JPWO2021155227A5 - カンナビノイド受容体部分アゴニストとしてのインダゾール誘導体 - Google Patents

カンナビノイド受容体部分アゴニストとしてのインダゾール誘導体 Download PDF

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Description

連邦政府による資金提供を受けた研究
本発明は、両方ともアメリカ国立衛生研究所によって授与された番号R01 DK100414及び番号R01 AA022235の下での政府支援によりなされた。政府は、本発明に対し一定の権利を有する。
本発明の特定の実施形態は、ここで記述され、その詳細について説明されているが、本発明は、これらの態様に限定されない。上記詳細な説明は、本発明を例示するものであり、限定するものに解釈されてはいけない。変形等は、当業者にとって明らかであり、本発明の思想から逸脱しない全ての変形は、本発明の範囲に含まれるべきである。
一実施形態において、例えば、以下の項目が提供される。
(項目1)
式(I)の化合物:
Figure 2021155227000002

であって、
は、非置換又は置換されているC 1-10 アルキル、C 1-10 ハロアルキル、(CH -シクロアルキル、(CH -ヘテロシクリル、(CH -アリール、もしくは(CH -ヘテロアリールであり、
nは、1、2又は3であり、
Xは、CH又はNであり、
Yは、CHR 又はCR であり、
は、C 1-4 アルキルであり、
及びR はそれぞれ、独立して、C 1-4 アルキルであり、又は、
及びR は、それらが結合されている炭素原子と一緒になって3~7員のシクロアルキル環又はヘテロシクロアルキル環を形成し得、
Lは、二価のC 1-3 アルキル又はC 2-3 アルケニルであり、
oは、0又は1であり、
Vは、二価のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、C 2-3 アルキル、又はC 2-3 アルケニルであり、
Zは、H、F、Cl、CF 、Me、CN、OMe、OCF 、又はOCHF であり、
は、
(i)(CH C(O)NHR
(ii)NHC(O)R
(iii)NR C(O)NHR 、又は
(iv)NH(C=NR )NHR
であり、
pは、0、1又は2であり、
は、H、C 1-4 アルキル、C 3-6 シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり、
は、C 1-4 アルキル、C 3-6 シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり、
は、H又はC 1-4 アルキルであり、
は、H、CN、C 1-4 アルキル、又はC 3-6 シクロアルキルである、
化合物、又はその薬学的に許容される塩。
(項目2)
Xは、Nである、項目1に記載の化合物。
(項目3)
Yは、CR である、項目1又は2に記載の化合物。
(項目4)
Yは、C(CH である、項目3に記載の化合物。
(項目5)
Vは、二価のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクリルである、項目1~4のいずれか1項に記載の化合物。
(項目6)
は、
(i)(CH C(O)NHR
(ii)NHC(O)R 、又は
(iii)NHC(O)NHR
であり、
は、H、C 1-4 アルキル、C 3-6 シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり、
は、C 1-4 アルキル、C 3-6 シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールである、項目1~5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目7)
は、
(i)(CH C(O)NHR 、又は
(ii)NHC(O)NHR
であり、
は、H、C 1-4 アルキル、C 3-6 シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールである、項目1~5のいずれか1項に記載の化合物。
(項目8)
oは0である、項目1~7のいずれか1項に記載の化合物。
(項目9)
oは1であり、Lは二価のC 1-3 アルキルである、項目1~7のいずれか1項に記載の化合物。
(項目10)
nは1である、項目1~9のいずれか1項に記載の化合物。
(項目11)
Zは、H又はFである、項目1~10のいずれか1項に記載の化合物。
(項目12)
表1に示す化合物10~33のいずれかの構造を有する化合物。
(項目13)
1つ又は1つより多くのCB受容体の調節に対する感受性がある哺乳類における疾患を処置する方法であって、有効量の項目1~12のいずれか1項に記載の化合物を投与することを含む、方法。
(項目14)
