JPWO2020037164A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JPWO2020037164A5
JPWO2020037164A5 JP2021507456A JP2021507456A JPWO2020037164A5 JP WO2020037164 A5 JPWO2020037164 A5 JP WO2020037164A5 JP 2021507456 A JP2021507456 A JP 2021507456A JP 2021507456 A JP2021507456 A JP 2021507456A JP WO2020037164 A5 JPWO2020037164 A5 JP WO2020037164A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
xrpd
theta
degrees
omecamtib
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021507456A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021534138A (ja
Publication date
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2019/046726 external-priority patent/WO2020037164A1/en
Publication of JP2021534138A publication Critical patent/JP2021534138A/ja
Publication of JPWO2020037164A5 publication Critical patent/JPWO2020037164A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Claims (28)

  1. 以下の形態:
    i)CuKα照射を使用して、9.50、19.06及び23.01±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターンによって特徴付けられるオメカムチブメカルビル遊離塩基結晶形態III;
    ii)CuKα照射を使用して、5.18、10.35、14.84、15.54、18.10及び19.92±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターンによって特徴付けられるオメカムチブメカルビル遊離塩基結晶形態IV;
    iii)CuKα照射を使用して、7.38、8.56、9.14及び18.28±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターンによって特徴付けられるオメカムチブメカルビル遊離塩基結晶形態V;
    iv)CuKα照射を使用して、9.07、16.67、18.18、19.70、20.89及び21.28±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターンによって特徴付けられるオメカムチブメカルビル遊離塩基結晶形態VI;並びに
    v)CuKα照射を使用して、8.40、8.71、13.08、15.66及び19.61±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターンによって特徴付けられるオメカムチブメカルビル遊離塩基結晶形態VII;
    から選択される、オメカムチブメカルビル遊離塩基結晶形態。
  2. 遊離塩基結晶形態が、CuKα照射を使用して、9.50、19.06及び23.01±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターンによって特徴付けられるオメカムチブメカルビル遊離塩基結晶形態IIIである、請求項1に記載のオメカムチブメカルビル。
  3. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、14.27、15.25、16.10、17.78及び23.87±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    ii)CuKα照射を使用した、7.91、20.65、28.11、31.01、31.95及び32.34±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iii)実質的に図1に示されるようなXRPDパターン;
    iv)示差走査熱量測定による測定での、175℃~190℃での吸熱転移;
    v)示差走査熱量測定による測定での、186℃±3℃での吸熱転移;並びに、
    vi)実質的に図3に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によってさらに特徴付けられる、請求項2に記載のオメカムチブメカルビル。
  4. 遊離塩基結晶形態が、CuKα照射を使用して、5.18、10.35、14.84、15.54、18.10及び19.92±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターンによって特徴付けられるオメカムチブメカルビル遊離塩基結晶形態IVである、請求項1に記載のオメカムチブメカルビル。
  5. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、14.21、20.62、20.77、22.86、24.05、24.36、27.81及び29.42±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    ii)CuKα照射を使用した、7.42、7.70、21.70、22.40、23.09、25.20、25.72、27.40、28.18、28.63、28.98及び30.51±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iii)実質的に図4に示されるようなXRPDパターン;
    iv)示差走査熱量測定による測定での、175℃~190℃での吸熱転移;
    v)示差走査熱量測定による測定での、185℃±3℃での吸熱転移;並びに
    vi)図6に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によってさらに特徴付けられる、請求項4に記載のオメカムチブメカルビル。
  6. 遊離塩基結晶形態が、CuKα照射を使用して、7.38、8.56、9.14及び18.28±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターンによって特徴付けられるオメカムチブメカルビル遊離塩基結晶形態Vである、請求項1に記載のオメカムチブメカルビル。
  7. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、8.93、10.03、10.73、11.71、13.69、15.08、16.85、17.85、18.86、20.05、20.72、21.74、23.56、24.03、26.23及び27.62±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    ii)CuKα照射を使用した、5.40、16.04、22.83、25.45、26.23、27.62、28.58、29.85、32.10及び33.37±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iii)実質的に図7に示されるようなXRPDパターン;
    iv)示差走査熱量測定による測定での、175℃~190℃での吸熱転移;
