JPWO2023007590A5 - - Google Patents

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JPWO2023007590A5
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【0018】
詳細には、第1展開部35及び上方展開部43は、胴体R3に前方から当接し、胴体R3を保護する。上方展開部43の上部延出部45b,46bは、乗員Rの肩を前方から覆う。
左右の延出部252は、腕R1よりも下方に位置する。延出部252は、腕R1と脚R2との間を通って車幅方向外側に延び、胴体R3の下部に対し車幅方向外側に延出する。
[0057]
第2上方延出部253の第1延出部254は、胴体R3及び腕R1を外側方から覆って保護する。
第2上方延出部253の第2延出部255は、上方展開部43の後方側で腕R1の上方を車幅方向内側に回り込み、腕R1に上方から当接する。第2延出部255の先端部は、上方展開部43の上端部に当接しても良い。
図7の正面視では、上方展開部43の上端部は、第2延出部255の少なくとも一部に前方から重なる。
[0058]
エアバッグ242は、第1展開部35と、上方展開部43と、延出部252と、第2上方延出部253の第1延出部254及び第2延出部255とによって、乗員Rを多方向から挟む。エアバッグ242は、腕R1に巻き付くように展開する。このため、エアバッグ242は、乗員Rに良好に付着する。
第2展開部250は、棒状であり、容積が小さいため、迅速に展開する。
エアバッグ242が展開した状態で、第2展開部250の展開方向の長さは、第1展開部35及び上方展開部43を足した展開方向の長さよりも大きい。
[0059]
以上説明したように、本発明を適用した第2の実施の形態によれば、第2展開部250は、第1展開部35から後側方に延出する延出部252と、延出部252から少なくとも上方展開部43の位置まで上方に延びる第2上方延出部253とを備える。
この構成によれば、第2展開部250によって乗員Rを保護できるとともに、上方展開部43及び第2展開部250によって乗員Rを挟むようにして

Claims (20)

