JPWO2020217381A1 - 作業支援装置 - Google Patents

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Abstract

作業により作業者にかかる負担を効果的に減らす改善策を自動的に適用する。作業支援装置は、作業負担度評価部、改善策記憶部、シミュレーション部及び改善策決定部を備える。作業負担度評価部は、作業者情報及び生産設備情報から、作業により作業者にかかる負担の程度を示す作業負担度を評価する。作業者情報は、生産設備と協働して作業を行う作業者に関する情報である。生産設備情報は、生産設備に関する情報である。改善策記憶部は、作業負担度を改善するための改善策を記憶する。シミュレーション部は、改善策が適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果を推定するシミュレーションを行う。改善策決定部は、推定改善効果に基づいて、改善策から、作業者及び生産設備の少なくとも一方に適用される適用改善策を決定する。

Description

本発明は、作業支援装置及び作業支援システムに関する。
工場の生産ライン等においては、作業者のなり手の減少、高齢化等が問題となっている。このため、工場の生産ライン等においては、作業者にかかる負担を減らし生産の効率を向上するために、産業用ロボット、プロセスオートメーションシステム等の自動化技術が多数実用化されている。しかし、工場の生産ライン等には、そのような自動化技術だけでは作業者にかかる負担を減らし生産の効率を向上することができない作業工程が依然として存在する。このため、工場の生産ライン等においては、作業者にかかる負担を減らし生産の効率を維持又は向上するために、作業者にかかる負担を定量的に評価し、評価した負荷に基づいて作業者が担当する業務を変更することを促す等の対策が取られる。
例えば、特許文献1に記載された技術においては、作業者の身体状態の情報が取得される(段落0027)。また、作業者の身体状態の情報に基づいて、作業者の作業に対する評価値が算出される(段落0031)。また、編成対象の一群の工程について編成内容を異ならせた複数の工程編成を得る編成シミュレーションが行われる(段落0039)。これにより、作業者の得意不得意や向き・不向き等、作業者の作業に対する適応性の面で効率的となる工程編成を導出することができる(段落0088)。
特許文献2に記載された技術においては、各作業者の作業種別ごとの作業所要時間が抽出される(段落0066)。また、各作業者の作業種別ごとの作業所要時間の実績値の集合に対して、蓄積されている全実績値について分散値α1が算出される(段落0067)。また、所定のサンプリング間隔で各作業者の作業種別ごとの作業所要時間の全実績値の集合が分割され、分割された集合ごとに実績値の分散値α2が算出される(段落0067)。また、分散値α2が分散値α1よりも大きくなっている場合には、当該作業者の作業所要時間にばらつきがある状態と判定され、当該作業者の作業効率が低下している状態であると判定される(段落0079)。また、作業効率の低下の度合いに応じて、作業者の作業負荷が軽減されるように作業計画が調整される(段落0080)。これにより、作業効率最適化など様々な目的に応じて、作業者の状態又は特性を加味して作業計画を立案又は調整することができる(段落0088)。
特開2017−68432号公報 特許第5027053号公報
上述した対策が取られた場合は、作業者にかかる負担を減らし生産の効率を維持又は向上することができる。しかし、作業に携わることができる作業者の数が十分でない場合は、上述した対策を取ることはできない。このため、工場の生産ライン等には、作業者が生産設備にあわせて作業を行うという機械主導のシステムから、作業者が発揮するパフォーマンスを最大化することを生産設備がアシストする作業者主導のシステムへの転換が期待される。
本発明は、これらの問題に鑑みてなされた。本発明が解決しようとする課題は、作業により作業者にかかる負担を効果的に減らす改善策を自動的に適用することができる作業支援装置及び作業支援システムを提供することである。
作業支援装置は、作業負担度評価部、改善策記憶部、シミュレーション部及び改善策決定部を備える。
作業負担度評価部は、作業者情報及び生産設備情報から、作業により作業者にかかる負担の程度を示す作業負担度を評価する。作業者情報は、生産設備と協働して作業を行う作業者に関する情報である。生産設備情報は、生産設備に関する情報である。
改善策記憶部は、作業負担度を改善するための改善策を記憶する。
シミュレーション部は、改善策が適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果を推定するシミュレーションを行う。
改善策決定部は、推定改善効果に基づいて、改善策から、作業者及び生産設備の少なくとも一方に適用される適用改善策を決定する。
本発明によれば、作業者及び生産設備についての情報から作業により作業者にかかる負担の程度を示す作業負担度が評価される。また、評価された作業負担度を改善するための改善策が適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果が推定される。また、推定された推定改善効果に基づいて作業者及び生産設備の少なくとも一方に適用される適用改善策が決定される。このため、作業により作業者にかかる負担を効果的に減らす改善策を自動的に適用することができる。
この発明の目的、特徴、局面及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1の作業支援システム及び作業支援装置を図示するブロック図である。 実施の形態1−5の作業支援システム及び作業支援装置に支援される作業が行われる生産ラインの例を模式的に図示する模式図である。 実施の形態1の作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態1−5の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される生産設備情報及びタイムスタンプの例を示す図である。 実施の形態1−5の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される改善策及び推定改善効果の例を示す図である。 実施の形態2の作業支援システム及び作業支援装置を図示するブロック図である。 実施の形態2の作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態3の作業支援システム及び作業支援装置を図示するブロック図である。 実施の形態3の作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態3の変形例1の作業支援システム及び作業支援装置を図示するブロック図である。 実施の形態3の変形例1の作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態4の作業支援システム及び作業支援装置を図示するブロック図である。 実施の形態4の作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態5の作業支援システム及び作業支援装置を図示するブロック図である。 実施の形態5の作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
1 序
下述する作業支援システム及び作業支援装置は、作業者及び生産設備を含む工場の生産ラインにおいて作業者が生産設備と協働して行う作業を支援する。作業支援システム及び作業支援装置が、工場の生産ライン以外において作業者が生産設備と協働して行う作業を支援してもよい。作業の支援は、作業により作業者にかかる負担の程度を示す作業負担度を改善するために行われる。このため、生産設備は、作業支援システム及び作業支援装置から制御することができる装置を備える。装置は、可変の高さ等を有する作業台、作業者と協働生産を行うロボット装置、作業者による部品の供給を必要とする加工装置、作業の対象となる作業対象物を支持及び/又は楊重する機構、作業者に又は作業者から作業対象物、部品等を搬送する搬送ライン、作業者の手元を照らす照明設備、作業が行われる作業場に導入される空調設備、作業が行われる作業場に導入される送風設備等である。
2 実施の形態1
2.1 作業支援システム
図1は、実施の形態1の作業支援システム及び作業支援装置を図示するブロック図である。
図1に図示される実施の形態1の作業支援システム1は、作業支援装置11、入力部12及び出力部13を備える。
作業支援装置11は、作業者情報及び生産設備情報から作業負担度を改善するための適用改善策を決定し、決定した適用改善策を作業者及び生産設備の少なくとも一方に適用する。作業者情報は、作業者に関する情報である。生産設備情報は、生産設備に関する情報である。作業負担度は、作業により作業者にかかる負担の程度を示す。
作業支援装置11は、ひとつの装置により構成されてもよいし、組み合わされた複数の装置により構成されてもよい。
入力部12及び出力部13は、作業支援装置11に通信可能に接続され、作業支援装置11のユーザーインターフェースとなる。入力部12は、作業支援装置11への情報の入力を行う。出力部13は、作業支援装置11からの情報の出力を行う。
2.2 作業支援装置
