JPWO2019215894A1 - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

第1の通信装置は、ユーザ装置が前記第1の通信装置及び第2の通信装置と通信する場合において、前記ユーザ装置の上りリンク品質に関連する情報を前記第2の通信装置から受信する受信部と、前記上りリンク品質に関連する情報に基づいて、前記ユーザ装置による上りデータの送信を制御する制御部とを有する。

Description

本発明は、ユーザ装置が複数の通信装置と通信を行う無線通信システムに関する。
現在、3GPP(Third Generation Partnership Project)において、LTE(Long Term Evolution)システム及びLTE−Advancedシステムの後継として、NR(New Radio Access Technology)システムと呼ばれる新たな無線通信システムの仕様策定が進められている。なお、NRを5Gと称してもよい。
NRシステムでは、LTEシステムにおけるデュアルコネクティビティと同様に、LTEシステムの基地局(eNB)とNRシステムの基地局(gNB)との間でデータを分割し、これらの基地局によってデータを同時送受信するLTE−NRデュアルコネクティビティ(LTE−NR DC)又はマルチRATデュアルコネクティビティ(MR DC)の導入が検討されている。
また、NRシステムでは、無線アクセスネットワークのアーキテクチャとして、1つの集約ノード(Central Unit:CU)から複数の分散ノード(Distributed Unit:DU)を張り出す構成を用いることが想定されている。この構成においては、CU−DU機能分離がなされており、一例として、CUがPDCPレイヤの機能を持ち、DUがRLC以下のレイヤの機能を持つ。
3GPP TS 38.425 V15.1.0 (2018−03) 3GPP TS 38.331 V15.1.0 (2018−03)
上述したLTE−NR DC又はMR DCの構成、或いはCU−DU機能分離の構成における下りリンク(Downlink:DL)に関して、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤの機能を持つノード(the node hosting PDCP)は、RLC(Radio Link Control)以下のレイヤの機能を持つノード(the corresponding node)からDLの状態を確認することができる。この点に関し、例えば、非特許文献1には、DLの状態を報告するDownlink Data Delivery Status(DDDS)手順が開示されており、この手順を使用して、パケット(例えばPDCP PDU)の送達状態等をPDCPレイヤの機能を持つノードに報告することが考えられる。
しかし、上記の従来技術では、上りリンク(Uplink:UL)の状態をPDCPレイヤの機能を持つノードに報告することに関して考慮されていない。PDCPレイヤの機能を持つノードは、ULの状態が把握できなければ、ユーザ装置UEが複数の通信装置(eNB、gNB、DU等)に対してULデータを送信するときに、品質の悪い通信装置にULデータを送信する可能性があり、ULデータの送信効率が低下する恐れがある。
本発明は上記の点に鑑みて、ユーザ装置が複数の通信装置と通信する無線通信システムにおいて、ULデータの送信効率を向上させる技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、第1の通信装置であって、
ユーザ装置が前記第1の通信装置及び第2の通信装置と通信する場合において、前記ユーザ装置の上りリンク品質に関連する情報を前記第2の通信装置から受信する受信部と、
前記上りリンク品質に関連する情報に基づいて、前記ユーザ装置による上りデータの送信を制御する制御部と、
を有する第1の通信装置が提供される。
開示の技術によれば、ユーザ装置が複数の通信装置と通信する無線通信システムにおいて、ULデータの送信効率を向上させる技術が提供される。
本発明の実施の形態における通信システムの構成図(その1)である。 本発明の実施の形態における通信システムの構成図(その2)である。 本発明の実施の形態における通信システムの構成図(その3)である。 本発明の実施の形態における通信システムの構成図(その4)である。 ユーザ装置と基地局と間のシグナリングの例を示す図である。 PHR MAC CEフォーマットの例を示す図である。 ULデータの送信制御の動作概要を示す図である。 ユーザ装置UEの構成図である。 基地局MN、SNの構成図である。 集約ノードCUの構成図である。 分散ノードDUの構成図である。 ハードウェア構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
