JPWO2019194061A1 - 架台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 望遠鏡を脚部材に取り付けるための架台を提供する。【解決手段】 架台1は、第1のアーム部4と、第2のアーム部5と、延出方向変更部6と、バランス調整部7と、を備えている。第1のアーム部4は、第1の回転軸Xを中心に回転可能に脚部材3に固定される。第2のアーム部5は、第1のアーム部4の延出方向と略直交する方向に延出し、望遠鏡2の側面に設けられた取付部22が第2のアーム部4の延出方向と略直交する第2の回転軸Yを中心に回転可能となるように、第4の端部52側が取付部22を片持ち支持する。延出方向変更部6は、第2のアーム部5の延出方向を、第1のアーム部4の延出方向を中心として所定角度回転した位置に変更可能である。バランス調整部7は、第2のアーム部5から取付部22とは反対側に延出しており、その延出方向の一又は複数の位置で、一又は複数の調整重り8を保持可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、望遠鏡を脚部材に取り付けるための架台に関する。
従来より、望遠鏡を、その鏡筒の向きを変更可能に三脚上に固定する架台として、経緯台と赤道儀の2種類が知られている。
経緯台では、鏡筒の向きを水平軸と垂直軸の2軸で変更することが可能である(例えば、特許文献1参照)。一方、赤道儀は、当該水平軸を地軸と平行に合わせるための機構を有している点を除けば、基本構造自体は、経緯台と同一である(例えば、特許文献2参照)。
特開2017−134296号公報 特開2007−072278号公報
ところで、経緯台には、“シーソー型”、“T字型”、“両持ちフォーク型”、“片持ちフォーク型”等の種類があるが、このうち、特許文献1に開示されたような“片持ちフォーク型”の経緯台は、軽量である点、様々なサイズの望遠鏡を取り付け可能な点等で優れている。しかしながら、“片持ちフォーク型”の場合、経緯台と赤道儀は、基本構造が同一でありながら、一の架台で両者を兼ねることは、以下の理由で難しかった。
例えば、経緯台では、図3(a)に示すように、アーム部5が垂直方向に延出していると、鏡筒21が脚部材32に当たってしまい、鏡筒21を垂直方向に向けることができないので、通常、図3(b)に示すように、アーム部5が斜め上方に延出している。
一方、経緯台を赤道儀として使用する場合には、図4に示すように、脚部材32と架台(経緯台)の間に、(90度−緯度)の角度に設定されたアングルプレート9を挟み込むことが考えられるが、図4(a)に示すように、アングルプレート9を挟み込んで、アーム部5が斜め上方に延出した経緯台を赤道儀として使用すると、図5(a)に示すように、望遠鏡2の重心が架台1の回転軸Xと異なってしまうため、重量によって架台1が勝手に回転してしまい、安定した観測を行うことができないおそれがある。
そこで、本発明は、片持ちフォーク型の経緯台と赤道儀を兼ねながらも、安定した観測を行うことのできる架台を提供することを目的としている。
本発明は、望遠鏡を脚部材に取り付けるための架台であって、延出方向において第1の端部と第2の端部と、を有し、前記第1の端部側が前記脚部材に固定される第1のアーム部と、前記第1のアーム部の延出方向と略直交する方向に延出し、第3の端部と第4の端部と、を有し、前記第3の端部側が前記第1のアーム部の前記第2の端部側と接続され、前記第4の端部側が前記望遠鏡の側面に設けられた取付部を片持ち支持する第2のアーム部と、前記第2のアーム部の延出方向を、前記第1のアーム部の延出方向を中心として所定角度回転した位置に変更可能な延出方向変更部と、前記第2のアーム部から前記取付部とは反対側、及び、前記第1のアーム部の前記第1の端部側から前記第2の端部とは反対側の少なくとも一方に延出したバランス調整部と、を備え、前記第1の端部側は、前記第1のアーム部の延出方向と略直交する第1の回転軸を中心に回転可能に前記脚部材に固定され、前記第4の端部側は、前記取付部が前記第2のアーム部の延出方向と略直交する第2の回転軸を中心に回転可能となるように前記取付部を片持ち支持し、前記バランス調整部は、その延出方向の一又は複数の位置で、一又は複数の調整重りを保持可能であることを特徴とする架台を提供している。
