JPWO2019073868A1 - 灯具 - Google Patents

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弘美 中村
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Abstract

厚み方向における少なくとも一方の面が光を出射する出光面として形成された面状発光体と、面状発光体に給電を行うための配線板と、面状発光体と配線板を接続する接続部と、配線板の接続部から剥離される方向への変位を規制する変位規制部とを備える。これにより、配線板の接続部から剥離される方向への変位が規制され、配線板が接続部から剥がれ難くされるため、配線板の面状発光体に対する安定した接続状態を確保することができる。

Description

本発明は、面状発光体を有する灯具についての技術分野に関する。
特開2015−201301号公報
灯具、例えば、車輌用灯具には面状発光体が用いられたものがある(例えば、特許文献1参照)。面状発光体には、面状発光体に給電を行う配線板が導電性の接続部を介して接続されている。
面状発光体は配線板に接続された状態で、例えば、面状発光体を厚み方向における両側から保持するホルダー等の保持構造等に組み付けられる。また、配線板は電源回路から配線板に給電を行うためのケーブルの先端部に設けられた給電用コネクターに接続されたり電源回路に接続された回路基板のコネクター部に接続される。従って、保持構造等への組付作業時や給電用コネクター等への接続作業時においても、配線板の面状発光体に対する安定した接続状態が維持されることが望ましい。
そこで、本発明は、配線板の面状発光体に対する安定した接続状態を確保することを目的とする。
本発明に係る灯具は、厚み方向における少なくとも一方の面が光を出射する出光面として形成された面状発光体と、前記面状発光体に給電を行うための配線板と、前記面状発光体と前記配線板を接続する接続部と、前記配線板の前記接続部から剥離される方向への変位を規制する変位規制部とを備えたものである。
これにより、配線板の接続部から剥離される方向への変位が規制され、配線板が接続部から剥がれ難くされる。
上記した灯具においては、前記配線板は一端部が前記接続部に接続され、前記変位規制部が前記配線板の前記一端部と他端部の間に位置されることが望ましい。
これにより、配線板が接続部から剥離される方向を剥離方向としたときに、配線板の他端部が剥離方向に変位された場合においても、一端部と他端部の間に位置された変位規制部によって配線板の一端部の剥離方向への変位が規制され、配線板の一端部が接続部から剥がれ難くされる。
上記した灯具においては、前記配線板には前記接続部に接続される接続端子部が設けられ、前記変位規制部が二つ設けられ、前記二つの変位規制部は前記接続端子部の両側に位置されることが望ましい。
これにより、配線板において接続端子部が二つの変位規制部の間に位置されて、接続端子部の剥離方向への変位が抑制され、接続端子部が接続部から剥がれ難くされる。
上記した灯具においては、前記変位規制部として前記配線板を前記面状発光体に固定する固定部が設けられることが望ましい。
これにより、固定部によって配線板が面状発光体に固定され、配線板の剥離方向への変位が確実に規制されて、配線板が接続部から剥がれ難くされる。
上記した灯具においては、前記変位規制部として前記配線板に押し当てられる押当部が設けられ、前記配線板の厚み方向における一方の面が前記接続部に接続され、前記押当部が前記配線板の厚み方向における他方の面に押し当てられることが望ましい。
これにより、配線板は、一方の面が接続部に接続され、他方の面に押当部が押し当てられる。配線板が接続部と反対側の面から押し当てられるため、配線板の剥離方向への変位が抑制されて、配線板が接続部から剥がれ難くされる。
上記した灯具においては、前記面状発光体には厚み方向における一方に開口された凹部が形成され、前記凹部に前記接続部が位置されることが望ましい。
これにより、接続部が凹部を形成する壁面によって保護されて、配線板と面状発光体を接続する接続構造が保護される。
本発明によれば、配線板の接続部から剥離される方向への変位が規制され、配線板が接続部から剥がれ難くされるため、配線板の面状発光体に対する安定した接続状態を確保することができる。
図2乃至図8と共に本発明灯具の実施の形態を示すものであり、本図は、灯具の構成例を示す斜視図である。 面状発光体と配線板の接続状態を示す拡大断面図である。 面状発光体の変形例を示す斜視図である。 変位規制部の第1の変形例を示す拡大断面図である。 変位規制部の第1の変形例の別の例を示す拡大断面図である。 変位規制部の第1の変形例のさらに別の例を示す斜視図である。 変位規制部の第2の変形例を示す平面図である。 変位規制部の第2の変形例の別の例を示す斜視図である。 面状発光体の適用例を示す拡大断面図である。 面状発光体の適用例を示す平面図である。
以下に、本発明灯具を実施するための形態について添付図を参照して説明する。
