JPWO2019171657A1 - 荷物収納ボックス - Google Patents

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Abstract

操作部を含む操作パネル14のパネル壁面15aの裏面に加振器30が取り付けられ、加振器30からパネル壁面15aへの振動伝達により音声を生じさせる荷物収納ボックスである。そして、パネル壁面15aにおいて加振器30が取り付けられる取付部40には、当該取付部40の剛性を増大させるための剛性付与部が設けられている。

Description

本開示は、荷物収納ボックスに関する。
従来、荷物の一時預け、発送、受け取り等のために荷物を収納する荷物収納ボックスが知られている。このような荷物収納ボックスは、通常、操作パネルを備えている。操作パネルには、例えば、タッチパネル式の表示部が設けられている。荷物の預け入れ又は受け取りを行う使用者は、この表示部に表示される操作手順にしたがってタッチパネルを操作する。これにより、荷物の預け入れや受け取りが可能になる。
このような荷物収納ボックスにおいて、操作パネルに音声発生部を設け、表示部に表示される操作手順を音声案内することがある。このような音声案内が表示部の画面表示に付加されることで、使用者がタッチパネルでの操作を容易に行うことができる。
例えば、特許文献1には、予め記憶された音声ガイダンスを発生させる音声応答機を備えたロッカー装置が記載されている。
特開2013−126498号公報
上記のように荷物収納ボックスにおいて音声案内を行う場合、操作パネルにスピーカーを組み込むことが一般的である。しかし、この場合にはスピーカーを設置するために大きなスペースを操作パネルの裏面側に確保する必要があった。
これに対し、操作パネルの裏面に加振器を配置し、この加振器によって操作パネルの壁面を振動させて音声ガイダンスを発生させる構成とすることが考えられる。この場合、加振器はスピーカーよりも小型であるため、設置スペースの確保が容易となる。しかし、加振器による振動が操作パネルを構成する壁面に広く伝達されると、音声ガイダンスに不要な振動音が付加されてしまい、音声ガイダンスが聞き取り難くなるおそれがある。
本開示の目的は、加振器を用いて発生させる音声ガイダンスをクリアにして使用者に聞き取り易くできる荷物収納ボックスを提供することである。
本開示に係る荷物収納ボックスは、操作部を含む操作パネルのパネル壁面の裏面に加振器が取り付けられ、加振器からパネル壁面への振動伝達により音声を生じさせる荷物収納ボックスである。そして、パネル壁面において加振器が取り付けられる取付部には、取付部の剛性を増大させるための剛性付与部が設けられている。
本開示に係る荷物収納ボックスによれば、加振器を用いて発生させる音声ガイダンスをクリアにして使用者に聞き取り易くすることができる。
一実施形態である荷物収納ボックスの全体斜視図である。 操作パネルの裏面を示す図である。 加振器に音声信号が印加される構成を示す機能ブロック図である。 操作パネルの裏面に取り付けられた加振器を上下方向から見た図である。 図4中のA−A線断面図である。 スタッドボルトを拡大して示す側面図である。 加振器の取付部の別の形態を示す図である。 図7に示す加振器の取付部を示す斜視図である。
以下に、本開示に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本開示の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて用いることは当初から想定されている。
図1は、本開示における一実施形態である荷物収納ボックス10の全体斜視図である。図2は、荷物収納ボックス10の操作パネル14の裏面を示す図である。図1及び図2(他図も同様)では、荷物収納ボックス10の幅方向が矢印Xで示され、奥行き方向が矢印Yで示され、高さ方向(または上下方向)が矢印Zで示されており、これらの3方向は互いに直交する。
図1に示すように、荷物収納ボックス10は、複数のロッカーボックス12a,12b,12cと、操作パネル14とを備える。本実施形態では、荷物収納ボックス10が、大型ロッカーボックス12a、中型ロッカーボックス12b、および、小型ロッカーボックス12cの3種類の大きさのロッカーボックスを含む例が示される。
本実施形態の荷物収納ボックス10では、下段部分に大型ロッカーボックス12aが3個配置され、中段部分の幅方向両側に中型ロッカーボックス12bが2段ずつで計4個配置され、上段部分には小型ロッカーボックス12cが3列3段で計9個配置されている。
