JPWO2020247447A5 - - Google Patents

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特定の実施形態を、好ましい実施形態について説明したが、当業者には変形例及び修正例が想起されることになることが理解される。従って、添付の特許請求の範囲は、その特許請求の範囲内にあるこのような等価の変形例全てを包含することが意図されている。
以下、さらに、本発明の好ましい実施形態を項分け記載する。
実施形態1
式(I):
Figure 2020247447000016
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、又は2個のR 置換基による2置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
及びR は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 及びR はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR ‐R 置換基で置換され、各R ‐R 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、2個のR 置換基による2置換体、又は3個のR 置換基による3置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、CH 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 及びR は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH OR 、CH 、及びNR からなる群から選択され、ここでR はH又はアルキルであり;
及びZ はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
またここで:
A‐B‐J‐D‐Eは5員ヘテロアリールであり;
B‐J‐M‐G‐K‐Lは、芳香族、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルからなる群から選択される6員環であり;
またここで任意に:
AはNであり;並びに/又は
BはC若しくはNであり;並びに/又は
JはC若しくはNであり;並びに/又は
DはCであり;並びに/又は
EはCであり;並びに/又は
MはC、CH、CR 、CR 、CR 、Oからなる群から選択され;並びに/又は
Gは、C、CH、CR 、CR 、CR 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Kは、C、CH、CR 、CR 、CR 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Lは、C、CH、CR 、CR 、CR 、及びOからなる群から選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態2
式(II):
Figure 2020247447000017
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、又は2個のR 置換基による2置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
及びR は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 及びR はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR ‐R 置換基で置換され、各R ‐R 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、2個のR 置換基による2置換体、又は3個のR 置換基による3置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、CH 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 及びR は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH OR 、CH 、及びNR からなる群から選択され、ここでR はH又はアルキルであり;
及びZ はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
またここで:
MはC、CH、CR 、CR 、CR 、Oからなる群から選択され;並びに/又は
Gは、C、CH、CR 、CR 、CR 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Kは、C、CH、CR 、CR 、CR 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Lは、C、CH、CR 、CR 、CR 、及びOからなる群から選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態3
式III:
Figure 2020247447000018
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、又は2個のR 置換基による2置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
及びR は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 及びR はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR ‐R 置換基で置換され、各R ‐R 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、2個のR 置換基による2置換体、又は3個のR 置換基による3置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、CH 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 及びR は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH OR 、CH 、及びNR からなる群から選択され、ここでR はH又はアルキルであり;
及びZ はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
またここで:
MはC、CH、CR 、CR 、CR 、Oからなる群から選択され;並びに/又は
Gは、C、CH、CR 、CR 、CR 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Kは、C、CH、CR 、CR 、CR 、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
Lは、C、CH、CR 、CR 、CR 、及びOからなる群から選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態4
式II‐a:
Figure 2020247447000019
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、又は2個のR 置換基による2置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
及びR は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 及びR はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR ‐R 置換基で置換され、各R ‐R 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、2個のR 置換基による2置換体、又は3個のR 置換基による3置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、CH 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 及びR は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH OR 、CH 、及びNR からなる群から選択され、ここでR はH又はアルキルであり;
及びZ はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態5
式II‐b:
Figure 2020247447000020
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、又は2個のR 置換基による2置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
及びR は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 及びR はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR ‐R 置換基で置換され、各R ‐R 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、2個のR 置換基による2置換体、又は3個のR 置換基による3置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、CH 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 及びR は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH OR 、CH 、及びNR からなる群から選択され、ここでR はH又はアルキルであり;
及びZ はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態6
式II‐c:
Figure 2020247447000021
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、又は2個のR 置換基による2置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
及びR は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 及びR はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR ‐R 置換基で置換され、各R ‐R 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、2個のR 置換基による2置換体、又は3個のR 置換基による3置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、CH 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 及びR は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH OR 、CH 、及びNR からなる群から選択され、ここでR はH又はアルキルであり;
及びZ はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態7
式III‐a:
Figure 2020247447000022
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、又は2個のR 置換基による2置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
及びR は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 及びR はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR ‐R 置換基で置換され、各R ‐R 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、2個のR 置換基による2置換体、又は3個のR 置換基による3置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、CH 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 及びR は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH OR 、CH 、及びNR からなる群から選択され、ここでR はH又はアルキルであり;
及びZ はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態8
式III‐b:
Figure 2020247447000023
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、又は2個のR 置換基による2置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
及びR は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 及びR はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR ‐R 置換基で置換され、各R ‐R 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、2個のR 置換基による2置換体、又は3個のR 置換基による3置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、CH 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 及びR は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH OR 、CH 、及びNR からなる群から選択され、ここでR はH又はアルキルであり;
及びZ はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態9
式III‐c:
Figure 2020247447000024
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、又は2個のR 置換基による2置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
及びR は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 及びR はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR ‐R 置換基で置換され、各R ‐R 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、2個のR 置換基による2置換体、又は3個のR 置換基による3置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、CH 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 及びR は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH OR 、CH 、及びNR からなる群から選択され、ここでR はH又はアルキルであり;
及びZ はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態10
式III‐d:
Figure 2020247447000025
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、又は2個のR 置換基による2置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
及びR は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 及びR はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR ‐R 置換基で置換され、各R ‐R 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、2個のR 置換基による2置換体、又は3個のR 置換基による3置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、CH 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 及びR は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCH であり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH OR 、CH 、及びNR からなる群から選択され、ここでR はH又はアルキルであり;
及びZ はそれぞれ、H、F、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 2‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態11
式II‐aa、II‐ab、II‐ba、II‐bb、II‐bc、II‐ca、II‐cb、又はII‐cc:
Figure 2020247447000026
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、又は2個のR 置換基による2置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
及びR は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 及びR はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR ‐R 置換基で置換され、各R ‐R 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、2個のR 置換基による2置換体、又は3個のR 置換基による3置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、CH 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 及びR は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH OR 、CH 、及びNR からなる群から選択され、ここでR はH又はアルキルである、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態12
式III‐aa、III‐ab、III‐ac、III‐ba、III‐bb、III‐bc、及びIII‐ca、III‐cb、又はIII‐cc:
Figure 2020247447000027
の化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせであって:
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、又は2個のR 置換基による2置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
及びR は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R 及びR はそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR ‐R 置換基で置換され、各R ‐R 置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR 置換基による1置換体、2個のR 置換基による2置換体、又は3個のR 置換基による3置換体であり、各R 置換基は、(C 1‐4 )アルキル、(C 1‐4 )アルコキシ、ハロゲン、(C 1‐3 )フルオロアルキル、(C 1‐3 )フルオロアルコキシ、及び(C 3‐7 )シクロアルキル、(C 3‐7 )ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
