JPWO2020036111A1 - 制御装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つ以上の関節を有する脚部(20)を複数備える移動体(2)の姿勢を制御する制御部(29)を備え、前記脚部は、前記脚部の先端に設けられ、前記脚部を接地させる車輪本体(2311)と、前記車輪本体の少なくとも一方の側面に設けられ、前記車輪本体よりも接地面との摩擦抵抗が高いパッド部(2312)と、を有し、前記制御部は、前記移動体のピッチ軸方向における前記脚部の姿勢を制御することで、前記接地面から前記移動体に働く制動力を制御する、制御装置。

Description

本開示は、制御装置及び制御方法に関する。
近年、ロボットは、工場などの生産現場等だけでなく、公共施設又は生活空間などにも活躍の場を増やしている。そのため、例えば、舗装されていない不整地等を移動可能な脚式歩行ロボットなどの様々なロボットの開発が進められている。
ここで、脚式歩行ロボットは、障害物が存在する経路又は不整地等の凹凸を有する歩行面、階段又は梯子等の不連続な歩行面に対応することができるため、対地適応性に優れた移動体として期待されている。
ただし、脚式歩行ロボットは、高い対地適応性を有する反面、移動の速度又は効率が車輪式の移動体よりも低くなってしまう。これは、歩行動作は、各脚部の往復動作によって行われるため、脚式歩行ロボットのエネルギ変換効率は、モータの回転を直接車輪の回転に変換可能な車輪式の移動体よりも低くなってしまうためである。
そこで、脚による歩行、及び車輪による走行の双方を行うことが可能な脚車輪式の移動ロボットが検討されている。例えば、下記の特許文献1には、脚部の足底に車輪を配設した2足歩行ロボットが開示されている。特許文献1に開示されたロボットは、脚部による歩行、及び車輪による走行の双方を行うことが可能である。
特開2006−55972号公報
しかし、特許文献1では、ロボットの脚部の足底に配設された車輪のブレーキ(制動とも称する)機構については十分な検討がされていなかった。
車輪のブレーキ機構としては、ディスクブレーキ又はドラムブレーキが一般的に用いられている。しかしながら、ディスクブレーキ又はドラムブレーキは、機構が大型であるため、仮に、脚部の車輪のブレーキ機構としてディスクブレーキ又はドラムブレーキを用いた場合、脚部の質量及び慣性を大幅に増加させてしまう。このような場合、脚部による歩行移動の際に必要なトルクが増加してしまう。したがって、脚部の車輪にディスクブレーキ又はドラムブレーキ等を備える脚車輪式の移動ロボットでは、歩行移動時により大きなエネルギが必要となり、より大型のアクチュエータが必要となってしまう。
そのため、より簡易かつ軽量な機構にて、脚車輪式の移動体に対する制動力を制御することが求められていた。
本開示によれば、少なくとも1つ以上の関節を有する脚部を複数備える移動体の姿勢を制御する制御部を備え、前記脚部は、前記脚部の先端に設けられ、前記脚部を接地させる車輪本体と、前記車輪本体の少なくとも一方の側面に設けられ、前記車輪本体よりも接地面との摩擦抵抗が高いパッド部と、を有し、前記制御部は、前記移動体のピッチ軸方向における前記脚部の姿勢を制御することで、前記接地面から前記移動体に働く制動力を制御する、制御装置が提供される。
また、本開示によれば、演算装置によって、少なくとも1つ以上の関節を有する脚部を複数備える移動体の姿勢を制御することを含み、前記脚部は、前記脚部の先端に設けられ、前記脚部を接地させる車輪本体と、前記車輪本体の少なくとも一方の側面に設けられ、前記車輪本体よりも接地面との摩擦抵抗が高いパッド部と、を有し、前記移動体のピッチ軸方向における前記脚部の姿勢を制御することで、前記接地面から前記移動体に働く制動力を制御する、制御方法が提供される。
本開示によれば、脚部の姿勢をピッチ軸方向に制御し、脚部と地面との接地部位を、車輪本体よりも摩擦抵抗が高いパッド部に変更することで、脚部と接地面との間の摩擦を増大させることができる。
以上説明したように本開示によれば、より簡易かつ軽量な機構にて、脚車輪式の移動体に対する制動力を制御することが可能である。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示に係る技術が適用され得る脚式ロボットについて説明する。 脚式ロボットの脚部の構造の具体例を示す模式図である。 車輪機構が設けられた脚部を模式的に示す斜視図である。 脚部に設けられる車輪機構の一例を模式的に示す斜視図である。 本開示に係る技術に用いられる車輪を模式的に示す説明図である。 図4Aに示す車輪の変形例を模式的に示す説明図である。 本開示に係る技術に用いられる車輪の他の例を模式的に示す斜視図である。 本開示に係る技術に用いられる脚車輪式ロボットを模式的に示す斜視図である。 脚車輪式ロボットの制御装置の機能構成を説明するブロック図である。 制御装置による脚車輪式ロボットの制御の流れを説明するフローチャート図である。 図8に示すフローチャートの各時点における脚車輪式ロボットの姿勢を示す模式的な説明図である。 図8に示すフローチャートの各時点における脚車輪式ロボットの姿勢を示す模式的な説明図である。 図8に示すフローチャートの各時点における脚車輪式ロボットの姿勢を示す模式的な説明図である。 第1の変形例に係る脚車輪式ロボットを模式的に示す説明図である。 図10Aに示す脚車輪式ロボットが追加パッド部を接地させた様態を示す説明図である。 第2の変形例に係る脚車輪式ロボットを模式的に示す説明図である。 図11Aに示す脚車輪式ロボットが追加パッド部を接地させた様態の一例を示す説明図である。 図11Aに示す脚車輪式ロボットが追加パッド部を接地させた様態の他の例を示す説明図である。 本変形例における脚車輪式ロボットの制御の流れを説明するフローチャート図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示に係る技術の適用対象
1.1.脚式ロボットの構成
1.2.脚部の構成
1.3.車輪の構成
2.本開示に係る技術の詳細
2.1.車輪の構成
2.2.脚式ロボットの構成
2.3.制御装置の構成
2.4.制御方法
3.変形例
<1.本開示に係る技術の適用対象>