このような構成によれば、経緯台として使用する場合には、第2のアーム部を脚部材の載置面から斜め上方に延出させ、赤道儀として使用する場合には、第2のアーム部を載置面から垂直に延出させることで、一台の架台で片持ちフォーク型の経緯台と赤道儀を兼ねることが可能となる。また、架台1を赤道儀として使用する場合には、延出方向変更部により第2のアーム部の延出方向を垂直方向に調整することで、望遠鏡の長さ方向のバランスを保ち、調整重りの位置を調整することで、望遠鏡の直径方向のバランスを保つことが可能である。そして、一度調整してしまえば、望遠鏡がどのような位置にあったとしても、架台が第1の回転軸を中心として勝手に回転してしまうことが防止され、安定した観測を行うことが可能となる。
また、本発明の架台を赤道儀として使用する際には、前記第1の端部側は、アングルプレートを介して前記脚部材に固定されることが好ましい。
また、本発明の別の観点によれば、望遠鏡を脚部材に取り付けるための架台であって、延出方向において第1の端部と第2の端部と、を有し、前記第1の端部側が前記脚部材に固定される第1のアーム部と、前記第1のアーム部の延出方向と略直交する方向に延出し、第3の端部と第4の端部と、を有し、前記第3の端部側が前記第1のアーム部の前記第2の端部側と接続され、前記第4の端部側が前記望遠鏡の側面に設けられた取付部を片持ち支持する第2のアーム部と、前記第2のアーム部の延出方向を、前記第1のアーム部の延出方向を中心として所定角度回転した位置に変更可能な延出方向変更部と、を備え、前記第1の端部側は、前記第1のアーム部の延出方向と略直交する第1の回転軸を中心に回転可能に前記脚部材に固定され、前記第4の端部側は、前記取付部が前記第2のアーム部の延出方向と略直交する第2の回転軸を中心に回転可能となるように前記取付部を片持ち支持し、前記第2のアーム部には、バランス調整部が前記取付部とは反対側に延出するように係合される係合部、及び、前記第1のアーム部には、前記第1の端部側から前記第2の端部とは反対側に延出するように係合される係合部の少なくとも一方が設けられており、前記バランス調整部は、その延出方向の一又は複数の位置で、一又は複数の調整重りを保持可能であることを特徴とする架台を提供している。
また、本発明の架台を赤道儀として使用する際には、前記第1の端部側は、アングルプレートを介して前記脚部材に固定されることが好ましい。
本発明の架台によれば、片持ちフォーク型の経緯台と赤道儀を兼ねながらも、安定した観測を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態による架台の使用状態の説明図 本発明の実施の形態による架台の斜視図 本発明の実施の形態による架台の経緯台としての使用の説明図 本発明の実施の形態による架台の赤道儀としての使用の説明図 本発明の実施の形態による架台を赤道儀として使用する場合の説明図 本発明の実施の形態による架台を赤道儀として使用する場合の説明図 本発明の実施の形態による架台を赤道儀として使用する場合の説明図 本発明の変形例による調整重りの説明図 本発明の変形例によるバランス調整部の説明図
以下、本発明の実施の形態による架台1について、図1−図7を参照して説明する。
架台1は、片持ちフォーク型のものであり、図1に示すように、望遠鏡2を脚部材3に取り付けるためのものである。
望遠鏡2は、鏡筒21と、鏡筒21の側面に設けられた取付部22と、を備えている。取付部22は、鏡筒21の長さ方向における重心位置に設けることが好ましく、本実施の形態では、長さ方向の略中央部分を重心位置とする。従って、取付部22は、長さ方向の略中央部分に設けられているものとする。
脚部材3は、脚部31と、脚部31上に固定された略平面状の載置面32と、を備えている。本実施の形態では、脚部材3として、三脚を例に説明する。
架台1は、図2に示すように、第1のアーム部4と、第2のアーム部5と、延出方向変更部6と、バランス調整部7と、を備えている。
第1のアーム部4は、第1の端部41及び第2の端部42を有する略直方体形状を有しており、第1の端部41側は、第1のアーム部4が脚部材3の載置面32(図1)と略平行な方向(図2では、略水平方向)に延出するように、載置面32上に固定される。なお、本実施の形態では、第1の端部41側は、載置面32に略直交する第1の回転軸Xを中心として回転可能な回転部43を介して載置面32上に固定される。
第2のアーム部5は、第3の端部51及び第4の端部52を有する略直方体形状を有しており、第3の端部51側は、第2のアーム部5が第1のアーム部4の延出方向と略直交する方向(図2では、斜め上方)に延出するように、第1のアーム部4の第2の端部42側と接続されている。また、本実施の形態では、第4の端部52側の側面には、望遠鏡2の鏡筒21の側面に設けられた取付部22と接続可能な支持部53が設けられており、このような構成により、架台1は、望遠鏡2を片持ち支持する。
