JPWO2019187523A1 - 判定装置、天候情報処理装置、判定方法および天候情報処理方法 - Google Patents

判定装置、天候情報処理装置、判定方法および天候情報処理方法 Download PDF

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Abstract

判定装置(101)は、太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候情報を取得する取得部(86)と、前記取得部(86)により取得された前記天候情報に基づいて、前記発電部の異常判定に用いる基準を決定し、決定した前記基準を用いて前記異常判定を行う判定部(81)とを備える。

Description

本発明は、判定装置、天候情報処理装置、判定方法および天候情報処理方法に関する。
この出願は、2018年3月27日に出願された日本出願特願2018−59457号を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
特開2012−205078号公報(特許文献1)には、以下のような太陽光発電用監視システムが開示されている。すなわち、太陽光発電用監視システムは、複数の太陽電池パネルからの出力を集約して電力変換装置に送り込む太陽光発電システムについて、前記太陽電池パネルの発電状況を監視する太陽光発電用監視システムであって、前記複数の太陽電池パネルからの出力電路が集約された場所に設けられ、各太陽電池パネルの発電量を計測する計測装置と、前記計測装置に接続され、前記計測装置による発電量の計測データを送信する機能を有する下位側通信装置と、前記下位側通信装置から送信される前記計測データを受信する機能を有する上位側通信装置と、前記上位側通信装置を介して前記太陽電池パネルごとの前記計測データを収集する機能を有する管理装置とを備える。前記管理装置は、前記各太陽電池パネルについての、同一時点における発電量の差に基づいて異常の有無を判定するか、または前記各太陽電池パネルについての、所定期間の発電量の最大値又は積算値に基づいて異常の有無を判定する。
特開2012−205078号公報
(1)本開示の判定装置は、太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記天候情報に基づいて、前記発電部の異常判定に用いる基準を決定し、決定した前記基準を用いて前記異常判定を行う判定部とを備える。
(5)本開示の天候情報処理装置は、太陽電池パネルを含む発電部の出力の計測結果を取得する計測結果取得部と、前記計測結果取得部により取得された前記計測結果に基づいて、前記発電部の設置場所における天候情報を作成する作成部とを備える。
(6)本開示の判定方法は、判定装置における判定方法であって、太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候情報を取得するステップと、取得した前記天候情報に基づいて、前記発電部の異常判定に用いる基準を決定するステップと、決定した前記基準を用いて前記異常判定を行うステップとを含む。
(7)本開示の天候情報処理方法は、天候情報処理装置における天候情報処理方法であって、太陽電池パネルを含む発電部の出力の計測結果を取得するステップと、取得した前記計測結果に基づいて、前記発電部の設置場所における天候情報を作成するステップとを含む。
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える判定装置として実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、判定装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得たり、判定装置を含む判定システムとして実現され得る。
また、本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える天候情報処理装置として実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、天候情報処理装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得たり、天候情報処理装置を含む天候情報処理システムとして実現され得る。
図1は、本発明の実施の形態に係る太陽光発電システムの構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るPCSユニットの構成を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る集電ユニットの構成を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る太陽電池ユニットの構成を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る監視システムの構成を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る監視システムにおける監視装置の構成を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る監視システムにおける判定装置の構成を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る監視システムにおける判定装置が保持する監視情報の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される発電電力データの一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される1回微分データの一例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される2回微分データの一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される発電電力データの他の一例を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される1回微分データの他の一例を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される2回微分データの他の一例を示す図である。 図15は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される発電電力データおよび2回微分データの他の一例を示す図である。 図16は、本発明の実施の形態に係る判定装置における判定部による異常判定を説明するための図である。 図17は、本発明の実施の形態に係る判定装置の動作手順を定めたフローチャートである。 図18は、本発明の実施の形態の変形例に係る天候情報処理装置の構成を示す図である。 図19は、本発明の実施の形態の変形例に係る天候情報処理装置の動作手順を定めたフローチャートである。
