JPWO2019135397A1 - 無線通信端末 - Google Patents

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Abstract

場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を通信基地局に対して送信するとともに、通信基地局から当該通信基地局が記憶する前記一時滞留情報を受信する無線通信部と、前記無線通信部が受信した前記一時滞留情報を格納する記憶装置と、前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する削除部と、を有する。

Description

本発明は、無線通信端末、無線通信方法、記録媒体、通信基地局、電気看板に関する。
インターネットを通じて検索等を行うことがある。このような検索においては、過去のある時点においてDB(DataBase)上に蓄積された情報が、検索されることになる。
また、情報を取得する方法の一つとしては、近距離無線通信を用いて情報の送受信を行う方法がある。例えば、携帯ゲーム機などでは、すれちがい通信(登録商標)と呼ばれる近距離無線通信を用いたデータの交換が行われている。このような技術の一つとして、例えば、特許文献1がある。特許文献1には、近距離無線通信によって第1のデータを送受信する通信システムが記載されている。具体的には、特許文献1によると、通信システムは、近距離無線通信によって取得した第1のデータと、自機の移動量により取得する第2のデータと、のいずれか一方を用いて、アプリケーションにおける所定の処理を実行する。
また、近距離無線通信を行う技術の他の一例として、例えば、特許文献2がある。特許文献2には、携帯通信端末間で近距離通信を行い、相手の識別情報を取得するシステムが記載されている。特許文献2によると、システムは、取得した識別情報をマッチングの判定結果を得る際に利用することになる。
また、関連する技術として、例えば、特許文献3がある。特許文献3には、近距離通信機能を用いたシステムにおいて、無線通信端末が位置推定を行う際に用いる技術の一例が記載されている。
特開2012−90648号公報 特開2006−172223号公報 特開2008−298689号公報
情報の検索を行う場合、検索対象となる情報は、過去のある時点においてDB上に蓄積された情報となる。そのため、例えば、店舗が閉店・臨時休業しているなど、状況の変化に応じて、検索結果として得られた情報が不正確なものとなる可能性があった。このように、利用者のいる場所や時間等に応じた利用可能な情報を取得できないおそれがある、という問題が生じていた。
また、特許文献1、2に記載されているような近距離無線通信を行う場合、例えば、5分前に同じ場所を通った人とは通信できないなど、時間的な通信契機が制限されていることになる。そのため、特許文献1、2に記載されているような技術を用いたとしても、利用者のいる場所や時間等に応じた利用可能な情報を的確に取得できないおそれがある、という問題は依然として残っていた。
そこで、本発明の目的は、利用者のいる場所や時間等に応じた利用可能な情報を的確に取得できないおそれがある、という問題を解決する無線通信端末、無線通信方法、記録媒体、基地局、電気看板を提供することにある。
かかる目的を達成するため本発明の一形態である無線通信端末は、
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を通信基地局に対して送信するとともに、通信基地局から当該通信基地局が記憶する前記一時滞留情報を受信する無線通信部と、
前記無線通信部が受信した前記一時滞留情報を格納する記憶装置と、
前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する削除部と、
を有する
という構成を採る。
また、本発明の他の形態である無線通信方法は、
無線通信端末が、
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を通信基地局に対して送信するとともに、通信基地局から当該通信基地局が記憶する前記一時滞留情報を受信し、
受信した前記一時滞留情報を格納し、
前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である記録媒体は、
無線通信部が受信した一時滞留情報を格納する記憶装置を有する無線通信端末に、
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を通信基地局に対して送信するとともに、通信基地局から当該通信基地局が記憶する前記一時滞留情報を受信する無線通信部と、
前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する削除部と、
を実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
また、本発明の他の形態である通信基地局は、
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置と、
前記一時滞留情報を無線通信端末から受信するとともに、前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を無線通信端末に対して送信する無線通信部と、
前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する削除部と、
を有する
という構成をとる。
また、本発明の他の形態である電気看板は、
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置と、
前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を通信基地局に対して送信する無線通信部と、
を有する
という構成をとる。
本発明は、以上のように構成されることにより、利用者のいる場所や時間等に応じた利用可能な情報を取得できないおそれがある、という問題を解決する無線通信端末、無線通信方法、記録媒体、基地局、電気看板を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態にかかる無線通信システム1の全体の構成の一例を示す図である。 本実施形態において説明するFIT2(Fragrance by Information Technology)(一時滞留情報ともいう)の構成の一例を示す図である。 図1で示す無線通信端末11の構成の一例を示すブロック図である。 記憶装置112に格納されている情報の一例を示す図である。 図1で示す通信基地局12の構成の一例を示すブロック図である。 記憶装置122に格納されている情報の一例を示す図である。 図1で示す電気看板13の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における無線通信端末11の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における無線通信端末11がFIT2を削除する際の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における無線通信端末11が報知を行う際の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における無線通信端末11がFIT2の強さを判別する際の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における通信基地局12の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における無線通信端末3の構成の一例を示すブロック図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図1から図12を参照して説明する。図1は、無線通信システム1の全体の構成の一例を示す図である。図2は、FIT2(Fragrance by Information Technology)の構成の一例を示す図である。図3は、無線通信端末11の構成の一例を示すブロック図である。図4は、記憶装置112に格納されている情報の一例を示す図である。図5は、通信基地局12の構成の一例を示すブロック図である。図6は、記憶装置122に格納されている情報の一例を示す図である。図7は、電気看板13の構成の一例を示すブロック図である。図8は、無線通信端末11の処理の一例を示すフローチャートである。図9は、無線通信端末11がFIT2を削除する際の処理の一例を示すフローチャートである。図10は、無線通信端末11が報知を行う際の処理の一例を示すフローチャートである。図11は、無線通信端末11がFIT2の強さを判別する際の処理の一例を示すフローチャートである。図12は、通信基地局12の処理の一例を示すフローチャートである。
