JPWO2020006528A5 - - Google Patents

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上記に説明する方法は、eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する有効量の作用物質および/または抗菌剤を、バイオフィルムと接触させること、またはあるいは、対象に投与することをさらに含むか、またはあるいは、それから本質的になるか、またはまたさらに、それからなってもよく、作用物質は、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない。一態様では、eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する作用物質は、抗DNABII抗体、抗IHF抗体および/もしくは抗HU抗体またはその各々の断片のうちの1つまたは複数を含むか、またはあるいは、それから本質的になるか、またはまたさらに、それからなる。一実施形態では、eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する作用物質は、正味の負電荷を有する。第2の実施形態では、eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する作用物質は、正味の中性電荷を有する。第3の実施形態では、eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する作用物質は、正味の正電荷を有する。一態様では、作用物質は、DNアーゼの非存在下で投与される。上記に説明する方法は、DNアーゼ酵素の投与の非存在下で行われ得る。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
バイオフィルムの安定性を阻害するための方法であって、前記バイオフィルムを、ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する有効量の作用物質と接触させることを含み、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目2)
対象においてバイオフィルムを処置するための方法であって、バイオフィルムに感染した前記対象に、ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する有効量の作用物質を投与することを含み、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目3)
バイオフィルムを発生しやすい対象においてバイオフィルムの形成を予防するための方法であって、前記対象に、ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する有効量の作用物質を投与することを含み、必要に応じて、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目4)
それを必要とする対象において、バイオフィルムを産生する細菌によって引き起こされる感染を処置するための方法であって、前記対象に、ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する有効量の作用物質と、前記生物の複製を阻害する作用物質とを投与することを含み、必要に応じて、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目5)
バイオフィルムの安定性を阻害するための方法であって、前記バイオフィルムを、ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する有効量の1種または複数種の作用物質と接触させることを含み、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目6)
対象においてバイオフィルムを処置するための方法であって、バイオフィルムに感染した前記対象に、ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する有効量の1種または複数種の作用物質を投与することを含み、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目7)
バイオフィルムを発生しやすい対象においてバイオフィルムの形成を予防するための方法であって、前記対象に、ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する有効量の1種または複数種の作用物質を投与することを含み、必要に応じて、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目8)
それを必要とする対象において、バイオフィルムを産生する細菌によって引き起こされる感染を処置するための方法であって、前記対象に、ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する有効量の1種または複数種の作用物質と、前記生物の複製を阻害する作用物質とを投与することを含み、必要に応じて、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目9)
前記接触させることが、in vitroまたはin vivoである、項目1または5に記載の方法。
(項目10)
ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する前記作用物質が、tRNAである、項目1、5または9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
前記作用物質が、ポリアミン合成の阻害剤、または前記ポリアミンの前記DNAへの結合を阻害する作用物質であり、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、いずれかの前記項目に記載の方法。