近年、太陽光発電システムを監視して異常を判別するための技術が開発されている。
[本開示が解決しようとする課題]
太陽電池パネルを含む発電部の発電量は天候による影響を受けるため、発電部の設置場所における天候を把握して、より有効に利用することのできる技術が望まれる。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候をより有効に利用することができる判定装置、天候情報処理装置、判定方法および天候情報処理方法を提供することである。
[本開示の効果]
本開示によれば、太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候をより有効に利用することができる。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本発明の実施の形態に係る判定装置は、太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記天候情報に基づいて、前記発電部の異常判定に用いる基準を決定し、決定した前記基準を用いて前記異常判定を行う判定部とを備える。
このような構成により、発電部の設置場所における天候に応じた内容の基準を用いて発電部の異常判定を行うことができるため、異常判定の精度を向上させることができる。したがって、太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候をより有効に利用することができる。
(2)好ましくは、前記取得部は、前記発電部の出力の計測結果を取得し、取得した前記計測結果に基づいて前記天候情報を作成する。
このように、発電部の発電実績に基づいて天候情報を作成する構成により、外部サーバから送信された天候情報などを取得する場合と比較して、当該発電部の設置場所におけるより正確な天候情報を取得することができる。
(3)より好ましくは、前記取得部は、前記計測結果を2回微分した結果に基づいて前記天候情報を作成する。
このような構成により、発電部が発電電力を安定して出力しているか否かを容易に確認することができる。
(4)好ましくは、前記判定部は、前記天候情報に基づいて、複数の前記発電部を複数のグループに分類し、前記グループごとに前記基準を決定し、同じ前記グループに属する各前記発電部の出力の計測結果を、前記グループに対応する前記基準を用いて比較することにより前記異常判定を行う。
このように、天候による発電電力への影響が同様である発電部同士を比較して異常判定を行う構成により、複雑な演算処理を行うことなく、異常判定の精度を向上させることができる。
(5)本発明の実施の形態に係る天候情報処理装置は、太陽電池パネルを含む発電部の出力の計測結果を取得する計測結果取得部と、前記計測結果取得部により取得された前記計測結果に基づいて、前記発電部の設置場所における天候情報を作成する作成部とを備える。
このような構成により、たとえば、発電部の出力の計測結果に基づいて、当該発電部が発電電力を安定して出力しているか否かを確認することにより、より正確な天候情報を作成することができる。このため、より正確な天候情報を外部サーバ等へ送信することができる。したがって、太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候をより有効に利用することができる。
(6)本発明の実施の形態に係る判定方法は、判定装置における判定方法であって、太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候情報を取得するステップと、取得した前記天候情報に基づいて、前記発電部の異常判定に用いる基準を決定するステップと、決定した前記基準を用いて前記異常判定を行うステップとを含む。
このような方法により、発電部の設置場所における天候に応じた内容の基準を用いて発電部の異常判定を行うことができるため、異常判定の精度を向上させることができる。したがって、太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候をより有効に利用することができる。
(7)本発明の実施の形態に係る天候情報処理方法は、天候情報処理装置における天候情報処理方法であって、太陽電池パネルを含む発電部の出力の計測結果を取得するステップと、取得した前記計測結果に基づいて、前記発電部の設置場所における天候情報を作成するステップとを含む。
このような方法により、たとえば、発電部の出力の計測結果に基づいて、当該発電部が発電電力を安定して出力しているか否かを確認することにより、より正確な天候情報を作成することができる。このため、より正確な天候情報を外部サーバ等へ送信することができる。したがって、太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候をより有効に利用することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
<構成および基本動作>
[太陽光発電システムの構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る太陽光発電システムの構成を示す図である。
図1を参照して、太陽光発電システム401は、4つのPCS(Power Conditioning Subsystem)ユニット80と、キュービクル6とを備える。キュービクル6は、銅バー73を含む。
図1では、4つのPCSユニット80を代表的に示しているが、さらに多数または少数のPCSユニット80が設けられてもよい。
図2は、本発明の実施の形態に係るPCSユニットの構成を示す図である。
図2を参照して、PCSユニット80は、4つの集電ユニット60と、PCS(電力変換装置)8とを備える。PCS8は、銅バー7と、電力変換部9とを含む。
図2では、4つの集電ユニット60を代表的に示しているが、さらに多数または少数の集電ユニット60が設けられてもよい。
図3は、本発明の実施の形態に係る集電ユニットの構成を示す図である。
図3を参照して、集電ユニット60は、4つの太陽電池ユニット74と、集電箱71とを含む。集電箱71は、銅バー72を有する。
図3では、4つの太陽電池ユニット74を代表的に示しているが、さらに多数または少数の太陽電池ユニット74が設けられてもよい。
図4は、本発明の実施の形態に係る太陽電池ユニットの構成を示す図である。
図4を参照して、太陽電池ユニット74は、4つの発電部78と、接続箱76とを含む。発電部78は、太陽電池パネルを有する。接続箱76は、銅バー77を有する。
図4では、4つの発電部78を代表的に示しているが、さらに多数または少数の発電部78が設けられてもよい。
発電部78は、この例では4つの太陽電池パネル79A,79B,79C,79Dが直列接続されたストリングである。以下、太陽電池パネル79A,79B,79C,79Dの各々を、太陽電池パネル79とも称する。
図4では、4つの太陽電池パネル79を代表的に示しているが、さらに多数または少数の太陽電池パネル79が設けられてもよい。