第1の実施形態では、現実の”匂い”の振る舞いと同様の振る舞いを行うよう構成された情報であるFIT2(FIT:Fragrance by Information Technologyを略した造語)を用いる無線通信システム1について説明する。FIT2は、スマートフォンなどの無線通信端末11を利用する際に用いる、固有のID番号が割り振られたSIM(subscriber identity module)が発信する小サイズの情報である。FIT2は、後述するように、場所と時刻に紐づいており、発信された情報は、発信源となるSIMがいなくなっても一定時間その場所に滞留する。例えば、FIT2は、ネットワークを経由した広範囲の頒布が行われず、SIMを有する無線通信端末11の位置に応じた箇所に頒布される。また、FIT2は、予め定められた所定時間経過後に削除される。FIT2は、一定の範囲内に一時的に滞留する情報であるため、一時滞留情報ともいう。
図1は、無線通信システム1の全体の構成の一例を示している。図1を参照すると、無線通信システム1は、複数の無線通信端末11と、複数の通信基地局12と、複数の電気看板13と、を有している。
無線通信システム1は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)などの通信規格に従った無線通信を行うとともに、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)などの通信規格に従った無線通信を行う。例えば、無線通信システム1においては、LTE、4Gなどの通信規格に準拠した無線通信により、無線通信端末11と通信基地局12の間や電気看板13と通信基地局12の間でFIT2の送受信を行う。また、例えば、無線通信システム1においては、IEEE802.11やIEEE802.15などの通信規格に準拠した無線通信により、無線通信端末11間のFIT2の送受信を行ったり、電気看板13から無線通信端末11に対してFIT2の送信を行ったりする。
ここで、本実施形態における無線通信システム1が用いる情報であるFIT2の一例について図2を参照して説明する。
図2は、FIT2が含む情報の一例を示している。図2を参照すると、FIT2は、例えば、FIT識別番号21と、属性情報(公開)22と、属性情報(秘密)23と、を含むことが出来る。また、FIT2には、後述するように、所定の条件を満たす他のFIT2を付与することが出来る。なお、上記のうち、FIT識別番号21は、全てのFIT2に含まれている。一方、属性情報(公開)22や属性情報(秘密)23は、必要に応じて設定される。
FIT識別番号21は、FIT2を識別するための情報を示している。例えば、FIT識別番号21は、発信源となるSIMごとに与えられるユニークな識別番号である。換言すると、FIT識別番号21は、例えば、SIMに振り分けられた固有のID番号に応じて特定される、一意の値である。
属性情報は、FIT2の発信者(例えば、無線通信端末11の利用者や電気看板13の設置者など)が設定する属性を示す情報である。属性情報には、不特定多数の利用者間で共有する属性情報(公開)22と、特定の利用者間でのみ共有する属性情報(秘密)23と、がある。
属性情報(公開)22は、FIT2を受信した全ての無線通信端末11が属性を参照可能な情報である。属性情報(公開)22は、必要に応じて、FIT2の発信者により設定される。属性情報(公開)22には、一つの属性が含まれても構わないし、複数の属性が含まれても構わない。
属性情報(秘密)23は、FIT2を受信した全ての無線通信端末11のうち予め定められた無線通信端末11のみが属性を参照可能な情報である。属性情報(秘密)23は、必要に応じて、FIT2の発信者により設定される。属性情報(秘密)23には、一つの属性が含まれても構わないし、複数の属性が含まれても構わない。
属性情報(秘密)23には、例えば、属性を示す情報とともに、当該属性情報(秘密)23を参照するための条件を示す情報を含むことが出来る。属性情報(秘密)23を参照するための条件は、例えば、参照しようとする無線通信端末11自身のFIT2に所定の属性が設定されている、感受性判定部114に所定の感受性(所定の属性やFIT識別番号21など)が設定されている、属性情報(秘密)23を含むFIT2が強さ判定部116により強いと判定された、などがある。属性情報(秘密)23を参照するための条件は、FIT2を受信した無線通信端末11が予め定められた無線通信端末である、など、上記例示した以外の様々な既知の条件であっても構わない。
なお、FIT2に含まれる属性情報(公開)22や属性情報(秘密)23は、属性情報(公開)22と属性情報(秘密)23とを区別しない識別番号である属性識別番号であっても構わない。属性識別番号は、例えば、9桁(任意の桁数で構わない)の数字である。属性情報(公開)22や属性情報(秘密23)が属性識別番号である場合、例えば、対応する属性が公開されている属性識別番号が属性情報(公開)22となり、対応する属性が公開されていない属性識別番号が属性情報(秘密)23となる。
例えば、属性識別番号”105826603”と属性<焼肉店>との対応が公開されているとする。このような場合において、FIT2が属性識別番号”105826603”を有する場合、FIT2は<焼肉店>の属性情報(公開)22を有することになる。一方、対応する属性が公開されていない属性識別番号” 217327683”をFIT2が有する場合、FIT2は属性情報(秘密)23を有することになる。このような場合、FIT2に付与された属性情報(秘密)23は、属性識別番号” 217327683”と対応する属性を示す情報を予め有している無線通信端末11のみが属性を参照可能となる。このように、FIT2は、属性情報(公開)22や属性情報(秘密)23として機能する属性識別番号を含むよう構成されていても構わない。
以上のように、属性識別番号により属性情報(公開)22や属性情報(秘密)23を表す構成とした場合、処理の単純化を可能とすることが出来る。また、属性情報(秘密)23が単なる属性識別番号から構成されることで、FIT2に含まれる属性識別番号から属性情報(秘密)23の内容を追跡・推測することが出来ないことになる。また、WEB上に属性識別番号に対応する属性を公開するなどの容易な方法により、容易に属性情報(秘密)23を属性情報(公開)22に転向することが可能となる。また、属性識別番号に対応する属性を示す情報をWEBサイトなどからダウンロードすることで、容易に属性認識性能を最新化することが可能となる。
なお、属性情報は、例えば、FIT2の発信者が提供する提供物に応じた属性を示している。例えば、属性情報は、<公衆トイレ>、<ガソリンスタンド>、<焼肉店>、<無料Wi−Fi設置箇所>などの利用可能なサービスなどを示す属性、<開店中>、<臨時閉店中>、<準備中>、<満席>、<予約優先>、<テイクアウト可>、<上映中の映画を示す情報>などのサービスなどの内容や状況を示す属性、<交通事故多発地帯>、<工事中>、<通行止め中>、<威嚇>などの注意を促す属性、<職業名>、<サークル名>、などの嗜好や集まりを示す属性、など、様々な属性を示すことが出来る。属性情報は、上記例示した以外の属性を含んでも構わない。
