JPWO2020110382A1 - 記録装置、記録方法、およびプログラム - Google Patents

記録装置、記録方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

本発明にかかる記録装置(10)は、車両の周囲を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部(120)と、車両に対するイベントを検出するイベント検出部(127)と、記録装置(10)の車両に対する着脱状態を検出する着脱検出部(129)と、イベント検出部(127)がイベントを検出した場合、検出したイベントに起因して所定期間の撮影データを第1イベント記録データとして保存し、着脱検出部(129)により記録装置(10)が車両から取り外されたことが検出された場合、取り外されたことが検出された後はイベント検出部(127)のイベント検出を無効とし、取り外し検出後の撮影データを第2イベント記録データとして保存する記録制御部(123)と、を備える。

Description

本発明は、記録装置、記録方法、およびプログラムに関し、特に詳しくは、自動車などの移動体の事故を検出して記録したデータを適切に保存する、記録装置、記録方法、およびプログラムに関する。
車両に対する衝撃による加速度をイベントとして検出してイベント検出時点の前後所定期間の映像をイベント記録データとして上書きされないように保存するドライブレコーダが普及している。例えば、特許文献1には、イベントを検出した場合に、撮影データをイベント記録データとして保存する記録装置が開示されている。
特開2018−120497号公報
ドライブレコーダが、加速度等によるイベントを検出した場合、イベント検出時点の前後所定期間の撮影データをイベント記録データとして保存するが、イベント発生後における他車両の挙動や、他車両の乗員の挙動や言動も、事故の検証に有用な情報となりうる。従来のドライブレコーダにおいては、イベント発生後における他車両の挙動や、他車両の乗員の挙動や言動を適切に保存することは困難であった。
本発明は、上記問題に鑑み、イベント検出後の状況を適切に保存することができる、記録装置、記録方法、およびプログラムを提供する。
本発明に係る記録装置は、車両の周囲を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、前記記録装置の前記車両に対する着脱状態を検出する着脱検出部と、前記イベント検出部がイベントを検出した場合、検出したイベントに起因して所定期間の撮影データを第1イベント記録データとして保存し、前記着脱検出部により前記記録装置が前記車両から取り外されたことが検出された場合、取り外されたことが検出された後は前記イベント検出部のイベント検出を無効とし、取り外し検出後の撮影データを第2イベント記録データとして保存する記録制御部と、を備える。
本発明に係る記録装置の記録方法は、車両の周囲を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、前記記録装置の前記車両に対する着脱状態を検出する着脱検出ステップと、前記イベント検出ステップにおいてイベントが検出された場合、検出したイベントに起因して所定期間の撮影データを第1イベント記録データとして保存し、前記着脱検出ステップにおいて前記記録装置が前記車両から取り外されたことが検出された場合、取り外されたことが検出された後は前記イベント検出ステップにおけるイベント検出を無効とし、取り外し検出後の撮影データを第2イベント記録データとして保存する記録制御ステップと、を備える。
本発明に係る記録装置として動作するコンピュータに実行させるためのプログラムは、記録装置として動作するコンピュータに、車両の周囲を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、前記記録装置の前記車両に対する着脱状態を検出する着脱検出ステップと、前記イベント検出ステップにおいてイベントが検出された場合、検出したイベントに起因して所定期間の撮影データを第1イベント記録データとして保存し、前記着脱検出ステップにおいて前記記録装置が前記車両から取り外されたことが検出された場合、取り外されたことが検出された後は前記イベント検出ステップにおけるイベント検出を無効とし、取り外し検出後の撮影データを第2イベント記録データとして保存する記録制御ステップと、を実行させる。
本発明は、イベント検出後の状況を適切に保存することができる。
本発明の第1実施形態に係る記録装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る記録装置の外観を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る記録装置の外観を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る記録装置の外観を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る記録装置の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る撮影データとイベント記録データとの関係を概念的に示す図である。 本発明の第2実施形態に係る記録装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る記録装置の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る記録装置の他の処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明では、本実施における記録装置の例として、車両である自動車において用いられるドライブレコーダの例として説明するが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、オートバイ、自転車などの各種車両、鉄道、船舶、ロボット、さらには人など車両以外の移動体に対しても適用することが可能である。また、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、本発明における記録装置は、保存したイベント記録データ等の再生も可能であるため、記録再生装置と称してもよい。
以下、図1から図4を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。第1実施形態の記録装置10は、ドライブレコーダとして、車両のウィンドシールド500の上部に車両の前方を撮影可能な向きで固定された状態で装着され、事故などイベントとして検出すべき事象に相当する衝撃を検出して事故発生時を含む期間の撮影データをイベント記録データとして保存する。ドライブレコーダとしての記録装置10は、単体の装置として車両に装着されるものに限らず、ナビゲーション装置の機能として実現される構成や、車両に予め装着されている構成などにも適用可能である。