以下に示した実施の形態は、本発明灯具を後方に照明光を照射する車輌用灯具に適用したものである。尚、本発明は、ヘッドランプ、テールランプ、クリアランスランプ、ターンシグナルランプ、ストップランプ、デイタイムランニングランプ、コーナーリングランプ、ハザードランプ、ポジションランプ、バックランプ、フォグランプ又はこれらの組み合わせであるコンビネーションランプ等の各種の車輌用灯具に広く適用することができる。
以下の説明にあっては、光の外部への照射方向を後方として前後上下左右の方向を示すものとする。但し、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
<灯具の構成例>
以下に、灯具1の構成例について説明する(図1参照)。灯具1は、それぞれ車体の左右両端部に取り付けられて配置されている。灯具1は後方に開口された凹部を有するランプハウジング2とランプハウジング2の開口を閉塞するカバー3とを備えている。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成され、灯具外筐4の内部空間が灯室5として形成されている。
灯室5にはランプユニット6が配置されている。ランプユニット6はホルダー7とホルダー7に保持された面状発光体8と面状発光体8に給電を行う配線板9とを有している。
ホルダー7は、第1の保持体10と第1の保持体10に結合される第2の保持体11とを有している。
第1の保持体10は、後方に凸になるように緩やかに屈曲(湾曲)された第1の挟持部10aと第1の挟持部10aの左右方向における一端部から前方に突出された第1の突出部10bとを有している。第2の保持体11は、第1の挟持部10aと同じ曲率で後方に凸になるように屈曲された第2の挟持部11aと、第2の挟持部11aの左右方向における一端部から前方へ突出された第2の突出部11bとを有している。
第1の保持体10と第2の保持体11は、第1の挟持部10aと第2の挟持部11aが面状発光体8を前後から挟持した状態で結合される。面状発光体8は、第1の挟持部10aと第2の挟持部11aの曲率に沿って屈曲された状態でホルダー7に保持される。また、第1の挟持部10aと第2の挟持部11aが結合された状態において、第1の突出部10bと第2の突出部11bが略左右方向において結合され、第1の突出部10bと第2の突出部11bの各内面によって配線板9の少なくとも一部が配置される配置空間Sが形成される。
面状発光体8は、例えば、透明な一対の樹脂フィルムの間に光源として複数の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が配置された屈曲可能なフィルム状の発光体であり、各光源からそれぞれ光が出射される構成にされている。面状発光体8は光源(LED)を除いて透明に形成され、後面が出光面として形成されている。
面状発光体8は、接着層8aの両側にそれぞれベースフィルム8b、8bが積層された積層構造を有している(図2参照)。一方のベースフィルム8bの接着層8a側の面には導電層8cが形成されている。厚み方向において接着層8aと同一の位置には複数の光源が点在して配置され、複数の光源はバンプ等の電極を介して導電層8cに接続されている。
面状発光体8には、前方に開口された凹部8dが形成されている。凹部8dには、接着層8a及び他方のベースフィルム8bが存在せず、底面として導電層8cの一部が露出されている。凹部8dの形成により露出された導電層8cの一部は、配線板9に接続される端子部8eとして設けられている。
凹部8dは面状発光体8の一端部寄りの位置に形成されている。面状発光体8において、凹部8dよりも面状発光体8の外周側に位置される部分は接合部8fとして設けられている。
配線板9は、例えば、フレキシブルプリント基板であり、一端部9xの後面に面状発光体8に接続される接続端子部9aが設けられ、他端部9yにコネクター部9bが設けられている。配線板9の中間部分のうち一端部9x寄りの部分は被規制部9zとして設けられている。コネクター部9bには、配線板9に給電を行うためのケーブルの先端部に設けられた給電用コネクターや電源回路に接続された回路基板のコネクター部が接続される。
配線板9の接続端子部9aは、導電性の接続部12によって面状発光体8の端子部8eと接続されている。接続部12としては、例えば、異方性導電フィルム(Anisotropic Conductive Film:ACF)が用いられる。接続部12は後面が端子部8eに接合され前面が接続端子部9aに接合されている。面状発光体8の各光源には、導電層8c、接続部12、接続端子部9a及びコネクター部9bを介して外部の電源(電源回路)から電力が供給される。
灯具1には、配線板9の接続部12から剥離される方向への変位を規制する変位規制部13が設けられている。
配線板9は後面に設けられた接続端子部9aによって接続部12の前面に接合されているため、配線板9が接続部12から剥離される剥離方向Xとしては、例えば、配線板9を前方へ変位させる方向X1や配線板9を面状発光体8と平行にずれるように変位させる方向X2がある。
