JPWO2020179214A1 - 制御装置、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

制御装置、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JPWO2020179214A1
JPWO2020179214A1 JP2021503433A JP2021503433A JPWO2020179214A1 JP WO2020179214 A1 JPWO2020179214 A1 JP WO2020179214A1 JP 2021503433 A JP2021503433 A JP 2021503433A JP 2021503433 A JP2021503433 A JP 2021503433A JP WO2020179214 A1 JPWO2020179214 A1 JP WO2020179214A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
timing
control
devices
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021503433A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7259934B2 (ja
Inventor
理人 小椋
実 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2020179214A1 publication Critical patent/JPWO2020179214A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7259934B2 publication Critical patent/JP7259934B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0833Random access procedures, e.g. with 4-step access
    • H04W74/0841Random access procedures, e.g. with 4-step access with collision treatment
    • H04W74/0858Random access procedures, e.g. with 4-step access with collision treatment collision detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/001Synchronization between nodes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/29Control channels or signalling for resource management between an access point and the access point controlling device
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0866Non-scheduled access, e.g. ALOHA using a dedicated channel for access
    • H04W74/0891Non-scheduled access, e.g. ALOHA using a dedicated channel for access for synchronized access
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

制御装置(10)にて特定部(11)は、複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって「送信衝突」が発生すると推定される「複数の衝突発生推定デバイス」を特定する。送信制御部(12)は、特定部(11)で特定された複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数の「タイミング分散制御信号」を、複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する。

Description

本開示は、制御装置、制御方法、制御プログラム、及び通信システムに関する。
IoT(Internet of Things)向けの無線通信技術として、低消費電力で広域をカバーすることができるLPWA(Low Power Wide Area)と総称される技術が注目されている。
そして、LPWAを実現する通信システムが提案されている(例えば、非特許文献1)。非特許文献1に開示されている通信システムは、ネットワークサーバとゲートウェイと通信デバイス(エンド端末)とを含んでいる。
該通信システムにおいて、通信デバイスは、チャネル(周波数)及びデータレート(拡散率)が割り当てられ、この割り当てられたチャネル及びデータレートを用いて、データ信号を送信する。該通信システムでは、複数の通信デバイスに対して互いに異なるチャネル及びデータレートの組み合わせを割り当てることによって、該複数の通信デバイスの送信タイミングが重なった場合でも、送信衝突が生じる可能性を低減している。このデータレートを自動で割り当てる技術は、「ADR(Adaptive Data Rate)」と呼ばれる。
また、該通信システムでは、通信衝突が生じる可能性を低減する、異なる技術として、「キャリアセンス」と呼ばれる技術が用意されている。キャリアセンスは、通信デバイスが送信を始める前に、使用しようとしているチャネルが他の通信デバイスによって使用されているか否かを確認する技術である。
LoRaWAN(登録商標) 1.1 Specification
本発明者は、ネットワークサーバの配下に多数の通信デバイスが存在する場合、送信タイミングが重なる通信デバイスの数が多くなる可能性があり、送信タイミングが重なる通信デバイスの数が多い場合には、上記のADR及びキャリアセンスでは、送信衝突が生じる可能性を十分に低減できない可能性があることを見出した。そして、送信衝突が生じる可能性が高い場合、通信システムのスループットが低下してしまう可能性がある。
本開示の目的は、通信システムの輻輳を防ぐことによるパケットの損失を低減することができる、制御装置、制御方法、制御プログラム、及び通信システムを提供することにある。
第1の態様にかかる制御装置は、ネットワーク装置の配下に存在し且つ各通信デバイスに対応する送信周期で各通信デバイスがデータ信号を前記ネットワーク装置に向けて送信する複数の通信デバイスの送信タイミングを制御する制御装置であって、
前記複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイスを特定する特定部と、