(1.1.脚式ロボットの構成)
まず、図1を参照して、本開示に係る技術が適用され得る脚式ロボットについて説明する。図1は、本開示に係る技術が適用され得る脚式ロボット1の一例を示す模式図である。
図1に示すように、本開示に係る技術が適用され得る脚式ロボット1は、胴体部12と、複数の脚部10A、10B、10C、10D(以下、これらの各々を区別しない場合には、まとめて脚部10とも称する)と、を備える。
胴体部12は、脚式ロボット1の姿勢又は移動を全体的に制御する制御装置を含み、複数の脚部10によって支持される。例えば、胴体部12は、脚部10の姿勢を制御する制御装置を含んでもよい。胴体部12に備えられる制御装置は、脚部10の各々に備えられた各種センサからのセンシング情報に基づいて、脚部10の各々の駆動を協働して制御する。制御装置による制御により、脚式ロボット1では、脚部10を用いた歩行が可能となる。
脚部10は、胴体部12に複数取り付けられ、胴体部12を支持する。具体的には、脚部10は、少なくとも1つ以上の関節と、該関節に回動可能に結合されたリンクとを含むリンク構造で構成されてもよい。脚部10A、10B、10C、10Dは、互いに同一のリンク構造であってもよく、異なるリンク構造であってもよい。脚部10の数は、脚式ロボット1の歩行を可能とするためには、少なくとも2以上であればよく、上限は特に限定されない。ただし、脚式ロボット1の姿勢又は歩行の安定性を高めるためには、脚部10の数は、4以上としてもよい。
脚部10は、それぞれ胴体部12に備えられた制御装置からの指令に基づいて、駆動モータによって姿勢が制御されることで、脚式ロボット1を歩行させることができる。
(1.2.脚部の構成)
次に、図2を参照して、脚式ロボット1の脚部10の具体例について説明する。図2は、脚式ロボット1の脚部10の構造の具体例を示す模式図である。
図2に示すように、例えば、脚部10は、リンク機構52と、モータ62と、一対の非円形ギヤ80と、を備える。リンク機構52は、モータ62から出力される動力に応じて伸縮可能に構成される。
脚部10では、モータ62から出力される動力は、一対の非円形ギヤ80を介して、リンク機構52へ出力される。一対の非円形ギヤ80は、一対の回動体であり、リンク機構52の姿勢に応じた減速比にて、モータ62から出力される動力をリンク機構52へ出力する。具体的には、一対の非円形ギヤ80は、入力側ギヤ82と、出力側ギヤ81と、を備え、モータ62から入力された動力を減速して出力する変速機構として機能する。入力側ギヤ82及び出力側ギヤ81が互いに接触する領域には、互いに噛み合う複数の歯が設けられ、出力側ギヤ81は、入力側ギヤ82の回転に応じて回転してもよい。例えば、一対の非円形ギヤ80は、出力側ギヤ81の回動角が入力側ギヤ82の回動角に対して非線形性を有することにより、リンク機構52の姿勢に応じた減速比の変更を実現してもよい。入力側ギヤ82の回転軸は、モータ62の回転軸と直接的に連結されてもよく、1以上の円形ギヤを介して連結されてもよい。なお、一対の非円形ギヤ80は、単に非円形ギヤ80とも称される。
リンク機構52は、複数のリンクによって構成される。具体的には、リンク機構52は、リンク41と、出力側ギヤ81の一部であるリンク42と、リンク44と、リンク46と、リンク47と、リンク48と、を含む。
リンク機構52の少なくとも一部は、台形リンク機構を構成する。例えば、リンク41、リンク42、リンク44及びリンク46は、互いに対向するリンクのリンク長が異なる台形形状の4節リンク機構を構成する。
リンク41には、上述した一対の非円形ギヤ80及びモータ62が設けられる。具体的には、入力側ギヤ82及びモータ62は、リンク41の一端側に設けられ、出力側ギヤ81は、入力側ギヤ82よりもリンク41の延伸方向の中央寄りに設けられる。入力側ギヤ82及び出力側ギヤ81は、それぞれ回転軸を介してリンク41と結合され、リンク41に対して回動可能に設けられる。ただし、入力側ギヤ82及び出力側ギヤ81の各々の回転軸の位置は、リンク41に対して相対的に固定される。モータ62は、リンク41に対して固定されて設けられる。
また、リンク41は、一端側にて、胴体部12と回動可能に結合される。具体的には、リンク41は、一端側にて、入力側ギヤ82の回転軸まわりに回動可能にとなるように胴体部12と結合される。リンク41は、他端側にて、軸部30を回転軸として回動可能となるようにリンク46の中央と結合され、他端側にて、軸部68を回転軸として回動可能となるようにリンク47の一端側と結合される。なお、軸部30は、軸部68よりもリンク41の中央側に設けられる。
リンク42は、上述した出力側ギヤ81の一部として構成され、モータ62から入力される動力によって回動可能に設けられる。出力側ギヤ81は、例えば、入力側ギヤ82の歯部と噛み合う歯部81aと、軸部61を介してリンク41に結合された取付け部81bと、軸部61の径方向へ突出する突出部81cとから構成される。突出部81cは、出力側ギヤ81の周方向に設けられた歯部81aとは異なる箇所に設けられ、突出部81cの先端側は、軸部64を介してリンク44の一端側と結合される。すなわち、リンク42は、取付け部81bと、突出部81cとによって構成されることになる。これによれば、リンク42は、出力側ギヤ81と一体となって回動可能となり、かつリンク41に対して軸部61を回転軸として回動可能となる。ただし、リンク42は、複数の部材にて構成されることも可能であり、出力側ギヤ81の一部として構成されないことも可能である。
リンク44は、リンク41と対向して配置される。具体的には、リンク44は、一端側にて、軸部64を回転軸として回動可能となるように軸部64を介してリンク42の他端側と結合される。リンク44は、他端側にて、軸部66を回転軸として回動可能となるように軸部66を介してリンク46の一端側と介して結合される。
リンク46は、リンク42と対向して配置される。具体的には、リンク46は、一端側にて、軸部66を回転軸として回動可能となるように軸部66を介してリンク44の他端側と結合される。リンク46は、他端側にて、軸部34を回転軸として回動可能となるように軸部34を介してリンク48の中央と結合される。