また、上述したように、FIT2には、後述する強さ判定部116による判定結果に基づいて、強いと判定された他のFIT2が付与される。FIT2の付与は、FIT付与・削除部117により行われる。このように、FIT2には、一つ又は複数の他のFIT2を付与することが出来る。なお、FIT付与・削除部117により付与されたFIT2は、匂いが他に移ったとも言える為、移りFITということも出来る。
無線通信システム1は、例えば、上記のような構成を有するFIT2の送受信を行う。なお、FIT2は原則として無記名である。そのため、FIT2から発信源の個人情報を追跡することは出来ない。
無線通信端末11は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話端末である。無線通信端末11は、例示した以外の情報処理端末であっても構わない。
無線通信端末11は、当該無線通信端末11の操作者により属性情報が設定される自身のFIT2を1つ又は複数有している。また、無線通信端末11は、通信基地局12や他の無線通信端末11、電気看板13などから受信したFIT2を複数記憶することが出来る。例えば、無線通信端末11は、LTE、4Gなどの通信規格に従って、通信基地局12との間でFIT2の送受信を行う。また、無線通信端末11は、通信規格IEEE802.11、IEEE802.15、などに準拠した無線通信により、無線通信端末11間のFIT2の送受信を行ったり、電気看板13からFIT2の受信を行ったりする。
図3は、無線通信端末11の構成のうち本実施形態に特徴的な構成の一例を示している。図3を参照すると、無線通信端末11は、例えば、無線通信部111と、記憶装置112と、FIT削除部113と、感受性判定部114と、報知部115と、強さ判定部116と、FIT付与・削除部117と、属性設定部18と、を有している。
例えば、無線通信端末11は、CPU(Central Processing Unit)、メモリなどの記憶装置、タッチパネルやキーボタン、マイクロフォンなどの入力装置、ディスプレイやスピーカなどの出力装置、など、携帯電話端末が有する一般的な構成を有している。無線通信端末11は、例えば、上記記憶装置が有するプログラムをCPUが実行することで、上述した各種処理部を実現する。
無線通信部111は、図示しないアンテナを有しており、LTE、4Gなどの通信規格に従って、通信基地局12との間でFIT2の送受信を行う。また、無線通信部111は、通信規格IEEE802.11やIEEE802.15などに準拠した近距離無線通信により、無線通信端末11間のFIT2の送受信を行ったり、電気看板13からFIT2の受信を行ったりする。
例えば、無線通信部111は、無線通信端末11が通信基地局12の通信エリア内に入った際に、記憶装置112に格納されている自身のFIT2を通信基地局12に対して送信する。また、無線通信部111は、通信基地局12から当該通信基地局12が記憶するFIT2を受信する。そして、無線通信部111は、受信したFIT2を記憶装置112に格納する。この際、無線通信部111は、FIT2を受信した時刻と対応付けて受信したFIT2を記憶装置112に格納する。例えば、無線通信部111は、上記のような処理を、新たな通信エリアに入るごとに行う。
また、無線通信部111は、同一の通信エリア内に留まっている間、予め定められた所定時間(例えば、1時間や2時間など。その他任意の時間であっても構わない)ごとに、上記処理を繰り返す。つまり、無線通信部111は、同一の通信エリア内に留まっている場合、所定時間ごとに通信基地局12に対するFIT2の送信を行う。そして、通信基地局12からFIT2を受信する。
このように、無線通信部111は、通信基地局12に対して自身のFIT2を送信するとともに、通信基地局12から当該通信基地局12が記憶するFIT2を受信する。
なお、無線通信部111は、例えば、無線通信端末11の操作者からの指示応じて、FIT2を通信基地局12から取得する旨の指示を通信基地局12に対して送信するよう構成することも出来る。このようなFIT2の取得行為は、自発的なFIT2の取得行為であるため、周りのFIT2を嗅いでみる行為、ということも出来る。周りのFIT2を嗅ぐことを可能とすることで、FIT2の振る舞いを現実の”匂い”の振る舞いにより近付けることが出来る。なお、後述するように、自発的にFIT2を嗅ぐことでより詳細な情報を通信基地局12から取得可能なよう構成することも出来る。
また、無線通信部111は、通信可能圏内に存在する他の無線通信端末11とFIT2の送受信をしたり電気看板13からFIT2の受信をしたりする。例えば、無線通信部111は、すれちがい通信(登録商標)などの際に用いられる技術を用いることで、他の無線通信端末11とFIT2の送受信をしたり電気看板13からFIT2の受信をしたりする。
例えば、無線通信部111は、ブロードキャストで通信可能圏内に存在する他の無線通信端末11や電気看板13に対して所定の接続要求フレームを送信する。これに応じて、他の無線通信端末11や電気看板13は、所定の接続応答フレームを返信する。接続応答フレームを受信すると、無線通信部111は、他の無線通信端末11や電気看板13に対して自身のFIT2を送信する。そして、他の無線通信端末11や電気看板13は、当該他の無線通信端末11のFIT2や電気看板13のFIT2を、無線通信部111を有する無線通信端末11に対して返信する。その後、無線通信部111は、受信したFIT2を記憶装置112に格納する。この際、無線通信部111は、FIT2を受信した時刻と対応付けて受信したFIT2を記憶装置112に格納する。例えば、このような処理を予め定められた所定周期ごとに繰り返すことで、無線通信端末11は、通信可能圏内に存在する他の無線通信端末11や電気看板13からFIT2を受信したりする。
なお、接続要求フレームを受信した場合、無線通信部111は、接続応答フレームを返信することが出来る。また、無線通信部111は、上記のような接続要求フレームの送信を、無線通信端末11の操作者からの指示に応じて行うことも出来るよう構成することが出来る。
記憶装置112は、メモリなどの記憶装置である。記憶装置112には、無線通信端末11自身のFIT2が記憶されているとともに、通信基地局12、他の無線通信端末11、電気看板13、などから受信した他のFIT2が記憶されている。
無線通信端末11が記憶する自身のFIT2は、例えば、図2で示すような構成を有している。詳細な説明は既に上述したため省略する。自身のFIT2が有する属性情報(公開)22や属性情報(秘密)23は、後述する属性設定部118により設定される。また、自身のFIT2には、所定の条件を満たす場合、記憶装置112が記憶する他のFIT2が付与される。なお、記憶装置112には、自身のFIT2が一つのみ記憶されていても構わないし、複数のFIT2が記載されていても構わない。
また、記憶装置112には、自身のFIT2とは別に、通信基地局12、他の無線通信端末11、電気看板13、などから受信したFIT2が記憶されている。図4は、自身のFIT2とは別に、記憶装置112が記憶するFIT2の一例を示している。図4を参照すると、記憶装置112において、自身のFIT2以外のFIT2は、当該FIT2を受信した時刻と対応付けて記憶されている。例えば、図4の1行目では、FIT識別番号が「XXXXXXX」のFIT2が、取得日時「yyyy/mm/dd 12:00:00」と対応付けられている。
なお、記憶装置112には、上記例示した以外の情報が含まれていても構わない。例えば、FIT2は、当該FIT2を受信した時刻(時刻情報)の他に、FIT2を取得した場所を示す情報(場所情報)と対応付けて記憶されても構わない。場所情報は、例えば、通信基地局12の設置位置に応じた情報などであっても構わない。
また、記憶装置112は、同一のFIT識別番号を有するFIT2を受信した場合、受信したFIT2を受信時刻と対応付けて新たに記憶しても構わないし、既に記憶しているFIT2の情報を上書きしても構わない。また、記憶装置112において、同一のFIT識別番号を有するFIT2を上書きする構成とした場合、FIT2は、時刻情報とともに、同一のFIT2を受信した回数を示す情報と対応付けて記憶されるよう構成されても構わない。
