JPWO2019112034A1 - アスタチンの製造方法 - Google Patents

アスタチンの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2019112034A1
JPWO2019112034A1 JP2019558293A JP2019558293A JPWO2019112034A1 JP WO2019112034 A1 JPWO2019112034 A1 JP WO2019112034A1 JP 2019558293 A JP2019558293 A JP 2019558293A JP 2019558293 A JP2019558293 A JP 2019558293A JP WO2019112034 A1 JPWO2019112034 A1 JP WO2019112034A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
astatine
carrier gas
bismuth
target
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019558293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7205911B2 (ja
Inventor
厚 篠原
厚 篠原
厚史 豊嶋
厚史 豊嶋
崇 吉村
崇 吉村
晃充 神田
晃充 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka University NUC
Original Assignee
Osaka University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka University NUC filed Critical Osaka University NUC
Publication of JPWO2019112034A1 publication Critical patent/JPWO2019112034A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7205911B2 publication Critical patent/JP7205911B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21GCONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
    • G21G1/00Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes
    • G21G1/04Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes outside nuclear reactors or particle accelerators
    • G21G1/10Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes outside nuclear reactors or particle accelerators by bombardment with electrically charged particles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B7/00Halogens; Halogen acids
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21GCONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
    • G21G1/00Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes
    • G21G1/001Recovery of specific isotopes from irradiated targets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B2210/00Purification or separation of specific gases
    • C01B2210/0001Separation or purification processing
    • C01B2210/0009Physical processing
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21GCONVERSION OF CHEMICAL ELEMENTS; RADIOACTIVE SOURCES
    • G21G1/00Arrangements for converting chemical elements by electromagnetic radiation, corpuscular radiation or particle bombardment, e.g. producing radioactive isotopes
    • G21G1/001Recovery of specific isotopes from irradiated targets
    • G21G2001/0094Other isotopes not provided for in the groups listed above

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

アスタチン−211を高収率で分離精製し、溶液に溶解することができる方法を提供すること。ビスマスにα線を照射し、該ビスマス中にアスタチン−211を生成する工程、および該α線を照射したビスマスを、不活性ガス、O2およびH2Oを含有するキャリアガスを用いて蒸留し、アスタチン−211を分離精製して、溶液に溶解する工程を包含する、アスタチン−211の製造方法。

