JPWO2019159282A1 - 送風機、及び室外機 - Google Patents

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Abstract

送風機及び室外機は、モータシャフトを有するモータと、モータシャフトに軸方向へ摺動するように取り付けられ、モータの動力により回転して気流を発生させる第1ファンと、第1ファンの回転により発生する気流の上流側に配置され、モータシャフトに回転自在に取り付けられた第2ファンと、第1ファンを気流の下流側へ付勢する弾性体と、第1ファンに設けられた第1連結部と、第2ファンに設けられた第2連結部とを有し、第1ファンが第2ファン側へ摺動したとき、第1連結部と第2連結部とが連結するファン連結部とを備えている。

Description

本発明は、複数のファンを備えた送風機及び室外機に関する。
従来、送風機は、例えば空気調和装置の室外機に搭載され、室外熱交換器に外気を供給するのに利用される。ファンの回転数は、必要とされる風量が供給されるように調整される。回転数による風量の制御の他に、1つのモータに2つのファンを設け、ファン1台の駆動と、ファン2台の同時駆動とを切り替える送風機が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の送風機において、感熱クラッチにより、2つのファンが連結され、ファン1台の駆動とファン2台の同時駆動とが切り替えられる。
実開昭58−42394号公報
しかしながら、特許文献1の送風機において、感熱クラッチは周辺温度に応じて動作するため、回転するファンの数の切り替えが周囲温度に依存し、切り替えのタイミングを制御できない場合がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、周囲温度に依存せず、回転するファンの数の切り替えを制御することができる送風機及び室外機を提供することを目的とする。
本発明に係る送風機は、モータシャフトを有するモータと、前記モータシャフトに軸方向へ摺動するように取り付けられ、前記モータの動力により回転して気流を発生させる第1ファンと、前記第1ファンの回転により発生する気流の上流側に配置され、前記モータシャフトに回転自在に取り付けられた第2ファンと、前記第1ファンを前記気流の下流側へ付勢する弾性体と、前記第1ファンに設けられた第1連結部と、前記第2ファンに設けられた第2連結部とを有し、前記第1ファンが前記第2ファン側へ摺動したとき、前記第1連結部と前記第2連結部とが連結するファン連結部とを備えている。
本発明の送風機及び室外機によれば、第2ファンは気流の上流側に配置され、弾性体は第1ファンを気流の下流側へ付勢するので、モータの回転数が大きくなると、第1ファンの上流側に形成される負圧が弾性体の弾性力よりも大きくなる。そのため、第1ファンが第2ファン側へ摺動し、第1連結部と第2連結部とが連結する。負圧の大きさはモータの回転数に応じて決まるため、モータ回転数に応じて2つのファンの連結及び連結解除が行われ、周囲温度に依存せず、回転するファンの数の切り替えを制御することができる。
本発明の実施の形態1に係る室外機の構成である。 本発明の実施の形態1に係る送風機の熱交換器に取り付けられた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る送風機の断面図である。 図3の送風機の第1ファンと第2ファンとの連結状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る送風機の断面図である。 本発明の実施の形態3に係る送風機の断面図である。 本発明の実施の形態4に係る第2ボス部周辺の構成を示す正面図である。 図7のB−B断面を示す断面図である。 本発明の実施の形態5に係る送風機の熱交換器に取り付けられた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る第2ボス部周辺の構成の一例を示す正面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る室外機の構成である。室外機100は、例えば空気調和装置の室外機であり、接続配管により室内機に接続されて冷凍サイクル装置を形成する。図1の矢印X方向は室外機100の幅方向を表し、矢印Y方向は室外機100の奥行き方向を表し、矢印Z方向は室外機100の高さ方向を表している。
