JPWO2020066079A1 - ナックルガード - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、2018年9月28日に出願されたPCT/JP2018/36397について優先権を主張し、その内容をここに援用する。
この構成によれば、導風部が前面視で連通孔を覆うことで、車両前方に向けた開口を有しない。そのため、導風部により、走行中の風、水、泥、砂、木枝などからライダーのナックル部、腕部を保護することができる。したがって、走行中の防風・防泥・防砂利・防木枝効果が損なわれることを抑制することができる。加えて、車両のハンドルのグリップの前方に配置され、上下方向に開口する連通孔を有する導風部を備えることで、連通孔により、ナックルガードの後方の負圧を補正することができる。そのため、より小さい前面投影面積でより大きい防風効果を得ることができる。加えて、連通孔は前面視で見えないため、ナックルガードの一体感を創出し、意匠性に優れる。
この構成によれば、ナックルガードを分割構造とし、分割部品(第一保護部材および第二保護部材)の積層部で連通孔を形成するため、ナックルガードが複雑な構造となることを抑制し、かつ、ナックルガードの成形が容易となる。
この構成によれば、第二保護部材を車幅方向内側へ撓ませ、第一保護部材の取付孔の車幅方向内側で固定することにより、積層部の連通孔(隙間)を拡大することで、ナックルガードの後方へ向かう風量(ナックルガードの後方の負圧を補正するための風量)を調整することができる。そのため、走行速度、気温(手元雰囲気温度含む。)等の走行条件等を加味して、ライダーの好みに応じて、ナックルガードの後方の防風範囲や風量を調整しやすい。
この構成によれば、第一保護部材と第二保護部材との相対位置を規定することができる。
この構成によれば、第二保護部材の初期状態および湾曲状態のそれぞれにおいて、第一保護部材と第二保護部材との相対位置を規定することができる。
この構成によれば、第二保護部材を第一保護部材から取り外すことにより、第一保護部材のみで使用することができる。例えば、長距離走行時、オフロード走行時には、第二保護部材を第一保護部材に取り付けて走行する。例えば、低速走行時、市街地などのオンロード走行時には、第一保護部材のみで走行する。例えば、気温の高低で、気温が低いときには、第二保護部材を第一保護部材に取り付けて走行する。例えば、気温が高いときには、第一保護部材のみで走行する。このように条件に応じて、ナックルガードの仕様を変更可能なので、仕様変更の自由度が向上する。加えて、ナックルガードの全部を別部品に交換することなく、一部のみ部品を追加することで仕様変更が可能なので、部品コストが低減する。加えて、第一保護部材が第二保護部材を取り付けるための取付孔を有する場合、取付孔を導風孔として機能させることができる。
この構成によれば、第二保護部材を車幅方向内側へ撓ませ、弾性凸部を弾性変形させて第一保護部材の取付孔の車幅方向内側で固定することにより、連通孔を拡大することができ、連通孔を通じてナックルガードの後方へ向かう風量を増大することができる。一方、弾性凸部を弾性変形させて第一保護部材の取付孔の車幅方向外側で第二保護部材を固定することにより、連通孔を縮小することができ、連通孔を通じてナックルガードの後方へ向かう風量を低減することができる。そのため、走行速度、気温(手元雰囲気温度含む。)等の走行条件等を加味して、ライダーの好みに応じて、ナックルガードの後方の防風範囲や風量を調整しやすい。
この構成によれば、防風凸部によって連通孔に入り込んだ風の少なくとも一部が遮られるため、連通孔を通じてナックルガードの後方へ向かう風量を低減することができる。
この構成によれば、防風凸部が車幅方向に間隔をあけて複数配置された場合と比較して、連通孔を通じてナックルガードの後方へ向かう風量を低減しやすい。加えて、第二保護部材が第一保護部材に着脱可能である場合、防風凸部が第一保護部材から前方に突出する構成と比較して、第二保護部材を第一保護部材から取り外した状態(第一保護部材のみで使用するとき)の第一保護部材の外観性を高めることができる。
