JPWO2020100730A1 - 負荷軽減装置、負荷軽減方法、及びプログラム - Google Patents

負荷軽減装置、負荷軽減方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

ユーザに掛かる負荷を軽減し少なくとも当該ユーザが装着する荷物を保持する機構を有する、負荷軽減装置の重量と前記ユーザの体重とに基づく重量が接地面に伝わる第一計測値と、前記ユーザの体重に基づく重量が接地面に伝わる第二計測値とに基づいて、前記負荷の前記ユーザに対する免荷量である床反力荷重差を算出する床反力荷重差算出部と、前記床反力荷重差に基づいて、前記ユーザの脚の関節において前記ユーザに掛かる負荷を軽減するために前記負荷軽減装置の駆動機構が出力するトルクを制御するトルク制御部と、を備える。

Description

本発明は、負荷軽減装置、負荷軽減方法、及びプログラムを記憶する記憶媒体に関する。
ユーザが着用することでユーザの歩行動作等の負荷のアシストや、ユーザが運ぶ荷物の負荷を免荷する負荷軽減装置が知られている。当該負荷軽減装置は人が装着できる場合にはパワードスーツと呼ばれることもある。
パワードスーツには、アクチュエータから筋力を補助するためのトルクを出力することにより、ユーザの脚に設けられたリンク機構を駆動して歩行動作をアシストするものがある。特許文献1には関節角度に基づいてアクチュエータを駆動するためのトルク値を算出する技術が記載されている。
特開2017−136658号公報
ところでパワードスーツのような負荷軽減装置は、負荷軽減に必要なトルクをユーザの動作の勢いに応じて逐次変動する必要がある。そして負荷軽減装置では、ユーザの動作に対してより適切な負荷軽減をすることが望まれている。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできる負荷軽減装置、負荷軽減方法、及びプログラムを記憶する記憶媒体を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、負荷軽減装置は、ユーザに掛かる負荷を軽減し少なくとも当該ユーザが装着する荷物を保持する機構を有する、負荷軽減装置の重量と前記ユーザの体重とに基づく重量が接地面に伝わる第一計測値と、前記ユーザの体重に基づく重量が接地面に伝わる第二計測値とに基づいて、前記負荷の前記ユーザに対する免荷量である床反力荷重差を算出する床反力荷重差算出部と、前記床反力荷重差に基づいて、前記ユーザの脚の関節において前記ユーザに掛かる負荷を軽減するために前記負荷軽減装置の駆動機構が出力するトルクを制御するトルク制御部と、を備える。
本発明の第2の態様によれば、負荷軽減方法は、ユーザに掛かる負荷を軽減し少なくとも当該ユーザが装着する荷物を保持する機構を有する、負荷軽減装置の重量と前記ユーザの体重とに基づく重量が接地面に伝わる第一計測値と、前記ユーザの体重に基づく重量が接地面に伝わる第二計測値とに基づいて、前記負荷の前記ユーザに対する免荷量である床反力荷重差を算出し、前記床反力荷重差に基づいて、前記ユーザの脚の関節において前記ユーザに掛かる負荷を軽減するために前記負荷軽減装置の駆動機構が出力するトルクを制御する。
本発明の第3の態様によれば、記憶媒体に記憶されたプログラムは、負荷軽減装置のコンピュータに、ユーザに掛かる負荷を軽減し少なくとも当該ユーザが装着する荷物を保持する機構を有する、負荷軽減装置の重量と前記ユーザの体重とに基づく重量が接地面に伝わる第一計測値と、前記ユーザの体重に基づく重量が接地面に伝わる第二計測値とに基づいて、前記負荷の前記ユーザに対する免荷量である床反力荷重差を算出し、前記床反力荷重差に基づいて、前記ユーザの脚の関節において前記ユーザに掛かる負荷を軽減するために前記負荷軽減装置の駆動機構が出力するトルクを制御する、処理を実行させる。
本発明によればユーザの動作に対してより適切な負荷軽減をすることができる負荷軽減装置を提供することができる。