室外機100は、筐体100aに、圧縮機1と、熱交換器2とを収容した構造を有する。また室外機100は、制御装置3と、熱交換器2に送風する送風機200aとを有する。制御装置3は、圧縮機1の回転数及び送風機200aの回転数を制御する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る送風機200aの熱交換器2に取り付けられた状態を示す斜視図である。取付部材4は筐体100aに固定されており、取付部材4を介して、熱交換器2に2つの送風機200aが上下方向(矢印Z方向)に並んで取り付けられている。取付部材4は、例えば上下方向(矢印Z方向)に延びる2本のレール状の部材から成り、ネジ等の固定部材により固定された送風機200aを支持する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る送風機200aの断面図である。図2及び図3に基づき、送風機200aの構成について説明する。なお、2つの送風機200aは同一の構造を有している。送風機200aは、第1ファン10と、第2ファン20と、モータ30と、弾性体35とを備える。モータ30は、取付部材4に固定されたモータ本体31と、モータ本体31により回転されるモータシャフト32とを有している。モータシャフト32には、円柱状に形成された領域と、円柱状の領域から前方部に設けられた摺動領域32baが形成されている。摺動領域32aは、例えば、Dカットにより外周面の一部が切り欠かれた形状を有する。
第1ファン10は、モータシャフト32に取り付けられ、モータ30の動力が伝達されることで回転する。第1ファン10は、筒状の第1ボス部11と、第1ボス部11の外周から半径方向の外側に配置された複数の第1羽根部12とを有する。第1ボス部11には、モータシャフト32に形成された摺動領域32aの断面形状と同形状の第1軸孔11aが形成され、第1軸孔11aにモータシャフト32の摺動領域32aが挿入される。
モータシャフト32の前方の端部には、ナット33が締結されている。ナット33は、第1ファン10がモータシャフト32から脱落するのを防止する。モータ30が駆動するとき、モータシャフト32が回転軸Aを軸として回転し、モータシャフト32に取り付けられた第1ファン10が回転する。第1ファン10が回転すると、後方から前方へ(矢印D方向へ)気流が生じる。
第2ファン20は、第1ファン10の回転により発生する気流の上流側に配置され、軸受36を介してモータシャフト32に回転自在に取り付けられている。第2ファン20は、筒状の第2ボス部21と、第2ボス部21の外周から半径方向の外側に配置された複数の第2羽根部22とを有する。第2ボス部21には、断面円形状の第2軸孔21aが形成されており、第2軸孔21aに、軸受36の外輪が固定されている。軸受36の内輪は、第2軸孔21aに固定されている。すなわち、第2ファン20は、モータシャフト32が回転しても軸受36により、モータシャフト32と同期して回転しない。モータシャフト32が回転軸Aを軸として回転できるように支持している。第1ファン10及び第2ファン20の2台が駆動しているとき、第1ファン10が1台で運転しているときに比べ、大風量の気流が生じる。
第2ファン20の後方側には、移動規制部34がモータシャフト32に固定されている。移動規制部34は、例えば、第2軸孔21aよりも外径が大きく、中央にモータシャフト32が通されたリング状に形成されている。移動規制部34は、第2ファン20の後方側への移動を規制する。なお、移動規制部34を設けず、第2ボス部21の第2軸孔21aにモータシャフト32が圧入されていてもよい。
弾性体35は、弾性体35は、第1ファン10と第2ファン20との間に配置され、第1ファンを気流の下流側へ付勢する。弾性体35は、例えば圧縮スプリング等の螺旋状のバネで形成されており、モータシャフト32に巻き付けられている。弾性体35の後方端は第2ボス部21に接続され、弾性体35の前方端は第1ボス部11を下流側へ付勢する。このように、第1ボス部11は、ナット33と弾性体35との間に配置され、前方位置がナット33により規定され、モータシャフト32の摺動領域32aを移動する。第2ボス部21は、弾性体35と移動規制部34との間に配置され、後方位置が移動規制部34により固定されている。
また送風機200aは、第1ファン10と第2ファン20とを連結するファン連結部40を有する。ファン連結部40は、第1ボス部11に設けられた第1連結部41と、第2ボス部21に設けられた第2連結部42とを有している。第2連結部42は、第1連結部41と対向するように径方向における同一の位置に設けられている。第1ファン10が第2ファン20側へ軸方向(矢印Y方向)に摺動したとき、第1連結部41と第2連結部52とが連結する。これにより、モータ30によって回転する第1ファン10の動力が、第2ファン20へ伝達される。
