JPWO2020198655A5 - - Google Patents

Claims (26)

1. 眼科用製剤を送達するための流量制御装置であって、該流量制御装置は、
   リザーバーであって、該リザーバーは、その中に配置された眼科用製剤を含み、前記眼科用製剤は、眼科用剤と防腐剤とを含む、リザーバーと、
   ノズルであって、
   出口、
   防腐剤除去装置を含む内部容積、および
   内部容積をノズルの外部に流体的に接続させる１つ以上のノズル孔
   を含む、ノズルと、
   １つ以上のリザーバー孔を含むリザーバーインターフェースであって、ここで、リザーバーインターフェースに対してノズルが回転または直動することにより、１つ以上のノズル孔が１つ以上のリザーバー孔と流体的に接続される、リザーバーインターフェースと
   を含む、流量制御装置。
2. 防腐剤除去装置は、眼科用製剤から吸収された防腐剤の分子を含むポリマーマトリックスを含むことを特徴とする、請求項１に記載の流量制御装置。
3. ノズルが回転または直動することにより、前記１つ以上のノズル孔が１つ以上のリザーバー孔から流体的に接続されているか、または切断され、それによって、ノズルの内部容積とリザーバーとの間の眼科用製剤の流れを可能にするか、または阻害し、および、前記リザーバー内の眼科用製剤中の防腐剤の濃度が安定化されることを特徴とする、請求項２に記載の流量制御装置。
4. ボトルキャップをさらに含み、ここで、リザーバーに対するボトルキャップの回転は、リザーバーインターフェースに対してノズルを回転または直動させる、請求項１に記載の流量制御装置。
5. ボトルキャップは、閉状態へと動かされたとき、聴覚または触覚でわかるクリック感を生成することを特徴とする、請求項４に記載の流量制御装置。
6. ボトルキャップは、小児による操作に対する耐性がある閉鎖アセンブリを含むことを特徴とする、請求項４に記載の流量制御装置。
7. ノズルは出口に隣接する出口フィルタを含むことを特徴とする、請求項１に記載の流量制御装置。
8. 出口フィルタはメッシュまたはスクリーンを含むことを特徴とする、請求項７に記載の流量制御装置。
9. ノズルは、前記１つ以上のノズル孔に隣接する入口フィルタを含むことを特徴とする、請求項１に記載の流量制御装置。
10. 入口フィルタはメッシュまたはスクリーンを含むことを特徴とする、請求項９に記載の流量制御装置。
11. ボトルキャップが取り外されるとき、ノズルは位置合わせされた回転位置にあることを特徴とする、請求項１に記載の流量制御装置。
12. リザーバーに対する回転軸の周りのボトルキャップの回転は、ノズルをリザーバーに対して回転軸の周りで回転させることを特徴とする、請求項１１に記載の流量制御装置。
13. ノズルは、ボトルキャップに対向する面上に第１の１つ以上の隆起部を含み、前記第１の１つ以上の隆起部は、ボトルキャップによって受け入れ可能であることを特徴とする、請求項１に記載の流量制御装置。
14. ボトルキャップは、ボトルキャップの内面上に１つ以上の位置合わせチャネルを含み、ノズルのボトルキャップに対向する面上の第１の１つ以上の隆起部は１つ以上の位置合わせチャネル内で受け入れられることを特徴とする、請求項１３に記載の流量制御装置。
15. ボトルキャップが取り外されるとき、ノズルは位置合わせされた直動位置にあることを特徴とする、請求項１に記載の流量制御装置。
16. ノズルとリザーバーインターフェースとの間にばねが配置され、および、ボトルキャップが取り外されるとき、ばねの復元力が、位置合わせされた直動位置までノズルを直動させることを特徴とする、請求項１５に記載の流量制御装置。
17. ボトルキャップが閉状態にあるとき、ノズルは位置合わせされた位置にはないことを特徴とする、請求項１６に記載の流量制御装置。
18. ボトルキャップが閉状態にあるとき、ばねは少なくとも部分的に圧縮されていることを特徴とする、請求項１７に記載の流量制御装置。
19. 直動止めをさらに含む、請求項１７に記載の流量制御装置。
20. 直動止めは、１つ以上のノズル孔を密封するように構成されたプラグを含むことを特徴とする、請求項１９に記載の流量制御装置。
21. 直動止めは、ボトルキャップに対する回転止めを含むことを特徴とする、請求項１９に記載の流量制御装置。
22. ノズルは、防腐剤除去装置を包含するように構成されたハウジングを含み、ここで、ハウジングは、リザーバーインターフェースの外面に対して直動される、請求項１に記載の流量制御装置。
23. ポリマーマトリックスは、ヒドロキシエチルメタクリレート（ＨＥＭＡ）、メタクリル酸（ＭＡＡ）、Ｎ－ビニルピロリドン（ＮＶＰ）、ジメチルアクリルアミド（ＤＭＡ）、ｔ－ブチルメタクリレート（ＴＢＭ）、２－スルホエチルメタクリレート（ＳＥＭ）、アクリルアミド（ＡＭ）、およびメタクリルオキシプロピルトリス（トリメチルシロキシ）シラン（ＴＲＩＳ）からなる群から選択される少なくとも１つのモノマーを含むことを特徴とする、請求項１から２２のいずれかに記載の流量制御装置。
24. 眼科用剤は、マレイン酸チモロール、レボフロキサシン、ドルゾラミド、酒石酸ブリモニジン、ビマトプロスト、テトラヒドロゾリン、ラタノプロスト、またはオロパタジンの少なくとも１つを含むことを特徴とする、請求項１から２３のいずれかに記載の流量制御装置。
25. 防腐剤は、塩化ベンザルコニウム、ソフジア、またはピュライトの少なくとも１つを含むことを特徴とする、請求項１から２４のいずれかに記載の流量制御装置。
26. 眼科用製剤内の防腐剤の濃度を制御する方法であって、該方法は、請求項１から２５のいずれかに記載の流量制御装置を受け入れる工程と、リザーバーに対してノズルまたはボトルキャップを回転させる工程とを含む、方法。