以下で説明する実施の形態では、既存の3GPP規格書で使用されている用語を適宜使用しているが、当該用語に示される対象と同様の対象が他の用語で呼ばれてもよい。
(システム構成)
ユーザ装置が複数の通信装置と通信を行う無線通信システムの構成例について説明する。
図1に本実施の形態における無線通信システム(RAN(Radio Access Network))と称してもよい)の構成例(その1)を示す。
図1に示す無線通信システムは、それぞれコアネットワークに接続される基地局MNと基地局SNを備え、ユーザ装置UEとの間でDual connectivityを可能としている。また、基地局MNと基地局SNとの間は、例えばX2インターフェースにより通信可能である。なお、MNはMaster nodeの略であり、SNはSecondary nodeの略である。
例えば、基地局MNはLTEに対応した無線通信を行い、基地局SNはNRに対応した無線通信を行ってもよい。ただし、これは一例に過ぎず、基地局MNがNRに対応した無線通信を行い、基地局SNがLTEに対応した無線通信を行うこととしてもよいし、基地局MNと基地局SNがともにLTEに対応した無線通信を行うこととしてもよいし、基地局MNと基地局SNがともにNRに対応した無線通信を行うこととしてもよい。
また、図1には、ユーザ装置UEと同時通信を行う基地局の数が2である例を示しているが、これも例であり、ユーザ装置UEと通信を行う基地局の数が3以上であってもよい。ユーザ装置UEと通信を行う基地局の数が2以上である形態をMulti−connectivityと称してもよい。
図2に、本実施の形態における無線通信システムの構成例(その2)を示す。
図2に示す無線通信システムは、コアネットワークに接続されるNRの基地局gNBを備え、NRの基地局gNBは、集約ノードであるCUと、CUから張り出された複数の分散ノードであるDUとを有する。集約ノードCUと分散ノードDUとの間は例えば光ファイバにより接続される。
無線インタフェースプロトコルに関し、集約ノードCUと分散ノードDUは機能分離がなされており、一例として、集約ノードCUはPDCPレイヤの機能を有し、分散ノードDUのそれぞれはRLC、MAC、PHY、RFの機能を有する。ただし、これは一例に過ぎず、例えば、分散ノードDUのそれぞれが、PDCPレイヤの一部の機能を備えてもよい。ユーザ装置UEは、RF〜PDCPの各レイヤの機能を有する。
図2には、集約ノードCUの数が1であり、分散ノードDUの数が2である例を示しているが、これは一例に過ぎず、集約ノードCUの数は2以上であってもよく、分散ノードDUの数は1であっても3以上であってもよい。
図3に、本実施の形態における無線通信システムの構成例(その3)を示す。
図3に示す無線通信システムは、コアネットワークに接続されるNRの基地局gNBを備え、NRの基地局gNBは、集約ノードであるCUと、CUから張り出された複数の分散ノードであるDUとを有する。ここで、集約ノードCUの機能分担が行われており、制御プレーン(Control Plane:CP)の機能はCU−CPが持ち、ユーザプレーン(User Plane:UP)の機能はCU−UPが持つ。
図3には、制御プレーンの集約ノードCU−CPの数が1であり、ユーザプレーンの集約ノードCU−UPの数が2であり、分散ノードDUの数が2である例を示しているが、これは一例に過ぎず、制御プレーンの集約ノードCU−CPの数は2以上であってもよく、ユーザプレーンの集約ノードCU−UPの数は1であっても3以上であってもよく、分散ノードDUの数は1であっても3以上であってもよい。
図4に、本実施の形態における無線通信システムの構成例(その4)を示す。図4は、図1におけるNRの基地局が制御プレーンの集約ノードCU−CPとユーザプレーンの集約ノードCU−UPと分散ノードDUで構成されている例である。
図1〜図4のいずれの無線通信システムにおいても、ユーザ装置UEのPDCPレイヤのプロトコルは、いずれかの通信装置のPDCPレイヤにおいて終端される。図1の例では、基地局MNと基地局SNの一方がPDCPレイヤの機能を持つノード(the node hosting PDCP)であり、他方がRLC以下のレイヤの機能を持つノード(the corresponding node)である。図2の例では、集約ノードCUがPDCPレイヤの機能を持つノードであり、分散ノードDUがRLC以下のレイヤの機能を持つノードである。図3の例では、ユーザプレーンの集約ノードCU−UPがPDCPレイヤの機能を持つノードであり、分散ノードDUがRLC以下のレイヤの機能を持つノードである。図4の例では、基地局eNBと基地局gNB(CU−UP)の一方がPDCPレイヤの機能を持つノードであり、他方(基地局gNBの場合には分散ノードDU)がRLC以下のレイヤの機能を持つノードである。
