JP2021016011A - 基地局、及び通信制御装置 - Google Patents

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健一郎 青▲柳▼
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敬 輿水
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恵一 神原
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Abstract

【課題】第1の基地局と第2の基地局を有する通信システムにおいて、ベアラの切り替えに伴うコアネットワークの負荷の増大を回避する。【解決手段】コアネットワークと、当該コアネットワークに接続される第1の基地局及び第2の基地局とを備える通信システムにおける前記第1の基地局として使用される基地局において、前記コアネットワークからベアラ設定要求を受信するネットワーク通信部と、前記ベアラ設定要求に基づいてベアラの設定を行うときに、所定の条件が満たされるか否かを判定し、所定の条件が満たされる場合に、前記第2の基地局と前記コアネットワークとを接続するベアラを設定しない、もしくは当該ベアラの設定を抑制することを決定するベアラ制御部とを備える。【選択図】図11

Description

本発明は、通信システムにおけるパケットの通信路であるベアラの設定に関連するものである。
現在、LTE(4Gと称される)による無線サービスが広く提供されている。3GPPでは、4Gからのシステム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化などを実現するために、5Gと呼ばれる無線通信方式の検討が進んでいる。5Gでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な技術の検討が行われている。5Gをサポートする無線ネットワークは、NR(New Radio)と呼ばれる。
また、5Gでは、超高速、大容量化、及び超低遅延を実現するために、既存の低周波数帯に加えて、広帯域を確保しやすい高周波数帯の利用が検討されている。
3GPP TR 38.801 V14.0.0 (2017−03) 3GPP TS 23.401 V15.1.0 (2017−09)
5Gの導入に向けて、4Gから5Gへのマイグレーション方式の1つとして、5Gコアネットワークを使用せずに、4Gの基地局eNBと5Gの基地局gNBをDual Connectivityで接続し、これらの基地局を4Gコアネットワーク(EPC)に接続する構成が検討されている。
上記の構成において、基地局eNBはC−Plane及びU−Planeを担うマクロセルを形成し、マクロセルのエリア内で複数の基地局gNBが設置され、各基地局gNBは、更に高いデータレートを実現するU−Planeを担うスモールセルを形成することが想定される。このような通信環境においては、ユーザ装置UEの移動に伴うSCGベアラの切り替えが頻繁に生じると考えられ、シグナリングの増大によりコアネットワークの負荷が増大する可能性があるという課題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、第1の基地局と第2の基地局を有する通信システムにおいて、ベアラの切り替えに伴うコアネットワークの負荷の増大を回避することを可能とする技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、コアネットワークと、当該コアネットワークに接続される第1の基地局及び第2の基地局とを備える通信システムにおける前記第1の基地局として使用される基地局であって、
前記コアネットワークからベアラ設定要求を受信するネットワーク通信部と、
前記ベアラ設定要求に基づいてベアラの設定を行うときに、所定の条件が満たされるか否かを判定し、所定の条件が満たされる場合に、前記第2の基地局と前記コアネットワークとを接続するベアラを設定しない、もしくは当該ベアラの設定を抑制することを決定するベアラ制御部と
を備えることを特徴とする基地局が提供される。
開示の技術によれば、第1の基地局と第2の基地局を有する通信システムにおいて、ベアラの切り替えに伴うコアネットワークの負荷の増大を回避することを可能とする技術が提供される。
本発明の実施の形態における通信システムの全体構成図である。 EPC10の構成を示す図である。 ベアラの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるU−planeデータの流し方を示す図である。 SCGベアラ/スプリットベアラを使用する場合におけるU−planeの切り替えを示す図である。 ベアラ設定処理の例を示す図である。 SCGベアラ/スプリットベアラを使用する場合における基地局gNBの追加/変更/削除の手順例を示す図である。 SCGベアラ/スプリットベアラを使用するか否かを決定する手順のフローチャートである。 MME10又はOPS30からの通知に基づいてSCGベアラ/スプリットベアラを使用するか否かを決定する例を示す図である。 MME10又はOPS30からの通知に基づいてSCGベアラ/スプリットベアラを使用するか否かを決定する場合のシーケンス図である。 実施の形態に係る基地局eNBの機能構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る通信制御装置200(MME11/OPS30)の機能構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
