JPWO2019168020A1 - スパウト接合構造および二重袋 - Google Patents

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Abstract

内容物収容部を有する内袋(20)と、内袋(20)を収容する外袋(10)とを備える包装袋(30)において、スパウト部材(32)を、内袋(20)および外袋(10)と接合するためのスパウト接合構造であって、スパウト部材(32)は、内容物収容部と外袋の外部とを連通するための筒部(33)と、筒部(33)の外周部において内袋(20)および外袋(10)と接合されるフランジ部(34)とを有し、同一のフランジ部(34)に対して、内袋(20)が接合された領域(23)とは異なる領域(13)に、外袋(10)を構成するフィルム(11)の最内層(11s)が接合されている。

Description

本発明は、スパウト接合構造および二重袋に関する。
本願は、2018年3月1日に、日本に出願された特願2018−36845号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
内容物を収容する内袋と、前記内袋を収容する外袋とかなる二重袋において、内袋の内部と外袋の外部とを連通させるためのスパウトを取り付けた包装体が知られている(例えば、特許文献1,2)。
内袋および外袋にスパウトを接合するための構造としては、内袋フィルムと外袋フィルムとを積層して、スパウトに形成した同一のフランジ上に重ね合わせ、接合する構造(例えば、特許文献3)や、スパウトに形成した2つのフランジ部に、内袋フィルムと外袋フィルムをそれぞれ1枚ずつ接合する構造(例えば、特許文献4)が知られている。
特開2005−112363号公報 国際公開第2016/039248号 実開平04−041848号公報 実開平03−114738号公報
特許文献3に記載のように、2枚のフィルムを同一フランジ上に重ね合わせると、外袋フィルムは内袋フィルムに対して接合されるので、フィルムのフランジへの接合が充分でなかったり、外袋と内袋とが一体でフランジから剥がれたりするおそれがある。特許文献4に記載のように、フィルムごとに別々のフランジを形成すると、スパウトの構造が複雑になるとともに、スパウト接合部で包装体が嵩張ってしまう課題があった。
本発明は、上記事情に鑑みて、フランジを内袋および外袋と強固に接合することが可能なスパウト接合構造および二重袋を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、内容物収容部を有する内袋と、前記内袋を収容する外袋とを備える包装袋において、スパウト部材を、前記内袋および前記外袋と接合するためのスパウト接合構造であって、前記スパウト部材は、前記内容物収容部と前記外袋の外部とを連通するための筒部と、前記筒部の外周部において前記内袋および前記外袋と接合されるフランジ部とを有し、同一のフランジ部に対して、前記内袋が接合された領域とは異なる領域に、前記外袋を構成するフィルムの最内層が接合されている、スパウト接合構造を提供する。
前記フランジ部が、前記内袋が接合される領域と、前記外袋が接合される領域とを、同一の接合面上に有してもよい。
前記内袋が、前記筒部が挿入されるスパウト挿入穴を有し、前記スパウト挿入穴を通して、前記外袋を構成するフィルムの最内層が前記フランジ部に接合されていてもよい。
前記外袋が、前記筒部が挿入されるスパウト挿入穴を有し、前記内袋のスパウト挿入穴が、前記外袋のスパウト挿入穴より大きく形成されていてもよい。
前記内袋と前記スパウト部材との接合が、前記スパウト部材の全周にわたって連続的にシールされていてもよい。
また、本発明は、内容物収容部を有する内袋と、前記内袋を収容する外袋とを備える二重袋であって、前記のスパウト接合構造を有する二重袋を提供する。
本発明によれば、同一のフランジ部に内袋および外袋をシールしているので、スパウトの構造を複雑にすることなく、フランジ部を内袋および外袋と強固に接合することができる。
第1実施形態のスパウト接合構造を示す断面図である。 第1実施形態のスパウト接合構造を有する包装袋の一例を示す斜視図である。 第2実施形態のスパウト接合構造を示す斜視図である。 第2実施形態のスパウト接合構造を示す断面図である。
以下、好適な実施形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1に、第1実施形態のスパウト接合構造を示す。また、図2に、このスパウト接合構造を有する包装袋の一例を示す。
本実施形態の包装袋30の本体部31は、内容物収容部を有する内袋20と、内袋20を収容する外袋10とを備える。本実施形態の包装袋30は、内袋20の内部と外袋10の外部とを連通するためのスパウト部材32を有する。
