JPWO2020021743A1 - プリント回路板 - Google Patents

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Abstract

全体の重量を増加させずに特定の基板の振動増幅を抑制できるプリント回路板を提供する。このため、プリント回路板は、第1表面(6a)と第2表面(6b)とを貫通し第1方向の幅より第1方向に直交する第2方向の幅の方が大きい取付孔(15)が形成された第1絶縁基板(6)と、取付孔(15)を第1表面(6a)側から貫通して第2表面(6b)から突出する接続部を有する第2絶縁基板(18)と、第2表面(6b)に設けられ取付孔(15)の第2方向に沿った縁部に配置された第1電極と、接続部に設けられはんだによって第1電極に接合された第2電極と、第2表面(6b)に設けられた電子部品(30)と、を備える。第2絶縁基板(18)の重心は第1絶縁基板(6)の第1表面(6a)側に配置される。電子部品(30)の重心は第1絶縁基板(6)の第2表面(6b)側に配置される。電子部品(30)の重量は第2絶縁基板(18)の重量と同等である。

Description

この発明は、複数の絶縁基板を備えるプリント回路板に関する。
特許文献1に、プリント回路板が記載されている。特許文献1に記載されたプリント回路板は、母基板と補助基板とを備える。補助基板は、母基板に形成されたスリットに挿入される。母基板に形成された端子パッドと補助基板に形成された端子パッドとがはんだによって接続される。
日本特許第4314809号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたプリント回路板では、補助基板が母基板から垂直に突出しており、プリント回路板の重量バランスが補助基板側に偏っている。例えば、コンプレッサー搭載機器等の動作時に振動が生じる機器にプリント回路板を取り付けた場合、機器の動作で生じる振動が伝達し、プリント回路板が振動する。この際、前述のようにプリント回路板の重量バランスが補助基板側に偏っているため、補助基板の振動が増幅されてしまう。そして、補助基板の振動が増幅された結果、補助基板と母基板とのはんだによる固定が外れてしまうおそれがある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、複数の基板が直交するように組み合わされたプリント回路板において、プリント回路板全体の重量を増加させることなく、特定の基板の振動が増幅されてしまうことを抑制し、複数の基板同士のはんだによる固定が外れてしまうことを抑制できるプリント回路板を提供することである。
この発明に係るプリント回路板は、第1表面と第2表面とを貫通し第1方向の幅より前記第1方向に直交する第2方向の幅の方が大きい取付孔が形成された第1絶縁基板と、前記取付孔を前記第1表面側から貫通して前記第2表面から突出する接続部を有する第2絶縁基板と、前記第2表面に設けられ、前記取付孔の前記第2方向に沿った縁部に配置された第1電極と、前記接続部に設けられ、はんだによって前記第1電極に接合された第2電極と、前記第2表面に設けられた電子部品と、を備え、前記第2絶縁基板の重心は、前記第1絶縁基板の前記第1表面側に配置され、前記電子部品の重心は、前記第1絶縁基板の前記第2表面側に配置され、前記電子部品の重量は、前記第2絶縁基板の重量と同等である。
この発明に係るプリント回路板によれば、複数の基板が直交するように組み合わされたプリント回路板において、プリント回路板全体の重量を増加させることなく、特定の基板の振動が増幅されてしまうことを抑制し、複数の基板同士のはんだによる固定が外れてしまうことを抑制できるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係るプリント回路板の上面図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント回路板の側面図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント回路板の底面図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント回路板の要部を模式的に示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント回路板の要部を模式的に示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント回路板が備える第1プリント配線板の要部を模式的に示す底面図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント回路板が備える第2プリント配線板の要部を模式的に示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント回路板が備える第2プリント配線板の要部を模式的に示す背面図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント回路板の図5中に示す断面A−Aによる断面図である。 