FIT削除部113は、記憶装置112を参照して、受信した時刻から所定時間経過したFIT2を削除する。つまり、FIT削除部113は、属性設定部118により属性を設定可能な自身のFIT2は削除せず、通信基地局12、他の無線通信端末11、電気看板13、などから受信して記憶したFIT2のみを削除する。
なお、FIT削除部113がFIT2を削除するまでの時間は、任意に設定して構わない。例えば、FIT削除部113は、FIT2を受信してから12時間経過すると当該FIT2を削除する。FIT削除部113は、例えば、FIT2を受信してから24時間経過、48時間経過などによりFIT2を削除するよう構成しても構わない。
また、記憶装置112がFIT2と対応付けて同一のFIT2を受信した回数を示す情報を記憶する構成とした場合、FIT削除部113は、例えば、予め定められた時間が経過するごとに、FIT2に対応付けられた回数を1減少させるよう構成することが出来る。そして、FIT削除部113は、FIT2と対応付けられた回数が0となった際に、当該FIT2を削除するよう構成することが出来る。
感受性判定部114は、FIT2を受信した際に、予め感受性として設定された属性やFIT識別番号21などを示す情報が、受信したFIT2に含まれているか否か判定する。そして、感受性判定部114は、感受性として設定された情報が受信したFIT2に含まれている場合、含まれている旨を報知部115に通知する。
例えば、無線通信端末11の操作者により、属性やFIT識別番号21などを示す感受性が予め設定されている。そして、FIT2を受信すると、感受性判定部114は、受信したFIT2に含まれるFIT識別番号21や属性情報(公開)22、参照可能な属性情報(秘密)23などと、感受性と、を比較する。そして、感受性が示す情報が受信したFIT2に含まれる場合、感受性判定部114は、感受性を示す情報をFIT2が含む旨を報知部115に通知する。一方、感受性が示す情報を受信したFIT2が含まない場合、感受性判定部114は、感受性を示す情報をFIT2が含む旨を報知部115に通知しない。
具体的には、例えば、予め感受性として<焼肉店>の属性が設定されているとする。このような場合において、属性情報(公開)22に<焼肉店>の属性を持つFIT2を受信した場合、感受性判定部114は、感受性が示す情報が受信したFIT2に含まれると判定する。そこで、感受性判定部114は、感受性を示す情報をFIT2が含む旨を報知部115に通知する。一方、例えば、属性情報(公開)22に<焼肉店>の属性を持たず、参照可能な属性情報(秘密)23にも<焼肉店>の属性が含まれない場合、感受性判定部114は、感受性が示す情報が受信したFIT2に含まれないと判定する。そこで、感受性判定部114は、感受性を示す情報をFIT2が含む旨を報知部115に通知しない。
なお、感受性判定部114は、例えば、移りFITの属性に反応するよう構成しても構わない。例えば、感受性判定部114は、予め感受性として設定された属性やFIT識別番号21などを示す情報が、受信した移りFITに含まれているか否か判定するよう構成することが出来る。感受性は、FIT2と移りFITとで同じであっても構わないし、それぞれ別であっても構わない。
報知部115は、感受性判定部114からの通知に応じて報知を行う。例えば、報知部115は、感受性判定部114から通知を受信した場合、アラームを鳴らす、バイブレーションを発動する、などの方法により、感受性判定部114からの通知に応じた報知を行う。
強さ判定部116は、受信したFIT2の強さを判定する。例えば、強さ判定部116は、記憶装置112に記憶されている同一のFIT識別番号を有するFIT2の数に基づいて、FIT2の強さを判定する。
例えば、強さ判定部116は、記憶装置112に記憶されている同一のFIT識別番号を有するFIT2の数と、予め定められた第1の閾値A(任意の値を設定して構わない)とを比較する。そして、強さ判定部116は、記憶装置112に記憶されている同一のFIT識別番号を有するFIT2の数が第1の閾値Aを超えた場合、当該FIT識別番号を有するFIT2を強い(匂いが強い)と判断する。そして、強さ判定部116は、FIT2を強いと判定した旨をFIT付与・削除部117に通知する。一方、第1の閾値A以下の数が記憶されているFIT2については、強さ判定部116は、FIT付与・削除部117に対する通知を行わない。
また、強さ判定部116は、強いと判定した、同一のFIT識別番号を有するFIT2の数と、予め定められた第2の閾値Bとを比較する。そして、強さ判定部116は、強いと判定した、同一のFIT識別番号を有するFIT2の数が第2の閾値B以下となった場合、当該FIT識別番号を有するFIT2が弱くなった(匂いが弱くなった)と判断する。そして、強さ判定部116は、FIT2が弱くなったと判定した旨をFIT付与・削除部117に通知する。一方、第2の閾値Bを超えている間、強さ判定部116は、FIT付与・削除部117に対する通知を行わない。なお、第2の閾値Bは、任意の値で構わないが、例えば、第1の閾値Aよりも小さな値である。
なお、記憶装置112がFIT2と対応付けて同一のFIT2を受信した回数を示す情報を記憶する構成とした場合、強さ判定部116は、FIT2と対応付けて記憶されている回数を示す情報に基づいて、FIT2の強さを判定するよう構成することが出来る。また、強さ判定部116は、例えば、記憶装置112とは別に、所定時間内に取得した、同一のFIT識別番号21を有するFIT2の数をカウントし、カウントした結果に基づいてFIT2を強いと判定するよう構成しても構わない。記憶装置112の参照結果に基づく以外の方法でFIT2の強さを判定するよう構成しても構わない。
また、強さ判定部116は、同一のFIT識別番号21を有するFIT2の数に基づいてFIT2の強さを判定するとした。しかしながら、FIT2は、例えば、属性情報(公開)22や参照可能な属性情報(秘密)23に含まれる属性に基づいてFIT2の強さを判定するよう構成しても構わない。例えば、強さ判定部116は、記憶装置112に格納されているFIT2のうち、同一の属性を有するFIT2の数が第3の閾値C(第1の閾値Aと同じ値でも構わないし、異なる値でも構わない)を超えた場合、当該属性を有するFIT2を強いと判定することが出来る。このように、強さ判定部116は、FIT識別番号21や属性情報(公開)22などに含まれる属性など、同一の情報を有するFIT2の数に基づいて、FIT2の強さを判定するよう構成することが出来る。
FIT付与・削除部117は、強さ判定部116による判定の結果に応じて、自身のFIT2に他のFIT2を付与する。また、FIT付与・削除部117は、強さ判定部116による判定の結果に応じて、自身のFIT2に付与された他のFIT2を削除する。
例えば、FIT付与・削除部117は、強さ判定部116からFIT2を強いと判定した旨の通知を受信する。すると、FIT付与・削除部117は、自身のFIT2に、強いと判定されたFIT2を付与する。また、例えば、FIT付与・削除部117は、強さ判定部116から弱くなったと判定した旨の通知を受信する。すると、FIT付与・削除部117は、自身のFIT2から弱くなったと判定されたFIT2を削除する。
なお、FIT付与・削除部117は、記憶装置112に格納されている自身のFIT2の全てに対して強いと判定されたFITを付与するよう構成しても構わないし、記憶装置112に格納されている自身のFIT2のうち予め選択されたFIT2に対してのみ強いと判定されたFIT2を付与するよう構成しても構わない。また、FIT付与・削除部117は、強いと判定されたFITを無制限に自身のFIT2に付与するよう構成しても構わないし、自身のFIT2に付与する他のFIT2の数に上限を設けても構わない。
このように、FIT付与・削除部117は、強さ判定部116による判定結果に基づいて、自身のFIT2に他のFIT2を付与したり、自身のFIT2に付与されている他のFIT2を削除したりする。なお、FIT付与・削除部117により付与されたFIT2は、匂いが他に移ったとも言える為、移りFITということも出来る。
属性設定部118は、自身のFIT2の設定を行う。属性設定部118は、例えば、無線通信端末11の操作者からの操作に応じて、属性情報(公開)22や属性情報(秘密)23に属性を追加したり削除したりする。属性設定部118が設定可能な属性は、上述したように、特に限定しない。