なお、荷物収納ボックス10に含まれるロッカーボックスの種類および数は、設置スペースや用途等に応じて適宜に設定され得るものである。
各ロッカーボックス12a,12b,12cは、前面に開閉扉を有する。各開閉扉は図示しないロック機構をそれぞれ備える。各ロック機構は、操作パネル14から送信される動作信号に応じてロック動作またはロック解除動作するように構成されている。
荷物収納ボックス10の使用者は、荷物未収納で使用可能なロッカーボックスを選択して開閉扉を開いて荷物を収納することができる。また、使用者は、操作パネル14において所定の操作を行うことでロック解除されたロッカーボックスの開閉扉を開いて、内部から荷物を取り出すことができる。
本実施形態の荷物収納ボックス10では、中段部分の中央位置に操作パネル14が配置されており、操作パネル14の幅方向両側に中型ロッカーボックス12bが配置されている。
図1および図2に示すように、操作パネル14は、表示部20、プリンタ22、カメラ24、決済端末26、バーコードリーダ28、及び、加振器30がパネル扉15に取り付けられて構成される。これらの構成のうち、タッチパネル式の表示部20、決済端末26、及び、バーコードリーダ28は、荷物収納ボックス10に対して荷物の預け入れ又は取り出しを行う使用者が操作する操作部に相当する。ただし、操作部としてこれら全てを備えるものに限定されるものではなく、少なくとも1つ(例えば、バーコードリーダ28等)が省略されてもよい。
パネル扉15は、例えば、金属板によって形成されている。パネル扉15には、図2に示すように、幅方向一端部において2つのヒンジ16が上端近傍と下端近傍とに取り付けられている。これらのヒンジ16は、荷物収納ボックス10のフレーム部18に固定されている。これにより、操作パネル14は、ヒンジ16によって開閉可能に構成されたパネル扉15を含んでいる。
また、操作パネル14の裏面には2つのロックレバー19が回動可能に設けられている。これらのロックレバー19は、荷物収納ボックス10の正面側(前面側)から鍵を挿入することによって回動させることができる。ロックレバー19がフレーム部18に設けられた図示しない係合部から外れた位置に回動されると、操作パネル14を構成するパネル扉15を開放することができる。他方、ロックレバー19がフレーム部18に設けられた係合部に係合した位置に回動されると、操作パネル14を構成するパネル扉15が閉じた状態でロックされる。なお、操作パネル14のパネル扉15を開くための鍵は、荷物収納ボックス10を管理する管理者が所持している。
表示部20は、操作パネル14において上下方向および幅方向のほぼ中央位置に設置されている。表示部20には、例えば、タッチパネル式の液晶表示装置を好適に用いることができる。表示部20には、使用者に荷物収納ボックス10の使用方法の手順を画像や文字で表示することができる。また、使用者は、表示部20に表示されるアイコン等をタッチ操作することで、例えば、一時預け入れ、配送、受け取り等の情報を入力することができる。
プリンタ22は、使用者に対して受領証や領収証などの紙片をプリント出力する機能を有する。この紙片は、荷物収納ボックス10の利用日時、利用目的(例えば、一時預け入れ、配送等)、利用代金などが印刷されたものとすることができる。また、荷物の一時預け入れ目的で使用する使用者に対する紙片には、荷物を預け入れたロッカーボックス特定情報や預け入れ日時情報等を表すバーコード情報を印刷してもよい。この紙片に印刷されたバーコードを後述するバーコードリーダで読み取ることで、利用したロッカーボックスサイズや利用時間(または利用期間)などに基づいて利用代金を計算することができる。
カメラ24は、防犯上の観点から操作パネル14を操作する使用者の映像を撮影する機能を有する。撮影した映像は、記憶部において所定期間だけ記憶しておくことが好ましい。この記憶部は、後述する荷物収納ボックス10の内部または外部に配置された制御部に設けることができる。カメラ24は、表示部20におけるタッチ操作を検出したときから撮影動作を開始し、表示部20におけるタッチ操作がなされない状態が所定時間継続した後に撮影停止するように構成することができる。
決済端末26は、使用者が電子決済可能なICカードを接触させることで、荷物配送料金、荷物の購入代金、荷物収納ボックス10の利用代金等を支払うことができる機能を有する。読み取り可能なICカードとしては、例えば、電車の運賃支払いに利用可能なICカードを利用できる。
