JPWO2021095201A1 - ノイズフィルタおよび電子機器 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施の形態1に係る電子機器1の構成を示す斜視図である。図2は、図1の電子機器1のY−Z面に沿った断面を示す断面図である。電子機器1は、例えば、車室内に搭載される電子機器(車載機器)である。電子機器1が備える筐体1aは、導電性材料によって構成された筐体であり、筐体1aの内部には基板2が収納されている。導電性材料には、例えば、銅、鉄、アルミニウム鋼または導電性プラスチック材料がある。筐体1aには、開口部3が形成されており、伝送ケーブル4が開口部3を介して筐体1aの外部に引き出されている。
Z0=(η0/2π・εr0.5)ln(D/d) ・・・(1)
Z0=(η0/2π・εr0.5)cosh−1ln(2h/d) ・・・(2)
図10は、実施の形態2に係るノイズフィルタにおけるノイズフィルタ部8Aを示す斜視図である。図11は、ノイズフィルタ部8AのY−Z面に沿った断面を示す断面図である。ノイズフィルタ部8Aは、外導体9Aおよび誘電性構造体10Aを備えている。外導体9Aは、導電性材料によって構成されており、図10および図11に示すように、誘電性構造体10Aの外周面を被覆している。誘電性構造体10Aは、高誘電率の材料により構成されている。高誘電率の材料は、ノイズを抑制する電磁波の周波数帯域において比誘電率が比透磁率よりも高い材料であり、例えば、セラミックまたは高誘電率プラスチック材料である。
図13は、実施の形態2に係るノイズフィルタの図4の断面位置bと同じ位置における断面を示す断面図である。ノイズフィルタ部8Aにおける箇所10(1)を、図4に示す断面位置bにおいて切った断面が、図13に示す断面である。図13において、伝送ケーブル4における被膜6は考慮しておらず、伝送ケーブル4は無損失伝送線路である。
Z0=(η0/2π)ln(D/d)・[{εr1・ln(D2/D1)+εr2・ln(D1/d)}/{εr1・εr2・ln(D2/d)}]0.5 ・・・(3)
図16は、実施の形態3に係るノイズフィルタにおけるノイズフィルタ部8Bを示す斜視図である。図17は、図16のノイズフィルタ部8BのY−Z面に沿った断面を示す断面図である。ノイズフィルタ部8Bは、外導体9Bおよび誘電性構造体10Bを備える。外導体9Bは、導電性材料によって構成されており、図16および図17に示すように、誘電性構造体10Bの外周面を被覆している。誘電性構造体10Bは、高誘電率の材料により構成されている。高誘電率の材料は、ノイズを抑制する電磁波の周波数帯域において比誘電率が比透磁率よりも高い材料であり、例えば、セラミックまたは高誘電率プラスチック材料である。
図18は、実施の形態4に係るノイズフィルタにおけるノイズフィルタ部8Cを示す斜視図である。図19は、図18のノイズフィルタ部8CのY−Z面に沿った断面を示す断面図である。ノイズフィルタ部8Cは、外導体9Aおよび誘電性構造体10Cを備える。外導体9Aは、導電性材料によって構成されており、図18および図19に示すように、誘電性構造体10Cの外周面を被覆している。
図20は、実施の形態5に係るノイズフィルタにおけるノイズフィルタ部8Dを示す斜視図である。図21は、図20のノイズフィルタ部8DのY−Z面に沿った断面を示す断面図である。ノイズフィルタ部8Dは、外導体9Aおよび誘電性構造体10Dを備える。外導体9Aは、導電性材料によって構成されており、図20に示すように、誘電性構造体10Dの外周面を被覆している。
図22は、実施の形態6に係るノイズフィルタにおけるノイズフィルタ部8Eを示す斜視図である。図23は、図22のノイズフィルタ部8EのY−Z面に沿った断面を示す断面図である。ノイズフィルタ部8Eは、外導体9Aおよび誘電性構造体10Eを備える。外導体9Aは、導電性材料によって構成されており、図22に示すように、誘電性構造体10Eの外周面を被覆している。
図24は、実施の形態7に係るノイズフィルタにおける開状態のノイズフィルタ部8FをX方向から見た様子を示す図である。図25は、図24のノイズフィルタ部8FをY方向から見た様子を示す図である。ノイズフィルタ部8Fは、外導体9Cおよび誘電性構造体10Fを備える。外導体9Cは、導電性材料によって構成され、誘電性構造体10Fの外周面を被覆している。
図26は、実施の形態8に係るノイズフィルタにおけるノイズフィルタ部8Gを示す斜視図である。図27は、実施の形態8に係る電子機器1のY−Z面に沿った断面を示す断面図である。ノイズフィルタ部8Gは、図26に示すように、外導体9、誘電性構造体10および鍔部18を備える。外導体9は、導電性材料によって構成されており、外導体9の短絡端8a側には、鍔部18が一体に形成されている。誘電性構造体10は、高誘電率の材料により構成されている。高誘電率の材料は、ノイズを抑制する電磁波の周波数帯域において比誘電率が比透磁率よりも高い材料であり、例えば、セラミックまたは高誘電率プラスチック材料である。
図28は、実施の形態9に係るノイズフィルタにおけるノイズフィルタ部8Hを示す斜視図である。図29は、実施の形態9に係る電子機器1のY−Z面に沿った断面を示す断面図である。ノイズフィルタ部8Hは、図28に示すように、外導体9、誘電性構造体10および導電性テープ20を備える。外導体9は、導電性材料によって構成され、誘電性構造体10は、高誘電率材料により構成されている。高誘電率材料は、ノイズを抑制する電磁波の周波数帯域において比誘電率が比透磁率よりも高い材料であり、例えば、セラミックまたは高誘電率プラスチック材料である。
図30は、実施の形態10に係るノイズフィルタにおけるノイズフィルタ部8Iを示す斜視図である。図31は、実施の形態10に係る電子機器1のY−Z面に沿った断面を示す断面図である。ノイズフィルタ部8Iは、図30に示すように、外導体9、誘電性構造体10および係合爪21を備える。外導体9は、導電性材料によって構成され、誘電性構造体10は、高誘電率材料により構成されている。高誘電率材料は、ノイズを抑制する電磁波の周波数帯域において比誘電率が比透磁率よりも高い材料であり、例えば、セラミックまたは高誘電率プラスチック材料である。
Claims (12)
