JPWO2019065662A1 - 共重合体ゴム及びその製造方法、並びに架橋ゴム組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献2では、共役ジエン及びモノビニル芳香族モノマーのランダムコポリマーブロックと、ポリ共役ジエンブロックと、多官能性リチウム系開始剤由来の官能基とを有する、星形−ブロックインターポリマーが開示され、転がり抵抗の低減やトラクション特性の改善といった優れた特性を有するタイヤトレッドの作製におけるゴムとして、広く使用することができることが開示されている。
特許文献1及び2の技術は、ゴム成分に分岐構造を導入することで、ゴムの加工性を担保する効果があると考えられる。しかし、強度を担保するためのフィラーとの相互作用については、特段の工夫はなく、強度に対する寄与は十分ではない。
特許文献5は、可溶性多官能ビニル芳香族共重合体を開示するが、これを共重合体ゴムの製造に使用することは教えない。
構造単位(a)を2モル%以上95モル%未満含有し、構造単位(a)の少なくとも一部は下記式(1)で表されるビニル基含有構造単位(a1)であり、
式中、R1は炭素数6〜30の芳香族炭化水素基を示す。
構造単位(c)の少なくとも一部は多官能ビニル芳香族共重合体の末端に存在する末端基(c1)であり、1分子当たりの平均の末端基(c1)の数は1.0以上であり、構造単位(a)、(b)及び(c)の総和に対するビニル基含有構造単位(a1)のモル分率は0.02〜0.8の範囲であることを特徴とする多官能ビニル芳香族共重合体である。
式中、mは1〜12の繰り返し単位数を示す。Z1及びZ2は、それぞれ独立に、炭素数1〜3のアルキル基を示す。Y1〜Y4は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示す。
構造単位(a)を2モル%以上95モル%未満含有し、構造単位(a)の少なくとも一部は上記式(1)で表されるビニル基含有構造単位(a1)である。式(1)中、R1は炭素数6〜30の芳香族炭化水素基を示す。
構造単位(c)の少なくとも一部は多官能ビニル芳香族共重合体の末端に存在する末端基(c1)であり、1分子当たりの平均の末端基(c1)の数は1.0以上であり、構造単位(a)、(b)及び(c)の総和に対するビニル基含有構造単位(a1)モル分率は0.02〜0.8の範囲である。
多官能ビニル芳香族共重合体は、共重合体ゴムまたは架橋ゴム組成物製造時の加工性の観点から、Mnは300〜100,000であり、好ましくは500〜5000であり、より好ましくは1,000〜3,000である。また、分子量分布は、加工性の観点から、100.0以下、好ましくは1〜50、より好ましくは3〜20、さらに好ましくは5〜10である。
上記式(2)において、mは1〜12の繰り返し単位数を示すが、原料入手の容易さ並びに経済性の観点から、より好ましくは1〜6であり、さらに好ましくは2〜4である。また、Z1及びZ2は、それぞれ独立に、炭素数1〜3のアルキル基を示すが、同様の観点から、好ましくはZ1及びZ2ともに、メチル基である。また、Y1〜Y4は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示すが、同様の観点から、好ましくは水素原子又はメチル基である。
ジビニル芳香族化合物、モノビニル芳香族化合物及びフェノール化合物を共重合させて、構造単位(a)、構造単位(b)及びフェノール性水酸基を有する構造単位(c’)を含有する多官能ビニル芳香族共重合体前駆体(A’)を得る。この前駆体(A’)中のフェノール性水酸基と、下記式(3)に示す三級アミノ基を有するハロゲン化合物とを反応させることで、多官能ビニル芳香族共重合体(A)を得る。
そして、構造単位(a)の少なくとも一部は、上記構造単位(a1)として、これを2〜80モル%含み、好ましくは5〜70モル%、より好ましくは10〜60モル%、さらに好ましくは15〜50モル%である。
