JPWO2020194010A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JPWO2020194010A5
JPWO2020194010A5 JP2021508084A JP2021508084A JPWO2020194010A5 JP WO2020194010 A5 JPWO2020194010 A5 JP WO2020194010A5 JP 2021508084 A JP2021508084 A JP 2021508084A JP 2021508084 A JP2021508084 A JP 2021508084A JP WO2020194010 A5 JPWO2020194010 A5 JP WO2020194010A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
electric vehicle
electric
power receiving
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021508084A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7213335B2 (ja
JPWO2020194010A1 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/IB2019/000322 external-priority patent/WO2020194010A1/ja
Publication of JPWO2020194010A1 publication Critical patent/JPWO2020194010A1/ja
Publication of JPWO2020194010A5 publication Critical patent/JPWO2020194010A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7213335B2 publication Critical patent/JP7213335B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

(b)計算装置23は、他の電気自動車(EV2、V3、・・・)の受電よりも自己(電気自動車EV1)の受電が優先される度合いを示す電気自動車EV1の優先度(β)を、電気自動車EV1のユーザの要求を表す数値に基づいて算出する。
(第1変形例)
第1実施形態では、図1に示したように、差分情報送信装置14から各電気自動車への片方向通信を行う場合を説明した。本発明はこれに限定されず、例えば、差分情報送信装置14と各電気自動車の間は、双方向に通信可能であってもよい。第1実施形態の第1変形例では、電気自動車EV1の受電装置24が送信部28を備え、送信部28から差分情報送信装置14へ、電気自動車EV1の要素受電電力(Pt)を示す電気信号を送信する例を説明する。なお、負荷群1に含まれる他の全ての電気自動車(EV2、EV3、・・・)は、電気自動車EV1と同じ構成を備えるため、説明を割愛する。第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態と共通する点については説明を割愛する。
充電率の目標値(SOCgoal)は、ユーザがスマートフォンなどの情報通信端末又は電気自動車EV1に搭載されたユーザインターフェースを用いて実際に設定した値であってもよい。又は、ユーザからの具体的な指示又は設定が無い場合、ユーザの過去の行動履歴(過去の目標値(SOCgoal)の設定履歴など)を調査して得られる統計データから推定される値であっても構わない。或いは、ユーザからの具体的な指示又は設定が無い場合、目標値(SOCgoal)100%(満充電)に設定してもよい。
そして、午前6時過ぎに、電気自動車EV1の充電率の現在値(SOCnow)は、電気自動車EV1の目標SOCに到達したため、(4)式に従い、電気自動車EV1の優先度(β)は、1/3から1/15へ減少する。しかし、この時、差分電力(△P)は零であるため、電気自動車EVの要素受電電力は、変化していない。
そして、午前8時過ぎに、開始時SOCが2番目に高い電気自動車EV2が満充電となったため、受電の継続を終了する(図2のS03でNO)。その時、電気自動車EV2の要素受電電力が差分電力(△P)へ変化し、1台の電気自動車(EV)により再分配される。このため、午前8時過ぎ以後、電気自動車(EV)の要素受電電力が増加するが、電気自動車(EV)の要素受電電力が、電気自動車(EV)の受電装置24の電力容量(3kW)を超えることはない。
電気自動車EV3の受電の終了時刻を比べると、図8Bの参考例よりも図8Bの実施形態が遅くなっている。しかし、電気自動車EV3の出発時刻までには、満充電まで充電することが出来ている。電気自動車EV3のユーザ要求(出発時刻)を満たしつつ、負荷群11内での各電気自動車(EV1、EV2、EV3)の最終的な充電率のバラツキを抑制して、充電率を平準化することができる。
(第3シミュレーション結果)