太陽光発電システム401では、複数の発電部78からの出力ラインおよび集約ラインすなわち電力線がそれぞれキュービクル6に電気的に接続される。
より詳細には、発電部78の出力ライン1は、発電部78に接続された第1端と、銅バー77に接続された第2端とを有する。各出力ライン1は、銅バー77を介して集約ライン5に集約される。銅バー77は、たとえば接続箱76の内部に設けられている。
発電部78は、太陽光を受けると、受けた太陽光のエネルギーを直流電力に変換し、変換した直流電力を出力ライン1へ出力する。
図3および図4を参照して、集約ライン5は、対応の太陽電池ユニット74における銅バー77に接続された第1端と、銅バー72に接続された第2端とを有する。各集約ライン5は、銅バー72を介して集約ライン2に集約される。銅バー72は、たとえば集電箱71の内部に設けられている。
図1〜図4を参照して、太陽光発電システム401では、上述のように複数の発電部78からの各出力ライン1が集約ライン5に集約され、各集約ライン5が集約ライン2に集約され、各集約ライン2が集約ライン4に集約され、各集約ライン4がキュービクル6に電気的に接続される。
より詳細には、各集約ライン2は、対応の集電ユニット60における銅バー72に接続された第1端と、銅バー7に接続された第2端とを有する。PCS8において、内部ライン3は、銅バー7に接続された第1端と、電力変換部9に接続された第2端とを有する。
PCS8において、電力変換部9は、たとえば、各発電部78において発電された直流電力を出力ライン1、銅バー77、集約ライン5、銅バー72、集約ライン2、銅バー7および内部ライン3経由で受けると、受けた直流電力を交流電力に変換して集約ライン4へ出力する。
集約ライン4は、電力変換部9に接続された第1端と、銅バー73に接続された第2端とを有する。
キュービクル6において、各PCS8における電力変換部9から各集約ライン4へ出力された交流電力は、銅バー73を介して系統へ出力される。
[監視システム301の構成]
図5は、本発明の実施の形態に係る監視システムの構成を示す図である。
図5を参照して、太陽光発電システム401は、監視システム301を備える。監視システム301は、判定装置101と、複数の監視装置111と、収集装置151とを含む。
図5では、1つの集電ユニット60に対応して設けられた4つの監視装置111を代表的に示しているが、さらに多数または少数の監視装置111が設けられてもよい。また、監視システム301は、1つの収集装置151を備えているが、複数の収集装置151を備えてもよい。
監視システム301では、子機である監視装置111におけるセンサの情報が、収集装置151へ定期的または不定期に伝送される。
監視装置111は、たとえば集電ユニット60に設けられている。より詳細には、監視装置111は、4つの太陽電池ユニット74にそれぞれ対応して4つ設けられている。各監視装置111は、たとえば、対応の出力ライン1および集約ライン5に電気的に接続されている。
監視装置111は、対応の太陽電池ユニット74における各出力ライン1の電流をセンサにより計測する。また、監視装置111は、対応の太陽電池ユニット74における各出力ライン1の電圧をセンサにより計測する。
収集装置151は、たとえばPCS8の近傍に設けられている。より詳細には、収集装置151は、PCS8に対応して設けられ、信号線46を介して銅バー7に電気的に接続されている。
監視装置111および収集装置151は、集約ライン2,5を介して電力線通信(PLC:Power Line Communication)を行うことにより情報の送受信を行う。
より詳細には、各監視装置111は、対応の出力ラインの電流および電圧の計測結果を示す監視情報を送信する。収集装置151は、各監視装置111の計測結果を収集する。
[監視装置111の構成]
図6は、本発明の実施の形態に係る監視システムにおける監視装置の構成を示す図である。図6では、出力ライン1、集約ライン5および銅バー77がより詳細に示されている。
図6を参照して、出力ライン1は、プラス側出力ライン1pと、マイナス側出力ライン1nとを含む。集約ライン5は、プラス側集約ライン5pと、マイナス側集約ライン5nとを含む。銅バー77は、プラス側銅バー77pと、マイナス側銅バー77nとを含む。
図示しないが、図3に示す集電箱71における銅バー72は、プラス側集約ライン5pおよびマイナス側集約ライン5nにそれぞれ対応して、プラス側銅バー72pおよびマイナス側銅バー72nを含む。
プラス側出力ライン1pは、対応の発電部78に接続された第1端と、プラス側銅バー77pに接続された第2端とを有する。マイナス側出力ライン1nは、対応の発電部78に接続された第1端と、マイナス側銅バー77nに接続された第2端とを有する。
プラス側集約ライン5pは、プラス側銅バー77pに接続された第1端と、集電箱71におけるプラス側銅バー72pに接続された第2端とを有する。マイナス側集約ライン5nは、マイナス側銅バー77nに接続された第1端と、集電箱71におけるマイナス側銅バー72nに接続された第2端とを有する。
監視装置111は、検出処理部11と、4つの電流センサ16と、電圧センサ17と、通信部14とを備える。なお、監視装置111は、出力ライン1の数に応じて、さらに多数または少数の電流センサ16を備えてもよい。
監視装置111は、たとえば、発電部78の近傍に設けられている。具体的には、監視装置111は、たとえば、計測対象の出力ライン1が接続された銅バー77が設けられた接続箱76の内部に設けられている。なお、監視装置111は、接続箱76の外部に設けられてもよい。
監視装置111は、たとえば、プラス側集約ライン5pおよびマイナス側集約ライン5nとそれぞれプラス側電源線26pおよびマイナス側電源線26nを介して電気的に接続されている。以下、プラス側電源線26pおよびマイナス側電源線26nの各々を、電源線26とも称する。
各監視装置111は、対応の発電部78に関する計測結果を示す監視情報を、自己および収集装置151に接続される電力線を介して送信する。
詳細には、監視装置111における通信部14は、集約ラインを介した電力線通信を、複数の監視装置111の計測結果を収集する収集装置151と行うことが可能である。より詳細には、通信部14は、集約ライン2,5経由で情報を送受信することが可能である。具体的には、通信部14は、電源線26および集約ライン2,5を介して収集装置151と電力線通信を行う。
検出処理部11は、たとえば、対応の出力ライン1の電流および電圧の計測結果を示す監視情報を所定時間ごとに作成するように設定されている。
電流センサ16は、出力ライン1の電流を計測する。より詳細には、電流センサ16は、たとえば、ホール素子タイプの電流プローブである。電流センサ16は、監視装置111の図示しない電源回路から受けた電力を用いて、対応のマイナス側出力ライン1nを通して流れる電流を6秒ごとに計測し、計測結果を示す信号を検出処理部11へ出力する。なお、電流センサ16は、プラス側出力ライン1pを通して流れる電流を計測してもよい。