以上が、無線通信端末11の構成の一例である。
通信基地局12は、図示しないネットワークを介して他の通信基地局12と互いに通信可能に接続されている。また、通信基地局12には、1つの通信エリア(セル)が割り当てられている。なお、通信基地局12は、複数のセルを割り当て可能に構成されていてもよい。
通信基地局12は、当該通信基地局12に割り当てられたセル内に位置する無線通信端末11や電気看板13との間で無線通信を行う。例えば、通信基地局12は、割り当てられたセル内に位置する無線通信端末11との間でFIT2の送受信をする。また、通信基地局12は、電気看板13からFIT2を受信する。本実施形態における通信基地局12は、受信したFIT2を記憶装置122に格納するが、ネットワークを介した外部の装置への送信は行わない。通信基地局12は、複数の無線通信端末11や電気看板13と同時に通信可能に構成される。
図5は、通信基地局12の構成のうち本実施形態に特徴的な構成の一例を示している。図5を参照すると、通信基地局12は、例えば、無線通信部121と、記憶装置122と、FIT削除部123とを有している。
例えば、通信基地局12は、通信基地局12としての一般的な構成を有するとともに、図示しない情報処理装置を備える。また、情報処理装置は、図示しないCPUや、メモリやハードディスクなどの記憶装置を備える。通信基地局12は、例えば、上記記憶装置が有するプログラムをCPUが実行することで、上述した各種処理部を実現する。
無線通信部121は、図示しないアンテナを有しており、LTE、4Gなどの通信規格に従って、無線通信端末11との間でFIT2の送受信を行ったり、電気看板13からFIT2の受信を行ったりする。
例えば、無線通信部121は、無線通信端末11からFIT2を受信する。すると、無線通信部121は、記憶装置122が記憶するFIT2のうち、受信したFIT2と同じFIT識別番号を有するFIT2以外のFIT2を送信元の無線通信端末11に対して送信する。また、無線通信部121は、受信したFIT2を記憶装置122に格納する。
無線通信部121は、無線通信端末11からFIT2を受信するごとに、上記処理を行う。
なお、無線通信端末11から、FIT2そのものではなく、FIT2を取得する旨の指示を受信することもある。このような指示を受信した場合も、通信基地局12は、記憶装置122に格納されているFIT2を無線通信端末11に対して送信する。
また、通信基地局12は、記憶装置122が記憶する全てのFIT2を無線通信端末11に対して送信するよう構成しても構わないし、記憶装置122が記憶するFIT2のうちの一部のFIT2のみを無線通信端末11に対して送信するよう構成しても構わない。また、通信基地局12は、記憶装置122が記憶するFIT2に含まれる属性情報の一部を削除して無線通信端末11に送信するよう構成しても構わない。通信基地局12は、例えば、無線通信端末11がFIT2を送信してきた場合にFIT2に含まれる属性情報の一部を削除して無線通信端末11に送信する一方で、FIT2を取得する旨の指示を送信してきた場合に属性情報を削除せずにFIT2を送信するよう構成することも出来る。このように構成することで、無線通信端末11が能動的にFIT2を嗅いだ際により詳細なFIT2を送信することが可能となる。
また、無線通信部121は、電気看板13からFIT2を受信する。すると、無線通信部121は、受信したFIT2を記憶装置122に格納する。無線通信部121は、記憶装置122に格納されたFIT2を電気看板13に対して送信するよう構成しても構わないし、電気看板13に対して送信しないよう構成しても構わない。
記憶装置122は、メモリやハードディスクなどの記憶装置である。記憶装置122には、無線通信端末11や電気看板13などから受信したFIT2が記憶されている。
図6は、記憶装置122が記憶するFIT2の一例を示している。図6を参照すると、FIT2は、当該FIT2を受信した時刻と対応付けて記憶されている。例えば、図6の1行目では、FIT識別番号が「XXXXXXX」のFIT2が、取得日時「yyyy/mm/dd 9:00:00」と対応付けられている。
FIT削除部123は、記憶装置122を参照して、受信した時刻から所定時間経過したFIT2を削除する。換言すると、無線通信端末11や電気看板13などから受信したFIT2は、所定時間経過するとFIT削除部123により記憶装置112から削除されることになる。
FIT削除部123がFIT2を削除するまでの時間は、任意に設定(例えば、12時間や24時間、48時間など)して構わない。例えば、FIT削除部123がFIT2を削除するまでの時間は、FIT削除部113がFIT2を削除するまでの時間と同じであっても構わないし、FIT削除部113がFIT2を削除するまでの時間より長くても構わない。
以上が、通信基地局12の構成の一例である。
電気看板13は、街頭に設置される看板などであり、無線通信を行う機能を有している。電気看板13は、当該電気看板13の設置者により属性情報が設定される自身のFIT2を1つ又は複数有している。例えば、電気看板13は、LTE、4Gなどの通信規格に従って、通信基地局12に対してFIT2を送信する。また、電気看板13は、通信規格IEEE802.11、IEEE802.15、などに準拠した無線通信により、無線通信端末11に対してFIT2を送信する。
図7は、電気看板13の構成のうち本実施形態に特徴的な構成の一例を示している。図7を参照すると、電気看板13は、例えば、無線通信部131と、記憶装置132と、を有している。
例えば、電気看板13は、図示しない情報処理装置を備える。また、情報処理装置は、図示しないCPUや、メモリやハードディスクなどの記憶装置を備える。電気看板13は、例えば、上記記憶装置が有するプログラムをCPUが実行することで、上述した処理部を実現する。
無線通信部131は、図示しないアンテナを有しており、LTE、4Gなどの通信規格に従って、通信基地局12に対してFIT2を送信する。また、無線通信部131は、通信規格IEEE802.11やIEEE802.15などに準拠した近距離無線通信により、無線通信端末11に対してFIT2を送信する。
例えば、無線通信部131は、電源がオンである間、予め定められた所定時間(例えば、1時間や2時間など。その他任意の時間であっても構わない)ごとに、記憶装置132に格納されている自身のFIT2を通信基地局12に対して送信する。また、無線通信部131は、通信基地局12から当該通信基地局12が記憶するFIT2を受信した場合、受信したFIT2を記憶装置132に格納せず廃棄する。無線通信部131は、受信したFIT2を記憶装置132に格納するよう構成しても構わない。
このように、無線通信部131は、定期的に、通信基地局12に対して自身のFIT2を送信する。
また、例えば、無線通信部131は、通信可能圏内に存在する無線通信端末11に対するFIT2の送信を行う。例えば、無線通信部131は、接続要求フレームを受信する。すると、無線通信部131は、受信した接続要求フレームに応じて、所定の接続応答フレームを返信する。その後、無線通信端末11からFIT2を受信すると、無線通信部131は、自身のFIT2を無線通信端末11に対して返信する。電気看板13は、受信したFIT2を記憶装置132に格納しても構わないし、格納しなくても構わない。
なお、無線通信部131は、接続要求フレームを送信するよう構成しても構わない。
記憶装置132は、メモリなどの記憶装置である。記憶装置132には、電気看板13自身のFIT2が記憶されている。記憶装置132には、通信基地局12や無線通信端末11などから受信したFIT2が記憶されていても構わない。
以上が、電気看板13の構成の一例である。
無線通信システム1は、例えば、上述したような構成を有する無線通信端末11と通信基地局12と電気看板13とを有している。
続いて、図8から図12までを参照して、無線通信システム1の動作の一例について説明する。
まず、図8を参照して、無線通信端末11がFIT2を送信する際の処理の一例について説明する。図8は、無線通信端末11の処理の一例を示すフローチャートである。図8を参照すると、例えば、無線通信部111は、無線通信端末11が通信基地局12の通信エリア内に入った際に、記憶装置112に格納されている自身のFIT2を通信基地局12に対して送信する(ステップS101)。
