JPWO2020136787A1 - データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法及びプログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

データ処理装置(10)は、順次実行される部分処理を含む処理フローのうちのいずれかの部分処理を実行する処理部(131)に、該部分処理の対象である処理データを送出することで、部分処理を処理部(131)に実行させるフロー制御部(141)と、フロー制御部(141)から送出された処理データを、処理部(131)及び他の処理部(130)を含む予め定められた送信先へ伝送する伝送部(142)と、を備える。フロー制御部(141)は、処理データに施されるべき部分処理を示すIDを、処理データとともに伝送部(142)に送出する。

Description

本発明は、データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法及びプログラムに関する。
工場に代表される施設では、生産工程、検査工程、その他の種々の工程を実現するために、施設内からリアルタイムに収集したデータを処理することが広く行われている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1には、センサからゲートウェイデバイスを介してサーバがセンサデータを収集する技術について記載されている。この技術では、ゲートウェイデバイスが、サーバから設定されたルールに従ってデータに対し複数の加工処理を施してから処理結果を示すデータをサーバに送信する。これにより大量のセンサからデータを収集するサーバの負荷を軽減することができる。
特開2015−28742号公報
通常、データに施される処理は、ユーザの要望に応じて異なり、複雑なものとなる場合もある。このため、データに施される処理の変更及び拡張を容易にするために、この処理をモジュール化するとともに、ユーザによる設定作業を簡略化することが望ましい。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、データに対して施されるすべての処理をサーバから予め設定する必要があり、ユーザの作業負担が重くなるおそれがあった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、データを処理するためのユーザの作業負担を軽減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のデータ処理装置は、順次実行される部分処理を含む処理フローのうちのいずれかの部分処理を実行する第1処理手段に、該部分処理の対象である処理データを送出することで、部分処理を第1処理手段に実行させる制御手段と、制御手段から送出された処理データを、第1処理手段及び他の処理手段を含む予め定められた送信先へ伝送する伝送手段と、を備え、制御手段は、処理データに施されるべき部分処理を示す処理情報を、処理データとともに送出する。
本発明によれば、制御手段は、処理データを送出することで部分処理を第1処理手段に実行させる。このため、処理フローをモジュール化することができる。また、伝送手段は、制御手段から送出されたデータを第1処理手段及び他の処理手段を含む予め定められた送信先へ伝送し、制御手段は、処理データに施されるべき部分処理を示す処理情報を、処理データとともに送出する。このため、第1処理手段及び他の処理手段は、処理情報に基づいて部分処理を実行すべきか否かを決定することができる。これにより、制御手段がデータの送信先である第1処理手段を特定する必要がなく、第1処理手段がデータの送信元に応じた処理を実行する必要がない。したがって、処理手段の設計が容易になるとともにその設定を簡略にすることができる。ひいては、データを処理するためのユーザの作業負担を軽減することができる。
本発明の実施の形態に係るデータ処理システムの構成を示すブロック図 実施の形態に係るデータ処理装置のハードウェア構成を示す図 実施の形態に係る処理フローの設定の一例を示す図 実施の形態に係るデータ処理装置の機能的な構成を示す図 実施の形態に係る処理部、伝送部及びフロー制御部の間におけるデータの授受について説明するための図 実施の形態に係る処理部及び実行制御部の機能的な構成の詳細を示す図 実施の形態に係るフロー実行処理を示すフローチャート 実施の形態に係るID置換テーブルを示す図 実施の形態に係るフロー制御送信処理を示すフローチャート 実施の形態に係る伝送処理を示すフローチャート 実施の形態に係るフロー制御受信処理を示すフローチャート 実施の形態に係る実行処理を示すフローチャート 変形例に係るデータ処理装置の機能的な構成を示す図 変形例に係る処理部、伝送部及びフロー制御部の間におけるデータの授受について説明するための第1の図 変形例に係る処理部及びフロー制御部の間におけるデータの授受について説明するための第2の図 変形例に係る処理フローの設定例を示す図 変形例に係るデータ処理システムの構成を示すブロック図
以下、本発明の実施の形態に係るデータ処理装置10について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
実施の形態.