前記疾患は、血管新生阻害、腫瘍増殖阻害、がん、子宮体がん、肝細胞癌種、卵巣がん、乳がん、膵臓がん、結腸直腸がん、肺がん、前立腺がん、線維形成性小円形細胞腫瘍、腎細胞癌種、疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、体性痛、内臓痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、不妊症、動脈硬化、高血圧症、出血性ショック、心原性ショック、高コレステロール血症、脂質異常症、糖尿病、網膜症、緑内障、不安症、胃腸障害、腸運動低下、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記疾患は、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、項目13に記載の方法。
(項目16)
前記疾患は、代謝性障害であり、糖尿病、2型糖尿病、ゴーシェ病、グルコース-ガラクトース吸収不全症、ヘモクロマトーシス、フェニルケトン尿症、ニーマン・ピック病、ファブリー病、中鎖アシル-CoA脱水素酵素欠損症、メタボリックシンドローム、又は肥満症である、項目13に記載の方法。
(項目17)
前記疾患は、肝障害又は肝疾患であり、脂肪性肝疾患、アルコール性脂肪性肝疾患(AFLD)、アルコール性脂肪性肝炎(ASH)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝繊維症、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、又は原発性硬化性胆管炎である、項目13に記載の方法。
(項目18)
項目1~12のいずれか1項に記載の化合物と、1つ又は1つより多くの薬学的に許容される担体とを含む薬学的組成物。
(項目19)
1つ又は1つより多くのCB受容体の調節に対する感受性がある哺乳類における疾患を処置するための薬剤の調製のための、項目1~12のいずれか1項に記載の化合物の使用であって、前記処置は有効量の前記化合物を投与することを含む、使用。
(項目20)
前記疾患は、血管新生阻害、腫瘍増殖阻害、がん、子宮体がん、肝細胞癌種、卵巣がん、乳がん、膵臓がん、結腸直腸がん、肺がん、前立腺がん、線維形成性小円形細胞腫瘍、腎細胞癌種、疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、体性痛、内臓痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、不妊症、動脈硬化、高血圧症、出血性ショック、心原性ショック、高コレステロール血症、脂質異常症、糖尿病、網膜症、緑内障、不安症、胃腸障害、腸運動低下、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、項目19に記載の使用。
(項目21)
前記疾患は、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、項目19に記載の使用。
(項目22)
前記疾患は、代謝性障害であり、糖尿病、2型糖尿病、ゴーシェ病、グルコース-ガラクトース吸収不全症、ヘモクロマトーシス、フェニルケトン尿症、ニーマン・ピック病、ファブリー病、中鎖アシル-CoA脱水素酵素欠損症、メタボリックシンドローム、又は肥満症である、項目19に記載の使用。
(項目23)
前記疾患は、肝障害又は肝疾患であり、脂肪性肝疾患、アルコール性脂肪性肝疾患(AFLD)、アルコール性脂肪性肝炎(ASH)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝繊維症、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、又は原発性硬化性胆管炎である、項目19に記載の使用。
(項目24)
活性治療物質としての使用のための、項目1~12のいずれか1項に記載の化合物。
(項目25)
1つ又は1つより多くのCB受容体により媒介された疾患の処置における使用のための、項目1~12のいずれか1項に記載の化合物。
(項目26)
前記疾患は、血管新生阻害、腫瘍増殖阻害、がん、子宮体がん、肝細胞癌種、卵巣がん、乳がん、膵臓がん、結腸直腸がん、肺がん、前立腺がん、線維形成性小円形細胞腫瘍、腎細胞癌種、疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、体性痛、内臓痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、不妊症、動脈硬化、高血圧症、出血性ショック、心原性ショック、高コレステロール血症、脂質異常症、糖尿病、網膜症、緑内障、不安症、胃腸障害、腸運動低下、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、項目25に記載の化合物。
(項目27)
前記疾患は、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、項目25に記載の化合物。
(項目28)
前記疾患は、代謝性障害であり、糖尿病、2型糖尿病、ゴーシェ病、グルコース-ガラクトース吸収不全症、ヘモクロマトーシス、フェニルケトン尿症、ニーマン・ピック病、ファブリー病、中鎖アシル-CoA脱水素酵素欠損症、メタボリックシンドローム、又は肥満症である、項目25に記載の化合物。
