JPWO2020066474A1 - 核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法、装置及びプログラム - Google Patents

核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法、装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

装置(10)は、算出器(100)を含んでいる。算出器(100)は、第1酸化波(O1)の第1ポテンシャル(E1)及び第2酸化波(O2)の第2ポテンシャル(E2)のポテンシャル差(ΔE)を算出するためのものである。第1酸化波(O1)において、第1ポテンシャル(E1)は、第1酸化波(O1)のピーク電流値(I0)におけるポテンシャル(Ep0)未満の範囲で第1電流値(I1)をとる。第2酸化波(O2)において、第2ポテンシャル(E2)は、第2酸化波(O2)のピーク電流値(I0´)におけるポテンシャル(Ep0´)未満の範囲で第1電流値(I1)をとる。

Description

本発明は、核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法、装置及びプログラムに関する。
特定の配列を有する核酸(例えば、デオキシリボ核酸(DNA)又はリボ核酸(RNA))を検出するため、ハイブリダイゼーションが用いられることがある。核酸は、その核酸の配列と相補的な配列を有するプローブにハイブリダイズされる。核酸のハイブリダイゼーション度合は、電気化学的アプローチによって定量的に分析可能である。
非特許文献1には、核酸のハイブリダイゼーション度合を電気化学的アプローチによって定量的に分析する方法の一例が記載されている。この例では、マイクロRNA(miRNA)を含む試料について、サイクリックボルタンメトリ(CV)によって、ハイブリダイゼーション前のボルタモグラム(酸化波及び還元波)及びハイブリダイゼーション後のボルタモグラム(酸化波及び還元波)を取得している。同一作用電極において、ハイブリダイゼーション前のボルタモグラムのピーク電流値I(ハイブリダイゼーション前の酸化波ボルタモグラムは、ポテンシャルEpにおいてピーク電流値Iをとる。)及びハイブリダイゼーション後の酸化波ボルタモグラムのポテンシャルEpにおける電流値Iを測定すると、電流値Iは、ピーク電流値Iよりも減少する。このため、ピーク電流値Iに対する電流値Iの比I/Iを、核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に分析するための指標として機能させることができる。
Gene sensors based on peptide nucleic acid (PNA) probes: Relationship between sensor sensitivity and probe/target duplex stability. Analyst, 2005, 130, 1478-82.
本発明者は、非特許文献1に記載の指標(ピーク電流値I及び電流値Iの関係)とは異なる新規な指標を用いて、核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に分析することを検討した。例えば、ピーク電流値I及び電流値Iがほとんど等しい場合(例えば、各試料内の核酸の量が極めて少ない場合、又はハイブリダイゼーションがほとんど生じていない場合)、ピーク電流値I及び電流値Iの関係(例えば、比又は差)を正確に算出することが難しく、ピーク電流値I及び電流値Iの関係を用いて核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に高い精度で分析することは困難である。さらに、ピーク電流値Iを正確に測定することが難しい場合(例えば、ピーク電流値Iの近傍のボルタモグラムが急峻でないため、ピーク電流値I及びピーク電流値Iの近傍の電流値をとるポテンシャルの範囲が広く、ポテンシャルEpを一意に定めることが難しい場合)、ピーク電流値I及び電流値Iの関係(例えば、比又は差)を正確に算出することが難しく、ピーク電流値I及び電流値Iの関係を用いて核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に高い精度で分析することは困難である。
本発明の目的の一例は、核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に分析するための新規な指標を得ることにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
本発明の一態様は、