通信基地局12の無線通信部121は、無線通信端末11が送信したFIT2を受信する。すると、通信基地局12は、当該通信基地局12が記憶するFIT2を無線通信端末11に対して送信する。
無線通信端末11の無線通信部111は、通信基地局12が送信したFIT2を受信する(ステップS102)。そして、無線通信部111は、受信したFIT2を記憶装置112に格納する(ステップS103)。
また、無線通信端末11の無線通信部111は、前回FIT2を通信基地局12に送信してから所定時間経過したか否か確認する(ステップS103)。所定時間経過していなかった場合(ステップS103、No)、無線通信端末11の無線通信部111は、所定時間経過するまで待機する。一方、所定時間経過した場合(ステップS103、Yes)、無線通信端末11の無線通信部111は、再度自身のFIT2を通信基地局12に対して送信する(ステップS101)。
続いて、図9を参照して、記憶装置112に格納されたFIT2を削除する際の処理の一例について説明する。図9は、無線通信端末11がFIT2を削除する際の処理の一例を示すフローチャートである。図9を参照すると、FIT削除部113は、記憶装置112を参照して、FIT2を受信してから所定時間経過したか否かを確認する(ステップS201)。
所定時間経過していない場合(ステップS201、No)、FIT削除部113は、所定時間経過するまで待機する。一方、所定時間経過した場合(ステップS201、Yes)、FIT削除部113は、所定時間経過したFIT2を削除する(ステップS202)。
削除したFIT2以外にも記憶装置112にFIT2が格納されている場合(ステップS203、Yes)、FIT削除部113は、ステップS201の確認処理を再度行う。一方、削除したFIT2以外に記憶装置112にFIT2が格納されていなかった場合(ステップS203、No)、FIT削除部113は、処理を終了する。
次に、図10を参照して、感受性判定の処理の一例について説明する。図10は、無線通信端末11が報知を行う際の処理の一例を示すフローチャートである。図10を参照すると、無線通信端末11は、FIT2を受信すると、予め感受性として設定された属性やFIT識別番号21などを示す情報が、受信したFIT2に含まれているか否か判定する。(ステップS301)。
感受性が示す情報が受信したFIT2に含まれる場合(ステップS301、Yes)、感受性判定部114は、感受性を示す情報をFIT2が含む旨を報知部115に通知する。これにより、報知部115は、バイブレーションを発動するなど、予め定められた報知を行う(ステップS302)。一方、感受性が示す情報を受信したFIT2が含まない場合(ステップS301、No)、感受性判定部114は、感受性を示す情報をFIT2が含む旨を報知部115に通知しない。
続いて、FIT2の強さを判定する際の処理の一例について図11を参照して説明する。図11は、無線通信端末11がFIT2の強さを判別する際の処理の一例を示すフローチャートである。図11を参照すると、強さ判定部116は、記憶装置112に記憶されている同一のFIT識別番号を有するFIT2の数と、予め定められた第1の閾値Aとを比較する(ステップS401)。
記憶装置112に記憶されている同一のFIT識別番号を有するFIT2の数が第1の閾値A以下である場合(ステップS401、No)、強さ判定部116は、処理を終了する。一方、記憶装置112に記憶されている同一のFIT識別番号を有するFIT2の数が第1の閾値Aを超えた場合(ステップS401、Yes)、強さ判定部116は、当該FIT識別番号を有するFIT2を強い(匂いが強い)と判断する。そして、強さ判定部116は、FIT2を強いと判定した旨をFIT付与・削除部117に通知する。これにより、FIT付与・削除部117は、強いと判定されたFIT2を自身のFIT2に付与する(ステップS402)。
また、強さ判定部116は、強いと判定した、同一のFIT識別番号を有するFIT2の数と、予め定められた第2の閾値Bとを比較する(ステップS403)。FIT2の数が第2の閾値Bを超えている場合(ステップS403、No)、強さ判定部116は、FIT付与・削除部117に対する通知を行わず待機する。一方、強いと判定した、同一のFIT識別番号を有するFIT2の数が第2の閾値B以下となった場合(ステップS403、Yes)、強さ判定部116は、当該FIT識別番号を有するFIT2が弱くなった(匂いが弱くなった)と判断する。そして、強さ判定部116は、FIT2が弱くなったと判定した旨をFIT付与・削除部117に通知する。これにより、FIT付与・削除部117は、弱くなったと判定されたFIT2を自身のFIT2から削除する(ステップS404)。
次に、図12を参照して、通信基地局12の動作の一例について説明する。図12は、通信基地局12の処理の一例を示すフローチャートである。
図12を参照すると、通信基地局12の無線通信部121は、無線通信端末11からFIT2を受信する(ステップS501)。すると、無線通信部121は、記憶装置122が記憶するFIT2のうち、受信したFIT2と同じFIT識別番号を有するFIT2以外のFIT2を送信元の無線通信端末11に対して送信する(ステップS502)。また、無線通信部121は、受信したFIT2を記憶装置122に格納する(ステップS503)。なお、ステップS502の処理の前にステップS503の処理が行われても構わないし、ステップS502の処理とステップS503の処理とが同時に行われても構わない。
FIT削除部123は、記憶装置122を参照して、FIT2を受信してから所定時間経過したか否かを確認する(ステップS504)。
所定時間経過していない場合(ステップS504、No)、FIT削除部123は、所定時間経過するまで待機する。一方、所定時間経過した場合(ステップS504、Yes)、FIT削除部123は、所定時間経過したFIT2を削除する(ステップS505)。
削除したFIT2以外にも記憶装置122にFIT2が格納されている場合(ステップS506、Yes)、FIT削除部123は、ステップS504の確認処理を再度行う。一方、削除したFIT2以外に記憶装置122にFIT2が格納されていなかった場合(ステップS506、No)、FIT削除部123は、処理を終了する。
以上が、無線通信システム1の動作の一例である。
ここで、本実施形態で説明したFIT2の利用例を挙げる。まず、FIT2を用いて個人の識別を行う例について例示する。
A 利用者Aは利用者BのFIT識別番号21を事前に確認する。そして、利用者Aは自身の無線通信端末11の感受性として利用者BのFIT識別番号21を設定する。
このように設定することで、飲食店やイベント会場などで、利用者Aは友人である利用者Bが同じ場所に居る/居たことに気付く。
また、FIT2の場所情報・時刻情報を利用して警察犬のように臭跡を追うことが出来る。
利用者Aは、顔を合わせたくない利用者Bの存在を感知し、突然の鉢合わせを避けることができる。
B 利用者は同じ場所で特定の個人と頻繁にすれ違っていることに気付く。
(頻繁なFIT2受信を携帯端末から報告される、特定のモノにその人物の移りFIT2が残っていることに気付く)
利用者:「縄張り荒らしか?自分のFIT2に<威嚇>開示属性を付けてここに擦り付けて(長時間滞留を指定して)おこう」
利用者:「同好の士か?メッセージを残してみるか」
C 利用者はハウスキーピングAI(artificial intelligence)に自身のFIT2を監視させている。
ハウスキーピングAI:「くんくん、御主人のFIT2がしなくなったから照明をおとして掃除を始める〜♪」
ハウスキーピングAI:「帰宅した御主人のFIT2に<焼き肉店>開示属性の移りFITが。この後の活動提案はお風呂の優先度を高めよう」
D 利用者は、自身の無線通信端末11に興味領域の属性情報に対して感受性を設定している。
すれ違った人のFIT2に開示属性<『キングコング〜髑髏島の巨神〜』(の電気看板)>の移りFITがこびりついている!声を掛けよう!