なお、モル分率又はモル%の計算において、構造単位(a)は構造単位(a1)と構造単位(d1)を含む。末端の構造単位となり得る他の構造単位についても同様である。
また、末端の構造単位(d)は一分子当たり2.1個以上、好ましくは2.5個以上、より好ましくは3個以上有することがよい。
酸触媒としては、アルキルスルホン酸、トルエンスルホン酸等のスルホン酸触媒等が使用できる。その使用量は、全モノマー成分の合計100モルに対し、0.1〜10モルである。
ルイス酸触媒は、全モノマー成分の合計100モルに対し、0.001〜100モルの範囲内で使用することがよく、より好ましくは0.01〜50モルである。最も好ましくは0.1〜10モルである。
また、所望により助触媒として、1種以上のルイス塩基化合物を使用することができる。ルイス塩基化合物の具体例としては、酢酸エチル等のエステル系化合物、メチルメルカプトプロピオン酸等のチオエステル系化合物、メチルエチルケトン等のケトン系化合物、メチルアミン等のアミン系化合物、ジエチルエーテルのエーテル系化合物、ジエチルスルフィド等のチオエーテル系化合物、及びトリプロピルホスフィン、トリブチルホスフィンなどのホスフィン系化合物がある。
有機溶媒としては、重合活性、溶解性のバランスの観点からトルエン、キシレン、n−へキサン、シクロへキサン、メチルシクロへキサン又はエチルシクロへキサンが特に好ましい。
共重体ゴムの原料としての本発明の多官能ビニル芳香族共重合体を、多官能ビニル芳香族共重合体(A)又は共重合体(A)ともいう。
例えば、炭化水素溶媒中において、有機アルカリ金属の化合物を開始剤として用いて、多官能ビニル芳香族共重合体(A)、共役ジエン化合物(B)又はこれらと芳香族ビニル化合物(C)をリビングアニオン重合させる方法や、共役ジエン化合物(B)及び芳香族ビニル化合物(C)をリビングアニオン重合させたのち、多官能ビニル芳香族共重合体(A)を加えて反応を行う多段階反応方法がある。また、必要により末端を、官能基を有する重合停止剤で末端変性してもよい。
多官能ビニル芳香族共重合体(A)は、0.001〜6重量%、好ましくは0.005〜3重量%、更に好ましくは0.01〜2重量%であり、共役ジエン化合物(B)は、94〜99.999重量%であり、芳香族ビニル化合物(C)は、0〜70重量%である。
芳香族ビニル化合物(C)を使用する場合は、多官能ビニル芳香族共重合体(A)は、上記と同様の範囲であり、共役ジエン化合物(B)は50〜97重量%、好ましくは55〜90重量%であり、芳香族ビニル化合物(C)は、2〜50重量%、好ましくは5〜45重量%である。
より好ましくは、多官能ビニル芳香族共重合体(A)は、0.01〜23重量%、更に好ましくは0.1〜1重量%である。共役ジエン化合物(B)は50〜97重量%、更に好ましくは55〜90重量%である。芳香族ビニル化合物(C)は2〜49重量%、更に好ましくは5〜44重量%の範囲とすることが好ましい。
シリカとしては、一般的に充填剤として用いられる粒子状のものであればよいが、一次粒子径が50nm以下のものであることが好ましい。このようなシリカの具体例としては、含水ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウムなどが挙げられる。
分子量及び分子量分布測定は、GPC(東ソー社製、HLC−8220GPC)を使用し、溶媒にテトラヒドロフラン(THF)、流量1.0ml/min、カラム温度38℃、単分散ポリスチレンによる検量線を用いて行った。
日本電子社製JNM−LA600型核磁気共鳴分光装置を用い、13C−NMR及び1H−NMR分析により決定した。溶媒としてクロロホルム−d1を使用し、テトラメチルシランの共鳴線を内部標準として使用した。