第1酸化波及び第2酸化波を用いて核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法であって、
前記第1酸化波において、前記第1酸化波のピーク電流値におけるポテンシャル未満の範囲で第1電流値をとる第1ポテンシャルと、前記第2酸化波において、前記第2酸化波のピーク電流値におけるポテンシャル未満の範囲で前記第1電流値をとる第2ポテンシャルと、のポテンシャル差を算出することを含む、核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法である。
本発明の他の態様は、
第1酸化波及び第2酸化波を用いて核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する装置であって、
前記第1酸化波において、前記第1酸化波のピーク電流値におけるポテンシャル未満の範囲で第1電流値をとる第1ポテンシャルと、前記第2酸化波において、前記第2酸化波のピーク電流値におけるポテンシャル未満の範囲で前記第1電流値をとる第2ポテンシャルと、のポテンシャル差を算出する算出器を備える、核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する装置である。
本発明のさらに他の態様は、
コンピュータを、第1酸化波及び第2酸化波を用いて核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する装置として機能させるためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記第1酸化波において、前記第1酸化波のピーク電流値におけるポテンシャル未満の範囲で第1電流値をとる第1ポテンシャルと、前記第2酸化波において、前記第2酸化波のピーク電流値におけるポテンシャル未満の範囲で前記第1電流値をとる第2ポテンシャルと、のポテンシャル差を算出させる、プログラムである。
本発明の上述の態様によれば、核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に分析するための新規な指標を得ることができる。
実施形態1に係る装置を説明するための図である。 実施形態2に係る装置を説明するための図である。 図2に示した記憶器に記憶された参照データの一例を説明するための図である。 装置のハードウエア構成を示す図である。 図1の第1の変形例を示す図である。 図1の第2の変形例を示す図である。 図1の第3の変形例を示す図である。 電流値比I/Iを用いてのmiRNAのハイブリダイゼーションの分析及びポテンシャル差ΔEを用いてのmiRNAのハイブリダイゼーションの分析の相関を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
以下に示す説明において、算出器100、判定器110及び記憶器120は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。算出器100、判定器110及び記憶器120は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶メディア、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置には様々な変形例がある。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る装置10を説明するための図である。図1の測定系20内のグラフにおいて、縦軸はボルタモグラムの電流(nA)を示しており、横軸はボルタモグラムのポテンシャル(V)を示している。
図1を用いて、装置10の概要を説明する。装置10は、第1酸化波O1及び第2酸化波O2を用いて核酸のハイブリダイゼーション度合を検出するためのものである。装置10は、算出器100を含んでいる。算出器100は、第1酸化波O1の第1ポテンシャルE1及び第2酸化波O2の第2ポテンシャルE2のポテンシャル差ΔEを算出するためのものである。第1酸化波O1において、第1ポテンシャルE1は、第1酸化波O1のピーク電流値IにおけるポテンシャルEp未満の範囲で第1電流値I1をとる。第2酸化波O2において、第2ポテンシャルE2は、第2酸化波O2のピーク電流値I´におけるポテンシャルEp´未満の範囲で第1電流値I1をとる。
上述した構成によれば、核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に分析するための新規な指標を得ることができる。具体的には、上述した構成によれば、ポテンシャル差ΔEを算出器100によって算出することができる。後述するように、ポテンシャル差ΔEは、核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に分析するための指標となり得る。