この構成によれば、弾性凸部を弾性変形させて第一保護部材の取付孔の車幅方向外端部で第二保護部材を固定することにより、連通孔を閉塞することができ、連通孔に風を通さなくすることができる。そのため、より好みや状況にあわせた調整が可能となる。加えて、防風凸部が第一保護部材の前面に当接することで、第一保護部材と第二保護部材とのがたつきを抑えることができる。
この構成によれば、第二保護部材の初期状態、第一湾曲状態および第二湾曲状態のそれぞれにおいて、第一保護部材と第二保護部材との相対位置を規定することができる。加えて、連通孔を通じてナックルガードの後方へ向かう風量を、第二保護部材の初期状態、第一湾曲状態および第二湾曲状態の三段階で調整することができる。
<車両全体>
図1は、鞍乗型車両の一例として、自動二輪車1を示す。図1を参照し、自動二輪車1は、車体前後方向略中央にエンジン2を搭載する。以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
図5に示すように、ナックルガード30は、グリップ17とハンドル15とに跨るように、グリップ17の前方に配置されている。例えば、ナックルガード30は樹脂製である。ナックルガード30は、乗員がグリップ17を把持した際に乗員の手の前方を覆う。上面視で、ナックルガード30は、後方に開放するU字状を有する。
上面視で、第一保護部材31は、後方に開放するU字状を有する(図9参照)。図4に示すように、第一保護部材31は、グリップ17の前方に配置されたガード部材39と、ガード部材39とレバーホルダ20とを連結する連結部材50と、を備える。
第一延在部41の車幅方向外側部(第二延在部42との隣接部分)には、連結部材50の前壁部53の凹部53aに係合可能な係合凸部47が設けられている(図9参照)。係合凸部47は、第一延在部41の車幅方向外側部の後面から後方に突出している(図7参照)。
下壁部52は、クラッチレバー19の下方に配置されている。下壁部52は、前後方向に延在する板状を有する。
前壁部53は、クラッチレバー19の前方に配置されている。前壁部53は、上壁部51の前端と下壁部52の前端とを連結する。上面視で、前壁部53は、前方保護部40の第一延在部41に沿うように、前壁部53の車幅方向内端が後方に位置し、かつ、前壁部53の車幅方向外端が前方に位置するように傾斜している(図9参照)。前壁部53には、車幅方向外方に開放する凹部53aが設けられている。
図2に示すように、第二保護部材32は、第一保護部材31の前方保護部40よりも大きい外形を有する。第二保護部材32は、前方保護部40に沿うように車幅方向に延在している。第二保護部材32の上端は、第一保護部材31の上端よりも上方に位置する。第二保護部材32の上縁は、上方に凸の湾曲形状を有する。第二保護部材32の下端は、前方保護部40の下端よりも上方に位置する。第二保護部材32の下縁は、前方保護部40の前縁に沿う外形を有する。断面視で、第二保護部材32の前面は、第二保護部材32の上端が後方に位置し、かつ、第二保護部材32の下端が前方に位置するように傾斜している(図6参照)。
第二保護部材32の車幅方向内側部は、ボルト等の締結部材29により第一保護部材31の第一延在部41に取り付けられている。第二保護部材32は、第一保護部材31と共に、連結部材50から離脱可能に連結部材50に取り付けられている。
図7に示すように、第一保護部材31と第二保護部材32とは、保護部材同士が重なる積層部37を形成する。連通孔36は、積層部37を上下方向に開放している。積層部37は、前面視で第一保護部材31における前方保護部40と第二保護部材32の下部とが重なる部分である(図2参照)。連通孔36は、前方保護部40の前面と第二保護部材32の下部後面との間の隙間である。断面視で、連通孔36は、開口上端が後方に位置し、かつ、開口下端が前方に位置するように傾斜している。
図15を参照し、実施形態に係るナックルガード30の作用を比較例とともに説明する。
比較例は、実施形態に係る連通孔36を有しない。または、比較例は、連通孔36の開口下端が閉塞されている。図中矢印Wxは比較例の走行風の流れ、矢印W1,W2は実施形態の走行風の流れをそれぞれ示す。
図16、図17を参照し、実施形態に係る第二保護部材32の作用について説明する。