作業支援装置11は、作業者情報収集部101、作業者情報記憶部102、生産設備情報収集部103、生産設備情報記憶部104、作業負担度評価部105、改善策記憶部106、シミュレーション部107、改善策決定部108、作業者配信部109及び生産設備配信部110を備える。
これらの要素は、コンピュータにプログラムを実行させることにより構成されてもよいし、プログラムを実行しないハードウェアにより構成されてもよい。
2.3 作業者情報収集部
作業者情報収集部101は、新たな作業者情報を収集する。
収集される新たな作業者情報は、作業者の個人識別子(ID)、身体負荷状況、及び作業中/休憩中/待機中の別を少なくとも含む。作業者の個人識別子は、作業者を識別する。個人識別子は、番号、氏名等である。身体負荷状況は、身体にかかる負荷の状況である。身体負荷状況は、生体センサ等によりライフログデータを計測することにより収集されてもよいし、姿勢センサ、カメラ等により作業が行われている間の姿勢を計測することにより収集されてもよい。計測されるライフログデータは、血圧、心拍、体温、発汗量等のライフログデータである。計測される姿勢は、姿勢センサにより出力された計測データ、カメラにより出力された画像等から推定される。収集される新たな作業者情報が、これらの情報以外の情報を含んでもよい。例えば、収集される新たな作業者情報が、作業者の連続作業時間、作業者がいる場所の環境データ、作業者の発話内容等を含んでもよい。環境データは、室温、湿度、照度等である。収集される作業者情報が、作業の標準所要時間に対する当該作業の現実の所要時間の長短を含んでもよい。
適用改善策を適用するための情報を作業支援装置11がリアルタイムで配信することができるようにするために、作業者情報収集部101は、望ましくは、適用改善策を決定する基礎となる新たな作業者情報をリアルタイムで逐次的に収集する。
2.4 作業者情報記憶部
作業者情報記憶部102は、作業者情報を記憶する。
作業者情報収集部101により収集される新たな作業者情報は、作業者情報記憶部102に記憶される作業者情報に含められる。作業者情報記憶部102に記憶される作業者情報が、作業者情報収集部101により収集される作業者情報以外の作業者情報を含んでもよい。例えば、作業者情報記憶部102に記憶される作業者情報が、就業管理データを含んでもよい。就業管理データは、作業者の性別、年齢、身体的特徴、持病の有無、持病の内容、就業制限の有無、就業制限の内容、経験年数、各作業についての得意/不得意の別、保有資格、就業時間、時間外労働時間、休暇取得実績等である。身体的特徴は、身長、体重等である。
2.5 生産設備情報収集部
生産設備情報収集部103は、新たな生産設備情報を収集する。
収集される新たな生産設備情報は、装置の装置識別子(ID)、稼働状況、並びに作業者との協働生産に関連する可変パラメータの設定値及び現在値の少なくとも一方を少なくとも含む。装置の装置識別子は、装置を識別する。装置識別子は、番号、装置名等である。収集される新たな生産設備情報が、これらの情報以外の情報を含んでもよい。例えば、収集される新たな生産設備情報が、作業者との協働生産に関連しない可変パラメータの設定値及び現在値の少なくとも一方、不具合、警告等の発生の有無、生産設備の内部又は周辺に設置されたセンサ等の計測データ等を含んでもよい。計測データは、振動、電磁波、電流値、電圧値、電力値、電力量等の計測データである。
適用改善策を適用するための情報を作業支援装置11がリアルタイムで配信することができるようにするために、生産設備情報収集部103は、望ましくは、適用改善策を決定する基礎となる新たな生産設備情報をリアルタイムで逐次的に収集する。
2.6 生産設備情報記憶部
生産設備情報記憶部104は、生産設備情報を記憶する。
生産設備情報収集部103により収集される新たな生産設備情報は、生産設備情報記憶部104に記憶される生産設備情報に含められる。生産設備情報記憶部104に記憶される生産設備情報が、生産設備情報収集部103により収集される生産設備情報以外の生産設備情報を含んでもよい。例えば、生産設備情報記憶部104に記憶される生産設備情報が、生産設備の購入年月、型番、製造番号、累積稼働時間、日常点検記録、保守記録、作業者との協働生産に関連する可変パラメータの設定可能な範囲を示す上下限値、作業者との協働生産に関連しない可変パラメータの設定可能な範囲を示す上下限値、稼働計画、稼働実績等を含んでもよい。
2.7 作業負担度評価部
作業負担度評価部105は、作業者情報記憶部102に記憶された作業者情報、及び生産設備情報記憶部104に記憶された生産設備情報から、作業負担度を評価する。作業負担度が評価される際には、例えば、姿勢センサにより出力された計測データ、カメラにより出力された画像等から作業者の姿勢が推定される。また、国立研究開発法人産業技術総合研究所により開発されたデジタルヒューマン技術のプラットフォームソフトウェアである「DhaibaWorks」等の既存技術を用いて、推定された作業者の姿勢から作業負担度が推定される。生体センサ等により取得された計測データから作業負担度が推定されてもよい。作業の標準所要時間に対する作業の現実の所要時間の長短から作業負担度が推定されてもよい。
適用改善策を適用するための情報を作業支援装置11がリアルタイムで配信することができるようにするために、作業負担度評価部105は、望ましくは、新たな作業者情報及び新たな生産設備情報が収集された際に、新たな作業者情報及び新たな生産設備情報から、リアルタイムで作業負担度を評価する。
2.8 改善策記憶部
改善策記憶部106は、作業負担度を改善するための改善策を記憶する。
改善策記憶部106に記憶される改善策は、複数の改善策である。
改善策記憶部106に記憶される改善策は、装置の装置識別子(ID)、及び装置に配信される、改善策を適用するための情報を少なくとも含む。装置識別子は、装置を識別する。装置識別子は、番号、装置名等である。改善策記憶部106に記憶される改善策が、これらの情報以外の情報を含んでもよい。例えば、改善策記憶部106に記憶される改善策が、改善策が適用される前後に当該改善策が適用される装置以外の装置又は作業者に配信される情報、作業負担度の改善量の期待値、最小値又は最大値等を含んでもよい。
改善策記憶部106に記憶される改善策は、望ましくは、作業者が対象となる改善策、生産設備が対象となる改善策、及び作業者及び生産設備が対象となる改善策を含む。作業者が対象となる改善策は、作業スピードの変更、作業手順の入れ替え等である。生産設備が対象となる改善策は、作業高さの変更、生産設備による重量物の楊重等である。作業者及び生産設備が対象となる改善策は、生産ロボットによる作業者に対するアシスト量の増減等である。
2.9 シミュレーション部
シミュレーション部107は、改善策記憶部106に記憶された改善策が適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果を推定するシミュレーションを行う。シミュレーション部107が、推定改善効果を推定するシミュレーションを予め行い、推定した推定改善効果を改善策記憶部106に予め記憶させてもよい。上述した「DhaibaWorks」等の既存技術を用いて、改善策記憶部106に記憶された改善策が適用される前後の姿勢の変化による作業負担度の変化がシミュレートされ、シミュレートされた作業負担度の変化から推定改善効果が推定されてもよい。改善策記憶部106に記憶された改善策が適用される前後の作業の所要時間の変化がシミュレートされ、シミュレートされた作業の所要時間の変化から推定改善効果が推定されてもよい。
シミュレーション部107により推定される推定改善効果は、改善策記憶部106に記憶された複数の改善策から選択されるひとつの改善策又は複数の改善策が適用された場合の推定改善効果である。
2.10 改善策決定部
改善策決定部108は、シミュレーション部107により推定された推定改善効果に基づいて、改善策記憶部106に記憶された改善策から、作業者及び生産設備の少なくとも一方に適用される適用改善策を決定する。
改善策決定部108により決定される適用改善策は、ひとつの適用改善策又は複数の適用改善策である。
改善策決定部108により決定される適用改善策は、最も高い推定改善効果を有する改善策であってもよいし、生産設備が対象となる改善策において最も高い推定改善効果を有する改善策と作業者が対象となる改善策において最も高い推定改善効果を有する改善策との組み合わせ、及び作業者及び生産設備が対象となる改善策において最も高い推定改善効果を有する改善策から選択された改善策であってもよい。改善策記憶部106に記憶された改善策がいずれも作業負担度を改善することができない場合は、改善策を適用しないことを改善策決定部108が決定してもよい。
2.11 作業者配信部
作業者配信部109は、生産設備に適用される適用改善策が生産設備に適用される際に作業者に提示される情報を作業者に配信する。提示される情報は、作業者の安全の確保、作業の効率の向上等のために提示されることが望まれる情報である。
改善策決定部108により決定される適用改善策は、作業者に適用されるひとつの適用改善策又は複数の適用改善策を含むことができる。作業者配信部109は、改善策決定部108により決定された適用改善策が作業者に適用される適用改善策を含む場合に、作業者に適用される適用改善策を作業者に適用するための情報を作業者に配信する。
作業者配信部109により配信される情報は、作業に用いられる作業者用モニタ、作業者が保有する携帯端末等に表示される。作業者配信部109により配信される情報が、工場内のデジタルサイネージ等に一斉表示されてもよい。作業者配信部109により配信される情報が、音声情報、各種の信号情報等として配信されてもよい。