以下で説明する実施の形態では、既存のLTEで使用されているチャネル名、信号名等の用語を使用しているが、これらと同様のチャネル、信号等が他の名称で呼ばれてもよい。
(システム構成)
図1に本実施の形態における通信システムの構成図を示す。図1に示すように、当該通信システムは、LTEの基地局である基地局eNBと、5G(NR)の基地局である基地局gNBとを有し、ユーザ装置UEはDual Connectivity(DC)により、基地局eNB及び基地局gNBと通信を行うことができる。
また、当該通信システムにおいて、基地局eNB及び基地局gNBは、LTEのコアネットワークであるEPC(Evolved packet Core)10に接続される。
LTEとNR間のDCにおける基本的な処理はLTEにおけるDCと同様である。DCでは、Master−eNB(MeNB)と、Secondary−eNB(SeNB)(本実施の形態ではこれはgNBである)が導入される。DCにおいて、MeNB配下のセル(1つ又は複数)で構成されるセルグループをMCG(Master Cell Group、マスターセルグループ)、SeNB配下のセル(1つ又は複数)で構成されるセルグループをSCG(Secondary Cell Group、セカンダリセルグループ)と呼ぶ。SCGのうちの少なくとも1つのSCellにはULのCC(コンポーネントキャリア)が設定され、そのうちの1つにPUCCHが設定される。このSCellはPSCell(primary SCell)と呼ばれる。
図2に、EPC10の構成を示す。図2に示すように、EPC10は、MME(Mobile Management Entity)11、S−GW(Serving Gateway)12、P−GW(Packet Data Network Gateway)13、PCRF(Policy and Charging Rules Function)14の各装置を有する。なお、P−GW13に接続されているPDN(Packet Data Netw)20は、EPC10が接続する外部のネットワークである。図2において、点線は制御信号インタフェースを示し、実線は、ユーザデータインタフェースを示す。
MME11は、基地局を収容し、モビリティ制御等を行うノードである。S−GW12は、3GPPアクセスシステムを収容する在圏パケットゲートウェイである。P−GW13は、PDN20との接続点であり、IPアドレスの割り当て、及び、S−GW12へのパケット転送等を行うゲートウェイである。PCRF14は、ユーザデータ転送のQoS及び課金のための制御を行うノードである。
また、図2に示すようにOPS(Operation system)30が備えられる。OPS(Operation system)30は、EPC10における輻輳あるいは故障等の状態情報を収集し、収集した情報に基づいて、基地局eNBに通知情報を送信する機能を含む。OPS30は、EPC10内に備えられていてもよいし、EPC10外のネットワークに備えられてもよい。本実施の形態では、MME11もEPC10における輻輳あるいは故障等の状態情報を収集し、収集した情報に基づいて、基地局eNBに通知情報を送信する機能を含む。OPS30とMME11とを総称して通信制御装置と称してもよい。
ユーザ装置UEが通信相手(Pear Entity)とデータ通信を行う際に、ユーザ装置UEと通信相手との間にベアラ(bearer)が設定される。ベアラとは、パケットの片方向、若しくは双方向の通信路である。より詳細には、図3に示すように、エンド−エンドのベアラは、ノード間の各種ベアラを結合したものである。
図1に示すDC構成において、U−planeデータの流し方の例として、図4に示すように、(a)MCGスプリットベアラ、(b)SCGベアラ、(c)SCGスプリットベアラ3種類の方法がある(例えば、非特許文献1参照)。
U−planeデータをMCGを用いて流すMCGベアラ構成(図4(a))と比較して、SCGベアラ又はSCGスプリットベアラ(以下、SCGベアラ/スプリットベアラと記述する)の構成(図4(b)、(c))の場合において、SCG(5Gセル)の切り替え(追加/変更/削除等)を実施する際に、コアネットワーク(EPC10)にU−planeの切り替え要求(シグナリング)が発生する。
特に、LTE−NRのDC構成において、MCGは、既存の周波数帯で広い範囲をカバーするマクロセルとして構成され、SCGは、マクロセルの範囲の中に、高い周波数帯で狭い範囲をカバーする多数のスモールセルとして構成されることが想定される。また、スモールセルにおいて、高速広帯域のデータ通信が可能であることから、ユーザ装置UEは、スモールセルのエリアに在圏する場合には、SCGを利用したデータ通信を行うことが想定される。その場合、ユーザ装置UEの移動によって、SCGの切り替え(追加/変更/削除等)が頻繁に発生することが想定される。
図5は、そのような切り替えの状況を示す図である。図5において、ユーザ装置UEが、SCG(5Gセル)のエリアに出入りする度に、SCGベアラ/スプリットベアラの設定・削除が行われている。切り替えが頻繁に発生すると、シグナリング量の増大により、コアネットワーク負荷が増大する可能性がある。従って、このような状況では、MCGベアラを設定することにより5Gを提供することが望ましい。