末端基の算出は、上記のGPC測定より得られる数平均分子量と13C−NMR及び1H−NMR測定とガスクロマトグラフ(GC)分析の結果より得られるモノマー総量に対する末端基を導入するために使用した誘導体量とから、多官能ビニル芳香族共重合体1分子中に含まれる末端基数を算出した。なお、合成例1においては、末端基はジビニル芳香族化合物又はモノビニル芳香族化合物から生じる。末端基の算出は、13C−NMR及び1H−NMR測定結果に加えて、GC分析より得られる共重合体中に導入された各構造単位の総量に関するデータより、末端に導入された特定の構造単位の導入量を算出し、この末端に導入された特定の構造単位の導入量と上記のGPC測定より得られる数平均分子量とから、多官能ビニル芳香族共重合体1分子中に含まれる特定の構造単位の末端基数を算出した。
JIS K6300−1に従って、L形ローター、予熱1分、ローター作動時間4分、温度100℃ で求めた。
共重合体ゴムを5倍重量のシクロヘキサンに溶解して溶液をろ化し、フィルター上の残留物の有無を目視確認した。残留物があればゲル状物ありと判定した。
JIS K6251の引張試験法により300%モジュラスを測定し、比較例1で得られた架橋ゴムの測定値を100として、指数化した。指数値が大きいほど引張り強度に優れることを示す。
JIS K6264に準拠したランボーン型摩耗試験機を使用した方法を用い、スリップ率が30%の摩耗量を測定し、比較例1で得られた架橋ゴムの測定値を100として、指数化した。指数値が大きいほど耐摩耗性は良好である。
次に、前駆体X1を20.0g、炭酸カリウム12.3g、アセトン197.5g、3−(ジメチルアミノ)プロピルクロリド54.0gを1.0Lの反応器に投入し、還流させながら72時間反応後、酸性条件にてアルカリ、クロリドを除去し、その後中性に戻してキシレノール骨格の水酸基をアミノエーテル変性させた、可溶性多官能ビニル芳香族共重合体(共重合体X)を得た。
また、共重合体Xはジビニルベンゼン由来の構造単位(a)を62モル%有し、一分子あたりの平均の(xc1)の数は2.7個であった。また、全構造に対する(xa1)のモル分率は0.25であった。
また、共重合体Xは、トルエン、キシレン、アセトン、THF、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルムに可溶であり、ゲルの生成は認められなかった。
DVB−810(合成例1に同じ)175.8g(ジビニルベンゼン成分1.09モル、エチルビニルベンゼン成分0.25モル)、フェノールのトルエン溶液59.2g(フェノール0.48モル)、トルエン417.3gを1.0Lの反応器内に投入し、2.5mmolのメタンスルホン酸をトルエン2mLに溶解させた溶液を添加し、45℃で6時間反応させた。重合溶液を水酸化カルシウムで停止させた後、活性アルミナをろ過助剤として、ろ過を行った。それから、60℃で減圧脱揮し、フェノール骨格を有する可溶性多官能ビニル芳香族共重合体前駆体(前駆体Y1)190.4gを得た。
次に、前駆体Y1を20.0g、炭酸カリウム12.3g、アセトン197.5g、3−(ジメチルアミノ)プロピルクロリド54.0gを1.0Lの反応器に投入し、還流させながら72時間反応後、酸性条件にてアルカリ、クロリドを除去し、その後中性に戻してフェノール骨格の水酸基をアミノエーテル変性させた、可溶性多官能ビニル芳香族共重合体(共重合体Y)を得た。
得られた共重合体YのMnは650、Mwは2580、Mw/Mnは4.0であった。GC分析、GPC測定、FT−IR、13C‐NMR及び1H‐NMR分析により、共重合体Xは、ジビニル芳香族化合物(a)由来のビニル基含有構造単位構成単位(xa1)並びに三級アミノ基を有する末端基(yc1)を有することを確認した。
また、共重合体Yは、トルエン、キシレン、アセトン、THF、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルムに可溶であり、ゲルの生成は認められなかった。