内袋20の容量は、例えば1リットル未満または数リットル程度でもよく、数十リットル以上の大型容器に適用することも可能である。内容物としては、液体、粉体、粒体等の流動物が好ましい。内容物の具体例としては、飲料、調味料、濃縮原液、食品添加物、香料、油脂をはじめとする飲食物および原料、あるいは、洗剤、写真現像液、液体肥料、接着剤、水性ペイント、液状樹脂、バッテリー液、現像液、各種工業薬品、医薬品をはじめとする非食品などが挙げられる。また、内容物自体の流動性があれば、液体や粉粒体等の流動物に、線状や小片状などの固形物が分散した混合物に適用することも可能である。固形物が海藻類など柔軟な変形性を有する場合、スパウト部材32を通すときに詰まりにくいので、液体と混合することにより流動性を確保することができる。
外袋10および内袋20を構成するフィルム11,21は、例えば樹脂フィルムまたは樹脂層を含む積層フィルムから構成されてもよい。樹脂フィルムは、1の樹脂層からなる単層フィルムでもよく、2以上の複層を含む多層フィルムでもよい。以下、外袋10を構成するフィルム11を「外袋フィルム11」、内袋20を構成するフィルム21を「内袋フィルム21」という場合がある。また、外袋フィルム11と内袋フィルム21を総称して、単に「フィルム11,21」という場合がある。
フィルム11,21を構成できる単層フィルムとしては、熱可塑性樹脂等のシーラント樹脂からなるフィルムが用いられる。フィルム11,21を構成できる多層フィルムとしては、熱可塑性樹脂等をシーラント層とし、これに基材層として、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル樹脂、ナイロン(Ny)等のポリアミド樹脂、ポリプロピレン(PP)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)等の樹脂層を積層したもの等が用いられる。シーラント層を構成する熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン(PE)、無延伸ポリプロピレン(PP)、環状ポリオレフィン(COPやCOC)、ポリエステル、これらの変性樹脂等が挙げられる。
シーラント層を構成する熱可塑性樹脂及び基材層を構成する樹脂としては、バイオマスから得られる植物由来の原料を用いた樹脂を用いることもできる。
基材層には、酸素や水蒸気等のガスを遮断するためのガスバリア層として、例えばアルミニウムなどの金属蒸着層、酸化ケイ素や酸化アルミニウム等の無機化合物蒸着層、EVOHや塩化ビニリデン(PVDC)等のガスバリア性樹脂層、アルミニウム箔等の金属箔、クラフト紙等の1種以上を組み合わせて積層することもできる。シーラント層と基材層とを積層する方法としては、ドライラミネート法、押出ラミネート法、共押出法等が挙げられる。シーラント層と樹脂層の間には、両者を接着するため接着剤や接着性樹脂からなる接着層やアンカー剤層等を設けてもよい。樹脂層と樹脂以外の材料層を含む複合フィルムにおいて、樹脂以外の材料としては、金属、紙、ゴム、不織布等が挙げられる。
スパウト部材32は、内容物収容部と外袋の外部とを連通するための筒部33と、外袋10および内袋20と接合されるフランジ部34とを有する。筒部33の外周部には、一つのフランジ部34が形成されている。スパウト部材32を開閉するため、スパウト部材32には、キャップ、コック等が設けられてもよい。筒部33には、内袋20の外側または内側に向けてチューブ、連通管等の部品が接続されてもよい。
フィルム11,21は、それぞれ筒部33が挿入されるスパウト挿入穴12,22を有する。内袋20のスパウト挿入穴22は、外袋10のスパウト挿入穴12より大きく形成されている。これにより、内袋20のスパウト挿入穴22を通して、外袋フィルム11の内面をスパウト部材32のフランジ部34と接合することができる。
スパウト部材32を形成するための材質としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン―酢酸ビニル共重合体(EVA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステル、ナイロン等のポリアミド、接着性ポリオレフィン、環状ポリオレフィン、ポリブチレンなどの熱可塑性プラスチック等が挙げられる。スパウト部材32の全体か、少なくとも外袋10または内袋20と接合される領域には、シーラント等の接合可能な材料が設けられていることが好ましい。
熱可塑性プラスチック及びシーラント用の樹脂としては、バイオマスから得られる植物由来の原料を用いた樹脂を用いることもできる。
本実施形態のスパウト接合構造は、フランジ部34が外袋フィルム11と接合される領域13と、フランジ部34が内袋フィルム21と接合される領域23とを有する。図1に示す例では、フランジ部34の外面が、フィルム11,21の内面にシールにより接合されている。フィルム11,21は、それぞれ少なくとも内面のみにシーラント層11s,21sを有してもよい。