本発明の一実施形態によるパワードスーツの構成を示す図である。 本発明の一実施形態による靴裏荷重センサと足裏荷重センサとの配置関係を示す第一の図である。 本発明の一実施形態による靴裏荷重センサと足裏荷重センサとの配置関係を示す第二の図である。 本発明の一実施形態による靴裏荷重センサと足裏荷重センサの面積の関係を示す図である。 本発明の一実施形態による荷重センサの概要を示す図である。 本発明の一実施形態による制御装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施形態による制御装置の機能ブロック図である。 本発明の一の実施形態による制御装置の動作を示す動作ブロック図である。 本発明の一の実施形態による床反力荷重差の一例を示す図である。 本発明の一実施形態によるパワードスーツの処理フローを示す図である。 本発明の一実施形態による靴裏荷重センサと足裏荷重センサの他の配置例を示す図である。 本発明の一実施形態による靴裏荷重センサと足裏荷重センサの他の配置例を示す図である。 本発明の一実施形態による制御装置の最小構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による負荷軽減装置、負荷軽減方法、及びプログラムを記憶する記憶媒体を、図面を参照して説明する。
図1は本実施形態によるパワードスーツの構成を示す図である。
パワードスーツ100は負荷軽減装置の一態様である。パワードスーツ100は、骨格部11、ベルト12、股アクチュエータ13、膝アクチュエータ14、足首アクチュエータ15、靴裏プレート16、足装着具17、靴裏荷重センサ18(第一計測部)、足裏荷重センサ19(第二計測部)、荷台20、制御装置21、バッテリ22、股関節センサ23、膝関節センサ24、足関節センサ25等により構成される。骨格部11は、一例としては、第一骨格部111、第二骨格部112、及び第三骨格部113に大別される。
図1に図示するようにパワードスーツ100は一例として荷物を保持する機構の一態様である荷台20を支えるように、次のように構成される。すなわち、パワードスーツ100は、第一骨格部111が設けられ、左右の股アクチュエータ13はそれぞれ第一骨格部111と、パワードスーツ100を装着するユーザの左側または右側の大腿部に沿う対応する第二骨格部112とが回動可能に連結される。また左右の膝アクチュエータ14は、対応する左側または右側の第二骨格部112と、パワードスーツ100を装着するユーザの左側または右側の膝下脚部に沿う対応する第三骨格部113とを回動可能に連結する。また足首アクチュエータ15は、対応する左側または右側の第三骨格部113と、パワードスーツ100を装着するユーザの左側または右側の足装着具17の裏に設けられる対応する靴裏プレート16に回動可能に連結する。股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15は、ユーザの各脚の各関節においてユーザに掛かる負荷を軽減するトルクを出力する駆動機構である。
股関節センサ23は、股アクチュエータ13に設置され、股関節角度、つまり第一骨格部111と第二骨格部112との角度をエンコーダにより検出する。膝関節センサ24は、膝アクチュエータ14に設置され、膝関節角度、つまり第二骨格部112と第三骨格部113との角度をエンコーダにより検出する。足関節センサ25は、足首アクチュエータ15に設置され、足関節角度、つまり第三骨格部113と靴裏プレート16との角度をエンコーダにより検出する。股関節センサ23,膝関節センサ24,足関節センサ25は、ユーザの各脚の各関節の角度(以下「関節角度」とする。)を検出する。
パワードスーツ100を装着するユーザは、自身の左右の足を対応する側の足装着具17に装着すると共に、腰に第一骨格部111が密着するようにベルト12で固定する。パワードスーツ100は、荷物の荷重とパワードスーツ100の荷重の多くを、足裏の接地面に骨格部11と股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15を介して逃がすような構造となっている。ユーザはパワードスーツ100の制御装置21の電源を入れる。制御装置21は、荷台20に積載された荷物の荷重と、パワードスーツ100の重量とを合計した装置重量を、できるだけ多く歩行面に骨格部11と股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15を介して伝えるように、股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15を制御する。これによりパワードスーツ100は、パワードスーツ100を装着し様々な動作を行うユーザにかかる荷物の荷重等の負荷を免荷する。