バーコードリーダ28は、例えば、プリンタ22によって印刷された紙片のバーコード等を読み取る機能を有する。バーコードリーダ28は、前面に挿入開口部を有しており、この開口部に紙片等を挿入することによって、バーコードを読み取ることができる。荷物収納ボックス10の利用態様が一時預け入れの場合、バーコードリーダ28で読み取った情報から荷物の預け入れ時間や利用代金を計算し、表示部20に表示することができる。使用者がICカードを用いて決済端末26で電子決済して利用代金を支払うことで、荷物を預け入れたロッカーボックスの開閉扉がロック解除され、荷物を取り出すことが可能になる。
また、バーコードは紙片に印刷されたものに限らず、使用者の携帯電話に表示されたバーコードであってもよい。例えば、自分宛に送られた荷物を荷物収納ボックス10で受け取る場合、配送業者から使用者の携帯電話に送信されたメールに含まれるバーコードを画面に表示させた状態でバーコードリーダ28の開口部に携帯電話を挿入する。これにより、バーコードリーダ28によって読み取られた情報が荷受人情報と一致する場合には、使用者宛の荷物が収納されたロッカーボックスの開閉扉がロック解除される。これにより、使用者は、自分宛の荷物を受け取ることができる。
操作パネル14において、加振器30は、パネル扉15の裏面に設置されている。加振器30は、パネル扉15のパネル壁面に振動を伝達し、これにより操作パネル14の表面側(または前方側)に音声ガイダンスを発生させる機能を有する。本実施形態では、加振器30は、パネル扉15の裏面であって表示部20の横に配置されている。また、加振器30は、パネル扉15を構成するパネル壁面の端縁部近傍の位置に配置されているのが好ましい。
図3は、加振器30に音声信号が印加される構成を示す機能ブロック図である。加振器30には、アンプ32を介して制御部34に電気的に接続されている。加振器30およびアンプ32には、公知の如何なる構成のものが用いられてもよい。
制御部34は、例えば、CPU(Central Processing Unit)34a、および、記憶部34bを含むマイクロコンピュータによって好適に構成される。記憶部34bには、荷物収納ボックス10を管理するためのプログラム等が記憶されている。制御部34は、荷物収納ボックス10の操作パネル14の裏面側に設けられてもよいし、あるいは、荷物収納ボックス10の外部に設けられてインターネット等の通信回線を介して接続されてもよい。
制御部34は、図示しない信号線を介して、表示部20、プリンタ22、決済端末26、および、バーコードリーダ28にも電気的に接続されている。制御部34は、使用者の操作手順を案内する画像や文字を表示する。また、記憶部34bには、操作手順を案内する複数の音声ガイダンスデータが記憶されており、表示部20に表示される操作手順に応じた音声ガイダンスデータがCPU34aによって選択され、アンプ32を介して加振器30に出力される。これにより、加振器30が振動することで、その振動がパネル扉15構成するパネル壁面15aに伝達される。その結果、パネル壁面15aが振動板として機能し、音声ガイダンスが操作パネル14の前方に放射されることになる。
図4は、操作パネル14の裏面に取り付けられた加振器30を上下方向から見た図である。図5は、図4中のA−A線断面図である。また、図6は、スタッドボルト44を拡大して示す側面図である。
図4および図5に示すように、加振器30は、パネル扉15を構成するパネル壁面15aの裏面に設けた取付部40に取り付けられている。取付部40は、加振器30が取り付けられる振動伝達板(振動伝達部材)42と、振動伝達板42をパネル壁面15aの裏面に固定するスタッドボルト44およびナット46とによって構成される。また、振動伝達板42とパネル壁面15aとの間にはシート48が設けられてもよい。シート48を設けた場合には、シート48もまた取付部40を構成する部材である。本実施形態では、取付部40に含まれる振動伝達板42が、加振器30が取り付けられているパネル壁面15aの部分の剛性を増大させる剛性付与部を構成する。
振動伝達板42は、例えば、金属板によって形成される。振動伝達板42は、パネル壁面15aよりも板厚が厚い金属板で形成されるのが好ましい。このように板厚が厚い金属板で振動伝達板42を形成することで、パネル壁面15aにおいて振動伝達板42が固定された部分の剛性が増大する。その結果、加振器30から振動伝達板42を介して振動がパネル壁面15aに伝達されるとき、パネル壁面15aが振動する領域の面積を制限することができる。これにより、パネル壁面15aが振動することにより発生される音声ガイダンスに、不要な振動音が重畳されるのを防止することができる。よって、音声ガイダンスがクリアになり、使用者に聞き取り易くすることができる。