(項目29)
前記疾患は、肝障害又は肝疾患であり、脂肪性肝疾患、アルコール性脂肪性肝疾患(AFLD)、アルコール性脂肪性肝炎(ASH)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝繊維症、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、又は原発性硬化性胆管炎である、項目25に記載の化合物。
(項目30)
1つ又は1つより多くの疾患を処置する方法であって、
前記疾患は、血管新生阻害、腫瘍増殖阻害、がん、子宮体がん、肝細胞癌種、卵巣がん、乳がん、膵臓がん、結腸直腸がん、肺がん、前立腺がん、線維形成性小円形細胞腫瘍、腎細胞癌種、疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、体性痛、内臓痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、不妊症、動脈硬化、高血圧症、出血性ショック、心原性ショック、高コレステロール血症、脂質異常症、糖尿病、網膜症、緑内障、不安症、胃腸障害、腸運動低下、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)から選択され、有効量の項目1~12のいずれか1項に記載の化合物を投与することを含む、方法。
(項目31)
前記疾患は、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、項目30に記載の方法。
(項目32)
前記疾患は、代謝性障害であり、糖尿病、2型糖尿病、ゴーシェ病、グルコース-ガラクトース吸収不全症、ヘモクロマトーシス、フェニルケトン尿症、ニーマン・ピック病、ファブリー病、中鎖アシル-CoA脱水素酵素欠損症、メタボリックシンドローム、又は肥満症である、項目30に記載の方法。
(項目33)
前記疾患は、肝障害又は肝疾患であり、脂肪性肝疾患、アルコール性脂肪性肝疾患(AFLD)、アルコール性脂肪性肝炎(ASH)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝繊維症、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、又は原発性硬化性胆管炎である、項目30に記載の方法。
(項目34)
1つ又は1つより多くの疾患を処置するための薬剤の調製のための、項目1~12のいずれか1項に記載の化合物の使用であって、
前記疾患は、血管新生阻害、腫瘍増殖阻害、がん、子宮体がん、肝細胞癌種、卵巣がん、乳がん、膵臓がん、結腸直腸がん、肺がん、前立腺がん、線維形成性小円形細胞腫瘍、腎細胞癌種、疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、体性痛、内臓痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、不妊症、動脈硬化、高血圧症、出血性ショック、心原性ショック、高コレステロール血症、脂質異常症、糖尿病、網膜症、緑内障、不安症、胃腸障害、腸運動低下、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)から選択され、
前記処置は、有効量の前記化合物を投与することを含む、使用。
(項目35)
前記疾患は、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、項目34に記載の使用。
(項目36)
前記疾患は、代謝性障害であり、糖尿病、2型糖尿病、ゴーシェ病、グルコース-ガラクトース吸収不全症、ヘモクロマトーシス、フェニルケトン尿症、ニーマン・ピック病、ファブリー病、中鎖アシル-CoA脱水素酵素欠損症、メタボリックシンドローム、又は肥満症である、項目34に記載の使用。
(項目37)
前記疾患は、肝障害又は肝疾患であり、脂肪性肝疾患、アルコール性脂肪性肝疾患(AFLD)、アルコール性脂肪性肝炎(ASH)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝繊維症、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、又は原発性硬化性胆管炎である、項目34に記載の使用。
(項目38)
1つ又は1つより多くの疾患の処置において使用するための、項目1~12のいずれか1項に記載の化合物であって、
前記疾患は、血管新生阻害、腫瘍増殖阻害、がん、子宮体がん、肝細胞癌種、卵巣がん、乳がん、膵臓がん、結腸直腸がん、肺がん、前立腺がん、線維形成性小円形細胞腫瘍、腎細胞癌種、疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、体性痛、内臓痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、不妊症、動脈硬化、高血圧症、出血性ショック、心原性ショック、高コレステロール血症、脂質異常症、糖尿病、網膜症、緑内障、不安症、胃腸障害、腸運動低下、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)から選択される、化合物。