Description

本発明は、アスタチンの製造方法に関する。
α線放出核種であるアスタチン−211(At−211)は、1950年代からα線内用療法への利用が期待され、近年になって臨床応用に向けた研究が盛んに行われ始めている。アスタチンを臨床研究に応用するためには、まず加速器を用いて金属ビスマス標的にαビームを照射してアスタチンを生成した後、金属ビスマスからアスタチンを分離精製するとともに、次に行う標識薬剤合成のためのアスタチン溶液を調製する必要がある。アスタチン分離精製法としては、乾式法および湿式法が用いられている。湿式法では、アスタチンを含む金属ビスマスを溶解後、溶媒抽出を行うため、試薬由来の不純物が混入する欠点がある。一方、乾式法では、アスタチンを含む金属ビスマスを加熱してアスタチンを蒸留分離し、気流搬送して冷却トラップした後、それを溶液で溶解するため、不純物の混入が極めて少ない。しかしながら、従来の乾式法では、アスタチンの回収率を上げるために溶液に酸化剤(非特許文献1)や水酸化ナトリウム(非特許文献2)を添加する必要があり、次の工程であるアスタチン標識薬剤の合成条件には化学的な制約が課せられている。そのため、液性が自由に選択でき、かつ高濃度のアスタチン溶液を安定して高収率で得る新しい手法が求められている。
E. Aneheim et al., Scientific Reports, 5, 12025 (2015). K. Nagatsu et al., Applied Radiation and Isotopes, 94, 363-371 (2014).
本発明の目的は、アスタチン−211を標識薬剤合成のための溶液として高収率で調製することができる方法を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、αビームを照射した金属ビスマス標的を不活性ガス、OおよびHOを含有するキャリアガスを用いて蒸留することにより、アスタチン−211を高収率で分離精製し、溶液に簡便に溶解することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1]金属ビスマス標的にα線を照射し、該ビスマス標的中にアスタチン−211を生成する工程、および
該α線を照射したビスマス標的を、不活性ガス、OおよびHOを含有するキャリアガスを用いて蒸留し、アスタチン−211を分離精製して、溶液に溶解する工程
を包含する、アスタチン−211の製造方法。
[2]不活性ガスがHeまたはNである、[1]記載の方法。
[3]キャリアガス中の不活性ガス:Oの体積比が99:1〜51:49であり、かつHOの含有量が1〜15μg/cmである、[1]または[2]記載の方法。
[4]キャリアガスの流量が、5〜40mL/分である、[1]〜[3]のいずれか1項記載の方法。
[5]蒸留温度が、500〜850℃である、[1]〜[4]のいずれか1項記載の方法。
本発明によれば、アスタチン−211を高収率で分離精製し、溶液に溶解することができる方法が提供される。
本発明の方法の工程2を実施するための装置の一例を示す模式図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のアスタチン−211の製造方法は、
金属ビスマス標的にαビームを照射し、該ビスマス標的中にアスタチン−211を生成する工程(以下、工程1と称する)、および
該α線を照射したビスマス標的を、不活性ガス、OおよびHOを含有するキャリアガスを用いて蒸留し、アスタチン−211を分離精製して、溶液に溶解する工程(以下、工程2と称する)
を包含する。
(工程1)
金属ビスマス標的へのαビームの照射は、加速器を用いて行う。加速器としては、αビームを30MeVに加速可能な任意の加速器を用いることができる。加速器で得られる高エネルギーのαビーム(He2+、28.2MeV)を金属ビスマス標的に照射し、核反応209Bi(He,2n)211Atによって該ビスマス標的中にアスタチン−211を生成する。
(工程2)
工程2を実施するための装置の一例の模式図を図1に示す。以下、図1を参照して工程2を説明する。
αビームを照射した金属ビスマス標的からアスタチン−211を分離精製するために乾式蒸留法を適用する。これはアスタチン−211の揮発性が高いことを利用し、金属ビスマス標的を高温で加熱溶融して選択的にアスタチン−211を蒸発させ、冷却捕集することでビスマス標的から分離精製するものである。本発明では、特にアスタチンの化学種によって揮発性や反応性が異なる事に着目し、キャリアガス(不活性ガス/O/HO混合ガス)組成を工夫することによって揮発しやすく溶解しやすいアスタチン酸化物を形成し、簡便で高収率の蒸留分離および溶解回収を行う。分離操作は、例えば、以下の方法で行う。
工程1でαビームを照射した金属ビスマス標的(内部にアスタチン−211が生成)を、管状炉中の石英管に入れる。管状炉の温度を上昇させ、ビスマス標的からアスタチン−211を揮発させる。揮発したアスタチン−211は、キャリアガス(不活性ガス/O/HO混合ガス)によって石英管外に輸送される。このキャリアガスによってビスマスおよびアスタチン−211が酸化され、目的のアスタチン酸化物が生成する。輸送されたアスタチン−211はその後、テフロン製のコネクター、バルブおよびチューブ内を通ってゆく。このテフロンチューブを管状炉外で氷水、液体窒素等で冷却することにより、アスタチン−211をチューブ壁面に吸着させる。ビスマスからアスタチン−211が全て揮発(冷却したテフロンチューブ内のアスタチン−211の放射能が飽和)した後、シリンジポンプによって一定量の溶液(蒸留水、メタノール等のアルコール、生理食塩水等)を通し、アスタチン−211を溶液(蒸留水、メタノール等のアルコール、生理食塩水等)中に溶解させる。その後、アスタチン−211が溶解した溶液(蒸留水、メタノール等のアルコール、生理食塩水等)を押し出し、目的のアスタチン溶液(水溶液、メタノール等のアルコール溶液、生理食塩水溶液等)を得る。
不活性ガスとしては、例えば、He、Ne、Ar、Kr、Xe、Nなどが挙げられ、好ましくは、HeまたはNである。
キャリアガス中の不活性ガス:Oの体積比は、好ましくは99:1〜51:49であり、より好ましくは90:10〜60:40であり、さらに好ましくは80:20〜70:30である。キャリアガス中の不活性ガス:Oの体積比が上記範囲外であると、アスタチン酸化物が生成されず、アスタチン−211の収率が低下する等の問題が生じる。