前記複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数のタイミング分散制御信号を前記複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する送信制御部と、
を具備する。
第2の態様にかかる制御方法は、ネットワーク装置の配下に存在し且つ各通信デバイスに対応する送信周期で各通信デバイスがデータ信号を前記ネットワーク装置に向けて送信する複数の通信デバイスの送信タイミングを制御する制御方法であって、
前記複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイスを特定し、
前記複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数のタイミング分散制御信号を前記複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する。
第3の態様にかかる制御プログラムは、ネットワーク装置の配下に存在し且つ各通信デバイスに対応する送信周期で各通信デバイスがデータ信号を前記ネットワーク装置に向けて送信する複数の通信デバイスの送信タイミングを制御する制御装置に、
前記複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイスを特定し、
前記複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数のタイミング分散制御信号を前記複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する、
処理を、実行させる。
第4の態様にかかる通信システムは、ネットワーク装置の配下に存在し且つ各通信デバイスに対応する送信周期で各通信デバイスがデータ信号を前記ネットワーク装置に向けて送信する複数の通信デバイスと、
前記複数の通信デバイスの送信タイミングを制御する前記ネットワーク装置と、
を含み、
前記ネットワーク装置は、
前記複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイスを特定する特定部と、
前記複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数のタイミング分散制御信号を前記複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する送信制御部と、
を具備する。
本開示により、通信システムの輻輳を防ぐことによるパケットの損失を低減することができる、制御装置、制御方法、制御プログラム、及び通信システムを提供することができる。
第1実施形態における制御装置の一例を示すブロック図である。 第2実施形態における通信システムの一例を示す図である。 第2実施形態における制御装置を含むネットワーク装置の一例を示すブロック図である。 第2実施形態における制御装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。 衝突発生推定デバイスの説明に供する図である。 送信タイミング調整の説明に供する図である。 他の送信タイミング調整の説明に供する図である。 他の送信タイミング調整の説明に供する図である。 制御装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。なお、実施形態において、同一又は同等の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態における制御装置の一例を示すブロック図である。図1に示す制御装置10は、例えば、ネットワーク装置(不図示)に含まれるか、又は、ネットワーク装置(不図示)に接続されて用いられる。制御装置10は、ネットワーク装置(不図示)の配下に存在し且つ各通信デバイス(不図示)に対応する送信周期で各通信デバイス(不図示)がデータ信号をネットワーク装置(不図示)に向けて送信する複数の通信デバイス(不図示)の送信タイミングを制御する装置である。
図1において制御装置10は、特定部11と、送信制御部12とを有している。
特定部11は、複数の通信デバイス(不図示)のうちで送信予定タイミングが重なって「送信衝突」が発生すると推定される「複数の衝突発生推定デバイス」を特定する。
送信制御部12は、特定部11で特定された複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数の「タイミング分散制御信号」を、複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する。
以上で説明した制御装置10の構成により、複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させることができるので、送信衝突が生じる可能性を十分に低減することができる。この結果として、通信システムにおける輻輳を防ぐことによるパケットの損失を低減することができる。
<第2実施形態>
<通信システムの概要>
図2は、第2実施形態における通信システムの一例を示す図である。図2において通信システム1は、ネットワーク装置20と、中継装置30と、通信デバイス40−1〜40−Nとを有している。以下では、通信デバイス40−1〜40−Nを特に区別しない場合、通信デバイス40−1〜40−Nを総称して単に通信デバイス40と呼ぶことがある。
例えば、通信システム1は、LoRaWAN(登録商標)通信システムであり、ネットワーク装置20は、LoRaWAN(登録商標)ネットワークサーバである。また、例えば、中継装置30は、LoRaWAN(登録商標)ゲートウェイであり、通信デバイス40は、LoRaWAN(登録商標)デバイスである。また、通信システム1は、例えば、プラントに構築されたシステムであり、通信デバイス40は、例えば、センサデバイスである。
通信デバイス40−1〜40−Nは、通信デバイス40−1〜40−Nのうちの他の通信デバイス40と同じ送信周期に対応する通信デバイス40、および、通信デバイス40−1〜40−Nのうちのいずれの他の通信デバイス40とも送信周期が異なる通信デバイス40を含む。
通信デバイス40は、自身の送信周期に基づく送信タイミングにおいて、データ信号(例えば、センシング結果信号)を、中継装置30へ(つまり、ネットワーク装置20に向けて)送信する。ここで、上記の通り、複数の通信デバイス40の間で送信タイミングが重なった場合、「送信衝突」が生じる可能性がある。例えば、通信システム1がプラントに構築されたシステムである場合、通信デバイス40から送信されるセンシング結果信号が送信衝突に起因してネットワーク装置20に届かないことで問題の発見や解決が遅れ、プラントに重大な問題が生じてしまう可能性がある。
<制御装置の構成例>