合成例1で得られた前駆体X1を使用し、前駆体X1を20.0g、炭酸カリウム12.3g、アセトン197.5g、2−(ジメチルアミノ)エチルクロリド54.0gを1.0Lの反応器に投入し、還流させながら72時間反応後、酸性条件にてアルカリ、クロリドを除去し、その後中性に戻してキシレノール骨格の水酸基をアミノエーテル変性させた、可溶性多官能ビニル芳香族共重合体(共重合体Z)を得た。
得られた共重合体ZのMnは1340、Mwは12900、Mw/Mnは9.6であった。GC分析、GPC測定、FT−IR、13C‐NMR及び1H‐NMR分析により、共重合体Zは、ジビニル芳香族化合物(a)由来の下記ビニル基含有構造単位構成単位(xa1)並びに三級アミノ基を有する末端基(zc1)を有することを確認した。
また、共重合体Zは、トルエン、キシレン、THF、アセトン、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルムに可溶であり、ゲルの生成は認められなかった。
DVB−810(合成例1に同じ)253.2g、トルエン874.6g、アニソール93.3gを1.0Lの反応器内に投入し、50℃で10ミリモルのメタンスルホン酸をトルエン2mlに溶解させた溶液を添加し、4時間反応させた。重合溶液を水酸化カルシウムで停止させた後、活性アルミナをろ過助剤として、ろ過を行った。それから、60℃で減圧脱揮し、アニソール骨格を有する可溶性多官能ビニル芳香族共重合体(共重合体R)241.2gを得た。
得られた共重合体RのMnは1000、Mwは18800、Mw/Mnは18.8であった。また、共重合体Rはジビニルベンゼン由来の構造単位(a)を64モル%有し、アニソール由来の末端構造基(rc1)を一分子あたり平均2.0個含有していた。また、全構造に対する(rc1)のモル分率は0.12であった。
共重合体Rはトルエン、キシレン、THF、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルムに可溶であり、ゲルの生成は見られなかった。
窒素置換された内容積0.5リットルのオートクレーブ反応器に、シクロヘキサン245g、THF2.5g、スチレン10g、1,3−ブタジエン40g、合成例1で得られた共重合体X0.015gを加えた。25℃において、sec−ブチルリチウム50mgを含むシクロヘキサン溶液5gを添加して重合を開始した。重合熱により反応溶液の温度が上昇し、最高温度は85℃に達した。
重合転化率が99%に達したのを確認後、イソプロパノールを50mg添加して重合停止し、反応溶液に、2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾール(BHT)を添加した。次いで、スチームストリッピングにより脱溶媒を行い、共重合体ゴムAを得た。得られた共重合体ゴムAの物性を表1に示す。
上記混練で得られた混練物に、硫黄と加硫促進剤を加え、ラボプラストミルを用い、70℃、60rpmで1分間混練し、加硫して架橋ゴムAを得た。各添加物の配合割合を表2に示す。また、架橋ゴムAの物性を表3に示す。
実施例1において、共重合体Xの代わりにDVB−810を、ジビニルベンゼン換算にて0.005g使用した以外は、実施例1と同様の手法で共重合体ゴムBを得た。得られた共重合体ゴムBの物性を表1に示す。
さらに、共重合体ゴムBを用いて、実施例1と同様の手法で架橋ゴムBを得た。架橋ゴムBの物性を表3に示す。
合成例1にて使用した共重合体Xのかわりに、合成例2にて重合した共重合体Yを使用した以外は、実施例1と同様の手法で共重合体ゴムCを得た。得られた共重合体ゴムCの物性を表1に示す。
さらに共重合体ゴムCを、実施例1と同様の手法で混練・加硫し、架橋ゴムCを得た。架橋ゴムCの物性を表3に示す。