は、CH 、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
任意にR 及びR は、アルキルとして接続することによって(C 1‐3 )アルキル架橋環状構造を形成でき;
Yは不在であるか、又はNH、O、CH OR 、CH 、及びNR からなる群から選択され、ここでR はH又はアルキルである、化合物、又は前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態13
Figure 2020247447000028
からなる群から選択される化合物、又は前記化合物の薬学的に許容可能な塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせ。
実施形態14
実施形態1~13のいずれか1つに記載の化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくは組み合わせを含む、組成物。
実施形態15
実施形態1~13のいずれか1つに記載の化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせと;少なくとも1つの薬学的に許容可能な賦形剤、キャリア、アジュバント、又はビヒクルとを含む、医薬組成物。
実施形態16
治療有効量の前記化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせを含む、実施形態15に記載の医薬組成物。
実施形態17
前記組成物は少なくとも1つの第2の治療剤を更に含む、実施形態14に記載の医薬組成物。
実施形態18
必要がある被験者の、中枢神経系(CNS)障害、薬物嗜癖、依存、パニック、不安、うつ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、神経変性、自閉症、統合失調症、及びアルツハイマー病(AD)からなる群から選択される状態を、予防又は治療する方法であって、前記方法は、実施形態1~13のいずれか1つに記載の化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせを含む組成物を前記被験者に投与するステップを含む、方法。
実施形態19
前記組成物は、治療有効量の前記化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせを含む、実施形態18に記載の方法。
実施形態20
前記組成物は、前記化合物の薬学的に許容される塩又は同位体を含む、実施形態18又は19に記載の方法。
実施形態21
前記組成物は、前記化合物の非標識形態、又は前記化合物の同位体標識形態を含み、前記同位体標識形態では、前記化合物は前記式によって示される構造を有し、選択された原子量若しくは質量数を有する原子で1つ以上の原子が置き換えられている、実施形態18又は19に記載の方法。
実施形態22
必要がある患者における、中枢神経系(CNS)障害、薬物嗜癖、依存、パニック、不安、うつ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、神経変性、自閉症、統合失調症、及びアルツハイマー病(AD)からなる群から選択される状態の予防及び/又は治療のための薬剤の調製における、実施形態1~13のいずれか1つに記載の化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせの使用。
実施形態23
前記組成物は、治療有効量の前記化合物、前記化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、又は組み合わせを含む、実施形態22に記載の使用。
実施形態24
前記組成物は、前記化合物の薬学的に許容される塩又は同位体を含む、実施形態22又は23に記載の使用。
実施形態25
前記組成物は、前記化合物の非標識形態、又は前記化合物の同位体標識形態を含み、前記同位体標識形態では、前記化合物は前記式によって示される構造を有し、選択された原子量若しくは質量数を有する原子で1つ以上の原子が置き換えられている、実施形態22~24のいずれか1つに記載の使用。
実施形態26
化合物を調製する方法であって、前記方法は:
中間物Aを中間物Fと反応させて、実施例1の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Bと反応させて、実施例2の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Cと反応させて、実施例3の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Dと反応させて、実施例4の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Dと反応させて、実施例5の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Eと反応させて、実施例6の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Eと反応させて、実施例7の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Eと反応させて、実施例8の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Dと反応させて、実施例9の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Bと反応させて、実施例10の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Bと反応させて、実施例11の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Fと反応させて、実施例12の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Fと反応させて、実施例13の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Cと反応させて、実施例14の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Cと反応させて、実施例15の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Gと反応させて、実施例16の化合物を生成するステップ;
中間物Aを中間物Hと反応させて、実施例17の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Hと反応させて、実施例18の化合物を生成するステップ;
中間物Iを中間物Gと反応させて、実施例19の化合物を生成するステップ;
中間物Jを中間物Hと反応させて、実施例20の化合物を生成するステップ;及び
中間物Jを中間物Gと反応させて、実施例21の化合物を生成するステップ
からなる群から選択される反応を含む、方法。

Claims (22)

  1. 式(I):
    Figure 2020247447000001
    の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせであって:
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、又は2個のR置換基による2置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
    及びRは、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R及びRはそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR‐R置換基で置換され、各R‐R置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、2個のR置換基による2置換体、又は3個のR置換基による3置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、CH、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
    は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    任意にR及びRは、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
    Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCHであり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
    Yは不在であるか、又はNH、O、CHOR、CH、及びNRからなる群から選択され、ここでRはH又はアルキルであり;
    及びZはそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
    またここで:
    A‐B‐J‐D‐Eは5員ヘテロアリールであり;
    B‐J‐M‐G‐K‐Lは、芳香族、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、又はヘテロシクロアルキルからなる群から選択される6員環であり;
    またここで任意に:
    AはNであり;並びに/又は
    BはC若しくはNであり;並びに/又は
    JはC若しくはNであり;並びに/又は
    DはCであり;並びに/又は
    EはCであり;並びに/又は
    MはC、CH、CR、CR、CR、Oからなる群から選択され;並びに/又は