本実施の形態では、基地局eNBが、ベアラ設定を行う際に、所定の条件を満たすと判断した場合には、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことにより、頻繁な切り替えを回避、抑制することを可能としている。以下、その処理について詳細に説明する。なお、SCGベアラ/スプリットベアラは、「基地局gNBとコアネットワーク(EPC10)とを接続するベアラ」の例である。
(ベアラ設定について)
上記のように、基地局eNBは、ベアラ設定を行う際に、SCGベアラ/スプリットベアラを設定するか否かを判断することから、まず、ベアラ設定の基本的な処理フローを図6を参照して説明する。図6は、MCGベアラあるいはDCを用いない場合の一般的なベアラの設定の例を示している。また、図6は一例として、アタッチ時のべアラ設定を示している。
ユーザ装置UEは、アタッチ要求信号(接続ポイント名であるAPNが含まれる)をMME11に送信する(S101)。MME11は、APNを基にDNSによりベアラ設定先のS−GW12及びP−GW13を選択し、選択したS−GW12に対してベアラ設定要求信号を送信する(S102)。
S−GW12は、ベアラ設定要求信号に設定されたP−GW13に対してベアラ設定処理を実行する(S103)。S−GW12とP−GW13との間のベアラ設定が完了すると、S−GW12は基地局eNB向けの伝達情報をベアラ設定応答としてMME11に送信する(S104)。なお、伝達情報には、ベアラの品質情報(QoS)、ベアラのID、TFT(Traffic Flow Template)等が含まれる。
MME11は、S−GW12から受信した伝達情報を基地局eNBへベアラ設定要求として送信する(S105)。基地局eNBは、ユーザ装置UEとの間で無線ベアラを確立し、ユーザ装置UEからベアラ設定応答信号を受信し、S−GW12向けの伝達情報をMME11に送信する(S106〜S108)。
MME11は、ユーザ装置UEからアタッチ完了信号を受信する(S109)と、基地局eNBから受信した伝達情報をS−GW12にベアラ更新要求として送信する(S111)、なお、S110において、上りユーザデータの送信が開始されている。
S−GW12は、受信した伝達情報に基づいて、基地局eNBとS−GW12との間のベアラ設定を完了する(S112、S113)。また、S114において、下りユーザデータの送信が開始される。
図6は、ユーザ装置UEがEPC10にアタッチする際の例を示しているが、ベアラ設定(つまり、SCGベアラ/スプリットベアラを設定するか否かの判断)は、アタッチ時以外にも、様々な状況で発生し得る。例えば、MME11が、ユーザ装置UEからサービス要求を受信した場合に、MME11が基地局eNBに対してベアラ設定要求を送信し、基地局eNBは当該ベアラ設定要求に基づいてベアラ設定を行う。
ここで、基地局eNBがベアラ設定要求を受信した際に、ベアラ設定要求に含まれるベアラの品質情報(QCI)等に基づいて、高速で高品質(低遅延)のベアラの設定が必要であると判断した場合において、後述する所定の条件を満たさなければ(例:コアネットワークが空いている場合、シグナリング量が少ない場合)、SCGベアラ/スプリットベアラを設定することが考えられる。
SCGベアラ/スプリットベアラを設定する場合におけるシーケンスの例を図7に示すこの手順自体は非特許文献2に記載されているものであるため、詳細は省略する。なお、図7において、Secondary gNodeBをSecondary RAN Nodeと称してもよい。
(SCGベアラ/スプリットベアラ設定可否判定処理)
次に、基地局eNBがベアラ設定要求を受信した際に実行するSCGベアラ/スプリットベアラ設定可否判定処理について説明する。なお、基地局eNBは、MME11等からベアラ設定要求を受信しない場合でも、自身の判断でベアラ設定を行うこととしてもよい。ここでは、MME11からベアラ設定要求を受信したことをトリガとしてベアラ設定を行う場合について説明する。
また、本実施の形態では、エンド−エンドのベアラの中で、特に、基地局を経由する部分のベアラであるE−RABに着目している。以下、特に断らない限り、あるいは文脈から明らかである場合を除き、ベアラはE−RABを意味する。また、U−Planeのベアラを対象としている。
図8は、SCGベアラ/スプリットベアラ設定可否判定処理のフローチャートである。基地局eNBは、MME11からベアラ設定要求を受信する(S201)と、SCGベアラ/スプリットベアラ設定に関する所定の条件が満たされるか否かを判断する(S202)。
S202における判定結果がYesの場合(所定の条件が満たされる場合)、基地局eNBは、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定する(S203)。あるいは、S203において、基地局eNBは、SCGベアラ/スプリットベアラの設定を抑制することを決定してもよい。抑制するとは、例えば、規制率(K%)を定め、N回のベアラ設定のうち、「N×K/100」回だけSCGベアラ/スプリットベアラの設定を許容するといったことである。
S203における判定結果がNoの場合(所定の条件が満たされない場合)、基地局eNBは、SCGベアラ/スプリットベアラの設定を許容することを決定する(S204)。