    v)示差走査熱量測定による測定での、185℃±3℃での吸熱転移;並びに
    vi)図9に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によってさらに特徴付けられる、請求項6に記載のオメカムチブメカルビル。
  8. 遊離塩基結晶形態が、CuKα照射を使用して、9.07、16.67、18.18、19.70、20.89及び21.28±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターンによって特徴付けられるオメカムチブメカルビル遊離塩基結晶形態VIである、請求項1に記載のオメカムチブメカルビル。
  9. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、15.88、17.81、18.80、23.72、24.26、26.80、27.59及び29.82±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    ii)CuKα照射を使用した、14.28、20.23、26.19及び28.90±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iii)実質的に図10に示されるようなXRPDパターン;
    iv)示差走査熱量測定による測定での、175℃~190℃での吸熱転移;並びに
    v)示差走査熱量測定による測定での、185℃±3℃での吸熱転移
    の一つ又は複数によってさらに特徴付けられる、請求項8に記載のオメカムチブメカルビル。
  10. 遊離塩基結晶形態が、CuKα照射を使用して8.40、8.71、13.08、15.66及び19.61±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターンによって特徴付けられるオメカムチブメカルビル遊離塩基結晶形態VIIである、請求項1に記載のオメカムチブメカルビル。
  11. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、4.37、16.83、18.92、20.32、20.49、22.26、24.21及び25.41±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    ii)CuKα照射を使用した、7.84、10.81、21.61、23.22、23.46、27.58、29.53、30.13及び31.32±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;並びに
    iii)実質的に図12に示されるようなXRPDパターン
    の一つ又は複数によってさらに特徴付けられる、請求項10に記載のオメカムチブメカルビル。
  12. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、8.61、16.14、16.76、16.97、20.73、20.96、25.95及び26.30±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii)CuKα照射を使用した、17.23、18.35、19.20、20.27、23.73、25.24、及び27.09±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;並びに
    iii)実質的に図18に示されるようなXRPDパターン
    の一つ又は複数によって特徴付けられる、オメカムチブメカルビルエタンスルホン酸結晶塩。
  13. 以下の形態:
    i)
    i-1)CuKα照射を使用した、5.64、15.76、22.03及び23.87±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    i-2)CuKα照射を使用した、16.80、21.55、21.87、23.61、23.87、26.01及び27.20±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    i-3)CuKα照射を使用した、10.80、12.04、15.76、16.40、17.94、18.32、19.87、20.61、22.88、27.86、32.73及び36.54±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    i-4)実質的に図20に示されるようなXRPDパターン;及び
    i-5)図21に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルビスフマレート結晶塩、形態A;
    ii)
    ii-1)CuKα照射を使用した、5.68、6.11、13.13、18.08及び22.47±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii-2) CuKα照射を使用した、9.69、11.43、12.92、15.95、20.81、22.95、26.04、27.01及び28.43±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    ii-3)CuKα照射を使用した、19.52、24.53、31.37、32.32、34.89、35.89及び37.16±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    ii-4)実質的に図22に示されるようなXRPDパターン;及び
    ii-5)図23に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルビスフマレート結晶塩、形態B;
    iii)
    iii-1)CuKα照射を使用した、5.88、18.79、25.41及び26.86±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    iii-2)CuKα照射を使用した、12.74、13.56、17.15、17.63、20.29、21.47、21.77、22.21、22.92、23.58、24.15、25.41、26.78及び27.83±0.2°2θでのXRPDパターンピーク:
    iii-3)実質的に図24に示されるようなXRPDパターン;及び
    iii-4)図25に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルビスフマレート結晶塩、形態C;並びに
    iv)
    iv-1)CuKα照射を使用した、8.01、15.20及び20.02±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    iv-2)CuKα照射を使用した、12.11、12.67、14.46、16.01、16.57、17.04、17.63、20.51、21.75、22.86、24.25、24.97、25.84、26.17、27.10、27.97及び29.21±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iv-3)実質的に図26に示されるようなXRPDパターン;
    iv-4)示差走査熱量測定による測定での、110℃~130℃での吸熱転移;
    iv-5)示差走査熱量測定による測定での、125℃±3℃での吸熱転移;及び
    iv-6)図28に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルモノフマル酸結晶塩、形態D
    から選択される、オメカムチブメカルビルフマレート結晶塩。