なお、支持部53は、第2のアーム部5の延出方向と略直交する第2の回転軸Yを中心に回転可能であり、これにより、取付部22を介して支持部53に接続された望遠鏡2は、第2の回転軸Yを中心に回転可能となる。また、第2のアーム部5の長さ方向の中央付近には、後述するバランス調整部7と係合可能な係合部54が設けられている。
延出方向変更部6は、第2のアーム部5の延出方向を、第1のアーム部4の延出方向を中心として所定角度回転した位置に変更するためのものである。本実施の形態では、第1のアーム部4の第2の端部42の先端と、第2のアーム部5の第3の端部51の側面と、にそれぞれ互いに係合可能な菊座が、延出方向変更部6として形成されており、菊座の係合する位置を変更することで、第2のアーム部5の延出方向を変更することができる。なお、第1のアーム部4の菊座と第2のアーム部5の菊座との係合は、ロック機構61により保持される。
バランス調整部7は、第2のアーム部5に設けられた係合部54に係合可能であり、係合された状態で、第2のアーム部5から取付部22とは反対側に延出する。本実施の形態では、バランス調整部7として、棒状部材を採用し、バランス調整部7には、貫通孔(図示せず)が形成された調整重り8を挿通可能である。
バランス調整部7の外周及び調整重り8の貫通孔の内周には、互いに嵌合するネジが切ってあり、ネジに沿って調整重り8の位置を無段階に移動させることが可能である。これにより、例えば、調整重り8の位置を第2のアーム部5から遠ざけるほど、架台1及び望遠鏡2の重心が取付部22と反対側に移動することになる。
続いて、上記構成の架台1の使用方法について説明する。
まず、架台1を“経緯台”として使用する場合には、図3(a)に示すように、第2のアーム部5が垂直方向に延出していると、鏡筒が21が載置面32等に当たってしまい、鏡筒21を垂直方向に向けることができない。そのため、架台1を“経緯台”と使用する場合には、図3(b)に示すように、延出方向変更部6により、第2のアーム部5の延出方向を斜め上方に調整して使用することが好ましい。
一方、架台1を“赤道儀”として使用する場合には、図4に示すように、三角柱状のアングルプレート9を脚部材3の載置面32上に取り付けた上で、第1のアーム部4の第1の端部41側をアングルプレート9上に回転可能に固定する。このアングルプレート9の角度は、(90度−緯度)の角度に設定されているため、アングルプレート9を取り付けることで、架台1を“赤道儀”として使用することが可能となる。
図5は、図4におけるP方向から鏡筒21を見た図である。ここで、“経緯台”として使用する場合と同様に、第2のアーム部5がアングルプレート9から斜め上方に延出していると、図5(a)に示すように、第1の回転軸Xは、鏡筒2の長さ方向における重心位置(本実施の形態では、略中央部分)からずれた位置になる。そのため、アングルプレート9の傾斜に伴う望遠鏡2(鏡筒21)の長さ方向の両端部21a、21bの高低差により、第1の回転軸Xから遠い方の端部21bが下方になるように(図4(a))、架台1が第1の回転軸Xを中心として勝手に回転してしまうおそれがある。
一方、図5(b)に示すように、第2のアーム部5がアングルプレート9から垂直に延出している場合には、第1の回転軸Xは、鏡筒21の長さ方向における重心位置(本実施の形態では、略中央部分)と一致することとなるため、望遠鏡2(鏡筒21)の両端部21a、21bの第1の回転軸Xからの距離が等しくなり、架台1が第1の回転軸Xを中心として勝手に回転してしまうことが防止される。従って、架台1を“赤道儀”として使用する場合には、図4(b)及び図5(b)に示すように、延出方向変更部6により、第2のアーム部5の延出方向をアングルプレート9に対して垂直方向に調整して使用することが好ましい。
ここで、片持ちフォーク型の架台1の利点として、様々なサイズの望遠鏡2を取り付け可能な点が挙げられるが、多くの場合、図5とは異なり、図6に示すように、第1の回転軸Xは、望遠鏡2(鏡筒21)の直径方向における重心位置(本実施の形態では、略中央部分)からずれた位置になる。そのため、望遠鏡2(鏡筒21)の長さ方向のバランスを保ったとしても、望遠鏡2(鏡筒21)の直径方向のバランスが保たれていないので、アングルプレート9の傾斜に伴う望遠鏡2(鏡筒21)の直径方向の両端部21c、21dの高低差により、第1の回転軸Xから遠い方の端部21dが下方になるように(図7)、架台1が第1の回転軸Xを中心として勝手に回転してしまうおそれがある。