次に、第3シミュレーションの条件を説明する。図9Aに示すように、3台の電気自動車(EV1、EV2、EV3)の各々が、第3実施形態に係わる受電制御方法により受電制御を実行する。各電気自動車が受電を開始する時刻(受電の開始時刻)は同時刻(午前1時)であるが、各電気自動車が受電を終了する時刻(受電の終了時刻)は、異なる。電気自動車EV1は午前7時であり、電気自動車EV2は午前9時であり、電気自動車EV3は午前11時である。各電気自動車(EV1、EV2、EV3)の受電装置24が受電することができる電力(要素受電電力)の最大値は同じ3kWであり、各電気自動車(EV1、EV2、EV3)のバッテリ25の容量(蓄電池容量)も同じ24kWhである。更に、受電の開始時刻における各電気自動車(EV1、EV2、EV3)の充電率(開始時SOC)は異なる。電気自動車EV1の開始時SOCは20%であり、電気自動車EV2の開始時SOCは40%であり、電気自動車EV3の開始時SOCは60%である。各電気自動車(EV1、EV2、EV3)の充電率の目標値(目標SOC)は、ユーザによる設定は無く、デフォルト値のまま、100%(満充電)である。
2台の電気自動車(EV2、EV3)の受電の終了時刻を比べると、図9Bの参考例よりも図9Bの実施形態が遅くなっている。しかし、各電気自動車(EV2、EV3)の出発時刻までには、満充電まで充電することが出来ている。電気自動車EV1のユーザ要求(出発時刻)を満たしつつ、負荷群11内での各電気自動車(EV1、EV2、EV3)の最終的な充電率のバラツキを抑制して、充電率を平準化することができる。
ここで、第1実施形態及びその変形例、第2実施形態~第4実施形態において、電気自動車は、「蓄電要素」の一例である。第1実施形態及びその変形例、第2実施形態~第4実施形態に係わる受電制御装置及び受電制御方法は、電気自動車のみならず、住宅、ビル、施設などに設置された据置式バッテリ(据置蓄電池を含む)や、パソコン、マートフォンなどの移動通信端末に搭載されたバッテリなど、他の蓄電要素に適用することができる。
電気自動車EV1の満充電となる時刻は、参考例より遅くなったが、電気自動車EV1の受電の終了時刻(Td)までには満充電に到達したため、ユーザの要求は満たされている。また、受電の終了時刻(10時=Td)における電気自動車EV2の充電率は、満充電に到達しなかったが、95%以上の充電率まで到達しているため、ユーザの要求は十分に満たされていると判断できる。このように、負荷群11に含まれる全ての電気自動車(EV1~EV3)のユーザの要求を満たしつつ、各電気自動車の充電率を平準化することができた。換言すれば、各電気自動車の終了時刻(Td)における充電率の分散を小さくすることができた。
第6変形例において、「差分電力(△P)が零である」とは、差分電力(△P)が正確に零である場合のみならず、差分電力(△P)が零であると見なすことができる一定の範囲(以後、「零の範囲」呼ぶ)内である場合も含まれる。零の範囲は、差分電力(△P)が0以上、しきい電力(△Pth)以下である範囲である。
第1実施例は、およそ3台~10台程度の電気自動車を含む負荷群11に電力を送る充電スタンド51を「電力供給基点10」とした適用事例である。充電スタンド51の充電形式は特に問わず、普通充電(出力:単100V/200V交流)及び急速充電(出力:最大500V直流)のいずれにも適用できる。
(第2実施例)
第2実施例では、住宅、オフィスビル、商業施設、工場、又は高速道路のパーキングエリア等の施設内に設置された変電装置を「電力供給基点10」とした例を説明する。施設内の変電装置は、充電スタンド51よりも上流側の電力設備12の一例である。図17Aに示すように、ケーブルが無いコンセント型の充電ポート(P1~P5)へ電力を送る変電設備52が従前から設置されていた。しかし、充電ポート(P6~P10)を増設する必要が生じた場合を考える。比較例では、図17Aに示すように、充電ポート(P6~P10)へ電力を送る第2の変電設備53を増設した。比較例では、第1の変電設備52及び第2の変電装置53の双方を経由する電力の分だけ、契約電力が必要であり、従前よりも電力コストが増加してしまう。
なお、施設電力計測器57を設置する代わりに、自家発電電力の時間変化の履歴を分析することにより得られる自家発電電力の統計データを予め用意してもよい。変電設備52内の計算部が、総送電電力の上限値(Pth)から施設消費電力の統計データを減算し、更に、自家発電電力の統計データを加算することにより、総送電電力の最大値(Pall_max)を算出する
実施形態及びその変形例に係わる受電制御装置及び受電制御方法は、電力の流れを供給側及び需要側の両方から制御し、最適化できる次世代送電網(所謂、スマートグリッド)に対しても適用可能である。送電網の一部に組み込まれている専用の機器及びソフトウェアが、総送電電力の最大値(Pall_max、契約電力)、総送電電力の現在値(Pall_now)、又は差分電力(△P)を示す電気信号を、負荷群11に含まれる各受電要素又は各蓄電要素に対して送信(ブロードキャスト)することができる。当該電気信号を受信した各受電要素又は各蓄電要素が、実施形態及びその変形例に係わる受電制御装置を用いて、受電制御実行することができる。
実施形態及びその変形例に係わる受電制御装置は、CPU(中央処理装置)、メモリ、及び入出力部を備えるマイクロコンピュータを用いて実現可能である。マイクロコンピュータを受電制御装置として機能させるためのコンピュータプログラム(受電制御プログラム)を、マイクロコンピュータにインストールして実行する。これにより、マイクロコンピュータは、受電制御装置が備える複数の情報処理部として機能する。なお、ここでは、ソフトウェアによって受電制御装置を実現する例を示すが、もちろん、各情報処理を実行するための専用のハードウェアを用意して、受電制御装置を構成することも可能である。専用のハードウェアには、実施形態、その変形例又は実施例に記載された機能を実行するようにアレンジされた特定用途向け集積回路(ASIC)や従来型の回路部品のような装置を含む。また、受電制御装置に含まれる複数の情報処理部を個別のハードウェアにより構成してもよい。受電制御装置は、車両にかかわる他の制御に用いる電子制御ユニット(ECU)と兼用してもよい。
