JPWO2020247447A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2020247447A5 JPWO2020247447A5 JP2021569992A JP2021569992A JPWO2020247447A5 JP WO2020247447 A5 JPWO2020247447 A5 JP WO2020247447A5 JP 2021569992 A JP2021569992 A JP 2021569992A JP 2021569992 A JP2021569992 A JP 2021569992A JP WO2020247447 A5 JPWO2020247447 A5 JP WO2020247447A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkyl
- group
- halogen
- substituted
- optionally
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Description
特定の実施形態を、好ましい実施形態について説明したが、当業者には変形例及び修正例が想起されることになることが理解される。従って、添付の特許請求の範囲は、その特許請求の範囲内にあるこのような等価の変形例全てを包含することが意図されている。
以下、さらに、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
式(I):
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
またここで:
A‐B‐J‐D‐Eは5員ヘテロアリールであり;
B‐J‐M‐G‐K‐Lは、芳香族、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルからなる群から選択される6員環であり;
またここで任意に:
AはNであり;並びに/又は
BはC若しくはNであり;並びに/又は
JはC若しくはNであり;並びに/又は
DはCであり;並びに/又は
EはCであり;並びに/又は
MはC、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、Oからなる群から選択され;並びに/又は
Gは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Kは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Lは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態2
式(II):
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
またここで:
MはC、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、Oからなる群から選択され;並びに/又は
Gは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Kは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Lは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態3
式III:
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
またここで:
MはC、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、Oからなる群から選択され;並びに/又は
Gは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Kは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Lは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態4
式II‐a:
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態5
式II‐b:
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態6
式II‐c:
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態7
式III‐a:
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態8
式III‐b:
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態9
式III‐c:
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態10
式III‐d:
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態11
式II‐aa、II‐ab、II‐ba、II‐bb、II‐bc、II‐ca、II‐cb、又はII‐cc:
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルである、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態12
式III‐aa、III‐ab、III‐ac、III‐ba、III‐bb、III‐bc、及びIII‐ca、III‐cb、又はIII‐cc:
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルである、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態13
からなる群から選択される化合物、又は前記化合物の薬学的に許容可能な塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態14
実施形態1~13のいずれか1つに記載の化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせを含む、組成物。
実施形態15
実施形態1~13のいずれか1つに記載の化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせと;少なくとも1つの薬学的に許容可能な賦形剤、キャリア、アジュバント、又はビヒクルとを含む、医薬組成物。
実施形態16
治療有効量の前記化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせを含む、実施形態15に記載の医薬組成物。
実施形態17
前記組成物は少なくとも1つの第2の治療剤を更に含む、実施形態14に記載の医薬組成物。
実施形態18
必要がある被験者の、中枢神経系(CNS)障害、薬物嗜癖、依存、パニック、不安、うつ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、神経変性、自閉症、統合失調症、及びアルツハイマー病(AD)からなる群から選択される状態を、予防又は治療する方法であって、前記方法は、実施形態1~13のいずれか1つに記載の化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせを含む組成物を前記被験者に投与するステップを含む、方法。
実施形態19
前記組成物は、治療有効量の前記化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせを含む、実施形態18に記載の方法。
実施形態20
前記組成物は、前記化合物の薬学的に許容される塩又は同位体を含む、実施形態18又は19に記載の方法。
実施形態21
前記組成物は、前記化合物の非標識形態、又は前記化合物の同位体標識形態を含み、前記同位体標識形態では、前記化合物は前記式によって示される構造を有し、選択された原子量若しくは質量数を有する原子で1つ以上の原子が置き換えられている、実施形態18又は19に記載の方法。
実施形態22
必要がある患者における、中枢神経系(CNS)障害、薬物嗜癖、依存、パニック、不安、うつ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、神経変性、自閉症、統合失調症、及びアルツハイマー病(AD)からなる群から選択される状態の予防及び/又は治療のための薬剤の調製における、実施形態1~13のいずれか1つに記載の化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせの使用。
実施形態23
前記組成物は、治療有効量の前記化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせを含む、実施形態22に記載の使用。
実施形態24
前記組成物は、前記化合物の薬学的に許容される塩又は同位体を含む、実施形態22又は23に記載の使用。
実施形態25
前記組成物は、前記化合物の非標識形態、又は前記化合物の同位体標識形態を含み、前記同位体標識形態では、前記化合物は前記式によって示される構造を有し、選択された原子量若しくは質量数を有する原子で1つ以上の原子が置き換えられている、実施形態22~24のいずれか1つに記載の使用。