さらに、リンク47は、リンク42とは異なる位置にてリンク46と対向して配置される。リンク47は、一端側にて、軸部30を回転軸として回動可能となるように軸部30を介してリンク41の中央と結合される。リンク47は、他端側にて、軸部32を回転軸として回動可能となるように軸部32を介してリンク46の一端側と結合される。
リンク48は、リンク44と反対側にてリンク41と対向して配置される。リンク48は、一端側にて、軸部32を回転軸として回動可能となるようにリンク47の他端側と結合され、一端側にて、軸部34を回転軸として回動可能となるようにリンク46の他端側と結合される。なお、軸部34は、軸部32よりもリンク48の中央側に設けられる。リンク46の他端側には、接地部P1が設けられ、接地部P1は、地面等に当接する。
これにより、リンク41、リンク46、リンク47及びリンク48によって、平行リンク機構が構成される。平行リンク機構では、互いに対向するリンク41及びリンク48のリンク長さは略一致し、互いに対向するリンク46及びリンク47のリンク長さは略一致する。具体的には、軸部30及び軸部68の間の距離と、軸部32及び軸部34の間の距離とは略一致し、軸部30及び軸部32の間の距離と、軸部68及び軸部34の間の距離は略一致する。
このような脚部10は、モータ62から出力されるトルクをリンク機構52に伝達することによって、リンク機構52を伸縮させ、脚部10の姿勢を制御することができる。なお、リンク機構52の姿勢は、リンクの各々において、付与されるモーメントの釣り合いが保たれる姿勢となる。
(1.3.車輪の構成)
続いて、図3A及び図3Bを参照して、脚式ロボット1の脚部10に設けられる車輪機構について説明する。脚部10に車輪機構が設けられた脚式ロボット1は、脚車輪式ロボットとも称する。図3Aは、車輪機構が設けられた脚部10を模式的に示す斜視図である。
図3Aに示すように、脚車輪式ロボットでは、脚部10の接地部P1に相当する箇所に車輪131が設けられる。具体的には、脚部10の末端のリンク48の一端に車輪131が設けられる。リンク48は、車輪131が回転可能となるように軸受等を介して車輪131の軸部に連結される。
脚部10に車輪131が設けられた脚車輪式ロボットは、舗装等された平坦面では、車輪131を用いて高速走行し、凹凸等が存在する走行面では、脚部10の往復運動による歩行を行うことができる。したがって、車輪131が設けられた脚車輪式ロボットは、高い対地適応性を維持しつつ、移動の速度又は効率を向上させることができる。
図3Bは、脚部10に設けられる車輪機構の一例を模式的に示す斜視図である。脚部10に設けられる車輪機構は、例えば、図3Aに示すような一般的な車輪131以外にも、図3Bに示すようなオムニホイール132であってもよい。
図3Bに示すように、オムニホイール132は、例えば、軸部1321を囲む車輪本体1322の円周部分に、車輪本体1322の幅方向に回転可能な小輪1323が複数設けられた車輪である。具体的には、小輪1323は、樽型形状又は紡錘形状の回転体形状を備え、回転軸が車輪本体1322の円周方向に向くように互いに離隔されて複数配置される。
小輪1323を含む車輪本体1322は、全体としては、円形形状となる形状にて設けられる。したがって、オムニホイール132は、軸部1321を回転軸として車輪本体1322を回転させることで、脚車輪式ロボットを車輪本体1322の回転軸と垂直な方向に走行させることができる。また、小輪1323が車輪本体1322の幅方向に回転可能であるため、オムニホイール132は、接地している小輪1323を回転させることで、脚車輪式ロボットを車輪本体1322の幅方向に走行させることができる。すなわち、オムニホイール132は、小輪1323及び車輪本体1322の各々の回転を組み合わせることで、車輪本体1322の向きを変化させることなく、脚車輪式ロボットを多方向に移動させることが可能である。
ここで、脚車輪式ロボットの脚部10に備えられた車輪機構に、ディスクブレーキ又はドラムブレーキ等の制動機構を設けた場合、脚部10の質量及び慣性が大きく増加してしまう。そのため、ディスクブレーキ又はドラムブレーキ等を脚部10の車輪機構に設けることは、歩行移動時の脚部10の駆動トルクを増大させてしまう。
また、脚部10に備えられた車輪機構がオムニホイール132である場合、ディスクブレーキ又はドラムブレーキ等は、車輪本体1322の全体の回転に制動を掛けることはできるものの、小輪1323の各々の回転に制動を掛けることは困難である。そのため、オムニホイール132では、ディスクブレーキ又はドラムブレーキ等で制動を掛けたとしても、小輪1323が回転してしまうため、脚車輪式ロボットを停止させることが困難となる。
本開示に係る技術は、上述した事情を鑑みることで想到された。本開示に係る技術は、脚車輪式ロボットに対して、より簡易かつ軽量な機構にて制動力を掛けることを可能とするものである。以下では、このような本開示に係る技術について詳細に説明する。なお、以下では、「接地する」とは、ある部材が地面に接触することを表す。
<2.本開示に係る技術の詳細>
(2.1.車輪の構成)
まず、図4A〜図5を参照して、本開示に係る技術に用いられる車輪機構について説明する。図4Aは、本開示に係る技術に用いられる車輪を模式的に示す説明図であり、図4Bは、図4Aに示す車輪の変形例を模式的に示す説明図である。また、図5は、本開示に係る技術に用いられる車輪の他の例を模式的に示す斜視図である。
図4Aに示すように、本開示に係る技術に用いられる車輪231は、脚部の末端のリンク24の一端に設けられた車輪本体2311と、車輪本体2311の少なくとも一方の側面に設けられ、車輪本体2311よりも接地面との摩擦抵抗が高いパッド部2312と、を備える。
車輪本体2311は、略円板形状であり、図4Aでは詳細を図示しないが、軸受等を介して略円板形状の中心を回転軸として回転可能になるように、脚部の末端のリンク24に接続される。
パッド部2312は、車輪本体2311よりも接地面との摩擦抵抗が高い材料にて、車輪本体2311の一方又は双方の側面に設けられる。パッド部2312は、接地時の摩擦抵抗が高ければ、車輪本体2311と共に回転するように車輪本体2311に対して固定されて設けられてもよく、回転しないように車輪本体2311と分離して設けられてもよい。