図4は、図3の送風機200aの第1ファン10と第2ファン20との連結状態を示す断面図である。例えば、第1連結部41は、第2ファン20側へ突出した形状を有し、第2連結部42は、第1連結部41が挿入される凹状に形成されている。具体的には、第1連結部41は円柱形状を有しており、第2連結部は円筒状に形成されている。第1ファン10の回転により第1連結部41が第2連結部42へ摺動した場合に、第1連結部41が第2連結部42に嵌まることにより、第1ファン10と第2ファン20とが連結される。
なお、第1連結部41の形状及び第2ファン20の形状は、円柱形状及び円筒状に限定されず、嵌合する形状であればどのような形状であってもよい。例えば、第1ファン10に設けられた第1連結部が凹形状を有し、第2ファン20に設けられた第2連結部が突形状を有するものあってもよい。
次に、図3及び図4に基づき、弾性体35及び第1ボス部11にそれぞれ作用する力について説明する。モータ30の駆動により第1ファン10が回転すると、矢印D方向に気流が生じることにより、第1羽根部12の気流上流側に生じた負圧F2が、第1ファン10全体にかかる。一方、弾性体35から弾性力F1がかかる。第1ファン10は、負圧F2が弾性体35の弾性力F1より大きくなると、第2ファン20側へ移動する。負圧F2の大きさは、第1ファン10の回転数によって決まり、弾性力F1の大きさは、弾性体35の特性によって決まる。つまり、モータ30の回転数が大きくなり、第1ファン10の回転数が大きくなるほど、負圧F2は大きくなる。
一方、第1ボス部11は、弾性体35から、ナット33側へ向く弾性力F1を受ける。負圧F2が大きいほど弾性体35は多く縮み、第1ボス部11が受ける弾性力F1の大きさも、弾性体35の縮んだ長さに比例して大きくなる。弾性体35の後方端は第2ボス部21により位置が固定されているため、第1ファン10の回転数に応じて負圧Fの大きさが変化すると、弾性体35の縮む長さが変わり、弾性体35の前方端の位置も、軸方向(矢印Y方向)に沿って変位する。したがって、第1ファン10の回転数が大きくなるほど、第1ファン10が第2ファン20へ近づく。
そして、第1ファン10は、第1連結部41の先端と第2連結部42の開口との長さ分だけ軸方向に移動すると、第2ファン20に連結する。よって、弾性体35の長さ及び第1連結部41の長さによって風量の調整が可能である。
次に、図1〜図4に基づき、送風機200aの動作について説明する。以下、第1ファン10と第2ファン20とが連結するときの第1ファン10の回転数が連結回転数Faであるものと定義して説明する。
モータ30が停止しているとき、第1ファン10は停止しており、第1ファン10から弾性体35へ、負圧F2も生じていない。このため、図3に示されるように第1ファン10と第2ファン20とは離間しており、第2ファン20も停止している。
モータ30が低速で駆動し、連結回転数Faよりも小さい回転数で第1ファン10が回転しているとき、第1ボス部11がモータシャフト32に沿って気流上流側へ摺動し、第2ボス部21へ近づく。そして、負圧F2と弾性力F1とが釣り合う位置で、第1ボス部11の摺動が止まる。このとき、第1ファン10と第2ファン20とは離間している。そのため、第2ファン20は停止しており、送風機200aは、小風量で熱交換器2に外気を供給する。
第1ファン10の回転数が連結回転数Faになると、第1ファン10は第2ファン20側へ移動し、第1連結部41と第2連結部42とが嵌合して、第1ファン10と第2ファン20とが連結する。このとき、ファン連結部40を介して第1ファン10の回転の動力が第2ファン20へ伝達され、モータ30の動力により、第1ファン10と第2ファン20とが回転する。
連結後、第1ファン10の回転数がさらに大きくなると、負圧F2が弾性力F1を超過する。このとき、負圧F2が弾性力F1との差により、第1ボス部11は第2ボス部21側へ移動しようとするため、第1ファン10と第2ファン20とは連結状態が維持される。第1ファン10と第2ファン20とが連結されているとき、送風機200aは、大風量で熱交換器2に外気を供給する。
一方、連結後、モータ30の回転数が低下し、第1ファン10の回転数が連結回転数Fa未満になると、負圧F2が低下するため、第1ファン10は弾性体35によってナット33側へ押し戻される。これにより、第1ファン10と第2ファン20との連結が解除され、第2ファン20は停止する。