実施形態26
化合物を調製する方法であって、前記方法は:
中間物Aを中間物Fと反応させて、実施例1の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Bと反応させて、実施例2の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Cと反応させて、実施例3の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Dと反応させて、実施例4の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Dと反応させて、実施例5の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Eと反応させて、実施例6の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Eと反応させて、実施例7の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Eと反応させて、実施例8の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Dと反応させて、実施例9の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Bと反応させて、実施例10の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Bと反応させて、実施例11の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Fと反応させて、実施例12の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Fと反応させて、実施例13の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Cと反応させて、実施例14の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Cと反応させて、実施例15の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Gと反応させて、実施例16の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Hと反応させて、実施例17の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Hと反応させて、実施例18の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Gと反応させて、実施例19の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Hと反応させて、実施例20の化合物を生成するステップ;及び
中間物Jを中間物Gと反応させて、実施例21の化合物を生成するステップ
からなる群から選択される反応を含む、方法。
以下、さらに、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
式(I):
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
またここで:
A‐B‐J‐D‐Eは5員ヘテロアリールであり;
B‐J‐M‐G‐K‐Lは、芳香族、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルからなる群から選択される6員環であり;
またここで任意に:
AはNであり;並びに/又は
BはC若しくはNであり;並びに/又は
JはC若しくはNであり;並びに/又は
DはCであり;並びに/又は
EはCであり;並びに/又は
MはC、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、Oからなる群から選択され;並びに/又は
Gは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Kは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Lは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態2
式(II):
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
またここで:
MはC、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、Oからなる群から選択され;並びに/又は
Gは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Kは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Lは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態3
式III:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
またここで:
MはC、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、Oからなる群から選択され;並びに/又は
Gは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Kは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Lは、C、CH、CR 2 R 3 、CR 2 、CR 3 、及びOからなる群から選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態4
式II‐a:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態5
式II‐b:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態6
式II‐c:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態7
式III‐a:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態8
式III‐b:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態9
式III‐c:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態10
式III‐d:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH 2 であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルであり;
Z 1 及びZ 2 はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態11
式II‐aa、II‐ab、II‐ba、II‐bb、II‐bc、II‐ca、II‐cb、又はII‐cc:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルである、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態12
式III‐aa、III‐ab、III‐ac、III‐ba、III‐bb、III‐bc、及びIII‐ca、III‐cb、又はIII‐cc:
R 1 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 1 置換基による1置換体、又は2個のR 1 置換基による2置換体であり、各R 1 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R 2 及びR 3 は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 2 及びR 3 はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR 2 ‐R 3 置換基で置換され、各R 2 ‐R 3 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 4 は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 4 置換基による1置換体、2個のR 4 置換基による2置換体、又は3個のR 4 置換基による3置換体であり、各R 4 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R 5 は、CH 3 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R 6 は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 5 及びR 6 は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH 2 OR 4 、CH 2 、及びNR 4 R 7 からなる群から選択され、ここでR 7 はH又はアルキルである、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態13