本開示に係る技術は、脚車輪式ロボットの脚部の姿勢をピッチ軸方向に制御し、脚部と地面との接地部位を車輪本体2311又はパッド部2312のいずれかに制御することで、脚車輪式ロボットに働く制動力を制御するものである。具体的には、本開示に係る技術は、脚車輪式ロボットの脚部をピッチ軸方向に傾けて、パッド部2312を接地面に接触させることで、脚部と接地面との摩擦抵抗を高め、脚車輪式ロボットに制動力を掛けるものである。
そのため、パッド部2312は、車輪本体2311よりも接地面との摩擦抵抗が高い材料で形成されてもよい。例えば、パッド部2312は、ブレーキパッドに用いられる一般的な材料と同様の材料で形成されてもよい。
また、パッド部2312は、車輪本体2311よりも接地面との摩擦抵抗が高くなるような表面形状にて設けられてもよい。このような場合、パッド部2312は、車輪本体2311に用いられる一般的な材料と同様の材料で形成されてもよい。
また、パッド部2312が回転しないように車輪本体2311と分離して設けられる場合、パッド部2312は、車輪本体2311よりも接地面に対する転がり抵抗が高くなる。パッド部2312は、このような構成によっても、接地面に対する摩擦抵抗を車輪本体2311よりも高くすることが可能である。
パッド部2312の形状は、脚車輪式ロボットのピッチ軸方向に厚みを有する形状であれば、どのような形状であってもよいが、例えば、下記で説明する形状であってもよい。
パッド部2312の形状は、脚車輪式ロボットのロール軸と垂直な任意の切断面における断面形状が略半円形状又は略扇形形状となるような形状であってもよい。より具体的には、パッド部2312の形状は、半球型形状又は半楕円型形状であってもよい。本開示に係る技術では、車輪231の傾きによって車輪本体2311又はパッド部2312のいずれが接地するのかを制御している。そのため、パッド部2312の形状は、車輪231の傾きによって容易に接地可能な形状であってもよい。
例えば、パッド部2312の形状が、脚車輪式ロボットのロール軸と垂直な切断面における断面形状が略半円形状又は略扇形形状となる形状である場合、パッド部2312の形状は、車輪本体2311から曲面が略連続した形状となる。これによれば、車輪231は、車輪231の傾きに応じて、円滑に地面との接地箇所を車輪本体2311及びパッド部2312の間で円滑に切り替えることができる。
また、パッド部2312の形状は、上述した略半円形状又は略扇形形状の円弧の一部が接地面に垂直な直線で置き換えられた断面形状となる形状であってもよい。具体的には、パッド部の形状は、半球形状又は半楕円球形状の曲面の一部を脚車輪式ロボットのロール軸と垂直な面で切り取った形状であってもよい。より具体的には、パッド部2312の形状は、図4Aに示すように、お椀型形状であってもよい。これによれば、脚車輪式ロボットは、停止する際に、パッド部2312の半球形状又は半楕円球形状の曲面の一部に設けられた平面を接地させることで、接地面が斜面等であっても安定して停止することができるようになる。
また、本開示に係る技術に用いられる車輪231では、パッド部2312は、車輪本体2311からの距離に応じて摩擦抵抗が変化するように設けられてもよい。具体的には、図4Bに示すように、パッド部2312は、車輪本体2311から離れるほど摩擦抵抗が高くなるように設けられてもよい。この構成によれば、パッド部2312は、地面との接触面を制御することで、脚部に働かせる制動力の大きさを制御することができる。
このような場合、脚車輪式ロボットは、車輪本体2311が接地している状態から脚部10を傾けることで、パッド部2312を接地させ、脚部に制動力を働かせることができる。さらに、脚車輪式ロボットは、脚部の傾きを大きくし、パッド部2312のより外側を接地させることで、脚部により大きな制動力を働かせることができる。
特に、図5で示す車輪231では、車輪231を傾けていくことで、接地部位を摩擦抵抗が低い車輪本体2311から徐々に摩擦抵抗が高いパッド部2312に変化させていくことができる。また、図5で示す車輪231では、パッド部2312がお椀型形状であるため、脚車輪式ロボットが停止した後は、パッド部2312の曲面の一部に設けられた平面を接地させることで、脚車輪式ロボットを安定して停止させることができる。
なお、パッド部2312は、車輪本体2311からの距離に応じて形成材料を変化させることで、車輪本体2311からの距離に応じて摩擦抵抗が異なるようにしてもよい。または、パッド部2312は、車輪本体2311からの距離に応じて表面形状を変化させることで、車輪本体2311からの距離に応じて摩擦抵抗が異なるようにしてもよい。
さらに、本開示に係る技術に用いられる車輪231では、パッド部2312は、車輪本体2311からの距離に応じて特性が異なるように設けられてもよい。例えば、パッド部2312は、車輪本体2311からの距離ごとに、積雪路及び凍結路用のスタッドレスタイヤ、スノータイヤ、又はスパイクタイヤの特性を備えるように、材料及び表面形状を変化させてもよい。この構成によれば、脚車輪式ロボットは、脚部の姿勢を変化させ、接地部位を車輪本体2311からパッド部2312に切り替えることで、車輪231の接地面をそれぞれ異なる走行面に適した状態に変更することができる。
ここで、本開示に係る技術に用いられる車輪機構は、オムニホイールであってもよい。具体的には、図5に示すように、オムニホイール232は、オムニホイール232の回転軸となる軸部2321と、軸部2321の円周方向に帯状に設けられた複数の小輪2323と、帯状に設けられた複数の小輪2323の少なくとも一方の側面に設けられ、小輪2323よりも接地面との摩擦抵抗が高いパッド部2314と、を備えてもよい。
ただし、本開示に係る技術に用いられる車輪機構として、図3Bに示すような構造のオムニホイール132が用いられてもよいことは言うまでもない。このような場合、オムニホイール132は、軸部1321の側面に図5で示すパッド部2312を設けることで、図5で示すオムニホイール232と同様の機能を果たすことができる。