さらに、上述した構成によれば、第1酸化波O1のピーク電流値I及び第2酸化波O2の電流値I(第2酸化波O2は、第1酸化波O1のピーク電流値IにおけるポテンシャルEpにおいて第2電流値(電流値I)をとる。)がほとんど等しい場合であっても、ピーク電流値I及び電流値Iの関係(例えば、比又は差)を算出する必要がない。したがって、第1酸化波O1のピーク電流値I及び第2酸化波O2の電流値Iがほとんど等しい場合であっても、核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に高い精度で分析することができる。
一例において、ポテンシャル差ΔEは、第1酸化波O1のピーク電流値I及び第2酸化波O2の電流値Iがほとんど等しく、例えば、第2酸化波O2の電流値Iが第1酸化波O1のピーク電流値Iの90%以上110%以下であっても、算出可能である。
さらに、上述した構成によれば、第1酸化波O1のピーク電流値Iを正確に測定することが難しい場合(例えば、ピーク電流値Iの近傍の第1酸化波O1が急峻でないため、ピーク電流値I及びピーク電流値Iの近傍の電流値をとるポテンシャルの範囲が広く、ポテンシャルEpを一意に定めることが難しい場合)であっても、ピーク電流値I及び電流値Iの関係(例えば、比又は差)を算出する必要がない。したがって、ピーク電流値Iを正確に測定することが難しい場合であっても、核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に高い精度で分析することができる。
図1を用いて、装置10の詳細を説明する。
図1に示す例において、測定系20は、サイクリックボルタンメトリ(CV)によって、ボルタモグラムC1及びボルタモグラムC2を測定している。ボルタモグラムC1は、第1酸化波O1及び第1還元波R1を含んでいる。ボルタモグラムC2は、第2酸化波O2及び第2還元波R2を含んでいる。
他の例において、測定系20は、CV以外の方法、例えば、微分パルスボルタンメトリ(DPV)によって、各ボルタモグラムを測定してもよい。この例においても、各ボルタモグラムは、酸化波を含んでいる。したがって、図1を用いて説明する方法と同様の方法により、ポテンシャル差ΔEを算出することができる。
測定系20は、ボルタモグラムC1及びボルタモグラムC2を測定するための電極(作用電極)を有している。測定系20は、複数の電極(複数の作用電極)を有していてもよい。この場合、算出器100は、複数の電極のそれぞれについて複数のポテンシャル差ΔEのそれぞれを算出することができる。算出器100は、複数のポテンシャル差ΔEを統計的に処理してもよく、例えば、複数のポテンシャル差ΔEの中央値又は平均値を算出してもよい。
図1に示す例において、第1酸化波O1は、ハイブリダイゼーション前の一試料の測定の測定結果を示しており、第2酸化波O2は、ハイブリダイゼーション後の当該一試料の測定結果を示している。ハイブリダイゼーション前の一試料は、測定系の電極(作用電極)に固定されたプローブを含んでいてもよく(ハイブリダイゼーション前の一試料は、核酸を含んでいてもよいし、又は含んでいなくてもよい。)、ハイブリダイゼーション後の当該一試料は、プローブにハイブリダイズされた核酸を含んでいてもよい。
図1に示す例において、第1酸化波O1及び第2酸化波O2は、マイクロRNA(miRNA)の測定結果を示している。このmiRNAは、血液から抽出されてもよい。一般に、血液から多量のmiRNAを含む試料を得ることは難しい。このため、miRNAのボルタモグラム(例えば、酸化波)のハイブリダイゼーションによる変化は極めて小さくなり得る。したがって、ピーク電流値I及び電流値Iの関係(例えば、比又は差)を用いて、miRNAのハイブリダイゼーション度合を定量的に分析することは困難になり得る。これに対して、図1に示す例によれば、miRNAのハイブリダイゼーションであっても、ポテンシャル差ΔEは明瞭に生じ得る。したがって、miRNAのハイブリダイゼーション度合を定量的に高い精度で分析することができる。
他の例において、各酸化波は、miRNA以外の核酸の測定結果を示していてもよく、例えば、DNAの測定結果を示していてもよいし、又はmiRNA以外のRNAの測定結果を示していてもよい。
装置10の使用者は、各種条件(例えば、第1酸化波O1及び第2酸化波O2の関係)に応じて、第1電流値I1を適当に決定することができる。