なお、RLC以下のレイヤの機能を持つノードとは、RLC以下の全てのレイヤの機能(RLC、MAC、PHY、RF)を持つノードでもよく、RLC以下の一部のレイヤの機能(例えば、PHY、RF)を持つノードでもよい。
ユーザ装置UEが複数の通信装置と通信するときのULデータの送信について説明する。図1の例では、ユーザ装置UEは、ULデータを基地局MN及び基地局SNに送信することができる。例えば、ユーザ装置UEは、ある閾値までのULデータを一方の基地局に送信し、データ量が閾値を超えると他方の基地局にもULデータを送信することができる。基地局MN及び基地局SNは、PDCPの設定情報(PDCP−Config)内のprimaryPathに、ユーザ装置UEが優先的にULデータを送信する基地局の情報を設定することができ、PDCP−Config内のul−DataSplitThresholdに、上記の閾値を設定することができる(非特許文献2)。図2〜図4においても同様に、ユーザ装置UEはPDCP−Configに従ってULデータを送信することができる。
なお、本明細書において、「データ」(ULデータを含む)はPDCP PDUであることを想定しているが、それに限定されるわけではない。例えば、「データ」は、IPパケットでもよいし、RLC PDUでもよいし、MAC PDUでもよい。また、「データ」を「パケット」、「データユニット」、あるいは「フレーム」と称してもよい。
上記のように、本実施の形態では、データとしてPDCP PDUを用いることを想定しているので、ここで、PDCPレイヤについての動作概要を説明する。
Txで示される送信側(例:ユーザ装置UEから基地局MN又は基地局SNへの送信)において、PDCPエンティティでは、IPパケットのヘッダ圧縮処理(Robust Header Compression:ROHC)と秘匿処理(security)が実施され、RLCエンティティにPDCP PDUが渡される。Rxで示される受信側では、送信側に対応するヘッダ復元、秘匿解除、Integrity check等の処理が行われる。また、ハンドオーバ時には、送信側にて送達未確認のユーザデータを再送することでパケットロスを回避し、受信側にて重複検出と順序補正とを行う。
以下の動作例の説明では、図1を参照して、本発明の第1の通信装置の例として基地局MNを使用し、第2の通信装置の例として基地局SNを使用する実施の形態を説明する。しかし、本発明の適用先は基地局MNと基地局SNに係る構成に限られず、本発明を、例えば、図2〜図4に示すような複数の通信装置を備える構成(例:複数の分散ノードDUを備える構成、基地局gNB内の複数の分散ノードDUと基地局eNBとを備える構成等)に適用することも可能である。
(動作例)
本実施の形態では、基地局MNがPDCPレイヤの機能を持つノード(the node hosting PDCP)である例について説明する。
ユーザ装置UEが複数の通信装置と通信する場合において、ユーザ装置UEがULデータを送信するときに参照するパラメータ(例えば、primaryPath、ul−DataSplitThreshold)を適切に設定するためには、ユーザ装置UEから各通信装置への上りリンクの品質に関連する情報が必要となる。
図5を参照して、基本的な動作例を説明する。まず、基地局SNは、ユーザ装置UEから基地局SNへのUL品質に関連する情報(以下、UL品質関連情報)を取得する(S101)。同様に、基地局MNは、ユーザ装置UEから基地局MNへのUL品質関連情報を取得する(S103)。UL品質関連情報は、基地局MN及びSNが信号強度等を測定することによって得られる品質でもよく、何らかの情報から推定される品質でもよい。例えば、UL品質関連情報として、(1)パワーヘッドルーム(Power Headroom:PH)、(2)UL信号(例えば、サウンディングリファレンス信号(Sounding Reference Signal:SRS))の受信品質、(3)データレートのいずれかが用いられてもよい。
(1)PHが用いられる場合について詳細に説明する。
ユーザ装置UEが基地局MN及びSNにデータを送信する際の送信電力は適切な大きさである必要があるため、ユーザ装置UEは、UL送信電力を所定の式を用いて算出し、算出されたUL送信電力でUL送信を行っている。このUL送信電力の算出には、パスロスが用いられる。