軸部2321は、幅方向にオムニホイール232を貫通して設けられ、オムニホイール232の全体を回転させる回転軸として機能する。軸部2321は、例えば、オムニホイール232の幅方向で図示しない脚部の末端のリンクと結合されていてもよい。
小輪2323は、樽型形状又は紡錘形状の回転体形状にて回転可能に設けられる。小輪2323は、軸部2321の円周方向に帯状に複数設けられてもよい。具体的には、小輪2323は、脚車輪式ロボットのピッチ軸方向と斜交する方向に延伸した樽型形状又は紡錘形状にて、軸部2321の円周方向に帯状に複数設けられてもよい。小輪2323は、脚車輪式ロボットのピッチ軸方向と斜交する方向を回転軸として回転可能に設けられる。小輪2323は、回転によって脚車輪式ロボットのピッチ軸方向及びロール軸方向の各々に脚車輪式ロボットを走行させることができる。
例えば、オムニホイール232を備える脚車輪式ロボットでは、脚車輪式ロボットのピッチ軸方向に並んだ脚部のオムニホイール232をそれぞれ回転させることで、ピッチ軸方向に進行する力を打ち消し合い、ロール軸方向に走行することができる。また、脚車輪式ロボットでは、脚車輪式ロボットのロール軸方向に並んだ脚部のオムニホイール232をそれぞれ回転させることで、ロール軸方向に進行する力を打ち消し合い、ピッチ軸方向に走行することができる。
パッド部2324は、帯状に設けられた複数の小輪2323の双方の側面に、小輪2323よりも接地面との摩擦抵抗が高い材料にて設けられる。具体的には、パッド部2324は、ピッチ軸方向と斜交する方向にて小輪2323の両端を挟持するように、複数の小輪2323の双方の側面に設けられる。
なお、パッド部2324は、図4Aで説明したパッド部2312と同様の材料で形成されてもよい。また、パッド部2324の形状は、図4Aで説明したパッド部2312と同様の形状であってもよい。さらに、パッド部2324は、小輪2323からの距離に応じて摩擦抵抗が変化してもよい。
以上にて、本開示に係る技術に用いられる車輪機構について具体的に説明した。本開示に係る技術では、脚車輪式ロボットの脚部のピッチ軸方向の姿勢を制御し、脚部10と地面との接地部位を車輪本体2311からパッド部2312に切り替えることで、脚車輪式ロボットに働く制動力を制御することができる。すなわち、本開示に係る技術では、車輪本体2311よりも接地面との摩擦抵抗が高いパッド部2312を接地させることで、パッド部2312の摩擦抵抗に起因する制動力を脚部に働かせるものである。
この構成によれば、脚車輪式ロボットは、ディスクブレーキ又はドラムブレーキ等のアクチュエータを備える大型の制動機構を用いずとも、車輪本体2311の側面に設けられたパッド部2312と、脚部の姿勢変更とによって脚部に制動力を働かせることができる。したがって、脚車輪式ロボットは、より簡易及び軽量な構成によって、脚部に制動を掛けることが可能となる。
また、脚部に備えられる車輪機構がオムニホイール232である場合、脚車輪式ロボットは、脚部の姿勢を変更することで、パッド部2324を接地させ、小輪2323を接地させないようにすることができる。これによれば、脚車輪式ロボットは、より確実に停止することが可能となる。
例えば、オムニホイール132では、オムニホイール132の全体の回転を停止した場合でも、外力等によって接地面の小輪1323が回転することで、脚部の接地位置が動いてしまうことがあり得る。本開示に係る技術では、脚部の姿勢を傾け、地面との接地面を小輪2323からパッド部2324に変更することで、接地面に対する摩擦抵抗を高めることができる。これによれば、脚車輪式ロボットは、小輪2323の各々に制動を掛けずとも、外力等によって脚部の設置位置が動いてしまうことを抑制することができる。
(2.2.脚式ロボットの構成)
続いて、図6を参照して、本開示に係る技術に用いられる脚車輪式ロボットについて説明する。図6は、本開示に係る技術に用いられる脚車輪式ロボットを模式的に示す斜視図である。
図6に示すように、本開示に係る技術に用いられる脚車輪式ロボット2は、例えば、胴体部22と、図5で示したオムニホイール232を接地部に有する脚部20A、20B、20C、20D(以下、これらの各々を区別しない場合には、まとめて脚部20とも称する)と、を備えてもよい。ただし、脚車輪式ロボット2の脚部20は、オムニホイール232に替えて、図4A等で示した車輪231を有してもよいことは言うまでもない。
胴体部22は、脚車輪式ロボット2の姿勢又は移動を制御する制御装置を含み、複数の脚部20によって支持される。例えば、胴体部22は、脚部20の姿勢を制御する制御装置を含んでもよい。
脚部20は、胴体部22に複数取り付けられ、胴体部22を支持する。具体的には、脚部20は、少なくとも1つ以上の関節と、該関節に回動可能に結合されたリンクとを含むリンク構造で構成され、脚部20のリンク構造の末端のリンクの接地部には、オムニホイール232が設けられる。
脚部20の各々のオムニホイール232は、脚車輪式ロボット2のピッチ軸方向に対して斜交する方向に駆動力を掛けるように設けられる。加えて、脚車輪式ロボット2のピッチ軸方向及びロール軸方向に隣接する脚部20のオムニホイール232は、それぞれ互い違いの方向に駆動力を掛けるように設けられる。これにより、脚車輪式ロボット2では、脚部20のオムニホイール232の各々からの駆動力を合成することで、脚車輪式ロボット2自体の向きを変えずに多方向に移動することが可能となる。
(2.3.制御装置の構成)
次に、図7を参照して、脚車輪式ロボット2の姿勢を制御する制御装置の機能構成について説明する。図7は、制御装置29の機能構成を説明するブロック図である。
図7に示すように、制御装置29は、移動制御部291と、姿勢制御部292と、駆動制御部293と、を備える。
移動制御部291は、脚車輪式ロボット2の移動速度を制御する。具体的には、移動制御部291は、自律的に決定した移動計画に基づいて、又は外部からの指示に基づいて、脚車輪式ロボット2の移動速度を制御する。例えば、移動制御部291は、センサ等で計測した脚車輪式ロボット2の現在の移動速度を取得し、現在の移動速度が目標とする移動速度に近づくように、脚車輪式ロボット2の加速又は減速を指示してもよい。