キャリアガス中のHOの含有量は、好ましくは1〜15μg/cmであり、より好ましくは2〜10μg/cmであり、さらに好ましくは5〜8μg/cmである。キャリアガス中のHOの含有量が上記範囲外であると、アスタチン−211の収率が低下する等の問題が生じる。
本発明の好ましい実施態様では、キャリアガス中の不活性ガス:Oの体積比が99:1〜51:49であり、かつHOの含有量が1〜15μg/cmである。本発明のより好ましい実施態様では、キャリアガス中の不活性ガス:Oの体積比が90:10〜60:40であり、かつHOの含有量が2〜10μg/cmである。本発明のさらに好ましい実施態様では、キャリアガス中の不活性ガス:Oの体積比が80:20〜70:30であり、かつHOの含有量が5〜8μg/cmである。
キャリアガスの流量は、好ましくは5〜40mL/分であり、より好ましくは10〜30mL/分であり、さらに好ましくは15〜25mL/分である。キャリアガスの流量が上記範囲外であると、アスタチン−211の収率が低下する等の問題が生じる。
管状炉の温度(すなわち、蒸留温度)は、好ましくは500〜850℃であり、より好ましくは650〜850℃であり、さらに好ましくは800〜850℃である。管状炉の温度が上記範囲外であると、アスタチン−211の収率が低下する等の問題が生じる。
上記方法により、アスタチン−211を、高収率かつ高濃度で標識薬剤合成に使用し易い水溶液として得ることができ、薬剤合成の可能性が格段に広がる。また、アスタチン−211をトラップする際、水以外の溶媒(例えば、メタノール等のアルコール、生理食塩水)を用いることにより、アスタチン−211を水溶液以外の溶液として得ることができ、医学・化学利用の広がりが大きくなる。さらに、本発明の方法の工程2を実施するための装置の機構が単純であり、本発明をもとに医学利用を見据えた自動でアスタチン−211を精製可能な装置の開発も期待できる。
本発明は、更に以下の実施例によって詳しく説明されるが、これらは本発明を限定するものではなく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で変化させてもよい。
(実施例1〜6および比較例1〜2)
(工程1:アスタチン−211の製造)
加速器で得られた高エネルギーαビーム(He2+、28.2MeV)をビスマスに照射し、核反応209Bi(He,2n)211Atによって該ビスマス中にアスタチン−211を生成した。
ビスマス(Bi)標的の調製
Bi標的は真空蒸着法によって調製した。市販のBi金属(粒状)をタンタル製の金属ボートに乗せ、蒸着装置内部にセットした。金属ボートの上部に標的のバッキングとなるアルミニウム(Al)箔(厚さ10μm)を取り付けた。ベルジャー内を減圧後、金属ボートに電流を流して加熱し、Bi金属を揮発させてAl箔に蒸着した。蒸着したBi金属を5〜30mg/cmの厚みで得た。
Bi標的の照射
調製したBi標的をホルダーに取り付け、飛散防止のためアルミニウム箔(厚さ10μm)で表面を覆った。その後、ホルダーごと照射槽内の照射位置にセットした。ビームが当たるBi標的の面積を出来るだけ広げて冷却効率を上げるため、Bi標的はビーム軸方向に対して45度の角度で置いた。照射槽内部をヘリウムガスに置換した後、1〜2μAのαビームを照射した。AVFサイクロトロンから入射した30MeVのαビームは、真空窓(ハーバーフォイル)ならびにアルミニウムカバーを通過し、28.2MeVでBi標的に入射した。照射中は、流速10L/分以上でヘリウムガスをBi標的に吹き付けて空冷するとともに、ビーム後方側の標的ホルダー中に蒸留水を流して水冷を行った。
(工程2:アスタチン−211の分離精製)
αビームを照射したBi標的を石英管に入れ、Bi標的が中心になるように管状炉にセットした。下流側はテフロン製コネクター、切り替えバルブ、チューブを用いて石英管と冷却用テフロントラップ(内径2mm、長さ20cm)に接続し、上流側には混合ガス導入用チューブを接続した。接続後、トラップ上部のバルブを閉にして石英管内を減圧し、系内が1気圧になるまでHe/O/HO混合ガス(キャリアガス)を導入した。1気圧に達した後、バルブを開き、混合ガスを冷却トラップ、トラップ、排気系へと流した。揮発性アスタチン酸化物の沈着を防ぐため、管状炉出口からトラップ上部までをリボンヒーターで130℃に加熱した。混合ガスを流しながら冷却トラップを氷水で冷却し、さらに管状炉を850℃まで加熱した。また、CdZnTe半導体検出器を冷却トラップ上部に配置し、アスタチン−211から発せられる放射線(X線)をモニターして、冷却トラップでの捕集を確認しながら加熱した。管状炉温度が850℃に到達した後もさらに30分加熱を続けた。その後、冷却トラップ上部のバルブ二つを操作して経路を切り替え、冷却トラップを氷水から外した。シリンジポンプを用いて蒸留水を冷却トラップ方向に100μL導入したのち、別のシリンジポンプを用いて空気を送り、この100μL蒸留水を冷却トラップに流速250μL/分で流して捕集したアスタチン−211を溶解した。最終的に、小型容器にアスタチン−211を溶解した水溶液を収集した。
蒸留前のBi標的に含まれるアスタチン−211の放射線と最終の小型容器に含まれるアスタチン−211の放射線をゲルマニウム半導体検出器で測定し、それぞれに含まれるアスタチン−211を定量した。放射性壊変に対する補正を行い、各条件での化学収率を算出した。キャリアガスの組成(キャリアガス中のHe:O体積比およびHO含有量)および化学収率は以下の通りであった。
(実施例7および8)
キャリアガスとしてN/O/HO混合ガスを用いたこと以外は実施例1〜6と同様にしてアスタチン−211を得た。キャリアガスの組成(キャリアガス中のN:O体積比およびHO含有量)および化学収率は以下の通りであった。
表1および2から明らかなように、キャリアガスとして不活性ガス/O/HO混合ガスを用いた(とりわけ、不活性ガスとしてHeまたはNを用い、キャリアガスの組成(キャリアガス中の不活性ガス:O体積比およびHO含有量)を特定の範囲に設定した)実施例1〜8は、アスタチン−211を高収率で分離精製することができた。
本発明によれば、アスタチン−211を高収率で分離精製し、溶液に溶解することができる方法が提供される。
本出願は、日本で出願された特願2017−235141を基礎としており、その内容は本明細書にすべて包含されるものである。