この発明の実施の形態1に係るプリント回路板の斜視図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1から図10は、この発明の実施の形態1に係るものである。図1はプリント回路板の上面図である。図2はプリント回路板の側面図である。図3はプリント回路板の底面図である。図4及び図5はプリント回路板の要部を模式的に示す斜視図である。図6はプリント回路板が備える第1プリント配線板の要部を模式的に示す底面図である。図7はプリント回路板が備える第2プリント配線板の要部を模式的に示す正面図である。図8はプリント回路板が備える第2プリント配線板の要部を模式的に示す背面図である。図9はプリント回路板の図5中に示す断面A−Aによる断面図である。そして、図10はプリント回路板の斜視図である。
この実施の形態に係るプリント回路板1は、例えば図1から図3に示すように、第1プリント配線板2及び第2プリント配線板4を備える。第1プリント配線板2には、各種の電子部品3が実装されている。また、第2プリント配線板4にも、各種の電子部品が実装されている。第1プリント配線板2は、第2プリント配線板4より大きい。図1から図5に示すように、第2プリント配線板4は、第1プリント配線板2に直交するように設けられる。
ここで、理解を容易にするため、図4及び図5に示すようにx軸、y軸及びz軸を設定する。x軸、y軸及びz軸は互いに直交する。
図6に示すように、第1プリント配線板2は、第1絶縁基板6、複数の第1電極7及び複数の第1電極9を備える。第1絶縁基板6は、例えば厚さが一定の板状である。第1絶縁基板6には、図4から図6に示すように、第1表面6a及び第2表面6bが形成される。第2表面6bは、第1表面6aが向く方向とは反対の方向を向く面である。x軸は、第1表面6a及び第2表面6bに平行である。y軸は、第1表面6a及び第2表面6bに平行である。z軸は、第1表面6a及び第2表面6bに直交する。
第1プリント配線板2には、パワーモジュール30が取り付けられている。パワーモジュール30は、前述した各種の電子部品3の一種である。パワーモジュール30は、第1絶縁基板6の第2表面6b側に設けられる。その他の電子部品3は、基本的に第1表面6a側に配置される。したがって、第1絶縁基板6の少なくとも第2表面6b側に、電子部品3(パワーモジュール30)が設けられている。
パワーモジュール30は、複数のリード31を備えている。電子部品3の一種であるパワーモジュール30は、第2表面6b側からリード31が挿入されて第1絶縁基板6に取り付けられている。パワーモジュール30のリード31は、図1に示すように、第1絶縁基板6の第1表面6aに設けられたリード取付部50においてはんだ付けされている。また、図3に示すように、パワーモジュール30の上面には、ヒートシンク32が設けられている。ヒートシンク32は、パワーモジュール30内で発生した熱をパワーモジュール30の外に排出するためのものである。
第1絶縁基板6には、取付孔15が形成される。取付孔15は、第2プリント配線板4を第1プリント配線板2に取り付けるための孔である。取付孔15は、第1絶縁基板6の第1表面6aと第2表面6bとを貫通する。取付孔15は、x軸方向の幅よりy軸方向の幅の方が大きい長孔である。
この実施の形態では、第1プリント配線板2が9個の第1電極7を備える例を示す。第1プリント配線板2が備える第1電極7の個数は9個に限定されない。以下の説明では、第1電極7を個別に特定する場合に符号7a〜7iを付す。第1電極7a〜7iは、第1絶縁基板6の第2表面6bに設けられる。第1電極7a〜7iは、第1絶縁基板6に形成されたプリント回路の一部を構成する。
第1電極7a〜7iは、y軸方向に一直線状に配置される。第1電極7a〜7iは、取付孔15の縁に配置される。例えば、第1電極7aは、一列に並んだ第1電極7a〜7iの中で端に配置される。第1電極7bは、第1電極7aに隣接する。第1電極7cは、第1電極7bに隣接する。同様に、第1電極7hは、第1電極7gに隣接する。第1電極7iは、第1電極7hに隣接する。第1電極7iは、一列に並んだ第1電極7a〜7iの中で端に配置される。