続いて、基地局eNBは、ベアラ設定処理を行う(S205)。ここで、S203(SCGベアラ/スプリットベアラを設定しない)を経由してS205に至った場合、基地局eNBは、MCGベアラあるいはMCGスプリットベアラを設定する。また、S203において、SCGベアラ/スプリットベアラの設定を抑制することを決定した場合、規制率に従って、MCGベアラあるいはMCGスプリットベアラ、もしくはSCGベアラ/スプリットベアラを設定する。また、S204(SCGベアラ/スプリットベアラの設定を許容)を経由してS205に至った場合、基地局eNBは、例えば、ベアラ設定要求に含まれるベアラ品質情報(例:QCI(QoS Class Identifier))等に基づいて、SCGベアラ/スプリットベアラの設定が必要であると判断した場合に、SCGベアラ/スプリットベアラを設定する。
ベアラ設定処理に関しては、例えば、MCGベアラを設定する場合には、図6のS106〜S114が実行される。また、例えば、SCGベアラ/スプリットベアラを設定する場合には、図7のS1〜S5が実行される。
なお、本実施の形態では、所定の条件が満たされる場合にSCGベアラ/スプリットベアラを設定しないこととしているが、所定の条件が満たされない場合にSCGベアラ/スプリットベアラを設定しないこととしてもよい。ただし、「所定の条件が満たされる場合にSCGベアラ/スプリットベアラを設定しないこと」と、「所定の条件が満たされない場合にSCGベアラ/スプリットベアラを設定しないこと」とについて、「所定の条件が満たされない」ことが「所定の条件が満たされる」ことであると考えれば、これらは実質的に同じである。
<判定の例>
次に、上述したS202における判定例(1)〜(5)を説明する。
(1)基地局eNBは、コアネットワーク(EPC10)における装置(例:MME11、S−GW12、P−GW13等)の輻輳、コアネットワーク(EPC10)における伝送路の輻輳、あるいは、エンド−エンドのベアラが経由し得る装置又はネットワークの中のいずれかの箇所の輻輳を検知した場合に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定する。
上記の処理により、コアネットワーク等が輻輳している時に、SCGベアラ/スプリットベアラにより大量のデータを流すこと、あるいはSCGベアラ/スプリットベアラの設定/変更/解除に伴うシグナリングトラヒックの更なる増大を回避できる。
輻輳を検知するとは、例えば、装置/ネットワークを通るトラヒックの量が所定の閾値よりも高いことを検知すること、あるいは、ネットワークにおける遅延が所定の閾値よりも高いことを検知すること等である。
基地局eNBは、基地局eNB自身が上述した装置/ネットワークのトラヒック等の情報を収集して、輻輳を検知してもよいし、後述するように、MME11あるいはOPS30から輻輳の通知を受信することで輻輳を検知してもよい。
(2)基地局eNBは、ベアラ設定要求に含まれるベアラ品質情報等に基づいて、要求されたベアラの種類を把握し、設定すべきベアラが予め定めた種類のベアラ(例:IMS音声)であることを検知した場合に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定する。また、あるユーザ装置UEについて、ベアラ設定要求を受けた際に、当該予め定めた種類のベアラ(例:IMS音声)が既に設定された状態であることを検知した場合に、所定の条件を満たしたと判断し、新たに設定するベアラとしてSCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定する。また、例えば、基地局eNBは、ベアラ設定要求に含まれるベアラ品質情報(QCI)に基づいて、特定のQCIが設定されたベアラを設定することを検知した場合に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定することとしてもよい。
上記の処理により、ユーザ装置UEの移動に伴うSCGベアラ/スプリットベアラの切り替えに起因する音声の途切れ等の発生を回避できる。
(3)基地局eNBは、ベアラ設定要求に含まれるコアネットワークの識別情報あるいはAPNに基づいて、ユーザ装置UEが予め定めたコアネットワークあるいは予め定めたAPNに接続することを検知した場合に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定する。予め定めたコアネットワークは、例えば、IoT専用コアネットワークである。
上記の処理により、例えば、SCGベアラ/スプリットベアラの使用を要しない用途にまでSCGベアラ/スプリットベアラを設定してしまうことによるシグナリングの増加を回避できる。
(4)基地局eNBは、ユーザ装置UEとC−Planeで接続されているため、ユーザ装置UEの状態遷移を把握できる。基地局eNBは、予め定めた状態遷移(例:DRX(間欠受信状態)への遷移、あるいは、non−DRX状態への遷移)を、ベアラ設定要求の時点で検知した場合に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定する。
また、基地局eNBは、ユーザ装置UEとの間のデータ流量(上りデータ流量、又は、下りデータ流量、又は、上りデータ流量と下りデータ流量の合計)を監視し、その値が所定の閾値以上の場合に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定する。
また、基地局eNBは、ユーザ装置UEとの間のスループット(上りスループット、又は、下りスループット、又は、上りスループットと下りスループットの合計)を監視し、その値が所定の閾値以下の場合に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定することとしてもよい。