図3は、第2実施形態における制御装置を含むネットワーク装置の一例を示すブロック図である。図3においてネットワーク装置20は、通信部21と、記憶部22と、制御装置50とを有している。なお、ここでは、制御装置50がネットワーク装置20に含まれるものとして説明を行っているが、これに限定されるものではなく、制御装置50は、ネットワーク装置20に接続され且つネットワーク装置20とは別体の装置であってもよい。
通信部21は、中継装置30との間で通信を行う機能部である。通信部21は、例えば、通信デバイス40から送信された信号を、中継装置30を介して受信する。また、通信部21は、例えば、制御装置50から受け取った信号を、中継装置30へ送信する。
記憶部22は、各通信デバイス40の通信履歴(つまり、通信デバイス40から送信された信号を、通信部21にて中継装置30を介して受信した受信履歴)を記憶する。
また、図3において制御装置50は、特定部51と、送信制御部52とを有している。
特定部51は、例えば、記憶部22に記憶されている通信履歴を用いて、各通信デバイス40の送信周期及び送信予定タイミングを特定する。そして、特定部51は、特定した各通信デバイス40の送信予定タイミングに基づいて、通信デバイス40−1〜40−Nのうちで送信タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイス40を特定する。ここで、特定される複数の衝突発生推定デバイス40は、通信デバイス40−1〜40−Nのうちで、事前に割り当てられているチャネル及びデータレートが同じ複数の通信デバイス40に限定されてもよい。すなわち、特定部51は、通信デバイス40−1〜40−Nのうちで、事前に割り当てられているチャネル及びデータレートが互いに同じであり、且つ、送信タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイス40を特定してもよい。
送信制御部52は、第1実施形態の送信制御部12と同様に、特定部51で特定された複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数の「タイミング分散制御信号」を、複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する。
例えば、送信制御部52は、複数のタイミング分散制御信号のそれぞれに対して、互いの拡散率が異なる複数のデータレートから、複数のタイミング分散制御信号に対応する使用データレートが分散するように、使用データレートを割り当てる。そして、送信制御部52は、各タイミング分散信号を、各タイミング分散制御信号に割り当てられた使用データレートを用いて送信する、送信制御を実行する。例えば、送信制御部52は、各タイミング分散制御信号と、各タイミング分散制御信号に対応する通信デバイス40の識別情報と、各タイミング分散制御信号に対して割り当てられた使用データレートを示す情報とを対応づけて(一緒にまとめて)、通信部21に対して中継装置30へ送信させる。この通信部21から送信された信号を受信した中継装置30は、各タイミング分散信号に対応づけられた使用データレートによって、各タイミング分散信号を、各タイミング分散制御信号に対応づけられた通信デバイス40に向けて送信する。例えば、送信制御部52は、各タイミング分散制御信号に、各タイミング分散制御信号に対応する通信デバイス40の識別情報及び各タイミング分散制御信号に対して割り当てられた使用データレートを示す情報を含めて、各タイミング分散制御信号を送信してもよい。ここで、通信デバイス40においてタイミング分散制御信号の受信に掛かる時間は、使用データレートに応じて異なる。すなわち、低い使用データレートによって送信されたタイミング分散制御信号の受信に掛かる時間は、高い使用データレートによって送信されたタイミング分散制御信号の受信に掛かる時間よりも長くなる。このため、より低い使用データレートによって送信されたタイミング分散制御信号を受信する通信デバイス40ほど、タイミング分散制御信号の受信を契機として次のデータ信号を送信するまでに、より長い時間が掛かることになる。この使用データレートの違いに起因した送信タイミングのずれを利用することによって、複数の衝突発生推定デバイス40についての送信衝突が生じる可能性を低減することができる。
上記の「タイミング分散制御信号」は、例えば、タイミング分散制御信号を受信した衝突発生推定デバイス40に対してネットワーク装置20への再接続を要求する「再接続命令信号」であってもよい。通信システム1がLoRaWAN(登録商標)通信システムである場合、「再接続命令信号」として、フォースリジョイン(Force Rejoin)コマンドが用いられてもよい。
又は、上記の「タイミング分散制御信号」は、例えば、タイミング分散制御信号を受信した衝突発生推定デバイス40に対して、次に送信が予定されるデータ信号の送信タイミングを、タイミング分散制御信号を受信したタイミングから所定時間後のタイミングに指定する「送信タイミング指定信号」であってもよい。通信システム1がLoRaWAN(登録商標)通信システムである場合、「送信タイミング指定信号」は、アプリケーションコマンドであってもよい。ここで、「送信タイミング指定信号」の送信制御の方法としては、2つの方法が考えられる。1つ目は、送信制御部52が、クロック同期信号を送信してネットワーク装置20と衝突発生推定デバイス40とのクロック同期を確立した後に、送信タイミング指定信号を送信する方法である。2つ目は、クロック同期を確立させずに、送信タイミング指定信号を送信する方法である。
また、送信制御部52は、送信衝突が発生すると推定される発生タイミングよりも前に、衝突発生推定デバイス40から送信された信号の受信をトリガとして、タイミング分散制御信号を送信する、送信制御を実行してもよい。LoRaWAN(登録商標)には、通信デバイスは2つの短い受信ウィンドウ(RX1,RX2)を開く必要があると規定されている。受信ウィンドウのスタートタイミングは、通信デバイスのデータ送信の終わりを基準として定義されている。このため、通信システム1がLoRaWAN(登録商標)通信システムである場合、送信制御部52は、タイミング分散制御信号が2つの受信ウィンドウ(RX1,RX2)のタイミングで中継装置30から送信されるように制御する。
なお、通信システム1がLoRaWAN(登録商標)通信システムである場合、複数の「タイミング分散制御信号」を複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御の前に、送信制御部52は、複数の衝突発生推定デバイスについてのADRを実行して、チャネル変更又はデータレート変更を行ってもよい。そして、ADRを実行しても送信衝突が生じると判定される場合に、送信制御部52は、複数の「タイミング分散制御信号」を複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行してもよい。