そこで、本実施の形態による架台1では、望遠鏡2(鏡筒21)の直径方向のバランスを保つために、バランス調整部7における調整重り8の位置を調整する。
但し、直径方向のバランスに関しては、望遠鏡2(鏡筒21)のみならず、架台1の重量も考慮に入れる必要があり、例えば、図7に示すように望遠鏡2の重量及び直径が大きい場合には、架台1(第2のアーム部5)側の重量を増やさなければならない。従って、このような場合には、調整重り8の位置を第2のアーム部5から遠ざけるように調整することになる。なお、この場合、調整重り8の位置を移動させただけなので、実際には、架台1(第2のアーム部5)側の重量は変化していないが、調整重り8が第2のアーム部5から遠ざかったことにより、モーメントが大きくなり、結果として、架台1(第2のアーム部5)側の重量が大きくなったと考えることができる。
このように、架台1を“赤道儀”として使用する場合には、延出方向変更部6により第2のアーム部5の延出方向を垂直方向に調整することで、望遠鏡2(鏡筒21)の長さ方向のバランスを保ち、調整重り8の位置を調整することで、望遠鏡2(鏡筒21)の直径方向のバランスを保つことが可能である。そして、一度調整してしまえば、望遠鏡2がどのような位置にあったとしても、架台1が第1の回転軸Xを中心として勝手に回転してしまうことが防止され、安定した観測を行うことが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態による架台1は、第2のアーム部5の延出方向を、第1のアーム部4の延出方向を中心として所定角度回転した位置に変更可能な延出方向変更部6を備えている。
このような構成によれば、架台1を経緯台として使用する場合には、第2のアーム部5を載置面32から斜め上方に延出させ、赤道儀として使用する場合には、第2のアーム部5を載置面32から垂直に延出させることで、一台の架台1で片持ちフォーク型の経緯台と赤道儀を兼ねることが可能となる。
また、本実施の形態による架台1は、第2のアーム部5から取付部22と反対側に延出したバランス調整部7を更に備え、バランス調整部7は、その延出方向の複数の位置で、調整重り8を保持可能である。
このような構成によれば、架台1を赤道儀として使用する場合には、延出方向変更部6により第2のアーム部5の延出方向を垂直方向に調整することで、望遠鏡2(鏡筒21)の長さ方向のバランスを保ち、調整重り8の位置を調整することで、望遠鏡2(鏡筒21)の直径方向のバランスを保つことが可能である。そして、一度調整してしまえば、望遠鏡2がどのような位置にあったとしても、架台1が第1の回転軸Xを中心として勝手に回転してしまうことが防止され、安定した観測を行うことが可能となる。
尚、本発明の架台は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上記実施の形態では、バランス調整部7は、棒状部材であったが、調整重り8を保持可能であれば、板状部材等の他の形状の部材であってもよい。
また、上記実施の形態では、バランス調整部7の外周及び調整重り8の貫通孔の内周には、互いに嵌合するネジが切ってあり、ネジに沿って調整重り8の位置を無段階に移動させることが可能としたが、図8に示すように、調整重り8を蝶ネジ81等で固定する方法であってもよい。また、その他にも、摩擦の調整や凹凸の形成等の方法により無段階又は段階的に移動可能としてもよい。
また、上記実施の形態では、一の調整重り8を用いたが、重さの異なる複数の調整重り8を状況に応じて選択してもよい。また、複数の調整重り8をバランス調整部7に同時に取り付けてもよい。
また、上記実施の形態では、バランス調整部7及び係合部54は、第2のアーム部5の長さ方向の中央付近に設けられていたが、他の位置に設けてもよいし、複数の位置に設けてもよい。