また、基地局eNBは、ユーザ装置UEとの間の遅延(上り遅延、又は、下り遅延、又は、往復遅延)を監視し、その値が所定の閾値以上の場合に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定することとしてもよい。
上記のようにデータ流量等が大きい場合に、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことで、コアネットワーク側の負荷(特に、5G用の設備の負荷)の過大な上昇を抑制できる。
(5)基地局eNBは、ユーザ装置UEにおける予め定めた種類のハンドオーバ(例:(5G設定(SeNB追加等)、X2−HO、S1−HO等)を、ベアラ設定判定時(S202の実行時)から過去の予め定めた時間内で所定回数検知した場合、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定する。
また、基地局eNBは、ベアラ設定判定時(S202の実行時)に、ユーザ装置UEが移動していることを検知(例:所定時間内で閾値以上の距離を移動したことを検知)した場合に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定することとしてもよい。
鉄道、高速道路等、オフィス街のランチタイム、出社、帰宅時間或いはユーザ装置UEの移動時には、SCGベアラ/スプリットベアラの切り替えに伴うシグナリング量の増加が想定される。上記の処理により、SCGベアラ/スプリットベアラ設定による更なるシグナリング量の増加を回避できる。なお、上記のHO及び移動はいずれもユーザ装置UEと基地局eNBとの間のシグナリングの量を増大させる事象の例である。
また、基地局eNBは、ユーザ装置UEの識別情報等に基づいて、ユーザ装置UEの種類を判別し、当該種類が特定の種類(例:IoT端末)であることを検知した場合に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定することとしてもよい。
また、基地局eNBは、ユーザ装置UEの位置情報等に基づいて、ユーザ装置UEの位置を判別し、当該位置が特定の場所に該当することことを検知した場合に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定することとしてもよい。
また、基地局eNBは、ベアラ設定判定時(S202の実行時)の時刻が、特定の時間(例:正午から午後1時)に該当する場合に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定することとしてもよい。
<MME10、OPS30からの通知を利用する例>
前述したように、ベアラ設定要求を受信した際に、基地局eNBは、MME11又はOPS30からの通知情報に基づいて、図8のS202の判定を行うことも可能である。例えば、基地局eNBは、MME11又はOPS30から、上述した(1)で説明した輻輳の有無を示す通知情報を受信した際に、所定の条件を満たしたと判断し、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定する。
また、基地局eNBは、MME11又はOPS30から、上述した(1)で説明した輻輳の有無を判断するためのトラフィック量等の値を受信し、その値と閾値とを比較することにより、所定の条件を満たすか否かを判断してもよい。
また、基地局eNBは、MME11又はOPS30から、SCGベアラ/スプリットベアラの設定可否を直接的に示す通知情報(SCGベアラ/スプリットベアラの設定可、又は、SCGベアラ/スプリットベアラの設定不可)を受信し、その通知情報に従ってSCGベアラ/スプリットベアラの設定可否を判断してもよい。また、基地局eNBは、MME11又はOPS30から、SCGベアラ/スプリットベアラの設定を抑制することを示す通知情報(前述した規制率K%等)を受信し、その通知情報に従ってSCGベアラ/スプリットベアラの設定可否を判断してもよい。SCGベアラ/スプリットベアラの設定を抑制する場合における基地局eNBの動作は前述したとおりである。
また、MME11又はOPS30は、緊急情報の配信等により、ネットワーク輻輳が予想されることを検知した場合に、SCGベアラ/スプリットベアラの設定不可を示す通知情報を基地局eNBに送信してもよい。
上述した各通知情報について、MME11又はOPS30は、基地局eNBに対して一定時間間隔で通知情報を送信してもよいし、基地局eNBから通知情報の送信要求を受けた場合に、通知情報を送信してもよい。
なお、基地局eNBがSCGベアラ/スプリットベアラの設定を実行した場合において、当該ベアラを設定した時間(設定完了から現在までの時間長)と、当該時間の間に当該ベアラで転送されたデータ流量を取得し、これらの値をMME11又はOPS30に通知してもよい。MME11又はOPS30は、各基地局から受信するこれらの値に基づいて、新たなSCGベアラ/スプリットベアラの設定可否を判断することができる。
図9は、MME10、OPS30からの通知を利用する場合におけるネットワークの状態の例を示す図である。図9に示す例では、S−GW12、P−GW13として、5Gのトラヒックを処理するためのS−GW12、P−GW13と、それ以外のS−GW12、P−GW13が備えられている。5Gのトラヒックを処理するためのS−GW12、P−GW13をS−GW(5G)12、P−GW(5G)13と表記する。
