JP6240297B1 - 生活空間メンテナンス装置、生活空間メンテナンス方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の実施の形態に係る生活空間メンテナンス装置Mの構成図である。この生活空間メンテナンス装置Mは、カビ等に対する継続的メンテナンスソリューションを提供する装置である。すなわち、ある空間を衛生的に保ちたい際に、温度・湿度などを取得することでカビ等に侵されやすいかどうかを数値化・可視化して継続的に監視する。また、ある閾値を超えたものに対しては実際に清掃などの対処を行い、現地の状況と数値を照らし合わせ、予測ロジック部(後述する。)の精度を上げ、とある空間を衛生的に保つ。本装置が広がれば広がるほど予測ロジック部を正確なものにすることが可能である。
まず、予測ロジック部23について説明する。例えば、予測ロジック部23は、温度、湿度等の情報からカビ汚染度を予測(評価)する。すなわち、温度・湿度とカビの生えやすさには相関があるため(特許第2710903号公報参照)、その相関関係を示す相関データを予め記憶部22に記憶しておく。相関データは、任意の温度と湿度との組み合わせから実験的に規定されたものでもよいし、計算式を用いて算出されたものでもよい。これにより、空調機器11が備えるセンサーSから温度、湿度等の情報を取得し、取得した温度、湿度等の情報を元に相関データを参照すれば、カビの生えやすさを予測することができる。予測ロジック部23は、例えば、記憶部22に記憶されたプログラムをCPUが実行することにより具現化することが可能である。
次に、派遣ロジック部33について説明する。例えば、派遣ロジック部33は、生活空間1の状況に適した清掃員が派遣されるように清掃員を選定(評価)する。すなわち、生活空間1のカビ汚染度や広さ等に応じて適切な清掃員を選定するため、清掃員の年齢、経験年数、研修履歴等の清掃員データを予め記憶部32に記憶しておく。選定される清掃員の人数は1人でもよいし、複数でもよい。生活空間1の空気中の粒子を捕集し、カビの種類を検知することができる状況では、カビの種類に応じて専門の清掃員を選定するのが望ましい。派遣ロジック部33は、例えば、記憶部32に記憶されたプログラムをCPUが実行することにより具現化することが可能である。
図3は、本発明の実施の形態に係る予測テーブルT21の内部構成図である。この予測テーブルT21は、生活空間予測部2が備える記憶部22に記憶され、図3に示すように、「ID」「日」「時間」「温度」「湿度」「カビ汚染度」を管理している。「ID」は、センサーSを識別するための識別番号であり、センサーSにより付与される。「温度」は、センサーSにより検知された温度の情報である。「湿度」は、センサーSにより検知された湿度の情報である。「日」「時間」は、センサーSにより温度、湿度が検知された日時の情報である。「日」「時間」は、センサーSにより付与されてもよいし、生活空間予測部2により付与されてもよい。「カビ汚染度」は、予測ロジック部23により予測された“カビの生えやすさ”を示す数値である。ここでは、カビ汚染度の単位を「K」としているが、その他の単位であってもよい。
図6は、本発明の実施の形態に係る生活空間メンテナンス装置Mのシーケンス図である。
図7は、図6に示されるステップS3、S4の具体例を示すフローチャートである。既に説明した通り、生活空間予測部2は、温度及び湿度の情報を元にカビ予測を実施する(S21→S22)。ここで、カビ汚染度「48K」が閾値(例えば「20K」)より高い場合、当該利用者を“カビ汚染の可能性がある利用者”と判定し、当該利用者の利用者端末4に対して環境を改善するためのアドバイスを通知する(S23→S24)。また、このようなアドバイスを例えば3回通知してもカビ汚染度が閾値より高い状態が続く場合、当該利用者を“カビ汚染確率の高い利用者”と判定し、清掃員の派遣を提案する(S25→S26)。これにより、利用者が清掃員の派遣の提案を承諾すると、生活空間管理部3に清掃依頼を出すようになっている(S27→S28)。
図9は、図6に示されるステップS11の具体例を示すフローチャートである。この図に示すように、生活空間予測部2のロジック修正部24は、カビ汚染度と実汚染レベルを比較する(S41)。ここで、カビ汚染度が実汚染レベルよりも高い場合、カビ汚染度が低く予測されるように予測ロジック部23を修正する(S42→S43)。一方、カビ汚染度が実汚染レベルよりも低い場合、カビ汚染度が高く予測されるように予測ロジック部23を修正する(S44→S45)。
M…生活空間メンテナンス装置
2…生活空間予測部
3…生活空間管理部