灯具1には、変位規制部13として、配線板9を面状発光体8に固定する固定部14が設けられている。固定部14は、例えば、接着剤であり、配線板9の中間部分における被規制部9zに位置されている。固定部14は、配線板9の被規制部9zを面状発光体8の接合部8fに接合することで、配線板9を面状発光体8に固定している。
変位規制部13が設けられることで、配線板9の剥離方向Xへの変位が規制され、配線板9が接続部12から剥がれ難くされている。従って、面状発光体8と配線板9の安定した接続状態を確保することができる。
また、上記した灯具1においては、変位規制部13(固定部14)が配線板9の一端部9xと他端部9yの間の被規制部9zに接合されている。従って、配線板9の他端部9yが剥離方向Xに変位された場合においても、配線板9の一端部9xの剥離方向Xへの変位が効果的に規制され、配線板9の一端部9xを接続部12から剥がれ難くすることができる。
さらに、上記した灯具1においては、変位規制部13として固定部14が設けられ、固定部14によって配線板9が面状発光体8に固定されている。固定部14によって配線板9が面状発光体8に固定されることで、配線板9の剥離方向Xへの変位を確実に規制することができる。
さらにまた、配線板9が面状発光体8に接続された状態において、接続部12は面状発光体8の凹部8dに位置されている。従って、接続部12が凹部8dを形成する壁面によって保護されるため、面状発光体8と配線板9を接続する接続構造が保護されて、面状発光体8と配線板9の安定した接続状態を確保することができる。
尚、上記には、面状発光体8に前方に開口された凹部8dが形成された例を示したが、凹部8dの代わりに、面状発光体8には前方と上下左右の何れか一つ又は二つの方向とに開口された先端凹部8gが形成されていてもよい(図3参照)。先端凹部8gは、例えば、前方と右方の2方向や前方と右方と上方の3方向に開口されて形成される。先端凹部8gには、接着層8a及び他方のベースフィルム8bが存在せず、底面として導電層8cの一部が露出されている。先端凹部8gの形成により露出された導電層8cの一部は、配線板9に接続される端子部8eとして設けられている。
面状発光体8に先端凹部8gが形成されている場合には、接続部12が先端凹部8gに位置され、接続部12を介して端子部8eと接続端子部9aが接続される。また、固定部14は、先端凹部8bにおける接続部12より面状発光体8の外周面側に位置され、配線板9の一部を面状発光体8に接合して固定する。
このように先端凹部8gが形成された場合には、接合部9fが設けられていない。従って、接合部9fによって配線板9の一端部9xと被規制部9zの連続する部分が屈曲されることがなく、配線板9に対する負荷を低減することができる。
<変位規制部の第1の変形例>
上記には、変位規制部13として配線板9を面状発光体8に固定する固定部14が設けられ、固定部14として接着剤が用いられた例を示したが、固定部14は以下に示す第1の変形例として固定部材15であってもよい。
固定部14としては、例えば、固定ピンやネジ等の固定部材15が用いられていてもよい(図4参照)。この場合には、面状発光体8と配線板9にそれぞれ固定部材15が挿通される挿通孔16、17が形成され、固定部材15が挿通孔16、17に挿通され熱カシメ等が行われることで配線板9が面状発光体8に固定される。従って、配線板9が剥離方向Xに変位された場合においても、固定部材15によって接続端子部9aの接続部12からの剥がれを防止することができる。
尚、図4においては、面状発光体8に凹部8dが形成され、挿通孔16が接合部8fに形成されている例を示したが、面状発光体8には凹部8dに代えて先端凹部8gが形成されていてもよい。
また、上記には、固定部14としての固定部材15が単一の部材として設けられた例(図4参照)を示したが、固定部材15は単一の部材に限られることなく、例えば、ホルダーやインナーレンズや保持体等の他の部材の一部として設けられていてもよい(図5参照)。固定部材15は、例えば、第1の保持体10の第1の突出部10bから前方に突出されて設けられていてもよい。
この場合には、固定部材15が他の部材の一部として設けられるため専用の固定部材15を設ける必要がなく、インナーレンズや保持体等の他の部材がそれぞれ光透過機能や保持機能等に加えて固定部14による配線板9の変位規制機能を有することで、機能性が向上される。
尚、上記には、一つの固定部14が用いられた例(図4参照)を示したが、灯具1に複数の固定部14が設けられていてもよい。
例えば、複数の固定部14として二つの固定部材15、15が用いられ、固定部材15、15が接続端子部9aの両側に位置されていてもよい(図6参照)。
この場合には、例えば、面状発光体8に先端凹部8gが形成され、面状発光体8の一方のベースフィルム8bに上下に離隔して位置された図示しない挿通孔が形成されている。配線板9の一端部9xにはそれぞれ上下方向に突出された突出部9c、9cが設けられ、突出部9c、9cには図示しない挿通孔が形成されている。