第二保護部材32は、第一保護部材31における取付孔44aに沿って車幅方向内側へ撓むことにより、連通孔36を拡大することが可能である。
本実施形態によれば、導風部35が前面視で連通孔36を覆うことで、車両前方に向けた開口を有しない。そのため、導風部35により、走行中の風、水、泥、砂、木枝などからライダーのナックル部、腕部を保護することができる。したがって、走行中の防風・防泥・防砂利・防木枝効果が損なわれることを抑制することができる。加えて、車両のハンドル15のグリップ17の前方に配置され、上下方向に開口する連通孔36を有する導風部35を備えることで、連通孔36により、ナックルガード30の後方の負圧を補正することができる。そのため、より小さい前面投影面積でより大きい防風効果を得ることができる。加えて、連通孔36は前面視で見えないため、ナックルガード30の一体感を創出し、意匠性に優れる。
この構成によれば、ナックルガード30を分割構造とし、分割部品(第一保護部材31および第二保護部材32)の積層部37で連通孔36を形成するため、ナックルガード30が複雑な構造となることを抑制し、かつ、ナックルガード30の成形が容易となる。
この構成によれば、第二保護部材32を車幅方向内側へ撓ませ、第一保護部材31の取付孔44aの車幅方向内側で固定することにより、積層部37の連通孔36(隙間)を拡大することで、ナックルガード30の後方へ向かう風量(ナックルガード30の後方の負圧を補正するための風量)を調整することができる。そのため、走行速度、気温(手元雰囲気温度を含む。)等の走行条件等を加味して、ライダーの好みに応じて、ナックルガード30の後方の防風範囲や風量を調整しやすい。
この構成によれば、第一保護部材31と第二保護部材32との相対位置を規定することができる。
この構成によれば、第二保護部材32の初期状態および湾曲状態のそれぞれにおいて、第一保護部材31と第二保護部材32との相対位置を規定することができる。
この構成によれば、第二保護部材32を第一保護部材31から取り外すことにより、第一保護部材31のみで使用することができる。例えば、長距離走行時、オフロード走行時には、第二保護部材32を第一保護部材31に取り付けて走行する。例えば、低速走行時、市街地などのオンロード走行時には、第一保護部材31のみで走行する。例えば、気温の高低で、気温が低いときには、第二保護部材32を第一保護部材31に取り付けて走行する。例えば、気温が高いときには、第一保護部材31のみで走行する。このように条件に応じて、ナックルガード30の仕様を変更可能なので、仕様変更の自由度が向上する。加えて、ナックルガード30の全部を別部品に交換することなく、一部のみ部品を追加することで仕様変更が可能なので、部品コストが低減する。加えて、第一保護部材31が第二保護部材32を取り付けるための取付孔44aを有する場合、取付孔44aを導風孔として機能させることができる。
次に、第二実施形態について説明する。第二実施形態において、第一実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、その詳細説明を省略する。
上記実施形態では、第一保護部材31と第二保護部材32とを締結するボルト72およびナット73を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。第二実施形態は、連通孔を閉塞可能に連通孔の開口面積を調整する開口調整構造を備える点で第一実施形態と異なる。
第二実施形態では、弾性凸部173が取付孔44aの車幅方向外端部に位置している状態(初期状態)で防風凸部171が第一保護部材31の前面に当接することにより連通孔36が閉塞される。
開口調整構造170は、第二保護部材32が第一保護部材31における取付孔44aに沿って車幅方向内側へ撓むことにより、連通孔36の開口面積を調整可能である。