この実施の形態では、第1プリント配線板2が9個の第1電極9を備える例を示す。第1プリント配線板2が備える第1電極9の個数は9個に限定されない。以下の説明では、第1電極9を個別に特定する場合に符号9a〜9iを付す。第1電極9a〜9iは、第1絶縁基板6の第2表面6bに設けられる。第1電極9a〜9iは、第1絶縁基板6に形成されたプリント回路の一部を構成する。
第1電極9a〜9iは、y軸方向に一直線状に配置される。第1電極9a〜9iは、取付孔15の縁に配置される。第1電極9a〜9iは、取付孔15を間に挟んで第1電極7a〜7iに対向するように配置される。例えば、第1電極9aは、一列に並んだ第1電極9a〜9iの中で端に配置される。第1電極9aは、取付孔15を間に挟んで第1電極7aに対向するように配置される。第1電極9bは、第1電極9aに隣接する。第1電極9bは、取付孔15を間に挟んで第1電極7bに対向するように配置される。同様に、第1電極9hは、第1電極9gに隣接する。第1電極9hは、取付孔15を間に挟んで第1電極7hに対向するように配置される。第1電極9iは、第1電極9hに隣接する。第1電極9iは、取付孔15を間に挟んで第1電極7iに対向するように配置される。第1電極9iは、一列に並んだ第1電極9a〜9iの中で端に配置される。
図7及び図8は、第2プリント配線板4の例を示す図である。これらの図に示すように、第2プリント配線板4は、第2絶縁基板18、複数の第2電極19及び複数の第2電極25を備える。
第2絶縁基板18は、例えば厚さが一定の板状である。第2絶縁基板18に表面18a及び表面18bが形成される。図7は、第2プリント配線板4を第2絶縁基板18の表面18a側から見た図である。第2プリント配線板4の電子部品は、例えば表面18a側に配置される。表面18bは、表面18aが向く方向とは反対の方向を向く面である。y軸は、表面18a及び表面18bに平行である。z軸は、表面18a及び表面18bに平行である。x軸は、表面18a及び表面18bに直交する。
第2絶縁基板18は、接続部23を備える。接続部23は、第2絶縁基板18の一端に設けられる。接続部23は、取付孔15を第1表面6a側から貫通し、第1絶縁基板6の第2表面6bから突出する。
この実施の形態では、第2プリント配線板4が9個の第2電極19を備える例を示す。第2プリント配線板4が備える第2電極19の個数は9個に限定されない。以下の説明では、第2電極19を個別に特定する場合に符号19a〜19iを付す。第2電極19a〜19iは、第2絶縁基板18の表面18aに設けられる。具体的に、第2電極19a〜19iは、接続部23の表面18aに設けられる。第2電極19a〜19iは、第2絶縁基板18に形成されたプリント回路の一部を構成する。
第2電極19a〜19iは、y軸方向に一直線状に配置される。第2電極19a〜19iは、第2絶縁基板18の縁に配置される。例えば、第2電極19aは、一列に並んだ第2電極19a〜19iの中で端に配置される。第2電極19bは、第2電極19aに隣接する。第2電極19cは、第2電極19bに隣接する。第2電極19hは、第2電極19gに隣接する。第2電極19iは、第2電極19hに隣接する。第2電極19iは、一列に並んだ第2電極19a〜19iの中で端に配置される。
図8は、第2プリント配線板4を表面18aの裏面である表面18b側から見た図である。第2プリント配線板4のうち、表面18b側の構成は表面18a側の構成と同様である。すなわち、第2プリント配線板4は、複数の第2電極25を備える。
この実施の形態では、第2プリント配線板4が9個の第2電極25を備える例を示す。第2プリント配線板4が備える第2電極25の個数は9個に限定されない。以下の説明では、第2電極25を個別に特定する場合に符号25a〜25iを付す。第2電極25a〜25iは、第2絶縁基板18の表面18bに設けられる。具体的に、第2電極25a〜25iは、接続部23の表面18bに設けられる。第2電極25a〜25iは、第2絶縁基板18に形成されたプリント回路の一部を構成する。
第2電極25a〜25iは、y軸方向に一直線状に配置される。第2電極25a〜25iは、第2絶縁基板18の縁に配置される。例えば、第2電極25aは、一列に並んだ第2電極25a〜25iの中で端に配置される。第2電極25bは、第2電極25aに隣接する。第2電極25hは、第2電極25gに隣接する。第2電極25iは、第2電極25hに隣接する。第2電極25iは、一列に並んだ第2電極25a〜25iの中で端に配置される。