また、「送信タイミング指定信号」による送信タイミングの調整は、「再接続命令信号」による送信タイミングの調整を行っても送信衝突が生じると判定される場合に、行われてもよい。
<制御装置の動作例>
以上の構成を有する制御装置の処理動作の一例について説明する。図4は、第2実施形態における制御装置の処理動作の一例を示すフローチャートである。
制御装置50において特定部51は、通信履歴を用いて、各通信デバイス40の送信に用いるチャネル及びデータレート、送信周期、並びに、送信予定タイミングを特定する(ステップS101)。
特定部51は、通信デバイス40−1〜40−Nのうちで、事前に割り当てられているチャネル及びデータレートが互いに同じであり且つ送信タイミングが重なって、送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイス40を特定する(ステップS102)。
図5は、衝突発生推定デバイスの説明に供する図である。図5には、互いに送信周期の異なる3つの通信デバイス40(図5では、通信デバイスA,B,Cと記載されている)の各送信タイミングが矢印によって示されている。図5においては、タイミングT1において通信デバイスBと通信デバイスCとの送信タイミングが重なり、タイミングT2において通信デバイスAと通信デバイスBと通信デバイスCとの送信タイミングが重なっている。この場合には、特定部51は、通信デバイスB及び通信デバイスC、又は、通信デバイスA、通信デバイスB、及び通信デバイスCを、複数の衝突発生推定デバイス40として特定することになる。
図4の説明に戻り、送信制御部52は、複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数の「タイミング分散制御信号」のそれぞれに対して、互いの拡散率が異なる複数のデータレートから、複数のタイミング分散制御信号に対応する使用データレートが分散するように、使用データレートを割り当てる(ステップS103)。
送信制御部52は、各タイミング分散制御信号に、各タイミング分散制御信号に対応する通信デバイス40の識別情報及び各タイミング分散制御信号に対して割り当てられた使用データレートを示す情報を含めて、各タイミング分散制御信号を中継装置30へ送信する(ステップS104)。
このタイミング分散制御信号を受信した中継装置30は、各タイミング分散信号に対応づけられた使用データレートによって、各タイミング分散信号を、各タイミング分散制御信号に対応づけられた通信デバイス40に向けて送信することになる。
図6は、送信タイミング調整の説明に供する図である。図6において、上向きの矢印は、通信デバイスからネットワーク装置に向けた送信を表し、下向きの矢印は、ネットワーク装置から通信デバイスに向けた送信を表している。図6では、送信タイミング調整前の周期におけるタイミングT11において、或る通信デバイス40が、データ信号をネットワーク装置20に向けて送信している。そして、タイミングT12において通信デバイス40は、タイミング分散制御信号としてのフォースリジョインコマンドを受信している。例えば、LoRaWAN(登録商標)に規定されているDR5によってフォースリジョインコマンドが中継装置30から送信されている場合、通信デバイス40は、その受信に0.05秒掛かる。また、DR4の場合には、その受信に0.09秒掛かり、DR2の場合には、3.33秒掛かる。このように、フォースリジョインコマンドの送信に用いられるデータレートが変わることによって、通信デバイス40において受信処理が完了するタイミングが異なってくる。さらに、上記の通り、受信ウィンドウRX1及び受信ウィンドウRX2のいずれにおいて通信デバイス40がフォースリジョインコマンドを受信するかによっても、通信デバイス40において受信処理が完了するタイミングが異なってくる。図6に示した例では、DR2によって受信ウィンドウRX2のタイミングで送信されたフォースリジョインコマンドによって通信デバイス40の送信タイミングが調整され、タイミングT13及びタイミングT15では送信が行われず、タイミングT14及びタイミングT16で送信が行われるようになっている。
図7及び図8は、他の送信タイミング調整の説明に供する図である。図7及び図8では、タイミング分散制御信号としてアプリケーションコマンドが用いられている。そして、図7には、クロック同期を確立させずに、アプリケーションコマンドが送信されるケースが示されており、図8には、クロック同期を確立した後に、アプリケーションコマンドが送信されるケースが示されている。図7では、通信デバイス40は、アプリケーションコマンドの受信後の所定時間後(図7では、10秒後)に、調整後の送信周期が開始している。一方、図8では、アプリケーションコマンドによって指定された開始時間及び周期間隔(図8では、X時から△秒間隔)によって送信周期が調整されている。
<他の実施形態>
図9は、制御装置のハードウェア構成例を示す図である。図9において制御装置100は、プロセッサ101と、メモリ102とを有している。プロセッサ101は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ101は、複数のプロセッサを含んでもよい。メモリ102は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ102は、プロセッサ101から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ101は、図示されていないI/Oインタフェースを介してメモリ102にアクセスしてもよい。
第1実施形態及び第2実施形態の制御装置10,50は、それぞれ、図9に示したハードウェア構成を有することができる。第1実施形態及び第2実施形態の制御装置10,50の特定部11,51と、送信制御部12,52と、プロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより実現されてもよい。プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、制御装置10,50に供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)を含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/Wを含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、半導体メモリを含む。半導体メモリは、例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によって制御装置10,50に供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムを制御装置10,50に供給できる。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