図2は靴裏荷重センサと足裏荷重センサとの配置関係を示す第一の図である。
図3は靴裏荷重センサと足裏荷重センサとの配置関係を示す第二の図である。
図2では図1の右足の足装着具17と各センサを踵方向から視認した場合の図を示している。図3では図2の右足の足装着具17と各センサを内股方向から視認した場合の図を示している。これら図2、図3に示すように、靴裏荷重センサ18は、ユーザが装着する靴に相当する足装着具17の底(靴底)に設けられる。靴裏荷重センサ18は、パワードスーツ100や荷物の重量Fを接地面に伝える靴裏プレート16やユーザの体重を接地面に伝える足装着具17の接地面側に、靴裏プレート16や足装着具17の裏面の全体を覆うように設けられている。足裏荷重センサ19は、足装着具17の中にユーザの足裏から係る重量を計測できるように足裏面全体を覆うように設けられている。足裏荷重センサ19は足装着具17のインソールと靴裏プレート16の間に設けられてもよい。
図4は靴裏荷重センサと足裏荷重センサの面積の関係を示す図である。
図4は足装着具17と靴裏荷重センサ18,足裏荷重センサ19を上方から視認した場合の図である。この図が示すように、靴裏荷重センサ18は足装着具17や靴裏プレート16の接地面(裏面)全体を覆うような面積を有する。また足裏荷重センサ19は足装着具17の内部に足裏面全体を覆うように設けられる。靴裏プレート16は一例としては図4に示すように、靴裏荷重センサ18の幅方向に、足装着具17と靴裏荷重センサ18とにより挟まれるように設けられている。
図5は荷重センサの概要を示す図である。
靴裏荷重センサ18や足裏荷重センサ19には、一例として図5で示すように、薄いシート状の絶縁体の表裏に行列状に電極が配置される。靴裏荷重センサ18や足裏荷重センサ19は、電極の格子点の電気抵抗を計測し、その計測値を制御装置21に出力する。制御装置21は各格子点の電気抵抗値に基づいて、各格子点に加わった圧力、及びセンサシートの面全体での荷重を算出する。図5は足裏荷重センサ19を示している。
図6は制御装置のハードウェア構成を示す図である。
この図が示すように制御装置21はCPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、信号入出力装置104、無線通信装置105等の各ハードウェアを備えたコンピュータである。
信号入出力装置104は、靴裏荷重センサ18や足裏荷重センサ19や股関節センサ23や膝関節センサ24や足関節センサ25から出力された信号を入力とする。信号入出力装置104は、股アクチュエータ13、膝アクチュエータ14、足首アクチュエータ15を制御する制御信号を出力する。制御装置21はバッテリ22からの電源供給により動作する。
無線通信装置105は他の装置と通信接続する。
図7は制御装置の機能ブロック図である。
制御装置21は電源ボタンがONされることによりバッテリ22から供給された電力に基づいて起動する。制御装置21は起動後に制御プログラムを実行する。これにより制御装置21には、情報取得部211、総合制御部212、アクチュエータ制御部213、電源部214、記憶部215が少なくとも備わる。
情報取得部211は靴裏荷重センサ18、足裏荷重センサ19、股関節センサ23、膝関節センサ24及び足関節センサ25からセンシング情報を取得する。靴裏荷重センサ18のセンシング情報は、図5を用いて説明した各格子点の圧力(荷重)に対応する電気抵抗値を示す靴裏荷重情報である。足裏荷重センサ19のセンシング情報は各格子点の圧力(荷重)に対応する電気抵抗値を示す足裏荷重情報である。股関節センサ23、膝関節センサ24及び足関節センサ25のセンシング情報は検出した関節角度を示す関節角度情報である。
アクチュエータ制御部213は股アクチュエータ13、膝アクチュエータ14及び足首アクチュエータ15を制御する。
電源部214は電源ボタンがONされるとバッテリ22から制御装置21の各部に電力を供給する。
記憶部215は、脚の各関節における角度基準を記憶する。
総合制御部212は、床反力荷重差算出部2121、トルク制御部2122を備える。