図1は、本発明の第1実施形態における記録装置10の構成を示すブロック図である。図1において、記録装置10は、記録制御装置としての制御部100、カメラ210、記録部240、操作部250、表示部260、センサ270、GPS(Global Positioning System)受信部280、および着脱部290を備える。
記録装置10は、車両の周辺を撮影するカメラ210の撮影向きが、車両の前方を向いて装着されるが、車両の後方または側方を向いて装着されるものであってもよい。また、記録装置10は、一体型の装置であってもよく、複数の装置に分散されて実現されてもよい。また、図1の説明においては、記録装置10を動作させる電源などの説明は省略するが、記録装置10は、車両から供給される電力によって動作するとともに、図示しないバッテリを内蔵し、記録装置10が車両から取り外されることで車両から電力が供給されない場合はバッテリからの電力で動作する。
図2A、図2B及び図2Cは、本発明の第1実施形態における記録装置10の外観を示す図である。図2Aは、記録装置10を車両の周囲を撮影する方向からみた正面図である。つまり図2Aは、カメラ210が撮影する方向の正面からみた図である。図2Bは、記録装置10を背面から見た図である。図2Cは、記録装置10を側面から見た図である。
図2A、図2B及び図2Cに示すように、記録装置10は、車両の周辺を撮影するカメラ210、再生されたイベント記録データ等を表示する表示部260、記録装置10を着脱可能に車両に装着させる着脱部290を備える。記録装置10は、図2Cに示すように、ブラケット400などを用いて車両が備えるウィンドシールド500等に取付けられる。図2Cの例においては、記録装置10は、ウィンドシールド500を介して車両の前方を含む範囲を撮影可能に設置されている。ブラケット400は、吸盤やボールジョイント等を備え、記録装置10の着脱部290と着脱可能である。したがって、着脱部290によって記録装置10をブラケット400から取り外すことを、記録装置10を車両から取り外すことと同義とし、着脱部290によって記録装置10をブラケット400に取り付けることを、記録装置10を車両に取り付けることと同義とする。
記録装置10を、車両の前方を撮影するように、車両のウィンドシールド500の上部に車両の前方を向いて装着された場合、カメラ210は、車両のウィンドシールド500を介して車両の周辺である前方を撮影可能であり、表示部260の表示面は、車両の室内側、言い換えると、運転者側を向く。
図1に戻り、制御部100は、各種データ処理を行う単数または複数のCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、バッファメモリ121などで構成され、プログラムによって様々な処理を実行する。制御部100は、その構成および機能として、バスライン110、撮影データ取得部120、撮影データ処理部122、記録制御部123、再生制御部124、操作制御部125、表示制御部126、イベント検出部127、位置情報取得部128、着脱検出部129を少なくとも備える。以下、制御部100の各構成要素は、撮影データなどのデータを、バスライン110を経由して授受することとして説明する。
制御部100は、記録装置10における本発明に係る動作を実行する記録制御装置であり、本発明に係る記録方法を実行する。また、制御部100は、本発明に係るプログラムを動作させるコンピュータである。
カメラ210は、移動体である車両の周辺を撮影する。カメラ210は、記録装置10に一体的に備えられていることが好ましい。カメラ210には、図示しないが、レンズ、撮像素子、A−D(Analog to Digital)変換素子等が含まれる。カメラ210は、撮影した撮影データを、撮影データ取得部120に出力する。カメラ210が撮影する範囲は、車両の前方や後方など任意の範囲であり、全周囲カメラであってもよい。
図1においては、カメラ210は単数のカメラとして示したが、カメラ210は複数のカメラで構成されていてもよい。例えば、車両の前方、後方、側方、車室内などを各々撮影する任意の組合せの複数のカメラであってもよい。また、カメラ210は全周囲を撮影するカメラであってもよい。
カメラ210が撮影する撮影データは、動画像としての映像データである。これらの撮影データには、映像データに加えて音声データを含んでいてもよい。この場合、カメラ210の構成にはマイクロフォンを含む。
記録部は、カメラ210が撮影した各種撮影データを、記録制御部123の制御によって記録するための不揮発性メモリであり、例えばメモリカードである。記録部240に記録された撮影データは、再生制御部124の制御によって再生される。記録部240は、記録部240に加えて記録制御部123および再生制御部124を備える別体の装置と置き換えてもよい。記録部240は、記録装置10として一体的に備えられていてもよく、有線または無線により接続される別体として接続されていてもよい。
操作部250は、記録装置10に対する操作を受け付けるインターフェースであり、受け付けた操作情報を操作制御部125に出力する。操作部250は、各種ボタンやタッチパネルであり、ユーザによる操作を受け付ける。操作部250は、無線接続された他の装置からの操作を受け付けてもよい。操作部250は、例えば、ユーザによるイベントの記録開始の操作を受け付ける。また、操作部250は、ユーザによるイベント記録データ等の選択および再生を行う操作を受け付ける。
表示部260は、表示制御部126の制御により各種情報を表示する表示装置である。表示部260は、例えば液晶パネルや有機ELパネルなどの表示パネルを備える。表示部260は、記録装置10として一体的に備えられていてもよく、有線または無線により別体として接続されていてもよい。表示部260は、無線により接続され表示制御部126を備える他の装置であってもよい。
センサ270は、例えば加速度センサであり、記録装置10または車両に加わった加速度を検出する。センサ270は、例えば3軸の加速度センサであり、x軸方向として車両の前後方向、y軸方向として車両の左右方向、z軸方向として車両の上下方向に加わった加速度を検出する。センサ270は、検出した加速度情報をイベント検出部127に出力する。センサ270は、記録装置10として一体的に備えられている。
GPS受信部280は、GPS衛星からの信号を受信するGPSアンテナである。GPS受信部280は、受信した信号を位置情報取得部128に出力する。GPS受信部280は、記録装置10として一体的に備えられていてもよく、有線または無線により別体として接続されていてもよい。また、GPS受信部280は、位置情報取得部128を含む他の装置として別体であってもよい。GPS受信部280は、GPS以外の各種測位システムが適用可能である。