電圧センサ17は、出力ライン1の電圧を計測する。より詳細には、電圧センサ17は、プラス側銅バー77pおよびマイナス側銅バー77n間の電圧を6秒ごとに計測し、計測結果を示す信号を検出処理部11へ出力する。
検出処理部11は、電流センサ16および電圧センサ17からそれぞれ受けた信号の示す計測結果、対応の電流センサ16のID(以下、電流センサIDとも称する。)、電圧センサ17のID(以下、電圧センサIDとも称する。)、および自己の監視装置111のID(以下、監視装置IDとも称する。)を含む監視情報を作成する。
また、検出処理部11は、たとえば、電流センサIDごとすなわち発電部78ごとに、電流値と電圧値とを乗じることにより、発電部78の出力の計測結果として、発電電力を算出する。そして、検出処理部11は、算出した発電電力を監視情報に含める。
また、検出処理部11は、送信元IDが自己の監視装置IDであり、送信先IDが収集装置151のIDであり、データ部分が監視情報である監視情報パケットを作成する。そして、検出処理部11は、作成した監視情報パケットを通信部14へ出力する。なお、検出処理部11は、監視情報パケットにシーケンス番号を含めてもよい。
通信部14は、検出処理部11から受ける監視情報パケットを収集装置151へ送信する。
再び図5を参照して、収集装置151は、集約ライン2,5経由で情報を送受信することが可能である。具体的には、収集装置151は、たとえば、信号線46および集約ライン2,5を介して監視装置111と電力線通信を行い、監視情報パケットを複数の監視装置111から受信する。
収集装置151は、カウンタおよび記憶部を有しており、監視装置111から監視情報パケットを受信すると、受信した監視情報パケットから監視情報を取得するとともに、カウンタにおけるカウント値を受信時刻として取得する。そして、収集装置151は、受信時刻を監視情報に含めた後、図示しない記憶部に当該監視情報を保存する。
より詳細には、上記カウンタは、たとえば、毎日の午前0時においてカウント値をリセットし、監視装置111の計測周期である6秒が経過するたびにカウント値をインクリメントする。この場合、収集装置151は、カウント値をインクリメントしたタイミングから6秒経過するまでの間に複数の監視装置111からそれぞれ複数の監視情報パケットを受信すると、これら複数の監視情報パケットの各々から取得した監視情報に現在の同一のカウント値を受信時刻として含める。
[判定装置101の構成]
図7は、本発明の実施の形態に係る監視システムにおける判定装置の構成を示す図である。
図7を参照して、判定装置101は、判定部81と、通信処理部84と、記憶部85と、取得部86とを備える。取得部86は、計測結果取得部82と、作成部83とを含む。
(a)計測結果取得部、通信処理部および記憶部
記憶部85には、たとえば、監視システム301における各監視装置111のID、すなわち監視装置IDが登録されている。また、記憶部85には、監視装置IDと当該監視装置IDを有する監視装置111に含まれる各センサのID、すなわち電流センサIDおよび電圧センサIDとの対応関係R1が登録されている。
判定装置101は、監視情報を収集装置151から定期的に取得し、取得した監視情報を処理する。なお、判定装置101は、たとえば収集装置151に内蔵される構成であってもよいし、図6に示す監視装置111に内蔵される構成であってもよい。また、判定装置101は、ネットワークを介して収集装置151等の他の装置と情報の送受信を行うサーバであってもよい。
より詳細には、判定装置101における通信処理部84は、指定された処理タイミング、たとえば毎日の午前0時において監視情報の収集処理を行う。なお、判定装置101が収集装置151に内蔵される場合、より短い間隔で監視情報を容易に収集することができる。
より詳細には、通信処理部84は、処理タイミングが到来すると、記憶部85に登録されている各監視装置IDを参照し、参照した各監視装置IDに対応し、処理タイミングの24時間前から当該処理タイミングまで(以下、処理日とも称する。)に属する受信時刻を含む監視情報を要求するための監視情報要求を収集装置151へ送信する。
収集装置151は、判定装置101から監視情報要求を受信すると、受信した監視情報要求に従って、監視情報要求の内容を満足する1または複数の監視情報を判定装置101へ送信する。
図8は、本発明の実施の形態に係る監視システムにおける判定装置が保持する監視情報の一例を示す図である。
図8を参照して、通信処理部84は、監視情報要求の応答として収集装置151から1または複数の監視情報を受信すると、受信した1または複数の監視情報を、取得部86における計測結果取得部82へ出力する。
計測結果取得部82は、通信処理部84から出力された1または複数の監視情報を受けて、たとえば、各監視情報に受信時刻を含めて記憶部85に保存するとともに、処理完了通知を作成部83へ出力する。
(b)作成部
作成部83は、計測結果取得部82から出力された処理完了通知を受けて、発電部78の設置場所における天候を示す天候情報を取得する。
より詳細には、作成部83は、たとえば、処理完了通知を受けると、記憶部85に保存されている複数の監視情報を参照して、発電部78ごとに、処理日における発電電力の総和を算出する。そして、作成部83は、たとえば、算出した総和が最も大きい発電部78を選択する。以下、作成部83により選択される発電部78を「対象発電部78」とも称する。
また、作成部83は、記憶部85に保存されている複数の監視情報を参照して、処理日における対象発電部78の発電電力の時系列変化を示す発電電力データを作成する。そして、作成部83は、作成した発電電力データに基づいて、対象発電部78の設置場所における天候を推定する。
(例1)
図9は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される発電電力データの一例を示す図である。図9において、横軸は時間を示し、縦軸は処理日における対象発電部78の発電電力の最大値に対する、対象発電部78の発電電力の割合を示す。
図9を参照して、作成部83は、作成した発電電力データを示すグラフGs1を微分する、すなわち対象発電部78の出力の計測結果である発電電力の時系列データを微分することにより、グラフGs1の傾きを示す1回微分データを作成する。
図10は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される1回微分データの一例を示す図である。図10において、横軸は時間を示し、縦軸はグラフGs1の微分値を示す。
図10を参照して、作成部83は、さらに、作成した1回微分データを示すグラフGs2を微分することにより、グラフGs2の傾きを示す2回微分データを作成する。
図11は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される2回微分データの一例を示す図である。図11において、横軸は時間を示し、縦軸はグラフGs2の微分値を示す。
