JPWO2019175226A5

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Publication number: JPWO2019175226A5
Application number: JP2020547363A
Authority: JP
Publication date: 2022-03-18
Anticipated expiration: 2039-03-13

Claims

ａ）可変重鎖相補性決定領域３として配列番号３又は配列番号１１のアミノ酸配列、
ｂ）可変重鎖相補性決定領域１として配列番号１又は配列番号９のアミノ酸配列、
ｃ）可変重鎖相補性決定領域２として配列番号２又は配列番号１０のアミノ酸配列、
ｄ）可変軽鎖相補性決定領域１として配列番号４又は配列番号１２のアミノ酸配列、
ｅ）可変軽鎖相補性決定領域２として配列番号５又は配列番号１３のアミノ酸配列、及び
ｆ）可変軽鎖相補性決定領域３として配列番号６又は配列番号１４のアミノ酸配列、
を含む、抗ＣＤ２５抗体又はその抗原結合フラグメント。
配列番号７又は配列番号１５のアミノ酸配列を含む可変重鎖領域、並びに／或いは
配列番号８又は１６のアミノ酸配列を含む可変軽鎖領域、
を含む、請求項１に記載の抗体又はその抗原結合フラグメント。
モノクローナル抗体、ドメイン抗体、Ｆａｂフラグメント、Ｆ（ａｂ’）２フラグメント、一本鎖可変フラグメント（ｓｃＦｖ）、ｓｃＦｖ－Ｆｃフラグメント、一本鎖抗体（ｓｃＡｂ）又は単一ドメイン抗体である、請求項１又は２に記載の抗体又はその抗原結合フラグメント。
ウサギ、マウス、キメラ、ヒト化又は完全ヒト抗原結合抗体である、請求項１～３のいずれか一項に記載の抗体又はその抗原結合フラグメント。
前記抗体がＩｇＧ１、ＩｇＧ２、ＩｇＧ３及びＩｇＧ４アイソタイプ抗体からなる群から選択される、請求項１～４のいずれか一項に記載の抗体又はその抗原結合フラグメント。
二重特異性抗体、多重特異性抗体、又は治療剤若しくは診断剤を更に含む免疫複合体に含まれる、請求項１～５のいずれか一項に記載の抗体又はその抗原結合フラグメント。
ＣＤ２５へのインターロイキン－２（ＩＬ－２）の結合を阻害しない、請求項１～６のいずれか一項に記載の抗体又はその抗原結合フラグメント。
ＣＤ２５を介したインターロイキン－２（ＩＬ－２）のシグナル伝達を阻害しない、請求項１～７のいずれか一項に記載の抗体又はその抗原結合フラグメント。
脱フコシル化された、請求項１～８のいずれか一項に記載の抗体又はその抗原結合フラグメント。
請求項１～９のいずれか一項に記載の抗体又はその抗原結合フラグメントの親和性成熟変異体。
請求項１～１０のいずれか一項に記載の抗体又はその抗原結合フラグメントをコードする核酸分子。
請求項１１に記載の核酸分子を含む核酸ベクター。
請求項１２に記載の核酸ベクターを含む宿主細胞。
請求項１～１０のいずれか一項に記載の抗体又はその抗原結合フラグメントを作製する方法であって、請求項１３に記載の宿主細胞を培養することを含む、方法。
請求項１～１０のいずれか一項に記載の抗体又はその抗原結合フラグメントを含む組成物。
薬学的に許容可能な担体又は賦形剤を更に含む、請求項１５に記載の組成物。
癌の治療に使用される、請求項１５又は請求項１６に記載の組成物。
ＣＤ２５の結合について請求項１～１０のいずれか一項に記載の抗体と競合する抗体又はその抗原結合フラグメントを含む、癌を治療するための組成物。
第２の作用物質が同時に又は任意の順序で順次に投与されることを更なる特徴とする、請求項１７又は１８に記載の組成物。
前記第２の作用物質が免疫チェックポイント阻害剤又は癌ワクチンである、請求項１９に記載の組成物。
前記第２の作用物質が免疫チェックポイント阻害剤であり、該免疫チェックポイント阻害剤がＰＤ－１アンタゴニストである、請求項２０に記載の組成物。
前記ＰＤ－１アンタゴニストが抗ＰＤ－１抗体又は抗ＰＤ－Ｌ１抗体である、請求項２１に記載の組成物。
前記癌が固形腫瘍を含む、請求項１７～２２のいずれか一項に記載の組成物。
前記癌が血液癌を含む、請求項１７～２２のいずれか一項に記載の組成物。
請求項１～１０のいずれか一項に記載の抗体若しくはその抗原結合フラグメント、或いは、ＣＤ２５の結合について請求項１～１０のいずれか一項に記載の抗体と競合する抗体若しくは抗原結合フラグメントを含む、腫瘍中の制御性Ｔ細胞を枯渇させるための組成物。
前記腫瘍が固形腫瘍である、請求項２５に記載の組成物。
前記腫瘍が血液癌腫瘍である、請求項２５に記載の組成物。
容器内に請求項１５又は請求項１６に記載の組成物を含むキット。
抗ＣＤ２５抗体を作製する方法であって、請求項１～１０のいずれか一項に記載の抗体を準備することと、該抗体を親和性成熟に供することとを含み、作製される抗ＣＤ２５抗体がＣＤ２５に対して親抗体よりも大きな親和性を有する、方法。
医薬組成物を作製する方法であって、請求項２９に記載の方法に従って作製された抗体を準備することと、該抗体と少なくとも１つ以上の薬学的に許容可能な賦形剤とを共配合することとを含む、方法。