JPWO2021047708A5 - - Google Patents

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上記説明、図面および請求項に開示した本発明の特徴は、個別でも、任意の組合せにおいても、それらの様々な実施形態において本発明を実現するために重要であり得る。
以下、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
アークトーチ(1)、プラズマトーチまたはプラズマ切断トーチ用の消耗部材(4,7,9)において、
前記消耗部材または前記消耗部材の少なくとも1つの部分または領域は、銀とジルコニウムとの合金、銀とハフニウムとの合金または銀とジルコニウムとハフニウムとの合金から成ることを特徴とする、消耗部材(4,7,9)。
実施形態2
前記銀の割合は、前記消耗部材または前記部分または前記領域の体積または質量の少なくとも60%、有利には少なくとも80%、より良好には少なくとも92%、最も良好には97%である、実施形態1に記載の消耗部材(4,7,9)。
実施形態3
前記ジルコニウムおよび/または前記ハフニウムの割合は、前記消耗部材または前記部分または前記領域の体積または質量の最低0.05%、より良好には最低0.5%、最も良好には最低1%である、実施形態1または2に記載の消耗部材(4,7,9)。
実施形態4
前記ジルコニウムおよび/または前記ハフニウムの割合は、前記消耗部材または前記部分または前記領域の体積または質量の最高5%、より良好には最高2%である、実施形態1から3までのいずれか1つに記載の消耗部材(4,7,9)。
実施形態5
前記消耗部材または前記部分または前記領域の体積または質量の、最高100%残されている割合のうち、少なくとも最高60%は、銅から形成される、実施形態1から4までのいずれか1つに記載の消耗部材(4,7,9)。
実施形態6
前記消耗部材は、アークトーチ(1)用の電極(7)である、実施形態1から5までのいずれか1つに記載の消耗部材。
実施形態7
前記電極(7)は、前端部(7.1.8)と後端部(7.1.9)とを有しており、長手方向軸線Mに沿って延在しており、前記前端部(7.1.8)に設けられた少なくとも1つの放出インサート(7.3)と、電極ホルダ(7.1)と、場合により前記放出インサート(7.3)用の保持部材(7.2)とを有している、実施形態6に記載の消耗部材。
実施形態8
前記放出インサート(7.3)に接触することで触接している前記電極ホルダ(7.1)の内面(7.1.3)または前記保持部材(7.2)の内面(7.2.3)の少なくとも1つの部分区分は、前記合金から成る、実施形態7に記載の消耗部材。
実施形態9
前記合金は、少なくとも前記電極ホルダ(7.1)の前記内面(7.1.3)または前記保持部材(7.2)の前記内面(7.2.3)の前記部分区分から半径方向外側に向かって少なくとも0.5mm、より良好には少なくとも1mm延在している、実施形態8に記載の消耗部材。
実施形態10
前記放出インサート(7.3)の前面(7.3.1)のすぐ隣に続く前面(7.1.1)の少なくとも1つの部分区分は、前記合金を含んでいる、実施形態7から9までのいずれか1つに記載の消耗部材。
実施形態11
前記前面(7.1.1)の前記部分区分は、半径方向外側に向かって少なくとも0.5mm、より良好には少なくとも1mm延在している、実施形態10に記載の消耗部材。
実施形態12
前記放出インサート(7.3)の体積または質量の少なくとも最高90%は、ハフニウムまたはジルコニウムまたはタングステンから成る、実施形態7から11までのいずれか1つに記載の消耗部材。
実施形態13
前記消耗部材は、少なくとも1つのノズル開口(4.1)を備えたノズル(4)である、実施形態1から5までのいずれか1つに記載の消耗部材。
実施形態14
前記ノズル開口(4.1)の内面(4.2)の少なくとも1つの部分区分は、前記合金を含んでいる、実施形態13に記載の消耗部材。
実施形態15
前記合金は、少なくとも前記ノズル開口(4.1)の前記内面(4.2)の前記部分区分から半径方向外側に向かって少なくとも0.5mm、より良好には少なくとも1mm延在している、実施形態14に記載の消耗部材。
実施形態16
前記消耗部材は、少なくとも1つのノズル保護キャップ開口(9.1)を備えたノズル保護キャップ(9)である、実施形態1から5までのいずれか1つに記載の消耗部材。
実施形態17
前記ノズル保護キャップ開口(9.1)の内面(9.2)の少なくとも1つの部分区分は、前記合金を含んでいる、実施形態16に記載の消耗部材。
実施形態18
前記合金は、少なくとも前記ノズル保護キャップ開口(9.1)の前記内面(9.2)の前記部分区分から半径方向外側に向かって少なくとも0.5mm、より良好には少なくとも1mm延在している、実施形態17に記載の消耗部材。
実施形態19
実施形態6から12までのいずれか1つに記載の電極、実施形態13から15までのいずれか1つに記載のノズルおよび実施形態16から18までのいずれか1つに記載のノズル保護キャップのうちの少なくとも1つを備えたアークトーチ。
実施形態20
実施形態6から12までのいずれか1つに記載の電極、実施形態13から15までのいずれか1つに記載のノズルおよび実施形態16から18までのいずれか1つに記載のノズル保護キャップのうちの少なくとも1つを備えたプラズマトーチまたはプラズマ切断トーチ。
実施形態21
実施形態20に記載のプラズマ切断トーチを用いてプラズマ切断する方法であって、プラズマガスとして、酸素を含むガスまたはガス混合物を用いてプラズマ切断トーチを作動させる、方法。
実施形態22
電極(7)および/またはノズル(4)および/またはノズル保護キャップ(9)を液状媒体により冷却する、実施形態21に記載の方法。
実施形態23
電極ホルダ(7.1)と放出インサート(7.3)とを備えた電極(7)と、ノズル(4)と、該ノズル(4)用のノズル支持部(5)と、前記電極(7)用の電極支持部(6)とを有するプラズマ切断トーチ(1)を用いて、特に工作物をプラズマ切断する方法であって、前記プラズマ切断トーチ(1)の作動中、前記放出インサート(7.3)の燃尽き量(L2)の予め規定可能な限界値以降、パイロットアークの発生を中止し、これにより、切断中の前記電極(7)の破壊を阻止するかまたは遅らせる、方法。
実施形態24
前記燃尽き量(L2)の前記限界値は、少なくとも2.0mm、より良好には少なくとも2.3mmである、実施形態23に記載の方法。
実施形態25
アークトーチ、プラズマトーチ(1)またはプラズマ切断トーチ用の電極(7)であって、該電極(7)は、前端部(7.1.8)と後端部(7.1.9)とを有しており、長手方向軸線Mに沿って延在しており、前記前端部(7.1.8)に設けられた少なくとも1つの放出インサート(7.3)と、電極ホルダ(7.1)と、前記放出インサート用の保持部材(7.2)と、前記後端部(7.1.9)に向かって延び、該後端部(7.1.9)に向かって開いた中空室(7.1.7)とを有する、電極(7)を製造する方法であって、
前記保持部材(7.2)と前記電極ホルダ(7.1)とを、前記中空室(7.1.7)の方向から、熱的な接合、特にろう接または溶接により結合するステップを含む、方法。
JP2022515032A 2019-09-12 2020-04-15 アークトーチ、プラズマトーチまたはプラズマ切断トーチ用の消耗部材、ならびに該消耗部材を備えたアークトーチ、プラズマトーチおよびプラズマ切断トーチ、およびプラズマ切断する方法、ならびにアークトーチ、プラズマトーチまたはプラズマ切断トーチ用の電極を製造する方法 Active JP7573600B2 (ja)

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