適用改善策を適用するための情報を作業支援装置11がリアルタイムで配信することができるようにするために、作業者配信部109は、望ましくは、生産設備に適用される適用改善策が決定された際に、作業者に提示される情報をリアルタイムで作業者に配信する。また、作業者配信部109は、望ましくは、作業者に適用される適用改善策が決定された際に、作業者に適用される適用改善策を作業者に適用するための情報をリアルタイムで作業者に配信する。
2.12 生産設備配信部
改善策決定部108により決定される適用改善策は、生産設備に適用されるひとつの適用改善策又は複数の適用改善策を含むことができる。生産設備配信部110は、改善策決定部108により決定された適用改善策が生産設備に適用される適用改善策を含む場合に、生産設備に適用される適用改善策を生産設備に適用するための情報を生産設備に配信する。配信される情報は、設定変更命令、設定変更命令が記載されたファイル、設定値、設定値の変更の内容等である。
生産設備配信部110により情報が生産設備に配信される際には、例えば、設定変更命令がネットワーク等を経由して直接的に生産設備に発信される。生産設備がネットワーク等を経由してプログラマブルロジックコントローラ、データベース等に接続され、設定値がプログラマブルロジックコントローラ、データベース等に書き込まれ、生産設備が書き込まれた設定値を参照して自己の設定値を更新してもよい。生産設備及び生産設備配信部110のいずれもがアクセスすることができるネットワークフォルダ等に設定変更命令が記載されたファイルが出力され、生産設備が当該ファイルを読み込んで自己の設定値を更新してもよい。
適用改善策を適用するための情報を作業支援装置11がリアルタイムで配信することができるようにするために、生産設備配信部110は、望ましくは、生産設備に適用される適用改善策が決定された際に、生産設備に適用される適用改善策を生産設備に適用するための情報をリアルタイムで生産設備に配信する。
2.13 新規設備の導入を伴う改善策の取り扱い
改善策記憶部106に記憶される改善策は、望ましくは、新規設備の導入を伴う改善策、及び新規設備の導入を伴わない改善策を含む。
この場合は、シミュレーション部107により行われるシミュレーションは、新規設備の導入を伴う改善策が適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果、及び新規設備の導入を伴わない改善策が適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果を推定する。推定改善効果の推定は、ひとりの作業者について、又は複数の作業者について行われる。
また、改善策決定部108は、新規設備の導入を伴う改善策が最高の推定改善効果を有する場合に、最高の推定改善効果を有するがリアルタイムで実行することができない新規設備の導入を伴う改善策、及び最高の推定改善効果を有しないがリアルタイムで実行することができる新規設備の導入を伴わない改善策を適用改善策に含める。適用改善策に含められる新規設備の導入を伴わない改善策は、ひとつの改善策又は複数の改善策である。
2.14 生産ラインの例
図2は、実施の形態1の作業支援システム及び作業支援装置に支援される作業が行われる生産ラインの例を模式的に図示する模式図である。図2は、実施の形態1の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される改善策の例も図示する。
図2に図示される例においては、生産ライン121は、ひとりの作業者131及び生産設備132を含む。生産設備132は、第1の装置141、作業台142、第2の装置143、第1の搬送ライン144及び第2の搬送ライン145を備える。
第1の搬送ライン144は、第1の装置141から作業台142まで製品を搬送する。第2の搬送ライン145は、作業台142から第2の装置143まで製品を搬送する。
作業者131には、生体センサ及び姿勢センサが取り付けられる。生体センサは、心拍、体温等を計測する。姿勢センサは、姿勢を計測する。
作業者131は、作業台142上で製品を組み立てる作業を行う。作業台142の高さは、可変である。作業台142の高さは、作業支援装置11が直接的に変更することもでき、作業者131がボタン等を操作することにより変更することもできる。
生産ライン121は、作業者用モニタ133を備える。作業者用モニタ133は、作業者131の正面に設置される。作業者用モニタ133には、平常時には、作業の計画に関する情報が表示される。生産ライン121は、互いに異なる寸法を有する3種の製品を生産する。3種の製品は、同一製品であるが、大きく異なる寸法を有する。このため、作業者131は、最も大きな寸法を有する製品を組み立てる作業を行う際には、腕を上方に伸ばして作業を行わなければならない。一方、作業者131は、最も小さな寸法を有する製品を組み立てる作業を行う際には、腰をかがめて作業を行わなければならない。
図2に図示される例においては、改善策記憶部106に記憶される改善策が、作業者131が対象となる改善策161、及び生産設備132が対象となる改善策162を含む。作業者131が対象となる改善策161は、「椅子への着席」、「踏み台の使用」、「冶具の使用」、「作業台の照度変更」及び「製品の向き変更」を含む。生産設備132が対象となる改善策162は、第1の装置141が対象となる改善策171、作業台142が対象となる改善策172、第1の搬送ライン144が対象となる改善策173、及び第2の搬送ライン145が対象となる改善策174を含む。第1の装置141が対象となる改善策171は、「搬送時の製品の向き変更」を含む。作業台142が対象となる改善策172は、「高さ変更」及び「照度変更」を含む。第1の搬送ライン144が対象となる改善策173及び第2の搬送ライン145が対象となる改善策174の各々は、「速度変更」を含む。改善策記憶部106に記憶される改善策は、図示されない、作業者131及び生産設備132が対象となる改善策を含む。作業者131及び生産設備132が対象となる改善策は、「新たな作業者、新たな搬送ライン及び新たな作業台の追加」を含む。
以下では、図2に図示される生産ライン121において行われる作業を作業支援システム1及び作業支援装置11が支援する場合に作業支援システム1及び作業支援装置11により行われる処理が説明される。しかし、作業支援システム1及び作業支援装置11は、図2に図示される生産ライン121以外の生産ラインにおいて行われる作業を支援することもできる。
2.15 作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理
図3は、実施の形態1の作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
作業支援システム1及び作業支援装置11が作業を支援する際には、図3に示されるステップS101からS110までが実行される。ステップS101からS104までが実行される際には、ステップS103及びS104が、ステップS101及びS102と並行して実行される。
ステップS101においては、作業者情報収集部101が、作業者131に取り付けられた生体センサ及び姿勢センサから作業者情報を収集する。収集される作業者情報は、生体センサ及び姿勢センサにより出力される計測データである。
続くステップS102においては、収集された作業者情報及びそれに対応づけられるタイムスタンプが作業者情報記憶部102に記憶させられる。
ステップS103においては、生産設備情報収集部103が、第1の装置141、作業台142、第1の搬送ライン144及び第2の搬送ライン145から生産設備情報を収集する。
続くステップS104においては、収集された生産設備情報及びそれに対応づけられるタイムスタンプが生産設備情報記憶部104に記憶させられる。
図4は、実施の形態1の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される生産設備情報及びタイムスタンプの例を示す図である。
図4に図示される例においては、生産設備情報181が、タイムスタンプ182に対応づけられている。生産設備情報181は、第1の装置141から収集される「稼働状況」、「エラー内容」及び「作業製品」を含む。また、生産設備情報181は、第1の搬送ライン144から収集される「設定速度」及び「動作速度」を含む。また、生産設備情報181は、作業台142から収集される「高さ」及び「照度」を含む。また、生産設備情報181は、第2の搬送ライン145から収集される「設定速度」及び「動作速度」を含む。
図3に戻って説明を続ける。
ステップS102及びS104に続くステップS105においては、作業負担度評価部105が、作業者情報記憶部102に記憶された作業者情報を抽出し、生産設備情報記憶部104に記憶された生産設備情報を抽出する。また、作業負担度評価部105が、抽出した作業者情報及び生産設備情報から、作業負担度を評価する。抽出される作業者情報及び生産設備情報は、直近の同じ時刻のタイムスタンプが対応づけられた作業者情報及び生産設備情報である。又は、抽出される作業者情報及び生産設備情報は、設定された誤差範囲内において最も近い時刻のタイムスタンプが対応づけられた作業者情報及び生産設備情報である。設定された誤差範囲は、作業者情報が収集される時間間隔と生産設備情報が収集される時間間隔との差等である。これらにより、ほぼ同時刻に収集された作業者情報及び生産設備情報から作業負担度が評価される。