図11を参照して、図9に示すグラフGs1を2回微分することにより得られる2回微分データを示すグラフGs3は、一定値、具体的にはゼロに近づく。
ここで、対象発電部78の設置場所における天候が晴れである場合、対象発電部78の発電電力は安定して出力される傾向がある。一方、対象発電部78の設置場所における天候が曇りである場合、太陽からの光が雲に遮られることが多く、対象発電部78から出力される発電電力は安定しない傾向がある。
このため、作成部83は、たとえば、対象発電部78の発電電力が安定して出力されているか否かを確認する。具体的には、作成部83は、グラフGs3の示すグラフGs2の傾き、すなわちグラフGs2の微分値が閾値Th1〜閾値Th2の範囲内であるか否かを確認することにより、当該対象発電部78の設置場所における天候を推定する。閾値Th1は、たとえば+0.2であり、閾値Th2は、たとえば−0.2である。
図11に示す例では、グラフGs3の示すグラフGs2の微分値が、+0.2〜−0.2の範囲内である。この場合、作成部83は、対象発電部78の設置場所における天候が晴れであると推定する。そして、作成部83は、推定した天候を示す天候情報を判定部81へ出力する。
(例2)
図12は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される発電電力データの他の一例を示す図である。図12において、横軸は時間を示し、縦軸は処理日における対象発電部78の発電電力の最大値に対する、対象発電部78の発電電力の割合を示す。
図12を参照して、作成部83は、作成した発電電力データを示すグラフGs11を微分することにより、グラフGs11の傾きを示す1回微分データを作成する。
図13は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される1回微分データの他の一例を示す図である。図13において、横軸は時間を示し、縦軸はグラフGs11の微分値を示す。
図13を参照して、作成部83は、さらに、作成した1回微分データを示すグラフGs12を微分することにより、グラフGs12の傾きを示す2回微分データを作成する。
図14は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される2回微分データの他の一例を示す図である。図14において、横軸は時間を示し、縦軸はグラフGs12の微分値を示す。
図14に示す例では、グラフGs13の示すグラフGs12の微分値が、+0.2〜−0.2の範囲を超えている。この場合、作成部83は、対象発電部78の設置場所における天候が曇りであると推定する。そして、作成部83は、推定した天候を示す天候情報を判定部81へ出力する。
(例3)
図15は、本発明の実施の形態に係る判定装置における作成部により作成される発電電力データおよび2回微分データの他の一例を示す図である。図15において、横軸は時間を示し、縦軸は処理日における対象発電部78の発電電力の最大値に対する、対象発電部78の発電電力の割合、およびグラフGs21を2回微分した微分値を示す。
図15を参照して、作成部83は、上述した例1および例2のように、処理日の1日全体の天候を推定する構成に限らず、処理日における1時間ごとの天候を推定する構成であってもよい。
たとえば、作成部83は、図15に示すように、発電電力データを示すグラフGs21に対して2回微分することにより得られる、2回微分データを示すグラフGs23に基づいて、処理日における1時間ごとの天候を推定する。これにより、作成部83は、たとえば、7時〜10時までの天候は晴れであり、10時〜15時までの天候は曇りであり、15時〜17時までの天候は晴れであることを示す天候情報を作成する。
また、作成部83は、処理日における数時間ごとの天候を推定することにより、たとえば、午前の天候は晴れであり、午後の天候は曇りであることを示す天候情報を作成してもよい。
なお、作成部83は、グラフGs1に対して2回微分を行う構成に限らず、グラフGs1に対して、1回微分を行う構成であってもよいし、3回以上の微分を行う構成であってもよい。たとえば、作成部83は、グラフGs1の微分値が一定値に近づくまで、1回または複数回の微分を行う。
また、作成部83は、発電部78の発電電力が安定して出力されているか否かを確認できればよく、グラフGs1の微分値を一定値に近づかせるための微分を行う構成に限らない。
また、作成部83は、各発電部78の発電電力に基づいて対象発電部78を選択する構成に限らず、他の何らかの基準により対象発電部78を選択してもよい。
また、作成部83は、複数の対象発電部78を選択してもよい。たとえば、作成部83は、太陽光発電システム401に含まれる複数の発電部78が複数の区画に分かれて設置されている場合、区画ごとに対象発電部78を1つずつ選択してもよい。
また、作成部83は、対象発電部78を選択しない構成であってもよい。この場合、作成部83は、たとえば、太陽光発電システム401に含まれる発電部78ごとに、発電電力に基づいて天候情報を作成する。
また、作成部83は、天候情報を作成する構成に限らない。たとえば、作成部83は、外部サーバから送信された、発電部78の設置場所付近における天気予報の内容を示す天気予報情報を、天候情報として通信処理部84経由で取得してもよい。
また、作成部83は、発電部78の出力の計測結果すなわち発電電力の代わりに、たとえば、発電部78の設置場所付近に設けられた日射計などの計測装置による計測結果に基づいて天候情報を作成してもよい。
しかしながら、外部サーバから送信される天気予報情報の示す天気予報は、発電部78の設置場所における天候と異なる可能性がある。また、計測装置の設置場所と発電部78の設置場所とが異なる場合、計測装置による計測結果に基づく天候情報の示す天候は、発電部78の設置場所における天候と異なる可能性がある。
このため、作成部83は、発電部78の出力の計測結果に基づいて天候情報を作成する構成であることが好ましい。
(c)判定部
判定部81は、作成部83から出力された天候情報を受けて、当該天候情報に基づいて発電部78の異常判定に用いる基準を決定する。そして、判定部81は、決定した基準を用いて発電部78の異常判定を行う。
図16は、本発明の実施の形態に係る判定装置における判定部による異常判定を説明するための図である。
図16を参照して、ここでは、作成部83は、太陽光発電システム401に含まれる発電部78ごとに、午前の天候および午後の天候を示す天候情報を作成し、作成した複数の天候情報を判定部81へ出力したとする。
この場合、判定部81は、作成部83から受けた複数の天候情報に基づいて、たとえば、太陽光発電システム401に含まれる複数の発電部78を複数のグループに分類する。
具体的には、ある発電部78の発電電力の変動が午前の時間帯および午後の時間帯のいずれにおいても小さい場合、当該発電部78に対応する天候情報は、終日晴れであることを示す。この場合、判定部81は、当該発電部78を「グループG1」に分類する。