(項目12)
前記ポリアミンが、プトレシン、スペルミン、カダベリン、1,3-ジアミノプロパンまたはスペルミジンの群から選択される、いずれかの前記項目に記載の方法。
(項目13)
前記作用物質が、ポリアミンアナログであるジフルオロメチルオルニチン、トランス-4-メチルシクロヘキシルアミン、サルドモジド、メチルグリオキサール-ビス[グアニルヒドラゾン](MGBG)、1-アミノオキシ-3-アミノプロパン、オキサリプラチン、シスプラチン、ジシクロヘキシルアミン、任意のその誘導体、またはその塩を含む、項目11に記載の方法。
(項目14)
前記作用物質が、前記バイオフィルムからカチオンを枯渇させる作用物質、必要に応じて、カチオン交換樹脂、アミノポリカルボン酸、クラウンエーテル、アザクラウンまたはクリプタンドを含む、項目1~9のいずれか一項に記載の方法。
(項目15)
前記バイオフィルムからカチオンを枯渇させる前記作用物質が、スルホネート、スルホプロピル、ホスホセルロース、P11ホスホセルロース、ヘパリン硫酸またはその誘導体もしくはアナログの群からの作用物質である、項目14に記載の方法。
(項目16)
バイオフィルムの安定性を阻害するための方法であって、前記バイオフィルムを、ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する作用物質とin vitroで接触させることを含み、前記接触させることが、表面を、カチオンを枯渇させる有効量の作用物質でコーティングすることを含み、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目17)
バイオフィルムの安定性を阻害するための方法であって、前記バイオフィルムを、ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する有効量の作用物質とin vitroで接触させることを含み、前記接触させることが、表面を、カチオンを枯渇させる有効量の1種または複数種の作用物質でコーティングすることを含み、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目18)
前記作用物質が、前記バイオフィルムまたはその局所環境においてB-DNAのZ-DNAへの変換に干渉する、項目1~9または16もしくは17のいずれか一項に記載の方法。
(項目19)
前記作用物質が、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含む、項目16~18のいずれか一項に記載の方法。
(項目20)
前記作用物質が、リボフラビン、エチジウムブロマイド、ビス(メチジウム)スペルミン、ダウノルビシン、TMPyP4、第四級ベンゾ[c]フェナントリジンアルカロイド、キナクリン、9-アミノアクリジンまたはその誘導体を含む、項目16~18のいずれか一項に記載の方法。
(項目21)
前記作用物質が、クロロキンまたはその誘導体を含む、項目16~18のいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
バイオフィルムの安定性を阻害するための方法であって、前記バイオフィルムを、有効量のHMGB1タンパク質またはその生物活性断片および抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体とin vitroで接触させることを含み、前記接触させることが、表面を、有効量のHMGB1タンパク質またはその生物活性断片および抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体でコーティングすることを含む、方法。
(項目23)
バイオフィルムの安定性を阻害するための方法であって、前記バイオフィルムを、有効量のクロロキンおよび抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体とin vitroで接触させることを含み、前記接触させることが、表面を、有効量のクロロキンおよび抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体でコーティングすることを含む、方法。
(項目24)
全身性エリテマトーデス(SLE)および/または嚢胞性線維症(CF)を患う患者においてバイオフィルムを処置するための方法であって、前記バイオフィルムまたはその局所環境においてB-DNAのZ-DNAへの変換に干渉する有効量の作用物質を投与することを含み、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目25)
全身性エリテマトーデス(SLE)および/または嚢胞性線維症(CF)を患う患者においてバイオフィルムを処置するための方法であって、前記バイオフィルムまたはその局所環境においてB-DNAのZ-DNAへの変換に干渉する有効量の1種または複数種の作用物質を投与することを含み、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目26)
前記作用物質が、クロロキンまたはその誘導体を含む、項目22または25に記載の方法。
(項目27)
前記作用物質が、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含む、項目22または25に記載の方法。
(項目28)
前記作用物質が、リボフラビン、エチジウムブロマイド、ビス(メチジウム)スペルミン、ダウノルビシン、TMPyP4、第四級ベンゾ[c]フェナントリジンアルカロイド、キナクリン、9-アミノアクリジンまたはその誘導体を含む、項目22または25に記載の方法。
(項目29)
全身性エリテマトーデス(SLE)および/または嚢胞性線維症(CF)を患う患者においてバイオフィルムを処置するための方法であって、有効量のHMGB1タンパク質またはその生物活性断片および抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を投与することを含む方法。
(項目30)