上記した構成において、固定部材15、15がベースフィルム8bと突出部9c、9cの各挿通孔に挿通され熱カシメ等が行われることで、配線板9が面状発光体8に固定される。従って、配線板9が剥離方向Xに変位された場合においても、固定部材15、15によって接続端子部9aの接続部12からの剥がれを防止することができる。
また、接続端子部9aと接続部12が上下方向において二つの固定部材15、15の間に位置されることで、配線板9に上下両端部が接続部12から前方へめくれ上がる力が生じた場合においても、固定部材15、15によって接続端子部9aの接続部12からの剥がれを防止することができる。
<変位規制部の第2の変形例>
上記には、変位規制部13として配線板9を面状発光体8に固定する固定部14が用いられた例を示したが、変位規制部13は以下に示す第2の変形例として押当部18が用いられていてもよい(図7参照)。
押当部18は、例えば、第2の保持体11の一部として設けられ、第2の突出部11bから第1の突出部10b側に突出されて設けられている。
面状発光体8には左右方向における一端部から側方に突出された突状部8iが設けられている。突状部8iには先端凹部8gが形成され、先端凹部8gに位置された端子部8eに接続部12を介して配線板9の接続端子部9aが接続されている。
面状発光体8が第1の挟持部10aと第2の挟持部11aに挟持され、配線板9の他端部9yが配置空間Sに配置された状態において、配線板9の一端部9xは、厚み方向における一方の面が接続部12に接続されている。
この状態において、配線板9の被規制部9zは厚み方向における一方の面が接続部12に接続され、厚み方向における他方の面が押当部18に押し当てられている。このように配線板9は接続部12に接続された面と反対側の面が押当部18に押し当てられるため、配線板9の剥離方向Xへの変位が抑制され、配線板9の接続部12からの剥がれを抑制することができる。
また、配線板9の被規制部9zが第1の突出部10bと押当部18に挟持されているため、配線板9の剥離方向Xへの変位が規制され、配線板9の接続部12からの剥がれを防止することができる。
さらに、押当部18が配線板9の一端部9xと他端部9yの間に位置された被規制部9zに押し当てられることで、配線板9の他端部9yが剥離方向Xに変位された場合においても、押当部18によって配線板9の一端部9xの剥離方向Xへの変位が効果的に規制され、配線板9の一端部9xを接続部12から剥がれ難くすることができる。
尚、上記には押当部18が第2の保持体11の一部として設けられている例を示したが、押当部18は、例えば、第1の保持体10やインナーレンズ等の灯室5に配置される他の部材の一部として設けられていてもよい。
さらに、押当部18は、例えば、バネ等の付勢部材などの単一の部材として設けられていてもよい。
また、第1の保持体10には、第2の保持体11側に突出された保護壁部19、19が設けられていてもよい(図8参照)。保護壁部19、19は、例えば、第1の挟持部10aの左右方向における一端部に上下に離隔して位置され、それぞれ突状部8iと配線板9の一端部9xの上下に位置される。従って、突状部8iの先端凹部8gに位置された接続部12が保護壁部19、19によって保護されると共に配線板9の上下方向への変位が規制されるため、面状発光体8と配線板9を接続する接続構造が保護されて、面状発光体8と配線板9の安定した接続状態を確保することができる
保護壁部19、19は、第1の保持体10の一部として設けられる構成に限られず、第2の保持体11やインナーレンズ等の配線板9が配置される他の部材の一部として設けられていてもよい。
尚、上記には、保護壁部19、19が設けられた例において、先端凹部8gに代えて凹部8dが形成されていてもよい。また、突状部8iが設けられることなく、面状発光体8の左右方向における一端部に凹部8dまたは先端凹部8gが形成されていてもよい。
<面状発光体の適用例>
上記には、面状発光体8として複数の発光ダイオードが配置された屈曲可能なフィルム状の発光体が用いられた例を示したが、面状発光体は上記の例に限られない。例えば、本発明に係る面状発光体は、以下に示す、自発光する有機EL(Electro Luminescence)層を有する板状の面状発光体20に適用されてもよい(図9及び図10参照)。
面状発光体20は、例えば、 略矩形状に形成されたガラス基板である透明基板21と、透明基板21に積層された発光層22と、発光層22を挟んで透明基板21と反対側に位置された封止基板23とを有している。透明基板21の一端部には後方に突出された接合部21aが設けられている。面状発光体20は、発光層22から出射された光が透明基板21を透過する構成にされ、後面が出光面として形成されている。但し、面状発光体20においては、封止基板23が透明にされ、前面と後面の双方が出光面として形成されていてもよい。