図9に示すように、Case#1では無線5G設備である基地局gNBが輻輳している(又は故障している)とする。この場合、基地局eNBは、基地局gNBが輻輳している(又は故障している)ことを検知できるので、SCGベアラ/スプリットベアラの設定を実行しないことを決定できる。
Case#2では、基地局gNBが輻輳(故障)していないが、コア側の5G設備(S−GW(5G)12、P−GW(5G)13)が輻輳している(又は故障している)とする。この場合、MME10又はOPS30がこの輻輳(故障)を検知して、基地局eNBに対してSCGベアラ/スプリットベアラの設定が不可である通知情報を送信する。これにより、基地局eNBがSCGベアラ/スプリットベアラを設定してしまうことで、コア側の5G設備(S−GW(5G)12、P−GW(5G)13)の負荷が過大になったり、ユーザ装置UEのサービス断等が発生することを回避できる。
図10は、MME11、OPS30からの通知を利用する場合におけるシーケンスの例を示す。図10の例において、MME11/OPS30は、コアネットワーク(EPC10)における装置又は伝送路の状態を示す情報を例えば定期的に収集している。MME11/OPS30は、収集した情報に基づき、コアネットワーク(EPC10)における装置又は伝送路に輻輳又は故障が発生しているか否かを判断することができる。
図10に示すとおり、MME11(又はOPS30)は、例えばコアネットワーク(EPC10)における装置あるいは伝送路の輻輳有無を示す通知情報を基地局eNBに送信する(S301)。この通知を受けた基地局eNBがベアラ設定を行う際に、例えば、コアネットワークにおける装置あるいは伝送路が輻輳している旨の通知を受けた場合には、SCGベアラ/スプリットベアラを設定しないことを決定する(S302)。また、基地局eNBは、コアネットワークが輻輳していない旨の通知を受けた場合には、SCGベアラ/スプリットベアラの設定を許容することを決定する(S302)。そして、基地局eNBはベアラ設定を実行する(S303)。
S303において、基地局eNBがSCGベアラ/スプリットベアラを設定した場合にいは、基地局eNBは、例えば、ベアラのデータ流量等のベアラに関する情報通知をMME11(又はOPS30)に対して行う(S304)。
以上、本実施の形態で説明した処理により、SCGベアラ/スプリットベアラの設定/解除等の切り替えを頻繁に行うことに起因するコアネットワーク負荷の増大を回避することができる。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理動作を実行する基地局eNB、及びMME11又はOPSとして機能する通信制御装置200の機能構成例を説明する。各装置は、本実施の形態で説明した全ての機能を備えている。ただし、各装置は、本実施の形態で説明した全ての機能のうちの一部の機能のみを備えてもよい。
<基地局>
図11は、基地局eNBの機能構成の一例を示す図である。図11に示すように、基地局eNBは、送信部101と、受信部102と、ベアラ制御部103と、ネットワーク通信部104を有する。図11に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部101は、ユーザ装置UE側に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。受信部102は、ユーザ装置UEから送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。
ベアラ制御部103は、本実施の形態で説明したベアラ設定判定処理、ベアラ設定処理を実行する。ネットワーク通信部104は、コアネットワーク(EPC10)との通信、通信制御装置200との通信、及び他の基地局との通信を実行する。
例えば、ネットワーク通信部104は、コアネットワークからベアラ設定要求を受信するように構成され、ベアラ制御部103は、前記ベアラ設定要求に基づいてベアラの設定を行うときに、所定の条件が満たされるか否かを判定し、所定の条件が満たされる場合に、基地局gNBと前記コアネットワークとを接続するベアラを設定しない、もしくは当該ベアラの設定を抑制することを決定するように構成される。
ベアラ制御部103は、例えば、前記コアネットワークにおける輻輳又は故障を検知した場合、特定の種類のベアラを設定する場合、前記ユーザ装置UEが特定の宛先に接続することを検知した場合、又は、前記ユーザ装置UEと前記基地局との間のシグナリングの量を増大させる事象を検知した場合等に、前記所定の条件が満たされると判定する。
ベアラ制御部103は、前記コアネットワークにおけるMME、又はオペレーションシステムから受信する通知情報に基づいて、前記所定の条件が満たされるか否かを判定することとしてもよい。
<通信制御装置>
図12は、MME11又はOPS30として機能する通信制御装置200の機能構成の一例を示す図である。図12に示すように、通信制御装置200は、送信部201と、受信部202と、情報収集部203と、通知制御部204とを有する。図12に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部201は、基地局eNB側に送信する信号(例:IPパケット)を生成し、当該信号を送信する機能を含む。受信部202は、基地局eNBから送信された各種の情報を受信し、受信した情報をメモリ等に格納する機能を含む。情報収集部203は、コアネットワーク(EPC10)の装置、伝送路等から、輻輳又は故障に関する様々な情報を収集しメモリ等に格納する。通知制御部204は、収集された情報に基づき、輻輳又は故障の有無を判断し、判断に応じた通知情報(例:SCGベアラ/スプリットベアラの設定可否、設定抑制等を示す情報)を基地局eNBに送信する。