ネットワーク装置の配下に存在し且つ各通信デバイスに対応する送信周期で各通信デバイスがデータ信号を前記ネットワーク装置に向けて送信する複数の通信デバイスの送信タイミングを制御する制御装置であって、
前記複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイスを特定する特定部と、
前記複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数のタイミング分散制御信号を前記複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する送信制御部と、
を具備する、
制御装置。
(付記2)
前記送信制御部は、前記複数のタイミング分散制御信号の一部又は全部のそれぞれに対して、互いの拡散率が異なる複数のデータレートから、前記複数のタイミング分散制御信号に対応する使用データレートが分散するように、使用データレートを割り当て、各タイミング分散制御信号を、各タイミング分散制御信号に割り当てられた使用データレートを用いて送信する、前記送信制御を実行する、
付記1記載の制御装置。
(付記3)
前記複数の衝突発生推定デバイスは、前記複数の衝突発生推定デバイスのうちの他の衝突発生推定デバイスと同じ送信周期に対応する衝突発生推定デバイス、および、前記複数の衝突発生推定デバイスのうちのいずれの他の衝突発生推定デバイスとも送信周期が異なる衝突発生推定デバイスを含み、
前記送信制御部は、前記送信衝突が発生すると推定される発生タイミングよりも前に、前記衝突発生推定デバイスから送信された信号の受信をトリガとして、前記タイミング分散制御信号を送信する、前記送信制御を実行する、
付記1又は2に記載の制御装置。
(付記4)
前記タイミング分散制御信号は、前記タイミング分散制御信号を受信した前記衝突発生推定デバイスに対して前記ネットワーク装置への再接続を要求する再接続命令信号、又は、前記タイミング分散制御信号を受信した前記衝突発生推定デバイスに対して、次に送信が予定されるデータ信号の送信タイミングを、前記タイミング分散制御信号を受信したタイミングから所定時間後のタイミングに指定する送信タイミング指定信号である、
付記1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
(付記5)
前記ネットワーク装置及び前記複数の通信デバイスは、LoRaWAN通信システムに含まれ、
前記再接続命令信号は、フォースリジョイン(Force Rejoin)コマンドである、
付記4記載の制御装置。
(付記6)
前記ネットワーク装置及び前記複数の通信デバイスは、LoRaWAN通信システムに含まれ、
前記送信タイミング指定信号は、アプリケーションコマンドである、
付記4記載の制御装置。
(付記7)
前記送信制御部は、クロック同期信号を送信して前記ネットワーク装置と前記衝突発生推定デバイスとのクロック同期を確立した後に、前記送信タイミング指定信号を送信する、前記送信制御を実行する、
付記4記載の制御装置。
(付記8)
前記複数の衝突発生推定デバイスは、割り当てられたチャネル及びデータレートが同じ複数の通信デバイスである、
付記1から7のいずれか1項に記載の制御装置。
(付記9)
付記1から7のいずれか1項に記載の制御装置を含むネットワーク装置。
(付記10)
ネットワーク装置の配下に存在し且つ各通信デバイスに対応する送信周期で各通信デバイスがデータ信号を前記ネットワーク装置に向けて送信する複数の通信デバイスの送信タイミングを制御する制御方法であって、
前記複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイスを特定し、
前記複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数のタイミング分散制御信号を前記複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する、
制御方法。
(付記11)
ネットワーク装置の配下に存在し且つ各通信デバイスに対応する送信周期で各通信デバイスがデータ信号を前記ネットワーク装置に向けて送信する複数の通信デバイスの送信タイミングを制御する制御装置に、
前記複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイスを特定し、
前記複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数のタイミング分散制御信号を前記複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する、
処理を、実行させる制御プログラム。
(付記12)
ネットワーク装置の配下に存在し且つ各通信デバイスに対応する送信周期で各通信デバイスがデータ信号を前記ネットワーク装置に向けて送信する複数の通信デバイスと、
前記複数の通信デバイスの送信タイミングを制御する前記ネットワーク装置と、
を含み、
前記ネットワーク装置は、
前記複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイスを特定する特定部と、
前記複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数のタイミング分散制御信号を前記複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する送信制御部と、
を具備する、
通信システム。
この出願は、2019年3月1日に出願された日本出願特願2019−037338を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 通信システム
10 制御装置
11 特定部
12 送信制御部
20 ネットワーク装置
21 通信部
22 記憶部
30 中継装置
40 通信デバイス
50 制御装置
51 特定部
52 送信制御部
例えば、送信制御部52は、複数のタイミング分散制御信号のそれぞれに対して、互いの拡散率が異なる複数のデータレートから、複数のタイミング分散制御信号に対応する使用データレートが分散するように、使用データレートを割り当てる。そして、送信制御部52は、各タイミング分散制御信号を、各タイミング分散制御信号に割り当てられた使用データレートを用いて送信する、送信制御を実行する。例えば、送信制御部52は、各タイミング分散制御信号と、各タイミング分散制御信号に対応する通信デバイス40の識別情報と、各タイミング分散制御信号に対して割り当てられた使用データレートを示す情報とを対応づけて(一緒にまとめて)、通信部21に対して中継装置30へ送信させる。この通信部21から送信された信号を受信した中継装置30は、各タイミング分散制御信号に対応づけられた使用データレートによって、各タイミング分散制御信号を、各タイミング分散制御信号に対応づけられた通信デバイス40に向けて送信する。例えば、送信制御部52は、各タイミング分散制御信号に、各タイミング分散制御信号に対応する通信デバイス40の識別情報及び各タイミング分散制御信号に対して割り当てられた使用データレートを示す情報を含めて、各タイミング分散制御信号を送信してもよい。ここで、通信デバイス40においてタイミング分散制御信号の受信に掛かる時間は、使用データレートに応じて異なる。すなわち、低い使用データレートによって送信されたタイミング分散制御信号の受信に掛かる時間は、高い使用データレートによって送信されたタイミング分散制御信号の受信に掛かる時間よりも長くなる。このため、より低い使用データレートによって送信されたタイミング分散制御信号を受信する通信デバイス40ほど、タイミング分散制御信号の受信を契機として次のデータ信号を送信するまでに、より長い時間が掛かることになる。この使用データレートの違いに起因した送信タイミングのずれを利用することによって、複数の衝突発生推定デバイス40についての送信衝突が生じる可能性を低減することができる。