続くステップS106においては、作業負担度を改善する必要があるか否かが判定される。作業負担度を改善する必要があると判定される場合は、現在の時刻の作業負担度が設定されたしきい値を超えている場合、現在の時刻の作業負担度とその数秒前の時刻の作業負担度との差が設定されたしきい値を超えている場合、過去の数秒間において作業負担度が増加傾向にある場合等である。作業負担度を改善する必要があると判定された場合は、ステップS107からS110までが順次に実行される。作業負担度を改善する必要がないと判定された場合は、再びステップS101及びS103が実行される。
ステップS107においては、シミュレーション部107が、改善策記憶部106に記憶された改善策が適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果を推定するシミュレーションを行う。また、シミュレーション部107が、改善策及び推定した推定改善効果を改善策決定部108に記憶させる。
図5は、実施の形態1の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される改善策及び推定改善効果の例を示す図である。
図5に図示される例においては、改善策191が、推定改善効果192に対応づけられている。改善策191は、それが適用される「対象1」、「対象2」及び「対象3」を含む。また、改善策191は、「対象1」、「対象2」及び「対象3」の各々について、「変更箇所」及び「変更内容」を含む。推定改善効果192は、作業負担度の改善効果の「期待値」を含む。
シミュレーション部107は、作業負担度評価部105により評価された作業負担度、及び作業により作業者131にかかる負担の発生原因に基づいて、改善策が適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果を推定する。例えば、作業者131が最も小さな寸法を有する製品を組み立てる作業を行っており、当該作業により作業者131の腰にかかる負担の程度を示す作業負担度が高くなっている場合を考える、この場合は、改善策が適用された場合の作業者131の姿勢の変化が推定され、推定された作業者131の姿勢の変化に基づいて当該作業負担度が再計算され、再計算された当該作業負担度に基づいて改善策が適用された場合の当該作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果が評価される。作業者131について改善策が予め試され、作業者131について改善策が試された結果、すなわち、改善策が実際に適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す改善効果が記憶させられ、記憶されられた改善効果が抽出されて推定改善効果とされてもよい。推定改善効果を有する複数の改善策が存在する場合は、二次的評価基準についての評価結果が算出されてもよい。二次的評価基準は、最も高い推定改善効果を有するか否か、改善策が適用された場合に他の箇所に負担がかからないか否か、作業に遅延が生じないか否か等である。
続くステップS108においては、改善策決定部108が、改善策記憶部106に記憶された推定改善効果に基づいて、改善策記憶部106に記憶された改善策を適用するか否かを決定する。また、改善策決定部108は、当該改善策を適用するか否かを示す情報を改善策記憶部106に記憶させる。当該情報は、当該改善策が適用改善策であることを示す情報になる。望ましくは、収集された作業者情報に対応づけられたタイムスタンプ、収集された生産設備情報に対応づけられたタイムスタンプ、推定された推定改善効果、及び改善策を適用するか否かを示す情報は、対応づけられて記憶させられる。
改善策決定部108が、推定改善効果に加えてシミュレーション部107により算出された2次的評価基準についての評価結果に基づいて、当該改善策を適用するか否かを決定してもよい。
改善策を適用するか否かの決定は、生産設備132が対象となる改善策162が優先的に適用されるように行われる。
改善策記憶部106に記憶された改善策がいずれも現在の作業負担度を改善することができない場合は、改善策決定部108が改善策を適用しないことを決定してもよい。
また、改善策決定部108は、新規設備の導入を伴う改善策が最高の推定改善効果を有する場合に、最高の推定改善効果を有するがリアルタイムで実行することができない新規設備の導入を伴う改善策、及び最高の推定改善効果を有しないがリアルタイムで実行することができる新規設備の導入を伴わない改善策を適用改善策に含める。
続くステップS109においては、適用改善策が存在する場合は、作業者配信部109及び生産設備配信部110の少なくとも一方が、適用改善策を適用するための情報を作業者131及び生産設備132の少なくとも一方に配信する。例えば、作業者131に適用される適用改善策が存在する場合は、作業者配信部109が、作業者131に適用される適用改善策を作業者131に適用するための通知等を作業者131に配信する。また、生産設備132に適用される適用改善策が存在する場合は、生産設備配信部110が、生産設備132に適用される適用改善策を生産設備132に適用するための設定値等を生産設備132に配信する。また、作業者配信部109は、必要に応じて、生産設備132に適用される適用改善策が生産設備132に適用される際に、それに伴って作業者131に提示される情報を作業者131に配信する。
例えば、「作業台の高さ変更」という適用改善策が存在する場合は、生産設備配信部110が、「作業台の高さ変更」という適用改善策を生産設備132に適用するための設定値を生産設備132に配信する。また、作業者配信部109が、作業者131の安全を確保するために、「作業台の高さ変更」という適用改善策が適用され作業台142の高さが自動的に変更されることを提示する情報を作業者131に配信する。情報の配信は、スピーカー、作業者用モニタ133等を経由して行われる。生産設備配信部110が、作業台142と接続されている第1の搬送ライン144及び第2の搬送ライン145に備えられる制御装置に作業台142の高さが変更されることを通知し、作業者131の作業が完了した後の搬送のタイミングを調整することを制御装置に指示してもよい。
続くステップS110においては、操業が終了したか否かが判定される。操業が終了した場合は、処理が終了する。操業が終了しておらず、適用改善策が存在しない、又は適用改善策を適用するための情報が既に配信されている場合は、再びステップS101及びS103が実行される。
2.16 実施の形態1の発明の効果
実施の形態1の発明によれば、作業者131及び生産設備132についての情報から作業により作業者131にかかる負担の程度を示す作業負担度が評価される。また、評価された作業負担度を改善するための改善策が適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果が推定される。また、推定された推定改善効果に基づいて作業者131及び生産設備132の少なくとも一方に適用される適用改善策が決定される。このため、作業により作業者131にかかる負担を効果的に減らす適用改善策を自動的に適用することができる。したがって、作業者131は、その熟練度、身体能力等の個人特性によらず、過度な負担がかかることなく作業を行うことができる。
また、実施の形態1の発明によれば、新規設備の導入を伴う改善策が最高の推定改善効果を有する場合に、最高の推定改善効果を有するがリアルタイムで実行することができない新規設備の導入を伴う改善策、及び最高の推定改善効果を有しないがリアルタイムで実行することができる新規設備の導入を伴わない改善策が適用改善策に含められる。これにより、長期的な生産ラインの生産性の改善方法を提案することができる。
3 実施の形態2
図2は、実施の形態2の作業支援システム及び作業支援装置に支援される作業が行われる生産ラインの例を模式的に図示する模式図でもある。図4は、実施の形態2の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される生産設備情報及びタイムスタンプの例を示す図でもある。図5は、実施の形態2の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される改善策及び推定改善効果の例を示す図でもある。
図6は、実施の形態2の作業支援システム及び作業支援装置を図示するブロック図である。図7は、実施の形態2の作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図6に図示される実施の形態2の作業支援システム2及び作業支援装置21は、図1に図示される実施の形態1の作業支援システム1及び作業支援装置11と主に下述する点で相違する。下述されない点については、実施の形態1の作業支援システム1及び作業支援装置11において採用される構成と同様の構成が実施の形態2の作業支援システム2及び作業支援装置21においても採用される。
作業支援装置21は、図6に図示されるように、改善策評価部111を備える。
改善策評価部111は、作業者情報記憶部102、生産設備情報記憶部104及び改善策記憶部106に接続される。