ここで、不要な振動音とは、加振器30が取り付けられている取付部40のパネル領域だけでなく、プリンタ22やカメラ24などが取り付けられている他のパネル領域までも含む広いパネル領域が振動することによって生じる振動音であり、ビビリ音とも呼ばれる。
加振器30は、例えば、皿ネジ50(図8参照)によって振動伝達板42に固定されている。振動伝達板42は、パネル壁面15aの裏面に立設されたスタッドボルト44に螺合されたナット46によって固定されている。
詳しくは、図5に示すように、パネル壁面15aの裏面には、2本のスタッドボルト44が立設されている。スタッドボルト44は、図6に示すように、軸状のネジ部44aと、ネジ部44aの端部に設けられたフランジ部44bと、フランジ部44bの端面中央に突設された突起44cとを有する。スタッドボルト44は、パネル壁面15aに形成された凹部に突起44cを嵌合させた状態で位置決めされ、フランジ部44bを複数個所でパネル壁面15aに溶接して固定されている。
振動伝達板42は、上下方向に延在する長尺状の金属板であり、上端部と下端部に貫通孔がそれぞれ形成されている。これらの貫通孔は、スタッドボルト44のフランジ部44bよりも大径であるとともに、フランジ部44bの周囲に突出して形成される可能性がある溶接肉盛り部と干渉しない程度の直径に形成されるのが好ましい。このような大きさに形成されることで、振動伝達板42をパネル壁面15aに密接させた状態で固定することができ、加振器30からの振動伝達を効率よく行うことができる。
上記のようにパネル壁面15aに立設された2本のスタッドボルト44を上端部および下端部の貫通孔に挿通させて、加振器30が固定されている振動伝達板42を組み付ける
。そして、スタットボルト44にナット46を螺合させて締め付ける。これにより、加振器30が振動伝達板42を介してパネル壁面15aに取り付けられる。
このとき、振動伝達板42とパネル壁面15aとの間にシート48を介在させてもよい。シート48は、例えば、不織布、粘着テープ等によって構成される。シート48の厚さは、0.1〜0.5mmの範囲であることが好ましい。0.1mmより薄いと振動伝達板42やパネル壁面15aの表面凹凸を解消しつつ両者を密接させにくくなり、他方、0.5mmより厚くなると加振器30の振動がシート48で吸収されてしまいパネル壁面15aへの振動伝達の効率が低下するからである。
再び図4を参照すると、加振器30は、パネル扉15の幅方向端縁部15bの近傍に配置されている。本実施形態では、パネル扉15の端縁部15bには、折り曲げ部15cが形成されている。この折り曲げ部15cもまた、上述した振動伝達板42と同様に、加振器30が取り付けられているパネル壁面15aの部分の剛性を増大させる剛性付与部を構成する。
本実施形態では、折り曲げ部15cは、パネル壁面15aからほぼ直角に奥行き方向Yに沿って曲がった奥行き方向壁部15c1と、奥行き方向壁部15c1の端部からさらにほぼ直角に幅方向Xに沿って曲がった幅方向壁部15c2とを含む。このようにパネル壁面15aの端縁部15bに折り曲げ部15cが形成されていることで、端縁部15b近傍のパネル壁面15aの剛性が増大する。したがって、加振器30から振動伝達板42を介して振動がパネル壁面15aに伝達されるとき、パネル壁面15aが振動する領域の面積を制限することがきる。その結果、パネル壁面15aの振幅を小さくすることができる。これにより、パネル壁面15aが振動することにより発生される音声ガイダンスに、不要な振動音が重畳されるのを防止することができる。よって、音声ガイダンスがクリアになり、使用者に聞き取り易くすることができる。
なお、本実施形態では、パネル壁面15aの端縁部15bに形成された折り曲げ部15cが奥行き方向壁部15c1と幅方向壁部15c2とを含む例について説明したが、これ限定されない。折り曲げ部は、奥行き方向壁部だけで構成されてもよい。また、折り曲げ部の曲がり角度はほぼ直角に限定されるものではなく、直角以外の鋭角または鈍角に設定されてもよい。