本実施の形態に係るデータ処理装置10は、例えば、工場に配置されるIPC(Industrial Personal Computer)である。データ処理装置10は、図1に示されるように、工場の製造ラインに配置された機器21,22と産業用のネットワーク20を介して接続され、FA(Factory Automation)システムとしてのデータ処理システム100を構成する。そして、データ処理装置10は、ネットワーク20を介して機器21から収集したデータを処理して、処理結果に応じた制御命令を機器22に出力する。機器21は、センサであって、機器22は、アクチュエータ又はロボットである。
データ処理装置10は、そのハードウェア構成として、図2に示されるように、プロセッサ11と、主記憶部12と、補助記憶部13と、入力部14と、出力部15と、通信部16と、を有する。主記憶部12、補助記憶部13、入力部14、出力部15及び通信部16はいずれも、内部バス17を介してプロセッサ11に接続される。
プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)を含む。プロセッサ11は、補助記憶部13に記憶されるプログラムP1を実行することにより、データ処理装置10の種々の機能を実現して、後述の処理を実行する。
主記憶部12は、RAM(Random Access Memory)を含む。主記憶部12には、補助記憶部13からプログラムP1がロードされる。そして、主記憶部12は、プロセッサ11の作業領域として用いられる。
補助記憶部13は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)及びHDD(Hard Disk Drive)に代表される不揮発性メモリを含む。補助記憶部13は、プログラムP1の他に、プロセッサ11の処理に用いられる種々のデータを記憶する。補助記憶部13は、プロセッサ11の指示に従って、プロセッサ11によって利用されるデータをプロセッサ11に供給し、プロセッサ11から供給されたデータを記憶する。なお、図2では、1つのプログラムP1が代表的に示されているが、補助記憶部13は、複数のプログラムを記憶してもよいし、主記憶部12には、複数のプログラムがロードされてもよい。
入力部14は、入力キー及びポインティングデバイスに代表される入力デバイスを含む。入力部14は、データ処理装置10のユーザによって入力された情報を取得して、取得した情報をプロセッサ11に通知する。
出力部15は、LCD(Liquid Crystal Display)及びスピーカに代表される出力デバイスを含む。出力部15は、プロセッサ11の指示に従って、種々の情報をユーザに提示する。
通信部16は、外部の装置と通信するためのネットワークインタフェース回路を含む。通信部16は、外部から信号を受信して、この信号により示されるデータをプロセッサ11へ出力する。また、通信部16は、プロセッサ11から出力されたデータを示す信号を外部の装置へ送信する。
図2に示されるハードウェア構成が協働することにより、データ処理装置10は、データの処理を含む種々の機能を発揮する。データ処理装置10によるデータの処理は、図3に例示されるように、順次実行される一連の部分処理30,31,32,33を含む処理フロー300として、ユーザによって任意に規定される。
処理フロー300は、機器21から出力されたデータに対し順次施される部分処理を含む。詳細には、処理フロー300は、データ収集を実行する部分処理30と、部分処理31と、部分処理32と、部分処理33と、データ出力39と、をこの順で実行することにより達成される。図3中の矢印は、データの伝送を示す。例えば、部分処理30の実行によりデータ処理装置10の外部から取得されたデータが部分処理31に入力され、このデータに対して部分処理31が施される。また、部分処理31の処理結果を示すデータが部分処理31から出力されてから部分処理32に入力され、このデータに対して部分処理32が施される。そして、部分処理33の処理結果を示すデータが、部分処理33から出力され、データ出力39の処理対象となってデータ処理装置10の外部へ出力される。
部分処理30は、図1に示されるネットワーク20を介して機器21からデータを受信することで処理対象となるデータを収集する処理に相当する。機器21はセンシング結果を示すデータを周期的に送信するため、部分処理30は、周期的に実行される。この周期は、例えば10ms、100ms又は1secである。また、センシング結果を示すデータは、例えば8ビット又は16ビットのデジタル値である。
部分処理31〜33はそれぞれ、部分処理30の実行に応じて繰り返し実行される処理である。部分処理31〜33はそれぞれ、例えば、移動平均の算出処理、処理対象の値が予め規定された閾値を超えるか否かを判定する判定処理、及び、図1中の機器22に対する制御命令の内容を決定する処理である。これらの部分処理31〜33によれば、センシング結果から移動平均によりノイズを除去して得る値が閾値を超えたときに限って特定の制御命令を出力することができる。
ただし、部分処理31〜33は、上述の処理に限定されない。例えば、部分処理31〜33は、値を予め定められた範囲内に収める端数処理若しくは正規化処理、入力値に予め規定された定数を乗じるスケーリング処理、予め規定されたオフセット値を加算するシフト処理、移動平均の算出処理とは異なるフィルタ処理若しくは統計処理、又は、FFT(Fast Fourier Transform)に代表される変換処理であってもよいし、他の加工処理又は診断処理であってもよいし、その他の処理であってもよい。また、図3では、処理フローを構成する4つの部分処理30〜33が代表的に示されているが、部分処理の数は、3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。
データ出力39は、図1に示されるネットワーク20を介して部分処理33の処理結果を機器22に送信する処理に相当する。なお、データ出力39は、機器22へのデータの送信に限られず、予め指定されたプログラムの実行指令の出力、処理フローを実行した結果の画面への表示、他の装置へのデータの送信、又はその他の出力処理であってもよい。以下では、処理フロー300の実行により得たデータを機器22へ制御命令として出力する例を中心に説明する。
データ処理装置10は、図3に示される処理フロー300を実行するために、図4に示されるような機能的な構成を有する。詳細には、データ処理装置10は、ユーザとの間で情報を授受するUI(User Interface)部110と、処理フローの設定を受け付ける受付部120と、部分処理を実行する処理部131,132,133と、処理フローの実行を制御する実行制御部140と、種々のデータを記憶する記憶部150と、データの収集及び制御命令の出力を実行する収集部160と、を有する。