全身性エリテマトーデス(SLE)および/または嚢胞性線維症(CF)を患う患者においてバイオフィルムを処置するための方法であって、有効量のクロロキンおよび抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を投与することを含む方法。
(項目31)
プラチナベースの化学療法を受けているか、または受けた患者において前記化学療法の投与に付随するバイオフィルム産生感染を処置するための方法であって、前記バイオフィルムまたはその局所環境においてB-DNAのZ-DNAへの変換に干渉する有効量の作用物質を投与することを含み、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目32)
プラチナベースの化学療法を受けているか、または受けた患者において前記化学療法の投与に付随するバイオフィルム産生感染を処置するための方法であって、前記バイオフィルムまたはその局所環境においてB-DNAのZ-DNAへの変換に干渉する有効量の1種または複数種の作用物質を投与することを含み、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、方法。
(項目33)
前記作用物質が、クロロキンまたはその誘導体を含む、項目31または32に記載の方法。
(項目34)
前記作用物質が、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含む、項目31または32に記載の方法。
(項目35)
前記作用物質が、リボフラビン、エチジウムブロマイド、ビス(メチジウム)スペルミン、ダウノルビシン、TMPyP4、第四級ベンゾ[c]フェナントリジンアルカロイド、キナクリン、9-アミノアクリジンまたはその誘導体を含む、項目31または32に記載の方法。
(項目36)
プラチナベースの化学療法を受けているか、または受けた患者において前記化学療法の投与に付随するバイオフィルム産生感染を処置するための方法であって、有効量のHMGB1タンパク質またはその生物活性断片および抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を投与することを含む方法。
(項目37)
プラチナベースの化学療法を受けているか、または受けた患者において前記化学療法の投与に付随するバイオフィルム産生感染を処置するための方法であって、有効量のクロロキンおよび抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を投与することを含む方法。
(項目38)
前記バイオフィルムを、eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する有効量の作用物質および/または抗菌剤と接触させることをさらに含む、項目1または5に記載の方法。
(項目39)
前記eDNAの前記DNA結合タンパク質への結合に干渉する前記作用物質が、抗DNABII抗体、抗IHF抗体および/もしくは抗HU抗体またはその各々の断片のうちの1つまたは複数を含む、項目38に記載の方法。
(項目40)
前記対象に、前記eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する有効量の作用物質および/または抗菌剤を投与することをさらに含む、項目2~39のいずれかに記載の方法。
(項目41)
前記eDNAの前記DNA結合タンパク質への結合に干渉する前記作用物質が、抗DNABII抗体、抗IHF抗体および/もしくは抗HU抗体またはその各々の断片のうちの1つまたは複数を含む、項目40に記載の方法。
(項目42)
前記バイオフィルムからカチオンを枯渇させる前記作用物質が、正味の負電荷を有する、項目14または15に記載の方法。
(項目43)
前記バイオフィルムからカチオンを枯渇させる前記作用物質が、正味の中性電荷を有する、項目14または15に記載の方法。
(項目44)
前記eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する前記作用物質が、正味の負電荷を有する、項目38に記載の方法。
(項目45)
前記eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する前記作用物質が、正味の中性電荷を有する、項目38に記載の方法。
(項目46)
前記eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する前記作用物質が、正味の正電荷を有する、項目38に記載の方法。
(項目47)
前記方法が、DNアーゼ酵素の投与の非存在下で行われる、項目1~46のいずれか一項に記載の方法。
(項目48)
ポリアミンのバイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する作用物質、バイオフィルムからカチオンを枯渇させる作用物質、バイオフィルムまたはその局所環境においてB-DNAのZ-DNAへの変換に干渉する作用物質、eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する作用物質および/または抗菌剤のうちの1、2もしくは3つまたはそれよりも多くを含む組成物。
(項目49)
薬学的に許容される担体をさらに含む、項目48に記載の組成物。
(項目50)
ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する前記作用物質が、ポリアミンアナログであるジフルオロメチルオルニチン、トランス-4-メチルシクロヘキシルアミン、サルドモジド、メチルグリオキサール-ビス[グアニルヒドラゾン](MGBG)、1-アミノオキシ-3-アミノプロパン、オキサリプラチン、シスプラチンおよび/もしくはジシクロヘキシルアミン、任意のその誘導体、またはその塩のうちの1つまたは複数を含む、項目48または49に記載の組成物。
(項目51)
前記バイオフィルムからカチオンを枯渇させる前記作用物質が、カチオン交換樹脂、アミノポリカルボン酸、クラウンエーテル、アザクラウンまたはクリプタンド、スルホネート、スルホプロピル、ホスホセルロース、P11ホスホセルロースおよび/もしくはヘパリン硫酸またはその誘導体もしくはアナログのうちの1つまたは複数を含む、項目48または49に記載の組成物。
