WO1992020379A1

WO1992020379A1 - Device utilizing chemical reaction heat for sterilizing and disposing medical wastes causative of secondary infection

Info

Publication number: WO1992020379A1
Application number: PCT/JP1991/001179
Authority: WO
Inventors: Seiken Takemaru
Original assignee: Fujimasu, Jirou; Fujimasu, Nobuhiro
Priority date: 1991-05-23
Filing date: 1991-09-04
Publication date: 1992-11-26
Also published as: AU8433891A

Description

明細害

化学反応熱利用式二次感染性医療廃棄物滅菌処理装置

技術分野

この発明は、病院内における、あらゆるバイ菌の着いた医癍廃棄物（特に二次感染性医療廃棄物）を滅菌処理する機械で、電気熱及び火力では処理せず、 M Kセラミックス又は化学薬品を使用し、その化学反応熱により、二次感染菌の付着した医療廃棄物を密閉圧力容器内に密閉し（約 1 8 0 ~ 3 0 0 度の温度で約 4 0分間）安全且つ完全に滅菌処理する機械である。背景技術

この機械（化学反応熱利用式二次感染性医癍廃棄物滅菌処理装置）は現在有る滅菌処理機械、遠赤外線パネルヒータ式においては不燃パックにセジトしてスィッチをいれると設定温度（約 1 8 0度から 2 2 0度ぐらい）に上昇する間、スィッチをいれると同時にターボブロア（特殊ガス処理装置）が作動し始めるため医療廃棄物の臭いと二次感染性浮泳菌（温度が少し上昇し始めた時出ると予想される）が少量ではあるが排出され又温度の上昇と共に有毒ガス及び悪臭が、完全に消去されないまま放出されている。

病院に据付の焼却炉においては、プラスチック製品又はナイロン製品を焼却するため、多少の悪臭と有毒ガス又は煙が発生する。

化学反応熱利用式二次感染性医療廃棄物滅菌処理装置においては、二次感染性医療廃棄物を密閉圧力容器内に投入後、 M Kセラミックス又は化学薬品を規定量入れ、完全密閉し、水又は化学薬品を散水することにより化学反応をおこし、その反応熱（約 1 8 0度〜 3 0 0度で約 4 0分）で滅菌処理し、処理中でも完全密閉の為安全に処理し、 4 0分後開放弁を開き、容器内の多少の悪臭の気体は、図 2の 1 6の開放弁を通り 1 7の遠赤外線炉において焼却後、 1 8の消毒タンクにおいて、悪臭その他を除去し無臭無害で放出する, 本発明は従来の遠赤外線炉式又は、焼却炉にて焼却する方式と異なり、 M Kセラミックス又は化学薬品を使用し、密閉圧力容器の中で化学反応熱を利用して滅菌处理する方法の発明である。発明の開示

本発明は、医療廃棄物（特に二次感染性医療廃棄物）の滅菌処理を安全且つ完全無公害に環境汚染も無く処理する為に発明し、 1、化学反応熱利用滅菌装置、 2、密閉圧力容器内滅菌処理装置、密閉庄カ容器内において化学反応熱を効率良くする為、 3、内部撹拌散水装置、 4、循環式滅菌処理装置、を発明内蔵し、処理後容器内部に多少の悪臭、有毒ガス、が有ると予想し (理論上は Μ Κセラミックス又は化学薬品が吸い取る）容器外の、 5、悪臭、有毒ガス、消化装置において完全無臭、無害、として外気に放出する。図面の簡単な説明

【図 1】正面断面図、二次感染性医療廃棄物を投入後 Μ Κセラミックス

又は化学薬品を散布している図である。

【図 2】正面断面図、処理容器が密閉された状態、図の 2、は散水口、図の 3、は内部 *拌散水棒、

【図 3】上図平面図、下図正面断面図、内部壁面循環方式（両側面 2ケ所）滅菌処理装置、図の 2 1、

【図 4】上図平面図、下図正面断面図、内部壁面全面循環方式滅菌処理装置、図の 2 1、

【図 5】上図平面図、下図正面断面図、外部循環方式（外部にパイプで循環口を作り循環させる）図の 2 3、

【図 6】正面断面図、处理容器より安全弁（又は開放弁）図の 1 6を介し遠赤外線炉図 1つ、消毒タンク図 1 8、

【図 7】上図平面図、下図正面断面図、悪臭、有毒ガス、消化装置（遠赤外線炉図 1 7、消毒タンク図 1 8 ) 3

【図 8】面断面図、滅菌処理済の廃棄物を下面収鈉容器に排出図、発明を実施するための最良の形態

本発明をよリ詳細に説述するために、添付の図面に従ってこれを説明する, 本発明は、現在の二次感染性医療廃棄物滅菌処理方法（遠赤外線炉、又は焼却炉）で完全に処理することの出来ない（悪臭、多少の有毒ガス、煙）等を、密閉圧力容器内において、完全に安全無害に自動化で処理出来る。

【図 1】において、二次感染性医療廃棄物を一定量投入すると図の 1 5のセンサーが锄き、図の 7の M Kセラミックス又は化学薬品の散布器が反転してセッ卜されると上方の M Kセラミックス又は化学薬品のタンクょリ規定量が散布される（二次感染性医療廃棄物の空き間から多少の M Kセラミックス又は化学薬品が中部又は下部に落ちる）と散布器が反転して、図の 1の蓋が自動的に下がり口ックされる。