床反力荷重差算出部2121は、第一計測値と、第二計測値とを取得する。第一計測値は、パワードスーツ100(負荷軽減装置)の重量とユーザの体重とに基づく重量が接地面に伝わる値を示す。パワードスーツ100は、ユーザに掛かる負荷を軽減し、少なくとも当該ユーザが装着する。第二計測値は、ユーザの体重に基づく重量が接地面に伝わる値を示す。
床反力荷重差算出部2121は、それら第一計測値と第二計測値とに基づいて負荷のユーザに対する免荷量である床反力荷重差を算出する。第一計測値は靴裏荷重センサ18が検出する靴裏荷重情報に基づく靴裏床反力荷重である。第二計測値は足裏荷重センサ19が検出する足裏荷重情報に基づく足裏床反力荷重である。また床反力荷重差算出部2121は、歩行一歩の開始から終了までの足取サイクルにおける片足の着地後の当該片足による立脚期間における床反力荷重差を算出する。
トルク制御部2122は、股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15が出力する出力トルクを制御する。トルク制御部2122は、床反力荷重差算出部2121が算出した床反力荷重差及び股関節センサ23,膝関節センサ24,足関節センサ25が検出する各脚の各関節角度に基づいて、ユーザの脚の関節においてユーザに掛かる負荷を軽減するために、出力トルクを制御する。またトルク制御部2122は、第一計測値または第二計測値に基づいて出力トルクを制御してもよい。
続いて、制御装置21の動作について詳細に説明する。
図8は制御装置の動作を示す動作ブロック図である。
まず、床反力荷重差算出部2121が、靴裏荷重センサ18が検出する靴裏荷重情報に基づく第一計測値(靴裏床反力荷重)と、足裏荷重センサ19が検出する足裏荷重情報に基づく第二計測値(足裏床反力荷重)とに基づいて床反力荷重差を算出する。
床反力荷重差算出部2121は、パワードスーツ100の靴裏プレート16や足装着具17の接地面側に設けられた靴裏荷重センサ18に加わる第一計測値(靴裏床反力荷重)を、靴裏荷重情報に基づいて算出する。具体的には床反力荷重差算出部2121は靴裏荷重情報に含まれる各格子点の電気抵抗値に基づいて、各格子点に加わった圧力、及び面全体での荷重を算出し、靴裏荷重センサ18に加わる第一計測値(靴裏床反力荷重)を求める。第一計測値が示す重量は、ユーザの体重、パワードスーツ100の重量、荷物の重量Fなどの歩行時の合成重量F’が靴裏荷重センサ18に加わる重量である。より具体的には第一計測値は、「負荷(荷物の重量F)+スーツ重量+体重+加速度に起因した力など」を合成した値となる。
また床反力荷重差算出部2121は、パワードスーツ100の足装着具17内部に挿入された足裏荷重センサ19に加わる第二計測値(足裏床反力荷重)を足裏荷重情報に基づいて算出する。第二計測値(足裏床反力荷重)は、ユーザの体重やユーザに掛かる負荷(荷物の重量やパワードスーツの重量のうち骨格部11を介して接地面に逃げることができなかった重量等)の合成重量fが足裏荷重センサ19に加わる重量である。具体的には床反力荷重差算出部2121は、靴裏荷重情報に含まれる各格子点の電気抵抗値に基づいて、各格子点に加わった圧力、及び面全体での荷重を算出し、足裏荷重センサ19に加わる第二計測値(足裏床反力荷重)を求める。より具体的には第二計測値は、「負荷(荷物の重量F)の一部+スーツ重量の一部+体重(の一部)+加速度に起因した力の一部など」を合成した値となる。
床反力荷重差算出部2121は第一計測値から第二計測値を減じて床反力荷重差を算出する。この床反力荷重差は、荷物の重量やパワードスーツの重量のうち、接地面に骨格部11を介して直接加わった重量である。床反力荷重差算出部2121は、さらにパワードスーツ100の重量に基づく値を減じて、荷物のみの重量のうち、ユーザの歩行時に接地面に骨格部11を介して直接加わった重量を算出するようにしてもよい。
図9は床反力荷重差の一例を示す図である。
この図において破線91はユーザの片足の歩行一歩の開始から終了までを一単位とする足取サイクルにおいて、靴裏床反力荷重を示す第一計測値の遷移を示すグラフである。実線92は足取サイクルにおいて足裏床反力荷重を示す第二計測値の遷移を示すグラフである。当該グラフにおいて横軸が、足取サイクルは歩行一歩の開始から終了まで時間経過の割合(%)を示している。