(項目52)
前記バイオフィルムまたはその局所環境においてB-DNAのZ-DNAへの変換に干渉する前記作用物質が、HMGB1タンパク質、その断片もしくはその各々の等価物、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体、および/またはクロロキン、または任意のその誘導体のうちの1つまたは複数を含む、項目48または49に記載の組成物。
(項目53)
前記eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する前記作用物質が、抗DNABII抗体、抗IHF抗体および/もしくは抗HU抗体またはその各々の断片のうちの1つまたは複数を含む、項目48または49に記載の組成物。
(項目54)
項目48~53のいずれか一項に記載の組成物と使用のための指示とを含むキットであって、必要に応じて、前記作用物質が、組み合わせられているか、または別々に包装されている、キット。
(項目55)
使用のための前記指示が、項目1~47のいずれか一項に記載の方法を行うための使用法を提供する、項目54に記載のキット。

Claims (29)

  1. バイオフィルムの安定性を阻害するための方法、対象においてバイオフィルムを処置するための方法、またはバイオフィルムを発生しやすい対象においてバイオフィルムの形成を予防するための方法において使用するための、ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する少なくとも1つの作用物質を含む組成物であって、前記方法が、前記バイオフィルムを、前記作用物質と接触させることを含み、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、組成物
  2. リアミンのバイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する作用物質と、生物の複製を阻害する作用物質とを含む組み合わせ物であって、必要に応じて、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、組み合わせ物
  3. 前記接触させることが、in vitroまたはin vivoである、請求項1に記載の組成物
  4. 前記作用物質が、
    ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する作用物質であって、tRNAである、前記作用物質;
    ポリアミン合成の阻害剤、または前記ポリアミンの前記DNAへの結合を阻害する作用物質であって、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、前記作用物質;
    ポリアミンアナログであるジフルオロメチルオルニチン、トランス-4-メチルシクロヘキシルアミン、サルドモジド、メチルグリオキサール-ビス[グアニルヒドラゾン](MGBG)、1-アミノオキシ-3-アミノプロパン、オキサリプラチン、シスプラチン、ジシクロヘキシルアミン、任意のその誘導体、またはその塩;
    前記バイオフィルムからカチオンを枯渇させる作用物質、必要に応じて、カチオン交換樹脂、アミノポリカルボン酸、クラウンエーテル、アザクラウンまたはクリプタンド、必要に応じて、前記バイオフィルムからカチオンを枯渇させる前記作用物質が、スルホネート、スルホプロピル、ホスホセルロース、P11ホスホセルロース、ヘパリン硫酸またはその誘導体もしくはアナログの群からである、前記作用物質;
    から選択される、請求項1もしくは3のいずれかに記載の組成物、または請求項2に記載の組み合わせ物
  5. 前記ポリアミンが、プトレシン、スペルミン、カダベリン、1,3-ジアミノプロパンまたはスペルミジンの群から選択される、請求項1、3、もしくは4のいずれか一項に記載の組成物、または請求項2もしくは4に記載の組み合わせ物。
  6. 記接触させることが、表面を、カチオンを枯渇させる有効量の作用物質でコーティングすることを含み、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、請求項3に記載の組成物
  7. 前記作用物質が、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含む;または
    前記作用物質が、リボフラビン、エチジウムブロマイド、ビス(メチジウム)スペルミン、ダウノルビシン、TMPyP4、第四級ベンゾ[c]フェナントリジンアルカロイド、キナクリン、9-アミノアクリジンまたはその誘導体を含む;または
    前記作用物質が、クロロキンまたはその誘導体を含む、請求項6に記載の組成物。
  8. バイオフィルムの安定性を阻害するための方法において使用するための、HMGB1タンパク質またはその生物活性断片および抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体、あるいはクロロキンおよび抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含む組み合わせ物であって、
    前記方法が、前記バイオフィルムを、前記HMGB1タンパク質またはその生物活性断片および前記抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体とin vitroで接触させることを含み、前記接触させることが、表面を、前記HMGB1タンパク質またはその生物活性断片および前記抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体でコーティングすることを含む;あるいは