姿勢制御部292は、脚車輪式ロボット2の姿勢を制御する。具体的には、姿勢制御部292は、移動制御部291から脚車輪式ロボット2の減速が指示された場合、脚車輪式ロボット2の姿勢を制御し、脚部20の各々に制動を掛けることで、脚車輪式ロボット2を減速させる。
例えば、姿勢制御部292は、脚車輪式ロボット2のピッチ軸方向に脚部20の各々を傾けてパッド部2312を接地させることで、脚部20の各々に制動を掛けてもよい。姿勢制御部292は、脚車輪式ロボット2を減速させる場合、すべての脚部20に制動を掛けてもよく、一部の脚部20に制動を掛けてもよい。ただし、姿勢制御部292がすべての脚部20の姿勢を制御して脚車輪式ロボット2を減速させる場合、姿勢制御部292は、減速中の脚車輪式ロボット2の姿勢を安定させることが容易となる。
駆動制御部293は、脚部20の各々の関節の駆動を制御する。具体的には、駆動制御部293は、姿勢制御部292から指示された姿勢となるように、脚部20の各々に備えられた関節の駆動を制御する。例えば、駆動制御部293は、脚部20の各々に備えられた関節を駆動させるアクチュエータの出力を制御することで、脚部20の各々の姿勢を姿勢制御部292から指示された姿勢に制御してもよい。
上述した制御装置29は、例えば、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などのハードウェアと、各構成の動作を制御するソフトウェアとの協働によって実現することができる。
CPU又はMPUは、演算処理装置として機能し、ROM等に記憶された各種プログラムに従って、制御装置29における情報処理及び情報演算の全般を実行する。ROMは、CPUが使用するプログラム、及び演算パラメータを記憶し、RAMは、CPUの実行において使用するプログラム、及びその実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらCPU、ROM、及びRAMは、例えば、内部バスまたはブリッジ等により相互に接続される。
なお、制御装置29に内蔵されるCPU、ROM及びRAMなどのハードウェアに対して、上述した制御装置の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供することが可能である。
(2.4.制御方法)
続いて、図8〜図9Cを参照して、上述した制御装置29による脚車輪式ロボット2の制御の流れについて説明する。図8は、制御装置29による脚車輪式ロボット2の制御の流れを説明するフローチャート図である。図9A〜図9Cは、図8に示すフローチャートの各時点における脚車輪式ロボット2の姿勢を示す模式的な説明図である。
なお、図9A〜図9Cで示す脚車輪式ロボット2では、脚部20及び車輪231は、つるまきばね等の弾性部材241を介して接続されている。このような場合、脚部20及び車輪231は、互いに揺動することが可能となる。したがって、車輪231は、脚部20の姿勢の変化に対して、接地面の凹凸等に合わせて車輪231の傾きを調整することができるようになる。また、弾性部材241は、脚部20及び車輪231の間のショックアブソーバとして機能することも可能である。これによれば、弾性部材241は、接地面から胴体部22に伝わる振動又は衝撃を緩和することができる。
図8に示すように、まず、脚車輪式ロボット2が車輪231で移動しているとする(S101)。このとき、脚車輪式ロボット2の姿勢は、図9Aに示すように、胴体部22から脚部20の各々を垂直に伸ばしたものとなる。このような場合、車輪231は、車輪本体2311にて接地するため、脚部20には接地面からの制動力はほぼ働かない。
ここで、移動制御部291から脚車輪式ロボット2を減速させる制動指示が出力された場合(S103)、姿勢制御部292は、脚車輪式ロボット2のピッチ軸方向に脚部20の各々を開脚させる(S105)。これにより、パッド部2312が接地することで、パッド部2312によって脚車輪式ロボット2に制動力が印加されるため(S107)、脚車輪式ロボット2は減速する。このとき、脚車輪式ロボット2の姿勢は、図9Bに示すように、脚部20の末端側が広がるように脚部20の各々を胴体部22から延ばしたものとなる。これにより、車輪231は、車輪本体2311の側面のパッド部2312にて接地するようになるため、接地面から脚部20には制動力が働くようになる。
その後、移動制御部291は、脚車輪式ロボット2を停止させるか否かを判断する(S109)。脚車輪式ロボット2を停止させない場合(S109/No)、ステップS101に戻って、移動制御部291にて脚車輪式ロボット2の加速又は減速が改めて判断される。一方、脚車輪式ロボット2を停止させる場合(S109/Yes)、姿勢制御部292は、脚車輪式ロボット2のピッチ軸方向に脚部20の各々をさらに開脚させる(S111)。パッド部2312が車輪本体2311からの距離に応じて摩擦抵抗が高まるように構成されていることにより、脚部20の各々をさらに開脚させて外側のパッド部2312を接地させることで、接地面から脚部20に働く制動力をさらに大きくすることができる。
続いて、移動制御部291は、脚車輪式ロボット2が停止したか否かを判断する(S113)。脚車輪式ロボット2が停止していない場合(S113/No)、ステップS111に戻って、姿勢制御部292による脚部20の各々の更なる開脚が行われる(S113)。一方、脚車輪式ロボット2が停止した場合(S113/Yes)、姿勢制御部292は、車輪231を倒すことで、パッド部2312の側面に設けられた平面を接地させることで、車輪231を停止姿勢に制御する(S115)。これにより、脚車輪式ロボット2は停止する(S121)。このとき、脚車輪式ロボット2の姿勢は、図9Cに示すように、脚部20の末端側が広がるように脚部20の各々を胴体部22から延ばしたものとなる。また、弾性部材241を介して脚部20と接続された車輪231は、脚部20に対して揺動することで、パッド部2312の曲面の一部に設けられた平面で接地する。これにより、脚車輪式ロボット2は、外力が加えられた場合でも、停止状態を維持することが容易となる。
<3.変形例>
さらに、図10A〜図12を参照して、本開示に係る技術の変形例について説明する。本変形例は、脚車輪式ロボット2の胴体部22又は脚部20のいずれかにさらに追加パッド部を備え、急停止時などの脚車輪式ロボット2に急減速を掛ける際に、追加パッド部を接地させることで、より大きな制動力を得るものである。以下では、本変形例の構成について、追加パッド部が設けられた部位ごとに分けて説明を行う。