改善策評価部111は、作業者情報記憶部102に記憶された作業者情報、及び生産設備情報記憶部104に記憶された生産設備情報に基づいて、適用改善策が実際に適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す改善効果を評価する。また、改善策評価部111は、評価した改善効果を改善策記憶部106に記憶させる。当該改善効果とシミュレーションにより推定された推定改善効果との誤差が評価されてもよい。改善効果を示す評価情報を作業者131に入力部12から入力させてもよい。評価情報を作業者131に入力部12から入力させる場合は、望ましくは、評価情報の入力を受け付けるタッチパネル、スイッチ等が入力部12に設けられる。
作業支援システム2及び作業支援装置21が作業を支援する際には、作業支援システム1及び作業支援装置11が作業を支援する際と同様に、図7に示されるステップS101からS110までが実行される。加えて、作業支援システム2及び作業支援装置21が作業を支援する際には、ステップS102及びS104が実行された後に、ステップS121からS123までがステップS105からS109までと並行して実行される。
ステップS121においては、改善策評価部111が、現在の状態が評価基準に該当するか否かを判定する。評価基準は、改善効果を評価すべきことを示す。例えば、直近の設定された時間内に適用改善策を適用するための情報が配信されており、適用改善策により作業負担度が改善されるはずの作業が継続している場合に、現在の状態が評価基準に該当すると判定される。現在の状態が評価基準に該当すると判定された場合は、ステップS122及びS123が順次に実行されてからステップS110が実行される。現在の状態が評価基準に該当しないと判定された場合は、ステップS122及びS123が実行されることなく再びステップS101及びS103が実行される。
ステップS122においては、改善策評価部111が、適用改善策が実際に適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す改善効果を評価する。例えば、作業者131の腰にかかる負担の程度を示す作業負担度を改善するために作業台142の高さが自動的に調整された場合は、姿勢センサにより作業者131の姿勢が再び計測され、計測された作業者131の姿勢に基づいて当該作業負担度が推定改善効果により示されるように改善されたか否かが評価される。評価が、作業者131の作業の効率に基づいて行われてもよい。生体センサにより作業者131の血圧、心拍、体温、発汗量等のライフログデータが計測され、評価が、計測されたライフログデータの安定度に基づいて行われてもよい。
続くステップS123においては、改善策評価部111が、評価した改善効果を改善策記憶部106に記憶させる。望ましくは、収集された作業者情報、収集された生産設備情報、及び評価された改善効果は、対応づけられて記憶させられる。
3.1 実施の形態2の発明の効果
実施の形態2の発明によれば、実施の形態1の発明と同様に、作業により作業者にかかる負担を効果的に減らす適用改善策を自動的に適用することができる。
加えて、実施の形態2の発明によれば、適用改善策が実際に適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す改善効果の事後評価が行われる。また、事後評価の結果が改善策記憶部106に記憶される。これにより、改善策記憶部106に記憶された改善策の改善効果を自己学習して当該改善策を作業者にとってより適切なものとすることができる。したがって、適用改善策を作業者にとってより適切なものとすることができる。
改善策記憶部106に記憶された改善策が、作業者の姿勢、作業者に加わる重量負荷を改善することにより作業負担度を改善することを想定した改善策である場合は、適用改善策と作業者の身体変化情報、改善状況等とが対応づけられて記憶されることにより、推定改善効果が推定される際に作業者個人の身体的特徴、作業環境に対する好みを考慮することができる。
4 実施の形態3
図2は、実施の形態3の作業支援システム及び作業支援装置に支援される作業が行われる生産ラインの例を模式的に図示する模式図でもある。図4は、実施の形態3の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される生産設備情報及びタイムスタンプの例を示す図でもある。図5は、実施の形態3の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される改善策及び推定改善効果の例を示す図でもある。
図8は、実施の形態3の作業支援システム及び作業支援装置を図示するブロック図である。図9は、実施の形態3の作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図8に図示される実施の形態3の作業支援システム3及び作業支援装置31は、図1に図示される実施の形態1の作業支援システム1及び作業支援装置11と主に下述する点で相違する。下述されない点については、実施の形態1の作業支援システム1及び作業支援装置11において採用される構成と同様の構成が実施の形態3の作業支援システム3及び作業支援装置31においても採用される。
作業支援装置31は、図8に図示されるように、生産計画収集部112及び生産実績収集部113を備える。
生産計画収集部112及び生産実績収集部113の各々は、シミュレーション部107に接続される。
生産計画収集部112は、生産計画を収集する。生産計画収集部112により収集される生産計画は、生産ライン121に与えられる生産計画である。生産計画収集部112により収集される生産計画は、収集される日の一日の生産計画である。生産計画収集部112により収集される生産計画は、作業支援システム3及び作業支援装置31の外部に存在する生産計画システム等において作成された生産計画である。生産計画収集部112により収集される生産計画が生産計画システムにおいて作成された生産計画である場合は、生産計画収集部112が生産計画を収集する際に、生産計画収集部112が生産計画システムにネットワーク接続され、生産計画システムが直接的に生産計画収集部112に生産計画を送信する。生産計画システム及び生産計画収集部112がいずれもがアクセスすることができるネットワークフォルダ等に生産計画が記載されたファイルが出力され、生産計画収集部112が当該ファイルを読み込んでもよい。生産計画システムがデータベースに生産計画を出力し、生産計画収集部112が出力された生産計画を読み込んでもよい。
生産実績収集部113は、生産実績を収集する。生産実績収集部113により収集される生産実績は、生産ライン121が達成した生産実績である。生産実績収集部113により収集される生産実績は、作業支援システム3及び作業支援装置31の外部に存在する生産管理システム等において収集された生産実績である。生産実績収集部113が、生産設備132から直接的に生産実績を収集してもよい。生産実績収集部113により収集される生産実績が生産管理システムにおいて収集された生産実績である場合は、生産実績収集部113が生産実績を収集する際に、生産実績収集部113が生産管理システムにネットワーク接続され、生産管理システムが直接的に生産実績収集部113に生産実績を送信する。生産管理システム及び生産実績収集部113がいずれもがアクセスすることができるネットワークフォルダ等に生産実績が記載されたファイルが出力され、生産実績収集部113が当該ファイルを読み込んでもよい。生産管理システムがデータベースに生産実績を出力し、生産実績収集部113が出力された生産実績を読み込んでもよい。
改善策記憶部106は、記憶する改善策が生産計画に及ぼす影響を記憶する。例えば、改善策記憶部106に記憶される改善策が、実施の形態1と同様に、作業者131が対象となる改善策161である「椅子への着席」、「踏み台の使用」、「冶具の使用」、「作業台の照度変更」及び「製品の向き変更」、第1の装置141が対象となる改善策171である「搬送時の製品の向き変更」、作業台142が対象となる改善策172である「高さ変更」及び「照度変更」、第1の搬送ライン144が対象となる改善策173である「速度変更」、第2の搬送ライン145が対象となる改善策174である「速度変更」、並びに作業者及び生産設備が対象となる改善策である「新たな作業者、新たな搬送ライン及び新たな作業台の追加」を含む場合について考える。この場合は、「踏み台の使用」、「製品の向き変更」、「高さ変更」及び「速度変更」は、作業時間、待ち時間等を増加させる。また、「作業台の照度変更」及び「搬送時の製品の向き変更」は、作業時間、待ち時間等を増加させない。また、「新たな作業者、新たな搬送ライン及び新たな作業台の追加」は、作業時間、待ち時間等を減少させる。このため、改善策記憶部106は、「踏み台の使用」、「製品の向き変更」、「高さ変更」及び「速度変更」については、生産スピードの低下の程度、作業時間の増加量等を記憶する。また、改善策記憶部106は、「作業台の照度変更」及び「搬送時の製品の向き変更」については、生産スピードの低下、作業時間の増加等が起こらないことを記憶する。また、改善策記憶部106は、「新たな作業者、新たな搬送ライン及び新たな作業台の追加」については、生産スピードの上昇の程度を記憶する。
シミュレーション部107により行われるシミュレーションは、改善策記憶部106に記憶された改善策が生産計画に及ぼす推定影響を推定する。
改善策決定部108は、シミュレーション部107により推定された推定改善効果及び推定影響に基づいて適用改善策を決定する。