UI部110は、主として入力部14と出力部15との協働により実現される。UI部110は、受付部120を介して実行制御部140からの表示命令を受けて、この表示命令に従って処理フローの入力をユーザに促す画面を表示する。ユーザは、表示された画面を操作することで任意の部分処理を組み合わせて、データ処理装置10に実行させる処理フローを設計する。そして、UI部110は、ユーザによって入力された処理フローの設定を受付部120に通知する。
受付部120は、主としてプロセッサ11によって実現される。受付部120は、データに対し順次施される部分処理を規定する処理フローの設定を受け付ける。受付部120は、処理フローの設定を実行制御部140に通知する。処理フローの設定内容を示す情報は、実行制御部140によって記憶部150に格納される。
処理部131〜133はそれぞれ、主としてプロセッサ11及び主記憶部12の協働により実現され、部分処理31〜33を実行する。詳細には、処理部131〜133はそれぞれ、補助記憶部13に記憶されたソフトウェアモジュールをプロセッサ11が実行することにより実現される。このソフトウェアモジュールは、ユーザによって補助記憶部13に格納されたプラグインソフトウェアであってもよい。さらに、このプラグインソフトウェアは、ユーザによって設計されたものであってもよいし、ユーザが購入したソフトウェア或いはオープンソースのソフトウェアとして入手したものであってもよい。以下では、処理部131〜133を総称して処理部130と表記する。処理部130は、データ処理装置10においてデータに部分処理を施す第1処理手段、第2処理手段その他の処理手段の一例である。
なお、処理部130は、図3に示される処理フロー300を構成する部分処理と一対一に対応するとは限らない。例えば、同一の部分処理をデータに対して2回施す場合には、処理フロー300内では、2つの部分処理が連結することになるが、これらの部分処理はいずれも単一の処理部132によって実行されてもよい。
実行制御部140は、主としてプロセッサ11によって実現される。実行制御部140は、処理部130と他の処理部130との間におけるデータの授受を仲介することで、設定された処理フローに対応する順で処理部130に部分処理を実行させる。実行制御部140は、処理フローの設定に基づいてデータに施すべき部分処理を決定してデータフローを制御するフロー制御部141と、処理部130とフロー制御部141との間でデータの伝送を中継する伝送部142と、を有する。
フロー制御部141は、収集部160によって収集されたデータを取得して、このデータを伝送部142に送出することにより、伝送部142からデータが伝送される処理部131に部分処理を実行させる。また、フロー制御部141は、処理部130から伝送部142を介して部分処理の結果を示すデータを取得すると、このデータを伝送部142に送出することにより、伝送部142からデータが伝送される処理部130に次の部分処理を実行させる。ただし、フロー制御部141は、処理部133から伝送部142を介して最後の部分処理の結果を示すデータを取得すると、このデータを機器22に送信すべき制御命令として収集部160に送出する。なお、機器22への制御命令の送信とは異なる出力処理が処理フローの結果の出力として規定されている場合に、フロー制御部141は、規定された出力処理を実現するための処理を実行する。例えば、処理フローの結果を画面表示することが規定されている場合に、フロー制御部141は、LCDを含む出力部15に結果を表示させるためのデータを送出してもよい。フロー制御部141は、データ処理装置10において処理部130に部分処理を実行させる制御手段の一例である。
伝送部142は、サーバとして実装される機能であって、処理部130それぞれから送出されるデータをフロー制御部141に伝送し、フロー制御部141から送出されるデータを、予め定められた送信先である複数の処理部130に伝送する。詳細には、伝送部142は、出版/購読型モデル或いはPublish/Subscribeモデルに従ってデータを伝送する。ここで、フロー制御部141が、処理部130それぞれから出版されるデータを購読することが処理フローに関わらず予め設定され、すべての処理部130が、フロー制御部141から出版されるデータを購読することが処理フローに関わらず予め設定される。伝送部142からは、宛先を特定することなく不特定多数の処理部130に、フロー制御部141からのデータが伝送される。処理部130はそれぞれ、伝送されたデータに部分処理を施すべきか否かを、データとともに伝送される後述の情報に基づいて決定する。伝送部142は、データ処理装置10において制御手段から送出されたデータを予め定められた送信先に伝送する伝送手段の一例である。
詳細には、伝送部142に予め設定された購読の設定に基づいて、伝送部142によるデータの配信先が決定される。この購読の設定は、データ処理装置10の出荷時に設定されてもよいし、データ処理装置10のユーザによって処理フローを実行する前に任意に設定されてもよい。また、この購読の設定には、いわゆるトピックの設定が含まれ得る。トピックの設定によっては、すべての処理部130が、フロー制御部141から出版されるデータを購読するとは限らない。例えば、データ処理装置10が複数の異なる処理フローを並列に実行する場合において、処理フロー毎に異なるトピックを設定することが考えられる。具体的には、処理部130の一例である処理部A,B,Cが順に部分処理を実行することで第1の処理フローが実現され、処理部130の一例である処理部D,E,Fが順に部分処理を実行することで第2の処理フローが実現される場合において、第1の処理フローに関しては、伝送部142がフロー制御部141から送出されたデータを処理部A,B,Cに配信し、第2の処理フローに関しては、伝送部142がフロー制御部141から送出されたデータを処理部D,E,Fに配信することが、トピックにより設定されてもよい。なお、処理部130からフロー制御部141へ伝送されるデータについては、通常、配信先がフロー制御部141に限られるため、トピックにより処理フロー毎に異なる配信先として設定されもよいし、同一の配信先として設定されてもよい。
記憶部150は、主として主記憶部12によって実現される。記憶部150は、受付部120によって受け付けられた処理フローの設定を示す情報が格納される記憶領域と、実行制御部140によってバッファとして利用される記憶領域と、を有する。