基地局MN及びSNも、ユーザ装置UEの送信電力が適切な値になるように電力制御及びスケジューリング(リソース割り当て、MCS決定等)を行うために、ユーザ装置UEと同じ所定の式に基づいて、ユーザ装置UEの送信電力を把握する。ただし、基地局MN及びSNにおいてパスロスが未知であるため、ユーザ装置UEは、所定のトリガ(例:パスロスが所定値よりも大きく変わったとき)で、PHR(Power Headroom Report)信号を基地局MN及びSNに通知し、基地局MN及びSNは、PHR信号に基づいて、ユーザ装置UEの送信電力を制御する。すなわち、PHはUL品質であるパスロスに関連しているため、基地局MN及びSNは、PHをUL品質関連情報として用いることができる。図6に、PHR信号のフォーマットであるPHR MAC CEフォーマットを示す。このフォーマットから、基地局MN及びSNは、各セルのPHを取得することができる。
(2)UL信号の受信品質が用いられる場合について説明する。
基地局MN及びSNは適切なスケジューリングを行うため、ユーザ装置UEから送信される品質測定用信号(例えば、SRS)を用いて、UL受信品質を測定している。このように、基地局MN及びSNが実際に測定した受信品質をUL品質関連情報として用いることができる。
(3)データレートが用いられる場合について説明する。
基地局MN及びSNは、単位時間当たりに受信したULデータ量から、実際のデータレートを測定できる。また、受信品質から、ULデータが存在する場合に達成可能な推定データレートを算出することもできる。このように、実際のデータレート又は推定データレートをUL品質関連情報として用いることができる。
次に、基地局SNはUL品質関連情報を基地局MNに送信し、基地局MNはULL品質関連情報を基地局SNから受信する(S105)。このように、基地局MNは、ユーザ装置UEと基地局MN及びSNとの間の両方のベアラのUL品質関連情報を集約することができる。
なお、基地局SNは、両方のベアラのUL品質関連情報(すなわち、ユーザ装置UEと基地局SNとの間のUL品質関連情報、及びユーザ装置UEと基地局MNとの間のUL品質関連情報)をまとめて基地局MNに送信してもよく、基地局SNに対して設定されたベアラのUL品質関連情報(すなわち、ユーザ装置UEと基地局SNとの間のUL品質関連情報)のみを基地局MNに送信してもよい。
また、基地局SNは、UL品質関連情報をインデックス値に変換して送信してもよく、セル毎に情報を分割して送信してもよい。
次に、基地局MNは、UL品質関連情報に基づいて、ユーザ装置UEによるULデータの送信を制御する。具体的には、基地局MNは、ユーザ装置UEがULデータを送信するときに参照するパラメータとして、PDCP−Config内のprimaryPath及びul−DataSplitThresholdを設定し、PDCP−Configをユーザ装置UEに送信する(S107)。例えば、基地局MNは、ユーザ装置UEと基地局MNとの間のUL品質関連情報だけでなく、ユーザ装置UEと基地局SNとの間のUL品質関連情報も認識できるため、品質の良い方をprimaryPathに設定する。例えば、UL品質関連情報として、(1)PHが用いられる場合、PHの大きい方、すなわち、パスロスの小さい方がprimaryPathに設定される。NRにおける6GHz以下の周波数帯域(FR1)では、ユーザ装置UEの最大送信電力はLTEとNRの合計値で規定されるため、PHの大きい方に優先してULデータを送信することで、ユーザ装置UEの送信電力が抑えられる。また、UL品質関連情報として、(2)UL信号の受信品質が用いられる場合、受信品質の良い方がprimaryPathに設定される。UL品質関連情報として、(3)データレートが用いられる場合、データレートの高い方がprimaryPathに設定される。さらに、基地局MNは、primaryPathに設定したベアラで送信できるデータ量を考慮してul−DataSplitThresholdの値を設定する。
ユーザ装置UEは、PDCP−Configに従ってULデータを送信する(S109、S111)。例えば、PDCP−Configによって基地局SNがprimaryPathに設定されている場合、ul−DataSplitThresholdまでのデータ量を基地局SNに送信し、ul−DataSplitThresholdを超えるデータ量を基地局MNに送信する。
上記の動作例では、基地局MNがPDCPレイヤの機能を持つノードである例について説明したが、基地局SNがPDCPレイヤの機能を持つノードである場合には、基地局SNが基地局MNからUL品質関連情報を受信し、PDCP−Configを設定することにより、同様に実現可能である。
図7を参照して、ULデータの送信制御の具体例を更に説明する。例えば、ユーザ装置UEがMNであるLTEの基地局eNB(MeNBと記す)と、SNであるNRの基地局gNB(SgNBと記す)と通信していると仮定する。また、ユーザ装置UEに対するLTEのカバレッジはNRのカバレッジより十分広く、NRの品質が十分に確保できない場所においてもLTEにおいて通信できると仮定する。