    Gは、C、CH、CR、CR、CR、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
    Kは、C、CH、CR、CR、CR、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
    Lは、C、CH、CR、CR、CR、及びOからなる群から選択される、化合物、又は、その化合物の薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  2. 式(II):
    Figure 2020247447000002
    の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせであって:
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、又は2個のR置換基による2置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
    及びRは、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R及びRはそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR‐R置換基で置換され、各R‐R置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、2個のR置換基による2置換体、又は3個のR置換基による3置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、CH、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
    は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    任意にR及びRは、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
    Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCHであり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
    Yは不在であるか、又はNH、O、CHOR、CH、及びNRからなる群から選択され、ここでRはH又はアルキルであり;
    及びZはそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
    またここで:
    MはC、CH、CR、CR、CR、Oからなる群から選択され;並びに/又は
    Gは、C、CH、CR、CR、CR、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
    Kは、C、CH、CR、CR、CR、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
    Lは、C、CH、CR、CR、CR、及びOからなる群から選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  3. 式III:
    Figure 2020247447000003
    の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせであって:
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、又は2個のR置換基による2置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
    及びRは、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R及びRはそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR‐R置換基で置換され、各R‐R置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、2個のR置換基による2置換体、又は3個のR置換基による3置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、CH、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
    は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    任意にR及びRは、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
    Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCHであり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
    Yは不在であるか、又はNH、O、CHOR、CH、及びNRからなる群から選択され、ここでRはH又はアルキルであり;
    及びZはそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;
    またここで:
    MはC、CH、CR、CR、CR、Oからなる群から選択され;並びに/又は
    Gは、C、CH、CR、CR、CR、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
    Kは、C、CH、CR、CR、CR、及びOからなる群から選択され;並びに/又は
    Lは、C、CH、CR、CR、CR、及びOからなる群から選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  4. 式II‐a:
    Figure 2020247447000004
    の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせであって:
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、又は2個のR置換基による2置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
    及びRは、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R及びRはそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR‐R置換基で置換され、各R‐R置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、2個のR置換基による2置換体、又は3個のR置換基による3置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、CH、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
    は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    任意にR及びRは、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
    Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCHであり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
    Yは不在であるか、又はNH、O、CHOR、CH、及びNRからなる群から選択され、ここでRはH又はアルキルであり;
    及びZはそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  5. 式II‐b:
    Figure 2020247447000005
    の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせであって:
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、又は2個のR置換基による2置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
    及びRは、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R及びRはそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR‐R置換基で置換され、各R‐R置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、2個のR置換基による2置換体、又は3個のR置換基による3置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、CH、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
    は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    任意にR及びRは、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
    Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCHであり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
    Yは不在であるか、又はNH、O、CHOR、CH、及びNRからなる群から選択され、ここでRはH又はアルキルであり;
    及びZはそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  6. 式II‐c:
    Figure 2020247447000006