作業支援システム3及び作業支援装置31が作業を支援する際には、作業支援システム1及び作業支援装置11が作業を支援する際と同様に、図9に示されるステップS101からS106まで、S109及びS110が実行される。加えて、作業支援システム3及び作業支援装置31が作業を支援する際には、ステップS106において作業負担度を改善する必要があると判定された後に、ステップS131が実行され、ステップS131が実行された後にステップS107及びS108に代えてそれぞれステップS107’及びS108’が実行される。
ステップS131においては、生産計画収集部112が、生産計画を収集し、生産実績収集部113が、生産実績を収集する。生産計画収集部112及び生産実績収集部113により収集される生産計画及び生産実績は、現在の時刻における生産計画及び生産実績である。シミュレーション部107は、生産計画収集部112及び生産実績収集部113により収集された生産計画及び生産実績を得ることができる。
続くステップS107’においては、シミュレーション部107が、改善策記憶部106に記憶された改善策が適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果、及び当該改善策が生産計画に及ぼす推定影響を推定するシミュレーションを行う。シミュレーションは、望ましくは、生産実績に基づいて推定影響を推定する。また、シミュレーション部107が、改善策、推定した推定改善効果及び推定した推定影響を改善策記憶部106に記憶させる。
続くステップS108’においては、改善策決定部108が、改善策記憶部106に記憶された推定改善効果及び推定影響に基づいて、改善策を適用するか否かを決定する。また、改善策決定部108が、改善策を適用するか否かを示す情報を改善策記憶部106に記憶させる。例えば、改善策記憶部106に記憶された改善策が上述した「冶具の使用」及び「速度変更」を含み、「冶具の使用」が相対的に低い推定改善効果と相対的に小さい生産スピードの低下量を有し、「速度変更」が相対的に高い推定改善効果と相対的に大きい生産スピードの低下量とを有する場合を考える。この場合は、改善策決定部108は、生産実績の予測値と生産計画との乖離度が小さい場合等の生産計画に影響を及ぼすことを許容しやすい状況下においては、相対的に高い推定改善効果と相対的に大きい生産スピードの低下量とを有する「速度変更」を適用改善策にする。また、改善策決定部108は、生産実績の予測値が生産計画に対して未達となっている場合等の生産計画に影響を及ぼすことを許容しにくい状況下においては、相対的に低い推定改善効果と相対的に小さい生産スピードの低下量を有する「冶具の使用」を適用改善策に設定する。
続くステップS109においては、適用改善策が存在する場合は、作業者配信部109及び生産設備配信部110の少なくとも一方が、適用改善策を適用するための情報を作業者131及び生産設備132の少なくとも一方に配信する。
実施の形態3の発明によれば、実施の形態1の発明と同様に、作業により作業者にかかる負担を効果的に減らす適用改善策を自動的に適用することができる。
加えて、実施の形態3の発明によれば、改善策が生産計画に及ぼす推定影響が推定される。また、推定された推定影響に基づいて適用改善策が決定される。このため、生産計画に及ぼす影響を考慮して適用改善策を自動的に適用することができる。例えば、生産計画に対する生産実績の遅れを最小にするように適用改善策を自動的に適用することができる。また、生産計画に対する生産実績の遅れを許容してでも作業負担度が大きく改善されるように適用改善策を自動的に適用することができる。これらにより、作業者及び生産計画に対して柔軟に適用改善策を決定することができる。
5 実施の形態3の変形例1
図2は、実施の形態3の変形例1の作業支援システム及び作業支援装置に支援される作業が行われる生産ラインの例を模式的に図示する模式図でもある。図4は、実施の形態3の変形例1の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される生産設備情報及びタイムスタンプの例を示す図でもある。図5は、実施の形態3の変形例1の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される改善策及び推定改善効果の例を示す図でもある。
図10は、実施の形態3の変形例1の作業支援システム及び作業支援装置を図示するブロック図である。図11は、実施の形態3の変形例1の作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図10に図示される実施の形態3の変形例1の作業支援システム3A及び作業支援装置31Aは、図6に図示される実施の形態2の作業支援システム2及び作業支援装置21と主に下述する点で相違する。下述されない点については、実施の形態2の作業支援システム2及び作業支援装置21において採用される構成と同様の構成が実施の形態3の変形例1の作業支援システム3A及び作業支援装置31Aにおいても採用される。
実施の形態3の変形例1の作業支援システム3A及び作業支援装置31Aと実施の形態2の作業支援システム2及び作業支援装置21との相違は、実施の形態3の作業支援システム3及び作業支援装置31と実施の形態1の作業支援システム1及び作業支援装置11との相違と同様である。
作業支援システム3A及び作業支援装置31Aが作業を支援する際には、作業支援システム2及び作業支援装置21が作業を支援する際と同様に、図11に示されるステップS101からS106まで、S109、S110及びS121からS123までが実行される。加えて、作業支援システム3A及び作業支援装置31Aが作業を支援する際には、ステップS106において作業者131の作業負担度を改善する必要があると判定された後に、ステップS131が実行され、ステップS131が実行された後にステップS107及びS108に代えてそれぞれステップS107’及びS108’が実行される。
ステップS122においては、改善策評価部111が、適用改善策が実際に適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す改善効果、及び適用改善策が実際に生産計画に及ぼした影響を評価する。
ステップS123においては、改善策評価部111が、評価した改善効果及び影響を改善策記憶部106に記憶させる。
ステップS131においては、実施の形態3と同様に、生産計画収集部112が、生産計画を収集し、生産実績収集部113が、生産実績を収集する。
ステップS107’においては、実施の形態3と同様に、シミュレーション部107が、改善策記憶部106に記憶された改善策が適用された場合の作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果、及び当該改善策が生産計画に及ぼす推定影響を推定するシミュレーションを行う。また、実施の形態3と同様に、シミュレーション部107が、改善策、推定した推定改善効果及び推定した推定影響を改善策決定部108に記憶させる。
ステップS108’においては、実施の形態3と同様に、改善策決定部108が、改善策記憶部106に記憶された推定改善効果及び推定影響に基づいて、改善策を適用するか否かを決定する。また、実施の形態3と同様に、改善策決定部108が、改善策を適用するか否かを示す情報を改善策記憶部106に記憶させる。
実施の形態3の変形例1の発明によれば、実施の形態1の発明と同様に、作業により作業者にかかる負担を効果的に減らす適用改善策を自動的に適用することができる。
また、実施の形態3の変形例1の発明によれば、実施の形態2の発明と同様に、適用改善策を作業者にとってより適切なものとすることができる。
また、実施の形態3の変形例1の発明によれば、実施の形態3の発明と同様に、生産計画に及ぼす影響を考慮して適用改善策を自動的に適用することができる。
加えて、実施の形態3の変形例1の発明によれば、適用改善策が実際に生産計画に及ぼした影響が改善策記憶部106に記憶される。これにより、改善策記憶部106に記憶された影響を自己学習して生産計画に対する推定影響を高い精度で推定することができる。
6 実施の形態4
図2は、実施の形態4の作業支援システム及び作業支援装置に支援される作業が行われる生産ラインの例を模式的に図示する模式図でもある。図4は、実施の形態4の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される生産設備情報及びタイムスタンプの例を示す図でもある。図5は、実施の形態4の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される改善策及び推定改善効果の例を示す図でもある。
図12は、実施の形態4の作業支援システム及び作業支援装置を図示するブロック図である。図13は、実施の形態4の作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図12に図示される実施の形態4の作業支援システム4及び作業支援装置41は、図1に図示される実施の形態1の作業支援システム1及び作業支援装置11と主に下述する点で相違する。下述されない点については、実施の形態1の作業支援システム1及び作業支援装置11において採用される構成と同様の構成が実施の形態4の作業支援システム4及び作業支援装置41においても採用される。
作業者情報記憶部102に記憶される作業者情報は、作業者131の作業に対する熟練の程度を示す熟練度を含む。熟練度は、作業負担度評価部105により評価される作業負担度を補正するために用いられる。
