JPWO2021123042A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. ポリエステルトップ層と、昇華温度未満の融点を有するポリマーを含む少なくとも１つの感熱性ポリマー層とを含む多層システムの染料昇華印刷プロセスであって、温度勾配は、染料昇華印刷中、前記感熱性ポリマー層がその融解温度未満の温度に維持され、及び前記ポリエステルトップ層がそのガラス転移温度超の温度に維持されて、前記ポリエステルトップ層中への昇華性染料の拡散を可能にするように適用される、染料昇華印刷プロセス。
2. 前記温度勾配は、前記感熱性ポリマー層の下でヒートシンク要素を使用することによって維持される、請求項１に記載の昇華印刷プロセス。
3. 前記温度勾配は、前記感熱性ポリマー層の下で前記ヒートシンク要素を冷却することによって維持される、請求項１又は２に記載の昇華印刷プロセス。
4. 前記冷却は、循環クーラントを用いて行われる、請求項３に記載の昇華印刷プロセス。
5. 前記ヒートシンク要素は、ポリマー、セラミック又は金属を含む、請求項２～４のいずれか一項に記載の昇華印刷プロセス。
6. 前記ヒートシンク要素は、金属を含む、請求項５に記載の昇華印刷プロセス。
7. 前記ポリエステルトップ層は、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）又はポリブチレンテレフタレート（ＰＢＴ）を含む、請求項１～６のいずれか一項に記載の昇華印刷プロセス。
8. 前記感熱性ポリマーは、少なくとも１９０℃の前記染料の昇華温度未満の融解温度を有するいずれかのポリマーであり得る、請求項１～７のいずれか一項に記載の昇華印刷プロセス。
9. 前記感熱性ポリマーは、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステルブロックコポリマー又はポリウレタンからなる群から選択される、請求項１～８のいずれか一項に記載の昇華印刷プロセス。
10. 前記感熱性ポリマーは、ポリエチレン、好ましくは超高分子量ポリエチレン（ＵＨＭＷＰＥ）から選択される、請求項９に記載の昇華印刷プロセス。
11. 前記多層システムは、多層フィルム、ラミネート、ニット布、織布、不織若しくはフェルト構造又は複合材構造及び／或いはそれらの組合せの形態であり得る、請求項１～１０のいずれか一項に記載の昇華印刷プロセス。
12. 前記多層システムは、ダブルフェイス織物構造又はニット構造を含む布の形態である、請求項１１に記載の昇華印刷プロセス。
13. 前記多層システムは、防水性通気性膜をさらに含むラミネート構造の形態である、請求項１１に記載の昇華印刷プロセス。
14. 前記防水性通気性膜は、ＰＴＦＥ、ポリウレタン又はブロックコポリエステルを含む、請求項１３に記載の昇華印刷プロセス。
15. 前記多層システムは、少なくとも２つの一方向層を含む複合材の形態であり、第１の層は、第１のマトリックス材料中で平行方向に整列された高性能繊維を含み、及び第２の層は、第２のマトリックス材料中で平行方向に整列された高性能繊維を含む、請求項１１に記載の昇華印刷プロセス。
16. 前記第２の繊維方向は、前記第１の繊維方向に対して９０度までオフセットされる、請求項１５に記載の昇華印刷プロセス。
17. 前記第１及び第２の層の高性能繊維は、同じであるか又は異なり、且つＵＨＭＷＰＥから選択される、請求項１５に記載の昇華印刷プロセス。
18. 前記第１及び第２のマトリックス材料は、同じであるか又は異なり得、且つポリアクリレート、ポリウレタン、ポリエステル、シリコーン、ポリオレフィン、修飾ポリオレフィン、エチレンコポリマー、ポリアミド、ポリプロピレンからなる群から選択される、請求項１５に記載の昇華印刷プロセス。
19. 請求項１～１８のいずれか一項に記載のプロセスによって得ることができる印刷された多層システム。
20. テキスタイル、テント、アウトドア用品、アパレル、衣類、バッグ、ジャケット、手袋の製造のための、請求項１９に記載の印刷された多層システムの使用。