実施形態14
実施形態1~13のいずれか1つに記載の化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせを含む、組成物。
実施形態15
実施形態1~13のいずれか1つに記載の化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせと;少なくとも1つの薬学的に許容可能な賦形剤、キャリア、アジュバント、又はビヒクルとを含む、医薬組成物。
実施形態16
治療有効量の前記化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせを含む、実施形態15に記載の医薬組成物。
実施形態17
前記組成物は少なくとも1つの第2の治療剤を更に含む、実施形態14に記載の医薬組成物。
実施形態18
必要がある被験者の、中枢神経系(CNS)障害、薬物嗜癖、依存、パニック、不安、うつ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、神経変性、自閉症、統合失調症、及びアルツハイマー病(AD)からなる群から選択される状態を、予防又は治療する方法であって、前記方法は、実施形態1~13のいずれか1つに記載の化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせを含む組成物を前記被験者に投与するステップを含む、方法。
実施形態19
前記組成物は、治療有効量の前記化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせを含む、実施形態18に記載の方法。
実施形態20
前記組成物は、前記化合物の薬学的に許容される塩又は同位体を含む、実施形態18又は19に記載の方法。
実施形態21
前記組成物は、前記化合物の非標識形態、又は前記化合物の同位体標識形態を含み、前記同位体標識形態では、前記化合物は前記式によって示される構造を有し、選択された原子量若しくは質量数を有する原子で1つ以上の原子が置き換えられている、実施形態18又は19に記載の方法。
実施形態22
必要がある患者における、中枢神経系(CNS)障害、薬物嗜癖、依存、パニック、不安、うつ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、神経変性、自閉症、統合失調症、及びアルツハイマー病(AD)からなる群から選択される状態の予防及び/又は治療のための薬剤の調製における、実施形態1~13のいずれか1つに記載の化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせの使用。
実施形態23
前記組成物は、治療有効量の前記化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせを含む、実施形態22に記載の使用。
実施形態24
前記組成物は、前記化合物の薬学的に許容される塩又は同位体を含む、実施形態22又は23に記載の使用。
実施形態25
前記組成物は、前記化合物の非標識形態、又は前記化合物の同位体標識形態を含み、前記同位体標識形態では、前記化合物は前記式によって示される構造を有し、選択された原子量若しくは質量数を有する原子で1つ以上の原子が置き換えられている、実施形態22~24のいずれか1つに記載の使用。
実施形態26
化合物を調製する方法であって、前記方法は:
中間物Aを中間物Fと反応させて、実施例1の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Bと反応させて、実施例2の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Cと反応させて、実施例3の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Dと反応させて、実施例4の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Dと反応させて、実施例5の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Eと反応させて、実施例6の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Eと反応させて、実施例7の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Eと反応させて、実施例8の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Dと反応させて、実施例9の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Bと反応させて、実施例10の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Bと反応させて、実施例11の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Fと反応させて、実施例12の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Fと反応させて、実施例13の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Cと反応させて、実施例14の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Cと反応させて、実施例15の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Gと反応させて、実施例16の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Hと反応させて、実施例17の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Hと反応させて、実施例18の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Gと反応させて、実施例19の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Hと反応させて、実施例20の化合物を生成するステップ;及び
中間物Jを中間物Gと反応させて、実施例21の化合物を生成するステップ
からなる群から選択される反応を含む、方法。
Claims (22)
- 式(I):
R1は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR1置換基による1置換体、又は2個のR1置換基による2置換体であり、各R1置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R2及びR3は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R2及びR3はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR2‐R3置換基で置換され、各R2‐R3置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R4は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR4置換基による1置換体、2個のR4置換基による2置換体、又は3個のR4置換基による3置換体であり、各R4置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R5は、CH3、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R6は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR5及びR6は、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH2であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH2OR4、CH2、及びNR4R7からなる群から選択され、ここでR7はH又はアルキルであり;
Z1及びZ2はそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
またここで:
A‐B‐J‐D‐Eは5員ヘテロアリールであり;
B‐J‐M‐G‐K‐Lは、芳香族、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルからなる群から選択される6員環であり;
またここで任意に:
AはNであり;並びに/又は
BはC若しくはNであり;並びに/又は
JはC若しくはNであり;並びに/又は
DはCであり;並びに/又は
EはCであり;並びに/又は
MはC、CH、CR2R3、CR2、CR3、Oからなる群から選択され;並びに/又は