この足取サイクルにおいて0%から70%までの期間は足が接地面に設置している(脚が立脚している)立脚期間を示す。またこの足取りサイクルにおいて70%から100%までの期間は、足が接地面(地面)から離れていることにより靴裏荷重センサ18,足裏荷重センサ19に荷重がかかっていない(脚が遊脚している)遊脚期間を示す。また当該グラフにおいて縦軸は荷重を示す。床反力荷重差算出部2121は立脚期間にあるいずれかの時点Tにおける第一計測値から、時点Tにおける第二計測値を減じて床反力荷重差Nを算出する。
床反力荷重差算出部2121は上述の処理により、左右両足の床反力荷重差を算出する。床反力荷重差算出部2121は算出した両足の床反力荷重差をトルク制御部2122へ出力する。
トルク制御部2122は、靴裏荷重センサ18が検出する現在の第一計測値、足裏荷重センサ19が検出する現在の第二計測値、入力された床反力荷重差、各関節それぞれの角度基準θk0、及び各脚の股関節センサ23,膝関節センサ24,足関節センサ25それぞれが検出した現在の関節角度θを用いて、以下の一連の処理を行う。すなわち、トルク制御部2122は、リアルタイムに現時点におけるユーザの動作の特徴を検出し、内部に内蔵したパワードスーツ100全体の動作推定モデルを用いて逐次、パワードスーツ100の動作を推定する。そして、トルク制御部2122は、股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15が出力するトルクの目標値を算出する。すなわちトルク制御部2122は、現在の第一計測値、現在の第二計測値、床反力荷重差、各関節それぞれの角度基準θk0、及び各脚の各関節の現在の関節角度θを用いて、予め設定された動作推定モデルに基づいて各脚の股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15が出力するトルクの目標値を算出する。
例えばトルク制御部2122は、床反力荷重差をパワードスーツ100により負荷軽減されている状態としてトルクの目標値を算出する。またトルク制御部2122は、第一計測値又は第二計測値を用いて各脚が遊脚状態、立脚状態のいずれであるかを判定してもよい。そしてトルク制御部2122は、遊脚時の動作推定モデルまたは立脚時の動作推定モデルに基づき、各関節角度を用いて各脚の各関節における出力トルクを算出してもよい。トルク制御部2122は、算出した各脚の股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15のトルクの目標値をアクチュエータ制御部213に出力する。
アクチュエータ制御部213は、各トルクの目標値に基づいて角度制御器Kci(s)で股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15の回転角度を制御する。「s」は、制御系の周波数領域を示す。その後、アクチュエータ制御部213は、力制御器Kbi(s)で各脚の股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15に関する現在のタイミングにおけるトルクτを算出し、それら各アクチュエータへ各トルクτを示す信号を出力する。
これにより、時系列k番目(現在値)におけるユーザの印加する負荷抗力Fとユーザの印加トルクlと出力トルクτとが各アクチュエータのダイナミクスP(s)となる。股関節センサ23,膝関節センサ24,足関節センサ25は、股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15のダイナミクスP(s)に基づくパワードスーツ100のダイナミクスG(s)に応じた時系列k番目における各関節角度θを検出する。そして制御装置21は上述した処理を繰り返す。
なおアクチュエータ制御部213は、一例としては以下のトルク算出式を用いてトルクτを算出する。このトルク算出式(1)において、「(θ)/G(s)」はアクチュエータ制御部21へのフィードバック因子を示す。また「F・l」はフィードフォワード因子を示す。またTはトルク制御部の算出したトルクの目標値を示す。またf(θ)は股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15の角度基準を基準とした角度θを含む関数を示す。なお下記のトルク算出式は一例であって、以下に示すトルク算出式以外の式を用いてもよい。トルク算出式(1)において、「s」は制御系の周波数領域を示し、Kbiは力制御器の制御モデルを、Kciは角度制御器の制御モデルを示す。
