JPWO2021220253A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JPWO2021220253A5
JPWO2021220253A5 JP2022566393A JP2022566393A JPWO2021220253A5 JP WO2021220253 A5 JPWO2021220253 A5 JP WO2021220253A5 JP 2022566393 A JP2022566393 A JP 2022566393A JP 2022566393 A JP2022566393 A JP 2022566393A JP WO2021220253 A5 JPWO2021220253 A5 JP WO2021220253A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buffer
protein mixture
antibody
concentration
eluted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022566393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023523824A (ja
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/IB2021/053660 external-priority patent/WO2021220253A1/en
Publication of JP2023523824A publication Critical patent/JP2023523824A/ja
Publication of JPWO2021220253A5 publication Critical patent/JPWO2021220253A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Claims (26)

  1. タンパク質混合物を精製するプロセスであって、前記プロセスは、
    a.抗体又はその断片と不純物とのタンパク質混合物をッファーを用いてアフィニティーカラムにロードすることと;
    b.前記アフィニティーカラムをッファーで洗浄することと;
    d.性pHで約100mM~約200mMの濃度を有するッファーで、目的の抗体濃縮された前記タンパク質混合物を溶出することと;
    e.溶出されたタンパク質混合物のウイルス不活化及び中和を行うことと、
    を含み、中和された前記タンパク質混合物は、標準濁度計で測定されたときに、100mM未満の濃度を有するバッファーで溶出された前記タンパク質混合物より低い濁度を有することを特徴とするプロセス。
  2. 溶出中の濃度が、100mM超、110mM超、125mM超、130mM超、140mM超、150mM超、160mM超、170mM超、180mM超、190mM超、195mM超、約200mMから選択される請求項1に記載のプロセス。
  3. 溶出工程(d)における前記ッファーの濃度が、約100mM~約200mMから選択される請求項1に記載のプロセス。
  4. 溶出工程(d)における前記ッファーの濃度が、約125mMである請求項1に記載のプロセス。
  5. 溶出工程(d)における溶出バッファーが、中和されたタンパク質混合物において約103NTU未満の濁度を提供する請求項4に記載のプロセス。
  6. 溶出工程(d)における前記ッファーの濃度が、約200mMである請求項1に記載のプロセス。
  7. 溶出工程(d)における溶出バッファーが、中和されたタンパク質混合物において60NTU、50NTU、42.5NTU、40NTU、36.1NTU、35NTU、及び30NTUから選択される濁度を提供する請求項6に記載のプロセス。
  8. 中和されたタンパク質混合物における濁度が、36.1NTU以下である請求項7に記載のプロセス。
  9. 中和されたタンパク質混合物における濁度が、42.5NTU以下である請求項7に記載のプロセス。
  10. 前記性pHが、約pH3~約pH3.5から選択される請求項1に記載のプロセス。
  11. 請求項1に記載のロセスであって、前記プロセスが、
    a.抗体又はその断片と不純物とのタンパク質混合物をッファーを用いてアフィニティーカラムにロードすることと;
    b.前記アフィニティーカラムをッファーで洗浄することと;
    d.性pH3.5±0.1で約125mMの濃度を有するッファーで、目的の抗体濃縮された前記タンパク質混合物を溶出することと;
    e.溶出されたタンパク質混合物のウイルス不活化及び中和を行うことと、
    を含み、中和された前記タンパク質混合物は、標準濁度計で測定されたときに、100mM未満の濃度を有するバッファーで溶出された前記タンパク質混合物より低い03以下の濁度を有することを特徴とするプロセス。
  12. 請求項1に記載のロセスであって、前記プロセスが、
    a.抗体又はその断片と不純物とのタンパク質混合物をッファーを用いてアフィニティーカラムにロードすることと;