以上のように構成された第1プリント配線板2及び第2プリント配線板4により、次にのようにしてプリント回路板1が構成される。すなわち、まず、第2プリント配線板4を第1プリント配線板2に対して直交するように配置する。この時、接続部23を取付孔15に第1表面6a側から通し、接続部23を第1絶縁基板6の第2表面6bから突出させる。
この状態において、図5に示すように、第2絶縁基板18の第2電極19a〜19iは、第1絶縁基板6に設けられた第1電極7a〜7iに隣接するように配置される。図9は、図5のA−A断面を示す図である。図9に示すように、第1電極7aは第1絶縁基板6の第2表面6bに設けられる。第2電極19aは、第1絶縁基板6に設けられた第1電極7aに隣接するように配置される。そして、第2電極19aと第1電極7aとの間にはんだ24が設けられる。第2電極19aは、はんだ24によって第1電極7aに接合される。
また、第2電極19bは、第1電極7bに隣接するように配置される。第2電極19b及び第1電極7bを含む断面は、図9に示す断面と同様である。第2電極19bと第1電極7bとの間にはんだ24が設けられる。第2電極19bは、はんだ24によって第1電極7bに接合される。なお、第2電極19bと第2電極19aとは、はんだ24によって接続されていない。また、第1電極7bと第1電極7aとは、はんだ24によって接続されていない。
他の第2電極19c〜19iと第1電極7c〜7iとについても同様に、それぞれの対がはんだによって接合される。
さらに、この状態において、第2絶縁基板18の第2電極25a〜25iは、第1絶縁基板6に設けられた第1電極9a〜9iに隣接するように配置される。具体的に例えば、第2電極25aは、第1絶縁基板6に設けられた第1電極9aに隣接するように配置される。図9に示すように、第2電極25aと第1電極9aとの間にはんだ29が設けられる。第2電極25aは、はんだ29によって第1電極9aに接合される。図9に示すように、第1電極9aは第1絶縁基板6の第2表面6bに設けられる。
また、第2電極25bは、第1電極9bに隣接するように配置される。第2電極25b及び第1電極9bを含む断面は、図9に示す断面と同様である。第2電極25bと第1電極9bとの間にはんだ29が設けられる。第2電極25bは、はんだ29によって第1電極9bに接合される。なお、第2電極25bと第2電極25aとは、はんだ29によって接続されていない。第1電極9bと第1電極9aとは、はんだ29によって接続されていない。
他の第2電極25c〜25iと第1電極9c〜9iとについても同様に、それぞれの対がはんだによって接合される。
以上のように構成された実施の形態1に係るプリント回路板1において、第1絶縁基板6には取付孔15が形成されている。ここで、y軸方向を第1方向、x軸方向を第2方向とすれば、第2方向は第1方向に直交している。そして、取付孔15は、第1方向の幅より第2方向の幅の方が大きい長孔である。また、第1絶縁基板6の第2表面6bに設けられた第1電極7及び第1電極9は、取付孔15のx軸方向すなわち第2方向に沿った縁部に配置されている。
次に、以上のようにして構成された、図3に示す第1プリント配線板2と図4及び図5に示す第2プリント配線板4とをはんだによって接合する方法について説明する。
まず、第2プリント配線板4を第1プリント配線板2に対して直交するように配置する。この時、接続部23を第1表面6a側から取付孔15に通し、接続部23を第1絶縁基板6の第2表面6bから突出させる。
次に、第2表面6bを下向きにし、フローはんだ付け装置の搬送装置に第1プリント配線板2を固定する。第2プリント配線板4は、接続部23が第1プリント配線板2から下方に突出するように第1プリント配線板2に立てた状態で配置される。フローはんだ付け装置では、溶融はんだがノズルから上方に向けて噴出される。第1プリント配線板2及び第1プリント配線板2に支持された第2プリント配線板4は、搬送装置によって搬送されることにより、ノズルの上方を横切るように通過する。第1プリント配線板2がノズルの上方を通過する際に、第1プリント配線板2の下面がノズルから噴流する溶融はんだに浸る。また、第2プリント配線板4のうち第1プリント配線板2の下面から突出する部分がノズルから噴流する溶融はんだに浸る。
第1プリント配線板2は第1電極7aが第1電極7iより先にノズルからの溶融はんだに浸るように配置される。図4及び図5に示す構成例であれば、第1プリント配線板2は、搬送装置によって−y方向に搬送される。すなわち、第1電極7hの次に第1電極7iが溶融はんだに浸る。また、第2プリント配線板4は、第2電極19aが第2電極19iより先にノズルからの溶融はんだに浸るように配置される。すなわち、第2電極19hの次に第2電極19iが溶融はんだに浸る。