τ=Kbi(s){T・Kci(s)−f(θ)/G(s)+F・l
・・・(1)
図10はパワードスーツの処理フローを示す図である。
まずユーザはパワードスーツ100を装着する。この時ユーザは足装着具17の内部に足裏荷重センサ19を挿入する。足裏荷重センサ19は予め足装着具17の内部に備えられてよい。足裏荷重センサ19の面積はユーザの足の大きさに適した大きさものが利用されてよい。またユーザは靴裏荷重センサ18をパワードスーツ100の足装着具17や靴裏プレート16の接地面側に装着する。靴裏荷重センサ18も予め足装着具17や靴裏プレート16の接地面側に備えられてよい。靴裏荷重センサ18の面積はユーザの足の大きさに対応する足装着具17に適した大きさものが利用されてよい。
ユーザはパワードスーツ100に備わる制御装置21の電源ボタンを操作して電源を投入する。これにより制御装置21が始動する。ユーザはパワードスーツ100を装着したまま歩行、駆け足、跳躍、飛び降りなどの動作を行う。ユーザはパワードスーツ100の荷台20に荷物を積載して歩行、駆け足、跳躍、飛び降りなどの動作をしてもよい。制御装置21のアクチュエータ制御部213は荷物やパワードスーツ100の自重によりユーザにかかる荷重を軽減するように股アクチュエータ13、膝アクチュエータ14、足首アクチュエータ15を制御する。これによりパワードスーツ100は様々なユーザの動作に追従する。
制御装置21が駆動している間、情報取得部211は股関節センサ23,膝関節センサ24,足関節センサ25から関節角度情報を所定の間隔で取得する(ステップS101)。また制御装置21が駆動している間、情報取得部211は靴裏荷重センサ18から靴裏荷重情報を所定の間隔で取得する(ステップS102)。また制御装置21が駆動している間、情報取得部211は足裏荷重センサ19から足裏荷重情報を所定の間隔で取得する(ステップS103)。靴裏荷重情報と足裏荷重情報は、上述したように靴裏荷重センサ18、足裏荷重センサ19それぞれのセンサの格子点の圧力(荷重)に対応する電気抵抗値である。所定の間隔は一例としては10ミリ秒毎などの短時間毎である。
床反力荷重差算出部2121は靴裏荷重情報が示す第一計測値(靴裏床反力荷重)から、足裏荷重情報が示す第二計測値(足裏床反力荷重)を減じて床反力荷重差を算出する(ステップS104)。トルク制御部2122は第一計測値、第二計測値、床反力荷重差、各関節の角度基準、及び各関節の関節角度に基づいて、各脚の股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15が出力するトルクの目標値を算出する(ステップS105)。
アクチュエータ制御部213は、トルク制御部2122が算出したトルクの目標値の各トルクを、各脚の股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15から出力させるための信号(τ)を、各アクチュエータへ出力する(ステップS106)。その後、ステップS101の処理に戻り、制御装置21は処理を終了するまでステップS101からS106までの処理を繰り返す。
上述の処理によれば、パワードスーツ100の重量と前記ユーザの体重とに基づく重量が接地面に伝わる第一計測値から、ユーザの体重に基づく重量が接地面に伝わる第二計測値を減じた床反力荷重差に基づいて、股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15が出力するトルクを制御する。これにより、パワードスーツ100の制御装置21は、負荷のユーザに対する免荷量(パワードスーツ100により負荷軽減されている状態)を考慮して直接的な負荷軽減の制御が可能となる。したがって、より適切なユーザの負荷軽減を実現することができる。
また、パワードスーツ100とは別の装置が上述の処理を行う場合にはデータ送受信の遅延に起因してリアルタイム性が損なわれるおそれがある。ただし、本実施形態ではパワードスーツ100が備える制御装置21が上述の処理を実行するためユーザの急峻な動作に対しても遅延せずに対応可能である。
以上本発明の実施形態について説明したが、靴裏荷重センサ18はパワードスーツ100の靴裏プレート16の接地面側に予め設けられていてよい。また足裏荷重センサ19は足装着具17の内部に予め挿入されていてよい。