- 導電性の筐体の内部に基板が配置された電子機器に設けられ、前記基板から前記筐体を貫通して外部に引き出された伝送線路に取り付けられるノイズフィルタであって、
前記基板から延びた前記伝送線路の長手方向に沿って前記伝送線路の外周面を被覆する誘電性構造体と、
前記誘電性構造体の外周面を被覆する外導体と、
を備え、
前記外導体によって前記誘電性構造体が被覆された構造体であるノイズフィルタ部は、前記筐体に電気的に短絡された短絡端と、前記短絡端とは反対側が開放された開放端とを有した4分の1波長共振器であること
を特徴とするノイズフィルタ。 - 前記ノイズフィルタ部は、前記伝送線路の長手方向に沿って特性インピーダンスおよび電気長が異なる複数の4分の1波長共振器を有すること
を特徴とする請求項1記載のノイズフィルタ。 - 前記ノイズフィルタ部は、前記伝送線路の長手方向に沿った複数の箇所で厚みが異なる前記誘電性構造体を有すること
を特徴とする請求項2記載のノイズフィルタ。 - 前記ノイズフィルタ部は、前記伝送線路の長手方向に沿った複数の箇所で開口断面積が異なる前記外導体を有すること
を特徴とする請求項2記載のノイズフィルタ。 - 前記ノイズフィルタ部は、前記伝送線路の長手方向に沿った複数の箇所で誘電率が異なる前記誘電性構造体を有すること
を特徴とする請求項2記載のノイズフィルタ。 - 前記ノイズフィルタ部は、前記外導体から取り出し可能な前記誘電性構造体を有すること
を特徴とする請求項1記載のノイズフィルタ。 - 前記ノイズフィルタ部は、前記外導体から部分的に取り出し可能な前記誘電性構造体を有すること
を特徴とする請求項6記載のノイズフィルタ。 - 前記ノイズフィルタ部は、複数の分割部材片を相互に結合することで構成されること
を特徴とする請求項1記載のノイズフィルタ。 - 前記外導体を前記筐体に支持する導電性の支持部材を備え、
前記外導体は、前記支持部材を介して前記筐体に電気的に短絡されていること
を特徴とする請求項1記載のノイズフィルタ。 - 前記外導体を前記筐体に接着する導電性のテープ部材を備え、
前記外導体は、前記テープ部材を介して前記筐体に電気的に短絡されていること
を特徴とする請求項1記載のノイズフィルタ。 - 前記外導体を前記筐体に係合固定する導電性の係合爪を備え、
前記外導体は、前記係合爪を介して前記筐体に電気的に短絡されていること
を特徴とする請求項1記載のノイズフィルタ。 - 導電性の筐体と、
前記筐体の内部に配置された基板と、
前記基板から前記筐体の開口部を介して引き出される伝送線路と、
前記伝送線路に取り付けられるノイズフィルタと、
を備え、
前記ノイズフィルタは、
前記基板から延びた前記伝送線路の長手方向に沿って前記伝送線路の外周面を被覆する誘電性構造体と、
前記誘電性構造体の外周面を被覆する外導体と、
を備え、
前記外導体によって前記誘電性構造体が被覆された構造体であるノイズフィルタ部は、前記筐体に電気的に短絡された短絡端と、前記短絡端とは反対側が開放された開放端とを有した4分の1波長共振器であること
を特徴とする電子機器。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2019/044693 WO2021095201A1 (ja) | 2019-11-14 | 2019-11-14 | ノイズフィルタおよび電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2021095201A1 true JPWO2021095201A1 (ja) | 2021-11-25 |
Family
ID=75911529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020516483A Pending JPWO2021095201A1 (ja) | 2019-11-14 | 2019-11-14 | ノイズフィルタおよび電子機器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPWO2021095201A1 (ja) |
WO (1) | WO2021095201A1 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0537173A (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-12 | Canon Inc | 電子機器の電磁波防止構造 |
JPH09321482A (ja) * | 1996-05-28 | 1997-12-12 | Uro Denshi Kogyo Kk | ライン放射防止素子 |
JPH11238990A (ja) * | 1998-02-19 | 1999-08-31 | Murata Mfg Co Ltd | 放射ノイズ抑制部品 |
JP2002094281A (ja) * | 2000-09-11 | 2002-03-29 | Kitagawa Ind Co Ltd | シールド構造 |
JP2011003982A (ja) * | 2009-06-16 | 2011-01-06 | Mitsubishi Electric Corp | ケーブル用ノイズフィルタ |
JP2014225523A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 矢崎総業株式会社 | ノイズカット部材 |
-
2019
- 2019-11-14 JP JP2020516483A patent/JPWO2021095201A1/ja active Pending
- 2019-11-14 WO PCT/JP2019/044693 patent/WO2021095201A1/ja active Application Filing
Patent Citations (6)
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Publication number | Publication date |
---|---|
WO2021095201A1 (ja) | 2021-05-20 |
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