改善策記憶部106は、当該熟練度に対応する対応作業負担度を特定する情報を記憶する。改善策記憶部106に記憶される情報は、対応作業負担度を表す期待値、最小値又は最大値であってもよいし、対応作業負担度を算出する算出式であってもよい。
作業支援装置41は、図12に図示されるように、熟練度評価部114を備える。
熟練度評価部114は、作業負担度評価部105に接続される。
熟練度評価部114は、作業負担度評価部105により評価された作業負担度と作業者情報記憶部102に記憶される作業者情報に含まれる熟練度に対応する対応作業負担度との乖離が基準より大きい場合に、当該熟練度を更新する。一般的に言って、作業者131が高い熟練度を有する場合は、作業負担度が低くなり、作業効率の低下、疲労度の上昇等が起こりにくくなる。一方、作業者131が高い熟練度を有しない場合は、作業負担度が高くなり、作業効率の低下、疲労度の上昇等が起こりやすくなる。このため、熟練度評価部114によれば、作業負担度評価部105により評価される作業負担度の補正の基礎となる熟練度が適切な熟練度に更新され、作業負担度評価部105により評価される作業負担度を作業者131が体感する作業負担度に近づけることができる。
作業支援システム4及び作業支援装置41が作業を支援する際には、作業支援システム1及び作業支援装置11が作業を支援する際と同様に、図13に示されるステップS101からS110までが実行される。加えて、作業支援システム4及び作業支援装置41が作業を支援する際には、ステップS106において作業負担度を改善する必要があると判定された後に、ステップS141からS143までがステップS107からS109までと並行して実行される。
ステップS141においては、熟練度評価部114が、作業者情報記憶部102に記憶される作業者情報に含まれる熟練度を更新する必要があるか否かが判定される。作業負担度評価部105により評価された作業負担度と当該熟練度に対応する対応作業負担度との乖離が基準より大きい場合には、当該熟練度を更新する必要があると判定される。熟練度を更新する必要があると判定された場合は、ステップS142及びS143が順次に実行されてからステップS110が実行される。熟練度を更新する必要がないと判定された場合は、ステップS142及びS143が実行されることなく再びステップS101及びS103が実行される。
ステップS142においては、熟練度評価部114が、作業者情報記憶部102に記憶される作業者情報に含まれる熟練度を新たな熟練度に更新する。新たな熟練度は、作業負担度に適合する熟練度を検索すること、作業速度及び/又は作業効率の高低、作業の中断回数の多少等から判定すること等により得られる。
続くステップS143においては、熟練度評価部114が、新たな熟練度を作業者情報記憶部102に記憶させる。
実施の形態4の発明によれば、実施の形態1の発明と同様に、作業により作業者にかかる負担を効果的に減らす適用改善策を自動的に適用することができる。
加えて、実施の形態4の発明によれば、作業者の作業能力を左右する熟練度の変化が自動的に学習され、作業負担度を高い精度で評価することができる。
実施の形態4の作業支援システム4及び作業支援装置41において採用される構成が、実施の形態1の作業支援システム1及び作業支援装置11、実施の形態2の作業支援システム2及び作業支援装置21、実施の形態3の作業支援システム3及び作業支援装置31又は実施の形態3の変形例1の作業支援システム3A及び作業支援装置31Aにおいて採用されてもよい。
7 実施の形態5
図2は、実施の形態5の作業支援システム及び作業支援装置に支援される作業が行われる生産ラインの例を模式的に図示する模式図でもある。図4は、実施の形態5の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される生産設備情報及びタイムスタンプの例を示す図でもある。図5は、実施の形態5の作業支援システム及び作業支援装置に記憶される改善策及び推定改善効果の例を示す図でもある。
図14は、実施の形態5の作業支援システム及び作業支援装置を図示するブロック図である。図15は、実施の形態5の作業支援システム及び作業支援装置により行われる処理の流れを示すフローチャートである。
図14に図示される実施の形態5の作業支援システム5及び作業支援装置51は、図6に図示される実施の形態2の作業支援システム2及び作業支援装置21と主に下述する点で相違する。下述されない点については、実施の形態2の作業支援システム2及び作業支援装置21において採用される構成と同様の構成が実施の形態5の作業支援システム5及び作業支援装置51においても採用される。
作業支援装置51は、図14に図示されるように、改善策追加部115を備える。
改善策追加部115は、作業者131の行為に基づいて、作業者131についてカスタマイズされた改善策を作成する。作業者131についてカスタマイズされた改善策は、既に改善策記憶部106に記憶されている既存の改善策をカスタマイズすることにより作成される。また、改善策追加部115は、作成した作業者131についてカスタマイズされた改善策を改善策記憶部106に記憶された改善策に追加する。改善策追加部115が、作業者131の行為に基づいて、新たな改善策を改善策記憶部106に記憶された改善策に追加してもよい。作業者131についてカスタマイズされた改善策又は新たな改善策が追加されるきっかけとなる作業者131の行為は、適用改善策が適用されることを中止させる行為、生産設備132の設定値を手動で変更する行為等である。当該行為の内容は、作業者131についてカスタマイズされた改善策、又は新たな改善策が追加される際に、作業者131の個人識別子とともに記憶される。一般的に言って、高い熟練度を有する作業者131は、多くの場合は、独自の作業手順、作業ノウハウ等を保有し、独自の作業手順、作業ノウハウ等を活用するために上述した行為を行う。したがって、改善策追加部115によれば、高い熟練度を有する作業者131についてカスタマイズされた改善策を自動的に適用することができ、高い熟練度を有する作業者131の独自の作業手順、作業ノウハウ等を初心者又は平均的な作業者に反映することができる。
作業者情報記憶部102に記憶される作業者情報は、作業者131の作業に対する熟練の程度を示す熟練度を含む。
改善策記憶部106は、作業者131についてカスタマイズされた改善策に、作業者131についてカスタマイズされた改善策であることを示すフラグ、及び作業者131の個人識別子を付与する。また、改善策記憶部106は、付与した作業者131の個人識別子を記憶する。
改善策決定部108は、改善策記憶部106に記憶された改善策が作業者131についてカスタマイズされた改善策を含む場合は、作業者131についてカスタマイズされた改善策の推定改善効果より高い推定改善効果を有する改善策が存在するときであっても、作業者131についてカスタマイズされた改善策を優先的に適用改善策に含める。
作業支援システム5及び作業支援装置51が作業を支援する際には、作業支援システム2及び作業支援装置21が作業を支援する際と同様に、図15に示されるステップS101からS110まで、S121及びS122が実行される。加えて、作業支援システム5及び作業支援装置51が作業を支援する際には、ステップS122が実行された後に、ステップS151からS153までが実行される。
ステップS151においては、生産設備情報収集部103により収集された設定値、及び生産設備配信部110により配信された設定値が互いに一致するか否かが判定される。設定値が互いに一致すると判定された場合は、ステップS152及びS153が順次に実行されてからステップS110が実行される。設定値が互いに一致しないと判定された場合は、S152及びS153が実行されることなく再びステップS101及びS103が実行される。
ステップS152においては、改善策追加部115が、作業者情報及び生産設備情報から、設定値が変更された理由を判断する。
続くステップS153においては、改善策追加部115が、設定値が変更された理由が上述した作業者131の行為によるものである場合に、作業者131についてカスタマイズされた改善策を構成する、生産設備132の変更後の設定値、及び作業者131の個人識別子を改善策記憶部106に記憶させる。
ステップS108においては、改善策記憶部106に記憶された改善策が作業者131についてカスタマイズされた改善策を含む場合は、作業者131についてカスタマイズされた改善策の推定改善効果より高い推定改善効果を有する改善策が存在するときであっても、作業者131についてカスタマイズされた改善策を優先的に適用改善策に含める。改善策記憶部106に記憶された改善策が他の作業者についてカスタマイズされた改善策を含み、他の作業者についてカスタマイズされた改善策が高い推定改善効果を有する場合は、他の作業者についてカスタマイズされた改善策が適用改善策に含められてもよい。
ステップS107において作業者131についてカスタマイズされた改善策が複数の作業者について高い推定改善効果を有すると推定された場合は、作業者131についてカスタマイズされた改善策がすべての作業者について適用することができる改善策として改善策記憶部106に記憶された改善策に追加されてもよい。
実施の形態5の発明によれば、実施の形態1の発明と同様に、作業により作業者131にかかる負担を効果的に減らす適用改善策を自動的に適用することができる。
また、実施の形態5の発明によれば、実施の形態2の発明と同様に、適用改善策を作業者にとってより適切なものとすることができる。