Gは、C、CH、CR2R3、CR2、CR3、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Kは、C、CH、CR2R3、CR2、CR3、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Lは、C、CH、CR2R3、CR2、CR3、及びOからなる群から選択される、化合物、又は、その化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。 - 式(II):
R1は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR1置換基による1置換体、又は2個のR1置換基による2置換体であり、各R1置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R2及びR3は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R2及びR3はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR2‐R3置換基で置換され、各R2‐R3置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R4は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR4置換基による1置換体、2個のR4置換基による2置換体、又は3個のR4置換基による3置換体であり、各R4置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R5は、CH3、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R6は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR5及びR6は、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH2であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH2OR4、CH2、及びNR4R7からなる群から選択され、ここでR7はH又はアルキルであり;
Z1及びZ2はそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
またここで:
MはC、CH、CR2R3、CR2、CR3、Oからなる群から選択され;並びに/又は
Gは、C、CH、CR2R3、CR2、CR3、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Kは、C、CH、CR2R3、CR2、CR3、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Lは、C、CH、CR2R3、CR2、CR3、及びOからなる群から選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。 - 式III:
R1は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR1置換基による1置換体、又は2個のR1置換基による2置換体であり、各R1置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R2及びR3は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R2及びR3はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR2‐R3置換基で置換され、各R2‐R3置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R4は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR4置換基による1置換体、2個のR4置換基による2置換体、又は3個のR4置換基による3置換体であり、各R4置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R5は、CH3、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R6は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR5及びR6は、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH2であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH2OR4、CH2、及びNR4R7からなる群から選択され、ここでR7はH又はアルキルであり;
Z1及びZ2はそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
またここで:
MはC、CH、CR2R3、CR2、CR3、Oからなる群から選択され;並びに/又は
Gは、C、CH、CR2R3、CR2、CR3、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Kは、C、CH、CR2R3、CR2、CR3、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Lは、C、CH、CR2R3、CR2、CR3、及びOからなる群から選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。 - 式II‐a:
R1は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR1置換基による1置換体、又は2個のR1置換基による2置換体であり、各R1置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R2及びR3は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R2及びR3はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR2‐R3置換基で置換され、各R2‐R3置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R4は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR4置換基による1置換体、2個のR4置換基による2置換体、又は3個のR4置換基による3置換体であり、各R4置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R5は、CH3、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R6は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR5及びR6は、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH2であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH2OR4、CH2、及びNR4R7からなる群から選択され、ここでR7はH又はアルキルであり;
Z1及びZ2はそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。 - 式II‐b:
R1は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR1置換基による1置換体、又は2個のR1置換基による2置換体であり、各R1置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R2及びR3は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R2及びR3はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR2‐R3置換基で置換され、各R2‐R3置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R4は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR4置換基による1置換体、2個のR4置換基による2置換体、又は3個のR4置換基による3置換体であり、各R4置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R5は、CH3、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R6は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR5及びR6は、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH2であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH2OR4、CH2、及びNR4R7からなる群から選択され、ここでR7はH又はアルキルであり;