まず、図10A及び図10Bを参照して、追加パッド部が胴体部22に設けられる第1の変形例について説明する。図10Aは、第1の変形例に係る脚車輪式ロボット2を模式的に示す説明図である。図10Bは、図10Aに示す脚車輪式ロボット2が追加パッド部を接地させた様態を示す説明図である。
図10Aに示すように、例えば、追加パッド部251は、脚車輪式ロボット2の胴体部22の地面と対向する面に設けられてもよい。具体的には、追加パッド部251は、脚車輪式ロボット2の胴体部22の腹面側に設けられてもよい。
追加パッド部251は、例えば、上述した車輪231のパッド部2312と同様の材料及び表面形状で設けられることで、車輪本体2311よりも摩擦抵抗が高くなるように設けられる。また、追加パッド部251は、脚車輪式ロボット2の胴体部22に設けられるため、車輪231のパッド部2312よりも大面積で設けられる。そのため、追加パッド部251は、地面との接触した時の接触面積をパッド部2312よりも大きくすることができるため、接地時により大きな制動力を得ることが可能となり、脚車輪式ロボット2を急停止させることが可能となる。
例えば、図10Aに示す脚車輪式ロボット2であれば、図10Bに示すように、脚部20を胴体部22の背面側に広げることで、胴体部22の腹面側に設けられた追加パッド部251を地面50に接触させることができる。このような場合、地面50との接触による脚車輪式ロボット2へのダメージを防止するために、追加パッド部251は、胴体部22の腹面側に全面に亘って設けられてもよい。
続いて、図11A〜図11Cを参照して、追加パッド部252、253が脚部20に設けられる第2の変形例について説明する。図11Aは、第2の変形例に係る脚車輪式ロボット2を模式的に示す説明図である。図11Bは、図11Aに示す脚車輪式ロボット2が追加パッド部を接地させた様態の一例を示す説明図であり、図11Cは、図11Aに示す脚車輪式ロボット2が追加パッド部を接地させた様態の他の例を示す説明図である。
図11Aに示すように、例えば、追加パッド部252、253は、脚車輪式ロボット2の脚部20に設けられてもよい。具体的には、追加パッド部252、253は、脚部20を構成するリンク機構のいずれかのリンク又は関節に設けられてもよい。ただし、追加パッド部252、253は、脚部20のリンク又は関節のうち、脚部20を構成するリンク機構の伸縮によって接地可能なリンク又は関節に設けられる。なお、追加パッド部252、253は、脚部20の各々の複数箇所に設けられてもよく、又は1箇所に設けられてもよい。
追加パッド部252、253は、上述した車輪231のパッド部2312と同様の材料及び表面形状で設けられることで、車輪本体2311よりも摩擦抵抗が高くなるように設けられる。また、追加パッド部252、253は、脚部20の各々に複数設けることが可能であるため、車輪231のパッド部2312よりも接地時により大きな制動力を得ることが容易となる。したがって、追加パッド部252、253は、脚車輪式ロボット2を急停止させることが可能となる。
例えば、図11Aに示す脚車輪式ロボット2であれば、図11B又は図11Cに示すように、脚部20を構成するリンク機構を収縮させることで、脚部20のリンクの1つに設けられた追加パッド部252、253を地面50に接触させることができる。このような場合、脚車輪式ロボット2は、急停止の際に、制御装置29等が含まれる胴体部22ではなく、脚部20を地面50に接触させるため、制御装置29等がダメージを受ける可能性を低減することができる。
また、図12を参照して、本変形例における脚車輪式ロボット2の制御の流れについて説明する。図12は、本変形例における脚車輪式ロボット2の制御の流れを説明するフローチャート図である。
図12に示すように、まず、脚車輪式ロボット2が車輪231で移動しているとする(S101)。ここで、移動制御部291から脚車輪式ロボット2を急停止させる急停止指示が出力された場合(S117)、姿勢制御部292は、脚車輪式ロボット2の胴体部22又は脚部20の姿勢を接地姿勢に制御する(S119)。これにより、胴体部22又は脚部20に設けられた追加パッド部251、252、253等が接地することで、追加パッド部251、252、253等によって、脚車輪式ロボット2により大きな制動力が印加されるため、脚車輪式ロボット2は急減速の後、停止する(S121)。
本変形例によれば、ディスクブレーキ又はドラムブレーキ等のアクチュエータを備える大型の制動機構を用いずとも、追加パッド部251、252、253等を用いることで、脚車輪式ロボット2を急停止させることができる。したがって、脚車輪式ロボットは、より簡易及び軽量な構成によって、脚部10に制動を掛けることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、脚車輪式ロボット2は、パッド部2312等を地面に接触させることで、脚部20に制動力を働かせるとしたが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、脚車輪式ロボット2は、パッド部2312等を地面以外の壁又は天井等に接触させることで、脚部20に制動力を働かせてもよい。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
少なくとも1つ以上の関節を有する脚部を複数備える移動体の姿勢を制御する制御部を備え、
前記脚部は、
前記脚部の先端に設けられ、前記脚部を接地させる車輪本体と、
前記車輪本体の少なくとも一方の側面に設けられ、前記車輪本体よりも接地面との摩擦抵抗が高いパッド部と、
を有し、
前記制御部は、前記移動体のピッチ軸方向における前記脚部の姿勢を制御することで、前記接地面から前記移動体に働く制動力を制御する、制御装置。
(2)
前記移動体のロール軸と垂直な任意の切断面における前記パッド部の断面形状は、略半円形状又は略扇形形状である、前記(1)に記載の制御装置。
(3)