    の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせであって:
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、又は2個のR置換基による2置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
    及びRは、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R及びRはそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR‐R置換基で置換され、各R‐R置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、2個のR置換基による2置換体、又は3個のR置換基による3置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、CH、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
    は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    任意にR及びRは、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
    Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCHであり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
    Yは不在であるか、又はNH、O、CHOR、CH、及びNRからなる群から選択され、ここでRはH又はアルキルであり;
    及びZはそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  7. 式III‐a:
    Figure 2020247447000007
    の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせであって:
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、又は2個のR置換基による2置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
    及びRは、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R及びRはそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR‐R置換基で置換され、各R‐R置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、2個のR置換基による2置換体、又は3個のR置換基による3置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、CH、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
    は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    任意にR及びRは、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
    Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCHであり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
    Yは不在であるか、又はNH、O、CHOR、CH、及びNRからなる群から選択され、ここでRはH又はアルキルであり;
    及びZはそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  8. 式III‐b:
    Figure 2020247447000008
    の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせであって:
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、又は2個のR置換基による2置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
    及びRは、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R及びRはそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR‐R置換基で置換され、各R‐R置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、2個のR置換基による2置換体、又は3個のR置換基による3置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、CH、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
    は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    任意にR及びRは、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
    Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCHであり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
    Yは不在であるか、又はNH、O、CHOR、CH、及びNRからなる群から選択され、ここでRはH又はアルキルであり;
    及びZはそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  9. 式III‐c:
    Figure 2020247447000009
    の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせであって:
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、又は2個のR置換基による2置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
    及びRは、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R及びRはそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR‐R置換基で置換され、各R‐R置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、2個のR置換基による2置換体、又は3個のR置換基による3置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、CH、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
    は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    任意にR及びRは、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
    Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCHであり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
    Yは不在であるか、又はNH、O、CHOR、CH、及びNRからなる群から選択され、ここでRはH又はアルキルであり;
    及びZはそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  10. 式III‐d:
    Figure 2020247447000010
    の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせであって:
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、又は2個のR置換基による2置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
    及びRは、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R及びRはそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR‐R置換基で置換され、各R‐R置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、2個のR置換基による2置換体、又は3個のR置換基による3置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、CH、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
    は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    任意にR及びRは、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
    Xは、ピロリジン環を提供するためには不在であり、ピペリジン環を提供するためにはCHであり、又はモルホリン環を提供するためにはOであり;ピペリジン環又はピロリジン環の2位の炭素原子は任意に(S)絶対配置であり;モルホリン環の2位の炭素原子は任意に(R)絶対配置であり;
    Yは不在であるか、又はNH、O、CHOR、CH、及びNRからなる群から選択され、ここでRはH又はアルキルであり;