    b.前記アフィニティーカラムをッファーで洗浄することと;
    d.性pH3.5±0.1で約200mMの濃度を有するッファーで、目的の抗体濃縮された前記タンパク質混合物を溶出することと;
    e.溶出されたタンパク質混合物のウイルス不活化及び中和を行うことと、
    を含み、中和された前記タンパク質混合物は、標準濁度計で測定されたときに、100mM未満の濃度を有するバッファーで溶出された前記タンパク質混合物より低い36.1以下の濁度を有することを特徴とするプロセス。
  13. 請求項1に記載のロセスであって、前記プロセスが、
    a.抗体又はその断片と不純物とのタンパク質混合物をッファーを用いてアフィニティーカラムにロードすることと;
    b.前記アフィニティーカラムをッファーで洗浄することと;
    d.性pH3.0±0.1で約200mMの濃度を有するッファーで、目的の抗体濃縮された前記タンパク質混合物を溶出することと;
    e.溶出されたタンパク質混合物のウイルス不活化を行うことと、
    を含み、中和された前記タンパク質混合物は、標準濁度計で測定されたときに、100mM未満の濃度を有するバッファーで溶出された前記タンパク質混合物より低い42.5以下の濁度を有することを特徴とするプロセス。
  14. 抗体が、IgG1抗体、IgG2抗体、IgG3抗体、IgG4抗体、又はその断片、及び融合タンパク質から選択される請求項1に記載のプロセス。
  15. 前記IgG1抗体又は融合タンパク質が、6~9の等電点を有する請求項14に記載のプロセス。
  16. 前記IgG1抗体又は融合タンパク質が、エタネルセプト、リツキシマブ、パリビズマブ、インフリキシマブ、トラスツズマブ、アレムツズマブ、アダリムマブ、イブリツモマブ、オマリズマブ、セツキシマブ、ベバシズマブ、ナタリズマブ、エクリズマブ、セルトリズマブペゴル、ウステキヌマブ、カナキヌマブ、ゴリムマブ、オファツムマブ、トシリズマブ、デノスマブ、ベリムマブ、イピリムマブ、ブレンツキシマブベドチン、ペルツズマブ、トラスツズマブエムタンシン、ラキシバクマブ、オビヌツズマブ、シルツキシマブ、ラムシルマブ、ベドリズマブ、ニボルマブ、ペムブロリズマブ、ダルシズマブ、ネシツムマブ、ジヌツキシマブ、セクキヌマブ、メポリズマブ、アリロクマブ、エボロクマブ、ダラツムマブ、エロツズマブ、イキセキズマブ、レスリズマブ、オララツマブ、ベズロトクスマブ、アテゾリズマブ、オビルトキサキシマブ、サリルマブ、オクレリズマブ、チルドラキズマブ、ロモソズマブ、ブロルシズマブ、クリザンリズマブから選択される請求項14に記載のプロセス。
  17. 抗体が、抗IgE抗体である請求項1に記載のプロセス。
  18. 抗IgE抗体が、オマリズマブである請求項17に記載のプロセス。
  19. 請求項1に記載のロセスであって、前記プロセスが、
    a.オマリズマブ又はその断片と不純物とのタンパク質混合物をッファーを用いてアフィニティーカラムにロードすることと;
    b.前記アフィニティーカラムをッファーで洗浄することと;
    d.約200mMの濃度を有するッファーで、オマリズマブ濃縮された前記タンパク質混合物を溶出することと;
    e.溶出されたタンパク質混合物のウイルス不活化及び中和を行うことと、
    を含み、中和された前記タンパク質混合物は、標準濁度計で測定されたときに、20NTU未満の濁度を有することを特徴とするプロセス。
  20. 200mMの濃度を有するバッファーで溶出された前記タンパク質混合物が、30mMの濃度を有するバッファーで溶出された前記タンパク質混合物よりも低い濁度を有する請求項1に記載のプロセス。
  21. 100mM~125mMの濃度を有するバッファーで溶出された前記タンパク質混合物が、30mM未満の濃度を有するバッファーで溶出された前記タンパク質混合物よりも低い濁度を有する請求項1に記載のプロセス。
  22. アフィニティークロマトグラフィーが、プロテインA又はプロテインGから選択される請求項1に記載のプロセス。
  23. 溶出工程(d)における溶出バッファーが、酢酸、リン酸、及びHClから選択される請求項1に記載のプロセス。
  24. 溶出工程(d)における溶出バッファーが、酢酸である請求項1に記載のプロセス。
  25. 溶出工程(d)における溶出バッファーのpHが、2.5~約3.5から選択される請求項1に記載のプロセス。
  26. 溶出工程(d)における溶出バッファーのpHが、約3.0である請求項1に記載のプロセス。
JP2022566393A 2020-05-01 2021-05-01 アフィニティークロマトグラフィーの改善されたプロセス Pending JP2023523824A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IN202021018721 2020-05-01
IN202021018721 2020-05-01
PCT/IB2021/053660 WO2021220253A1 (en) 2020-05-01 2021-05-01 An improved process of affinity chromatography