収集部160は、主として通信部16によって実現される。収集部160は、図3に示される部分処理30を実行する。詳細には、収集部160は、機器21から繰り返し送信される情報を実行制御部140に送出する。また、収集部160は、図3に示されるデータ出力39を実行する。詳細には、収集部160は、実行制御部140から出力される制御命令を機器22へ送信する。
続いて、処理部130と実行制御部140との間における情報の授受について、図5を用いて説明する。図5に示されるように、フロー制御部141は、部分処理の対象となるデータとともに、当該データに施すべき部分処理を示す処理情報としてID(Idendifier)を送出する。また、処理部130は、部分処理の結果を示すデータとともに、当該データに施された部分処理を示す前処理情報としてIDを送出する。図5においては、IDは、部分処理を識別する識別情報であって、部分処理31〜33に対応するIDはそれぞれ、「01」〜「03」である。
詳細には、フロー制御部141は、部分処理31の対象となる処理データ41に「01」というID51を付加して伝送部142に送出する。以下では、部分処理の対象となるデータ及び部分処理の結果を示すデータを処理データと適宜表記し、処理データとIDとを含む情報を伝送データと適宜表記する。すなわち、フロー制御部141は、処理データ41とID51とを含む伝送データ61を伝送部142に送出する。この伝送データ61は、部分処理を識別するIDを含むが、送信先である処理部131を特定する情報、及び送信元であるフロー制御部141を特定する情報を含まなくてもよい。伝送部142は、伝送データ61をすべての処理部131〜133に伝送する。
処理部132,133は、伝送データ61のID51により示される部分処理31が、自身の実行する部分処理32,33とは異なるため、伝送部142から取得した伝送データ61を破棄する。詳細には、処理部132,133は、伝送データ61のID51が、自身が実行する部分処理32,33を示すものとして予め設定されたID「02」「03」と異なるため、伝送データ61を破棄する。処理部131は、伝送データ61のID51が、自身の実行する部分処理31を示すため、伝送データ61に含まれる処理データ41に部分処理31を施す。
そして、処理部131は、部分処理31の結果を示す処理データ42にID51を付加して得た伝送データ62を伝送部142に送出する。伝送部142は、伝送データ62をフロー制御部141に伝送する。フロー制御部141は、伝送データ62を取得すると、設定された処理フローに従って、次に実行すべき部分処理32を特定し、伝送データ62のうちのID51を、特定した部分処理32を示す「02」というID52に置き換える。そして、フロー制御部141は、置き換えにより生成された伝送データ63を伝送部142に送出する。
その後、伝送部142が伝送データ63を処理部131〜133に伝送するが、処理部131,133は伝送データ63を破棄し、処理部132が伝送データ63に含まれる処理データ42に部分処理32を施して処理データ43を得る。処理部132は、処理データ43にID52を付加した伝送データ64を伝送部142に送出し、伝送部142は、伝送データ64をフロー制御部141に伝送する。そして、フロー制御部141は、次の部分処理33を示すID53を処理データ43に付した伝送データ65を送出し、処理部133は、処理データ43に部分処理33を施して得た処理データ44にID53を付した伝送データ66を返送する。
図5に示されたようなデータの授受を実現するための処理部130及び実行制御部140の機能的な構成の詳細について、図6を用いて説明する。
図6に示されるように、処理部130は、伝送部142と通信するためのI/F(Interface)部71と、伝送データと処理データを相互に変換する変換部72と、IDを照合して処理データに部分処理を施すか否かを決定する照合部73と、部分処理を実行する実行部74と、処理すべき処理データに付されるIDの設定値を記憶する記憶部75と、を有する。なお、記憶部75は、図4に示される記憶部150と実質的に同一の構成であってもよいし、異なってもよい。
変換部72は、I/F部71を介して伝送データを受信すると、伝送データからIDを分離して、分離したIDを照合部73に通知する。また、変換部72は、伝送データからIDが分離された処理データを記憶部75に格納する。照合部73は、予め設定されたIDの値を記憶部75から読み出して、変換部72から通知されたIDと照合する。照合部73は、IDが異なる場合に、通知されたID及び記憶部75に格納された処理データを破棄し、IDが一致する場合に、実行部74に部分処理を実行させる。実行部74は、照合部73から実行の指示を得ると、記憶部75から処理データを読み出して、処理データに部分処理を施した結果を示す新たな処理データを生成して変換部72に送出する。変換部72は、実行部74から送出された処理データにIDを結合させて伝送データを生成し、I/F部71を介して伝送部142に送信する。伝送データから分離されたIDが、記憶部75に記憶されるIDの設定値に等しいため、処理データに結合されるIDは、分離されたID及びIDの設定値のいずれであってもよい。
フロー制御部141は、伝送部142と通信するためのI/F部81と、伝送データと処理データを相互に変換する変換部82と、処理データに施すべき次の部分処理を特定する特定部83と、を有する。変換部82及び特定部83は、図4に示される記憶部150を適宜利用する。
変換部82は、I/F部81を介して伝送データを受信すると、伝送データからIDを分離して、分離したIDを特定部83に通知する。特定部83は、記憶部150から処理フローの設定を読み出して、通知されたIDにより示される部分処理の次の部分処理を示すIDを取得し、取得したIDを変換部82に通知する。変換部82は、伝送データから分離された処理データを、特定部83から通知されたIDに結合することで生成した伝送データを、I/F部81を介して伝送部142に送信する。
ただし、処理フローを開始する際には、変換部82は、収集部160から得た処理データに、最初に実行すべき部分処理に対応するIDを結合させて伝送データを生成する。また、処理フローを終了する際には、変換部82は、伝送データから分離した処理データを、機器22に対する制御命令として収集部160に送出する。なお、機器22に対する制御命令とは異なる出力処理が規定されている場合に、変換部82は、出力処理を実現する送信先に処理データを送信する。例えば、処理フローの結果を表示することが規定されている場合に、変換部82は、UI部110へ処理データを送信してもよい。その際には、実行制御部140が処理データを画面表示のために加工してから加工結果をUI部110に送出してもよい。