  1. 乗員用のシート(17,317)と、前記シート(17,317)よりも前方または前記シート(17,317)の前部に設けられるエアバッグ(42,242,542,642)とを備える鞍乗り型車両において、
    前記エアバッグ(42,242,542,642)は、展開時に上方に展開する第1展開部(35,635)と、展開時に前記第1展開部(35,635)から上方に展開する上方展開部(43,643)と、展開時に前記第1展開部(35,635)と上方展開部(43,643)とによって形成される展開部の下部から分岐して延びる第2展開部(50,250,650,650´)とを備え、
    前記上方展開部(43,643)は、前記シート(17,317)に着座する乗員の胴体(R3)の前面に沿って略鉛直上方に展開し、
    前記第2展開部(50,250,650,650´)は、略鉛直上方に展開する前記第1展開部(35,635)の車幅方向外側部から、車両側面視で、前上方、上方、及び後上方のいずれかに延出し、乗員の胴体(R3)を外側方から覆うことを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記第2展開部(50)は、前記第1展開部(35)の両側部から車幅方向外側に延出する側方延出部(51)と、前記側方延出部(51)から後方に延出する後方延出部(52)とを備えることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記第2展開部(650,650´)は、前記第1展開部(635)の外側部の後面から後方または後側方に延出する第2後方延出部(652,652´)を備えることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記第2展開部(50,650,650´)は、前記後方延出部(52)及び前記第2後方延出部(652,652´)の少なくともいずれかから車幅方向内側に向けて屈曲する内側屈曲部(53,653)を備え、
    前記内側屈曲部(53,653)の少なくとも一部は、車両前後方向で前記上方展開部(43,643)に重なることを特徴とする請求項2または3記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記後方延出部(52)及び前記第2後方延出部(652´)は、前記内側屈曲部(53,653)に至るまでは、後方に向かうに従って車幅方向外側に位置するように延出することを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記第2展開部(50,650,650´)は、前記内側屈曲部(53,653)から屈曲して下方に延びる下方延出部(54,654)を備えることを特徴とする請求項4または5記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記第2展開部(50,650,650´)は、前記下方延出部(54,654)から前記後方延出部(52)または前記第2後方延出部(652,652´)に向けて折り返す折り返し部(55,655)を備えることを特徴とする請求項6記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記エアバッグ(42,542,642)が展開した状態で、前記第2展開部の展開方向の長さ(L1)は、前記第1展開部(35,635)及び前記上方展開部(43,643)を足した展開方向の長さ(L2)よりも長いことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  9. 前記第2展開部(250)は、前記第1展開部(35)の側部から車幅方向外側、後方、及び後側方のいずれかに延出する延出部(252)と、前記延出部(252)から少なくとも前記上方展開部(43)の位置まで上方に延びる第2上方延出部(253)とを備えることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  10. 前記第2上方延出部(253)は、前記上方展開部(43)の上面(43c)よりも上方に延びることを特徴とする請求項9記載の鞍乗り型車両。
  11. 前記第2上方延出部(253)は、乗員の胴体(R3)及び腕(R1)を外側方から覆うことを特徴とする請求項10記載の鞍乗り型車両。
  12. 前記第2展開部(50,250,650,650´)は、前記シート(17,317)に着座して操舵用のハンドル(21,323)を把持する前記乗員の腕(R1)と、この乗員の脚(R2)との間を通って延出することを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  13. 前記第2展開部(50,250,650,650´)は、前記第1展開部(35,635)から延出する棒状であり、前記上方展開部(43,643)よりも細い棒状であることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  14. 前記エアバッグ(42,242,542,642)を展開させるガスの流入口(44)は、前記第1展開部(35,635)に設けられることを特徴とする請求項13記載の鞍乗り型車両。
  15. 前記上方展開部(43)は、左右の一方側で上方に延出する一側上方展開部(45)と、左右の他方側で上方に延出する他側上方展開部(46)と、前記上方展開部(43)内の空間を前記一側上方展開部(45)と前記他側上方展開部(46)とに仕切る仕切り部(47)とを備え、
    前記仕切り部(47)は、前記上方展開部(43)の少なくとも後面(43a)に設けられ、
    前記上方展開部(43)は、上下に延在する前記仕切り部(47)を起点に折り曲げ可能であり、
    前記上方展開部(43)の前記後面(43a)には、前記一側上方展開部(45)と前記他側上方展開部(46)とを左右に接続する接続部材(48)が取り付けられることを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  16. 前記エアバッグ(42,242,542,642)内にガスを噴出して前記エアバッグ(42,242,542,642)を展開させるインフレーター(41)が前記エアバッグ(42,242,542,642)に接続され、
    前記エアバッグ(42,242,542,642)の展開後に前記エアバッグ(42,242,542,642)を前記インフレーター(41)から切り離す切り離し機構(49)が設けられることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  17. 前記エアバッグ(542)は、前記上方展開部(43)と前記第2展開部(50)との間に中間部(560)を備え、
    前記中間部(560)は、前記上方展開部(43)と前記第2展開部(50)とを接続し、
    前記中間部(560)は、前記第2展開部(50)よりも膨張量が少ない、または、前記エアバッグ(542)を展開させるガスによって膨張しないことを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
  18. 乗員用の乗車位置(418)より前方に設けられるエアバッグ(42,242,542,642)を備える車両において、
    前記車両は、前記乗車位置(418)に乗員が立ち乗りする立ち乗り型車両であり、
    前記エアバッグ(42,242,542,642)は、展開時に上方に展開する第1展開部(35,635)と、展開時に前記第1展開部(35,635)から上方に展開する上方展開部(43,643)と、展開時に前記第1展開部(35,635)から分岐して延びる第2展開部(50,250,650,650´)とを備え、
    前記第2展開部(50,250,650,650´)は、前記第1展開部(35,635)から、車幅方向外側、後方、及び後外側方のいずれかに延出することを特徴とする車両。
  19. (削除)
  20. 車両に乗車する乗員が装着する乗員用装備具(771,871)と、エアバッグ(42)とを備える乗員保護具において、
    前記エアバッグ(42)は、前記乗員用装備具(771,871)に支持されて前記乗員の胴体(R3)の前面側に位置し、
    前記エアバッグ(42)は、展開時に上方に展開する第1展開部(35)と、展開時に前記第1展開部(35)から上方に展開する上方展開部(43)と、展開時に前記第1展開部(43)から分岐して延びる第2展開部(50)とを備え、
    前記第2展開部(50)は、前記第1展開部(35)から、車幅方向外側、後方、及び後外側方のいずれかに延出することを特徴とする乗員保護具。
JP2023537793A 2021-07-27 鞍乗り型車両、車両、及び、乗員保護具 Active JP7575607B2 (ja)

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