このように、送風機200aにおいて、第1ファン10によるファン1台の運転と、第1ファン10及び第2ファン20によるファン2台の運転との切り替えが、第1ファン10の回転数に応じて制御される。したがって、送風機200aは、制御装置3により制御されるモータ30の回転数に応じて、小風量から大風量の広範囲の風量を出力することができる。ここで、弾性体35の長さ及びバネ定数は、第1ファン10の回転数が所望の回転数となったときに運転が切り替わるよう、予め設定されているとよい。
なお、第1連結部41と第2連結部42とは、嵌合するものでなくてもよい。例えば、第1連結部41及び第2連結部42は、第1ファン10及び第2ファン20にそれぞれ貼付されたゴム等であってもよい。この場合、第1ファン10の回転数が上昇して連結回転数Faに近づくと、離れていた第1連結部41と第2連結部42とが接触する。そして、第1ファン10の回転数が連結回転数Faになると、第1連結部41の表面と第2連結部42の表面との間に作用する摩擦力が大きくなり、第1ファン10と第2ファン20とが一体となって回転する。
以上のように、実施の形態1の送風機200aは、第1ファン10の回転により発生する気流の上流側に配置された第2ファン20と、第1ファン10を気流の下流側へ付勢する弾性体35を備える。これにより、モータ30の回転数が大きくなると、第1ファン10の上流側に形成される負圧F2が弾性体35の弾性力F1よりも大きくなり、第1ファン10が第2ファン20側へ摺動する。そして、ファン連結部40により第1ファン10の動力が第2ファン20へ伝達される。ここで、負圧F2の大きさはモータの回転数に応じて決まる。したがって、モータ30の回転数に応じて第1ファン10と第2ファン20との連結及び連結解除が行われるので、送風機200aは、周辺温度に依存せず、回転するファンの数の切り替えを制御することができる。
また第1連結部41は、第2ファン20側へ突出した形状を有し、第2連結部42は、第1連結部41が挿入される凹状に形成されている。これにより、第1ファン10が回転し、第2ファン20側へ摺動すると、第2連結部42に第1連結部41が挿入され、第1ファン10と第2ファン20とが連結する。このように、単純な構造で、ファン1台の運転とファン2台の同時運転とを確実に切り替えることができる。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る送風機の断面図である。実施の形態2において、第1連結部141の形状が、実施の形態1の場合とは異なる。以下、実施の形態2において、実施の形態1の場合と同一の構成については同一符号を付して説明を省略する。
第1連結部141は、先細り形状を有し、第1ボス部11から第2ボス部21へ延びている。具体的には、第1連結部141は円柱形状を有しており、先端の外周に、テーパ部141aが形成されている。モータ30が駆動し、第1ファン10の回転数が連結回転数Faになると、テーパ部141aによって第1連結部141が第2連結部42内へ誘導される。
以上のように、実施の形態2では、第1連結部141は先細り形状を有している。これにより、テーパ部141aがガイドとして機能し、実施の形態1の場合よりも滑らかに第1ファン10と第2ファン20とを連結することができる。
実施の形態3.
図6は、本発明の実施の形態3に係る送風機200aの断面図である。実施の形態3において、第1連結部141の形状が、実施の形態2の場合とは異なる。以下、実施の形態3において、実施の形態2の場合と同一の構成については同一符号を付して説明を省略する。
第2連結部142は、第2ボス部21の第1ボス部11と対向する面に設けられ、第1連結部141を収容する。第2連結部142は、例えば形円筒状に凹んだ形状を有している。第2連結部142の縁部142aの開口径は、テーパ又は面取りにより、内部よりも大きく形成されている。モータ30が駆動し、第1ファン10の回転数が連結回転数Faになると、第1連結部141のテーパ部141aと第2連結部142の縁部142aとにより、第1連結部141が第2連結部142内へ誘導される。
以上のように、実施の形態3では、第2連結部142は、内部より縁部142aの開口径が大きいものである。これにより、第1ファン10が回転し、第2ファン20が停止している場合でも、第1連結部141と第2連結部142の縁部142aとの干渉を抑制し、第2連結部142の入口を広くすることができる。したがって、第1ファン10と第2ファン20との連結時に、第1連結部141を第2連結部142へ入り易くすることができる。
実施の形態4.