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023523824A JP2023523824A (ja) 2023-06-07
JPWO2021220253A5 true JPWO2021220253A5 (ja) 2024-05-09

Family

ID=78373380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022566393A Pending JP2023523824A (ja) 2020-05-01 2021-05-01 アフィニティークロマトグラフィーの改善されたプロセス

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20230166201A1 (ja)
EP (1) EP4142794A1 (ja)
JP (1) JP2023523824A (ja)
AU (1) AU2021265346A1 (ja)
CA (1) CA3182315A1 (ja)
WO (1) WO2021220253A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070110757A1 (en) * 2005-06-23 2007-05-17 Ziping Wei Antibody formulations having optimized aggregation and fragmentation profiles
ES2764222T3 (es) * 2006-09-08 2020-06-02 Wyeth Llc Lavado con arginina en la purificación de proteínas mediante el uso de cromatografía de afinidad
WO2013158279A1 (en) * 2012-04-20 2013-10-24 Abbvie Inc. Protein purification methods to reduce acidic species
US20150284673A1 (en) * 2012-12-13 2015-10-08 Sapphire Energy, Inc. Harvesting algae from water
CA3051466A1 (en) * 2017-01-31 2018-08-09 Vanderbilt University Generation of human allergen-and helminth-specific ige monoclonal antibodies for diagnostic and therapeutic use

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7554047B2 (ja) 低粘度の抗原結合タンパク質およびそれらの作製方法
JP4218980B2 (ja) 治療用の免疫グロブリンg濃厚液および該濃厚液の製造方法
US20220324906A1 (en) Methods for the purification of proteins using caprylic acid
WO2014207763A1 (en) Purification process for monoclonal antibodies
JP2008543881A5 (ja)
WO2004087761A1 (ja) ヒトモノクローナル抗体およびヒトポリクローナル抗体の精製
FI3434760T3 (fi) Menetelmiä rekombinanttien proteiinien mannoosipitoisuuden lisäämiseksi
KR102543033B1 (ko) 치료적 단백질의 불균일성을 감소시키기 위한 연속 공정
US20240158437A1 (en) Process of purification of protein
EP0331186B1 (en) Monoclonal antibody selectively binding to novel g-csf derivative
JPH01144991A (ja) 血液凝固第8因子の精製方法
JPWO2021220253A5 (ja)
US20210380638A1 (en) A method for improving aggregate removal by Protein A chromatography
JPWO2021220251A5 (ja)
JP7396997B2 (ja) 組換えタンパク質を精製するための完全フロースルー方法
US20230166201A1 (en) An improved process of affinity chromatography
WO2022245306A1 (en) Protein purification by affinity chromatography
KR20240103344A (ko) 분리된 정제구획을 포함하는 생물학적 물질의 정제 시스템
JP7462762B2 (ja) アフィニティークロマトグラフィー用の新規な洗浄緩衝液
JPH0659231B2 (ja) 単一クローン抗体
JP2003096094A (ja) プロテインsの精製法および高比活性プロテインs調製物
Aggregates et al. A Ceramic Hydroxyapatite–Based Purification Platform
EA047061B1 (ru) Непрерывный способ для снижения гетерогенности терапевтического белка