Z1及びZ2はそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。 - 式II‐c:
R1は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR1置換基による1置換体、又は2個のR1置換基による2置換体であり、各R1置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R2及びR3は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R2及びR3はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR2‐R3置換基で置換され、各R2‐R3置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R4は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR4置換基による1置換体、2個のR4置換基による2置換体、又は3個のR4置換基による3置換体であり、各R4置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R5は、CH3、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R6は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR5及びR6は、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH2であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH2OR4、CH2、及びNR4R7からなる群から選択され、ここでR7はH又はアルキルであり;
Z1及びZ2はそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。 - 式III‐a:
R1は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR1置換基による1置換体、又は2個のR1置換基による2置換体であり、各R1置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R2及びR3は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R2及びR3はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR2‐R3置換基で置換され、各R2‐R3置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R4は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR4置換基による1置換体、2個のR4置換基による2置換体、又は3個のR4置換基による3置換体であり、各R4置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R5は、CH3、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R6は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR5及びR6は、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH2であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH2OR4、CH2、及びNR4R7からなる群から選択され、ここでR7はH又はアルキルであり;
Z1及びZ2はそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。 - 式III‐b:
R1は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR1置換基による1置換体、又は2個のR1置換基による2置換体であり、各R1置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R2及びR3は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R2及びR3はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR2‐R3置換基で置換され、各R2‐R3置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R4は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR4置換基による1置換体、2個のR4置換基による2置換体、又は3個のR4置換基による3置換体であり、各R4置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R5は、CH3、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R6は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR5及びR6は、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH2であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH2OR4、CH2、及びNR4R7からなる群から選択され、ここでR7はH又はアルキルであり;
Z1及びZ2はそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。 - 式III‐c:
R1は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR1置換基による1置換体、又は2個のR1置換基による2置換体であり、各R1置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R2及びR3は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R2及びR3はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR2‐R3置換基で置換され、各R2‐R3置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R4は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR4置換基による1置換体、2個のR4置換基による2置換体、又は3個のR4置換基による3置換体であり、各R4置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R5は、CH3、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R6は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR5及びR6は、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH2であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH2OR4、CH2、及びNR4R7からなる群から選択され、ここでR7はH又はアルキルであり;
Z1及びZ2はそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。 - 式III‐d:
R1は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR1置換基による1置換体、又は2個のR1置換基による2置換体であり、各R1置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R2及びR3は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R2及びR3はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR2‐R3置換基で置換され、各R2‐R3置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R4は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR4置換基による1置換体、2個のR4置換基による2置換体、又は3個のR4置換基による3置換体であり、各R4置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R5は、CH3、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R6は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR5及びR6は、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH2であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH2OR4、CH2、及びNR4R7からなる群から選択され、ここでR7はH又はアルキルであり;