また、ある発電部78の発電電力の変動が午前の時間帯において大きく、午後の時間帯において小さい場合、当該発電部78に対応する天候情報は、午前が曇りであり午後が晴れであることを示す。この場合、判定部81は、当該発電部78を「グループG2」に分類する。
また、ある発電部78の発電電力の変動が午前の時間帯において小さく、午後の時間帯において大きい場合、当該発電部78に対応する天候情報は、午前が晴れであり午後が曇りであることを示す。この場合、判定部81は、当該発電部78を「グループG3」に分類する。
また、ある発電部78の発電電力の変動が午前の時間帯および午後の時間帯のいずれにおいても大きい場合、当該発電部78に対応する天候情報は、終日曇りであることを示す。この場合、判定部81は、当該発電部78を「グループG4」に分類する。
ここで、発電部78の発電電力は、当該発電部78の設置場所における天候が晴れである場合、太陽からの光が直進することにより、陰による影響を受ける可能性が高い。一方、発電部78の発電電力は、当該発電部78の設置場所における天候が曇りである場合、太陽からの光が散乱することにより、陰による影響を受ける可能性が低い。このため、判定部81は、発電部78の属するグループごとに異なる判定基準を用いて、発電部78の異常判定を行う。
(グループG1に属する発電部の異常判定)
判定部81は、グループG1に属する各発電部78の異常判定に用いる基準Stを決定する。
より詳細には、判定部81は、たとえば、グループG1に属する各発電部78の発電電力に基づいて、k−meansを用いることにより、グループG1に属する1または複数の発電部78を複数の判定グループに分類する。
たとえば、判定部81は、グループG1に属する1または複数の発電部78を、午前に陰の影響を受ける傾向にある判定グループG11と、午後に陰の影響を受ける傾向にある判定グループG12とに分類する。そして、判定部81は、同じ判定グループに属する各発電部78の発電電力を比較する。
具体的には、判定部81は、判定グループG11に属する各発電部78の同一時刻における発電電力の平均値を1時間ごとに算出することにより、判定グループG11の基準データを作成する。
また、判定部81は、たとえば、異常判定の判定対象となる発電部78の処理日における発電電力の総和と、作成した基準データの示す発電電力の総和との差が所定の閾値以上であるか否かを基準Stとして決定する。そして、判定部81は、判定グループG11に属する各発電部78の発電電力を、決定した基準Stを用いて比較することにより異常判定を行う。
すなわち、判定部81は、当該発電部78の処理日における発電電力の総和と、基準データの示す発電電力の総和との差が所定の閾値以上である場合、当該発電部78に異常が生じていると判定する。
また、判定部81は、判定グループG12に属する各発電部78の異常判定についても同様に行う。すなわち、判定部81は、判定グループG12に属する各発電部78の異常判定を行う場合、たとえば、判定グループG12に属する各発電部78の同一時刻における発電電力の平均値を1時間ごとに算出することにより、判定グループG12の基準データを作成する。
また、判定部81は、たとえば、異常判定の判定対象となる発電部78の処理日における発電電力の総和と、作成した基準データの示す発電電力の総和との差が所定の閾値以上であるか否かを基準Stとして決定する。そして、判定部81は、判定グループG12に属する各発電部78の発電電力を、決定した基準Stを用いて比較することにより異常判定を行う。
すなわち、判定部81は、当該発電部78の処理日における発電電力の総和と、第2基準データの示す発電電力の総和との差が所定の閾値以上である場合、当該発電部78に異常が生じていると判定する。
(グループG2に属する発電部の異常判定)
また、判定部81は、グループG2に属する各発電部78の異常判定に用いる基準Stを決定する。
より詳細には、判定部81は、たとえば、グループG2に属する各発電部78の発電電力であって、晴れの時間帯すなわち午後の時間帯における発電電力に基づいて、k−meansを用いることにより、グループG2に属する1または複数の発電部78を複数の判定グループに分類する。
また、判定部81は、たとえば、上述のグループG1に属する発電部78の異常判定と同様に、判定グループごとに基準データを作成し、作成した基準データを用いて、判定グループごとの基準Stを決定する。そして、判定部81は、判定グループごとに、決定した基準Stを用いて発電部78の発電電力を比較することにより、異常判定を行う。
(グループG3に属する発電部の異常判定)
また、判定部81は、グループG3に属する各発電部78の異常判定に用いる基準Stを決定する。
より詳細には、判定部81は、たとえば、グループG3に属する各発電部78の発電電力であって、晴れの時間帯すなわち午前の時間帯における発電電力に基づいて、k−meansを用いることにより、グループG3に属する1または複数の発電部78を複数の判定グループに分類する。
また、判定部81は、たとえば、上述のグループG1に属する発電部78の異常判定と同様に、判定グループごとに基準データを作成し、作成した基準データを用いて、判定グループごとの基準Stを決定する。そして、判定部81は、判定グループごとに、決定した基準Stを用いて発電部78の発電電力を比較することにより、異常判定を行う。
(グループG4に属する発電部の異常判定)
また、判定部81は、グループG4に属する各発電部78の異常判定に用いる基準Stを決定する。
より詳細には、判定部81は、たとえば、グループG4に属する1または複数の発電部78を複数の判定グループに分類せず、グループG4に属する各発電部78の発電電力を比較する。
具体的には、判定部81は、たとえば、グループG4に属する各発電部78の同一時刻における発電電力の平均値を1時間ごとに算出することにより、グループG4の基準データを作成する。
そして、判定部81は、異常判定の判定対象となる発電部78の処理日における発電電力の総和と、作成した基準データの示す発電電力の総和との差が所定の閾値以上であるか否かを基準Stとして決定し、決定した基準St4を用いて、グループG4に属する各発電部78の発電電力を比較することにより、異常判定を行う。
なお、判定部81による異常判定は、同じグループに属する各発電部78の発電電力を比較する方法に限らない。たとえば、判定部81は、ある発電部78の異常判定を行う場合であって、当該発電部78に対応する天候情報が終日晴れであることを示す場合、当該発電部78のカタログ仕様値を基準Stとして、当該発電部78の異常判定を行ってもよい。
(判定結果の通知)
判定部81は、異常判定の判定結果を示す判定情報を通信処理部84へ出力する。通信処理部84は、判定部81から受けた判定情報を、たとえば、e−mail等の形式にしてネットワーク経由でサーバ等の外部の装置へ送信する。
<動作の流れ>
監視システム301における各装置は、コンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のフローチャートの各ステップの一部または全部を含むプログラムを図示しないメモリからそれぞれ読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