着脱部290は、記録装置10を車両に取付けるための構成部材であり、例えば図2A、図2B及び図2Cに示すように、ブラケット400の一部分が着脱部290に勘合することで、着脱可能な状態で車両に装着される。着脱部290は、記録装置10が車両から取り外されたことが着脱検出部129で判断可能な構成となっている。例えば、記録装置10が車両に取付けられているときに、着脱部290に勘合しているブラケット400の一部分を弾性的に勘合する部材の状態を機構的または電気的に検出するようにしてもよい。または、ブラケット400と着脱部290とが勘合したときに、ブラケット400と着脱部290とが備える電極部が接触することで、記録装置10が着脱部を介して車両から電力を供給される構成である場合、車両からの電力供給の状態によって着脱検出部290が着脱を判断できるような構成としてもよい。
撮影データ取得部120は、カメラ210が撮影した撮影データを取得する。撮影データ取得部120は、カメラ210から取得した撮影データを、バッファメモリ121へ出力する。
バッファメモリ121は、制御部100が備える内部メモリであり、撮影データ取得部120が取得した一定時間分の撮影データを、更新しながら一時的に記憶する。
撮影データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データを、例えばH.264やMPEG−4(Moving Picture Experts Group)などの任意の方式のコーデックで符号化された、例えばMP4形式などの任意のファイル形式に変換する。撮影データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データから、一定時間分のファイルとした撮影データを生成する。具体例として、撮影データ処理部122は、バッファメモリ121が一時的に記憶している撮影データを、記録順に60秒間の撮影データを1ファイルとして生成する。撮影データ処理部122は、生成した撮影データを記録制御部123へ出力する。また、撮影データ処理部122は、生成した撮影データを表示制御部126へ出力する。1ファイルとして生成される撮影データの期間は、一例として60秒としたが、これには限定されない。
記録制御部123は、撮影データ処理部122でファイル化された撮影データを、記録部240に記録させる制御を行う。記録制御部123は、イベント検出部127がイベントを検出していない期間は、撮影データ処理部122でファイル化された撮影データを、上書き可能な撮影データとして、記録部240に記録する。記録制御部123は、記録部240の記録容量が上限となった場合、記録部240に記録されている上書き可能な撮影データのうち、古い撮影データが記録されている記録領域から、新しい撮影データを上書きして記録する、所謂ループ記録を行う。
記録制御部123は、イベント検出部127が、イベントが発生したと判断したことを受けて、イベントの検出に起因して所定期間の撮影データを、上書きが禁止された第1イベント記録データとして記録部240に保存する。
記録制御部123によるイベント記録データの保存方法は任意である。例えば、撮影データにおける上書き禁止とする区間のヘッダもしくはペイロードなどに上書き禁止フラグを付与して、記録部240に保存する。または、撮影データにおける上書き禁止とする区間を、記録部240の上書き禁止エリアに保存する。あるいは、撮影データにおける上書き禁止とする区間を他の装置に送信して保存する。
記録制御部123は、イベント検出部127がイベントを検出した場合、少なくとも検出したイベント検出の前後所定期間の撮影データを第1イベント記録データとして保存する。イベント検出の前後所定期間とは、例えば、イベントの検出前30秒とイベントの検出後30秒などである。記録制御部123は、イベントを検出していない期間にループ記録が行われていない場合は、イベント検出後の所定期間の撮影データを第1イベント記録データとして保存する。
記録制御部123は、着脱検出部129により記録装置10が車両から取り外されたことが検出された場合、取り外されたことが検出された後はイベント検出部のイベント検出を無効とし、取り外し検出後の撮影データを第2イベント記録データとして記録部240に保存する。
記録制御部123は、イベント検出部127によるイベントの検出から第1期間内に着脱検出部129により記録装置10が車両から取り外されたことが検出された場合、イベント検出部127のイベント検出を無効とし、取り外し検出後の撮影データを第2イベント記録データとして記録部240に保存する。
記録制御部123は、第1イベント記録データの保存から第2期間内に着脱検出部129により記録装置10が車両から取り外されたことが検出された場合、イベント検出部127のイベント検出を無効とし、記録装置10が車両から取り外されたことが検出された後に撮影データ取得部120が取得した撮影データを第2イベント記録データとして保存する。
再生制御部124は、記録部240に記録された各種撮影データを再生する制御を行う。再生制御部124は、記録部240に記録された、上書き可能な撮影データの再生に加えて、上書き禁止となっているイベント記録データの再生を行い、表示制御部126に出力する。
操作制御部125は、操作部250が受け付けた操作情報を取得し、操作情報に基づいた操作指示を、各構成要素に出力する。操作制御部125は、操作部250から再生対象となる各種データの選択指示を取得した場合、再生制御部124に記録部240に記録されているファイルなどを選択させる。操作制御部125は、操作部250から各種データの再生に関する指示を取得した場合、再生制御部124に各種データの再生に関する処理を行わせる。各種データの再生に関する指示とは、例えば、再生開始、一時停止、再生停止、拡大表示などである。
表示制御部126は、表示部260に対し、様々な情報を表示させる制御を行う。例えば、表示制御部126は、カメラ210が撮影中の映像データを表示部260に表示させる。また、表示制御部126は、再生制御部124によって再生された記録部240に保存されているイベント記録データを表示部260に表示させる。また、表示制御部126は、表示部260が操作部250としてのタッチパネル機能を備えている場合、タッチ操作を行うアイコンなどを表示部260に表示させる。
イベント検出部127は、加速度センサであるセンサ270が検出している加速度情報を取得し、イベントに該当する加速度が検出された場合、イベントが検出されたと判断する。イベント検出部127は、イベントが検出されたと判断された場合、記録制御部123にイベントが検出された情報を出力する。
イベント検出部127は、センサ270から出力された加速度が、車両と、例えば他の車両などの他の物体が衝突したときに生じる加速度に該当する加速度を、イベントに該当する加速度として検出する。イベントに該当する加速度の検出は、x軸方向、y軸方向およびz軸方向の各々で重み付けを行ってもよい。また、イベントに該当する加速度の検出は、加速度の立ち上がりが急峻な加速度を検出対象としてもよい。
位置情報取得部128は、GPS受信部280が受信したGPS衛星からの信号に基づき、時刻毎の現在位置を特定し、時刻毎の現在位置情報を記録制御部123に出力する。位置情報取得部128は、現在位置情報として、緯度経度を特定する。位置情報取得部128は、GPS受信部280からの信号に加えて、Wi−Fi(登録商標)などの電波を受信し、アクセスポイントの位置情報などを併用して現在位置を特定してもよい。