一例において、第1電流値I1は、ポテンシャル差ΔEのばらつき(例えば、標準偏差)が一定範囲に収まる電流値範囲から選択されてもよく、例えば、第1酸化波O1のピーク電流値Iの10%以上90%以下にしてもよい(例えば、第1酸化波O1のピーク電流値Iの10%以上90%以下におけるポテンシャル差ΔEは、いずれの電流値においても、第1酸化波O1のピーク電流値Iの10%以上90%以下におけるポテンシャル差ΔEの平均値から一定の範囲内に収まっている。)。算出器100は、複数の電流値比I1/Iのそれぞれ(例えば、電流値比I1/Iにつき0.20、0.30及び0.40)についてポテンシャル差ΔEを算出してもよい。算出器100は、複数のポテンシャル差ΔEを統計的に処理してもよく、例えば、複数のポテンシャル差ΔEの中央値又は平均値を算出してもよい。
図1において、ポテンシャル差ΔEが生じる理由を説明する。
測定系20の電極(作用電極)のポテンシャルは、ハイブリダイズされたターゲット核酸によって生じる負の総電荷量ΔQによって低下し得る。酸化波の測定において、作用電極には、キャパシタンスCの電気二重層が形成され得る。作用電極のポテンシャルの低下は、ΔQ/Cと見積もることができる。したがって、ハイブリダイゼーション後の酸化波(図1に示す例では、第2酸化波O2)は、ハイブリダイゼーション前の酸化波(図1に示す例では、第1酸化波O1)からΔQ/Cだけ高ポテンシャルに向けてシフトし得る。ポテンシャル差ΔEは、ハイブリダイゼーション前の酸化波(図1に示す例では、第1酸化波O1)からハイブリダイゼーション後の酸化波(図1に示す例では、第2酸化波O2)へのシフト量と見積もることができ、ΔQ/Cとおおよそ等しくなり得る。このようにして、ポテンシャル差ΔEは、核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に分析するための指標となり得る。
(実施形態2)
図2は、実施形態2に係る装置10を説明するための図である。実施形態2に係る装置10は、以下の点を除いて、実施形態1に係る装置10と同様である。図2の測定系20内のグラフにおいて、縦軸はボルタモグラムの電流(nA)を示しており、横軸はボルタモグラムのポテンシャル(V)を示している。
装置10は、判定器110を含んでいる。判定器110は、ポテンシャル差ΔEに基づいて、核酸のハイブリダイゼーション度合を判定するためのものである。ポテンシャル差ΔEが生じる理由の上述した説明より、核酸のハイブリダイゼーション度合は、ポテンシャル差ΔEが大きいほど大きく、ポテンシャル差ΔEが小さいほど小さいといえる。したがって、判定器110は、ポテンシャル差ΔEが大きいほど核酸のハイブリダイゼーション度合が大きく、ポテンシャル差ΔEが小さいほど核酸のハイブリダイゼーション度合が小さいと判断してもよい。
装置10は、記憶器120を含んでいる。図3を用いて後述するように、判定器110は、ポテンシャル差ΔEを示すデータを、記憶器120に記憶された参照データと比較して、核酸のハイブリダイゼーション度合を判定してもよい。
図3は、図2に示した記憶器120に記憶された参照データの一例を説明するための図である。
参照データは、核酸のハイブリダイゼーション度合(図3の右欄のΔH1、ΔH2、ΔH3、・・・)と対応付けられたポテンシャル差(図3の左欄のΔE1、ΔE2、ΔE3、・・・)を示す。参照データは、図2に示した測定系20を用いた測定によって予め生成させることができる。図2に示した判定器110は、測定系20から取得したポテンシャル差ΔEを、図3に示す参照データと比較してもよい。判定器110は、この比較に基づいて、核酸のハイブリダイゼーション度合を判定してもよい。
図4は、装置10のハードウエア構成を示す図である。装置10は、バス11、プロセッサ12、メモリ13、ストレージデバイス14及びネットワークインタフェース15を含んでいる。
バス11は、プロセッサ12、メモリ13、ストレージデバイス14及びネットワークインタフェース15が相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ12、メモリ13、ストレージデバイス14及びネットワークインタフェース15を互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ12は、CPU(Central Processing Unit)又はGPU(Graphics Processing Unit)といった演算装置である。メモリ13は、例えばRAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)を含む主記憶装置である。ストレージデバイス14は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はメモリカードを含む補助記憶装置である。
ストレージデバイス14は、装置10の各機能(例えば、算出器100、判定器110又は記憶器120)を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ12は、各プログラムモジュールをメモリ13に読み出して実行することで、各プログラムモジュールに対応する機能を実現する。
