JPWO2020124231A5 - - Google Patents

Claims (22)

1. 自動カルーセルであって、
   垂直にオフセットされ互いに離間した駆動トラックおよび支持トラックを備える実質的に垂直なトラックアセンブリと、
   離間した位置で前記駆動トラックと前記支持トラックとを接続する複数の並進アセンブリであって、各並進アセンブリが片持ち生物製剤ユニットを支持する、複数の並進アセンブリと、を備え、
   前記複数の並進アセンブリが、（ｉ）各片持ち生物製剤ユニットの配向を重力に対して安定に維持しながら、一斉にまたは別個に前記駆動トラックおよび前記支持トラックに沿った各生物製剤ユニットの並進移動と、別個に、（ｉｉ）各生物製剤ユニットの軸方向回転と、を提供するように構成されている、自動カルーセル。
2. 前記複数の並進アセンブリの各々が、水平ハブアセンブリである、請求項１に記載の自動カルーセル。
3. 前記水平ハブアセンブリが、
   前記片持ち生物製剤ユニットの入力シャフトを受容するための可逆カップリングを画定する第１の端部と、
   中央ハブであって、
   外側ハブシェルであって、その上での並進移動のために前記駆動トラックと協働的に係合されている駆動キャリッジを支持する外側ハブシェル、および
   前記生物製剤ユニットを軸方向に回転させるように構成されている別個の機構を含む内側ハブ、を備える、中央ハブと、
   前記内側ハブを介して装着された垂直に下方向に延在する抵抗アームと、その垂直に最下点で、前記支持トラックとその上での並進移動のために協働的に係合された枢動可能に接続された支持キャリッジとを有する第２の端部であって、前記垂直に延在する抵抗アームが、前記内側ハブの回転を防止し、前記トラックに沿った並進移動中に前記駆動トラックおよび支持トラックの固定された前記垂直オフセットから生じる幾何学的制約によって垂直配向に維持される、第２の端部と、を備える、請求項２に記載の自動カルーセル。
4. 前記可逆カップリングが、横方向に延在する片持ち式カップリングである、請求項３に記載の自動カルーセル。
5. 前記内側ハブにおける前記別個の機構が、前記生物製剤ユニットの前記入力シャフトと係合するためのモーター駆動中央シャフトを含み、前記モーターの作動が、制御された速度で前記中央シャフトを能動的に回転させて、関連する前記生物製剤ユニットの軸方向回転を引き起こす、請求項１～４のいずれか１項に記載の自動カルーセル。
6. 前記駆動キャリッジが、駆動ブロックアセンブリを備え、前記駆動ブロックアセンブリが、前記駆動トラックを把持するため、および前記駆動トラックによって画定された移動進路に沿って移動するように適合された駆動ベルトまたは駆動連結部と係合するために、固定された垂直に配置された対の外向きに突出するベアリング部材を備えるその一面を有する、請求項１～５のいずれか１項に記載の自動カルーセル。
7. 前記支持キャリッジが、支持ブロックアセンブリを備え、前記支持ブロックアセンブリが、前記支持トラックを把持するため、および前記トラックによって画定された移動進路に沿って移動するように適合された駆動ベルトまたは駆動連結部と係合するために、固定された垂直に配置された対の外向きに突出するベアリング部材を備えるその一面を有する、請求項１～６のいずれか１項に記載の自動カルーセル。
8. さらに、前記水平ハブアセンブリの前記第２の端部が、前記生物製剤ユニットに中央で提供される動作リソースのためのコネクタの進入のためのポートを備える、請求項１～７のいずれか１項に記載の自動カルーセル。
9. 前記ポートが、前記中央ハブを通って前記生物製剤ユニットに延在する中空シャフトにつながる、請求項８に記載の自動カルーセル。
10. 前記コネクタが、別個の動作リソースを囲むケーブルを備え、前記ケーブルが、中央ソースから始まり、前記カルーセル上の連続する各生物製剤ユニットに接続する、請求項９に記載の自動カルーセル。
11. 前記動作リソースが、電気供給ライン、ガス供給ラインおよびコントローラ接続である、請求項１０に記載の自動カルーセル。
12. 前記接続されたトラックに沿った前記並進移動が、時計回りまたは反時計回りに約１８０度である、請求項１～１１のいずれか１項に記載の自動カルーセル。
13. 前記片持ち生物製剤ユニットが、生物製剤生産であり、組織生検の滅菌受容／保管、消化プロセスの自動監視、解離した細胞を得るための生検組織の消化、
    細胞の選別および選択、安全な廃棄物収集、増殖基質上またはその内部の細胞播種、細胞集団を拡大するための細胞の足場増殖、細胞洗浄および細胞収集、組織工学的足場もしくはマトリックス上またはその内部の細胞播種、細胞活性の特殊化を可能にする細胞分化、組織形成、組織成熟を促進するための機械的および／または生化学的刺激、再構築手術のための組織工学的構築物／インプラントの収穫、ならびに細胞および移植可能な組織の保管および輸送、のうちの１つ以上を実行するように構成されている細胞および／または組織工学的システムである、請求項１２に記載の自動カルーセル。