着脱検出部129は、記録装置10の車両に対する着脱状態を検出し、記録装置10の着脱状態または取り外されたことを示す信号を記録制御部123に出力する。
次に、図3および図4を用いて、本発明における記録装置10の処理例を説明する。図3に例示する、記録装置10が実行する記録方法は、記録装置10を動作させるコンピュータとしての制御部100が、プログラムに基づき実行する。制御部100の機能は、複数の装置または複数のユニットが備える制御装置が分散して実行してもよい。その場合、プログラムも装置毎、またはユニット毎に連携して実行される。
図3の処理は、記録装置10の動作が開始されることで処理が開始される。記録装置10の動作の開始とは、車両が動作を開始することで記録装置10が動作を開始することに加えて、車両が駐車することで記録装置10が駐車監視機能としての動作を開始することも含み、具体的な特定の事象の開始および終了に限定されない。以下においては、車両が動作を開始することで図3の処理が開始され、車両が動作を終了することで図3の処理が終了する場合について説明する。
記録装置10は、車両が動作を開始するときに、車両のアクセサリ電源から記録装置10に電源が供給されることで図3の処理が開始される。記録装置10は、車両から電源が供給されている間は、記録装置10に内蔵しているバッテリを充電していてもよい。処理の開始によって、記録装置10は、記録制御部123によるループ記録およびイベント検出部127によるイベント検出を開始する(ステップS101)。
ステップS101におけるループ記録およびイベント検出が継続している間、イベント検出部127は、センサ270の出力を取得して、イベントが検出されたか否かを判断する(ステップS102)。イベント検出部127は、センサ270が検出した加速度が、例えば、車両に対する物体の衝突など、事故に該当するような加速度である場合に、イベントが検出されたと判断する。車両に対する物体の衝突に該当するような加速度とは、加速度の絶対値が所定の閾値以上の加速度である場合や、加速度の絶対値が所定の閾値以上の立ち上がりの急峻な加速度などである。また、イベント検出部127は、車両に対する物体の衝突などに該当する加速度ではなくとも、急ブレーキなど異常値として検出される加速度を検出した場合に、イベントが検出されたと判断してもよい。
ステップS102において、イベントが検出されたと判断された場合(ステップS102:Yes)、記録制御部123は、ループ記録されている撮影データに基づき、第1イベント記録データを保存する(ステップS103)。具体的には、イベントが検出された前後所定期間の撮影データを、第1イベント記録データとして上書き禁止のデータとして記録部240に保存する。また、ステップS102において、イベントが検出されていないと判断されている場合(ステップS102:No)、ステップS104に推移する。
ここで、図4を用いて、撮影データと第1イベント記録データとの関係を説明する。図4は、撮影データと第1イベント記録データとの関係を概念的に示す図である。図4の横軸は時間の経過を示しており、右方向に向けて時間が経過していることを示す。
図4(a)は、撮影データ取得部120がカメラ210から取得して、バッファメモリ121に一時的に記憶している撮影データを示している。図4(a)の点線は、時間軸に記載された時刻t−3から時刻t+2に対応しており、撮影データ処理部122がファイルを生成するための期間を示している。図4(a)に示す撮影データは、バッファメモリ121に一時的に記憶されている状態では、ファイルは生成されていないため、点線で表示する。
図4(b)は、撮影データ処理部122が、バッファメモリ121に一時的に記憶している撮影データをファイル化して、記録制御部123が記録部240に記録した撮影データを示している。例えば、撮影データD−3は、時刻t−3から時刻t−2の間に撮影された撮影データであり、ファイル化されて記録部240に上書き可能な状態で記録されている。また、撮影データD−2も同様に、時刻t−2から時刻t−1の間に撮影された撮影データであり、ファイル化されて記録部240に上書き可能な状態で記録されている。
例えば、記録部240の記録容量が上限となった場合、図4(b)に示されている撮影データにおいては、記録時間が古いファイルから上書きされる。
例えば、時刻t−1から時刻tまでの間の時刻T1でイベントが検出された場合、イベント発生時刻である時刻T1の所定時間前から時刻T1の所定時間経過後までの期間における撮影データを、第1イベント記録データI1として保存する。所定時間とは、例えば、イベント発生時刻である時刻T1の30秒前から時刻T1の30秒後までなどであるが、これに限定はされない。
第1イベント記録データの他の例としては、時刻t−1から時刻tまでの間の時刻T1でイベントが検出された場合、記録制御部123は、撮影データD−1を、記録部240の上書き禁止エリアに図示しない第1イベント記録データD−1´として保存する。
例えば、記録部240の記録容量が上限となった場合、図4(b)に示されている撮影データは、記録順に上書きされてしまうが、第1イベント記録データは、図4(c)に示されている記録部240の上書き禁止エリアに第1イベント記録データI1として保存されているため、確実に保存される。
上述した、撮影データおよび第1イベント記録データのいずれにおいても、位置情報取得部128が取得した位置情報や、イベント検出部127が取得した加速度情報を対応付けて記録されることが好ましい。
図3に戻り、ステップS103において、第1イベント記録データが保存された後、着脱検出部129は、記録装置10が車両から取り外されたか否かを検出する(ステップS104)。実際には、着脱検出部129は、記録装置10が動作している間は、イベントの検出有無にかかわらず、記録装置10の車両に対する着脱状態を検出する。ステップS104の処理は、第1イベント記録データが保存された後、つまり第1イベント記録データの保存が完了した後に、記録装置10が車両から取り外された例を示している。
ステップS104において、記録装置10が車両から取り外されたことが検出された場合(ステップS104:Yes)、イベント検出部127は、イベントの検出を無効化する(ステップS105)。ステップS105におけるイベントの検出を無効化する処理とは、例えば、イベント検出部127が、センサ270から取得した加速度がイベントに該当する加速度であっても、記録制御部123にイベントが検出されたことを示す情報を出力しない。また、他の例としては、イベント検出部127が、イベントを検出する処理を停止することとしてもよい。ステップS104において、記録装置10が車両から取り外されたことが検出されていない場合(ステップS104:No)、ステップS110に推移する。