  14. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、9.97、15.31、16.04及び26.96±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii)CuKα照射を使用した、10.56、13.25、15.53、16.38、17.44、17.70、18.17、19.00、20.13、21.47、22.31、22.44、24.38、24.64、25.66、26.66及び27.83±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iii)CuKα照射を使用した、4.99、14.83、17.10、22.02、28.55、30.76、32.01、34.39及び34.51±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iv)実質的に図30に示されるようなXRPDパターン;
    v)示差走査熱量測定による測定での、160℃~210℃での吸熱転移;
    vi)示差走査熱量測定による測定での、190℃±3℃での吸熱転移;並びに
    vii)図32に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられる、オメカムチブメカルビルビスマレート結晶塩。
  15. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、4.74、11.37、14.25、15.13、18.29、20.14、23.87、27.78及び28.01±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii)CuKα照射を使用した、9.30、13.73、16.45、16.83、18.08、18.88、19.54、20.77、21.21、23.32、24.67、26.51、27.59及び28.90±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iii)CuKα照射を使用した、15.69、25.72、30.18、33.70及び34.19±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iv)実質的に図33に示されるようなXRPDパターン;並びに
    v)図34に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられる、オメカムチブメカルビルビスマロン酸結晶塩。
  16. 以下の形態:
    i)
    i-1)CuKα照射を使用した、4.02、4.87、15.21、15.86、20.53及び24.39±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    i-2)CuKα照射を使用した、7.79、11.61、16.51、17.57、18.42、19.26、21.55、23.17、25.51、26.38及び27.63±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    i-3)実質的に図35に示されるようなXRPDパターン;及び
    i-4)図36に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルメシル酸結晶塩、形態A;並びに
    ii)
    ii-1)CuKα照射を使用した、8.30、8.94、9.59、12.15、14.37、19.82、20.29、22.04及び25.02±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii-2)CuKα照射を使用した、11.66、16.18、16.64、16.81、17.07、17.19、17.41、17.76、19.24、20.66、21.62、22.39、23.95、24.60、25.59、25.89、27.14、27.35、27.41及び29.45±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    ii-3)CuKα照射を使用した、10.78、11.15、14.93、15.36、15.57、23.54、26.14、26.49、27.89、28.86、29.89、31.11、32.47、33.10、33.51及び34.56±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;及びに
    ii-4)実質的に図37に示されるようなXRPDパターン
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルビスメシル酸結晶塩、形態B
    から選択される、オメカムチブメカルビルメシル酸結晶塩。
  17. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、4.49、18.20、18.62、21.38、21.52及び26.11±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii)CuKα照射を使用した、6.25、6.65、13.44、14.39、14.92、16.28、18.90、19.53、20.82、22.02、22.43、22.80、24.40、25.16、27.01、29.67、31.63及び33.42±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;並びに
    iii)実質的に図40に示されるようなXRPDパターン
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルビスナフタル酸-2-スルホン酸結晶塩。
  18. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、12.27、15.75、16.5、17.83、19.94、21.83及び22.87±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii)CuKα照射を使用した、10.84、13.41、14.57、15.14、18.82、23.49、24.34及び25.26±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iii)実質的に図42に示されるようなXRPDパターン;
    iv)図43に示されるような示差走査熱量測定(DSC);並びに
    v)図44に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルモノナパジシル酸結晶塩。
  19. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、3.69、8.55、9.13、16.70、16.84、18.30、19.99、20.76、23.43、24.83及び25.95±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii)CuKα照射を使用した、7.36、10.01、12.43、14.74、15.50、17.62、18.58、19.59、20.34、21.32、22.03、22.91、23.87、24.92、25.40、26.85、26.94、27.32、28.01及び28.94±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;並びに
    iii)実質的に図45に示されるようなXRPDパターン
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルニコチン酸結晶塩。
  20. 以下の形態:
    i)