14. 複数の生物製剤生産ユニットの分布および人間工学的位置決めのための自動カルーセルシステムであって、前記生物製剤生産ユニットの各々が、自動化された個々に動作可能な細胞および／または組織工学的システムを備え、前記自動カルーセルシステムが、
    自動カルーセルであって、
    垂直にオフセットされ互いに離間した駆動トラックおよび支持トラックを備える実質的に垂直なトラックアセンブリ、および
    離間した位置で前記駆動トラックと前記支持トラックとを接続する複数の並進アセンブリであって、前記複数の並進アセンブリの各々が片持ち生物製剤生産ユニットを支持し、前記複数の並進アセンブリが、（ｉ）各片持ち生物製剤生産ユニットの配向を重力に対して安定に維持しながら、一斉にまたは別個に前記接続された駆動トラックおよび支持トラックに沿った各生物製剤生産ユニットの並進移動と、別個に、（ｉｉ）各生物製剤生産ユニットの軸方向回転と、を提供するように構成されている、複数の並進アセンブリ、を備える、自動カルーセルと、
    前記生物製剤生産ユニットの各々内の各細胞および／または組織培養システムの独立した生物製剤制御のためのコントローラと、
    前記自動カルーセルを支持する垂直ハウジングアセンブリであって、前記ハウジングアセンブリが動作リソースの中央ソースを備える、垂直ハウジングアセンブリと、
    －前記動作リソースの中央ソースを各連続した生物製剤生産ユニットに相互接続するためのコネクタと、
    コンピュータ接続と、を備える、自動カルーセルシステム。
15. 各生物製剤生産ユニットが、ユーザーによる通信のために接続されたインターフェースを備え、前記接続されたインターフェースが、前記コンピュータに接続されている、請求項１４に記載の自動カルーセルシステム。
16. 最大２４個の並進アセンブリを含む、請求項１４または１５に記載の自動カルーセルシステム。
17. 生物製剤生産ユニット内で各々が支持されている複数の独立した細胞および／または組織工学的システムを備える、自動カルーセルシステムのユーザーのための人間工学を改善するための方法であって、
    自動カルーセル上に複数の生物製剤生産ユニットを取り付けることを含み、自動カルーセルが、
    垂直にオフセットされ互いに離間した駆動トラックおよび支持トラックを備える垂直なトラックアセンブリと、
    離間した位置で前記駆動トラックと前記支持トラックとを接続する複数の並進アセンブリであって、前記複数の並進アセンブリの各々が片持ち生物製剤生産ユニットを支持し、前記複数の並進アセンブリが、（ｉ）各片持ち生物製剤生産ユニットの配向を重力に対して安定に維持しながら、一斉にまたは別個に前記接続された駆動トラックおよび支持トラックに沿った各生物製剤生産ユニットの並進移動と、別個に、（ｉｉ）各生物製剤生産ユニットの軸方向回転と、を提供するように構成されている、複数の並進アセンブリと、を備え、
    （ｉ）および（ｉｉ）が、ユーザーによる各生物製剤生産ユニットへの人間工学的アクセスのためにユーザー制御される、方法。
18. 一斉に前記複数の片持ち生物製剤生産ユニットを並進移動させるために、１つ以上の並進移動動作命令を前記自動カルーセルに送信することをさらに含み、前記１つ以上の並進移動命令が、位置決めのための標的生物製剤生産ユニットの前記カルーセル上の前記位置についての情報、および特定のユーザーが立っているか、または座らされた物理的測定仕様に関する情報を含む、請求項１７に記載の人間工学を改善するための方法。
19. 前記特定のユーザーのための人間工学的位置決めのために前記標的生物製剤生産ユニットを識別することと、前記特定のユーザーが立っているか、または座らされた前記物理的測定値に従って前記標的生物製剤生産ユニットを位置決めすることと、をさらに含む、請求項１８に記載の人間工学を改善するための方法。
20. 前記標的生物製剤生産ユニットが人間工学的に位置決めされたときに、前記並進移動動作命令を停止することと、前記自動カルーセルの前記通信インターフェースを介して、前記人間工学的位置決めの１つ以上の結果をリモート管理デバイスに送信することと、をさらに含む、請求項１９に記載の人間工学を改善するための方法。
21. 接続された前記駆動トラックおよび前記支持トラックに沿った各生物製剤生産ユニットの並進移動と、別個に、各生物製剤生産ユニットの軸方向回転とにより、各生物製剤生産ユニットに対するユーザーによる人間工学的なアクセスが可能になる、請求項１に記載の自動カルーセル。
22. 接続された前記駆動トラックおよび前記支持トラックに沿った各生物製剤生産ユニットの並進移動と、別個に、各生物製剤生産ユニットの軸方向回転とにより、各生物製剤生産ユニットに対するユーザーによる人間工学的なアクセスが可能になる、請求項１４に記載の自動カルーセルシステム。