本実施形態の場合、外袋接合領域13は、フランジ部34に対して外袋フィルム11のシーラント層11sが接合された領域である。また、内袋接合領域23は、フランジ部34に対して内袋フィルム21のシーラント層21sが接合された領域である。外袋接合領域13は、フランジ部34上において、内袋接合領域23とは異なる領域に設けられている。これにより、一つのフランジ部34に対して、外袋10と内袋20とをそれぞれ直接接合することができる。従って、スパウト部材32の構造を複雑にすることなく、フランジ部34を外袋10および内袋20と強固に接合することができる。
本実施形態の場合、フランジ部34は、フィルム11,21に対する接合面34aとして、筒部33の長さ方向に対して略垂直な面を有する。これにより、フィルム11,21の面が筒部33の長さ方向に対して略垂直であっても、フィルム11,21の内面をフランジ部34と容易に接合することができる。図示例の接合面34aは、筒部33の長さ方向におけるフランジ部34の両面34a,34bのうち、筒部33の先端部33a側の外面34aである。筒部33は、先端部33aとは反対側となるフランジ部34の内面34b側に延長されてもよい。
外袋接合領域13と内袋接合領域23とが、フランジ部34の同一の接合面34a上に設けられているので、外袋フィルム11と内袋フィルム21との間に隙間があっても、フィルム11,21が略平行に重なり合い、嵩張りを抑制することができる。
なお、筒部33の長さ方向において外袋接合領域13が内袋接合領域23よりも筒部33の先端部33a側に近づくように、接合面34aが段差や傾斜を有してもよい。外袋接合領域13に接合された外袋フィルム11と、内袋接合領域23に接合された内袋フィルム21との間に、フランジ部34の一部が介在しないことが好ましい。
内袋20が、筒部33が挿入されるスパウト挿入穴22を有し、このスパウト挿入穴22を通して、外袋フィルム11の最内層がフランジ部34に接合されているので、外袋フィルム11の内面を内袋フィルム21の外面に接合しなくても、外袋フィルム11をフランジ部34に接合することができる。
外袋10が、筒部33が挿入されるスパウト挿入穴12を有し、内袋20のスパウト挿入穴22が、外袋10のスパウト挿入穴12より大きく形成されている場合、外袋10のスパウト挿入穴12の周縁部の任意の箇所を、フランジ部34に接合することができる。
内袋20とスパウト部材32との接合は、内容物の漏出を防ぐため、スパウト部材32の全周にわたって連続的にシールされることが好ましい。これに対し、外袋10とスパウト部材32との接合は、スパウト部材32の全周にわたってもよいし、周方向の一部であってもよい。
特に図示しないが、内袋フィルム21の外面がフランジ部34の内面34bに接合可能である場合、フランジ部34の内面34bに内袋フィルム21の外面が接合され、フランジ部34の外面34aに外袋フィルム11の内面が接合されてもよい。外袋10と内袋20がそれぞれフランジ部34の反対側の面に接合される場合、スパウト挿入穴12,22の大小関係は特に限定されない。
次に、図3および図4を参照して、第2実施形態のスパウト接合構造について説明する。本実施形態の包装袋40は、内容物収容部を有する内袋20と、内袋20を収容する外袋10と、内袋20の内部と外袋10の外部とを連通するためのスパウト部材42を有する点で、第1実施形態のスパウト接合構造と共通する。スパウト部材42は、2段のフランジ部44,45を有し、そのうちスパウト部材42のフランジ部45がフィルム11、21間に挟み込まれて接合されている点は、第1実施形態のスパウト接合構造と異なっている。
この場合、筒部43に垂直な面内におけるフランジ部44,45の形状が、2枚のフィルム11,21が対向する方向(図4の左右方向)に短径を有する楕円形であることが好ましく、さらに楕円形の長径方向の両端部がV字状に尖った形状であってもよい。
スパウト部材42のうち先端側のフランジ部44は、フィルム11,21の端部11a,21aと筒部43の先端部43aとの間に設けられている。このフランジ部44は、スパウト部材42とフィルム11,21との接合に関与するものではない。
スパウト部材42のフランジ部45は、2枚の内袋フィルム21の最内層のシーラント層21s同士を対向させた間に挟みこまれ、フランジ部45の外面である接合面45a上にフランジ部45がシールされている。さらに、フランジ部45の接合面45aが内袋フィルム21に覆われていない領域において、外袋フィルム11のシーラント層11sがフランジ部45と接合されている。
外袋接合領域13と内袋接合領域23とが、フランジ部45の同一の接合面45a上に設けられているので、外袋フィルム11と内袋フィルム21との間に隙間があっても、フィルム11,21が略平行に重なり合い、嵩張りを抑制することができる。なお、外袋接合領域13が内袋接合領域23よりも筒部33の径方向の外側となるように、接合面45aが段差や傾斜を有してもよい。外袋接合領域13に接合された外袋フィルム11と、内袋接合領域23に接合された内袋フィルム21との間に、フランジ部45の一部が介在しないことが好ましい。