(項目39)
前記疾患は、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、項目38に記載の化合物。
(項目40)
前記疾患は、代謝性障害であり、糖尿病、2型糖尿病、ゴーシェ病、グルコース-ガラクトース吸収不全症、ヘモクロマトーシス、フェニルケトン尿症、ニーマン・ピック病、ファブリー病、中鎖アシル-CoA脱水素酵素欠損症、メタボリックシンドローム、又は肥満症である、項目38に記載の化合物。
(項目41)
前記疾患は、肝障害又は肝疾患であり、脂肪性肝疾患、アルコール性脂肪性肝疾患(AFLD)、アルコール性脂肪性肝炎(ASH)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝繊維症、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、又は原発性硬化性胆管炎である、項目38に記載の化合物。

Claims (37)

  1. 式(I)の化合物:
    Figure 2021155227000001

    であって、
    は、非置換又は置換されているC1-10アルキル、C1-10ハロアルキル、(CH-シクロアルキル、(CH-ヘテロシクリル、(CH-アリール、もしくは(CH-ヘテロアリールであり、
    nは、1、2又は3であり、
    Xは、CH又はNであり、
    Yは、CHR又はCRであり、
    は、C1-4アルキルであり、
    及びRはそれぞれ、独立して、C1-4アルキルであり、又は、
    及びRは、それらが結合されている炭素原子と一緒になって3~7員のシクロアルキル環又はヘテロシクロアルキル環を形成し得、
    Lは、二価のC1-3アルキル又はC2-3アルケニルであり、
    oは、0又は1であり、
    Vは、二価のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、ヘテロシクリル、C2-3アルキル、又はC2-3アルケニルであり、
    Zは、H、F、Cl、CF、Me、CN、OMe、OCF、又はOCHFであり、
    は、
    (i)(CHC(O)NHR
    (ii)NHC(O)R
    (iii)NRC(O)NHR、又は
    (iv)NH(C=NR)NHR
    であり、
    pは、0、1又は2であり、
    は、H、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり、
    は、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり、
    は、H又はC1-4アルキルであり、
    は、H、CN、C1-4アルキル、又はC3-6シクロアルキルである、
    化合物、又はその薬学的に許容される塩。
  2. Xは、Nである、請求項1に記載の化合物。
  3. Yは、CRである、請求項1又は2に記載の化合物。
  4. Yは、C(CHである、請求項3に記載の化合物。
  5. Vは、二価のアリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクリルである、請求項1~4のいずれか1項に記載の化合物。
  6. は、
    (i)(CHC(O)NHR
    (ii)NHC(O)R、又は
    (iii)NHC(O)NHR
    であり、
    は、H、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールであり、
    は、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールである、請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物。
  7. は、
    (i)(CHC(O)NHR、又は
    (ii)NHC(O)NHR
    であり、
    は、H、C1-4アルキル、C3-6シクロアルキル、ヘテロシクリル、アリール、又はヘテロアリールである、請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物。
  8. oは0である、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
  9. oは1であり、Lは二価のC1-3アルキルである、請求項1~7のいずれか1項に記載の化合物。
  10. nは1である、請求項1~9のいずれか1項に記載の化合物。
  11. Zは、H又はFである、請求項1~10のいずれか1項に記載の化合物。
  12. 表1に示す化合物10~33のいずれかの構造を有する化合物。
  13. 1つ又は1つより多くのCB受容体の調節に対する感受性がある哺乳類における疾患を処置するための、請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物を含む組成物