<ハードウェア構成>
上記実施の形態の説明に用いたブロック図(図11〜図12)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態における基地局eNB、通信制御装置200(MME11又はOPS30)はいずれも、本実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図13は、本実施の形態に係る基地局eNB、通信制御装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局eNB、通信制御装置200はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局eNB、通信制御装置200のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局eNB、通信制御装置200における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、基地局eNB、通信制御装置200のそれぞれの機能は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、各装置の送信部、受信部、ネットワーク通信部は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局eNB、通信制御装置200はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上説明したように、本実施の形態により、コアネットワークと、当該コアネットワークに接続される第1の基地局及び第2の基地局とを備える通信システムにおける前記第1の基地局として使用される基地局であって、前記コアネットワークからベアラ設定要求を受信するネットワーク通信部と、前記ベアラ設定要求に基づいてベアラの設定を行うときに、所定の条件が満たされるか否かを判定し、所定の条件が満たされる場合に、前記第2の基地局と前記コアネットワークとを接続するベアラを設定しない、もしくは当該ベアラの設定を抑制することを決定するベアラ制御部とを備えることを特徴とする基地局が提供される。
上記の構成により、第1の基地局と第2の基地局を有する通信システムにおいて、ベアラの切り替えを抑制でき、コアネットワークの負荷の増大を回避することが可能となる。
前記ベアラ制御部は、前記コアネットワークにおける輻輳又は故障を検知した場合、特定の種類のベアラを設定する場合、特定のベアラ品質情報が設定されたベアラを設定する場合、ベアラを設定する対象のユーザ装置が特定の宛先に接続することを検知した場合、ベアラを設定する対象のユーザ装置が特定の種類のユーザ装置であることを検知した場合、ベアラを設定する対象のユーザ装置の移動を検知した場合、ベアラを設定する対象のユーザ装置が特定の場所に位置することを検知した場合、ベアラを設定する時刻が特定の時間内である場合、又は、前記ユーザ装置と前記基地局との間のシグナリングの量を増大させる事象を検知した場合に、前記所定の条件が満たされると判定することとしてもよい。この構成により、条件判定を適切に実施することができる。
前記ベアラ制御部は、前記コアネットワークにおけるMME、又はオペレーションシステムから受信する通知情報に基づいて、前記所定の条件が満たされるか否かを判定することとしてもよい。この構成により、基地局が直接には検知できない情報に基づいて、所定の条件が満たされるか否かを判断できる。
前記第1の基地局は、デュアルコネクティビティにおけるマスター基地局であり、前記第2の基地局は、デュアルコネクティビティにおけるセカンダリ基地局であり、前記第2の基地局と前記コアネットワークとを接続する前記ベアラは、SCGベアラ又はSCGスプリットベアラであることとしてもよい。この構成により、SCGベアラ又はSCGスプリットベアラに関する設定可否判定を適切に実行できる。
また、本実施の形態により、コアネットワークと、当該コアネットワークに接続される第1の基地局及び第2の基地局とを備える通信システムにおける通信制御装置であって、前記コアネットワークにおける装置又は伝送路の状態を示す情報を収集する情報収集部と、前記情報収集部により収集された情報に基づいて、前記第2の基地局と前記コアネットワークとを接続するベアラの設定可否、もしくは当該ベアラの設定を抑制することを示す通知情報を前記第1の基地局に送信する通知制御部とを備えることを特徴とする通信制御装置が提供される。
上記の構成により、第1の基地局と第2の基地局を有する通信システムにおいて、ベアラの切り替えを抑制でき、コアネットワークの負荷の増大を回避することが可能となる。