上述したように本実施形態の荷物収納ボックス10は、操作部を含む操作パネル14のパネル壁面15aの裏面に加振器30が取り付けられ、加振器30からパネル壁面15aへの振動伝達により音声を生じさせる荷物収納ボックスである。そして、パネル壁面15aにおいて加振器30が取り付けられる取付部40には、当該取付部40の剛性を増大させるための剛性付与部が設けられている。この場合、剛性付与部は、パネル壁面15aの端縁部15bに形成された折り曲げ部15cを含んでもよい。また、剛性付与部は、パネル壁面15aの裏面に固定された振動伝達部材を含んでもよい。このような剛性付与部を設けたことで、パネル壁面15aが振動する領域の面積を制限することがき、その結果、パネル壁面15aの振幅を小さくすることができる。これにより、パネル壁面15aが振動することにより発生される音声ガイダンスに、不要な振動音が重畳されるのを防止することができる。よって、音声ガイダンスがクリアになり、使用者に聞き取り易くすることができる。
また、本実施形態の荷物収納ボックス10では、振動伝達板42とパネル壁面15aとの間にシート48を介在させている。これにより、振動伝達板42とパネル壁面15aとを密接状態に配置することができ、両者間の振動伝達を効率よく行うことができる。
図7は、加振器30の取付部40の別の形態を示す図である。図8は、図7に示す加振器30の取付部40を示す斜視図である。
図7に示す例では、加振器30のパネル壁面15aへの取付部40は、金属板を曲げ加工して形成された振動伝達部材52によって構成されている。振動伝達部材52は、パネル壁面15aよりも厚い板厚を有する金属板で形成されるのが好ましい。
振動伝達部材52は、加振器が固定される本体部52aと、本体部52aの長手方向両端部に折り曲げ形成された端面L字状の2つの脚部52bとを有する。本体部52aは上下方向に延在する長尺状の部分であり、その長手方向中央部分に加振器30が皿ネジ50によって固定されている。また、振動伝達部材52は、2つの脚部52bが例えば、溶接によってパネル壁面15aの裏面に固定されている。
この場合、取付部40において振動伝達部材52の2つの脚部52bがパネル壁面15aに溶接固定されていることで、取付部40においてパネル壁面15aの剛性が増大する。これにより、加振器30から振動伝達部材52を介してパネル壁面15aに振動が伝達されるとき、パネル壁面15aが振動する領域の面積を制限することができる。その結果、パネル壁面15aの振幅を小さくすることができる。したがって、パネル壁面15aが振動することにより発生される音声ガイダンスに、不要な振動音が重畳されるのを防止することができる。よって、音声ガイダンスがクリアになり、使用者に聞き取り易くすることができる。
なお、本開示に係る荷物収納ボックスは、上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更や改良が可能であることは勿論である。
10 荷物収納ボックス、12a 大型ロッカーボックス、12b 中型ロッカーボックス、12c 小型ロッカーボックス、14 操作パネル、15 パネル扉、15a パネル壁面、15b 端縁部、15c 折り曲げ部、15c1 奥行き方向壁部、15c2 幅方向壁部、16 ヒンジ、18 フレーム部、19 ロックレバー、20 表示部、22 プリンタ、24 カメラ、26 決済端末、28 バーコードリーダ、30 加振器、32 アンプ、34 制御部、34a CPU、34b 記憶部、40 取付部、42 振動伝達板(振動伝達部材)、44 スタッドボルト、44a ネジ部、44b フランジ部、44c 突起、46 ナット、48 シート、50 皿ネジ、52 振動伝達部材、52a 本体部、52b 脚部。

Claims (4)

  1. 操作部を含む操作パネルのパネル壁面の裏面に加振器が取り付けられ、前記加振器から前記パネル壁面への振動伝達により音声を生じさせる荷物収納ボックスであって、
    前記パネル壁面において前記加振器が取り付けられる取付部には、当該取付部の剛性を増大させるための剛性付与部が設けられている、
    荷物収納ボックス。
  2. 前記剛性付与部は、前記パネル壁面の端縁部に形成された折り曲げ部を含む、請求項1に記載の荷物収納ボックス。
  3. 前記剛性付与部は、前記パネル壁面の裏面に固定された振動伝達部材を含む、請求項1または2に記載の荷物収納ボックス。
  4. 前記振動伝達部材と前記パネル壁面との間にシートを介在させている、請求項3に記載の荷物収納ボックス。
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