例えば、第1電極7aと第2電極19aとがノズルからの溶融はんだに浸ることにより、第1電極7aと第2電極19aとの間にはんだ24が設けられる。同様に、第1電極7hと第2電極19hとがノズルからの溶融はんだに浸ることにより、第1電極7hと第2電極19hとの間にはんだ24が設けられる。第1電極7iと第2電極19iとがノズルからの溶融はんだに浸ることにより、第1電極7iと第2電極19iとの間にはんだ24が設けられる。
また、例えば、第1電極9aと第2電極25aとがノズルからの溶融はんだに浸ることにより、第1電極9aと第2電極25aとの間にはんだ29が設けられる。同様に、第1電極9hと第2電極25hとがノズルからの溶融はんだに浸ることにより、第1電極9hと第2電極25hとの間にはんだ29が設けられる。第1電極9iと第2電極25iとがノズルからの溶融はんだに浸ることにより、第1電極9iと第2電極25iとの間にはんだ29が設けられる。
図1及び図3に示すように、第1プリント配線板2の第1絶縁基板6は、平面視で矩形状である。そして、この矩形状の四隅のうちの3箇所に基板取付孔60が形成されている。また、図1及び図3に示すように、パワーモジュール30のモールド樹脂には、モジュール取付孔33が形成されている。ここで示す構成例では、パワーモジュール30に2つのモジュール取付孔33が形成されている。そして、第1絶縁基板6におけるそれぞれのモジュール取付孔33に対向する部分には、貫通孔41が形成されている。貫通孔41の径は、モジュール取付孔33の径よりも大きい。
図10に示すように、ビス42を貫通孔41の側からモジュール取付孔33に通した上で、プリント回路板1の取付箇所のねじ穴等に締結する。また、それぞれの基板取付孔60にも、図示しないビスが通された上で、取付箇所のねじ穴等に締結される。このようにして、プリント回路板1は、少なくとも、モジュール取付孔33に通された締結手段であるビス42を用いて取り付けられる。
具体的に例えば、プリント回路板1には、空気調和装置の室外機等のコンプレッサー搭載機器の制御回路が実装されている。そして、プリント回路板1は、このようなコンプレッサー搭載機器の筐体に例えばブラケット等を介して取り付け、固定される。この際、パワーモジュール30のヒートシンク32が、金属製のブラケット等に密着される。このため、パワーモジュール30の動作時に発生した熱を、効率的に放熱できる。
以上のように構成されたプリント回路板1においては、第1絶縁基板6に対して垂直に立てた状態で第2絶縁基板18が取り付けられる。この際、第2絶縁基板18の一端に設けられた接続部23は、取付孔15を第1表面6a側から貫通して配置される。このため、第2絶縁基板18の大部分、より正確には、第2絶縁基板18の重心は、第1絶縁基板6の第1表面6a側に配置される。
一方、電子部品3の一種であるパワーモジュール30は、第1絶縁基板6の第2表面6b側に配置される。より正確には、パワーモジュール30の重心は、第1絶縁基板6の第2表面6b側に配置される。すなわち、第2絶縁基板18とパワーモジュール30とは、第1絶縁基板6に対して互いに反対側に配置されている。そして、この構成例においては、パワーモジュール30の重量は、第2絶縁基板18の重量と同等である。
このため、パワーモジュール30により、第1絶縁基板6の一方側に突出した第2絶縁基板18により生じるアンバランスの解消が図られる。すなわち、電子部品3の一種であるパワーモジュール30は、プリント回路板1の全体における特に第2絶縁基板18との重量バランスを調整するためのバランスウエイトとしての機能を兼用している。なお、パワーモジュール30の重量は、第2絶縁基板18の重量と完全には同等でなくとも、バランスウエイトとしての機能を果たすことができる。
前述したように、例えばコンプレッサー搭載機器にプリント回路板1を取り付けた場合、コンプレッサーの動作により生じる振動が伝達し、プリント回路板1が振動する。この際、第1絶縁基板6はコンプレッサー搭載機器の筐体等にビス等で直接的に固定されるのに対し、第2絶縁基板18は第1絶縁基板6とはんだにより固定されているだけである。また、第2絶縁基板18は、第1絶縁基板6から垂直に突出している。このため、プリント回路板1の重量バランスが第2絶縁基板18に偏っていると、第2絶縁基板18の振動が増幅されてしまう。そして、第2絶縁基板18の振動が増幅された結果、第2絶縁基板18と第1絶縁基板6とのはんだによる固定が外れてしまうおそれがある。
