を 駆 動 す る 。 こ の 場 合 に は 、 低 速 域 に 於 け る 駆 動 時 よ り 励 磁 さ れ る 各 相 の 巻 鎵 の 巻 数 が 少 な く な る の で 、 低 速 域 駆 動 に 比 べ 、 よ り 高 速 ま で 高 ト ル ク を 発 生 で き る こ と に な る 。

回 転 速 度 セ ン サ 2 で 検 出 さ れ る 検 出 速 度 が 高 速 域 へ の 切 換 速 度 以 上 に な る と （ 低 速 域 で も 中 速 域 で も な い と 判 断 さ れ た と き ） 、 ス テ ッ プ S 7 に 進 み 、 切 換 ス ィ ッ チ M C 1 を オ ン 、 M C 2 及 び M C 3 を オ フ と し 、 ス テ ッ プ S 8 で 高 速 域 の 各 パ ラ メ ー タ を 読 み 出 し 、 こ の パ ラ メ 一 タ 値 で 誘 導 電 動 機 1 を 駆 動 制 御 す る 。 こ の 場 合 に は 、 切 換 ス ィ ツ チ M C 1 の み が オ ン で あ る か ら 、 各 相 の 分 断 巻 線 3 t の み に 電 流 が 流 れ 、 高 速 領 域 で 高 ト ル ク を 発 生 で き る よ う に な る 。

な お 、 上 記 実 施 例 で は 中 性 点 に 接 続 さ れ た 分 断 巻 線 の 巻 数 を 巻 線 端 子 に 接 続 さ れ た 分 断 卷 線 の 巻 数 よ り 少 な く し た が 、 逆 に し て も よ い 。 こ の 場 合 に は 、 中 速 域 の 時 、 切 換 ス ィ ツ チ M C 1 の み を オ ン と し 、 高 速 域 の 時 切 換 ス イ ッ チ M C 3 の み を オ ン と す る 。

更 に 、 上 記 実施 例 で は 、 各 相 巻 線 を 所 定 比 で 2 つ に 分 断 し た が 、 さ ら に 分 断 数 を 増 加 し 、 誘 導 電 動 機 の 回 転 速 度 に 応 じ て 各 相 巻 線 の 電 流 を 流 す 卷 線 の 巻 数 を 切 換 え る よ う に 構 成 す る こ と も 出 来 る 。 し か し 、 上 記 実 施 例 に 示 し た よ う に 、 2 分 割 す る 程 度 で 十 分 に 広 い 範 囲 で 定 出 力 を 得 る こ と が で き る 。

本 発 明 は 、 各 相 の 巻 線 を 所 定 比 率 の 卷 線 数 T 分 断 し 2 つ の 分 断 巻 線 と し 、 誘 導 電 動 機 の 速 度 に 応 じ 切 換 ス ィ ッ チ に よ つ て 電 流 を流 す 分 断 巻 線 を 選 択 / 切 換 る こ と に よ り 、 低 速 域 で は 各 相 巻 線 の 卷 数 を 多 く し 高 速 に な る に つ れ て こ の 卷 数 を 減 少 さ せ る よ う 3 段 に 切 換 え る よ う に し た の で 、 低 速 域 、 中 速 域 、 高 速 域 の 全 域 に 亙 っ て 高 ト ル ク を 発 生 さ せ る こ と が で き 、 広 範 囲 な 速 度 領 域 で 定 出 力 を 得 る こ と が で き る 。

Claims

請 求 の 範 囲

1 . 一 端 が 電 力 供 給 端 子 に 、 他 端 が 中 性 点 に 关 々 接 続 さ れ Y 結 線 さ れ た 各 相 巻 線 と 、 上 記 各 相 の 巻 線 は 、 所 定 の 巻 線 数 比 で 分 断 さ れ た 第 1 の 分 断 卷 線 と 第 2 の 分 断 巻 線 と か ら 成 り 、 第 1 及 び 第 2 の 分 断 巻 線 の 分 断 点 は 夫 々 第 1 及 び 第 2 の 中 間 端 子 に 接 続 さ れ て お り 、

上 記 各 相 の 第 1 の 中 間 端 子 と 電 力 供 給 端 子 と の 間 に 挿 入 さ れ た 第 1 の 切 換 ス ィ ツ チ と 、

上 記 各 栢 の 第 1 の 中 間 端 子 と 上 記 第 2 の 中 間 端 子 間 と の 間 に 掙 入 さ れ た 第 2 の 切 換 ス ィ ツ チ と 、

上 記 各 相 の 第 2 の 分 断 卷 線 の 中 間 端 子 間 に 掙 入 さ れ た 第 3 の 切 換 ス ィ ッ チ と 、

上 記 誘 導 電 動 機 の 回 転 速 度 に 応 じ て 上 記 第 1 、 第 2 及 び 第 3 の 切 換 ス ィ ッ チ の ォ ン / オ フ を 制 御 す る 切 換 制 御 手 段 と 、 を 備 え た 誘 導 電 動 機 の 駆 動 制 御 装 置 。