ユーザ装置UEがNRのカバレッジ端に存在する場合(図7の左側)、基地局SgNBへのパスロスが大きく、ユーザ装置UEのPHは小さくなる。この場合、PDCP−ConfigによってprimaryPathが基地局MeNBに設定され、ULデータが基地局MeNBに優先的に送信される。
一方、ユーザ装置UEがNRのカバレッジの中心近くに移動した場合(図7の右側)、基地局SgNBへのパスロスは小さくなり、ユーザ装置UEのPHは大きくなる。この場合、PDCP−ConfigによってprimaryPathが基地局SgNBに設定され、ULデータが基地局SgNBに優先的に送信される。
(動作例についての補足)
上記の動作例では、ユーザ装置UEが通信する通信装置が2つである例について説明したが、図1〜図4を参照して説明した通り、ユーザ装置UEが通信する装置の数は1であっても3以上でもよい。
また、上記の動作例では、PDCPレイヤの機能を持つノード(the node hosting PDCP)がUL品質関連情報を集約しているが、UL品質関連情報を集約するノードは、RRC(Radio Resource Control)を終端するノードでもよい。例えば、図1において基地局SNがPDCPレイヤの機能を持つノードである場合、RRCを終端する基地局MNがUL品質関連情報を集約し、PDCP−Configのパラメータを決定してもよい。また、UL品質関連情報を集約するノードは、制御プレーンの集約ノードCU−CP又はユーザプレーンの集約ノードCU−UPでもよい。例えば、図3において制御プレーンの集約ノードCU−CPが分散ノードDUによって取得されたUL品質関連情報をユーザプレーンの集約ノードCU−UPを経由して集約し、制御プレーンの集約ノードCU−CPがPDCP−Configのパラメータを決定してもよい。例えば、図4においてユーザプレーンの集約ノードCU−UPが分散ノードDU及び基地局eNBによって取得されたUL品質関連情報を集約し、ユーザプレーンの集約ノードCU−UPがPDCP−Configのパラメータを決定し、制御プレーンの集約ノードCU−CPに通知してもよい。また、EMS(Element Management System)又はNMS(Network Management System)のようなRAN以外のノードがUL品質関連情報を集約し、PDCP−Configのパラメータを決定してもよい。
さらに、UL品質関連情報を集約するノードは、ユーザ装置UEの通信中に変更されてもよい。例えば、ベアラタイプの変更又はハンドオーバによってPDCPレイヤの機能を持つノードが変更される場合には、UL品質関連情報を集約するノードも変更されてもよい。
また、UL品質関連情報は、UL品質関連情報を集約するノードからのポーリングに基づいて、UL品質関連情報を取得したノードから送信されてもよい。或いは、UL品質関連情報は、UL品質関連情報を取得したノードから自律的に送信されてもよい。例えば、UL品質関連情報は周期的に送信されてもよく、イベント(例えば、UL品質関連情報の値が閾値を超えた場合)をトリガとして送信されてもよい。
また、ULデータを送信しないベアラが設定されている場合には、当該ベアラに関するUL品質関連情報は、UL品質関連情報を集約するノードに送信されなくてもよい。すなわち、ユーザ装置がULデータを送信する場合には、UL品質関連情報を集約するが、ユーザ装置がULデータを送信しない場合には、UL品質関連情報を集約しなくてもよい。例えば、図1の構成において、LTEの基地局に対するベアラのみが用いられる場合(Option 2xの場合)、ユーザ装置UEはNRの基地局に対してULデータを送信しない。また、例えば、DL帯域のみが使用できるセルに在圏する場合、キャリアアグリゲーションにおいてDLベアラのみが設定された場合等では、ユーザ装置UEはULデータを送信しない。また、例えば、ULベアラが設定されている場合であっても、ユーザ装置UEがSRSのみを送信し、ULデータを送信しない可能性がある。このような場合には、ユーザ装置UEがULデータを送信しないベアラのUL品質関連情報は集約されなくてもよい。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理動作を実行する通信装置としてのユーザ装置UE、基地局MN、基地局SN、集約ノードCU、分散ノードDUの機能構成例を説明する。なお、分散ノードDUが複数存在する場合、それぞれの分散ノードDUは同じ構成を有し、上述した動作は、分散ノードDUのそれぞれが実行することができる。各装置は、本実施の形態で説明した全ての機能を備えている。ただし、各装置は、本実施の形態で説明した全ての機能のうちの一部の機能のみを備えてもよい。
<ユーザ装置UE>