また上述の説明では靴裏荷重センサ18は足装着具17の裏面の全体を覆うような面積を有し、足裏荷重センサ19は足装着具17の内部に足裏面全体を覆うような面積を有することを示した。しかしながら靴裏荷重センサ18は、靴裏プレート16や足装着具17から接地面に加わる荷重をその荷重がかかる位置がずれた場合にも計測できるものであればよい。
例えば靴裏荷重センサ18は、靴裏プレート16の接地面側に複数設けられた圧力センサであってもよい。靴裏プレート16の接地面の荷重ポイントが時間の経過に従って移動した場合でも、それら複数の圧力センサが順次、各荷重ポイントにおいて荷重を計測し、その荷重に対応する電気抵抗値を含む靴裏荷重情報を出力する。
また足裏荷重センサ19も複数の圧力センサによって構成されてもよい。足裏の足装着具17の荷重位置が時間の経過に従って移動した場合でも、それら複数の圧力センサが順次荷重を計測し、その荷重に対応する電気抵抗値を含む足裏荷重情報を出力する。
床反力荷重差算出部2121はそれら複数のセンサから得られた靴裏荷重情報や足裏荷重情報に基づいて、第一計測値、第二計測値、及び床反力荷重差を算出してよい。
床反力荷重差算出部2121は過去の靴裏荷重情報や足裏荷重情報に基づいて、機械学習によりそれらセンシング情報に対応する荷重を算出して記憶部215に記憶しておいてもよい。この場合、床反力荷重差算出部2121は靴裏荷重情報や足裏荷重情報が示す電気抵抗値に対応する荷重(靴裏床反力荷重や足裏床反力荷重)を記憶部215から読み取って床反力荷重差の算出に利用してよい。
また靴裏荷重センサ18と足裏荷重センサ19との配置関係は上述したものに限られない。
図11及び図12は靴裏荷重センサと足裏荷重センサの他の配置例を示す図である。
図11は右足の足装着具17と各センサを踵方向から視認した場合の図を示している。
図12は図11の右足の足装着具17と各センサを内股方向から視認した場合の図を示している。
これら図11、図12は、靴裏荷重センサ18の裏面の全体を覆うように、保護シート140が設けられている点で図2、図3と異なる。また靴裏プレート16は、足装着具17のソール141に埋め込まれる。また足装着具17の接地部分はよりフラットな形状になっている。靴裏荷重センサ18の裏面には保護シート140が設けられる。保護シート140は靴裏荷重センサ18を上下で挟むように設けてもよい。保護シート140が靴裏荷重センサを保護することで、靴裏荷重センサ18の耐性を向上でき、計測時の破損等の不具合から防止できるという効果がある。
また上述の例では制御装置21はパワードスーツ100に設けられているが、これに限らず、パワードスーツ100と無線または有線により通信接続する他の装置が制御装置21の機能を備えていてもよい。
図13は制御装置の最小構成を示す図である。
負荷軽減装置の最小構成は制御装置21である。制御装置21は少なくとも上述の床反力荷重差算出部2121及びトルク制御部2122の機能を備えればよい。
床反力荷重差算出部2121は、負荷軽減装置の重量とユーザの体重とに基づく重量が接地面に伝わる第一計測値と、ユーザの体重に基づく重量が接地面に伝わる第二計測値とに基づいて、負荷のユーザに対する免荷量である床反力荷重差を算出する。負荷軽減装置は、ユーザに掛かる負荷を軽減し少なくとも当該ユーザが装着する荷物を保持する機構を有する。
トルク制御部2122は、床反力荷重差算出部2121が算出した床反力荷重差に基づいて、ユーザの脚の関節においてユーザに掛かる負荷を軽減するために股アクチュエータ13,膝アクチュエータ14,足首アクチュエータ15が出力する出力トルクを制御する。
上述の制御装置21は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、無線通信装置105等の各ハードウェアを備えたコンピュータであってよい。
上述の制御装置21は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
この出願は、2018年11月12日に日本出願された特願2018−211993号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明によればユーザの動作に対してより適切な負荷軽減をすることができる負荷軽減装置を提供することができる。
100・・・パワードスーツ
11・・・骨格部
