JPWO2019078265A1 - 分析装置および全有機体炭素測定装置 - Google Patents
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Abstract
Description
加熱炉による燃焼管の加熱が高効率にかつ均一になされるように、加熱炉の外周は、セラミックスファイバーやアルミナ質繊維を主成分とする断熱材の外壁によって囲われることがある(特許文献2参照)。
特に、燃焼管の出口部は触媒保持や配管接続のために細管部となっているのが一般的であり、これにより穴部との間により大きい隙間が生じていた。
なお、前記のとおり、加熱炉の筐体下部には、燃焼管本体の外径以上の大きな径の穴部が設けられている。この理由は、燃焼管本体が加熱炉内部で破損したときに抜き取れるようにするためであり。従って、この構造は、メンテナンス上、避けることができない。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものである。
断熱材の材質としては、適宜のものが適用できるが、セラミックス製が好適である。また、シール部材の形状としては、加熱炉の筐体下部の穴部の径と略同径の円柱体が好適である。
さらに、テーパー部を形成することにより、シール部材の上方(加熱炉内側)に重心が移動し、シール部材を下方から上方に向って押し上げたときに、胴部外径と穴部の径の差(隙間)があることによりシール部材が外方(二分割のときは左右)に広がるのを許容するとともに、上下重量バランスにより容易に左右に広がるのを助ける。
さらに、シール部材は分割されている実施形態では、ツバ部を備えていても加熱炉の筐体下部に穿設した穴部から容易に装着することができ、燃焼管本体の出口部の細管部を中心部の孔に挿入するにあたって、シール部材を上方(加熱炉内側)に押し上げるだけで容易に行うことができる。
そのため、作業者による加熱炉内への燃焼管の取り付け時のバラツキをなくすることができ、安定した全有機体炭素等の測定が可能となる。
マルチポートバルブ16の共通ポートには、試料水を計量して採取するためのサンプリングシリンジ17が接続されている。他のポートには、図示していないが、1)試料導入部、2)試料水から無機体炭素成分を除去する際に使用される塩酸、3)希釈水、4)無機体炭素反応部18、5)燃焼管14および6)排出用ドレンの各ポートがそれぞれ接続されている。このように、全有機体炭素測定装置11は、オートサンプラ19から採取した試料を全有機体炭素測定部12の燃焼管14に注入できるように構成されている。
流量が計量されて加湿されたキャリアガスは、燃焼管14に送られる。また、サンプリングシリンジ17にも、加湿用の流量調整されたキャリアガスが、通気ガスとして、電磁弁20を介して供給される。
試料注入部21には、キャリアガスの逆流を防止する逆止弁(図示省略)を介してキャリアガス供給部15が接続されている。燃焼管14本体の細管部14aは、冷却部23と逆流防止トラップ24を介して、無機体炭素反応部18のキャリアガス導入口に接続されている。
なお、無機体炭素反応部18の無機体炭素反応液はドレン用電磁弁(図示省略)から排出される。
このようにして測定された全炭素の量から無機体炭素の量を差し引きすれば、全有機体炭素の量を求めることができる。
なお、排出された二酸化炭素は、CO2アブソーバ(図示省略)に吸着される。また、除湿用電子クーラ25には、水分を除去するためのドレンポット(図示省略)が接続されている。
図2Aにおいて、加熱炉22の下部筐体22aには、当該筐体22aを厚み方向(図2において筐体22aの厚みはtで示されている)に貫通して燃焼管14本体の外径d1(図2C参照)より大きな穴径d2の穴部7が設けられている。このように構成される理由は、燃焼管14が加熱炉22内部で破損したときに抜き取れるようにするためであり、メンテナンス上、避けることができない構造である。
ツバ部2a、2b、3a、3bのうち上方のツバ部2a、2bは、図2Aの上面図に示すとおり、円盤状ではなく、円盤の一部が切除された形状を有している。これにより、ツバ部2a、2bとしての機能を維持しつつ、穴部7よりシール部材1(上方のツバ部2a、2b)を加熱炉22内へ装着することができる。
テーパー部5a、5bの最小径は胴部4a、4bの径と同径である。最小径部の胴部4a、4bにおける位置は、胴部4a、4bの長さ(軸方向)の上側1/3以下が望ましい。これにより、テーパー部5a、5bがシール部材1の重心を上方(加熱炉22内側)に位置させることができる。
図2Bにおいて、燃焼管14の出口部の細管部14aをシール部材1の中心部に穿設されている孔6に取り付けるにときには、図2Aの状態から、下方のツバ部3a、3bが加熱炉22の下部筐体22aに当接するまで、シール部材1を加熱炉22内に向って手で押し上げる。
なお、シール部材1に設けられた孔6の下方ツバ部3a、3b側には、面取り部8が形成されている。これにより、シール部材1の下方のツバ部3a、3bの衝突を緩和し、左右に広がるのをより一層許容することができる。
なお、図示している実施形態では、テーパー部5a、5bの最大径が穴部7の内径d2と同径に設定されている。これにより、シール部材1の上方のツバ部2a、2bは円盤状ではなく一部が切除されていても、上方のツバ部2a、2bの切除部から熱が逃げることはない。