封止基板23は発光層22が積層された領域より一回り大きく形成されている。封止基板23の外周部は接着剤等の基板接合部24を介して透明基板21に接合されている。
面状発光体20には、少なくとも前方に開口された基板凹部20aが形成されている。基板凹部20aは、基板接合部24と接合部21aの間に位置されている。基板凹部20aには発光層22及び封止基板23が存在しない。
発光層22は、透明基板21と封止基板23と基板接合部24によって形成された封止空間Sに封止されている。発光層22の積層方向における両側には、電極層25、25が形成されている。電極層25、25は一端部を除いて面状発光体20の厚み方向において離隔して位置され、例えば、透明基板21側に位置された電極層25が陽極26として設けられ、封止基板23側に位置された電極層25が陰極27として設けられている。陰極27は一部を除いて陽極26よりも前方に位置されている。
陽極26は一端部が配線板9に接続される端子部26aとして設けられ、端子部26aが基板凹部20aに位置されている。陰極27は一端部が配線板9に接続される端子部27aとして設けられ、端子部27aが基板凹部20aに位置されている。端子部26aと端子部27aは上下方向に離隔して位置されている(図10参照)。
このように基板凹部20aが形成された場合には、接続部12、12が基板凹部20aに位置され、接続部12、12を介して端子部26a、27aと接続端子部9a、9aが接続される。また、固定部14(変位規制部13)は接合部21aに位置され、配線板9の被規制部9zを面状発光体20に接合して固定する。
上記のように、面状発光体8に代えて面状発光体20を用いた場合においても、変位規制部13が設けられることで、配線板9の剥離方向X(X1,X2)への変位が規制され、配線板9が接続部12から剥がれ難くされている。従って、面状発光体20と配線板9の安定した接続状態を確保することができる。
また、配線板9が面状発光体20に接続された状態において、接続部12は面状発光体20の基板凹部20aに位置されている。従って、接続部12が基板凹部20aを形成する壁面によって保護されるため、面状発光体20と配線板9を接続する接続構造が保護されて、面状発光体20と配線板9の安定した接続状態を確保することができる。
尚、上記には、接合部21aが透明基板21の一部として設けられた例を示したが、接合部は透明基板21とは別の部材であってもよい。このように接合部が別の部材である場合には、透明基板21の構造が簡素化され、透明基板21を容易に製造することができる。
また、上記には、接合部21aが設けられた例を示したが、接合部21aが設けられていなくてもよい。この場合には、例えば、固定部14が透明基板21上に位置されるため、接合部21aによって配線板9の一端部9xと被規制部9zの連続する部分が屈曲されることがなく、配線板9に対する負荷を低減することができる。
1…灯具、8…面状発光体、8d…凹部、8e…端子部、8f…接合部、9…配線板、9a…接続端子部、9x…一端部、9y…他端部、9z…被規制部、10…第1の保持体、11…第2の保持体、12…接続部、13…変位規制部、14…固定部、15…固定部材、18…押当部、19…保護壁部、20…面状発光体、20a…基板凹部

Claims (6)

  1. 厚み方向における少なくとも一方の面が光を出射する出光面として形成された面状発光体と、
    前記面状発光体に給電を行うための配線板と、
    前記面状発光体と前記配線板を接続する接続部と、
    前記配線板の前記接続部から剥離される方向への変位を規制する変位規制部とを備えた
    灯具。
  2. 前記配線板は一端部が前記接続部に接続され、
    前記変位規制部が前記配線板の前記一端部と他端部の間に位置された
    請求項1に記載の灯具。
  3. 前記配線板には前記接続部に接続される接続端子部が設けられ、
    前記変位規制部が二つ設けられ、
    前記二つの変位規制部は前記接続端子部の両側に位置された
    請求項1に記載の灯具。
  4. 前記変位規制部として前記配線板を前記面状発光体に固定する固定部が設けられた
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載の灯具。
  5. 前記変位規制部として前記配線板に押し当てられる押当部が設けられ、
    前記配線板の厚み方向における一方の面が前記接続部に接続され、
    前記押当部が前記配線板の厚み方向における他方の面に押し当てられた
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載の灯具。
  6. 前記面状発光体には厚み方向における一方に開口された凹部が形成され、
    前記凹部に前記接続部が位置された
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の灯具。
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