【図 2】の 2散水口より散水が始まり先ず【図 2】の 1 1の上部面の、 M Kセラミジクス又は化学薬品が化学反応を起こす（【図 2】の 1 1の上部面が M Kセラミックス又は化学薬品が比較的多く有る）とともに【図 2】の 3 , の内部攪拌散水棒が、静かに約 3 0度ぐらいの反転を数回繰返すと、上部に有った M Kセラミックス又は化学薬品が、内部攪拌散水棒に添って、 1 2、中部、 1 3の下部に落ちると共に内部撹拌散水棒が散水し化学反応が上部、中部、下部、で活発になリ蒸気混じりの化学反応熱が容器内上部に集まるが，【図 3】の内部循環作用が始まっており、容器内上部の蒸気混じりの化学反応熱を、容器内側面より容器内底面に送り、二次感染性医療廃棄物の下部全面より、蒸気混じりの化学反応熱を吹きださせる事により、容器内全体の化学反応が一段と活発なリ（温度が約 1 8 0〜 3 0 0度ぐらいまで上昇約 4 0 分で）滅菌処理が終わると安全弁（開放弁）（【図 6】の 1 6 ) が開放すると同時に【図 1】の 2の散水口よりエアー圧力により内部の多少の悪臭と高温を 1 7、に押出し焼却し 1、 8、の消毒タンク内に於、完全無害無臭に消毒され外気'に放出した後、数分後に差が開放し上昇すると【図 8】となリ滅菌処理済の廃棄物を下面収鈉容器に排出するとともに【図 1】にもどる。産業上の利用可能性

以上のように、本発明は二次感染性医療廃棄物を病院内において、安全且つ完全に滅菌処理可能なため、看護婦の、二次感染性医療廃棄物の選別作業も不要となり、安全も確保され、又、現在二次感染性医療廃棄物が病院内で滅菌処理されず容器にいれて持ち出し焼却するとき、産業廃棄物処理業者が二次感染性医療廃棄物での感染を恐れて、運びたがらない状況にある、これ等の諸問題を解決できる。

Claims

請求の範囲

1、化学反応熱利用滅菌処理方式

M Kセラミックス又は、化学薬品を密閉圧力容器内の二次感染性医療廃棄物上に散布し、水又は化学薬品を散水することにより、化学反応熱（約 1 8 0度〜 3 0 0度位に上昇する）が発生する。この化学反応熱を利用して、二次感染性医療廃棄物を完全滅菌処理（約 4 0分間）する。

2、密閉圧力容器内処理方式

二次感染性医療廃棄物を密閉圧力容器内に完全に閉じ込め、 M Kセラミックス又は、化学薬品の化学反応熱（約 1 8 0度〜 3 0 0度位に上昇する）を利用して、約 4 0分間密閉したまま完全滅菌処理をする。

3、内部携拌散水装置

二次感染性医療廃棄物を滅菌処理する密閉圧力容器内にいれ、 M Kセラミックス又は化学薬品を規定量散布すると、二次感染性医療廃棄物の上面に、 M Kセラミックス又は、化学薬品の層（多少の M Kセラミックス又は、化学薬品は二次感染性医療廃棄物の空き間より、中部又は下部に落ちる）ができるため化学反応を起こす水又は、化学薬品を散水しても、 M Kセラミックス又は、化学薬品の上面た'けが化学反応が起き、二次感染性医療廃棄物の中部又は下部においては、 M Kセラミックス又は化学薬品が無いため、化学反応熱が発生しないから滅菌処理がされない。これを解決するため、容器内上部より散水後、盖の内部に取付けた »拌散水棒（【図 2】の 3が静かに約 3 0 度位の反転を数回操り返す）反転するすることにより、上面に有る M Kセラミックス又は化学薬品が ft拌散水棒に添って容器内二次慼染性医療廃棄物の中部又は下部に落ち、中部又は下部においても、 M Kセラミックス又は化学薬品が混和されると同時に、散水棒（【図 2】の 3 ) より散水することによ 6 リ、密閉圧力'容器内上部も中部も下部も化学反応を起こし、高熱が発生して完全な滅菌処理が可能となる。

4、循環式滅菌処理装置

3、において全体的な化学反応熱（約 1 80〜 300度）にて滅菌処理する時、髙温蒸気が発生し容器内上部に集り、この高温蒸気を容器内（又は容器外）側面よリ容器内底面に循環させ容器内二次感染性医療廃棄物の下面全体よリ髙温蒸気吹をきだし循環させることにより、密閉圧力容器内二次感染性医療廃棄物の滅菌処理が、よリ効果的に完全処理が可能となる。下記循環方式とする。

(1) 内部側面循環式（側面数ケ所）【図 3】の 2 1

(2) 内部全面循環式（容器内側面全周）【図 4】の 2 1

(3) 外部循環式（容器の外部に循環パイプ使用）【図 5】の 2 3

5、悪臭及び有毒ガス消化装置

二次感染性医療廃棄物滅菌処理過程において、 MKセラミックス又は化学薬品が水又は化学薬品と化学反応を起こす時、高温と蒸気が発生し圧力となる

273 + 300

オイルシャルルの法則 P = 27 3 = 2.1気圧となる。

安全性（化学反応圧力による爆発、破損、その他の事故防止）を第一とし容器内圧力を 0.9気圧に設定し、 0 , 9気圧以上に上昇した時は安全弁（4 0分の滅菌処理後）兼開放弁【図 7】の 1 6が作動し容器外【図 7】の 1 7 の方に逃す。この気体には多少の恵臭と有毒ガスが含まれていると予想し (理論上は MKセラミックス又は化学薬品の粉が吸い取る） 1 7の遠赤外線炉で焼却後 1 8の消毒タンク内において悪臭その他を消去して無臭、無害、として外気に放出する。