図7は、本発明の実施の形態4に係る第2ボス部周辺の構成を示す正面図である。図8は、図7のB−B断面を示す断面図である。図7及び図8を用いて実施の形態4のファン連結部40の構成を説明する。実施の形態4において、第2連結部242が長穴である点が、実施の形態2の場合とは異なる。以下、実施の形態2の場合と同一の構成については同一符号を付して説明を省略する。
第2連結部242は、回転方向(矢印R方向)に延びる形状を有している。第2連結部242は、第2ボス部21の第1ボス部11と対向する面に設けられ、回転軸Aを中心とする円弧状に形成されている。第1ファン10には、3つの第1連結部141が設けられており、第2ファン20には、各第1連結部141が挿入される3つの第2連結部242が設けられている。
各第2連結部242は、回転方向(矢印R方向)の上流側に傾斜部242a有している。傾斜部242aは、回転方向の下流側へ進むにつれ長穴の深さが次第に深くなるように形成されている。傾斜部242aの傾斜角は、第1連結部141に形成されたテーパ部141aの傾斜角と同じであるとよい。
モータ30が駆動し、第1ファン10の回転数が連結回転数Fa以上になると、第1連結部141のテーパ部141aと第2連結部242の傾斜部242aとにより、第1連結部141が第2連結部242内へと誘導される。具体的には、第1ファン10は回転するとともに第2ファン20側へ付勢されているので、第1連結部141が、軌道上の第2連結部242に到達すると、まず、テーパ部141aが傾斜部242aにより誘導され第2連結部142内へ挿入される。そして第1連結部141は、第1ファン10の回転に伴って回転方向(矢印R方向)へ移動し、第2連結部242の下流側の内側面242bに当たり、回転方向へ押す。これにより、第1ファン10の回転の動力が第2ファン20へ伝達される。また、第1ファン10の回転数が連結回転数Faよりも小さくなり、第1ファン10と第2ファン20との連結が解除される際、傾斜部242aとテーパ部141aとにより、第1連結部141が第2連結部242の外へ導かれる。
以上のように、実施の形態4では、第2連結部242は、回転方向(矢印R方向)に延びる形状を有する。第2連結部242は、これにより、第1連結部141の軌道上に第2連結部242を長く配置することができるので、第1ファン10の回転にともなって移動する第1連結部141を、停止した第2連結部142へ入り易くすることができる。
また第2連結部242は、回転方向(矢印R方向)の上流から下流へ向かって深さが深くなる。これにより、第2連結部242において、第1連結部141が出入りする位置に、ガイドとして機能する傾斜部242aを設けることができる。したがって、簡単な構造で、連結時及び連結解除時における第1連結部141と第2連結部との干渉を抑制することができる。その結果、第1ファン10及び第2ファン20の回転を安定させつつ、ファント1台の運転とファン2台を切り替えることができる。
実施の形態5.