記録制御部123は、ステップS105の処理と同時またはステップS105の処理に続き、第2イベント記録を開始する(ステップS106)。第2イベント記録とは、第1イベント記録が行われた後、またはイベントが検出されていない期間中、記録装置10が車両から取り外されることで、第1イベント記録データと同様に、上書きが禁止された第2イベント記録データの記録を開始することである。
図4においては、時刻T2において、記録装置10が車両から取り外されたことが検出され、第2イベント記録データI2の保存が開始されている。
ステップS106において、第2イベント記録が開始された後、記録制御部123は、記録装置10が車両に取り付けられたか否かを検出する(ステップS107)。具体的には、記録制御部123は、記録装置10が着脱部290を用いて車両に取り付けられたことを着脱検出部129が検出した信号を取得したか否かを判断する。
ステップS107において、記録装置10が車両に取り付けられたことが検出された場合(ステップS107:Yes)、記録制御部123は、第2イベント記録を停止し、ここで生成された第2イベント記録データを上書き禁止として保存する(ステップS108)。この場合に生成される第2イベント記録データは、記録装置10が車両から取り外されたことが検出されてから車両に取り付けられたことが検出されるまでの期間の撮影データである。
ステップS108において、第2イベント記録データを保存した後または同時に、記録制御部123は、イベント検出部127のイベント検出を有効化する(ステップS109)。ステップS109におけるイベントの検出を有効化する処理とは、例えば、イベント検出部127が、センサ270から取得した加速度がイベントに該当する加速度である場合に、記録制御部123にイベントが検出されたことを示す情報を出力することとする。また、他の例としては、イベント検出部127が、イベントを検出する処理を開始することとしてもよい。また、ステップS109の処理は、ステップS107で記録装置10が着脱部290を用いて車両に取り付けられたことを着脱検出部129が検出したときであってもよい。
ステップS109において、イベント検出が有効化されたときから、記録装置10は、記録制御部123によるループ記録およびイベント検出部127によるイベント検出が終了したか否かを判断する(ステップS110)。記録制御部123によるループ記録およびイベント検出部127によるイベント検出の終了とは、操作部250が操作されることで記録装置10の動作が終了する場合や、車両のアクセサリ電源から記録装置10への電源供給が停止することなどで、終了すると判断する。
ステップS110において、ループ記録およびイベント検出が終了していないと判断された場合(ステップS110:No)、ステップS102に推移し、ループ記録およびイベント検出が終了したと判断された場合(ステップS110:Yes)、本処理を終了する。
ステップS107において、記録装置10が車両に取り付けられたことが検出されていない場合(ステップS107:No)、記録制御部123は、記録停止操作が検出されたか否かを判断する(ステップS111)。具体的には、記録制御部123は、操作部250に対し、記録の停止に該当する操作が行われることで、操作制御部125から記録の停止を示す信号を取得したか否かを判断する。
ステップS111において、記録停止操作が検出されたと判断した場合(ステップS111:Yes)、記録制御部123は、第2イベント記録を停止し、ここで生成された第2イベント記録データを上書き禁止として保存する(ステップS112)。この場合に生成される第2イベント記録データは、記録装置10が車両から取り外されたことが検出されてから記録停止操作が検出されるまでの期間の撮影データである。ステップS111において、記録停止操作が検出されていないと判断した場合(ステップS111:No)、記録制御部123は、ステップS106で第2イベント記録が開始されてから所定期間経過したか否かを判断する(ステップS113)。この場合の所定期間とは、例えば3分、5分などであり、予め設定可能としてもよい。
ステップS113において、所定期間が経過したと判断された場合(ステップS113:Yes)、記録制御部123は、第2イベント記録を停止し、ここで生成された第2イベント記録データを上書き禁止として保存する(ステップS114)。この場合に生成される第2イベント記録データは、記録装置10が車両から取り外されたことが検出されてから所定期間経過した期間の撮影データである。ステップS113において、所定期間が経過していないと判断された場合(ステップS113:No)、ステップS107に推移する。
ステップS112またはステップS114で、記録装置10が車両に取り付けられていない状態で第2イベントデータが保存されると、本処理は終了する。ステップS112またはステップS114で、記録装置が車両に取り付けられていない状態で図3に示す処理が終了した場合であっても、記録装置が車両に取り付けられたことの検出により、イベント検出が有効化され、ループ記録およびイベント検出が開始されてもよい。
図4に示すように、第2イベント記録データは、第1イベント記録データと同様に、図4(c)に示されている記録部240の上書き禁止エリアにイベント記録データI2として保存される。
ステップS103からステップS108、ステップS112およびステップS114までの処理は、例えば、事故等のイベントが発生し、第1イベント記録データが保存された後に、記録装置10を車両から取り外して、イベント発生後の自らの車両や他車両の状態など周囲の状態やイベントの当事者間の対応、他車両の乗員の挙動や言動等を、第2イベント記録データとして保存することができる。一般的にドライブレコーダとしての記録装置10は車両に固定されているため、撮影可能な範囲が限られている。このため、事故等のイベントの発生後に、記録装置10を車両から取り外すことをトリガとして第2イベント記録データの保存が開始されるため、任意の撮影向きや任意の撮影位置で、イベント発生後の状況を記録することができる。また、記録装置10が車両から取り外されたときにイベント検出を無効化することで、取り外した記録装置10を持ち運ぶときの振動などがイベントとして検出されることを防止し、第1イベント記録データのように予め設定された期間ではなく、必要な期間の第2イベント記録データを保存することができる。
ステップS107の処理は、例えば、イベントが検出されていない任意のときに記録装置10を車両から取り外すことで、自分が当事者ではない事故の状態等を、第2イベント記録データとして保存することができる。一般的にドライブレコーダとしての記録装置10は車両に固定されているため、撮影可能な範囲が限られている。このため、記録装置10を車両から取り外すことをトリガとして第2イベント記録データの保存が開始されるため、任意の撮影向きや任意の撮影位置で、様々な撮影データを記録することができる。また、記録装置10が車両から取り外されたときにイベント検出を無効化することで、取り外した記録装置10を持ち運ぶときの振動などがイベントとして検出されることを防止し、必要な期間の第2イベント記録データを保存することができる。