前記通知制御部は、前記コアネットワークにおける輻輳又は故障を検知した場合に、前記ベアラを設定しない、又は、当該ベアラの設定を抑制することを指示する通知情報を前記第1の基地局に送信することとしてもよい。この構成により、コアネットワークにおける輻輳又は故障が発生した場合に、基地局においてベアラを設定しない等の決定を適切に行うことができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局eNB、通信制御装置200は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って各装置が有するプロセッサにより動作するソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE−Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra−WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局eNBによって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。また、本明細書において基地局eNBによって行われるとした特定動作が基地局gNBにより行われてもよい。基地局eNBを有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置UEとの通信のために行われる様々な動作は、基地局eNBおよび/または基地局eNB以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局eNB以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS−GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置UEは、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局eNBは、当業者によって、NB(NodeB)、ベースステーション(Base Station)、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa,an,及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10 EPC
eNB、gNB 基地局
UE ユーザ装置
11 MME
12 S−GW
13 P−GW
14 PCRF
20 PDN
30 OPS
101 送信部
102 受信部
103 ベアラ制御部
104 ネットワーク通信部
200 通信制御装置
201 送信部
202 受信部
203 情報収集部
204 通知制御部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (6)

  1. コアネットワークと、当該コアネットワークに接続される第1の基地局及び第2の基地局とを備える通信システムにおける前記第1の基地局として使用される基地局であって、
    前記コアネットワークからベアラ設定要求を受信するネットワーク通信部と、
    前記ベアラ設定要求に基づいてベアラの設定を行うときに、所定の条件が満たされるか否かを判定し、所定の条件が満たされる場合に、前記第2の基地局と前記コアネットワークとを接続するベアラを設定しない、もしくは当該ベアラの設定を抑制することを決定するベアラ制御部と
    を備えることを特徴とする基地局。
  2. 前記ベアラ制御部は、前記コアネットワークにおける輻輳又は故障を検知した場合、特定の種類のベアラを設定する場合、特定のベアラ品質情報が設定されたベアラを設定する場合、ベアラを設定する対象のユーザ装置が特定の宛先に接続することを検知した場合、ベアラを設定する対象のユーザ装置が特定の種類のユーザ装置であることを検知した場合、ベアラを設定する対象のユーザ装置の移動を検知した場合、ベアラを設定する対象のユーザ装置が特定の場所に位置することを検知した場合、ベアラを設定する時刻が特定の時間内である場合、又は、前記ユーザ装置と前記基地局との間のシグナリングの量を増大させる事象を検知した場合に、前記所定の条件が満たされると判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記ベアラ制御部は、前記コアネットワークにおけるMME、又はオペレーションシステムから受信する通知情報に基づいて、前記所定の条件が満たされるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基地局。
  4. 前記第1の基地局は、デュアルコネクティビティにおけるマスター基地局であり、前記第2の基地局は、デュアルコネクティビティにおけるセカンダリ基地局であり、前記第2の基地局と前記コアネットワークとを接続する前記ベアラは、SCGベアラ又はSCGスプリットベアラである
    ことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の基地局。
  5. コアネットワークと、当該コアネットワークに接続される第1の基地局及び第2の基地局とを備える通信システムにおける通信制御装置であって、
    前記コアネットワークにおける装置又は伝送路の状態を示す情報を収集する情報収集部と、
    前記情報収集部により収集された情報に基づいて、前記第2の基地局と前記コアネットワークとを接続するベアラの設定可否、もしくは当該ベアラの設定を抑制することを示す通知情報を前記第1の基地局に送信する通知制御部と
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  6. 前記通知制御部は、前記コアネットワークにおける輻輳又は故障を検知した場合に、前記ベアラを設定しない、又は、当該ベアラの設定を抑制することを指示する通知情報を前記第1の基地局に送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載の通信制御装置。
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