図8は、ユーザ装置UEの機能構成の一例を示す図である。図8に示すように、ユーザ装置UEは、信号送信部110と、信号受信部120と、設定情報管理部130とを含む。図8に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのような名称でもよい。
信号送信部110は、上位レイヤの情報から下位レイヤの信号を生成し、当該信号を無線で送信するように構成されている。信号受信部120は、各種の信号を無線受信し、受信した信号から上位レイヤの情報を取得するように構成されている。また、
設定情報管理部130は、予め設定される設定情報と、ダイナミック及び/又はセミスタティックに基地局MN又はSN等から送信される設定情報とを格納する記憶部を有する。
例えば、ユーザ装置UEは、第1の通信装置及び第2の通信装置を有する複数の通信装置と通信を行う。信号受信部120は、ULデータを送信するときに参照するパラメータ(例えば、primaryPath及びul−DataSplitThreshold)を第1の通信装置及び第2の通信装置の一方又は双方から受信し、設定情報管理部130に格納する。信号送信部110は、設定情報管理部130に格納されたパラメータに従ってULデータを送信する。
<基地局MN/SN>
図9は、基地局MN及び基地局SNのいずれにも使用できる基地局(以下、基地局MN/SNと記載する)の機能構成の一例を示す図である。図9に示すように、基地局MN/SNは、信号送信部210と、信号受信部220と、設定情報管理部230と、基地局間通信部240とを含む。図9に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのような名称でもよい。
信号送信部210は、上位レイヤの情報から下位レイヤの信号を生成し、当該信号を無線で送信するように構成されている。信号受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した信号から上位レイヤの情報を取得するように構成されている。
設定情報管理部230は記憶部を含み、予め設定される設定情報を格納するとともに、ダイナミック及び/又はセミスタティックにユーザ装置UEに対して設定する設定情報を決定し、保持する機能を含む。また、基地局間通信部240は基地局間通信を実行する。
例えば、図9に示す基地局は、ユーザ装置UEが第1の通信装置及び第2の通信装置と通信する場合において、第2の通信装置として使用される基地局であり、基地局間通信部240は、ユーザ装置UEのUL品質関連情報(例えば、PH、受信品質、データレート)を第1の通信装置に送信する。
また、例えば、図9に示す基地局は、ユーザ装置UEが第1の通信装置及び第2の通信装置と通信する場合において、第1の通信装置として使用される基地局であり、基地局間通信部240は、ユーザ装置UEのUL品質関連情報(例えば、PH、受信品質、データレート)を第2の通信装置から受信する。
設定情報管理部230は、UL品質関連情報に基づいて、ユーザ装置UEによるULデータの送信を制御するための設定情報(例えば、primaryPath及びul−DataSplitThresholdを含むPDCP−Config)を決定し、保持する。
<集約ノードCU>
図10は、集約ノードCUの機能構成の一例を示す図である。図10に示すように、集約ノードCUは、FH(フロントホール)通信部310と、CN(コアネットワーク)通信部320と、設定情報管理部330とを有する。また、FH通信部310と、CN通信部320を含む構成は通信部340と称される。図10に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのような名称でもよい。
FH通信部310は、分散ノードDUとの間で通信を行う。CN通信部320は、コアネットワークとの間で通信を行う。
例えば、図10に示す集約ノードCUは、ユーザ装置UEが第1の通信装置及び第2の通信装置と通信する場合において、第1の通信装置として使用されるノードであり、FH通信部310は、ユーザ装置UEのUL品質関連情報(例えば、PH、受信品質、データレート)を分散ノードDUから受信する。
設定情報管理部330は、UL品質関連情報に基づいて、ユーザ装置UEによるULデータの送信を制御するための設定情報(例えば、primaryPath及びul−DataSplitThresholdを含むPDCP−Config)を決定し、保持する。
<分散ノードDU>
図11は、分散ノードDUの機能構成の一例を示す図である。図11に示すように、分散ノードDUは、無線通信部410と、FH通信部420とを有する。また、無線通信部410と、FH通信部420を含む構成は通信部430と称される。図11に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのような名称でもよい。