続いて、データ処理装置10によって実行される処理について、図7〜12を用いて説明する。図7には、処理フローを実行するためのフロー実行処理が示されている。このフロー実行処理は、データ処理装置10の電源が投入されることで開始する。
フロー実行処理では、データ処理装置10は、処理フローの設定を受け付ける(ステップS1)。具体的には、受付部120が、UI部110に入力された処理フローの設定を受け付ける。
次に、データ処理装置10は、処理フローの設定に従い、ID置換テーブルを生成して記憶部150に格納する(ステップS2)。具体的には、実行制御部140が、ステップS1で受け付けられた処理フローの設定から、フロー制御部141が伝送データのIDを置換するためのID置換テーブルを生成する。
ID置換テーブルは、図8に例示されるように、処理フローを構成する1つの部分処理である前処理と、その次に実行される部分処理である後処理と、を対応付けた情報である。詳細には、ID置換テーブルは、前処理のIDと、前処理としての部分処理の名称と、次処理のIDと、次処理としての部分処理の名称と、を関連付けるテーブルデータである。図8においては、部分処理の名称が、部分処理の参照符号に等しいものとされている。なお、部分処理の名称を省略してID置換テーブルを構成してもよい。
図7に戻り、ステップS2に続いて、データ処理装置10は、処理フローを構成する部分処理を実行する処理部130に、処理すべき処理データに付されるIDを設定する(ステップS3)。具体的には、実行制御部140が、処理部130それぞれに対して、実行する部分処理に対応するIDを通知して、図6に示された記憶部75に設定値として記憶させる。例えば、部分処理31を実行する処理部131には、「01」というIDの値が設定される。これにより、処理部130は、それぞれが実行すべき部分処理のIDをフロー制御部141と共有することとなる。
次に、データ処理装置10は、処理フローの開始指示があるか否かを判定する(ステップS4)。開始指示は、UI部110に入力されるユーザの指示であってもよいし、収集部160によって特定のデータが取得されることであってもよいし、予め定められた時刻に実行制御部140によって生成されるトリガーであってもよい。
開始指示がないと判定した場合(ステップS4;No)、データ処理装置10は、ステップS4の判定を繰り返して、開始指示が生じるまで待機する。一方、開始指示があると判定した場合(ステップS4;Yes)、データ処理装置10は、処理フローに従ったデータ処理を実行する(ステップS5)。具体的には、収集部160がデータを収集し、フロー制御部141、伝送部142及び処理部130がデータを授受することで、部分処理が順次実行される。
次に、データ処理装置10は、処理フローの終了指示があるか否かを判定する(ステップS6)。終了指示は、開始指示と同様に、ユーザの指示であってもよいし、収集部160によって特定のデータが取得されることであってもよいし、実行制御部140によって生成されるトリガーであってもよい。
終了指示がないと判定した場合(ステップS6;No)、データ処理装置10は、ステップS5の処理を繰り返して、データ処理を続行する。一方、終了指示があると判定した場合(ステップS6;Yes)、フロー実行処理が終了する。
続いて、フロー制御部141によって実行されるフロー制御送信処理について図9を用いて説明する。フロー制御送信処理は、フロー制御部141が処理フローの対象となるデータを伝送部142に送信することで、当該データに関する処理フローを開始するための処理である。フロー制御送信処理は、図7中のステップS5にて実行されるデータ処理に含まれる。
フロー制御送信処理では、フロー制御部141が、処理フローが施されるデータを取得する(ステップS11)。具体的には、フロー制御部141は、収集部160からデータを取得する。
次に、フロー制御部141は、処理フローを構成する最初の部分処理に対応するIDを特定する(ステップS12)。具体的には、特定部83が、ID置換テーブルを記憶部150から読み出して、最初の部分処理31に対応するIDを特定する。
次に、フロー制御部141は、特定したIDをデータに付加する(ステップS13)。具体的には、変換部82が、ステップS12で特定されたIDを、ステップS11で取得されたデータである処理データに結合させて伝送データを生成する。
次に、フロー制御部141は、データをIDとともに伝送部142に送信する(ステップS14)。具体的には、変換部82が、ステップS13で生成した伝送データを、I/F部81を介して伝送部142に送出する。その後、フロー制御送信処理が終了する。以上のフロー制御送信処理が、収集部160からデータが送出されるたびにフロー制御部141によって実行される。
続いて、伝送部142によって実行される伝送処理について図10を用いて説明する。伝送処理は、伝送部142が処理部130とフロー制御部141との間でデータを伝送する処理である。伝送処理は、図7中のステップS5にて実行されるデータ処理に含まれる。
伝送処理では、伝送部142が、フロー制御部141から送出されたデータを取得したか否かを判定する(ステップS21)。データを取得していないと判定した場合(ステップS21;No)、伝送部142による処理は、ステップS23へ移行する。一方、データを取得したと判定した場合(ステップS21;Yes)、伝送部142は、取得したデータを予め定められた処理部130に伝送する(ステップS22)。具体的には、伝送部142は、フロー制御部141から取得した伝送データを、すべての処理部130に伝送する。
次に、伝送部142は、処理部130から送出されたデータを取得したか否かを判定する(ステップS23)。データを取得していないと判定した場合(ステップS23;No)、伝送部142は、ステップS21以降の処理を繰り返す。一方、データを取得したと判定した場合(ステップS23;Yes)、伝送部142は、取得したデータをフロー制御部141に伝送する(ステップS24)。その後、伝送部142は、ステップS21以降の処理を繰り返す。これにより、伝送部142は、処理部130及びフロー制御部141から伝送データが送出されるたびに、この伝送データを伝送する。
続いて、フロー制御部141によって実行されるフロー制御受信処理について図11を用いて説明する。フロー制御受信処理は、フロー制御部141が処理部130からのデータを受信することで開始する。フロー制御受信処理は、図7中のステップS5にて実行されるデータ処理に含まれる。