    i-1)CuKα照射を使用した、6.48、13.01及び23.82±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    i-2)CuKα照射を使用した、10.36、11.85、14.79、15.35、17.11、19.23、19.91、21.48、22.07、22.75、25.70、28.55及び30.71±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    i-3)実質的に図47に示されるようなXRPDパターン;
    i-4)示差走査熱量測定による測定での、190℃~230℃での吸熱転移;
    i-5)示差走査熱量測定による測定での、209℃±3℃での吸熱転移;及び
    i-6)図49に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルシュウ酸結晶塩、形態A;並びに
    ii)
    ii-1)CuKα照射を使用した、7.38、13.30及び16.54±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii-2)CuKα照射を使用した、17.11、17.95、18.45、21.25、22.63、24.82及び25.77±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    ii-3)CuKα照射を使用した、14.76、24.35、28.61、29.58、30.49、31.76、34.46及び37.35±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    ii-4)実質的に図50に示されるようなXRPDパターン;及び
    ii-5)図51に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルシュウ酸結晶塩、形態B
    から選択される、オメカムチブメカルビルシュウ酸結晶塩。
  21. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、8.36、16.75、17.56、23.58及び28.21±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii)CuKα照射を使用した、10.08、11.30、13.69、17.77、17.86、18.67、19.11、20.22、21.07、25.23及び27.40±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iii)CuKα照射を使用した、9.78、12.00、13.80、15.51、19.27、19.62、20.02、20.79、22.19、22.39、22.75、22.92、24.99、25.59、26.79、29.94及び34.07±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;並びに
    iv)実質的に図53に示されるようなXRPDパターン
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルサリチル酸結晶塩。
  22. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、6.32、18.87、19.32、20.5、21.24、21.89、23.49、24.23及び26.71±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii)CuKα照射を使用した、12.93、15.08、16.97、25.36、27.39及び28.32±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iii)実質的に図55に示されるようなXRPDパターン;
    iv)示差走査熱量測定による測定での、155℃~190℃での吸熱転移;並びに
    v)示差走査熱量測定による測定での、171℃±3℃での吸熱転移;
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルヘミコハク酸結晶塩。
  23. 以下の形態:
    i)
    i-1)CuKα照射を使用した、5.39、7.55、14.35、19.26及び20.22±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    i-2)CuKα照射を使用した、16.17、16.71、16.92、17.07、18.60、20.83、21.38、22.27、22.77、23.14、23.42、23.76、24.32、25.11、25.74、26.46、27.71、28.15及び29.92±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;及び
    i-3)実質的に図57に示されるようなXRPDパターン
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルビス硫酸結晶塩、形態A;
    ii)
    ii-1)CuKα照射を使用した、11.72及び20.48±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii-2)CuKα照射を使用した、12.17、12.93、17.79、18.39、18.76、19.84、23.60、25.13、25.63及び30.12±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    ii-3)実質的に図58に示されるようなXRPDパターン;及び
    ii-4)図59に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルビス硫酸結晶塩、形態B;
    iii)
    iii-1)CuKα照射を使用した、10.98、11.49、18.04及び19.60±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    iii-2)CuKα照射を使用した、10.39、10.72、12.52、12.99、17.11、17.43、20.94、24.76、25.25、25.87及び26.51±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iii-3)実質的に図60に示されるようなXRPDパターン;及び
    iii-4)図61に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルビス硫酸結晶塩、形態C;並びに
    iv)
    iv-1)CuKα照射を使用した、7.32、8.02及び20.44±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    iv-2)CuKα照射を使用した、13.57、14.54、16.29、16.41、16.91、17.36、18.70、21.02、21.77、22.37、22.90、23.72、24.28、25.14、25.88、26.58、27.25、28.10及び29.43±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;及び
    iv-3)実質的に図62に示されるようなXRPDパターン
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビル硫酸結晶塩、形態D
    から選択される、オメカムチブメカルビル硫酸結晶塩。
  24. 以下:
    i)CuKα照射を使用した、9.95、17.85、19.93、20.07、20.46、25.06及び26.20±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii)CuKα照射を使用した、6.26、6.69、14.99、16.37、19.61、20.95、29.98、32.16及び34.39±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;並びに
    iii)実質的に図65に示されるようなXRPDパターン
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビル2-ヒドロキシエタンスルホン酸結晶塩。
  25. 以下の形態:
    i)
    i-1)CuKα照射を使用した、4.20、7.49、8.22、11.88、16.42及び21.19±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    i-2)CuKα照射を使用した、4.77、7.67、8.43、9.49、13.05、13.26、14.98、15.14、17.34、17.47、18.02、18.23、18.72、19.20、22.50、24.53、25.67、26.30及び28.14±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    i-3)実質的に図67に示されるようなXRPDパターン;及び
    i-4)図68に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルビス酒石酸結晶塩、形態A;
    ii)
    ii-1)CuKα照射を使用した、3.77、5.69及び10.07±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    ii-2)CuKα照射を使用した、4.72、6.95、9.34、11.18、12.63、15.18、17.69、22.35及び25.46±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    ii-3)実質的に図69に示されるようなXRPDパターン;及び
    ii-4)図70に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルビス酒石酸結晶塩、形態B;
    iii)
    iii-1)CuKα照射を使用した、3.57、6.23及び15.84±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    iii-2)CuKα照射を使用した、3.86、4.78、7.04、9.36、13.08、13.96、16.88、17.60、18.20、18.73、20.40、22.58、25.44、26.06及び28.61±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iii-3)実質的に図71に示されるようなXRPDパターン;及び
    iii-4)実質的に図72に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルビス酒石酸結晶塩、形態C;並びに
    iv)
    iv-1)CuKα照射を使用した、9.77及び15.40±0.2°2θでのピークを含むX線粉末回折(XRPD)パターン;
    iv-2)CuKα照射を使用した、10.87、13.79、17.36、17.74、18.58、18.87、21.78、25.43及び26.24±0.2°2θでのXRPDパターンピーク;
    iv-3)実質的に図73に示されるようなXRPDパターン;及び
    iv-4)図74に示されるような熱重量分析(TGA)
    の一つ又は複数によって特徴付けられるオメカムチブメカルビルモノ酒石酸結晶塩、形態D
    から選択される、オメカムチブメカルビル酒石酸結晶塩。
  26. オメカムチブメカルビル非晶質塩酸塩であって、任意に、以下:
    i)実質的に図15に示されるような示差走査熱量分析(DSC)転移;
    ii)実質的に図16に示されるようなTGA;及び
    iii)実質的に図17に示されるような水分収着プロファイル
    の一つ又は複数によって特徴づけられる、オメカムチブメカルビル非晶質塩酸塩。
  27. 請求項1~26のいずれか一項に記載のオメカムチブメカルビル及び薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物。
  28. 心不全の治療を必要としている対象における心不全の治療方法において使用するための医薬組成物であって、請求項1~26のいずれか一項に記載のオメカムチブメカルビルを含み、前記方法が、請求項1~26のいずれか一項に記載のオメカムチブメカルビルを、心不全の治療に有効な量で、前記対象に投与することを含む、組成物。
JP2021507456A 2018-08-17 2019-08-16 オメカムチブメカルビルの塩及び結晶形態 Pending JP2021534138A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201862765090P 2018-08-17 2018-08-17
US62/765,090 2018-08-17
PCT/US2019/046726 WO2020037164A1 (en) 2018-08-17 2019-08-16 Salts and crystal forms of omecamtiv mecarbil

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021534138A JP2021534138A (ja) 2021-12-09
JPWO2020037164A5 true JPWO2020037164A5 (ja) 2022-08-22

Family

ID=67809688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021507456A Pending JP2021534138A (ja) 2018-08-17 2019-08-16 オメカムチブメカルビルの塩及び結晶形態

Country Status (8)

Country Link
US (3) US11465969B2 (ja)
EP (1) EP3837009A1 (ja)
JP (1) JP2021534138A (ja)
AU (1) AU2019321573A1 (ja)
CA (1) CA3108800A1 (ja)
MA (1) MA53226A (ja)
MX (2) MX2021001792A (ja)
WO (1) WO2020037164A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108785265A (zh) 2013-03-14 2018-11-13 美国安进公司 杂环化合物和其用途
MA49508A (fr) 2017-06-30 2020-05-06 Amgen Inc Procédés de traitement d'une insuffisance cardiaque avec des activateurs de sarcomères cardiaques
BR112019028205A2 (pt) 2017-06-30 2020-10-06 Amgen Inc. síntese de omecamtiv mecarbil
AR112804A1 (es) 2017-09-13 2019-12-11 Amgen Inc Compuestos de bisamida que activan el sarcómero y sus usos
MX2021001792A (es) * 2018-08-17 2021-05-27 Amgen Inc Sales y formas cristalinas de omecamtiv mecarbil.