ネットワークインタフェース15は、装置10をLAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)といった通信網に接続するためのインタフェースである。装置10は、ネットワークインタフェース15を介して通信網に接続することで、測定系20と通信することができる。装置10は、無線ネットワークを介して測定系20に接続されてもよいし、又は有線ネットワークを介して測定系20に接続されてもよい。他の例において、測定系20において取得されたデータ(例えば、図1に示したボルタモグラムC1及びボルタモグラムC2)をストレージデバイス(例えば、USBフラッシュドライブ)に記憶させてもよく、装置10は、ストレージデバイスに記憶されたデータを分析してもよい。
図5は、図1の第1の変形例を示す図である。図5の測定系20内のグラフにおいて、縦軸はボルタモグラムの電流(nA)を示しており、横軸はボルタモグラムのポテンシャル(V)を示している。
図5に示すように、装置10は、測定系20を含んでいてもよい。図5に示す例において、装置10は、ポテンシャル差ΔEの分析だけでなく、ボルタモグラムC1及びボルタモグラムC2の測定も実施することができる。
図6は、図1の第2の変形例を示す図である。図6の測定系20内のグラフにおいて、縦軸はボルタモグラムの電流(nA)を示しており、横軸はボルタモグラムのポテンシャル(V)を示している。
図6に示す例は、測定系20内のグラフについて、図1に示す例と異なっている。図6に示すように、第1酸化波O1のピーク電流値I及び第2酸化波O2の電流値I(第2酸化波O2は、第1酸化波O1のピーク電流値IにおけるポテンシャルEpにおいて電流値Iをとる。)の差が大きい場合であっても、算出器100は、図1を用いて説明した方法と同様にして、ポテンシャル差ΔEを算出することができる。
図7は、図1の第3の変形例を示す図である。図7の測定系20内のグラフにおいて、縦軸はボルタモグラムの電流(nA)を示しており、横軸はボルタモグラムのポテンシャル(V)を示している。
図7に示すように、装置10は、第1酸化波O1及び第2酸化波O2に代えて第1還元波R1及び第2還元波R2を用いて核酸のハイブリダイゼーション度合を検出することもできる。装置10は、算出器100を含んでいる。算出器100は、第1還元波R1の第1ポテンシャル‘E1及び第2還元波R2の第2ポテンシャル‘E2のポテンシャル差‘ΔEを算出するためのものである。第1還元波R1において、第1ポテンシャル‘E1は、第1還元波R1のピーク電流値‘Iにおけるポテンシャル‘Ep超の範囲で第1電流値‘I1をとる。第2還元波R2において、第2ポテンシャル‘E2は、第2還元波R2のピーク電流値‘I´におけるポテンシャル‘Ep´超の範囲で第1電流値`I1をとる。
第1還元波R1及び第2還元波R2に関するポテンシャル差‘ΔEは、第1酸化波O1及び第2酸化波O2に関するポテンシャル差ΔEと同様にして、ハイブリダイゼーション前の還元波(図7に示す例では、第1還元波R1)からハイブリダイゼーション後の還元波(図7に示す例では、第2還元波R2)へのシフト量と見積もることができる。したがって、第1還元波R1及び第2還元波R2に関するポテンシャル差‘ΔEは、第1酸化波O1及び第2酸化波O2に関するポテンシャル差ΔEと同様にして、核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に分析するための指標となり得る。
図7に示すグラフにおいて、第2還元波R2は、第1還元波R1のピーク電流値‘Iにおけるポテンシャル‘Epにおいて電流値‘Iをとっている。
図8は、電流値比I/Iを用いてのmiRNAのハイブリダイゼーションの分析及びポテンシャル差ΔEを用いてのmiRNAのハイブリダイゼーションの分析の相関を示す図である。図8のグラフにおいて、縦軸は、電流値比I/Iを示しており、横軸は、ポテンシャル差ΔEを示している。
図8に示す例では、74個の測定系20(作用電極)のそれぞれにおいて、以下の条件で、ピーク電流比I/I及びポテンシャル差ΔEを算出した。
第1酸化波O1:miRNAハイブリダイゼーション前の酸化波(測定用溶液:0.25mM リン酸バッファ+0.5mM NaClO、マーカ:1mM [Fe(CN)4−
第2酸化波O2:miRNAハイブリダイゼーション後の酸化波(測定用溶液:0.25mM リン酸バッファ+0.5mM NaClO、マーカ:1mM [Fe(CN)4−
CV掃引速度:500mV/sec
第1電流値I1:3nA(各第1酸化波O1のピーク電流値Iの約20%)
電流値比I/Iの中央値は、1.0205であった。つまり、第2酸化波O2の電流値Iは、第1酸化波O1のピーク電流値Iとほとんど等しかった。したがって、電流値比I/Iを用いて核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に高い精度で分析することは困難となり得る。