フロー制御受信処理では、フロー制御部141は、伝送部142からデータ及びIDを取得する(ステップS31)。具体的には、変換部82が、伝送部142からI/F部81を介して、処理データ及びIDを含む伝送データを受信する。
次に、フロー制御部141は、データとIDを分離する(ステップS32)。具体的には、変換部82が、伝送データに含まれる処理データとIDとをそれぞれ抽出する。
次に、フロー制御部141は、IDにより示される部分処理が処理フローに含まれるか否かを判定する(ステップS33)。具体的には、特定部83が、記憶部150からID置換テーブルを読み出して、ステップS32にて分離されたIDがID置換テーブルに前処理のIDとして含まれるか否かを判定する。
IDにより示される部分処理が処理フローに含まれないと判定した場合(ステップS33:No)、フロー制御部141は、データ及びIDを破棄する(ステップS34)。その後、フロー制御受信処理が終了する。一方、IDにより示される部分処理が処理フローに含まれると判定した場合(ステップS33;Yes)、フロー制御部141は、分離されたIDから次のIDを特定する(ステップS35)。具体的には、特定部83が、ステップS32にて分離されたIDとID置換テーブルにおいて対応する次処理のIDを特定する。
次に、フロー制御部141は、次のIDがあるか否かを判定する(ステップS36)。具体的には、特定部83が、ステップS32にて分離されたIDに対応する次処理のIDを特定することができたか否かを判定する。
次のIDがないと判定した場合(ステップS36;No)、フロー制御部141は、処理フローが終了したと判断して、出力処理を実行する(ステップS39)。例えば、特定部83が、ステップS32における分離により得た処理データが、処理フローの最後の部分処理の結果であると判断して、当該処理データを収集部160に送出する。その後、フロー制御受信処理が終了する。
一方、次のIDがあると判定した場合(ステップS36;Yes)、フロー制御部141は、特定したIDをデータに付加する(ステップS37)。具体的には、変換部82が、ステップS35にて特定した次のIDに、ステップS32で分離された処理データを結合させて、伝送データを生成する。
次に、フロー制御部141は、データをIDとともに伝送部142に送信する(ステップS38)。具体的には、変換部82が、ステップS37で生成した伝送データを、I/F部81を介して伝送部142に送出する。その後、フロー制御受信処理が終了する。以上のフロー制御受信処理が、伝送部142からフロー制御部141にデータが伝送されるたびに実行される。
続いて、処理部130それぞれによって実行される実行処理について図12を用いて説明する。この実行処理は、部分処理を実行する処理であって、処理部130がフロー制御部141からのデータを受信することで開始する。実行処理は、図7中のステップS5にて実行されるデータ処理に含まれる。
実行処理では、処理部130が、伝送部142からデータ及びIDを取得する(ステップS41)。具体的には、変換部72が、伝送部142からI/F部71を介して、処理データ及びIDを含む伝送データを受信する。
次に、処理部130は、データとIDを分離する(ステップS42)。具体的には、変換部72が、伝送データに含まれる処理データとIDとをそれぞれ抽出する。
次に、処理部130は、IDにより示される部分処理を実行可能であるか否かを判定する(ステップS43)。具体的には、照合部73が、記憶部75からIDの設定値を読み出して、ステップS42にて分離されたIDが、読み出した設定値に等しいか否かを判定する。
IDにより示される部分処理を実行可能でないと判定した場合(ステップS43;No)、処理部130は、データ及びIDを破棄する(ステップS44)。その後、実行処理が終了する。一方、IDにより示される部分処理を実行可能であると判定した場合(ステップS43;Yes)、処理部130は、部分処理を実行する(ステップS45)。具体的には、実行部74が、ステップS42にて分離された処理データに対して部分処理を施して、処理結果を示す新たな処理データを生成する。
次に、処理部130は、処理結果を示すデータにIDを付加する(ステップS46)。具体的には、変換部72が、ステップS45にて生成された処理データに、ステップS42で分離されたIDを結合させて伝送データを生成する。
次に、処理部130は、データをIDとともに伝送部142に送信する(ステップS47)。具体的には、変換部72が、ステップS46にて生成した伝送データを伝送部142に送出する。その後、実行処理が終了する。以上の実行処理が、伝送部142から処理部130にデータが伝送されるたびに実行される。
以上、説明したように、フロー制御部141は、処理データを送出することで部分処理を処理部130に実行させる。このため、処理フローをモジュール化することができる。
また、伝送部142は、フロー制御部141から送出された処理データを複数の処理部130を含む予め定められた送信先へ伝送し、フロー制御部141は、処理データに施されるべき部分処理を示す処理情報としてのIDを、処理データとともに送出する。
このため、処理部130は、IDに基づいて部分処理を実行すべきか否かを決定することができる。これにより、フロー制御部141が処理データの送信先である処理部130を特定する必要がなく、処理部130が処理データの送信元に応じた処理を実行する必要がない。したがって、処理部130の設計が容易になるとともにその設定を簡略にすることができる。ひいては、データを処理するためのユーザの作業負担を軽減することができる。さらに、処理フローの変更及び拡張が容易になる。
また、フロー制御部141は、伝送部142から処理データとともにIDを取得すると、処理フローの設定に従って次の部分処理に対応するIDを特定し、特定したIDを処理データとともに伝送部142に送出する。これにより、処理フローの設定に従って部分処理を順次実行することができる。
また、伝送部142は、処理部130によって実行される部分処理の前に他の部分処理を実行する他の処理部から送出される、処理データ及び当該他の部分処理を示す前処理情報としてのIDを、フロー制御部141に伝送する。フロー制御部141は、処理データ及びIDを伝送部142から取得すると、設定された処理フローに従って、前処理情報としてのIDから、ID置換テーブルを利用して、次に実行すべき部分処理を示すIDを特定する。そして、フロー制御部141は、特定したIDを、取得した処理データとともに送出する。これにより、フロー制御部141へ伝送された処理データは、適当なIDが付与されてフロー制御部141から送出されることとなる。また、処理フローの実行前にID置換テーブルを設定すれば、フロー制御部141は、適当なIDを処理データに付与することができる。