JP2021508084A 2019-03-22 2019-03-22 受電要素の受電制御方法、及び受電制御装置 Active JP7213335B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/IB2019/000322 WO2020194010A1 (ja) 2019-03-22 2019-03-22 受電要素の受電制御方法、及び受電制御装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JPWO2020194010A1 JPWO2020194010A1 (ja) 2020-10-01
JPWO2020194010A5 true JPWO2020194010A5 (ja) 2022-03-07
JP7213335B2 JP7213335B2 (ja) 2023-01-26

Family

ID=72608935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021508084A Active JP7213335B2 (ja) 2019-03-22 2019-03-22 受電要素の受電制御方法、及び受電制御装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11390186B2 (ja)
EP (1) EP3944453A4 (ja)
JP (1) JP7213335B2 (ja)
CN (1) CN113597720B (ja)
WO (1) WO2020194010A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019130337A1 (de) * 2019-11-11 2021-05-12 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Lastverwaltungssystem und Verfahren zur Regelung eines solchen Lastverwaltungssystems
WO2022172045A1 (ja) 2021-02-10 2022-08-18 日産自動車株式会社 充放電要素の充放電制御方法、及び充放電要素の充放電制御装置
CN116783609A (zh) * 2021-02-10 2023-09-19 日产自动车株式会社 充放电损失降低方法以及充放电损失降低装置
EP4293605A4 (en) * 2021-02-10 2024-03-27 Nissan Motor CHARGE/DISCHARGE CONTROL METHOD AND CHARGE/DISCHARGE CONTROL DEVICE
US20220410755A1 (en) * 2021-06-25 2022-12-29 Zoox, Inc. Fleet charging station architecture
WO2024052710A1 (ja) * 2022-09-08 2024-03-14 日産自動車株式会社 受電制御方法及び受電制御装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5659506B2 (ja) * 2010-03-03 2015-01-28 富士通株式会社 電力平準化制御装置、電力平準化制御方法、及びプログラム
JP2012060834A (ja) 2010-09-10 2012-03-22 Panasonic Electric Works Co Ltd 充電制御装置
US8963493B2 (en) * 2011-03-04 2015-02-24 Nec Corporation Charging control system
JP6052621B2 (ja) 2011-03-04 2016-12-27 日本電気株式会社 充電制御システム、充電制御方法及びプログラム
CN103503263B (zh) * 2011-08-11 2015-12-16 三菱电机株式会社 机器设备的需求控制装置
WO2013065419A1 (ja) 2011-11-01 2013-05-10 日本電気株式会社 充電制御装置、電池管理装置、充電制御方法および記録媒体
EP3101617B1 (en) * 2014-01-28 2020-07-15 Patched Conics, LLC. Power control system and method, and information communication ability control system and method
JP6168528B2 (ja) 2014-07-28 2017-07-26 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 電力制御システム、方法、及び、情報伝達能力制御システム、方法
JP6137497B2 (ja) * 2014-10-23 2017-05-31 トヨタ自動車株式会社 電力供給管理システム