上述した第2のイベント記録データは、第1のイベント記録データのようにイベント検出部127が検出したイベント検出時点の撮影データとは異なり、イベントが発生した後の状況を撮影する撮影データである。このため、第1のイベント記録データのように、イベント記録データとして保存する期間を特定することが困難である。また、記録装置10が車両に固定された状態では、イベントが発生した後の状況を適切に撮影することが困難である。
このため、イベントの検出後に記録装置10が車両から取り外されたことが検出されると、イベント検出を無効とすることで任意の期間の撮影データを第2イベント記録データとして保存することを可能とする。さらに、イベントの検出後に記録装置10が車両から取り外されたことが検出された後の撮影データを第2イベント記録データとして保存することで、煩雑な操作を行うことなく、イベントが発生した後の状況を撮影することができる。
第2イベント記録データの記録時間はユーザが任意で決めることができるが、第1イベント記録データの記録時間よりは長い傾向にある。このため、記録制御部123は、第1イベント記録データは、記録部240の上書き禁止エリアに保存し、第2イベント記録データは、撮影データに対して上書き禁止フラグを付与して保存することとしてもよい。
次に、図3におけるステップS104の他の条件について説明する。ステップS104の処理は、ステップS102において検出されたイベントの検出から所定の第1期間内に記録装置10が車両から取り外されたことが検出された場合(ステップS104:Yes)、第2イベント記録処理を行うこととしてもよい。この場合の第1期間とは、例えば3分や5分などであり、明らかに第1イベント記録データとして撮影データを保存したイベントに関連する撮影を行い、撮影データを第2イベント記録データとして保存することができる。
例えば、第1イベント記録データとして保存される撮影データの撮影期間中に記録装置10が車両から取り外される可能性もある。その場合、第1イベント記録データが保存された後の撮影データを第2イベント記録データとして保存することとしてもよい。
さらに、ステップS104の処理は、ステップS103において第1イベント記録データが保存されてから所定の第2期間内に記録装置10が車両から取り外されたことが検出された場合(ステップS104:Yes)、第2イベント記録処理を行うこととしてもよい。この場合の第2期間とは、例えば3分や5分などであり、明らかに第1イベント記録データとして撮影データを保存したイベントに関連する撮影を行い、撮影データを第2イベント記録データとして保存することができる。
次に、図5を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態の説明において、第1実施形態と共通する説明は省略する。図5は、本発明の第2実施形態における記録装置10Aの構成を示すブロック図である。記録装置10Aは、本発明の第1実施形態における記録装置10に対して、通信制御部130および通信部300をさらに備える。
通信部300は、他の装置と通信を行う通信装置または通信モジュール等である。通信部は、無線による電話回線、Wi−Fiなど、通信先に応じた無線方式による通信を行う。
通信制御部130は、通信部300を制御して、所定の通信先と通信を確立させ、所定の通信先に、例えば、イベントが発生したことを示す情報、イベントの検出位置、イベントの検出時刻、イベントを検出したときにイベント検出部127が検出した加速度などを送信させる。また、通信制御部130は、通信部300を制御して、所定の通信先に、第1イベント記録データおよび第2イベント記録データを送信させる。
第2実施形態における記録装置10Aは、第1イベント記録データを、予め設定された他の装置に送信する。第1イベント記録データが送信される他の装置は、例えば、車両の運転者や搭乗者が利用しているスマートフォンや外部サーバ、契約している保険業者のサーバ、消防やレスキューセンターなどであり、イベントの発生確認とイベントの発生状況の確認のために利用される。
第2実施形態における記録装置10Aは、第2イベント記録データを、予め設定された他の装置に送信する。第2イベント記録データが送信される他の装置は、例えば、車両の運転者や搭乗者が利用しているスマートフォンや外部サーバ、契約している保険業者のサーバ、消防やレスキューセンターなどであり、イベントに起因した人的または物的被害の状況を早急に把握するため、またはイベントの当事者の挙動や言動などの証拠保全などに利用される。
記録装置10Aは、第1イベント記録データと第2イベント記録データとを、同一の送信先に送信してもよく、異なる送信先に送信することとしてもよい。例えば、記録装置10Aは、第1イベント記録データを記録部240に保存するとともに、契約している保険業者のサーバに第1イベント記録データを送信し、第2イベント記録データを記録部240に保存するとともに、消防やレスキューセンターに第2イベント記録データを送信してもよい。
また、記録装置10Aは、第1イベント記録データと第2イベント記録データとのいずれか一方を予め設定された他の装置に送信することとしてもよい。例えば、記録装置10Aは、第1イベント記録データを記録部240に保存するとともに、契約保険業者のサーバに第1イベント記録データを送信し、第2イベント記録データを記録部240に保存することとしてもよい。例えば、記録装置10Aは、第1イベント記録データを記録部240に保存し、第2イベント記録データを記録部240に保存するとともに消防やレスキューセンターに第2イベント記録データを送信することとしてもよい。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。第1実施形態および第2実施形態においては、第2イベント記録データは、映像データおよび音声データを含む撮影データであることとして説明した。第3実施形態においては、第2イベント記録データを、映像データを含まない音声データとすることが、第1実施形態および第2実施形態と異なる。第3実施形態における記録装置10は、第1実施形態における記録装置10と構成は共通するため、構成の説明は省略する。また、第3実施形態の記録装置10は、第2実施形態の記録装置10Aと同様の機能を備え、第2実施形態の記録装置10Aと同様の処理が実施されてもよい。
例えば、事故等のイベントが発生し、第1イベント記録データが保存された後、記録装置10を用いて第1イベント記録データを再生しながら、事故等の状況を確認することもある。このような場合、カメラ210を用いて事故等の状況を撮影しながらの第1イベントデータの再生は困難であるが、音声データを保存することで、事故の検証に有用な発言を記録できることもある。
従って、第3実施形態にかかる記録装置10は、第2イベント記録データとして、映像データを含まない音声データを記録部240に保存する。または、映像データを含まず音声データからなる第2イベント記録データを、通信制御部130および通信部300を用いて、予め設定された他の装置に送信する。