また、伝送部142は、予め設定された送信先にデータを伝送する。詳細には、伝送部142は、出版/購読型モデルに従って処理データ及びIDを伝送する。このため、処理部130及びフロー制御部141が処理データの送信元及び送信先に応じた処理を実行する必要がない。これにより、処理フローの設定を変更する際には、実行制御部140に処理フローの設定を適用して、ID置換テーブル及び処理部130それぞれのIDの設定値を変更するだけで、新たな処理フローを実行する準備が整う。したがって、処理部130によって実行される部分処理の内容を変更する必要がなく、処理フローの変更が容易になる。
また、伝送部142は、フロー制御部141から送出されたデータを、処理フローを構成する部分処理を実行するすべての処理部130に伝送する。このため、伝送部142がデータを伝送する送信先の設定が容易になる。
また、処理部130は、該処理部130を送信先として伝送されたデータを、該データに施されるべき部分処理を示すIDとともに取得すると、取得したIDに基づいて部分処理を実行するか否かを決定する。このため、処理部130が適当なデータに対して部分処理を施すことができる。
また、処理データとともに伝送されるIDは、処理フローを構成する部分処理を示し、当該部分処理を実行する処理部130を示す情報ではない。このため、例えば図3,5に示される処理フローを、2回連続で実行される部分処理31を含むフローに変更する際には、処理部131にIDの設定値「01」及び「02」を設定するだけで、変更後の処理フローを実行する準備が整う。
なお、伝送部142は、制御手段から送出されるデータを第1処理手段及び他の処理手段を含む予め定められた送信先へ伝送し、第2処理手段から送出されるデータを制御手段に伝送する伝送手段の一例である。ここで、第1処理手段に相当する処理部130は、第2処理手段に相当する処理部130と同一であってもよいし異なってもよい。また、第2処理手段に相当する処理部130は、他の処理手段に相当する処理部130と同一であってもよいし異なってもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態によって限定されるものではない。
例えば、伝送部142は、処理部130とフロー制御部141との通信を中継したが、これには限定されない。伝送部142は、図13に示されるように、処理部130、フロー制御部141及び収集部160の間でデータの伝送を中継してもよい。伝送部142が収集部160とデータを授受する場合には、図3に示される部分処理30及びデータ出力39を処理フローに含めて、処理部130による部分処理31〜33の実行と同様に、収集部160が部分処理30及びデータ出力39を実行すればよい。そして、収集部160は、処理部130と同様にIDを含む伝送データを伝送部142との間で授受すればよい。この場合、処理フローを構成する複数の部分処理のうちのいずれかの部分処理が、機器21から機器データを収集すること及び機器22に送信データを送信することの少なくとも一方を含むこととなる。ここで、機器データは、機器21から出力された情報を含むデータであって、送信データは、機器22へ送信される情報を含むデータである。
また、データ処理装置10は、処理部130とフロー制御部141との通信を中継する伝送部142と、収集部160との通信を中継する他の伝送部とを別個に有してもよい。
また、上記実施の形態では、伝送部142が、フロー制御部141から処理部130へのデータの伝送と、処理部130からフロー制御部141へのデータの伝送と、を区別する例について説明したが、これには限定されない。伝送部142は、フロー制御部141及び処理部130をすべて同等のノードとして扱って、1つのノードから送出されたデータを他のすべてのノードに伝送してもよい。
また、上記実施の形態では、処理部130が取得する伝送データに含まれるIDが、この処理部130が送出する伝送データに含まれるIDに等しい例について説明したが、これには限定されない。図14に示されるように、処理部130は、取得した伝送データとは異なるIDを含む伝送データを送出してもよい。処理部130が送信する処理データに付与するIDを、フロー制御部141が予め処理部130に対して指定すれば、処理部130は、取得したIDとは異なるIDを処理データに付して送出することができる。
また、上記実施の形態では、伝送部142が、フロー制御部141と処理部130との間で出版/購読型モデルに従って双方向にデータを伝送する例について説明したが、これには限定されない。図15に示されるように、フロー制御部141から処理部130へのデータが出版/購読型モデルに従って伝送され、反対方向では、出版/購読型モデルのプロトコルとは異なる一対一通信のプロトコルに従ってデータが伝送されてもよい。この場合、処理部130からフロー制御部141へ伝送される処理データには、IDが付されることなくアドレスが付されることになる。
また、上記実施の形態では、図3に示されるような比較的簡素な処理フローを例に説明したが、これには限定されず、処理フローは複雑であってもよい。例えば、図16に示されるように、処理フローは、部分処理30から部分処理31,31aへのフローの分岐、及び、部分処理31,31aから部分処理32aへのフローの集約を含んでもよい。
また、上記実施の形態では、処理部130がデータ処理装置10に含まれる例について説明したが、これには限定されない。図17に示されるように、データ処理装置10の外部の処理部131を有するデータ処理システム100を構成してもよい。
また、上記実施の形態では、処理部130それぞれに1つのIDが設定される例を中心に説明したが、これには限定されない。処理部130の記憶部75に、IDの設定値が複数格納される場合も考えられる。この場合には、図12のステップS43にて、照合部73が、受信したIDと、いずれかの設定値とが一致するかを判定すればよい。これにより、1つの処理部130が実行可能な部分処理が処理フローに複数含まれる場合、及び、1つの処理部130が実行可能な部分処理が、同時に実行される複数の処理フローそれぞれに含まれる場合に、この処理部130による部分処理を実行することができる。
また、上記実施の形態では、IDが、部分処理を識別する情報である例について説明したが、これには限定されない。IDは、データの送信元、送信先、及び、その他のデータの属性或いは種別のうちの1つ又は2つ以上の組合せを一意に特定する情報であってもよい。
また、データ処理装置10の機能は、専用のハードウェアによっても、また、通常のコンピュータシステムによっても実現することができる。