WO2021053189A1 (en) * 2019-09-19 2021-03-25 Synthon B.V. Salts of omecamtiv mecarbil and solid forms thereof
WO2021053175A1 (en) * 2019-09-19 2021-03-25 Synthon B.V. Salts of omecamtiv mecarbil and solid forms thereof
WO2022177927A1 (en) 2021-02-16 2022-08-25 Assia Chemical Industries Ltd Unhydrous crystalline form of omecamtiv mecarbil dihydrobromide salt
AU2022232919A1 (en) 2021-03-10 2023-10-19 Amgen Inc. Synthesis of omecamtiv mecarbil
US11986474B1 (en) 2023-06-27 2024-05-21 Cytokinetics, Incorporated Methods for treating heart failure by administering cardiac sarcomere activators

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4522811A (en) 1982-07-08 1985-06-11 Syntex (U.S.A.) Inc. Serial injection of muramyldipeptides and liposomes enhances the anti-infective activity of muramyldipeptides
TWI359812B (en) 2004-06-17 2012-03-11 Cytokinetics Inc Compounds, compositions and methods
TW200808321A (en) 2005-12-15 2008-02-16 Cytokinetics Inc Certain chemical entities, compositions and methods
US20090192168A1 (en) * 2008-01-04 2009-07-30 Alex Muci Compounds, Compositions and Methods
WO2014152198A1 (en) 2013-03-14 2014-09-25 Amgen Inc. Heterocyclic compounds and their uses
CN108785265A (zh) * 2013-03-14 2018-11-13 美国安进公司 杂环化合物和其用途
US20180022710A1 (en) 2015-01-29 2018-01-25 Signal Pharmaceuticals, Llc Isotopologues of 2-(tert-butylamino)-4-((1r,3r,4r)-3-hydroxy-4-methylcyclohexylamino)-pyrimidine-5-carboxamide
AU2016282985B2 (en) 2015-06-26 2021-07-29 Amgen Inc. Combination therapy of cardiac myosin activator and sinus node if current inhibitor
BR112019028205A2 (pt) 2017-06-30 2020-10-06 Amgen Inc. síntese de omecamtiv mecarbil
MA49508A (fr) 2017-06-30 2020-05-06 Amgen Inc Procédés de traitement d'une insuffisance cardiaque avec des activateurs de sarcomères cardiaques
LT3594199T (lt) 2018-07-09 2020-11-10 F.I.S.- Fabbrica Italiana Sintetici S.P.A. Kristalinis 2-fluor-3-nitroluenas ir jo paruošimo būdas
US11608318B2 (en) 2018-07-12 2023-03-21 Assia Chemical Industries Ltd. Solid state forms of Omecamtiv mecarbil and Omecamtiv mecarbil diHCl
MX2021001792A (es) * 2018-08-17 2021-05-27 Amgen Inc Sales y formas cristalinas de omecamtiv mecarbil.