Claims (5)

  1. ビスマスにα線を照射し、該ビスマス中にアスタチン−211を生成する工程、および
    該α線を照射したビスマスを、不活性ガス、OおよびHOを含有するキャリアガスを用いて蒸留し、アスタチン−211を分離精製して、溶液に溶解する工程
    を包含する、アスタチン−211の製造方法。
  2. 不活性ガスがHeまたはNである、請求項1記載の方法。
  3. キャリアガス中の不活性ガス:Oの体積比が99:1〜51:49であり、かつHOの含有量が1〜15μg/cmである、請求項1または2記載の方法。
  4. キャリアガスの流量が、5〜40mL/分である、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  5. 蒸留温度が、500〜850℃である、請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
JP2019558293A 2017-12-07 2018-12-07 アスタチンの製造方法 Active JP7205911B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017235141 2017-12-07
JP2017235141 2017-12-07
PCT/JP2018/045068 WO2019112034A1 (ja) 2017-12-07 2018-12-07 アスタチンの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019112034A1 true JPWO2019112034A1 (ja) 2021-01-14
JP7205911B2 JP7205911B2 (ja) 2023-01-17

Family

ID=66750219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019558293A Active JP7205911B2 (ja) 2017-12-07 2018-12-07 アスタチンの製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11795056B2 (ja)
EP (1) EP3722258B1 (ja)
JP (1) JP7205911B2 (ja)
CN (1) CN111465577B (ja)
AU (1) AU2018381436B9 (ja)
WO (1) WO2019112034A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7286525B2 (ja) * 2019-12-11 2023-06-05 株式会社東芝 アスタチン同位元素の製造方法および装置、アスタチン同位元素の分離・回収方法および装置
JP7258736B2 (ja) * 2019-12-17 2023-04-17 株式会社東芝 放射性同位体製造方法および放射性同位体製造装置
EP4148018A4 (en) * 2020-05-07 2024-06-05 Tokyo Institute of Technology SIMPLE ASTATE CONCENTRATION METHOD
JP7558898B2 (ja) 2021-06-17 2024-10-01 株式会社東芝 アスタチン同位体製造装置およびアスタチン同位体製造方法
CN114249301B (zh) * 2021-11-10 2023-06-16 砹尔法纽克莱(宁波)医疗科技有限公司 一种洗脱溶液及用于靶向核素药的放射性核素砹-211的制备方法
EP4439590A1 (en) * 2021-11-24 2024-10-02 Metal Technology Co., Ltd. Radionuclide production method, target holding device for quantum beam irradiation, system, and target
CN116216644B (zh) * 2023-03-20 2023-09-22 四川大学 一种低真空度高纯At-211干馏生产系统及其生产方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SU947025A1 (ru) 1980-10-24 1982-07-30 Объединенный Институт Ядерных Исследований Способ получени растворов астата
US4681727A (en) * 1984-04-10 1987-07-21 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Process for producing astatine-211 for radiopharmaceutical use
JP6830435B2 (ja) * 2014-06-18 2021-02-17 リンデグレン、ストゥーレ アスタチン−211[At−211]放射性医薬品の生産のための自動化プロセスプラットフォーム
US20160053345A1 (en) * 2014-08-21 2016-02-25 University Of Washington Process for isolation and purification of astatine-211