この点について、この実施の形態に係るプリント回路板1においては、パワーモジュール30は、プリント回路板1の全体における特に第2絶縁基板18との重量バランスを調整するためのバランスウエイトとしての機能を兼用している。このため、プリント回路板1が搭載された機器の振動がプリント回路板1に伝達した際に、第2絶縁基板18が振動することを抑制できる。したがって、第2絶縁基板18と第1絶縁基板6とのはんだによる固定が外れてしまうことも抑制できる。また、この際に、専用のバランスウエイトを設ける必要がないため、プリント回路板1の全体の重量が増加することもない。
図3、図5及び図6に示すように、電子部品3の一種であるパワーモジュール30は、平面視で矩形状を呈する。パワーモジュール30は、x軸方向の幅よりy軸方向の幅の方が大きい矩形状である。すなわち、パワーモジュール30の長手方向と、第2絶縁基板18が配置される方向は、いずれもy軸方向であり、つまり平行である。また、パワーモジュール30のリード31は、パワーモジュール30のモールドの両側においてy軸方向に沿って配置される。したがって、2つのリード取付部50と取付孔15とは、y軸方向に沿って平行に配置されている。
そして、パワーモジュール30のy軸方向の幅は、第2絶縁基板18のy軸方向の幅と同等である。第2絶縁基板18及びパワーモジュール30の配置を以上のようにすることで、プリント回路板1の重量バランスを、より良好にすることが可能である。
前述したように、第2絶縁基板18の重心は、第1絶縁基板6の第1表面6a側に配置される。この際、第2絶縁基板18の重心と第1絶縁基板6の第1表面6aとの距離(図2中に示すB)を、一定距離以下とするとよい。具体的には第1絶縁基板6及び第2絶縁基板18のサイズにもよるが、例えば30mm以下とするとよい。このようにすることで、第1絶縁基板6と第2絶縁基板18とのはんだ接合部を固定端とした第2絶縁基板18の振動の固有振動数を高くして、コンプレッサーの動作により生じる振動との共振を抑制するとともに、第2絶縁基板18の振動の振幅を低減できる。
この発明は、例えば、コンプレッサーが搭載された機器である空気調和装置の室外機等に設けられるプリント回路板に利用できる。
1 プリント回路板
2 第1プリント配線板
3 電子部品
4 第2プリント配線板
6 第1絶縁基板
6a 第1表面
6b 第2表面
7 第1電極
9 第1電極
15 取付孔
18 第2絶縁基板
18a 表面
18b 表面
19 第2電極
23 接続部
24 はんだ
25 第2電極
29 はんだ
30 パワーモジュール
31 リード
32 ヒートシンク
33 モジュール取付孔
41 貫通孔
42 ビス
50 リード取付部
60 基板取付孔

Claims (6)

  1. 第1表面と第2表面とを貫通し第1方向の幅より前記第1方向に直交する第2方向の幅の方が大きい取付孔が形成された第1絶縁基板と、
    前記取付孔を前記第1表面側から貫通して前記第2表面から突出する接続部を有する第2絶縁基板と、
    前記第2表面に設けられ、前記取付孔の前記第2方向に沿った縁部に配置された第1電極と、
    前記接続部に設けられ、はんだによって前記第1電極に接合された第2電極と、
    前記第2表面に設けられた電子部品と、を備え、
    前記第2絶縁基板の重心は、前記第1絶縁基板の前記第1表面側に配置され、
    前記電子部品の重心は、前記第1絶縁基板の前記第2表面側に配置され、
    前記電子部品の重量は、前記第2絶縁基板の重量と同等であるプリント回路板。
  2. 前記第2絶縁基板の重心と、前記第1絶縁基板の前記第1表面との距離は、30mm以下である請求項1に記載のプリント回路板。
  3. 前記電子部品は、平面視で前記第1方向の幅より前記第2方向の幅の方が大きい矩形状を呈する請求項1又は請求項2に記載のプリント回路板。
  4. 前記電子部品の前記第2方向の幅は、前記第2絶縁基板の幅と同等である請求項3に記載のプリント回路板。
  5. 前記電子部品は、前記第2表面側からリードが挿入されて前記第1絶縁基板に取り付けられるパワーモジュールである請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のプリント回路板。
  6. 前記パワーモジュールのモールド樹脂に形成されたモジュール取付孔に通された締結手段を少なくとも用いて取り付けされる請求項5に記載のプリント回路板。
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