図9は、本発明の実施の形態5に係る送風機の熱交換器に取り付けられた状態を示す斜視図である。実施の形態5において、第1ファン310と第2ファン320とは、ファン径が異なっている。以下、実施の形態5において、実施の形態1の場合と同一の構成については同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態5において、第1ファン310は実施の形態1の場合よりも小さく、第2ファン320は実施の形態1の場合よりも大きい。つまり送風機200bは、第1ファン310が、第2ファン320よりも小さく構成されている。ここで、第1ファン310の第1羽根部312を含めた径S1及び第2ファン320の第2羽根部322を含めた径S2は、送風機200bがファン2台の運転を行うときの最大風量が実施の形態1の場合と同程度となるように、予め設定されている。
モータ30が低速で駆動し、第1ファン310の回転数が連結回転数Faよりも小さいとき、第1ファン310と第2ファン320とは離間した状態である。このとき、第2ファン320は停止しており、送風機200bは、小風量で熱交換器2に外気を供給する。上述したように、第1ファン310の径S1は実施の形態1の場合に比べて小さいので、モータ30の回転数が下限値に設定されているとき、送風機200bの風量は、実施の形態1の送風機200aの風量よりも小さくなる。
一方、モータ30が高速で駆動し、第1ファン310の回転数が連結回転数Fa以上になると、ファン連結部40を介して第1ファン310と第2ファン320とが連結され、一体となって回転する。このとき、送風機200bは、大風量で熱交換器2に外気を供給する。上述したように、第2ファン320の径S2は実施の形態1の場合に比べて大きいので、モータ30の回転数が上限値で駆動しているとき、送風機200bはファン2台の運転により、実施の形態1の場合と同様の最大風量を出力することができる。
図10は、本発明の実施の形態5に係る第2ボス部周辺の構成の一例を示す正面図である。第1ファン310が第2ファン320よりも小さい構成では、実施の形態1のように第1ファン10と第2ファン20とが同一径である構成に比べ、連結時にファン連結部40にかかる負荷が大きくなる。そのため、ファン連結部40は、実施の形態1の場合よりも大きく形成し、ファン連結部40にかかる負荷を分散するように構成するとよい。
例えば、図10に示されるように、第2連結部は、第2ボス部321に回転方向(矢印R方向)に沿って交互に設けられた第2凹部342dと第2凸部342cとを有する。第2連結部は、第2ボス部321の第1ボス部311と対向する面に設けられている。図示していないが、第1連結部は、第1ボス部311に回転方向(矢印R方向)に沿って交互に設けられた第1凹部と第1凸部とを有する。第1連結部は、第1ボス部311の第2ボス部321と対向する面に設けられている。第1連結部と第2連結部とは、第1ファン10が第2ファン20側へ摺動したときに、第1凸部と第2凹部とが噛み合い、第1凹部と第2凸部とが噛み合うことにより連結する。このように、モータ30の回転方向(矢印R方向)に第1連結部と第2連結部とが噛み合う構成により、第1連結部と第2連結部との接触面積を確保し、ファン連結部にかかる負荷を分散させることができ、送風機200bの耐久性を向上させることができる。
以上のように、実施の形態5において、第1ファン310の径S1は、第2ファン320の径S2よりも小さい。これにより、モータシャフト32が低速で回転するときには、第2ファン320よりも径が小さい第1ファン310は回転し、第2ファン320は停止するので、風量を、実施の形態1の場合よりも小さくすることができる。このように、ファン1台の運転とファン2台の運転との切り替えを制御することができ、且つ風量可変の幅が広い送風機200bを提供することができる。
一般に、送風機のモータには最低回転数の制約がある。このため、ファンの回転数も予め設定された回転数以下で稼働できず、必要とされる風量に対して出力が大きくなる場合がある。例えば冷房運転で室外機の熱交換器が凝縮機として機能する場合、外気温度が低いとき等には、送風機の風量が過多状態となると凝縮圧力が低下し、熱交換器の熱交換効率が低下する。また、凝縮圧力が低下した場合、室内機側の電子膨張弁入口の過冷却液が不足するため、室内機から冷媒音が生じる。特に、外気温度が低下する夜間に冷媒音が発生すると、居住者等に不快感を与える場合がある。一方、送風機200bは、出力する風量の幅を広くすることができるので、風量が過多状態になるのを抑制することができる。
なお、本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されず、種々の変更を行うことができる。例えば、実施の形態1では、室外機100に送風機200aが上下に2台配置されているが、熱交換器2が小さい場合には送風機200aは1台であってもよい。