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
佐藤望 ET AL.: "理研におけるAt-211製造", 2016日本放射化学会年会・第60回放射化学討論会研究発表要旨集, vol. vol.2016-60th, JPN6019000411, 1 September 2016 (2016-09-01), JP, pages 50, ISSN: 0004937177 *
佐藤望 ET AL.: "理研におけるAt-211製造", 第53回アイソトープ・放射線研究発表会要旨集, vol. 53rd, JPN6019000410, 2016, JP, pages 29, ISSN: 0004937176 *
池田卓海 ET AL.: "乾式分離法で得た211Atの薄層クロマトグラフィ−並びに溶媒抽出挙動", 2017年日本放射化学年会・第61回放射化学討論会研究発表要旨集, vol. vol.2017-61st, JPN6019000405, 1 September 2017 (2017-09-01), JP, pages 84, ISSN: 0004861908 *
豊嶋厚史 ET AL.: "アスタチンの酸化還元と溶媒抽出挙動", 2016日本放射化学会年会・第60回放射化学討論会研究発表要旨集, vol. vol.2016-60th, JPN6019000406, 1 September 2016 (2016-09-01), JP, pages 112, ISSN: 0004937175 *

Also Published As

Publication number Publication date
EP3722258A1 (en) 2020-10-14
AU2018381436B2 (en) 2024-02-15
EP3722258A4 (en) 2021-03-03
US11795056B2 (en) 2023-10-24
AU2018381436B9 (en) 2024-03-14
EP3722258B1 (en) 2021-09-01
AU2018381436A1 (en) 2020-07-23
JP7205911B2 (ja) 2023-01-17
CN111465577B (zh) 2023-07-28
WO2019112034A1 (ja) 2019-06-13
US20200290872A1 (en) 2020-09-17
CN111465577A (zh) 2020-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2019112034A1 (ja) アスタチンの製造方法
JP3996396B2 (ja) 18fフッ化物の生産のためのシステムと方法
US11017910B2 (en) Method for producing an iodine radioisotopes fraction, in particular of I-131, iodine radioisotopes fraction, in particular of I-131
US20130115156A1 (en) Process for the detritiation of soft housekeeping waste and plant thereof
JP2016080574A5 (ja)
JP3989897B2 (ja) イオンビームによる18f−フッ化物の製造のための装置と方法
KR20230012451A (ko) 희토류 원소의 분리
JP5322071B2 (ja) 加速器による放射性核種の製造方法及び装置
Cieszykowska et al. Separation of Ytterbium from 177 Lu/Yb mixture by electrolytic reduction and amalgamation
JP7339692B2 (ja) 放射性標識化合物の製造方法及び製造装置
JPH10509449A (ja) ▲上11▼c−沃化メチルの製造
US4894208A (en) System for separating radioactive NA from Al
JPWO2019088113A1 (ja) 放射性同位体の製造方法、放射性同位体製造装置
JP3699044B2 (ja) 放射性リン核種製造のための硫黄の蒸留方法
CN110444312B (zh) 利用干馏法从铀裂变产物中分离医用同位素131i的方法
KR101590941B1 (ko) 핵분열 몰리브덴 생산공정에서 발생하는 기체 상의 요오드 흡착 및 회수방법
JP6467574B2 (ja) MoO3から99mTcを熱分離精製する方法及びその装置
RU2476942C1 (ru) Способ получения радионуклида рений-188 без носителя и устройство для его осуществления
CN114249301B (zh) 一种洗脱溶液及用于靶向核素药的放射性核素砹-211的制备方法
JP2020169873A (ja) 放射性同位元素の製造方法、及び、放射性同位元素製造用の熱分離装置
US20240339233A1 (en) Separation of rare earth elements by means of physical chemistry
RU2598089C1 (ru) Способ получения радионуклида стронция-82
US20240363261A1 (en) Separation of rare earth elements by means of physical chemistry
Shikata et al. Dry-distillation of iodine-131 from several tellurium compounds
JP7558898B2 (ja) アスタチン同位体製造装置およびアスタチン同位体製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7205911

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150