無線通信部410は、ユーザ装置UEとの間で無線通信を行う。FH通信部420は、集約ノードCUとの間で通信を行う。
例えば、図11に示す分散ノードDUは、ユーザ装置UEが第1の通信装置及び第2の通信装置と通信する場合において、第2の通信装置として使用されるノードであり、FH通信部420は、ユーザ装置UEのUL品質関連情報(例えば、PH、受信品質、データレート)をCUに送信する。
<ハードウェア構成>
上記実施の形態の説明に用いたブロック図(図8〜図11)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態におけるユーザ装置UE、基地局MN、基地局SN、集約ノードCU、分散ノードDUはいずれも、本実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図12は、本実施の形態に係るユーザ装置UE、基地局MN、基地局SN、集約ノードCU、分散ノードDUのハードウェア構成の一例を示す図である。上述のユーザ装置UE、基地局MN、基地局SN、集約ノードCU、分散ノードDUはそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。ユーザ装置UE、基地局MN、基地局SN、集約ノードCU、分散ノードDUのハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
ユーザ装置UE、基地局MN、基地局SN、集約ノードCU、分散ノードDUにおける各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、ユーザ装置UE、基地局MN、基地局SN、集約ノードCU、分散ノードDUのそれぞれの機能は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、各装置の信号送信部、信号受信部、通信部等は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、ユーザ装置UE、基地局MN、基地局SN、集約ノードCU、分散ノードDUはそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上説明したように、本実施の形態により、第1の通信装置であって、ユーザ装置が前記第1の通信装置及び第2の通信装置と通信する場合において、前記ユーザ装置の上りリンク品質に関連する情報を前記第2の通信装置から受信する受信部と、
前記上りリンク品質に関連する情報に基づいて、前記ユーザ装置による上りデータの送信を制御する制御部とを有する第1の通信装置が提供される。
上記の構成により、ユーザ装置が複数の通信装置と通信する無線通信システムにおいて、上りデータの送信効率を向上させる技術が提供される。
前記制御部は、前記上りリンク品質に関連する情報に基づいて、前記ユーザ装置が上りデータを送信するときに参照するパラメータを設定してもよい。
本構成により、ユーザ装置は上りデータを送信するときに、当該ユーザ装置の上りリンク品質に関連する情報に基づいて設定されたパラメータを参照するため、上りリンクデータを品質の良い通信装置に優先的に送信できる。
前記受信部は、前記上りリンク品質に関連する情報として、前記ユーザ装置のパワーヘッドルームを受信してもよい。
パワーヘッドルームは、送信電力制御のためにユーザ装置から基地局に通知されている情報であるため、その情報を利用することにより、基地局は上りリンク品質を測定する必要なく、ユーザ装置の上りデータの送信を制御できる。
前記受信部は、前記上りリンク品質に関連する情報として、前記ユーザ装置と前記第1の通信装置との間の上りリンク品質に関連する情報、及び前記ユーザ装置と前記第2の通信装置との間の上りリンク品質に関連する情報を受信してもよい。
本構成により、それぞれの通信装置から、両方の通信装置の上りリンク品質に関連する情報を受信できる。したがって、一方の通信装置の上りリンク品質に関連する情報が何らかの原因で受信できない場合(例えば、電力不足又はネットワークの混雑によってスケジューリングを停止している場合)であっても、他方の通信装置からの受信した両方の通信装置の情報によって、ユーザ装置の上りデータの送信を制御できる。なお、それぞれの通信装置から、それぞれの通信装置の上りリンク品質に関連する情報を受信してもよい。
前記受信部は、前記ユーザ装置が上りデータを前記第2の通信装置に送信する場合に、前記上りリンク品質に関連する情報を前記第2の通信装置から受信し、前記ユーザ装置が上りデータを前記第2の通信装置に送信しない場合に、前記上りリンク品質に関連する情報を前記第2の通信装置から受信しなくてもよい。