加えて、実施の形態5の発明によれば、高い熟練度を有する作業者についてカスタマイズされた改善策を自動的に適用することができる。このため、高い熟練度を有する作業者の作業手順、作業のノウハウ等を初心者及び平均的な作業者に反映することができる。
実施の形態5の作業支援システム5及び作業支援装置51において採用される構成が、実施の形態3の変形例1の作業支援システム3A及び作業支援装置31Aにおいて採用されてもよい。実施の形態5の作業支援システム5及び作業支援装置51において採用される構成が、改善策評価部111を備えるように変形された作業支援システム及び作業支援装置において採用されてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1,2,3,3A,4,5 作業支援システム、11,21,31,31A,41,51 作業支援装置、12 入力部、13 出力部、101 作業者情報収集部、102 作業者情報記憶部、103 生産設備情報収集部、104 生産設備情報記憶部、105 作業負担度評価部、106 改善策記憶部、107 シミュレーション部、108 改善策決定部、109 作業者配信部、110 生産設備配信部、111 改善策評価部、112 生産計画収集部、113 生産実績収集部、114 熟練度評価部、115 改善策追加部、121 生産ライン、131 作業者、132 生産設備、181 生産設備情報、182 タイムスタンプ、191 改善策、192 推定改善効果。
本発明は、作業支援装置に関する。
本発明は、これらの問題に鑑みてなされた。本発明が解決しようとする課題は、作業により作業者にかかる負担を効果的に減らす改善策を自動的に適用することができる作業支援装置を提供することである。
改善策決定部は、推定改善効果に基づいて、改善策から、作業者及び生産設備の少なくとも一方に適用される適用改善策を決定する。
作業支援装置は、作業者情報記憶部、作業者情報収集部、生産設備情報記憶部及び生産設備情報収集部をさらに備える。
作業者情報記憶部は前記作業者情報を記憶する。作業者情報収集部は前記作業者情報に含められる新たな作業者情報をリアルタイムで逐次的に収集する。生産設備情報記憶部は前記生産設備情報を記憶する。生産設備情報収集部は、前記生産設備情報に含められる新たな生産設備情報をリアルタイムで逐次的に収集する。

Claims (17)

  1. 生産設備(132)と協働して作業を行う作業者(131)に関する作業者情報、及び前記生産設備(132)に関する生産設備情報(181)から、前記作業により前記作業者(131)にかかる負担の程度を示す作業負担度を評価する作業負担度評価部(105)と、
    前記作業負担度を改善するための改善策(161,162,171,172,173,174)を記憶する改善策記憶部(106)と、
    前記改善策(161,162,171,172,173,174)が適用された場合の前記作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果(192)を推定するシミュレーションを行うシミュレーション部(107)と、
    前記推定改善効果(192)に基づいて、前記改善策(161,162,171,172,173,174)から、前記作業者(131)及び前記生産設備(132)の少なくとも一方に適用される適用改善策を決定する改善策決定部(108)と、
    を備える作業支援装置(11,21,31,31A,41,51)。
  2. 前記改善策(161,162,171,172,173,174)は、新規設備の導入を伴う改善策、及び前記新規設備の導入を伴わない改善策を含み、
    前記シミュレーションは、前記新規設備の導入を伴う改善策が適用された場合の前記作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果、及び前記新規設備の導入を伴わない改善策が適用された場合の前記作業負担度の改善の程度を示す推定改善効果を推定し、
    前記改善策決定部(108)は、前記新規設備の導入を伴う改善策が最高の推定改善効果を有する場合に、前記新規設備の導入を伴う改善策、及び前記新規設備の導入を伴わない改善策を前記適用改善策に含める
    請求項1の作業支援装置(11,21,31,31A,41,51)。
  3. 前記作業者情報及び前記生産設備情報(181)に基づいて、前記適用改善策が実際に適用された場合の前記作業負担度の改善の程度を示す改善効果を評価し、前記改善効果を前記改善策記憶部(106)に記憶させる改善策評価部(111)をさらに備える
    請求項1又は2の作業支援装置(21,31A,51)。
  4. 前記シミュレーションは、前記改善策(161,162,171,172,173,174)が生産計画に及ぼす推定影響をさらに推定し、
    前記改善策決定部(108)は、前記推定改善効果(192)及び前記推定影響に基づいて前記適用改善策を決定する
    請求項1又は2の作業支援装置(31,31A)。
  5. 前記シミュレーションは、生産実績に基づいて前記推定影響を推定する
    請求項4の作業支援装置(31,31A)。
  6. 前記作業者情報は、前記作業者(131)の前記作業に対する熟練の程度を示す熟練度を含み、
    前記改善策記憶部(106)は、前記熟練度に対応する対応作業負担度を特定する情報を記憶し、
    前記作業負担度と前記対応作業負担度との乖離が基準より大きい場合に前記熟練度を更新する熟練度評価部(114)をさらに備える
    請求項1又は2の作業支援装置(41)。
  7. 前記作業者(131)の行為に基づいて前記作業者(131)についてカスタマイズされた改善策を作成し、前記作業者(131)についてカスタマイズされた改善策を前記改善策(161,162,171,172,173,174)に追加する改善策追加部(115)をさらに備える
    請求項1又は2の作業支援装置(51)。
  8. 前記改善策決定部(108)は、前記改善策(161,162,171,172,173,174)が前記作業者(131)についてカスタマイズされた改善策を含む場合は、前記作業者(131)についてカスタマイズされた改善策の推定改善効果より高い推定改善効果を有する改善策が存在するときであっても、前記作業者(131)についてカスタマイズされた改善策を優先的に前記適用改善策に含める
    請求項7の作業支援装置(51)。
  9. 前記適用改善策は、前記生産設備(132)に適用される適用改善策を含むことができ、
    前記生産設備(132)に適用される適用改善策を前記生産設備(132)に適用するための情報を前記生産設備(132)に配信する生産設備配信部(110)をさらに備える
    請求項1又は2の作業支援装置(11,21,31,31A,41,51)。
  10. 前記生産設備配信部(110)は、前記生産設備(132)に適用される適用改善策が決定された際に前記情報をリアルタイムで前記生産設備(132)に配信する
    請求項9の作業支援装置(11,21,31,31A,41,51)。
  11. 前記生産設備(132)に適用される適用改善策が前記生産設備(132)に適用される際に前記作業者(131)に提示される情報を前記作業者(131)に配信する作業者配信部(109)をさらに備える
    請求項9の作業支援装置(11,21,31,31A,41,51)。
  12. 前記適用改善策は、前記作業者(131)に適用される適用改善策を含むことができ、
    前記作業者(131)に適用される適用改善策を前記作業者(131)に適用するための情報を前記作業者(131)に配信する作業者配信部(109)をさらに備える
    請求項1又は2の作業支援装置(11,21,31,31A,41,51)。
  13. 前記作業者情報を記憶する作業者情報記憶部(102)と、
    前記作業者情報に含められる新たな作業者情報をリアルタイムで逐次的に収集する作業者情報収集部(101)と、
    前記生産設備情報(181)を記憶する生産設備情報記憶部(104)と、
    前記生産設備情報(181)に含められる新たな生産設備情報をリアルタイムで逐次的に収集する生産設備情報収集部(103)と、
    をさらに備える
    請求項1又は2の作業支援装置(11,21,31,31A,41,51)。
  14. 前記作業負担度評価部(105)は、前記新たな作業者情報及び前記新たな生産設備情報が収集された際に前記新たな作業者情報及び前記新たな生産設備情報からリアルタイムで前記作業負担度を評価する
    請求項13の作業支援装置(11,21,31,31A,41,51)。
  15. 前記生産計画を収集する生産計画収集部(112)をさらに備える
    請求項4の作業支援装置(31,31A)。
  16. 前記生産実績を収集する生産実績収集部(113)をさらに備える
    請求項5の作業支援装置(31,31A)。
  17. 請求項1又は2の作業支援装置(11,21,31,31A,41,51)と、
    前記作業支援装置(11,21,31,31A,41,51)への情報の入力を行う入力部(12)と、
    前記作業支援装置(11,21,31,31A,41,51)からの情報の出力を行う出力部(13)と、
    を備える作業支援システム(1,2,3,3A,4,5)。
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