家族や趣味のグループのメンバーで、各人のFITに共通の秘密属性<XXXのメンバー>を設定する。メンバー同士がすれ違った際、「貴様、わが一族のものか。これまで会ったことはないが」と気付くが、他人にはその意味は秘匿されている。
続いて、FIT2を用いて飲食店の識別を行う例について例示する。
例えば、飲食店の看板にSIMを組込み、FIT2の発信源とする利用方法を示す。看板に電源を入れるとFIT2の発信が開始され、電源を落とすと(一定の滞留時間後に)エリアから当該FIT2が消える。
インターネット検索で店舗を検索すると、一般に、DBに蓄積された過去のある一点の登録情報を参照するが、FIT2による感知では、自身の居場所、現在時間に即した情報を利用できる。
E 利用者は、現在自分が居る場所で周囲のFIT2の情報を取得する。
インターネット検索で飲食店を検索した際に起こりがちな、訪れてみたら休業、という不具合が発生しにくい。
空腹を自覚したことを契機に、「周りのFITを嗅いでみる」行動ができる。この際、GPSなどで場所情報を取得する必要が無い。特に、念入りに周辺の情報を取得するためには、基地局から主要なものだけではなく、詳細なFITを含めて改めて受領する「嗅ぐ操作」を行う。
いつも同じ営業中の飲食店の前を通っているなど、FIT受信頻度により、自身の通勤通学経路、その時刻、曜日などにより適合する飲食店の優先度付推薦リストを受け取ることができる。インターネット検索で同様のリストを作成するためには、自身の行動に関して細かな絞り込みを行い検索時に入力する必要がある。
続いて、社会の雰囲気の醸成、公共のFIT2の使用例について例示する。実施例として、開示属性<公衆トイレ>や、<ガソリンスタンド>のFITを想定する。
F 利用者は、DBに蓄積された登録情報ではない、自身の居場所、現在時間に即した情報を利用できる。
移動中にFIT2を自動記録して、今歩いてきた経路に公衆トイレが無かったか振返って確認する。(地図情報ベースではなく、今SIMが生きているリアルベース)
AI冷蔵庫が内容物状況に応じて自身のFIT2に開示属性<食物期限切れ>を付与。
もっと抽象的な、「無料Wi−Fiの匂い(FIT2)」、「交通事故多発で緊張すべき場所の匂い(FIT2)」。
G 特定の嗜好をFIT2で表現
イベントなどで特定の嗜好(コミックマーケット参加者、なぎなた競技者、日本数学会会員、医者etc)を示すFIT2を発信するバッジを配布。
イベント会場付近のバス停あたりから匂いはじめ、追跡していくと会場に近づくにつれムンムンとFIT2が強くなる。
(同属性の受信頻度、延べ受信数を強いFIT2と判定)
以上が、FIT2の利用例である。なお、FIT2は、上記例示した以外の場面で利用して構わない。
以上、本実施形態において説明したように、無線通信端末11は、ネットワークを介して外部の装置へと送信されないFIT2を通信基地局12へと送信するよう構成されている。また、無線通信端末11は、FIT削除部113を有しており、受信してから所定時間経過したFIT2を削除するよう構成されている。つまり、無線通信端末11は、場所と時間に紐付けられた情報であるFIT2を用いるよう構成されている。このような構成により、現実の”匂い”の振る舞いと同様の振る舞いを行うFIT2を実現することが出来る。これにより、リアルタイムで発信された情報と発信されてから所定時間経過する前の情報のみを取得することなどが可能となる。つまり、上記構成によると、利用者のいる場所や時刻等に応じた利用可能な情報を的確に取得することが可能となる。
言い換えると、本発明によると、既存のIT(information technology)におけるPush技術、Pull技術による情報提供とは異なる、利用者が通信を意識せず、利用者のいる場所、時間において利用可能な情報を最大限取得する情報提供が可能となる。また、IOT(Internet of Things)で想定される、膨大な数のモノの通信を、エリア単位で解決し利用する手段を提供することが出来る。なお、本実施形態で説明した方法によると、通信は、原則的にモノとモノとのすれ違い時と、特定エリア内でのFIT登録時に限られ、広くネットワークをまたいだ通信は発生しない。
なお、FIT識別番号21などのモノの識別情報は、特定エリアでその時々でのユニークであればよく、センター管理する必要は無い。
また、本実施形態においては、無線通信システム1が無線通信端末11と通信基地局12と電気看板13とを有するとした。しかしながら、無線通信システム1は、必ずしも電気看板13を有していなくても構わない。
また、本実施形態では、利用イメージのわかりやすさから現実の場所とFIT2を括りつけて説明した。しかしながら、第1の実施形態で説明した「場所」とは、ネットワーク上のアドレスなど抽象的なものでも構わない。
一例として、ネットワーク上のWEB(World Wide Web)サイトを場所ととらえ、特定のWEBサイトに現在アクセスしているユーザのFIT2を利用するシーンが考えられる。
このシーンでは、WEBサイトのFIT2(電気看板13に相当)とユーザ個人のFIT2(無線通信端末11に相当)が作成されており、WEBサイトのサーバがFIT2の蓄積を担う(通信基地局12に相当)とする。
利用者は、サイトのサーバに蓄積されたFIT2を収集することで、サイトログ確認などの機能に依存せずに、そのサイトへの友人のログインや、さきほどまで友人がそのサイトにアクセスしていた形跡に気付くことが出来る。また、友人のFIT2に残留している他のWEBサイトのFIT2を確認することで、友人が経由してきた他WEBサイトの内容を追跡することが出来る。
[第2の実施形態]
次に、図13を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、無線通信端末3の構成の概要について説明する。
図13を参照すると、無線通信端末3は、無線通信部31と、記憶装置32と、削除部33と、を有している。例えば、無線通信端末3は、図示しない演算装置であるCPUと記憶装置とを有しており、記憶装置に格納されたプログラムをCPUが実行することで、上記処理部を実現する。
無線通信部31は、場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を通信基地局に対して送信する。また、無線通信部31は、通信基地局から当該通信基地局が記憶する一時滞留情報を受信する。
記憶装置32は、無線通信部31が受信した一時滞留情報を格納する。
削除部33は、記憶装置32に格納された一時滞留情報を削除する。例えば、削除部33は、一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した一時滞留情報を削除する。
このように、無線通信端末3は、場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を通信基地局に対して送信するよう構成されている。また、無線通信端末3は、削除部33を有している。このような構成により、削除部33は、一時滞留情報を格納した後、所定時間の経過により一時滞留情報を削除する。これにより、リアルタイムで発信された情報と発信されてから所定時間経過する前の情報のみを取得することなどが可能となる。つまり、上記構成によると、利用者のいる場所や時刻等に応じた利用可能な情報を的確に取得することが可能となる。
また、上述した無線通信端末3は、当該無線通信端末3に所定のプログラムが組み込まれることで実現できる。具体的に、本発明の他の形態であるプログラムは、無線通信部が受信した一時滞留情報を格納する記憶装置を有する無線通信端末に、場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を通信基地局に対して送信するとともに、通信基地局から当該通信基地局が記憶する一時滞留情報を受信する無線通信部と、一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した一時滞留情報を削除する削除部と、を実現するためのプログラムである。
また、上述した無線通信端末3により実行される無線通信方法は、無線通信端末が、場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を通信基地局に対して送信するとともに、通信基地局から当該通信基地局が記憶する一時滞留情報を受信し、受信した一時滞留情報を格納し、一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した一時滞留情報を削除する、という方法である。
上述した構成を有する、プログラム、又は、無線通信方法、の発明であっても、上記無線通信端末と同様の作用を有するために、上述した本発明の目的を達成することが出来る。
また、同様に、通信基地局や電気看板の発明も、本発明の目的を達成することが出来る。
例えば、通信基地局は、場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置と、一時滞留情報を無線通信端末から受信するとともに、記憶装置に格納された一時滞留情報を無線通信端末に対して送信する無線通信部と、一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した一時滞留情報を削除する削除部と、を有する、という構成を有する。
また、例えば、電気看板は、場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置と、記憶装置に格納された一時滞留情報を通信基地局に対して送信する無線通信部と、を有するという構成を有する。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における無線通信端末などの概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を通信基地局に対して送信するとともに、通信基地局から当該通信基地局が記憶する前記一時滞留情報を受信する無線通信部と、
前記無線通信部が受信した前記一時滞留情報を格納する記憶装置と、
前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する削除部と、
を有する
無線通信端末。
(付記2)
付記1に記載の無線通信端末であって、
前記一時滞留情報は、当該一時滞留情報の発信者が提供する提供物に応じた属性を示す属性情報を含んでいる
無線通信端末。
(付記3)
付記1又は2に記載の無線通信端末であって、
前記一時滞留情報は、送信先の通信基地局からネットワークを介して外部へと送信されず、送信先の基地局において記憶された後、所定時間経過後に削除される情報である
無線通信端末。
(付記3−1)
付記1から付記3までのいずれかに記載の無線通信端末であって、
前記一時滞留情報には、不特定多数の利用者間で共有する属性を示す公開属性情報と、特定の利用者間でのみ共有する属性を示す秘密属性情報と、のうちの少なくとも一方が含まれている
無線通信端末。
(付記4)
付記1から付記3までのいずれかに記載の無線通信端末であって、
前記記憶装置に格納されている前記一時滞留情報の強さを判定する強さ判定手段と、
前記強さ判定手段による判定結果に基づいて、前記一時滞留情報を他の前記一時滞留情報に付与する滞留情報付与部と、
を有する
無線通信端末。
(付記5)
付記4に記載されている無線通信端末であって、
前記強さ判定手段は、同一の情報を有する前記一時滞留情報の数に基づいて、前記一時滞留情報の強さを判定する
無線通信端末。
(付記5−1)
付記5に記載の無線通信端末であって、
前記強さ判定手段は、前記一時滞留情報を識別するための情報が同一である前記一時滞留情報の数に基づいて、前記一時滞留情報の強さを判定する
無線通信端末。
(付記5−2)
付記5又は5−1に記載の無線通信端末であって、
前記強さ判定手段は、前記一時滞留情報の発信者が提供する提供物に応じた属性を示す属性情報が同一である前記一時滞留情報の数に基づいて、前記一時滞留情報の強さを判定する
無線通信端末。
(付記6)
付記1から付記5までのいずれかに記載の無線通信端末であって、
受信した前記一時滞留情報に所定の情報が含まれることを判定する感受性判定部と、
前記感受性判定部による判定結果に基づいて所定の報知を行う報知部と、
を有する
無線通信端末。
(付記6−1)
付記6に記載の無線通信端末であって、