例えば、プロセッサ11によって実行されるプログラムP1を、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムP1をコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する装置を構成することができる。このような記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read−Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto−Optical Disc)が考えられる。
また、プログラムP1をインターネットに代表される通信ネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロードするようにしてもよい。
また、通信ネットワークを介してプログラムP1を転送しながら起動実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
さらに、プログラムP1の全部又は一部をサーバ装置上で実行させ、その処理に関する情報をコンピュータが通信ネットワークを介して送受信しながらプログラムを実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
なお、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロードしてもよい。
また、データ処理装置10の機能を実現する手段は、ソフトウェアに限られず、その一部又は全部を、回路を含む専用のハードウェアによって実現してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、データの処理に適している。
100 データ処理システム、 10 データ処理装置、 11 プロセッサ、 12 主記憶部、 13 補助記憶部、 14 入力部、 15 出力部、 16 通信部、 17 内部バス、 110 UI部、 120 受付部、 130〜133 処理部、 140 実行制御部、 141 フロー制御部、 142 伝送部、 150 記憶部、 160 収集部、 20 ネットワーク、 21,22 機器、 300 処理フロー、 30〜33,31a,32a 部分処理、 39 データ出力、 41〜44 処理データ、 61〜66 伝送データ、 71 I/F部、 72 変換部、 73 照合部、 74 実行部、 75 記憶部、 81 I/F部、 82 変換部、 83 特定部、 P1 プログラム。

Claims (9)

  1. 順次実行される部分処理を含む処理フローのうちのいずれかの前記部分処理を実行する第1処理手段に、該部分処理の対象である処理データを送出することで、前記部分処理を前記第1処理手段に実行させる制御手段と、
    前記制御手段から送出された前記処理データを、前記第1処理手段及び他の処理手段を含む予め定められた送信先へ伝送する伝送手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記処理データに施されるべき前記部分処理を示す処理情報を、前記処理データとともに送出する、データ処理装置。
  2. 前記伝送手段は、前記第1処理手段によって実行される前記部分処理の前に他の部分処理を実行する第2処理手段から送出される前記処理データ及び前記他の部分処理を示す前処理情報を前記制御手段に伝送し、
    前記制御手段は、前記処理データ及び前記前処理情報を取得すると、前記処理フローに従って前記前処理情報から前記処理情報を特定して、特定した前記処理情報を、取得した前記処理データとともに送出する、
    請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記伝送手段は、出版/購読型モデルに従って前記処理データ及び前記処理情報を伝送する、
    請求項1又は2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記伝送手段は、前記制御手段から送出された前記処理データを、前記処理フローを構成する前記部分処理を実行するすべての処理手段に伝送する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  5. 機器に接続されるデータ処理装置であって、
    前記処理フローを構成する前記部分処理のうちのいずれかの前記部分処理は、前記機器から機器データを収集すること及び前記機器に送信データを送信することの少なくとも一方を含む、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のデータ処理装置。
  6. 順次実行される部分処理を含む処理フローのうちのいずれかの前記部分処理を実行する処理手段と、
    前記処理手段に前記部分処理を実行させる請求項1から5のいずれか一項に記載のデータ処理装置と、
    を含むデータ処理システム。
  7. 前記データ処理装置は、前記部分処理の対象である処理データとともに、該処理データに施されるべき前記部分処理を示す処理情報を送出し、
    前記処理手段は、前記処理データ及び前記処理情報を取得すると、取得した前記処理情報に基づいて前記部分処理を実行するか否かを決定する、
    請求項6に記載のデータ処理システム。
  8. 制御手段が、順次実行される部分処理を含む処理フローのうちのいずれかの前記部分処理を実行する処理手段に、該部分処理の対象である処理データを送出することで、前記部分処理を前記処理手段に実行させる制御ステップと、
    伝送手段が、前記制御手段から送出された前記処理データを、前記処理手段及び他の処理手段を含む予め定められた送信先へ伝送する伝送ステップと、を含み、
    前記制御ステップでは、前記処理データに施されるべき前記部分処理を示す処理情報を、前記処理データとともに送出する、データ処理方法。
  9. コンピュータを、
    順次実行される部分処理を含む処理フローのうちのいずれかの前記部分処理を実行する処理手段に、該部分処理の対象である処理データを送出することで、前記部分処理を前記処理手段に実行させる制御手段、
    前記制御手段から送出された前記処理データを、前記処理手段及び他の処理手段を含む予め定められた送信先へ伝送する伝送手段、として機能させ、
    前記制御手段は、前記処理データに施されるべき前記部分処理を示す処理情報を、前記処理データとともに送出する、プログラム。
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