合成例1にて使用した共重合体Xのかわりに、合成例3にて重合した共重合体Zを使用した以外は、実施例1と同様の手法で共重合体ゴムDを得た。得られた共重合体ゴムDの物性を表1に示す。
さらに共重合体ゴムDを、実施例1と同様の手法で混練・加硫し、架橋ゴムDを得た。架橋ゴムDの物性を表3に示す。
合成例1にて使用した共重合体Xのかわりに、合成例4にて重合した共重合体Rを使用した以外は、実施例1と同様の手法で共重合体ゴムEを得た。得られた共重合体ゴムEの物性を表1に示す。
さらに共重合体ゴムEを、実施例1と同様の手法で混練・加硫し、架橋ゴムEを得た。架橋ゴムEの物性を表3に示す。
ゴム配合油:出光興産社製 ダイナプロセスオイル AC−12
硫黄:鶴見化学工業社製 粉末硫黄
酸化亜鉛:三井金属鉱業社製 亜鉛華1号
ステアリン酸:日油社製
カーボンブラック:新日化カーボン社製 ニテロン#300
加硫促進剤:N−tert−ブチルベンゾチアゾール-2-スルフェンアミド
老化防止剤:大内新興化学工業社製 ノクセラーNS
更に、この共重合体ゴムにフィラーを配合し、架橋させた架橋ゴム組成物は、フィラーの分散性に優れることから、機械的強度、耐摩耗性に優れる。そのため、タイヤ(特にタイヤトレッド)、免震用ゴム、ゴムホース、ゴムローラー、履物材料等に適用できる。
Claims (9)
- ジビニル芳香族化合物に由来する構造単位(a)、モノビニル芳香族化合物に由来する構造単位(b)、及び三級アミノ基を有する構造単位(c)を含有する多官能ビニル芳香族共重合体であって、
構造単位(a)を2モル%以上95モル%未満含有し、構造単位(a)の少なくとも一部は下記式(1)で表されるビニル基含有構造単位(a1)であり、
式中、R1は炭素数6〜30の芳香族炭化水素基を示す。
構造単位(c)の少なくとも一部は多官能ビニル芳香族共重合体の末端に存在する末端基(c1)であり、1分子当たりの平均の末端基(c1)の数は1.0以上であり、構造単位(a)、(b)及び(c)の総和に対する構造単位(a1)のモル分率は0.02〜0.8の範囲であることを特徴とする多官能ビニル芳香族共重合体。 - 数平均分子量Mnが300〜100,000であり、重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnの比で表される分子量分布(Mw/Mn)が100.0以下である請求項1に記載の多官能ビニル芳香族共重合体。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の多官能ビニル芳香族共重合体(A)、及び共役ジエン化合物(B)を含む原料を共重合させることを特徴とする共重合体ゴムの製造方法。
- 多官能ビニル芳香族共重合体(A)、共役ジエン化合物(B)及び芳香族ビニル化合物(C)を含む原料を共重合させる請求項4に記載の共重合体ゴムの製造方法。
- アニオン重合によって共重合する請求項4又は5に記載の共重合体ゴムの製造方法。
- 請求項4〜6のいずれかに記載の共重合体ゴムの製造方法で得られた共重合体ゴムに、フィラーを配合し、加硫により架橋させることを特徴とする架橋ゴム組成物の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の多官能ビニル芳香族共重合体の構造単位(A1)と、共役ジエン化合物の構造単位(B1)又は共役ジエン化合物の構造単位(B1)と芳香族ビニル化合物の構造単位(C1)を含有する共重合体ゴムであって、構造単位(A1)を0.001〜6重量%、構造単位(B1)を29〜99.999重量%及び構造単位(C1)を0〜70重量%含むことを特徴とする共重合体ゴム。
- 請求項8に記載の共重合体ゴムと、フィラーを含有し、該共重合体ゴムが架橋構造を有することを特徴とする架橋ゴム組成物。
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