本実施形態によれば、第二保護部材32を車幅方向内側へ撓ませ、弾性凸部173を弾性変形させて第一保護部材31の取付孔44aの車幅方向内側で固定することにより、連通孔36を拡大することができ、連通孔36を通じてナックルガード130の後方へ向かう風量を増大することができる。一方、弾性凸部173を弾性変形させて第一保護部材31の取付孔44aの車幅方向外側で第二保護部材32を固定することにより、連通孔36を縮小することができ、連通孔36を通じてナックルガード130の後方へ向かう風量を低減することができる。そのため、走行速度、気温(手元雰囲気温度含む。)等の走行条件等を加味して、ライダーの好みに応じて、ナックルガード130の後方の防風範囲や風量を調整しやすい。
この構成によれば、防風凸部171によって連通孔36に入り込んだ風の少なくとも一部が遮られるため、連通孔36を通じてナックルガード130の後方へ向かう風量を低減することができる。
この構成によれば、防風凸部171が車幅方向に間隔をあけて複数配置された場合と比較して、連通孔36を通じてナックルガード130の後方へ向かう風量を低減しやすい。加えて、第二保護部材32が第一保護部材31に着脱可能である場合、防風凸部171が第一保護部材31から前方に突出する構成と比較して、第二保護部材32を第一保護部材31から取り外した状態(第一保護部材31のみで使用するとき)の第一保護部材31の外観性を高めることができる。
この構成によれば、弾性凸部173を弾性変形させて第一保護部材31の取付孔44aの車幅方向外端部で第二保護部材32を固定することにより、連通孔36を閉塞することができ、連通孔36に風を通さなくすることができる。そのため、より好みや状況にあわせた調整が可能となる。加えて、防風凸部171が第一保護部材31の前面に当接することで、第一保護部材31と第二保護部材32とのがたつきを抑えることができる。
この構成によれば、第二保護部材32の初期状態、第一湾曲状態および第二湾曲状態のそれぞれにおいて、第一保護部材31と第二保護部材32との相対位置を規定することができる。加えて、連通孔36を通じてナックルガード130の後方へ向かう風量を、第二保護部材32の初期状態、第一湾曲状態および第二湾曲状態の三段階で調整することができる。
第二実施形態では、防風凸部171は、第二保護部材32から後方に突出している例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、防風凸部171は、第一保護部材31から前方に突出していてもよい。すなわち、防風凸部171は、第一保護部材31と第二保護部材32との間に設けられていればよい。
上記実施形態では、連通孔36は、前面視で第一保護部材31と第二保護部材32とが重なる積層部37の全部を上下方向に開放している例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、連通孔36は、積層部37の一部を上下方向に開放していてもよい。連通孔36は、積層部37の少なくとも一部を上下方向に開放していてもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
15 ハンドル
17 グリップ
30,130 ナックルガード
31 第一保護部材
32 第二保護部材
35 導風部
36 連通孔
37 積層部
39 ガード部材
43a 挿通孔
44a 取付孔
50 連結部材
74 係合爪(位置決め部)
75 係合突出部
76 段差部
170 開口調整構造
171 防風凸部
172 締結部材
173 弾性凸部
176 第一段差部
177 第二段差部
Claims (11)
- 車両(1)のハンドル(15)のグリップ(17)の前方に配置され、上下方向に開口する連通孔(36)を有する導風部(35)を備えたナックルガード(30)であって、
前記導風部(35)は、前面視で前記連通孔(36)を覆うことを特徴とするナックルガード。 - 前記ナックルガード(30)は、
前記グリップ(17)の前方に配置された第一保護部材(31)と、
前記第一保護部材(31)の前方に配置された第二保護部材(32)と、を備え、
前記第一保護部材(31)と前記第二保護部材(32)とは、保護部材同士が重なる積層部(37)を形成し、
前記連通孔(36)は、前記積層部(37)の少なくとも一部を上下方向に開放していることを特徴とする請求項1に記載のナックルガード。 - 前記第一保護部材(31)は、前記第二保護部材(32)を取り付けるための取付孔(44a)を有し、
前記取付孔(44a)は、車幅方向に長手を有する長孔であり、