このタイミング分散制御信号を受信した中継装置30は、各タイミング分散制御信号に対応づけられた使用データレートによって、各タイミング分散制御信号を、各タイミング分散制御信号に対応づけられた通信デバイス40に向けて送信することになる。

Claims (12)

  1. ネットワーク装置の配下に存在し且つ各通信デバイスに対応する送信周期で各通信デバイスがデータ信号を前記ネットワーク装置に向けて送信する複数の通信デバイスの送信タイミングを制御する制御装置であって、
    前記複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイスを特定する特定手段と、
    前記複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数のタイミング分散制御信号を前記複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する送信制御手段と、
    を具備する、
    制御装置。
  2. 前記送信制御手段は、前記複数のタイミング分散制御信号の一部又は全部のそれぞれに対して、互いの拡散率が異なる複数のデータレートから、前記複数のタイミング分散制御信号に対応する使用データレートが分散するように、使用データレートを割り当て、各タイミング分散制御信号を、各タイミング分散制御信号に割り当てられた使用データレートを用いて送信する、前記送信制御を実行する、
    請求項1記載の制御装置。
  3. 前記複数の衝突発生推定デバイスは、前記複数の衝突発生推定デバイスのうちの他の衝突発生推定デバイスと同じ送信周期に対応する衝突発生推定デバイス、および、前記複数の衝突発生推定デバイスのうちのいずれの他の衝突発生推定デバイスとも送信周期が異なる衝突発生推定デバイスを含み、
    前記送信制御手段は、前記送信衝突が発生すると推定される発生タイミングよりも前に、前記衝突発生推定デバイスから送信された信号の受信をトリガとして、前記タイミング分散制御信号を送信する、前記送信制御を実行する、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記タイミング分散制御信号は、前記タイミング分散制御信号を受信した前記衝突発生推定デバイスに対して前記ネットワーク装置への再接続を要求する再接続命令信号、又は、前記タイミング分散制御信号を受信した前記衝突発生推定デバイスに対して、次に送信が予定されるデータ信号の送信タイミングを、前記タイミング分散制御信号を受信したタイミングから所定時間後のタイミングに指定する送信タイミング指定信号である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記ネットワーク装置及び前記複数の通信デバイスは、LoRaWAN通信システムに含まれ、
    前記再接続命令信号は、フォースリジョイン(Force Rejoin)コマンドである、
    請求項4記載の制御装置。
  6. 前記ネットワーク装置及び前記複数の通信デバイスは、LoRaWAN通信システムに含まれ、
    前記送信タイミング指定信号は、アプリケーションコマンドである、
    請求項4記載の制御装置。
  7. 前記送信制御手段は、クロック同期信号を送信して前記ネットワーク装置と前記衝突発生推定デバイスとのクロック同期を確立した後に、前記送信タイミング指定信号を送信する、前記送信制御を実行する、
    請求項4記載の制御装置。
  8. 前記複数の衝突発生推定デバイスは、割り当てられたチャネル及びデータレートが同じ複数の通信デバイスである、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置を含むネットワーク装置。
  10. ネットワーク装置の配下に存在し且つ各通信デバイスに対応する送信周期で各通信デバイスがデータ信号を前記ネットワーク装置に向けて送信する複数の通信デバイスの送信タイミングを制御する制御方法であって、
    前記複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイスを特定し、
    前記複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数のタイミング分散制御信号を前記複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する、
    制御方法。
  11. ネットワーク装置の配下に存在し且つ各通信デバイスに対応する送信周期で各通信デバイスがデータ信号を前記ネットワーク装置に向けて送信する複数の通信デバイスの送信タイミングを制御する制御装置に、
    前記複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイスを特定し、
    前記複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数のタイミング分散制御信号を前記複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する、
    処理を、実行させる制御プログラムを格納する非一時的なコンピュータ可読媒体。
  12. ネットワーク装置の配下に存在し且つ各通信デバイスに対応する送信周期で各通信デバイスがデータ信号を前記ネットワーク装置に向けて送信する複数の通信デバイスと、
    前記複数の通信デバイスの送信タイミングを制御する前記ネットワーク装置と、
    を含み、
    前記ネットワーク装置は、
    前記複数の通信デバイスのうちで送信予定タイミングが重なって送信衝突が発生すると推定される複数の衝突発生推定デバイスを特定する特定手段と、
    前記複数の衝突発生推定デバイスの送信タイミングを分散させる複数のタイミング分散制御信号を前記複数の衝突発生推定デバイスの一部へそれぞれ送信する送信制御を実行する送信制御手段と、
