JPWO2023277180A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 中心軸に沿って後端から先端に向かって延びた棒形状である切削工具用のホルダであって、
   前記先端の側に位置するヘッドと、
   前記ヘッドよりも前記後端の側に位置するシャンクと、を有し、
   前記ヘッドは、
   上あごと、
   下あごと、
   前記上あご及び前記下あごの間に位置し、且つ、切削インサートが挿入可能なポケットと、を有し、
   前記下あごは、前記切削インサートにおける前記後端の側の端面が当接可能な拘束面を有し、
   前記ホルダは、前記拘束面から前記後端に向かって延びたスリットをさらに有し、
   前記スリットは、
   前記拘束面の上端に接続され、且つ、前記後端に向かうにしたがって上方へ向かって傾斜する上昇部と、
   前記上昇部よりも前記後端の近くに位置し、且つ、前記後端に向かうにしたがって下方へ向かって傾斜する下降部と、を有し、
   前記中心軸に沿った方向において、前記下降部が前記上昇部よりも長い、ホルダ。
2. 前記スリットの上端は、前記ヘッド内に位置する、請求項１に記載のホルダ。
3. 前記スリットの下端は、前記拘束面の下端よりも上方に位置する、請求項１又は２に記載のホルダ。
4. 前記拘束面及び前記上昇部のなす角が、鈍角である、請求項１又は２に記載のホルダ。
5. 側面視した場合において、
   前記中心軸に対する前記上昇部の傾斜の最大値が第１傾斜角であって、
   前記中心軸に対する前記下降部の傾斜の最大値が第２傾斜角であって、
   前記第２傾斜角が前記第１傾斜角よりも大きい、請求項１又は２に記載のホルダ。
6. 前記上昇部及び前記下降部は、それぞれ直線状に延びている、請求項１又は２に記載のホルダ。
7. 前記下降部は、
   前記先端の側に位置する第１領域と、
   前記第１領域よりも前記後端の近くに位置する第２領域と、を有し、
   前記中心軸に対する前記第１領域の傾斜の最大値が、前記中心軸に対する前記第２領域の傾斜の最大値よりも大きい、請求項１又は２に記載のホルダ。
8. 前記シャンクは、上面及び下面を有し、
   前記スリットの全体が、前記下面よりも前記上面の近くに位置する、請求項１又は２に記載のホルダ。
9. 請求項１又は２に記載のホルダと、
   前記ホルダにおける前記ポケットに位置する切削インサートと、を有する切削工具。
10. 被削材を回転させる工程と、
    回転する前記被削材に請求項９に記載の切削工具を接触させる工程と、
    前記切削工具を前記被削材から離す工程と、を備えた切削加工物の製造方法。