JPWO2020218501A5 - - Google Patents
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Claims (21)
- 容器および該容器内に形成された固相を備え、
上記固相は、その表面上で線虫が移動可能なものであり、
上記固相の上記表面に、上記線虫を捕捉するための少なくとも2つの凹部が形成されていることを特徴とする線虫トラップ用プレート。 - 上記容器の底面における、波長360nm~1500nmの光の透過率が、70%以上であることを特徴とする請求項1に記載の線虫トラップ用プレート。
- 請求項1または2に記載の線虫トラップ用プレートを作製するための形成型であって、
本体部と、
上記本体部に設けられた、上記少なくとも2つの凹部に対応する少なくとも2つの突起とを備え、
上記容器に対して固定可能であることを特徴とする形成型。 - 上記少なくとも2つの突起が、上記本体部から脱着可能であることを特徴とする請求項3に記載の形成型。
- 線虫トラップ用プレートに使用するための容器であって、
上記線虫トラップ用プレートは、容器および該容器内に形成された固相を備え、
上記固相は、その表面上で線虫が移動可能なものであり、
上記固相の上記表面に、上記線虫を捕捉するための少なくとも1つの凹部が形成されていることを特徴とするトラップ用プレートであり、
上記容器の底面における、上記凹部が形成される位置に対応する部分に、上記凹部を形成する筒状部材を差し込む孔が形成されており、
少なくとも上記孔が形成されている部分における上記底面の下側に空隙を有していることを特徴とする容器。 - 請求項1または2に記載の線虫トラップ用プレートの製造方法であって、
上記固相に上記少なくとも2つの凹部を形成する工程を含み、
上記工程では、
請求項3または4に記載の形成型を上記容器に固定した状態で上記固相を形成するか、または、
上記容器に上記固相を形成した後に、くり抜くことによって上記少なくとも2つの凹部を形成する
ことを特徴とする線虫トラップ用プレートの製造方法。 - 線虫トラップ用プレートの製造方法であって、
前記線虫トラップ用プレートは、容器および該容器内に形成された固相を備え、
上記固相は、その表面上で線虫が移動可能なものであり、
上記固相の上記表面に、上記線虫を捕捉するための少なくとも1つの凹部が形成されていることを特徴とするトラップ用プレートであり、
上記固相に上記少なくとも1つの凹部を形成する工程を含み、
上記工程では、
下端に底部を有し、上端が開口している筒状部材を、請求項5に記載の容器の上記孔に差し込み固定すること、
上記固相の表面が、上記筒状部材の上端よりも低い位置となるように、上記固相を形成すること、および
上記固相を形成した後、上記筒状部材の上端が上記固相の表面の位置にくるまで、上記筒状部材を押し下げることによって上記少なくとも1つの凹部を形成する
ことを特徴とする線虫トラップ用プレートの製造方法。 - 被験物に対する線虫の応答評価方法であって、
容器および該容器内に形成された固相を備え、上記固相は、その表面上で線虫が移動可能なものであり、上記固相の上記表面に、上記線虫を捕捉するための少なくとも1つの凹部が形成されていることを特徴とするトラップ用プレートの上記凹部内または上記凹部周辺に被験物が供給された、試験用プレートを準備する工程と、
上記固相の表面上所定の位置に線虫を供給する工程と、
一定時間経過後、上記凹部内に捕捉された線虫の数または該線虫の数と相関する要素を計測する工程とを含み、
上記凹部内には液体が満たされていることを特徴とする線虫の応答評価方法。 - 上記被験物が、哺乳類の体液を含むことを特徴とする請求項8に記載の線虫の応答評価方法。
- 上記被験物が、ヒト、イヌ、ネコ、サル、マウス、ラットまたはモルモットの尿を含むことを特徴とする請求項8または9に記載の線虫の応答評価方法。
- 温度に対する線虫の応答評価方法であって、
容器および該容器内に形成された固相を備え、上記固相は、その表面上で線虫が移動可能なものであり、上記固相の上記表面に、上記線虫を捕捉するための少なくとも1つの凹部が形成されていることを特徴とするトラップ用プレートの上記凹部内または上記凹部周辺を、目的の温度に調節する工程と、
上記固相の表面上所定の位置に線虫を供給する工程と、
一定時間経過後、上記凹部内に捕捉された線虫の数または該線虫の数と相関する要素を計測する工程とを含み、
上記凹部内には液体が満たされていることを特徴とする線虫の応答評価方法。 - 上記一定時間経過後、上記凹部を撮像し、得られた画像の画像処理を行うことにより、上記凹部内に捕捉された線虫の数または該線虫の数と相関する要素を計測することを特徴とする請求項8~11の何れか1項に記載の線虫の応答評価方法。
- 線虫として蛍光プローブを組み込んだ線虫を使用し、
凹部内に捕捉された線虫の蛍光強度の総量から捕捉された線虫の数を算出することを特徴とする請求項8~12の何れか1項に記載の線虫の応答評価方法。 - 線虫の行動評価方法であって、
容器および該容器内に形成された固相を備え、上記固相は、その表面上で線虫が移動可能なものであり、上記固相の上記表面に、上記線虫を捕捉するための少なくとも1つの凹部が形成されていることを特徴とするトラップ用プレートの上記固相の表面上所定の位置に線虫を供給する工程と、
一定時間経過後、上記凹部内に捕捉された線虫の数または該線虫の数と相関する要素を計測する工程とを含み、
上記凹部内には液体が満たされていることを特徴とする線虫の行動評価方法。 - 請求項1または2に記載の線虫トラップ用プレートと、
上記固相上の環境を一定に保つためのカバーであって、波長360nm~1500nmの光の透過率が70%以上であるカバーとを備えることを特徴とする線虫トラップ試験キット。 - 試験に用いられる線虫をさらに含むことを特徴とする請求項15に記載の線虫トラップ試験キット。
- 容器および該容器内に形成された固相を備え、上記固相は、その表面上で線虫が移動可能なものであり、上記固相の上記表面に、上記線虫を捕捉するための少なくとも1つの凹部が形成されていることを特徴とするトラップ用プレートの上記凹部内または上記凹部周辺に被験者から採取された尿が供給された、試験用プレートを準備する工程と、
上記固相の表面上所定の位置に線虫を供給する工程と、
一定時間経過後、上記凹部内に捕捉された線虫の数または該線虫の数と相関する要素を計測する工程とを含み、
上記凹部内には液体が満たされており、
上記凹部内に捕捉された線虫の数に基づき上記被験者のがん罹患可能性を検査することを特徴とするがん検査方法。 - 上記被験者がヒトである、請求項17に記載のがん検査方法。
- 上記被験者がイヌまたはネコである、請求項17に記載のがん検査方法。
- 上記被験者がサル、マウス、ラットまたはモルモットである、請求項17に記載のがん検査方法。
- 上記凹部が上記固相の底面まで到達している、請求項1又は2に記載のプレート。
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