Z1及びZ2はそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。 - 式II‐aa、II‐ab、II‐ba、II‐bb、II‐bc、II‐ca、II‐cb、又はII‐cc:
R1は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR1置換基による1置換体、又は2個のR1置換基による2置換体であり、各R1置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R2及びR3は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R2及びR3はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR2‐R3置換基で置換され、各R2‐R3置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R4は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR4置換基による1置換体、2個のR4置換基による2置換体、又は3個のR4置換基による3置換体であり、各R4置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R5は、CH3、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R6は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR5及びR6は、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH2OR4、CH2、及びNR4R7からなる群から選択され、ここでR7はH又はアルキルである、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。 - 式III‐aa、III‐ab、III‐ac、III‐ba、III‐bb、III‐bc、及びIII‐ca、III‐cb、又はIII‐cc:
R1は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR1置換基による1置換体、又は2個のR1置換基による2置換体であり、各R1置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
R2及びR3は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R2及びR3はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR2‐R3置換基で置換され、各R2‐R3置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R4は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR4置換基による1置換体、2個のR4置換基による2置換体、又は3個のR4置換基による3置換体であり、各R4置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
R5は、CH3、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
R6は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR5及びR6は、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH2OR4、CH2、及びNR4R7からなる群から選択され、ここでR7はH又はアルキルである、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。 - 請求項1~13のいずれか1項に記載の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせを含む、組成物。
- 請求項1~13のいずれか1項に記載の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせと;少なくとも1つの薬学的に許容可能な賦形剤、キャリア、アジュバント、又はビヒクルとを含む、医薬組成物。
- 治療有効量の前記化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせを含む、請求項15に記載の医薬組成物。
- 前記医薬組成物は少なくとも1つの第2の治療剤を更に含む、請求項14に記載の医薬組成物。
- 必要がある患者における、中枢神経系(CNS)障害、薬物嗜癖、依存、パニック、不安、うつ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、神経変性、自閉症、統合失調症、及びアルツハイマー病(AD)からなる群から選択される状態の予防及び/又は治療のための薬剤の調製における、請求項1~13のいずれか1項に記載の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせの使用。
- 前記化合物は、治療有効量の前記化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせを含む、請求項18に記載の使用。
- 前記化合物は、その薬学的に許容される塩又は同位体を含む、請求項18又は19に記載の使用。
- 前記化合物は、前記化合物の非標識形態、又は前記化合物の同位体標識形態を含み、前記同位体標識形態では、選択された原子量若しくは質量数を有する原子で1つ以上の原子が置き換えられている、請求項18~20のいずれか1項に記載の使用。
- 化合物を調製する方法であって、
下記中間物Aを下記中間物Fと反応させて、下記化合物(1)を生成するステップ;
下記中間物Aを下記中間物Bと反応させて、下記化合物(2)を生成するステップ;
下記中間物Aを下記中間物Cと反応させて、下記化合物(3)を生成するステップ;
下記中間物Jを下記中間物Dと反応させて、下記化合物(4)を生成するステップ;
下記中間物Aを下記中間物Dと反応させて、下記化合物(5)を生成するステップ;
下記中間物Jを下記中間物Eと反応させて、下記化合物(6)を生成するステップ;
下記中間物Aを下記中間物Eと反応させて、下記化合物(7)を生成するステップ;
下記中間物Iを下記中間物Eと反応させて、下記化合物(8)を生成するステップ;
下記中間物Iを下記中間物Dと反応させて、下記化合物(9)を生成するステップ;
下記中間物Jを下記中間物Bと反応させて、下記化合物(10)を生成するステップ;
下記中間物Iを下記中間物Bと反応させて、下記化合物(11)を生成するステップ;
下記中間物Iを下記中間物Fと反応させて、下記化合物(12)を生成するステップ;
下記中間物Jを下記中間物Fと反応させて、下記化合物(13)を生成するステップ;
下記中間物Iを下記中間物Cと反応させて、下記化合物(14)を生成するステップ;
下記中間物Jを下記中間物Cと反応させて、下記化合物(15)を生成するステップ;
下記中間物Aを下記中間物Gと反応させて、下記化合物(16)を生成するステップ;
下記中間物Aを下記中間物Hと反応させて、下記化合物(17)を生成するステップ;
下記中間物Iを下記中間物Hと反応させて、下記化合物(18)を生成するステップ;
下記中間物Iを下記中間物Gと反応させて、下記化合物(19)を生成するステップ;
下記中間物Jを下記中間物Hと反応させて、下記化合物(20)を生成するステップ;及び
下記中間物Jを下記中間物Gと反応させて、下記化合物(21)を生成するステップ
からなる群から選択される反応を含む、方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201962856822P | 2019-06-04 | 2019-06-04 | |
US62/856,822 | 2019-06-04 | ||
PCT/US2020/035851 WO2020247447A1 (en) | 2019-06-04 | 2020-06-03 | Pyrazole and imidazole derivatives, compositions and methods as orexin antagonists |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022534709A JP2022534709A (ja) | 2022-08-03 |
JPWO2020247447A5 true JPWO2020247447A5 (ja) | 2023-06-08 |
Family
ID=73651984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021569992A Pending JP2022534709A (ja) | 2019-06-04 | 2020-06-03 | オレキシンアンタゴニストとしてのピラゾール及びイミダゾール誘導体、組成物、並びに方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20220315602A1 (ja) |