2 . — 端 が 電 力 供 給 端 子 に 、 他 端 が 中 性 点 に 夫 々 接 続 さ れ Y 結 線 さ れ た 各 相 巻 線 と 、 上 記 各 相 巻 線 は 、 所 定 の 巻 線 数 比 で 分 断 さ れ た 第 1 の 分 断 巻 線 と 第 2 の 分 断 巻 線 と か ら 成 り 、 第 1 及 び 第 2 の 分 断 巻 線 の 分 断 点 は 夫 々 第 1 及 び 第 2 の 中 間 端 子 に 接 続 さ れ て お り 、 上 記 各 相 の 第 1 の 中 間 端 子 と 電 力 供 給 端 子 と の 間 に 挿 入 さ れ た 第 1 の 切 換 ス ィ ツ チ と 、 上 記 各 相 の 第 1 の 中 間 端 子 と 上 記 第 2 の 中 間 端 子 間 と の 間 に 掙 入 さ れ た 第 2 の 切 換 ス ィ ッ チ と 、 上 記 各 相 の 第 2 の 分 断 巻 線 の 中 間 端 子 間 に 挿 入 さ れ た 第 3 の 切 換 ス ィ ッ チ と 、 上 記 第 1 、 第 2 及 び 第 3 の 切 換 ス ィ ツ チ の オ ン / オ フ を 制 御 す る 切 換 制 御 手 段 と 、 を 備 え た 誘 導 電 動 機 の 駆 動 制 御 装 置 を 用 い て 誘 導 電 ¾ 機 を 駆動 制 御 す る 方 法 で あ っ て 、

誘 導 電 動 機 の 回 転 速 度 が 、 低 速 域 で あ れ ば 、 上 記 第 2 の 切 換 ス ィ ツ チ を オ ン 、 上 記 第 1 及 び 第 3 の 切 換 ス ィ ッ チ を オ フ に 切 換 え 、 中 速 域 で あ れ ば 、 上 記 第 3 の 切 換 ス ィ ツ チ を オ ン 、 上 記 第 1 及 び 第 2 の 切 換 ス ィ ツ チ を オ フ に 切 換 え 、 高 速 域 で あ れ ば 、 上 記 第 1 の 切 換 ス ィ ツ チ を オ ン 、 第 2 及 び 第 3 の 切 換 ス ィ ツ チ を オ フ に 切 換 え る 、 誘 導 電 動 機 の 駆 動 制 御 方 法 。

3 . 上 記 第 2 の 分 断 巻 線 の 卷 線 数 は 上 記 第 1 の 分 断 卷 線 の 卷 線 数 よ り も 大 き い 、 請 求 の 範 囲 第 2 項 に 記 載 の 誘 導 電 動 機 の 駆 動 制 御 方 法 。

4 . — 端 が 電 力 供 給 端 子 に 、 他 端 が 中 性 点 に 夫 々 接 続 さ れ Y 結 線 さ れ た 各 相 巻 線 と 、 上 記 各 栢 卷 線 は 、 所 定 の 巻 線 数 比 で 分 断 さ れ た 第 1 の 分 断 巻 線 と 第 2 の 分 断 巻 線 と か ら 成 り 、 第 1 及 び 第 2 の 分 断 巻 線 の 分 断 点 は 夫 々 第 1 及 び第 2 の 中 間 端 子 に 接 続 さ れ て お り 、 上 記 各 相 の 第 1 の 中 間 端 子 と 電 力 供 給 端 子 と の 間 に 挿 入 さ れ た 第 1 の 切 換 ス ィ ツ チ と 、 上 記 各 相 の 第 1 の 中 間 端 子 と 上 記 第 2 の 中 間 端 子 間 と の 間 に 挿 入 さ れ た 第 2 の 切 換 ス ィ ツ チ と 、 上 記 各 相 の 第 2 の 分 断 巻 線 の 中 間 端 子 間 に 揷 入 さ れ た 第 3 の 切 換 ス ィ ツ チ と 、 上記 第 1 、 第 2 及 び 第 3 の 切 換 ス イ ッ チ の オ ン / オ フ を 制 御 す る 切 換 制 御 手 段 と 、 を 備 え た 誘 導 電 動 機 の 駆 動 制 御 装 置 を 用 い て 誘 導 電 動 機 を 駆 動 制 御 す る 方 法 で あ っ て 、

誘 導 電 動 機 の 回 転 速 度 が 、 低 速 域 で あ れ ば 、' 上 記 第 2 の 切 換 ス ィ ツ チ を オ ン 、 上 記 第 1 及 び 第 3 の 切 換 ス ィ ッ チ を オ フ に 切 換 え 、 中 速 域 で あ れ ば 、 上 記 第 1 の 切 換 ス ィ ツ チ を オ ン 、 第 2 及 び 第 3 の 切 換 ス ィ ツ チ を オ フ に 切 換 え 、 高 速 域 で あ れ ば 、 上 記 第 3 の 切 換 ス ィ ツ チ を オ ン、 上 記第 1 及 び 第 2 の 切 換 ス ィ ッ チ を オ フ に 切 換 え る 、 誘 導 霪 動 機 の 駆 動 制 御 方 法 。

5 . 上 記 第 1 の 分 断 巻 線 の 卷 線 数 は 上 記 第 2 の 分 断 巻 線 の 巻 鎵 数 よ り も 大 き い 、 請 求 の 範 囲 第 4 項 に 記 載 の 誘 導 亀 動 機 の ¾ 動 制 御 方 法 。