図17は、本発明の実施の形態に係る判定装置の動作手順を定めたフローチャートである。
図7および図17を参照して、まず、計測結果取得部82は、収集装置151から送信された1または複数の監視情報を通信処理部84経由で受信し、受信した各監視情報に受信時刻を含めて記憶部85に保存するとともに、処理完了通知を作成部83へ出力する(ステップS11)。
次に、作成部83は、計測結果取得部82から出力された処理完了通知を受けて、記憶部85に保存されている複数の監視情報を参照して、たとえば、発電部78ごとに、発電電力の時系列変化を示す発電電力データを作成する(ステップS12)。
次に、作成部83は、たとえば、発電部78ごとに、作成した発電電力データを示すグラフGs1に対して2回微分した結果が閾値Th1〜閾値Th2の範囲内であるか否かを確認することにより、発電電力が安定して出力されているか否かを確認する(ステップS13)。
次に、作成部83は、たとえば、発電部78ごとに、発電電力が安定して出力されているか否かの確認結果に基づいて設置場所における天候を推定し、推定した結果を示す天候情報を作成する。そして、作成部83は、作成した天候情報を判定部81へ出力する(ステップS14)。
次に、判定部81は、たとえば、作成部83から出力された複数の天候情報に基づいて、太陽光発電システム401に含まれる複数の発電部78を複数のグループに分類する(ステップS15)。
次に、判定部81は、分類したグループごとに、発電部78の異常判定に用いる基準Stを決定する(ステップS16)。
次に、判定部81は、グループごとに、決定した基準Stを用いて各発電部78の異常判定を行い、異常判定の判定結果を示す判定情報を通信処理部84へ出力する(ステップS17)。
次に、通信処理部84は、判定部81から受けた判定情報を、たとえばネットワーク経由でサーバ等の外部の装置へ送信する(ステップS18)。
ところで、太陽電池パネルを含む発電部の発電量は天候による影響を受けるため、発電部の設置場所における天候を把握して、より有効に利用することのできる技術が望まれる。
これに対して、本発明の実施の形態に係る判定装置101では、取得部86は、太陽電池パネルを含む発電部78の設置場所における天候情報を取得する。そして、判定部81は、取得部86により取得された天候情報に基づいて、発電部78の異常判定に用いる基準Stを決定し、決定した基準Stを用いて異常判定を行う。
このような構成により、発電部78の設置場所における天候に応じた内容の基準Stを用いて発電部78の異常判定を行うことができるため、異常判定の精度を向上させることができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る判定装置101では、太陽電池パネルを含む発電部78の設置場所における天候をより有効に利用することができる。
また、本発明の実施の形態に係る判定装置101では、取得部86は、発電部78の出力の計測結果を取得し、取得した計測結果に基づいて天候情報を作成する。
このように、発電部78の発電実績に基づいて天候情報を作成する構成により、外部サーバから送信された天候情報などを取得する場合と比較して、当該発電部78の設置場所におけるより正確な天候情報を取得することができる。
また、本発明の実施の形態に係る判定装置101では、取得部86は、計測結果を2回微分した結果に基づいて天候情報を作成する。
このような構成により、発電部78が発電電力を安定して出力しているか否かを容易に確認することができる。
また、本発明の実施の形態に係る判定装置101では、判定部81は、天候情報に基づいて、複数の発電部78を複数のグループに分類し、グループごとに基準Stを決定し、同じグループに属する各発電部78の出力の計測結果を、当該グループに対応する基準Stを用いて比較することにより、発電部78の異常判定を行う。
このように、天候による発電電力への影響が同様である発電部78同士を比較して異常判定を行う構成により、複雑な演算処理を行うことなく、異常判定の精度を向上させることができる。
また、本発明の実施の形態に係る判定方法では、まず、取得部86が、太陽電池パネルを含む発電部78の設置場所における天候情報を取得する。次に、判定部81が、取得部86により取得された天候情報に基づいて、発電部78の異常判定に用いる基準Stを決定する。そして、判定部81が、決定した基準Stを用いて発電部78の異常判定を行う。
このような方法により、発電部78の設置場所における天候に応じた内容の基準Stを用いて発電部78の異常判定を行うことができるため、異常判定の精度を向上させることができる。
したがって、本発明の実施の形態に係る判定方法では、太陽電池パネルを含む発電部78の設置場所における天候をより有効に利用することができる。
<変形例>
図7に示す計測結果取得部82および作成部83は、発電部78の異常判定を行う判定装置101に含まれる構成に限らない。たとえば、計測結果取得部82および作成部83は、天候情報を外部の装置へ送信する天候情報処理装置に含まれてもよい。
[構成および基本動作]
図18は、本発明の実施の形態の変形例に係る天候情報処理装置の構成を示す図である。
図5および図18を参照して、監視システム301は、判定装置101の代わりに、または判定装置101に加えて、天候情報処理装置121を含む。なお、天候情報処理装置121は、収集装置151に内蔵される構成であってもよいし、監視装置111に内蔵される構成であってもよい。また、天候情報処理装置121は、ネットワークを介して収集装置151等の他の装置と情報の送受信を行うサーバであってもよい。
天候情報処理装置121は、たとえば、監視装置111から送信された1または複数の監視情報を収集装置151経由で受信し、受信した1または複数の監視情報に基づいて天候情報を作成する。
より詳細には、天候情報処理装置121は、通信処理部94と、記憶部95と、取得部96とを備える。取得部96は、計測結果取得部92と、作成部93とを含む。計測結果取得部92、作成部93、通信処理部94および記憶部95の構成および動作は、それぞれ、以下で説明する内容を除き、図7に示す計測結果取得部82、作成部83、通信処理部84および記憶部85の構成および動作と同様である。
作成部93は、記憶部95に保存されている複数の監視情報を参照して、たとえば、処理日における各発電部78の発電電力の時系列変化を示す発電電力データを作成する。そして、作成部83は、作成した発電電力データに基づいて、たとえば、発電部78ごとに、設置場所における天候を推定し、推定した天候を示す天候情報を作成する。
また、作成部93は、作成した1または複数の天候情報を通信処理部94へ出力する。
通信処理部94は、作成部93から出力された1または複数の天候情報を受信し、受信した1または複数の天候情報を、たとえば、e−mail等の形式にしてネットワーク経由でサーバ等の外部の装置へ送信する。