試料が導入される燃焼管を加熱し、これにより前記試料を燃焼して酸化分解させるための加熱炉を備えた分析装置であって、
前記燃焼管の出口部には、細管部が設けられ、
前記加熱炉は、筐体を有し、
前記加熱炉の筐体の下部には、前記筐体を貫通する穴部が設けられ、
前記穴部の径は前記燃焼管の外径より大きく、
前記穴部には、該穴部を封止するシール部材が設けられ、
前記シール部材は、断熱材で作られており、
前記シール部材には、前記燃焼管の細管部を挿入するための孔が設けられている、
分析装置である。
前記シール部材は、胴部とツバ部とを有していてもよく、
前記胴部は、前記穴部の径より小さい径を有し且つ前記加熱炉の下部筐体の厚みより大きい長さを有していてもよく、
前記ツバ部は、前記胴部の両端に設けられていてもよく、
前記ツバ部は、前記穴部の径より大きい径を有していてもよく、
前記シール部材には、前記ツバ部から前記胴部に向かってテーパー部が形成されていてもよく、
前記シール部材は、軸方向に少なくとも二分割されていてもよい。。
前記テーパー部は、その大径側において、前記穴部の径以下の径を有していてもよい。
測定部とを備えた全有機体炭素測定装置であって、
前記燃焼管は、前記加熱炉内に配置され試料中の炭素成分を燃焼して酸化分解させて二酸化炭素に変換する反応部であり、
前記測定部は、前記反応部からのガスを流通させるセル、前記セルに光を照射する光源および前記セルを透過した光を検出する検出器を有する
全有機体炭素測定装置である。
2a、2b ・・・上方のツバ部
3a、3b ・・・下方のツバ部
4a、4b ・・・胴部
5a、5b ・・・テーパー部
6 ・・・孔
7 ・・・穴部
8 ・・・面取り部
11 ・・・全有機体炭素測定装置
12 ・・・全有機体炭素測定部
13 ・・・酸化反応部
14 ・・・燃焼管
14a ・・・細管部
15 ・・・キャリアガス供給部
16 ・・・マルチポートバルブ
17 ・・・サンプリングシリンジ
18 ・・・無機体炭素反応部
19 ・・・オートサンプラ
20 ・・・電磁弁
21 ・・・試料注入部
22 ・・・加熱炉
22a ・・・加熱炉の下部筐体
23 ・・・冷却部
24 ・・・逆流防止トラップ
25 ・・・除湿用電子クーラ
26 ・・・測定部
d1 ・・・燃焼管本体の外径
d2 ・・・穴部の穴径
d3 ・・・ツバ部の径
t ・・・筐体厚み
Claims (4)
- 試料が導入される燃焼管を加熱し、これにより前記試料を燃焼して酸化分解させるための加熱炉を備えた分析装置であって、
前記燃焼管の出口部には、細管部が設けられ、
前記加熱炉は、筐体を有し、
前記加熱炉の筐体の下部には、前記筐体を貫通する穴部が設けられ、
前記穴部の径は前記燃焼管の外径より大きく、
前記穴部には、該穴部を封止するシール部材が設けられ、
前記シール部材は、断熱材で作られており、
前記シール部材には、前記燃焼管の細管部を挿入するための孔が設けられている、
分析装置。 - 請求項1記載の分析装置であって、
前記シール部材は、胴部とツバ部とを有し、
前記胴部は、前記穴部の径より小さい径を有し且つ前記加熱炉の下部筐体の厚みより大きい長さを有し、
前記ツバ部は、前記胴部の両端に設けられ、
前記ツバ部は、前記穴部の径より大きい径を有し
前記シール部材には、前記ツバ部から前記胴部に向かってテーパー部が形成され、
前記シール部材は、軸方向に少なくとも二分割されていることを特徴とする分析装置。 - 請求項2記載の分析装置であって、
前記テーパー部は、その大径側において、前記穴部の径以下の径を有することを特徴とする分析装置。 - 請求項1に記載の分析装置と、
測定部とを備えた全有機体炭素測定装置であって、
前記燃焼管は、前記加熱炉内に配置され試料中の炭素成分を燃焼して酸化分解させて二酸化炭素に変換する反応部であり、
前記測定部は、前記反応部からのガスを流通させるセル、前記セルに光を照射する光源および前記セルを透過した光を検出する検出器を有する
全有機体炭素測定装置。
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JP2017201448 | 2017-10-18 | ||
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---|---|---|---|---|
JP2012137459A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-19 | Shimadzu Corp | 電気炉を備えた分析装置 |
JP2012137377A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Shimadzu Corp | 分析装置 |
CN102778530A (zh) * | 2012-08-10 | 2012-11-14 | 宇星科技发展(深圳)有限公司 | 一种干式氧化反应器 |
CN102944454A (zh) * | 2012-10-23 | 2013-02-27 | 杭州泰林生物技术设备有限公司 | 总有机碳测定用燃烧炉 |
-
2018
- 2018-10-17 JP JP2019549322A patent/JP6879377B2/ja active Active
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