    前記バイオフィルムを、前記クロロキンおよび前記抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体とin vitroで接触させることを含み、前記接触させることが、表面を、前記クロロキンおよび前記抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体でコーティングすることを含む組み合わせ物
  9. 全身性エリテマトーデス(SLE)および/または嚢胞性線維症(CF)、あるいはプラチナベースの化学療法の投与に付随する感染の処置において使用するためのバイオフィルムまたはその局所環境においてB-DNAのZ-DNAへの変換に干渉する1種または複数種の作用物質を含む組成物であって、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、組成物
  10. 前記作用物質が、クロロキンまたはその誘導体を含む
    前記作用物質が、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含む;あるいは
    前記作用物質が、リボフラビン、エチジウムブロマイド、ビス(メチジウム)スペルミン、ダウノルビシン、TMPyP4、第四級ベンゾ[c]フェナントリジンアルカロイド、キナクリン、9-アミノアクリジンまたはその誘導体を含む;または
    前記作用物質が、有効量のHMGB1タンパク質またはその生物活性断片および抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含む;
    前記作用物質が、有効量のクロロキンおよび抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含む
    請求項に記載の組成物
  11. プラチナベースの化学療法を受けているか、または受けた患者において前記化学療法の投与に付随する感染を処置する際に使用するための組み合わせ物であって、HMGB1タンパク質またはその生物活性断片および抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体、あるいはクロロキンおよび抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含む、組み合わせ物
  12. 前記方法が、前記バイオフィルムを、eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する有効量の作用物質および/または抗菌剤と接触させることをさらに含み、必要に応じて、前記eDNAの前記DNA結合タンパク質への結合に干渉する前記作用物質が、抗DNABII抗体、抗IHF抗体および/もしくは抗HU抗体またはその各々の断片のうちの1つまたは複数を含む、請求項1に記載の組成物
  13. 前記方法が、前記対象に、前記eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する有効量の作用物質および/または抗菌剤を投与することをさらに含み、必要に応じて、前記eDNAの前記DNA結合タンパク質への結合に干渉する前記作用物質が、抗DNABII抗体、抗IHF抗体および/もしくは抗HU抗体またはその各々の断片のうちの1つまたは複数を含む、請求項12に記載の組成物
  14. 前記バイオフィルムからカチオンを枯渇させる前記作用物質が、正味の負電荷を有する、請求項に記載の組成物
  15. 前記eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する前記作用物質が、正味の負電荷、または正味の正電荷を有する、請求項12に記載の組成物
  16. 前記方法が、DNアーゼ酵素の投与の非存在下で行われる、請求項1、3、4~7、9~10、および12~15のいずれか一項に記載の組成物、または請求項2、4、5、8、および11のいずれか一項に記載の組み合わせ物
  17. ポリアミンのバイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する作用物質、バイオフィルムからカチオンを枯渇させる作用物質、バイオフィルムまたはその局所環境においてB-DNAのZ-DNAへの変換に干渉する作用物質、eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する作用物質および/または抗菌剤のうちの1、2もしくは3つまたはそれよりも多くを含む組成物。
  18. ポリアミンの前記バイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する前記作用物質が、ポリアミンアナログであるジフルオロメチルオルニチン、トランス-4-メチルシクロヘキシルアミン、サルドモジド、メチルグリオキサール-ビス[グアニルヒドラゾン](MGBG)、1-アミノオキシ-3-アミノプロパン、オキサリプラチン、シスプラチンおよび/もしくはジシクロヘキシルアミン、任意のその誘導体、またはその塩のうちの1つまたは複数を含む;および/または
    前記バイオフィルムからカチオンを枯渇させる前記作用物質が、カチオン交換樹脂、アミノポリカルボン酸、クラウンエーテル、アザクラウンまたはクリプタンド、スルホネート、スルホプロピル、ホスホセルロース、P11ホスホセルロースおよび/もしくはヘパリン硫酸またはその誘導体もしくはアナログのうちの1つまたは複数を含む;および/または
    前記バイオフィルムまたはその局所環境においてB-DNAのZ-DNAへの変換に干渉する前記作用物質が、HMGB1タンパク質、その断片もしくはその各々の等価物、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体、および/またはクロロキン、または任意のその誘導体のうちの1つまたは複数を含む;および/または
    前記eDNAのDNA結合タンパク質への結合に干渉する前記作用物質が、抗DNABII抗体、抗IHF抗体および/もしくは抗HU抗体またはその各々の断片のうちの1つまたは複数を含む、請求項17に記載の組成物。