本構成により、ユーザ装置が通信装置に上りデータを送信しない場合に、通信装置間の上りリンク品質に関連する情報のシグナリング量を低減できる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、ユーザ装置UE、基地局MN、基地局SN、集約ノードCU、分散ノードDUは機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って各装置が有するプロセッサにより動作するソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE−Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra−WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局eNB又はgNBによって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。また、本明細書において基地局eNB又はgNBによって行われるとした特定動作が基地局gNB又はeNBにより行われてもよい。基地局eNB又はgNBを有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置UEとの通信のために行われる様々な動作は、基地局eNB又はgNBおよび/または基地局eNB又はgNB以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局eNB又はgNB以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS−GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置UEは、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局eNB又はgNBは、当業者によって、NB(NodeB)、ベースステーション(Base Station)、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa,an,及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数を含み得る。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されないということは明らかである。本発明は、請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的としており、本発明に対して何ら制限的な意味を有さない。
UE ユーザ装置
MN、SN 基地局
CU 集約ノード
DU 分散ノード
110 信号送信部
120 信号受信部
130 設定情報管理部
210 信号送信部
220 信号受信部
230 設定情報管理部
240 基地局間通信部
310 FH通信部
320 CN通信部
330 設定情報管理部
340 通信部
410 無線通信部
420 FH通信部
430 通信部

Claims (5)

  1. 第1の通信装置であって、
    ユーザ装置が前記第1の通信装置及び第2の通信装置と通信する場合において、前記ユーザ装置の上りリンク品質に関連する情報を前記第2の通信装置から受信する受信部と、
    前記上りリンク品質に関連する情報に基づいて、前記ユーザ装置による上りデータの送信を制御する制御部と、
    を有する第1の通信装置。
  2. 前記制御部は、前記上りリンク品質に関連する情報に基づいて、前記ユーザ装置が上りデータを送信するときに参照するパラメータを設定する、請求項1に記載の第1の通信装置。
  3. 前記受信部は、前記上りリンク品質に関連する情報として、前記ユーザ装置のパワーヘッドルームを受信する、請求項1又は2に記載の第1の通信装置。
  4. 前記受信部は、前記上りリンク品質に関連する情報として、前記ユーザ装置と前記第1の通信装置との間の上りリンク品質に関連する情報、及び前記ユーザ装置と前記第2の通信装置との間の上りリンク品質に関連する情報を受信する、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の第1の通信装置。
  5. 前記受信部は、
    前記ユーザ装置が上りデータを前記第2の通信装置に送信する場合に、前記上りリンク品質に関連する情報を前記第2の通信装置から受信し、
    前記ユーザ装置が上りデータを前記第2の通信装置に送信しない場合に、前記上りリンク品質に関連する情報を前記第2の通信装置から受信しない、請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の第1の通信装置。
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