記録制御部123は、再生制御部124によって第1イベント記録データの再生が行われている期間も、第2イベント記録データの生成を継続する。このため、本実施形態の記録装置10は、第1イベント記録データが再生されている期間における音声データも保存することができる。
図6を用いて、第3実施形態の処理について説明する。第3実施形態においては、第2イベント記録データが保存される期間は、第1実施形態と同様である。したがって、図6に示す処理は、ステップS201からステップS205の処理が図3に示すステップS101からステップS105の処理と同一であるため、説明を省略する。また、ステップS207、ステップS209、ステップS210、ステップS211およびステップS213の処理が、図3に示すステップS107、ステップS109、ステップS110、ステップS111およびステップS113の処理と同一であるため、説明を省略する。
ステップS204において、記録装置10が車両から取り外されたことが検出された場合(ステップS204:Yes)、記録制御部123は、ステップS205の処理と同時またはステップS205の処理に続き、第2イベント記録として音声データの記録を開始する(ステップS206)。
また、ステップS207において、記録装置10が車両に取り付けられたことが検出あれた場合(ステップS207:Yes)、記録制御部123は、第2イベント記録を停止し、ここで生成された音声データからなる第2イベント記録データを上書き禁止として保存する(ステップS208)。同様に、ステップS211において、記録停止操作が検出されたと判断した場合(ステップS211:Yes)、記録制御部123は、第2イベント記録を停止し、ここで生成された音声データからなる第2イベント記録データを上書き禁止として保存する(ステップS212)。同様に、ステップS213において、所定期間が経過したと判断された場合(ステップS213:Yes)、記録制御部123は、第2イベント記録を停止し、ここで生成された音声データからなる第2イベント記録データを上書き禁止として保存する(ステップS214)。
上述した音声データからなる第2イベント記録データを生成するいずれの期間において、第1イベント記録データの再生が開始された場合であっても、音声データからなる第2イベント記録データの生成は継続される。このような処理を行うことで、記録装置10を車両から取り外した後、カメラ210を撮影したい対象に向けることができなくとも、記録装置10を車両から取り外した後の音声データを第2イベント記録データとして保存することができる。また、第2イベント記録データとして、映像データを含まずに音声データを保存するため、映像データを保存する場合に比べて、より長時間の第2イベント記録データの保存が可能である。
次に、図7を用いて第3実施形態の変形例について説明する。第3実施形態の変形例においては、第1イベント記録データの再生が開始された場合、第1イベント記録データの再生が行われている期間の音声データからなる第2イベント記録データを生成し、保存するものである。
図7におけるステップS301からステップS305の処理は、図6におけるステップS201からステップS205の処理と同一であるため、説明を省略する。また、図7におけるステップS311およびステップS312の処理は、図6におけるステップS209およびステップS210の処理と同一であるため、説明を省略する。
ステップS305において、イベントの検出が無効化された後、記録制御部123は、操作制御部125が操作を受け付けることによって、再生制御部124が第1イベント記録データの再生を開始したか否かを判断する(ステップS306)。また、ステップS306の処理は、イベントの検出が無効化された後、所定期間内に第1イベント記録データの再生を開始したか否かを判断することとしてもよい。この場合の所定期間とは、例えば3分や5分などである。
ステップS306の処理は、操作制御部125が第1イベント記録データの再生を行う操作を受付けたか否かの判断に置き換えてもよい。また、ステップS306の処理は、イベントの検出が無効化された後、所定期間内に第1イベント記録データの再生を行う操作を受付けたか否かを判断することとしてもよい。この場合の所定期間とは、例えば3分や5分などである。
ステップS306で、再生が開始されたか否かが判断される第1イベント記録データは、ステップS303の処理で保存された第1イベント記録データであり、直前に保存された第1イベント記録データと言い換えることもできる。
ステップS306において、第1イベント記録データの再生が開始したと判断された場合(ステップS306:Yes)、記録制御部123は、第2イベント記録として音声データの記録を開始する(ステップS307)。ステップS306において、第1イベント記録データの再生が開始していないと判断された場合(ステップS306:No)、ステップS310に推移する。
ステップS307で、第2イベント記録として音声データの記録を開始した後、記録制御部123は、操作制御部125が操作を受け付けることによって、再生制御部124がステップS306で再生を開始した第1イベント記録データの再生が終了したか否かを判断する(ステップS308)。ステップS308の処理は、操作制御部125が第1イベント記録データの再生終了を行う操作を受付けたか否かの判断に置き換えてもよい。
ステップS308で、第1イベント記録データの再生が終了したと判断された場合(ステップS308:Yes)、記録制御部123は、ステップS307で記録を開始した音声データを、第2イベント記録データとして、記録部240に保存する(ステップS309)。ステップS308で、第1イベント記録データの再生が終了していないと判断された場合(ステップS308:No)、ステップS308の処理を再度実行する、または第1イベント記録データの再生が終了するまで待機する。
ステップS309で、音声データからなる第2イベント記録データが保存された場合、記録制御部123は、記録装置10が車両に取り付けられたか否かを検出する(ステップS310)。ステップS310において、記録装置10が車両に取り付けられたことが検出された場合(ステップS310:Yes)、記録制御部123は、イベント検出部127のイベント検出を有効化する(ステップS311)。ステップS310において、記録装置10が車両に取り付けられたことが検出されない場合(ステップS310:No)、本処理を終了する。ステップS310でNoとなる条件は、ステップS309で音声データからなる第2イベント記録データが保存されてから所定期間内に、記録装置10が車両に取り付けられたことが検出されない場合としてもよい。この場合の所定期間とは、例えば3分や5分などである。
図7の処理においては、ステップS308で、第1イベント記録データの再生が終了したと判断された後、操作制御部125が第2イベント記録の停止を指示する操作を受け付けることで、ステップS307で記録を開始した音声データを、第2イベント記録データとして、記録部240に保存することとしてもよい。