  19. 請求項17または18のいずれか一項に記載の組成物と使用のための指示とを含むキットであって、必要に応じて、前記作用物質が、組み合わせられているか、または別々に包装されており、必要に応じて、使用のための前記指示が、請求項1~16のいずれか一項に記載の方法を行うための使用法を提供する、キット。
  20. ポリアミンのバイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する作用物質を含む組成物であって、前記作用物質が、生物の複製を阻害する作用物質と組み合わせて投与されることを特徴とし、必要に応じて、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、組成物。
  21. 生物の複製を阻害する作用物質を含む組成物であって、前記作用物質が、ポリアミンのバイオフィルム中のDNAへの結合に干渉する作用物質と組み合わせて投与されることを特徴とし、必要に応じて、前記作用物質が、HMGB1タンパク質でも、その断片でも、その各々の等価物でもない、組成物。
  22. バイオフィルムの安定性を阻害するための方法において使用するための、HMGB1タンパク質またはその生物活性断片を含む組成物であって、
    前記組成物が、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体と組み合わせて投与されることを特徴とし、
    前記方法が、前記バイオフィルムを、前記HMGB1タンパク質またはその生物活性断片および前記抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体とin vitroで接触させることを含み、前記接触させることが、表面を、前記HMGB1タンパク質またはその生物活性断片および前記抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体でコーティングすることを含む、組成物。
  23. バイオフィルムの安定性を阻害するための方法において使用するための、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含む組成物であって、
    前記組成物が、HMGB1タンパク質またはその生物活性断片と組み合わせて投与されることを特徴とし、
    前記方法が、前記バイオフィルムを、前記抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体および前記HMGB1タンパク質またはその生物活性断片とin vitroで接触させることを含み、前記接触させることが、表面を、前記抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体および前記HMGB1タンパク質またはその生物活性断片でコーティングすることを含む、組成物。
  24. バイオフィルムの安定性を阻害するための方法において使用するための、クロロキンを含む組成物であって、
    前記組成物は、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体と組み合わせて投与されることを特徴とし、
    前記方法が、前記バイオフィルムを、前記クロロキンおよび前記抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体とin vitroで接触させることを含み、前記接触させることが、表面を、前記クロロキンおよび前記抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体でコーティングすることを含む、組成物。
  25. バイオフィルムの安定性を阻害するための方法において使用するための、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含む組成物であって、
    前記組成物は、クロロキンと組み合わせて投与されることを特徴とし、
    前記方法が、前記バイオフィルムを、前記抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体および前記クロロキンとin vitroで接触させることを含み、前記接触させることが、表面を、前記抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体および前記クロロキンでコーティングすることを含む、組成物。
  26. プラチナベースの化学療法を受けているか、または受けた患者において前記化学療法の投与に付随する感染を処置する際に使用するための組成物であって、HMGB1タンパク質またはその生物活性断片を含み、前記組成物が、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  27. プラチナベースの化学療法を受けているか、または受けた患者において前記化学療法の投与に付随する感染を処置する際に使用するための組成物であって、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含み、前記組成物が、HMGB1タンパク質またはその生物活性断片と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  28. プラチナベースの化学療法を受けているか、または受けた患者において前記化学療法の投与に付随する感染を処置する際に使用するための組成物であって、クロロキンを含み、前記組成物が、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体と組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
  29. プラチナベースの化学療法を受けているか、または受けた患者において前記化学療法の投与に付随する感染を処置する際に使用するための組成物であって、抗B-DNA抗体またはその断片もしくは誘導体を含み、前記組成物が、クロロキンと組み合わせて投与されることを特徴とする、組成物。
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