    及びZはそれぞれ、H、F、(C1‐4)アルキル、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C2‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択される、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  11. 式II‐aa、II‐ab、II‐ba、II‐bb、II‐bc、II‐ca、II‐cb、又はII‐cc:
    Figure 2020247447000011
    の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせであって:
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、又は2個のR置換基による2置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
    及びRは、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R及びRはそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR‐R置換基で置換され、各R‐R置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、2個のR置換基による2置換体、又は3個のR置換基による3置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、CH、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
    は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    任意にR及びRは、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
    Yは不在であるか、又はNH、O、CHOR、CH、及びNRからなる群から選択され、ここでRはH又はアルキルである、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  12. 式III‐aa、III‐ab、III‐ac、III‐ba、III‐bb、III‐bc、及びIII‐ca、III‐cb、又はIII‐cc:
    Figure 2020247447000012
    の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせであって:
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;任意に、前記ヘテロアリールは、ピロリル、ピラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジアゾリル、チオフェニル、ピリジニル、ピリミジニル、ピラジニル、及びピラダジニルからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、又は2個のR置換基による2置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から任意に選択され;
    及びRは、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;R及びRはそれぞれ独立して任意に、それぞれの置換可能な位置において、最高3個のR‐R置換基で置換され、各R‐R置換基は、H、ハロゲン、アルキル、置換アルキル、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、芳香族、アリール、5又は6員ヘテロアリール、置換芳香族、置換アリール、及び置換5又は6員ヘテロアリールからなる群から選択され;前記芳香族、アリール、又はヘテロアリールは、未置換体、1個のR置換基による1置換体、2個のR置換基による2置換体、又は3個のR置換基による3置換体であり、各R置換基は、(C1‐4)アルキル、(C1‐4)アルコキシ、ハロゲン、(C1‐3)フルオロアルキル、(C1‐3)フルオロアルコキシ、及び(C3‐7)シクロアルキル、(C3‐7)ヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され;ハロゲンは任意に、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    は、CH、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;
    は、H、ハロゲン、アルキル、及び置換アルキルからなる群から選択され;前記ハロゲンは、F、Cl、Br、及びIからなる群から選択され;
    任意にR及びRは、アルキルとして接続することによって(C1‐3)アルキル架橋環状構造を形成でき;
    Yは不在であるか、又はNH、O、CHOR、CH、及びNRからなる群から選択され、ここでRはH又はアルキルである、化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  13. Figure 2020247447000013
    からなる群から選択される化合物、又は、その薬学的に許容可能な塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせ。
  14. 請求項1~13のいずれか1項に記載の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせを含む、組成物。
  15. 請求項1~13のいずれか1項に記載の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせと;少なくとも1つの薬学的に許容可能な賦形剤、キャリア、アジュバント、又はビヒクルとを含む、医薬組成物。
  16. 治療有効量の前記化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせを含む、請求項15に記載の医薬組成物。
  17. 前記医薬組成物は少なくとも1つの第2の治療剤を更に含む、請求項14に記載の医薬組成物。
  18. 必要がある患者における、中枢神経系(CNS)障害、薬物嗜癖、依存、パニック、不安、うつ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、神経変性、自閉症、統合失調症、及びアルツハイマー病(AD)からなる群から選択される状態の予防及び/又は治療のための薬剤の調製における、請求項1~13のいずれか1項に記載の化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせの使用。
  19. 前記化合物は、治療有効量の前記化合物、又は、その薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、多形体、異性体、若しくはそれらの組み合わせを含む、請求項18に記載の使用。
  20. 前記化合物は、その薬学的に許容される塩又は同位体を含む、請求項18又は19に記載の使用。
  21. 前記化合物は、前記化合物の非標識形態、又は前記化合物の同位体標識形態を含み、前記同位体標識形態では、選択された原子量若しくは質量数を有する原子で1つ以上の原子が置き換えられている、請求項1820のいずれか1項に記載の使用。
  22. 化合物を調製する方法であって
    下記中間物Aを下記中間物Fと反応させて、下記化合物(1)を生成するステップ;
    下記中間物Aを下記中間物Bと反応させて、下記化合物(2)を生成するステップ;
    下記中間物Aを下記中間物Cと反応させて、下記化合物(3)を生成するステップ;
    下記中間物Jを下記中間物Dと反応させて、下記化合物(4)を生成するステップ;
    下記中間物Aを下記中間物Dと反応させて、下記化合物(5)を生成するステップ;
    下記中間物Jを下記中間物Eと反応させて、下記化合物(6)を生成するステップ;
    下記中間物Aを下記中間物Eと反応させて、下記化合物(7)を生成するステップ;
    下記中間物Iを下記中間物Eと反応させて、下記化合物(8)を生成するステップ;
    下記中間物Iを下記中間物Dと反応させて、下記化合物(9)を生成するステップ;
    下記中間物Jを下記中間物Bと反応させて、下記化合物(10)を生成するステップ;
    下記中間物Iを下記中間物Bと反応させて、下記化合物(11)を生成するステップ;
    下記中間物Iを下記中間物Fと反応させて、下記化合物(12)を生成するステップ;
    下記中間物Jを下記中間物Fと反応させて、下記化合物(13)を生成するステップ;
    下記中間物Iを下記中間物Cと反応させて、下記化合物(14)を生成するステップ;
    下記中間物Jを下記中間物Cと反応させて、下記化合物(15)を生成するステップ;
    下記中間物Aを下記中間物Gと反応させて、下記化合物(16)を生成するステップ;
    下記中間物Aを下記中間物Hと反応させて、下記化合物(17)を生成するステップ;
    下記中間物Iを下記中間物Hと反応させて、下記化合物(18)を生成するステップ;
    下記中間物Iを下記中間物Gと反応させて、下記化合物(19)を生成するステップ;
    下記中間物Jを下記中間物Hと反応させて、下記化合物(20)を生成するステップ;及び
    下記中間物Jを下記中間物Gと反応させて、下記化合物(21)を生成するステップ
    からなる群から選択される反応を含む、方法。
    Figure 2020247447000014
    Figure 2020247447000015
JP2021569992A 2019-06-04 2020-06-03 オレキシンアンタゴニストとしてのピラゾール及びイミダゾール誘導体、組成物、並びに方法 Pending JP2022534709A (ja)

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