また、上記実施の形態では、バランス調整部7は、第2のアーム部5から取付部22と反対側に延出していたが、第2のアーム部5が重かったり、望遠鏡2が軽かった場合には、上記実施の形態とは異なる側の重量を増やす必要がある。そのような場合に備えて、図9に示すように、第1のアーム部4の第1の端部41側から第2の端部42とは反対側に延出したバランス調整部7Aを設けてもよい。バランス調整部7Aは、第1のアーム部4の第1の端部41から直接延出している場合に限らず、第1の端部41側から延出してもよいし、他の部材を介して延出してもよい。また、バランス調整部7Aは、第2の端部42と反対側に延出していれば、完全に反対側でなくてもよい。なお、架台1は、バランス調整部7とバランス調整部7Aの両方を備えていることが好ましいが、第2のアーム部5の重量や、取り付ける望遠鏡2の重量によっては、いずれか一方であってもよく、いずれか一方の場合も両方も場合も本発明の権利範囲に含まれる。
また、上記実施の形態では、バランス調整部7(7A)は、係合部54に係合されたが、第2のアーム部5(第1のアーム部4)と一体に形成されていてもよい。
また、バランス調整部7(7A)を別体とし、バランス調整部7(7A)を係合可能な係合部54が第2のアーム部5(第1のアーム部4)に設けられている架台1も、本発明の権利範囲に含まれる。
1 架台
2 望遠鏡
3 脚部材
4 第1のアーム部
5 第2のアーム部
6 延出方向変更部
7、7A バランス調整部
8 調整重り
9 アングルプレート
21 鏡筒
22 取付部
31 脚部
32 載置面
41 第1の端部
42 第2の端部
43 回転部
51 第3の端部
52 第4の端部
53 支持部
54 係合部
61 ロック機構
81 蝶ネジ
X 第1の回転軸
Y 第2の回転軸

Claims (4)

  1. 望遠鏡を脚部材に取り付けるための架台であって、
    延出方向において第1の端部と第2の端部と、を有し、前記第1の端部側が前記脚部材に固定される第1のアーム部と、
    前記第1のアーム部の延出方向と略直交する方向に延出し、第3の端部と第4の端部と、を有し、前記第3の端部側が前記第1のアーム部の前記第2の端部側と接続され、前記第4の端部側が前記望遠鏡の側面に設けられた取付部を片持ち支持する第2のアーム部と、
    前記第2のアーム部の延出方向を、前記第1のアーム部の延出方向を中心として所定角度回転した位置に変更可能な延出方向変更部と、
    前記第2のアーム部から前記取付部とは反対側、及び、前記第1のアーム部の前記第1の端部側から前記第2の端部とは反対側の少なくとも一方に延出したバランス調整部と、
    を備え、
    前記第1の端部側は、前記第1のアーム部の延出方向と略直交する第1の回転軸を中心に回転可能に前記脚部材に固定され、
    前記第4の端部側は、前記取付部が前記第2のアーム部の延出方向と略直交する第2の回転軸を中心に回転可能となるように前記取付部を片持ち支持し、
    前記バランス調整部は、その延出方向の一又は複数の位置で、一又は複数の調整重りを保持可能であることを特徴とする架台。
  2. 赤道儀として使用する際には、前記第1の端部側は、アングルプレートを介して前記脚部材に固定されることを特徴とする請求項1に記載の架台。
  3. 望遠鏡を脚部材に取り付けるための架台であって、
    延出方向において第1の端部と第2の端部と、を有し、前記第1の端部側が前記脚部材に固定される第1のアーム部と、
    前記第1のアーム部の延出方向と略直交する方向に延出し、第3の端部と第4の端部と、を有し、前記第3の端部側が前記第1のアーム部の前記第2の端部側と接続され、前記第4の端部側が前記望遠鏡の側面に設けられた取付部を片持ち支持する第2のアーム部と、
    前記第2のアーム部の延出方向を、前記第1のアーム部の延出方向を中心として所定角度回転した位置に変更可能な延出方向変更部と、
    を備え、
    前記第1の端部側は、前記第1のアーム部の延出方向と略直交する第1の回転軸を中心に回転可能に前記脚部材に固定され、
    前記第4の端部側は、前記取付部が前記第2のアーム部の延出方向と略直交する第2の回転軸を中心に回転可能となるように前記取付部を片持ち支持し、
    前記第2のアーム部には、バランス調整部が前記取付部とは反対側に延出するように係合される係合部、及び、前記第1のアーム部には、前記第1の端部側から前記第2の端部とは反対側に延出するように係合される係合部の少なくとも一方が設けられており、
    前記バランス調整部は、その延出方向の一又は複数の位置で、一又は複数の調整重りを保持可能であることを特徴とする架台。
  4. 赤道儀として使用する際には、前記第1の端部側は、アングルプレートを介して前記脚部材に固定されることを特徴とする請求項3に記載の架台。
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