前記第二保護部材(32)は、前記取付孔(44a)に沿って車幅方向内側へ撓むことにより前記連通孔(36)を拡大可能であることを特徴とする請求項2に記載のナックルガード。 - 前記第一保護部材(31)は、車幅方向に長手を有する長孔である挿通孔(43a)を有し、
前記第一保護部材(31)と前記第二保護部材(32)との間には、前記挿通孔(43a)において位置を規定する位置決め部(74)が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のナックルガード。 - 前記第二保護部材(32)には、前記位置決め部(74)として、前記第一保護部材(31)の前記挿通孔(43a)に挿通可能な係合爪(74)が設けられ、
前記係合爪(74)は、前記第二保護部材(32)の後面から斜め後外方に延在するL字状をなし、
前記第二保護部材(32)が撓む前の初期状態において、前記係合爪(74)は、前記第一保護部材(31)の前記挿通孔(43a)の開口縁部に係合し、
前記第二保護部材(32)が前方に凸の湾曲形状をなして撓んでいる状態において、係合爪(74)は、前記第一保護部材(31)の前面の段差部(76)に当接することを特徴とする請求項4に記載のナックルガード。 - 前記第二保護部材(32)は、前記第一保護部材(31)に着脱可能であることを特徴とする請求項2から5のいずれか一項に記載のナックルガード。
- 前記連通孔(36)の開口面積を調整する開口調整構造(170)を更に備え、
前記開口調整構造(170)は、
前記第二保護部材(32)から後方に突出し、弾性変形可能な弾性凸部(173)と、
前記第一保護部材(31)に設けられた車幅方向に長手を有する長孔であって、前記弾性凸部(173)を取り付けるための取付孔(44a)と、
前記弾性凸部(173)を弾性変形させることによって前記第一保護部材(31)と前記第二保護部材(32)とを締結する締結部材(172)と、を備えることを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載のナックルガード。 - 前記開口調整構造(170)は、前記第一保護部材(31)と前記第二保護部材(32)との間に設けられ、前記連通孔(36)に入り込んだ風の少なくとも一部を遮る防風凸部(171)を更に備えることを特徴とする請求項7に記載のナックルガード。
- 前記取付孔(44a)は、前記第一保護部材(31)の車幅方向外側部に設けられ、
前記防風凸部(171)は、前記第二保護部材(32)から後方に突出し、かつ、前記第二保護部材(32)の車幅方向外側部から車幅方向内側部にわたって車幅方向に連続して延びていることを特徴とする請求項8に記載のナックルガード。 - 前記開口調整構造(170)は、前記弾性凸部(173)が前記取付孔(44a)の車幅方向外端部に位置している状態で前記防風凸部(171)が前記第一保護部材(31)の前面に当接することにより前記連通孔(36)を閉塞可能であることを特徴とする請求項9に記載のナックルガード。
- 前記開口調整構造(170)は、
前記第二保護部材(32)の後面から斜め後外方に延在するL字状をなす係合爪(74)と、
前記第一保護部材(31)に設けられた車幅方向に長手を有する長孔であって、前記係合爪(74)を挿通可能な挿通孔(43a)と、
前記挿通孔(43a)の車幅方向一縁部であって、前記第二保護部材(32)が撓む前の初期状態において前記係合爪(74)を係合可能な係合突出部(75)と、
前記第一保護部材(31)の前面に設けられた段差部であって、前記第二保護部材(32)が前方に凸の湾曲形状をなして撓んでいる第一湾曲状態において前記係合爪(74)を当接可能な第一段差部(176)と、
前記第一保護部材(31)の前面において前記第一段差部(176)よりも前方に設けられた段差部であって、前記第二保護部材(32)が前記第一湾曲状態よりも前方に凸の湾曲形状をなして撓んでいる第二湾曲状態において前記係合爪(74)を当接可能な第二段差部(177)と、を更に備えることを特徴とする請求項7から10のいずれか一項に記載のナックルガード。
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