前記無線通信部は、近距離無線通信を用いて近傍に位置する他の無線通信端末と前記一時滞留情報を送受信する
無線通信端末。
(付記7)
無線通信端末が、
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を通信基地局に対して送信するとともに、通信基地局から当該通信基地局が記憶する前記一時滞留情報を受信し、
受信した前記一時滞留情報を格納し、
前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する
無線通信方法。
(付記8)
無線通信部が受信した一時滞留情報を格納する記憶装置を有する無線通信端末に、
場所と時間に紐付けられた情報である前記一時滞留情報を通信基地局に対して送信するとともに、通信基地局から当該通信基地局が記憶する前記一時滞留情報を受信する無線通信部と、
前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する削除部と、
を実現するための
プログラム。
(付記9)
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置と、
前記一時滞留情報を無線通信端末から受信するとともに、前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を無線通信端末に対して送信する無線通信部と、
前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する削除部と、
を有する
通信基地局。
(付記9−1)
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置を有する通信基地局が、
前記一時滞留情報を無線通信端末から受信するとともに、前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を無線通信端末に対して送信し、
前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する
基地局通信方法。
(付記9−2)
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置を有する通信基地局に、
前記一時滞留情報を無線通信端末から受信するとともに、前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を無線通信端末に対して送信する無線通信部と、
前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する削除部と、
を実現させるためのプログラム。
(付記10)
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置と、
前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を通信基地局に対して送信する無線通信部と、
を有する
電気看板。
(付記10−1)
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置を有する電気看板が、
前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を通信基地局に対して送信する
電気看板通信方法。
(付記10−2)
場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置を有する電気看板に、
前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を通信基地局に対して送信する無線通信部を実現するためのプログラム。
なお、上記各実施形態及び付記において記載したプログラムは、記憶装置に記憶されていたり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていたりする。例えば、記録媒体は、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、及び、半導体メモリ等の可搬性を有する媒体である。
以上、上記各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることが出来る。
なお、本発明は、日本国にて2018年1月4日に特許出願された特願2018−155の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願に記載された内容は、全て本明細書に含まれるものとする。
1 無線通信システム
11 無線通信端末
111 無線通信部
112 記憶装置
113 FIT削除部
114 感受性判定部
115 報知部
116 強さ判定部
117 FIT付与・削除部
118 属性設定部
12 通信基地局
121 無線通信部
122 記憶装置
123 FIT削除部
13 電気看板
131 無線通信部
132 記憶装置
2 FIT
21 FIT識別番号
22 属性情報(公開)
23 属性情報(秘密)
3 無線通信端末
31 無線通信部
32 記憶装置
33 削除部

Claims (18)

  1. 場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を通信基地局に対して送信するとともに、通信基地局から当該通信基地局が記憶する前記一時滞留情報を受信する無線通信部と、
    前記無線通信部が受信した前記一時滞留情報を格納する記憶装置と、
    前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する削除部と、
    を有する
    無線通信端末。
  2. 請求項1に記載の無線通信端末であって、
    前記一時滞留情報は、当該一時滞留情報の発信者が提供する提供物に応じた属性を示す属性情報を含んでいる
    無線通信端末。
  3. 請求項1又は2に記載の無線通信端末であって、
    前記一時滞留情報は、送信先の通信基地局からネットワークを介して外部へと送信されず、送信先の基地局において記憶された後、所定時間経過後に削除される情報である
    無線通信端末。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の無線通信端末であって、
    前記一時滞留情報には、不特定多数の利用者間で共有する属性を示す公開属性情報と、特定の利用者間でのみ共有する属性を示す秘密属性情報と、のうちの少なくとも一方が含まれている
    無線通信端末。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の無線通信端末であって、
    前記記憶装置に格納されている前記一時滞留情報の強さを判定する強さ判定手段と、
    前記強さ判定手段による判定結果に基づいて、前記一時滞留情報を他の前記一時滞留情報に付与する滞留情報付与部と、
    を有する
    無線通信端末。
  6. 請求項5に記載されている無線通信端末であって、
    前記強さ判定手段は、同一の情報を有する前記一時滞留情報の数に基づいて、前記一時滞留情報の強さを判定する
    無線通信端末。
  7. 請求項6に記載の無線通信端末であって、
    前記強さ判定手段は、前記一時滞留情報を識別するための情報が同一である前記一時滞留情報の数に基づいて、前記一時滞留情報の強さを判定する
    無線通信端末。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の無線通信端末であって、
    前記強さ判定手段は、前記一時滞留情報の発信者が提供する提供物に応じた属性を示す属性情報が同一である前記一時滞留情報の数に基づいて、前記一時滞留情報の強さを判定する
    無線通信端末。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の無線通信端末であって、
    受信した前記一時滞留情報に所定の情報が含まれることを判定する感受性判定部と、
    前記感受性判定部による判定結果に基づいて所定の報知を行う報知部と、
    を有する
    無線通信端末。
  10. 請求項9に記載の無線通信端末であって、
    前記無線通信部は、近距離無線通信を用いて近傍に位置する他の無線通信端末と前記一時滞留情報を送受信する
    無線通信端末。
  11. 無線通信端末が、
    場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を通信基地局に対して送信するとともに、通信基地局から当該通信基地局が記憶する前記一時滞留情報を受信し、
    受信した前記一時滞留情報を格納し、
    前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する
    無線通信方法。
  12. 無線通信部が受信した一時滞留情報を格納する記憶装置を有する無線通信端末に、
    場所と時間に紐付けられた情報である前記一時滞留情報を通信基地局に対して送信するとともに、通信基地局から当該通信基地局が記憶する前記一時滞留情報を受信する無線通信部と、
    前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する削除部と、
    を実現するための
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  13. 場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置と、
    前記一時滞留情報を無線通信端末から受信するとともに、前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を無線通信端末に対して送信する無線通信部と、
    前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する削除部と、
    を有する
    通信基地局。
  14. 場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置を有する通信基地局が、
    前記一時滞留情報を無線通信端末から受信するとともに、前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を無線通信端末に対して送信し、
    前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する
    基地局通信方法。
  15. 場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置を有する通信基地局に、
    前記一時滞留情報を無線通信端末から受信するとともに、前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を無線通信端末に対して送信する無線通信部と、
    前記一時滞留情報の受信後、予め定められた所定時間経過した前記一時滞留情報を削除する削除部と、
    を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置と、
    前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を通信基地局に対して送信する無線通信部と、
    を有する
    電気看板。
  17. 場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置を有する電気看板が、
    前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を通信基地局に対して送信する
    電気看板通信方法。
  18. 場所と時間に紐付けられた情報である一時滞留情報を格納する記憶装置を有する電気看板に、
    前記記憶装置に格納された前記一時滞留情報を通信基地局に対して送信する無線通信部を実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。


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