[動作の流れ]
図19は、本発明の実施の形態の変形例に係る天候情報処理装置の動作手順を定めたフローチャートである。
図18および図19を参照して、まず、計測結果取得部92は、収集装置151から送信された1または複数の監視情報を通信処理部94経由で受信し、受信した各監視情報に受信時刻を含めて記憶部95に保存するとともに、処理完了通知を作成部93へ出力する(ステップS21)。
次に、作成部93は、計測結果取得部92から出力された処理完了通知を受けて、記憶部95に保存されている複数の監視情報を参照して、たとえば、発電部78ごとに、発電電力の時系列変化を示す発電電力データを作成する(ステップS22)。
次に、作成部93は、たとえば、発電部78ごとに、作成した発電電力データを示すグラフGs1に対して2回微分した結果が閾値Th1〜閾値Th2の範囲内であるか否かを確認することにより、発電電力が安定して出力されているか否かを確認する(ステップS23)。
次に、作成部93は、たとえば、発電部78ごとに、発電電力が安定して出力されているか否かの確認結果に基づいて設置場所における天候を推定し、推定した結果を示す天候情報を作成する(ステップS24)。
そして、作成部93は、作成した天候情報を、たとえばネットワーク経由でサーバ等の外部の装置へ通信処理部94経由で送信する(ステップS25)。
このように、本発明の実施の形態の変形例に係る天候情報処理装置121では、計測結果取得部82は、太陽電池パネルを含む発電部78の出力の計測結果を取得する。そして、作成部83は、計測結果取得部82により取得された計測結果に基づいて、発電部78の設置場所における天候情報を作成する。
このような構成により、たとえば、発電部78の出力の計測結果に基づいて、当該発電部78が発電電力を安定して出力しているか否かを確認することにより、より正確な天候情報を作成することができる。このため、より正確な天候情報を外部サーバ等へ送信することができる。
したがって、本発明の実施の形態の変形例に係る天候情報処理装置121では、太陽電池パネルを含む発電部78の設置場所における天候をより有効に利用することができる。
また、本発明の実施の形態の変形例に係る天候情報処理方法では、まず、計測結果取得部82が、太陽電池パネルを含む発電部78の出力の計測結果を取得する。そして、作成部83が、計測結果取得部82により取得された計測結果に基づいて、発電部78の設置場所における天候情報を作成する。
このような方法により、たとえば、発電部78の出力の計測結果に基づいて、当該発電部78が発電電力を安定して出力しているか否かを確認することにより、より正確な天候情報を作成することができる。このため、より正確な天候情報を外部サーバ等へ送信することができる。
したがって、本発明の実施の形態の変形例に係る天候情報処理方法では、太陽電池パネルを含む発電部78の設置場所における天候をより有効に利用することができる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記天候情報に基づいて、前記発電部の異常判定に用いる基準を決定し、決定した前記基準を用いて前記異常判定を行う判定部とを備え、
前記取得部は、前記発電部の出力の計測結果の時系列データを微分することにより、前記出力が安定しているか否かを確認し、前記出力が安定している場合は晴れを示す前記天候情報を作成し、前記出力が安定していない場合は曇りを示す前記天候情報を作成する、判定装置。
[付記2]
太陽電池パネルを含む発電部の出力の計測結果を取得する計測結果取得部と、
前記計測結果取得部により取得された前記計測結果に基づいて、前記発電部の設置場所における天候情報を作成する作成部とを備え、
前記計測結果取得部は、前記出力の計測結果の時系列データを微分することにより、前記出力が安定しているか否かを確認し、前記出力が安定している場合は晴れを示す前記天候情報を作成し、前記出力が安定していない場合は曇りを示す前記天候情報を作成する、天候情報処理装置。
1 出力ライン
1p プラス側出力ライン
1n マイナス側出力ライン
2,4,5 集約ライン
5p プラス側集約ライン
5n マイナス側集約ライン
3 内部ライン
6 キュービクル
7 銅バー
8 PCS
9 電力変換部
11 検出処理部
14 通信部
16 電流センサ
17 電圧センサ
26 電源線
26p プラス側電源線
26n マイナス側電源線
46 信号線
60 集電ユニット
71 集電箱
72,73,77 銅バー
77p プラス側銅バー
77n マイナス側銅バー
74 太陽電池ユニット
76 接続箱
78 発電部
79,79A,79B,79C,79D 太陽電池パネル
80 PCSユニット
81 判定部
82,92 計測結果取得部
83,93 作成部
84,94 通信処理部
85,95 記憶部
86,96 取得部
101 判定装置
111 監視装置
121 天候情報処理装置
151 収集装置
301 監視システム
401 太陽光発電システム

Claims (7)

  1. 太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記天候情報に基づいて、前記発電部の異常判定に用いる基準を決定し、決定した前記基準を用いて前記異常判定を行う判定部とを備える、判定装置。
  2. 前記取得部は、前記発電部の出力の計測結果を取得し、取得した前記計測結果に基づいて前記天候情報を作成する、請求項1に記載の判定装置。
  3. 前記取得部は、前記計測結果を2回微分した結果に基づいて前記天候情報を作成する、請求項2に記載の判定装置。
  4. 前記判定部は、前記天候情報に基づいて、複数の前記発電部を複数のグループに分類し、前記グループごとに前記基準を決定し、同じ前記グループに属する各前記発電部の出力の計測結果を、前記グループに対応する前記基準を用いて比較することにより前記異常判定を行う、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の判定装置。
  5. 太陽電池パネルを含む発電部の出力の計測結果を取得する計測結果取得部と、
    前記計測結果取得部により取得された前記計測結果に基づいて、前記発電部の設置場所における天候情報を作成する作成部とを備える、天候情報処理装置。
  6. 判定装置における判定方法であって、
    太陽電池パネルを含む発電部の設置場所における天候情報を取得するステップと、
    取得した前記天候情報に基づいて、前記発電部の異常判定に用いる基準を決定するステップと、
    決定した前記基準を用いて前記異常判定を行うステップとを含む、判定方法。
  7. 天候情報処理装置における天候情報処理方法であって、
    太陽電池パネルを含む発電部の出力の計測結果を取得するステップと、
    取得した前記計測結果に基づいて、前記発電部の設置場所における天候情報を作成するステップとを含む、天候情報処理方法。
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