  14. 前記疾患は、血管新生阻害、腫瘍増殖阻害、がん、子宮体がん、肝細胞癌種、卵巣がん、乳がん、膵臓がん、結腸直腸がん、肺がん、前立腺がん、線維形成性小円形細胞腫瘍、腎細胞癌種、疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、体性痛、内臓痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、不妊症、動脈硬化、高血圧症、出血性ショック、心原性ショック、高コレステロール血症、脂質異常症、糖尿病、網膜症、緑内障、不安症、胃腸障害、腸運動低下、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、請求項13に記載の組成物
  15. 前記疾患は、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、請求項13に記載の組成物
  16. 前記疾患は、代謝性障害であり、糖尿病、2型糖尿病、ゴーシェ病、グルコース-ガラクトース吸収不全症、ヘモクロマトーシス、フェニルケトン尿症、ニーマン・ピック病、ファブリー病、中鎖アシル-CoA脱水素酵素欠損症、メタボリックシンドローム、又は肥満症である、請求項13に記載の組成物
  17. 前記疾患は、肝障害又は肝疾患であり、脂肪性肝疾患、アルコール性脂肪性肝疾患(AFLD)、アルコール性脂肪性肝炎(ASH)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝繊維症、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、又は原発性硬化性胆管炎である、請求項13に記載の組成物
  18. 請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物と、1つ又は1つより多くの薬学的に許容される担体とを含む薬学的組成物。
  19. 1つ又は1つより多くのCB受容体の調節に対する感受性がある哺乳類における疾患を処置するための薬剤の調製のための、請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物の使用であって、前記処置は有効量の前記化合物を投与することを含む、使用。
  20. 前記疾患は、血管新生阻害、腫瘍増殖阻害、がん、子宮体がん、肝細胞癌種、卵巣がん、乳がん、膵臓がん、結腸直腸がん、肺がん、前立腺がん、線維形成性小円形細胞腫瘍、腎細胞癌種、疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、体性痛、内臓痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、不妊症、動脈硬化、高血圧症、出血性ショック、心原性ショック、高コレステロール血症、脂質異常症、糖尿病、網膜症、緑内障、不安症、胃腸障害、腸運動低下、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、請求項19に記載の使用。
  21. 前記疾患は、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、請求項19に記載の使用。
  22. 前記疾患は、代謝性障害であり、糖尿病、2型糖尿病、ゴーシェ病、グルコース-ガラクトース吸収不全症、ヘモクロマトーシス、フェニルケトン尿症、ニーマン・ピック病、ファブリー病、中鎖アシル-CoA脱水素酵素欠損症、メタボリックシンドローム、又は肥満症である、請求項19に記載の使用。
  23. 前記疾患は、肝障害又は肝疾患であり、脂肪性肝疾患、アルコール性脂肪性肝疾患(AFLD)、アルコール性脂肪性肝炎(ASH)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝繊維症、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、又は原発性硬化性胆管炎である、請求項19に記載の使用。
  24. 活性治療物質としての使用のための、請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物を含む組成物
  25. 1つ又は1つより多くのCB受容体により媒介された疾患の処置における使用のための、請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物を含む組成物
  26. 前記疾患は、血管新生阻害、腫瘍増殖阻害、がん、子宮体がん、肝細胞癌種、卵巣がん、乳がん、膵臓がん、結腸直腸がん、肺がん、前立腺がん、線維形成性小円形細胞腫瘍、腎細胞癌種、疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、体性痛、内臓痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、不妊症、動脈硬化、高血圧症、出血性ショック、心原性ショック、高コレステロール血症、脂質異常症、糖尿病、網膜症、緑内障、不安症、胃腸障害、腸運動低下、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、請求項25に記載の組成物