EP (1) | EP3972587A4 (ja) |
JP (1) | JP2022534709A (ja) |
KR (1) | KR20220016919A (ja) |
CN (1) | CN114340616A (ja) |
AU (1) | AU2020288559A1 (ja) |
CA (1) | CA3140173A1 (ja) |
SG (1) | SG11202112828SA (ja) |
WO (1) | WO2020247447A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20220259224A1 (en) * | 2019-06-04 | 2022-08-18 | Hager Biosciences, Llc | Imidazolo derivatives, compositions and methods as orexin antagonists |
KR20220119653A (ko) | 2019-12-20 | 2022-08-30 | 테나야 테라퓨틱스, 인코포레이티드 | 플루오로알킬-옥사디아졸 및 이의 용도 |
WO2024050061A2 (en) * | 2022-09-01 | 2024-03-07 | Hager Biosciences, Llc | Pyrazole and imidazole derivatives as dual orexin and kappa-opioid receptors modulators, composition, methods for treating neurological and psychiatric disorders |
CN117169393B (zh) * | 2023-11-03 | 2024-03-19 | 杭州湃肽生化科技有限公司 | 一种植物组织中环肽的检测方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BRPI0519135A2 (pt) * | 2004-12-21 | 2008-12-23 | Pfizer Prod Inc | macrolÍdeos |
WO2012052491A2 (en) * | 2010-10-21 | 2012-04-26 | Bayer Cropscience Ag | 1-(heterocyclic carbonyl)-2-substituted pyrrolidines |
US20140228377A1 (en) * | 2011-07-05 | 2014-08-14 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Methylpiperidine derivative |
WO2013062858A1 (en) * | 2011-10-25 | 2013-05-02 | Merck Sharp & Dohme Corp. | Isoxazolopyridine orexin receptor antagonists |
CA2863413A1 (en) * | 2012-02-07 | 2013-08-15 | Eolas Therapeutics, Inc. | Substituted prolines / piperidines as orexin receptor antagonists |
JP6556146B2 (ja) * | 2014-08-26 | 2019-08-07 | 武田薬品工業株式会社 | 複素環化合物 |
US20220259224A1 (en) * | 2019-06-04 | 2022-08-18 | Hager Biosciences, Llc | Imidazolo derivatives, compositions and methods as orexin antagonists |
-
2020
- 2020-06-03 WO PCT/US2020/035851 patent/WO2020247447A1/en unknown
- 2020-06-03 KR KR1020217043401A patent/KR20220016919A/ko unknown
- 2020-06-03 EP EP20817900.2A patent/EP3972587A4/en active Pending
- 2020-06-03 SG SG11202112828SA patent/SG11202112828SA/en unknown
- 2020-06-03 AU AU2020288559A patent/AU2020288559A1/en active Pending
- 2020-06-03 CA CA3140173A patent/CA3140173A1/en active Pending
- 2020-06-03 CN CN202080056013.4A patent/CN114340616A/zh active Pending
- 2020-06-03 JP JP2021569992A patent/JP2022534709A/ja active Pending
- 2020-06-03 US US17/616,142 patent/US20220315602A1/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6018644B2 (ja) | 1−[2−(2,4−ジメチル−フェニルスルファニル)−フェニル]−ピペラジンの製造方法 | |
JP5064427B2 (ja) | ヒスタミン−3受容体拮抗薬 | |
JP2023052166A (ja) | 化合物、組成物、及び、方法 | |
WO2020167994A1 (en) | Compounds, compositions and methods | |
JP2018531982A5 (ja) | ||
JP2022520236A (ja) | 化合物、組成物、及び、方法 | |
CA2144669A1 (en) | Biphenyl derivatives | |
NZ256620A (en) | Pyrazole derivatives; compounds and pharmaceutical compositions containing them; intermediate compounds | |
US20180215707A1 (en) | Ror-gamma modulators and uses thereof | |
EP1716142A2 (fr) | Derives d'oxazole, leur preparation et leur utilisation en therapeutique | |
UA81186C2 (en) | N-heterocyclylmethyl benzamide derivatives, preparation thereof and use in therapy | |
WO2020181247A1 (en) | Compounds, compositions and methods | |
HU217590B (hu) | Eljárás 6-os helyen heterociklusos csoporttal helyettesített 4-amino-1,3,4,5-tetrahidro-benz[c,d]indolok és a vegyületeket tartalmazó gyógyszerkészítmények előállítására | |
JP4740116B2 (ja) | 精神疾患および神経障害の処置のための5−ht受容体アンタゴニスト | |
JPH04504863A (ja) | 複素環式誘導体、その製造方法、ならびに治療的用途 | |
JP2006519812A (ja) | フェニルスルホン誘導体およびcns障害の治療におけるその使用 | |
PL192561B1 (pl) | Podstawione benzyloaminy, ich zastosowanie i kompozycja farmaceutyczna | |
JPWO2020247447A5 (ja) | ||
HU199825B (en) | Process for production of new derivatives of pirasoline and medical compositions containing them | |
JP2023532298A (ja) | 化合物、組成物及び方法 | |
WO2015180342A1 (zh) | 氘取代1-[2-(2,4-二甲基-苯硫基)-苯基]哌嗪化合物或其衍生物及其药物组合物和用途 | |
JPWO2020247445A5 (ja) | ||
JPH0153248B2 (ja) | ||
TW498073B (en) | 5-naphthalen-1-yl-1,3-dioxane derivatives, their preparation and their therapeutic application | |
JP2002534421A (ja) | 1−フェニル−4−(1−[2−アリール]シクロプロピル)メチルピペラジン:ドーパミン受容体リガンド |