前記切断面における前記パッド部の断面形状は、略半円形状又は略扇形形状の円弧の一部が前記接地面に垂直な直線で置き換えられた形状である、前記(2)に記載の制御装置。
(4)
前記パッド部の形状は、半球の曲面の一部を前記移動体のロール軸と垂直な面で切り取った形状である、前記(3)に記載の制御装置。
(5)
前記パッド部の表面の摩擦抵抗は、前記車輪本体からの距離に応じて異なる、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の制御装置。
(6)
前記パッド部の表面の摩擦抵抗は、前記車輪本体から離れるほど大きくなる、前記(5)に記載の制御装置。
(7)
前記パッド部の表面形状は、前記車輪本体からの距離に応じて異なる、前記(5)又は(6)に記載の制御装置。
(8)
前記制御部は、前記移動体のピッチ軸方向に前記脚部を揺動させ、前記パッド部を前記接地面に接触させることで、前記接地面から前記移動体に働く制動力を制御する、前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載の制御装置。
(9)
前記移動体の胴体部又は前記脚部には、追加パッド部がさらに備えられ、
前記制御部は、前記移動体の姿勢を制御し、前記追加パッド部を前記接地面に接触させることで、前記接地面から前記移動体に働く制動力を制御する、前記(1)〜(8)のいずれか一項に記載の制御装置。
(10)
前記車輪本体は、オムニホイールである、前記(1)〜(9)のいずれか一項に記載の制御装置。
(11)
前記車輪本体は、弾性部材にて前記脚部と接続される、前記(1)〜(10)のいずれか一項に記載の制御装置。
(12)
前記関節の可動軸の方向は、前記移動体のピッチ軸方向である、前記(1)〜(11)のいずれか一項に記載の制御装置。
(13)
前記移動体は、前記脚部を4以上備える、前記(1)〜(12)のいずれか一項に記載の制御装置。
(14)
演算装置によって、少なくとも1つ以上の関節を有する脚部を複数備える移動体の姿勢を制御することを含み、
前記脚部は、
前記脚部の先端に設けられ、前記脚部を接地させる車輪本体と、
前記車輪本体の少なくとも一方の側面に設けられ、前記車輪本体よりも接地面との摩擦抵抗が高いパッド部と、
を有し、
前記移動体のピッチ軸方向における前記脚部の姿勢を制御することで、前記接地面から前記移動体に働く制動力を制御する、制御方法。
1 脚式ロボット
2 脚車輪式ロボット
10、20 脚部
12、22 胴体部
29 制御装置
131、231 車輪
132、232 オムニホイール
241 弾性部材
251、252、253 追加パッド部
291 移動制御部
292 姿勢制御部
293 駆動制御部
1321、2321 軸部
1322、2311 車輪本体
1323、2323 小輪
2312、2314、2324 パッド部

Claims (14)

  1. 少なくとも1つ以上の関節を有する脚部を複数備える移動体の姿勢を制御する制御部を備え、
    前記脚部は、
    前記脚部の先端に設けられ、前記脚部を接地させる車輪本体と、
    前記車輪本体の少なくとも一方の側面に設けられ、前記車輪本体よりも接地面との摩擦抵抗が高いパッド部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記移動体のピッチ軸方向における前記脚部の姿勢を制御することで、前記接地面から前記移動体に働く制動力を制御する、制御装置。
  2. 前記移動体のロール軸と垂直な任意の切断面における前記パッド部の断面形状は、略半円形状又は略扇形形状である、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記切断面における前記パッド部の断面形状は、略半円形状又は略扇形形状の円弧の一部が前記接地面に垂直な直線で置き換えられた形状である、請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記パッド部の形状は、半球の曲面の一部を前記移動体のロール軸と垂直な面で切り取った形状である、請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記パッド部の表面の摩擦抵抗は、前記車輪本体からの距離に応じて異なる、請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記パッド部の表面の摩擦抵抗は、前記車輪本体から離れるほど大きくなる、請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記パッド部の表面形状は、前記車輪本体からの距離に応じて異なる、請求項5に記載の制御装置。
  8. 前記制御部は、前記移動体のピッチ軸方向に前記脚部を揺動させ、前記パッド部を前記接地面に接触させることで、前記接地面から前記移動体に働く制動力を制御する、請求項1に記載の制御装置。
  9. 前記移動体の胴体部又は前記脚部には、追加パッド部がさらに備えられ、
    前記制御部は、前記移動体の姿勢を制御し、前記追加パッド部を前記接地面に接触させることで、前記接地面から前記移動体に働く制動力を制御する、請求項1に記載の制御装置。
  10. 前記車輪本体は、オムニホイールである、請求項1に記載の制御装置。
  11. 前記車輪本体は、弾性部材にて前記脚部と接続される、請求項1に記載の制御装置。
  12. 前記関節の可動軸の方向は、前記移動体のピッチ軸方向である、請求項1に記載の制御装置。
  13. 前記移動体は、前記脚部を4以上備える、請求項1に記載の制御装置。
  14. 演算装置によって、少なくとも1つ以上の関節を有する脚部を複数備える移動体の姿勢を制御することを含み、
    前記脚部は、
    前記脚部の先端に設けられ、前記脚部を接地させる車輪本体と、
    前記車輪本体の少なくとも一方の側面に設けられ、前記車輪本体よりも接地面との摩擦抵抗が高いパッド部と、
    を有し、
    前記移動体のピッチ軸方向における前記脚部の姿勢を制御することで、前記接地面から前記移動体に働く制動力を制御する、制御方法。
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