  27. 前記疾患は、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、請求項25に記載の組成物
  28. 前記疾患は、代謝性障害であり、糖尿病、2型糖尿病、ゴーシェ病、グルコース-ガラクトース吸収不全症、ヘモクロマトーシス、フェニルケトン尿症、ニーマン・ピック病、ファブリー病、中鎖アシル-CoA脱水素酵素欠損症、メタボリックシンドローム、又は肥満症である、請求項25に記載の組成物
  29. 前記疾患は、肝障害又は肝疾患であり、脂肪性肝疾患、アルコール性脂肪性肝疾患(AFLD)、アルコール性脂肪性肝炎(ASH)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝繊維症、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、又は原発性硬化性胆管炎である、請求項25に記載の組成物
  30. 1つ又は1つより多くの疾患を処置するための、請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物を含む組成物であって、
    前記疾患は、血管新生阻害、腫瘍増殖阻害、がん、子宮体がん、肝細胞癌種、卵巣がん、乳がん、膵臓がん、結腸直腸がん、肺がん、前立腺がん、線維形成性小円形細胞腫瘍、腎細胞癌種、疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、体性痛、内臓痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、不妊症、動脈硬化、高血圧症、出血性ショック、心原性ショック、高コレステロール血症、脂質異常症、糖尿病、網膜症、緑内障、不安症、胃腸障害、腸運動低下、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)から選択される、組成物
  31. 前記疾患は、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、請求項30に記載の組成物
  32. 前記疾患は、代謝性障害であり、糖尿病、2型糖尿病、ゴーシェ病、グルコース-ガラクトース吸収不全症、ヘモクロマトーシス、フェニルケトン尿症、ニーマン・ピック病、ファブリー病、中鎖アシル-CoA脱水素酵素欠損症、メタボリックシンドローム、又は肥満症である、請求項30に記載の組成物
  33. 前記疾患は、肝障害又は肝疾患であり、脂肪性肝疾患、アルコール性脂肪性肝疾患(AFLD)、アルコール性脂肪性肝炎(ASH)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝繊維症、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、又は原発性硬化性胆管炎である、請求項30に記載の組成物
  34. 1つ又は1つより多くの疾患を処置するための薬剤の調製のための、請求項1~12のいずれか1項に記載の化合物の使用であって、
    前記疾患は、血管新生阻害、腫瘍増殖阻害、がん、子宮体がん、肝細胞癌種、卵巣がん、乳がん、膵臓がん、結腸直腸がん、肺がん、前立腺がん、線維形成性小円形細胞腫瘍、腎細胞癌種、疼痛、慢性疼痛、急性疼痛、体性痛、内臓痛、神経因性疼痛、炎症性疼痛、不妊症、動脈硬化、高血圧症、出血性ショック、心原性ショック、高コレステロール血症、脂質異常症、糖尿病、網膜症、緑内障、不安症、胃腸障害、腸運動低下、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)から選択され、
    前記処置は、有効量の前記化合物を投与することを含む、使用。
  35. 前記疾患は、代謝性障害、肥満症、肝障害、肝疾患、脂肪症、脂肪性肝炎、アルコール性脂肪性肝炎、又は非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)である、請求項34に記載の使用。
  36. 前記疾患は、代謝性障害であり、糖尿病、2型糖尿病、ゴーシェ病、グルコース-ガラクトース吸収不全症、ヘモクロマトーシス、フェニルケトン尿症、ニーマン・ピック病、ファブリー病、中鎖アシル-CoA脱水素酵素欠損症、メタボリックシンドローム、又は肥満症である、請求項34に記載の使用。
  37. 前記疾患は、肝障害又は肝疾患であり、脂肪性肝疾患、アルコール性脂肪性肝疾患(AFLD)、アルコール性脂肪性肝炎(ASH)、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、肝繊維症、肝硬変、自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、又は原発性硬化性胆管炎である、請求項34に記載の使用。
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