12・・・ベルト
13・・・股アクチュエータ
14・・・膝アクチュエータ
15・・・足首アクチュエータ
16・・・靴裏プレート
17・・・足装着具
18・・・靴裏荷重センサ
19・・・足裏荷重センサ
20・・・荷台
21・・・制御装置
22・・・バッテリ
23・・・股関節センサ
24・・・膝関節センサ
25・・・足関節センサ
211・・・情報取得部
212・・・総合制御部
2121・・・床反力荷重差算出部
2122・・・トルク制御部
213・・・アクチュエータ制御部
214・・・電源部
215・・・記憶部
本発明は、負荷軽減装置、負荷軽減方法、及びプログラに関する。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできる負荷軽減装置、負荷軽減方法、及びプログラを提供することを目的としている。
本発明の第3の態様によれば、ログラムは、負荷軽減装置のコンピュータに、ユーザに掛かる負荷を軽減し少なくとも当該ユーザが装着する荷物を保持する機構を有する、負荷軽減装置の重量と前記ユーザの体重とに基づく重量が接地面に伝わる第一計測値と、前記ユーザの体重に基づく重量が接地面に伝わる第二計測値とに基づいて、前記負荷の前記ユーザに対する免荷量である床反力荷重差を算出し、前記床反力荷重差に基づいて、前記ユーザの脚の関節において前記ユーザに掛かる負荷を軽減するために前記負荷軽減装置の駆動機構が出力するトルクを制御する、処理を実行させる。

Claims (7)

  1. ユーザに掛かる負荷を軽減し少なくとも当該ユーザが装着する荷物を保持する機構を有する、負荷軽減装置の重量と前記ユーザの体重とに基づく重量が接地面に伝わる第一計測値と、前記ユーザの体重に基づく重量が接地面に伝わる第二計測値とに基づいて、前記負荷の前記ユーザに対する免荷量である床反力荷重差を算出する床反力荷重差算出部と、
    前記床反力荷重差に基づいて、前記ユーザの脚の関節において前記ユーザに掛かる負荷を軽減するために前記負荷軽減装置の駆動機構が出力するトルクを制御するトルク制御部と、
    を備えた負荷軽減装置。
  2. 前記床反力荷重差算出部は、前記ユーザが装着する靴の靴底に設けられ、前記負荷軽減装置の重量を前記接地面に伝える靴裏プレートの接地面側に設けられた第一計測部から前記第一計測値を取得し、前記ユーザが装着する靴の靴底に設けられた第二計測部から前記第二計測値を取得する
    請求項1に記載の負荷軽減装置。
  3. 前記床反力荷重差算出部は、前記脚が立脚しているときの前記床反力荷重差を算出する
    請求項1または請求項2に記載の負荷軽減装置。
  4. 前記トルク制御部は、前記脚の各関節の角度に基づいて前記トルクを制御する
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の負荷軽減装置。
  5. 前記トルク制御部は、前記第一計測値又は前記第二計測値に基づいて前記トルクを制御する
    請求項1から請求項4の何れか一項に記載の負荷軽減装置。
  6. ユーザに掛かる負荷を軽減し少なくとも当該ユーザが装着する荷物を保持する機構を有する、負荷軽減装置の重量と前記ユーザの体重とに基づく重量が接地面に伝わる第一計測値と、前記ユーザの体重に基づく重量が接地面に伝わる第二計測値とに基づいて、前記負荷の前記ユーザに対する免荷量である床反力荷重差を算出し、
    前記床反力荷重差に基づいて、前記ユーザの脚の関節において前記ユーザに掛かる負荷を軽減するために前記負荷軽減装置の駆動機構が出力するトルクを制御する
    負荷軽減方法。
  7. 負荷軽減装置のコンピュータに、
    ユーザに掛かる負荷を軽減し少なくとも当該ユーザが装着する荷物を保持する機構を有する、負荷軽減装置の重量と前記ユーザの体重とに基づく重量が接地面に伝わる第一計測値と、前記ユーザの体重に基づく重量が接地面に伝わる第二計測値とに基づいて、前記負荷の前記ユーザに対する免荷量である床反力荷重差を算出し、
    前記床反力荷重差に基づいて、前記ユーザの脚の関節において前記ユーザに掛かる負荷を軽減するために前記負荷軽減装置の駆動機構が出力するトルクを制御する、
    処理を実行させるプログラムを記憶する記憶媒体。
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