外袋フィルム11の端部11aが、内袋フィルム21の端部21aと比べて、筒部43の先端部43a側に位置しているので、外袋フィルム11の端部11a近傍の任意の箇所を、フランジ部45に接合することができる。
内袋20とスパウト部材42との接合は、内容物の漏出を防ぐため、スパウト部材42の全周にわたって連続的にシールされることが好ましい。これに対し、外袋10とスパウト部材42との接合は、スパウト部材42の全周にわたってもよいし、周方向の一部であってもよい。
上記第1および第2の実施形態のスパウト接合構造は、二重袋などの包装袋に用いることができる。上記実施形態のスパウト接合構造を有する包装袋30,40から内容物を注出する場合には、スパウト部材32,42を通して、内容物を注出してもよい。包装袋30,40に内容物を充填する場合には、スパウト部材32,42を通して、内容物を注入してもよい。注出用のスパウト部材とは別に、充填用のスパウト部材を設けてもよい。充填用のスパウト部材を設ける代わりに、内容物を充填する前の段階では外袋10および内袋20の周囲で、一部のシール部を未シールとしておき、未シール部を通して内容物を充填した後、未シール部をシールにより閉鎖してもよい。スパウト部材32,42から注入した内容物を、スパウト部材32,42とは別に内袋20に設けた弁やフィルターを通じて、内袋20外の外袋10内側に移行させてもよい。
以上、本発明を好適な実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
包装袋が三重以上の多重袋である場合、多重袋を構成する複数の袋体のうち、少なくとも2つの袋体が上述の外袋および内袋となるようにスパウト部材が接合されてもよい。
第1実施形態のスパウト接合構造を三重以上の多重袋に適用した場合、多重袋を構成する複数の袋体がそれぞれスパウト部材の筒部が挿入されるスパウト挿入穴を有し、内側の袋体のスパウト挿入穴が、外側の袋体のスパウト挿入穴より大きく形成されていてもよい。この場合、内側の袋体のスパウト挿入穴の周縁部をフランジ部の接合面にシールした領域より内側で、外側の袋体のスパウト挿入穴の周縁部をフランジ部の接合面にシールすることができる。
第2実施形態のスパウト接合構造を三重以上の多重袋に適用した場合、複数の袋体を構成するそれぞれのフィルムの端部が、外側の袋体ほど、筒部の先端部に近い位置に配置されてもよい。この場合、内側の袋体を構成するフィルムの端部をフランジ部の接合面にシールした領域より筒部の先端部に近い側で、外側の袋体を構成するフィルムの端部をフランジ部の接合面にシールすることができる。
本発明によれば、同一のフランジ部に内袋および外袋をシールしているので、スパウトの構造を複雑にすることなく、フランジ部を内袋および外袋と強固に接合することができるから、産業上の利用が可能である。
10…外袋、11…外袋フィルム、12…外袋のスパウト挿入穴、13…外袋接合領域、20…内袋、21…内袋フィルム、22…内袋のスパウト挿入穴、23…内袋接合領域、30,40…包装袋、31…本体部、32,42…スパウト部材、33,43…筒部、34,44,45…フランジ部。

Claims (6)

  1. 内容物収容部を有する内袋と、前記内袋を収容する外袋とを備える包装袋において、スパウト部材を、前記内袋および前記外袋と接合するためのスパウト接合構造であって、
    前記スパウト部材は、前記内容物収容部と前記外袋の外部とを連通するための筒部と、前記筒部の外周部において前記内袋および前記外袋と接合されるフランジ部とを有し、同一のフランジ部に対して、前記内袋が接合された領域とは異なる領域に、前記外袋を構成するフィルムの最内層が接合されている、スパウト接合構造。
  2. 前記フランジ部が、前記内袋が接合される領域と、前記外袋が接合される領域とを、同一の接合面上に有する、請求項1に記載のスパウト接合構造。
  3. 前記内袋が、前記筒部が挿入されるスパウト挿入穴を有し、前記スパウト挿入穴を通して、前記外袋を構成するフィルムの最内層が前記フランジ部に接合されている、請求項1または2に記載のスパウト接合構造。
  4. 前記外袋が、前記筒部が挿入されるスパウト挿入穴を有し、前記内袋のスパウト挿入穴が、前記外袋のスパウト挿入穴より大きく形成されている、請求項3に記載のスパウト接合構造。
  5. 前記内袋と前記スパウト部材との接合が、前記スパウト部材の全周にわたって連続的にシールされている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のスパウト接合構造。
  6. 内容物収容部を有する内袋と、前記内袋を収容する外袋とを備える二重袋であって、請求項1〜5のいずれか1項に記載のスパウト接合構造を有する二重袋。
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