本実施形態においては、第1イベント記録データの再生と連動して、音声データからなる第2イベント記録データが生成され保存される。このため、イベントの当事者や関係者などとともに第1イベント記録データを再生し確認している期間における会話等を適切に保存することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、ステップS106およびステップS107の処理は、自分が当事者ではない事故等のイベントの状況記録に用いることに加えて、ユーザの好みによって、例えば観光地や景色を記録する用途として用いてもよい。
また、上述した処理をコンピュータに実行させるためのプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体を用いて格納され、記録再生装置として動作するコンピュータに供給することができる。
この出願は、2018年11月29日に出願された日本出願特願2018−223263を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、様々な移動体に対して適用することができる。
10 記録装置
100 制御部
110 バスライン
120 撮影データ取得部
121 バッファメモリ
122 撮影データ処理部
123 記録制御部
124 再生制御部
125 操作制御部
126 表示制御部
127 イベント検出部
128 位置情報取得部
129 着脱検出部
130 通信制御部
210 カメラ
240 記録部
250 操作部
260 表示部
270 センサ
280 GPS受信部
290 着脱部
300 通信部
400 ブラケット
500 ウィンドシールド

Claims (10)

  1. 記録装置であって、
    車両の周囲を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、
    前記車両に対するイベントを検出するイベント検出部と、
    前記記録装置の前記車両に対する着脱状態を検出する着脱検出部と、
    前記イベント検出部がイベントを検出した場合、検出したイベントに起因して所定期間の撮影データを第1イベント記録データとして保存し、前記着脱検出部により前記記録装置が前記車両から取り外されたことが検出された場合、取り外されたことが検出された後は前記イベント検出部のイベント検出を無効とし、取り外し検出後の撮影データを第2イベント記録データとして保存する記録制御部と、
    を備える記録装置。
  2. 前記記録制御部は、
    前記着脱検出部により前記記録装置が前記車両から取り外されたことが検出された場合、取り外し検出後の音声データからなる撮影データを第2イベント記録データとして保存する、
    請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録制御部は、前記イベント検出部によるイベントの検出から第1期間内に前記着脱検出部により前記記録装置が前記車両から取り外されたことが検出された場合、前記イベント検出部のイベント検出を無効とし、取り外し検出後の撮影データを第2イベント記録データとして保存する、
    請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記記録制御部は、第1イベント記録データの保存から第2期間内に前記着脱検出部により前記記録装置が前記車両から取り外されたことが検出された場合、前記イベント検出部のイベント検出を無効とし、撮影データを第2イベント記録データとして保存することを可能とする、
    請求項1または2に記載の記録装置。
  5. 前記記録制御部が保存した第1イベント記録データを再生する再生制御部を備え、
    前記記録制御部は、前記再生制御部が第1イベント記録データを再生している場合であっても、取り外し検出後の音声データからなる撮影データを第2イベント記録データとして保存する、
    請求項2に記載の記録装置。
  6. 前記記録制御部が保存した第1イベント記録データを再生する再生制御部を備え、
    前記記録制御部は、前記再生制御部が第1イベント記録データの再生を開始したことが検出された場合、音声データからなる撮影データを第2イベント記録データとして保存する、
    請求項2に記載の記録装置。
  7. 前記記録制御部は、前記再生制御部が第1イベント記録データを再生している期間の音声データからなる撮影データを第2イベント記録データとして保存する、
    請求項6に記載の記録装置。
  8. 予め設定された通信先とデータの送受信を制御する通信制御部をさらに備え、
    前記通信制御部は、第1イベント記録データに加えて、前記着脱検出部により前記記録装置が前記車両から取り外されたことが検出された後に保存された第2イベント記録データを、予め設定された装置に送信する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の記録装置。
  9. 記録装置の記録方法であって、
    車両の周囲を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、
    前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、
    前記記録装置の前記車両に対する着脱状態を検出する着脱検出ステップと、
    前記イベント検出ステップにおいてイベントが検出された場合、検出したイベントに起因して所定期間の撮影データを第1イベント記録データとして保存し、前記着脱検出ステップにおいて前記記録装置が前記車両から取り外されたことが検出された場合、取り外されたことが検出された後は前記イベント検出ステップにおけるイベント検出を無効とし、取り外し検出後の撮影データを第2イベント記録データとして保存する記録制御ステップと、
    を備える記録方法。
  10. 記録装置として動作するコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    車両の周囲を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、
    前記車両に対するイベントを検出するイベント検出ステップと、
    前記記録装置の前記車両に対する着脱状態を検出する着脱検出ステップと、
    前記イベント検出ステップにおいてイベントが検出された場合、検出したイベントに起因して所定期間の撮影データを第1イベント記録データとして保存し、前記着脱検出ステップにおいて前記記録装置が前記車両から取り外されたことが検出された場合、取り外されたことが検出された後は前記イベント検出ステップにおけるイベント検出を無効とし、取り外し検出後の撮影データを第2イベント記録データとして保存する記録制御ステップと、
    を実行させるプログラム。
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