ポテンシャル差ΔEの中央値は、35mVであった。つまり、ポテンシャル差ΔEは、明瞭に表れているといえる。したがって、ポテンシャル差ΔEを用いて核酸のハイブリダイゼーション度合を定量的に高い精度で分析することができるといえる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
この出願は、2018年9月28日に出願された日本出願特願2018−183439号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 装置
11 バス
12 プロセッサ
13 メモリ
14 ストレージデバイス
15 ネットワークインタフェース
20 測定系
100 算出器
110 判定器
120 記憶器

Claims (9)

  1. 第1酸化波及び第2酸化波を用いて核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法であって、
    前記第1酸化波において、前記第1酸化波のピーク電流値におけるポテンシャル未満の範囲で第1電流値をとる第1ポテンシャルと、前記第2酸化波において、前記第2酸化波のピーク電流値におけるポテンシャル未満の範囲で前記第1電流値をとる第2ポテンシャルと、のポテンシャル差を算出することを含む、核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法。
  2. 前記ポテンシャル差に基づいて、核酸のハイブリダイゼーション度合を判定することを含む、請求項1に記載の核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法。
  3. 核酸のハイブリダイゼーション度合を判定することは、前記ポテンシャル差を示すデータと、核酸のハイブリダイゼーション度合と対応付けられたポテンシャル差を示す参照データと、を比較することを含む、請求項2に記載の核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法。
  4. 前記第1酸化波は、ハイブリダイゼーション前の一試料の測定結果を示しており、
    前記第2酸化波は、ハイブリダイゼーション後の前記一試料の測定結果を示している、請求項1から3のいずれか一項に記載の核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法。
  5. 前記第2酸化波は、前記第1酸化波の前記ピーク電流値における前記ポテンシャルにおいて第2電流値をとり、
    前記第2酸化波の前記第2電流値は、前記第1酸化波の前記ピーク電流値の90%以上110%以下である、請求項1から4のいずれか一項に記載の核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法。
  6. 前記核酸は、RNA又はDNAである、請求項1から5のいずれか一項に記載の核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法。
  7. 前記核酸は、miRNAである、請求項6に記載の核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する方法。
  8. 第1酸化波及び第2酸化波を用いて核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する装置であって、
    前記第1酸化波において、前記第1酸化波のピーク電流値におけるポテンシャル未満の範囲で第1電流値をとる第1ポテンシャルと、前記第2酸化波において、前記第2酸化波のピーク電流値におけるポテンシャル未満の範囲で前記第1電流値をとる第2ポテンシャルと、のポテンシャル差を算出する算出器を備える、核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する装置。
  9. コンピュータを、第1酸化波及び第2酸化波を用いて核酸のハイブリダイゼーション度合を検出する装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記第1酸化波において、前記第1酸化波のピーク電流値におけるポテンシャル未満の範囲で第1電流値をとる第1ポテンシャルと、前記第2酸化波において、前記第2酸化波のピーク電流値におけるポテンシャル未満の範囲で前記第1電流値をとる第2ポテンシャルと、のポテンシャル差を算出させる、プログラム。
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