    を具備する、
    通信システム。
JP2021503433A 2019-03-01 2020-01-09 制御装置、制御方法、及び制御プログラム Active JP7259934B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019037338 2019-03-01
JP2019037338 2019-03-01
PCT/JP2020/000515 WO2020179214A1 (ja) 2019-03-01 2020-01-09 制御装置、制御方法、非一時的なコンピュータ可読媒体、及び通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020179214A1 true JPWO2020179214A1 (ja) 2021-12-02
JP7259934B2 JP7259934B2 (ja) 2023-04-18

Family

ID=72338567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021503433A Active JP7259934B2 (ja) 2019-03-01 2020-01-09 制御装置、制御方法、及び制御プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11917696B2 (ja)
JP (1) JP7259934B2 (ja)
WO (1) WO2020179214A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007129570A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Oki Electric Ind Co Ltd パケット衝突回避方法、通信端末及び通信システム
JP2018182728A (ja) * 2017-04-13 2018-11-15 株式会社東芝 ワイヤレスネットワークにおいて送信をスケジューリングするための方法

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03214133A (ja) * 1990-01-18 1991-09-19 Nikon Corp 焦点検出装置
US6788702B1 (en) * 1999-10-15 2004-09-07 Nokia Wireless Routers, Inc. Protocol for neighborhood-established transmission scheduling
US6791997B2 (en) * 2001-08-25 2004-09-14 Nokia Corporation System and method for collision-free transmission scheduling using neighborhood information and advertised transmission times
US20050070293A1 (en) * 2003-09-24 2005-03-31 Kyocera Corporation Communication terminal and base station selection method
GB0517488D0 (en) * 2005-08-26 2005-10-05 Univ Bradford Ad-hoc networking over umts protocol
US8660108B2 (en) * 2007-04-13 2014-02-25 Hart Communication Foundation Synchronizing timeslots in a wireless communication protocol
JP2009213081A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Kyocera Corp 通信方法およびそれを利用した無線装置
US8644244B2 (en) * 2008-12-12 2014-02-04 Research In Motion Limited Sensor-based wireless communication systems using compressive sampling
US9379858B2 (en) * 2009-06-05 2016-06-28 Broadcom Corporation Transmission coordination within multiple user, multiple access, and/or MIMO wireless communications
US9794949B2 (en) * 2010-07-30 2017-10-17 Board Of Regents, The University Of Texas System Distributed rate allocation and collision detection in wireless networks
JP2013535941A (ja) * 2010-08-16 2013-09-12 ノキア シーメンス ネットワークス オサケユキチュア 基準信号の送信
US9992738B2 (en) * 2010-11-17 2018-06-05 Qualcomm Incorporated Physical layer power save facility with random offset
US9210597B2 (en) * 2013-03-13 2015-12-08 Qualcomm Incorporation Cell identification collision detection in wireless communications
JP6323446B2 (ja) * 2013-03-29 2018-05-16 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理システム
US9774534B2 (en) * 2014-07-17 2017-09-26 Cisco Technology, Inc. Distributed arbitration of time contention in TSCH networks
US10630410B2 (en) * 2016-05-13 2020-04-21 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Network architecture, methods, and devices for a wireless communications network
JP2019169749A (ja) * 2016-08-10 2019-10-03 シャープ株式会社 送信装置及び通信方法