DE102015006453A1 (de) * 2015-05-19 2016-11-24 Man Truck & Bus Ag Verfahren zur Steuerung von Leistungsflüssen in einem Kraftfahrzeug
JP6173382B2 (ja) * 2015-05-29 2017-08-02 三菱電機株式会社 制御装置、エネルギー管理システム、制御方法及びプログラム
US9705327B2 (en) * 2015-07-14 2017-07-11 Restore Nv Self-learning, real-time, data-driven power metering system
DE102015114002B4 (de) * 2015-08-24 2024-05-02 Deutsche Post Ag Zentrale Ladesteuerung für eine Mehrzahl Elektrofahrzeuge
JP2019095196A (ja) 2016-03-09 2019-06-20 日本電気株式会社 充電設備案内システム、充電設備案内方法及びプログラム
US10644516B2 (en) * 2016-05-19 2020-05-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Charging multiple user apparatuses
CN107867187A (zh) * 2016-09-28 2018-04-03 华北电力大学 一种面向风电消纳的电动汽车有序充电控制方法
CN107404119B (zh) * 2017-06-14 2020-08-18 国家电网公司 一种电动汽车负荷转供系统的控制方法
CN108494034B (zh) * 2018-03-21 2021-11-02 电子科技大学 一种配电网内电动汽车充电负荷分配的计算方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2020194010A5 (ja)
JPWO2020194009A5 (ja)
Fan et al. ADMM-based multiperiod optimal power flow considering plug-in electric vehicles charging
US20210096582A1 (en) Conditioning an electric grid using electric vehicles
US20200101850A1 (en) Electric charge management system and method for a vehicle
US20160250942A1 (en) Charging state management method, charging state management device, and program
JP2018137886A (ja) 充放電システム用サーバ及び充放電システム
JP6037013B2 (ja) 充電状態管理方法、充電状態管理装置およびプログラム
JP7213335B2 (ja) 受電要素の受電制御方法、及び受電制御装置
KR20150103407A (ko) 충전 우선순위를 이용한 효율적인 전기자동차 충전 방법 및 시스템
EP3943336A1 (en) Power reception control method of power storage elements, and power reception control device
JP6119858B2 (ja) 蓄電池の急速充電方法、急速充電システムおよびプログラム
JP6616556B1 (ja) 電力情報管理システム、管理方法、プログラム、電力情報管理サーバ、通信端末、及び、電力システム
Kandasamy et al. Loss‐of‐life investigation of EV batteries used as smart energy storage for commercial building‐based solar photovoltaic systems
JP7102182B2 (ja) 電力システム、制御装置、電力管理方法、プログラム、及び、電力管理サーバ
CN116404683B (zh) 一种柔直互联系统的能量调控方法、装置、终端和介质
CN115398767A (zh) 充电电力管理装置以及充电电力管理方法
US20230356615A1 (en) Method and system for allocating charging resources to electric vehicles
CN115421047A (zh) 电池包的荷电状态修正方法、装置及电子设备
WO2022249482A1 (ja) 充放電管理装置、充放電管理方法、及びプログラム
JP7420061B2 (ja) サーバ、電力管理方法
CN115276191B (zh) 一种功率分配方法、装置、设备及介质
US20240131949A1 (en) Battery charging system with enhanced time-based charging and battery cell selection
CN109687489B (zh) 微电网中储能装置输出功率的控制方法、系统及终端设备
KR20230131302A (ko) 다중 전기차 충전기의 최적화 스케줄링 시스템