また、送風機200aが室外機100に設けられる場合について説明したが、風量の調整が必要とされる装置であれば、どのような装置に使用されてもよい。例えば、送風機200aは、扇風機に使用されてもよい。この場合、従来よりも下限の風量を小さくでき、利用者の快適性を向上させることができる。
また、弾性体35として圧縮スプリングを用いる場合について例示したが、弾性体35として引張りスプリングを用い、第1ファン10をナット33側から引っ張る構成としてもよい。
さらに、図3では、第1連結部41は、第1ファン10と同一の部材として図示したが、第1連結部41を、第1ファン10とは異種材料で構成してもよい。例えば第1ファン10が樹脂製である場合には、第1連結部41として金属製のピンを、アウトサート成形により第1ファン10に設置してもよい。同様に、第2連結部42を、インサート成形又はアウトサート成形により第2ファン20に設置してもよい。第1連結部41及び第2連結部42を、樹脂ではなく金属同士で構成することで、高い耐久性を得ることができる。
また、実施の形態5では、実施の形態1の構成に基づき、第1ファン10と第2ファン20とを同一径とした場合について説明したが、実施の形態2、3、4の第1ファン10と第2ファン20とを同一径にしてもよい。
また、送風機200aがファンを2台備える場合について説明したが、3つ以上で構成されてもよい。
1 圧縮機、2 熱交換器、3 制御装置、4 取付部材、10、310 第1ファン、11、311 第1ボス部、11a 第1軸孔、12、312 第1羽根部、20、320 第2ファン、21、321 第2ボス部、21a 第2軸孔、22、322 第2羽根部、30 モータ、31 モータ本体、32 モータシャフト、32a 摺動領域、33 ナット、34 移動規制部、35 摺動領域弾性体、36 軸受、40 ファン連結部、41、141 第1連結部、42、142、242、342 第2連結部、100 室外機、141a テーパ部、142a 縁部、200a、200b 送風機、242a 傾斜部、242b 内側面、342c 突領域、342d 凹領域、A 回転軸、F1 弾性力、F2 負圧、Fa 連結回転数、S1、S2 ファン径。

Claims (9)

  1. モータシャフトを有するモータと、
    前記モータシャフトに軸方向へ摺動するように取り付けられ、前記モータの動力により回転して気流を発生させる第1ファンと、
    前記第1ファンの回転により発生する気流の上流側に配置され、前記モータシャフトに回転自在に取り付けられた第2ファンと、
    前記第1ファンを前記気流の下流側へ付勢する弾性体と、
    前記第1ファンに設けられた第1連結部と、前記第2ファンに設けられた第2連結部とを有し、前記第1ファンが前記第2ファン側へ摺動したとき、前記第1連結部と前記第2連結部とが連結するファン連結部と
    を備えた送風機。
  2. 前記第1連結部は、前記第2ファン側へ突出した形状を有し、
    前記第2連結部は、前記第1連結部が挿入される凹状に形成されている
    請求項1に記載の送風機。
  3. 前記第1連結部は、先細り形状を有する
    請求項2に記載の送風機。
  4. 前記第2連結部は、内部より縁部の開口径が大きい
    請求項2又は3に記載の送風機。
  5. 前記第2連結部は、回転方向に延びる形状を有する
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の送風機。
  6. 前記第1ファンは、第1ボス部と、前記第1ボス部の外周に設けられた複数の羽根部とを有し、
    前記第2ファンは、第2ボス部と、前記第2ボス部の外周に設けられた複数の羽根部とを有し、
    前記第1連結部は、前記第1ボス部に回転方向に沿って交互に設けられた第1凹部と第1凸部とを有し、
    前記第2連結部は、前記第2ボス部に回転方向に沿って交互に設けられた第2凹部と第2凸部とを有し、
    前記第1連結部と前記第2連結部とは、前記第1ファンが前記第2ファン側へ摺動したときに、前記第1凸部と前記第2凹部とが噛み合い、前記第1凹部と前記第2凸部とが噛み合うことにより連結する
    請求項1に記載の送風機。
  7. 前記第2連結部は、回転方向の上流から下流へ向かって深さが深くなる
    請求項2〜5のいずれか1項に記載の送風機。
  8. 前記第1ファンの径は、前記第2ファンの径よりも小さい
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の送風機。
  9. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    空気と冷媒とを熱交換させる熱交換器と、
    前記熱交換器に空気を供給する請求項1〜8のいずれか1項に記載の送風機と、
    を備える室外機。
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