WO2020131574A1 (en) 2018-12-18 2020-06-25 Amgen Inc. Method of reducing aromatic nitro compounds
WO2021053175A1 (en) 2019-09-19 2021-03-25 Synthon B.V. Salts of omecamtiv mecarbil and solid forms thereof
WO2021053189A1 (en) 2019-09-19 2021-03-25 Synthon B.V. Salts of omecamtiv mecarbil and solid forms thereof
WO2021070123A1 (en) 2019-10-09 2021-04-15 Dr. Reddy’S Laboratories Limited Solid forms of omecamtiv mecarbil dihydrochloride and processes thereof
US20220411374A1 (en) 2019-10-09 2022-12-29 Dr. Reddy's Laboratories Limited Alternate processes for the preparation of omecamtiv mecarbil
WO2021136477A1 (zh) 2020-01-03 2021-07-08 苏州科睿思制药有限公司 化合物i二盐酸盐的共晶及其制备方法和用途
CA3168513A1 (en) 2020-02-10 2021-08-19 Amgen Inc. Omecamtiv mecarbil tablet
MX2023005455A (es) 2020-11-12 2023-07-27 Amgen Inc Metodos de tratamiento de la insuficiencia cardiaca mediante la administracion de omecamtiv mecarbil.
AU2022232919A1 (en) 2021-03-10 2023-10-19 Amgen Inc. Synthesis of omecamtiv mecarbil

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2404506T3 (es) Sales hidroxibenzoato de compuestos de metanicotina
JPWO2020037164A5 (ja)
JP2005508336A5 (ja)
US20040010037A1 (en) Cyanophenyl derivative
ES2460919T3 (es) Formas polimórficas de p-hidroxibenzoato de (2S)-(4E)-N-metil-5-[3-(5-isopropoxipiridin)il]-4-penten-2-amonio para el tratamiento de trastornos del sistema nervioso central
WO1995028387A1 (fr) Compose benzamide et utilisation medicale dudit compose
EP3243819A1 (en) New crystal form of neratinib maleate and preparation method therefor
RU2005140652A (ru) Кристаллическая форма агониста бетта2-адренергического рецептора
BRPI0814065B1 (pt) Derivados de alcoóis de 1-fenil-2-piridinil alquila como inibidores da fosfodiesterase
WO2004072018A1 (ja) アミン誘導体
PT93523B (pt) Processo para a preparacao de novos derivados 4-fluoro-benzoicos
PT100041B (pt) Processo para a preparacao de derivados de indol e de composicoes farmaceuticas que os contem
JP5892550B2 (ja) 縮合イミダゾール誘導体
WO2014168103A1 (ja) ピロール誘導体の結晶及びその製造方法
WO2008010061A2 (en) 3-azabicyclo [3.1.0] hexane vanilloid receptor ligands, pharmaceutical compositions containing them, and processes for their preparation
AU2010271746B2 (en) 2-[[[2-[(hydroxyacetyl)amino]-4-pyridinyl]methyl]thio]-N-[4-(trifluoromethoxy) phenyl]-3-pyridinecarboxamide benzene- sulfonate, crystals of same, polymorphs thereof, and processes for production thereof
HU198014B (en) Process for producing antiarithmic sulfonamides and pharmaceutical compositions containing them
JP2009536665A (ja) (2s)−(4e)−n−メチル−5−[3−(5−イソプロポキシピリジン)イル]−4−ペンテン−2−アミンの新規な塩形態
RU2009149518A (ru) Триазоло[1, 5-а]хинолины в качестве лигандов рецептора аденозина а3
WO2011023954A2 (en) Polymorphic forms of manidipine
RU2011101661A (ru) Пиримидилсульфонамидное производное и его применение для лечения хемокин-опосредованных заболеваний
US10155722B2 (en) Antitumor compound targeting IDH2 mutation and method of use thereof
JP2008521874A5 (ja)
US8138349B2 (en) Pharmaceutically acceptable salt and polymorphic forms of flupirtine maleate
JP2009067784A (ja) 環式基で置換された含窒素複素環誘導体を含有する鎮痛剤