EP3522646B1 (en) * 2016-09-28 2021-12-15 Fujitsu Limited Base station device, terminal device, wireless communication system, and method for controlling wireless communication system
US20180254825A1 (en) * 2017-03-02 2018-09-06 UbiquitiLink, Inc. Method and apparatus for handling communications between spacecraft operating in an orbital environment and terrestrial telecommunications devices that use terrestrial base station communications
CN107214680B (zh) * 2017-06-14 2021-03-19 成都跃龙科技有限公司 一种用于教学实验的运动控制机器人
WO2019154518A1 (en) * 2018-02-12 2019-08-15 Intel IP Corporation Methods and devices for device-to-device communications
JP7289614B2 (ja) 2018-03-07 2023-06-12 株式会社日立製作所 通信管理方法、通信システム及びプログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007129570A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Oki Electric Ind Co Ltd パケット衝突回避方法、通信端末及び通信システム
JP2018182728A (ja) * 2017-04-13 2018-11-15 株式会社東芝 ワイヤレスネットワークにおいて送信をスケジューリングするための方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
寺田 恵太郎 KEITARO TERADA: "LoRa通信を用いたコリジョンレス多重アクセス制御方式の提案 Proposal of Collisionless Multiple Acc", 電子情報通信学会技術研究報告 VOL.118 NO.393 [ONLINE] IEICE TECHNICAL REPORT, vol. 第118巻, JPN6022039070, 10 January 2019 (2019-01-10), JP, ISSN: 0004877644 *

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020179214A1 (ja) 2020-09-10
US11917696B2 (en) 2024-02-27
US20220104283A1 (en) 2022-03-31
JP7259934B2 (ja) 2023-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109587052B (zh) 一种多链路数据传输方法及装置
EP3621380A1 (en) Resource scheduling method and related devices
KR101118784B1 (ko) 통신 시스템에서의 자원 도용의 동적 보상
JP7289366B2 (ja) チャネル検出メカニズムの決定方法、装置、機器及び記憶媒体
US9848446B2 (en) System and methods for synchronizing edge devices on channels without carrier sense
US11497049B2 (en) Methods and apparatus for scheduling and/or granting uplink resources
US10154439B2 (en) Dynamic channel bandwidth selection based on information for packets transmitted at different channel bandwidths
US11849486B2 (en) Channel detection method and apparatus
US20170111921A1 (en) Method and apparatus for requesting scheduling
JP2019500802A (ja) アップリンク・トラフィック・リソース・スケジューリングの方法、デバイス、およびシステム
TW201946487A (zh) 基於時序可預測性執行衝突解決之智慧型無線電仲裁器
JP7080882B2 (ja) スケジューリング方法、端末および基地局
US20220225110A1 (en) Using Unlicensed and Licensed Spectrum
EP4096112A1 (en) A method of processing data related to a transmission of a plurality of data streams
WO2019154223A1 (zh) 一种非调度资源的通信处理方法和相关设备
EP3304762B1 (en) Signaling of beam forming measurements
JPWO2020179214A1 (ja) 制御装置、制御方法、及び制御プログラム
CN111182628B (zh) 一种资源调度方法及装置、设备、存储介质
WO2017166234A1 (zh) 信号传输方法、信号传输控制方法、用户设备及基站
JP6447513B2 (ja) 通信装置、通信方法、及び、通信プログラム
JP7115560B2 (ja) 管理サーバ、データ処理方法、及びプログラム
CN107567104B (zh) 一种半静态调度方法及基站
US20240196382A1 (en) Resource negotiation method
WO2019015048A1 (zh) 无线传感网络中继器异常处理方法及设备
WO2023185385A1 (zh) 一种评估业务对无线接入网络需求的方法及其相关设备

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210730

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230320

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7259934

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151