4…利用者端末
5…通信網
11…空調機器
12…通信機器
21…通信部
22…記憶部
23…予測ロジック部
24…ロジック修正部
31…通信部
32…記憶部
33…派遣ロジック部
34…入力部
35…フィードバック処理部
S…センサー
T21,T22…予測テーブル
T31…管理テーブル
Claims (11)
- 利用者の生活空間に設置されたセンサーから少なくとも温度及び湿度の情報を取得し、取得した温度及び湿度の情報を元に予測ロジック部を用いて前記生活空間における生活空間汚染度を予測する生活空間予測部と、
前記生活空間予測部により予測された生活空間汚染度が閾値より高い場合、当該利用者の前記生活空間に技術者を派遣する生活空間管理部とを備え、
前記生活空間に派遣された技術者が現地の生活空間の情報を前記生活空間管理部に入力し、前記生活空間管理部に入力された現地の生活空間の情報を前記予測ロジック部にフィードバックすることを特徴とする生活空間メンテナンス装置。 - 前記生活空間予測部は、前記生活空間汚染度が閾値より高い場合、当該利用者の利用者端末に対して環境を改善するためのアドバイスを通知することを特徴とする請求項1に記載の生活空間メンテナンス装置。
- 前記生活空間予測部は、前記アドバイスを所定の回数通知しても前記生活空間汚染度が閾値より高い状態が続く場合、前記生活空間管理部に技術者の派遣依頼を出すことを特徴とする請求項2に記載の生活空間メンテナンス装置。
- 前記生活空間予測部は、前記生活空間汚染度が閾値より高い場合であって、当該利用者の属性が所定の属性に該当するとき、前記生活空間管理部に技術者の派遣依頼を出すことを特徴とする請求項2に記載の生活空間メンテナンス装置。
- 前記生活空間予測部は、前記生活空間汚染度が実際の生活空間の汚染レベルよりも高い場合、前記生活空間汚染度が低く予測されるように前記予測ロジック部を修正し、前記生活空間汚染度が実際の生活空間の汚染レベルよりも低い場合、前記生活空間汚染度が高く予測されるように前記予測ロジック部を修正することを特徴とする請求項1に記載の生活空間メンテナンス装置。
- 前記生活空間予測部は、前記生活空間管理部からのフィードバックに基づいて実際の生活空間の汚染レベルの傾向を分析し、利用者の属性に応じて特定の傾向がある場合、その特定の傾向を前記予測ロジック部に反映することを特徴とする請求項1に記載の生活空間メンテナンス装置。
- 前記生活空間予測部は、前記生活空間管理部からのフィードバックに基づいて実際の生活空間の汚染レベルの傾向を分析し、利用者の属性に応じて特定の傾向がある場合、その利用者の属性を予め利用者に入力させ、入力された利用者の属性を元に前記予測ロジック部を用いて前記生活空間汚染度を予測することを特徴とする請求項6に記載の生活空間メンテナンス装置。
- 前記センサーは、前記利用者の生活空間に設置された空調機器が備えるセンサーであることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の生活空間メンテナンス装置。
- 前記生活空間汚染度は、カビの生えやすさを示すカビ汚染度であることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の生活空間メンテナンス装置。
- 利用者の生活空間に設置されたセンサーから少なくとも温度及び湿度の情報を取得し、取得した温度及び湿度の情報を元に予測ロジック部を用いて前記生活空間における生活空間汚染度を予測する生活空間予測ステップと、
前記生活空間予測部により予測された生活空間汚染度が閾値より高い場合、当該利用者の前記生活空間に技術者を派遣する生活空間管理ステップとを備え、
前記生活空間に派遣された技術者が現地の生活空間の情報を前記生活空間管理ステップにおいて入力し、前記生活空間管理ステップにおいて入力された現地の生活空間の情報を前記予測ロジック部にフィードバックすることを特徴とする生活空間メンテナンス方法。 - 請求項1から9までのいずれか1項に記載した各処理部としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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JPH11276194A (ja) * | 1998-03-31 | 1999-10-12 | Jdc Corp | 建物内または室内のカビの生育し易さを予測診断する方法、システム、およびこれらに使用される記録媒体 |
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