JPWO2019049491A1 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数人のユーザ間の関係性に基づいて、複数人のユーザのより適切な行動計画を作成することを可能にする。【解決手段】センシングデータに基づいて複数人のユーザ間の関係性の推定を行う関係性推定部と、前記推定の結果に基づいて前記複数人のユーザの行動計画を作成する行動計画作成部と、を備える、情報処理装置が提供される。【選択図】図3

Description

本開示は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
複数人のユーザが一緒に何らかの行動を行う場合の行動計画は、各ユーザの予定、属性もしくは嗜好等に関する情報、交通情報(例えば、交通機関の運行時間または遅延等に関する情報)、スポット情報(例えば、施設の場所、営業時間、料金またはバリアフリー対応の有無等に関する情報)または環境情報(例えば、天気、気温、風速、日照時間、地震、津波、豪雨、洪水または火事等に関する情報)等を考慮して作成されていた。また、計画実行時に、想定外の事態の発生等によって行動計画の変更が求められる場合もある。例えば、計画実行時に悪天候によりユーザが計画を実行できない場合、交通渋滞によってユーザが予定時刻になっても目的地に到着できない場合等が発生する可能性がある。
近年、行動計画の作成をサポートしたり、自動化したりする技術が開発されている。例えば、以下の特許文献1には、目的地までの行程の途中で行動計画が変更される場合、ユーザにとって判りやすく簡単且つ効率的で、インタラクティブで楽しい道案内を実現可能にする技術が開示されている。
特開2008−077311号公報
しかし、特許文献1等の技術によっては、複数人のユーザ間の関係性に基づいて、複数人のユーザの適切な行動計画を作成することはできなかった。より具体的には、特許文献1に開示されている技術は、識別されたユーザの嗜好情報等に基づいて出発地から目的地までの道順を決定することができるが、複数人のユーザ間の関係性に基づいてこのような処理を行うことはできない。
そこで、本開示では、複数人のユーザ間の関係性に基づいて、複数人のユーザのより適切な行動計画を作成することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置および情報処理方法を提案する。
本開示によれば、センシングデータに基づいて複数人のユーザ間の関係性の推定を行う関係性推定部と、前記推定の結果に基づいて前記複数人のユーザの行動計画を作成する行動計画作成部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、プロセッサが、センシングデータに基づいて複数人のユーザ間の関係性の推定を行うことと、前記推定の結果に基づいて前記複数人のユーザの行動計画を作成することと、を含む、情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、センシングデータを送信する送信部と、前記センシングデータに基づいて複数人のユーザ間の関係性の推定が行われ、前記推定の結果に基づいて作成された前記複数人のユーザの行動計画に関する情報を受信する受信部と、を備える、情報処理装置が提供される。
以上説明したように本開示によれば、複数人のユーザ間の関係性に基づいて、複数人のユーザのより適切な行動計画を作成することが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 情報処理端末10の機能構成例を示すブロック図である。 情報処理サーバ20の機能構成例を示すブロック図である。 複数人のユーザ間の関係性と推薦される内容とが対応付けられた情報の一例を示す図である。 複数人のユーザ間の関係性と推薦される内容とが対応付けられた情報の一例を示す図である。 嗜好情報212aの一例を示す図である。 タスクリスト212bの一例を示す図である。 スポット情報の一例を示す図である。 行動計画の作成処理の一例を示すフローチャートである。 空き時間の行動計画の追加処理の一例を示すフローチャートである。 行動計画が追加された後のスケジュールの具体例を示す図である。 行動計画が追加された後のスケジュールの具体例を示す図である。 行動計画の変更処理の一例を示すフローチャートである。 行動計画が変更される前のスケジュールの具体例を示す図である。 行動計画が変更された後のスケジュールの具体例を示す図である。 行動計画が変更された後のスケジュールの具体例を示す図である。 行動計画が変更された後のスケジュールの具体例を示す図である。 行動計画が変更された後のスケジュールの具体例を示す図である。 行動計画が変更される前のスケジュールの具体例を示す図である。 行動計画が変更された後のスケジュールの具体例を示す図である。 情報処理端末10および情報処理サーバ20を具現する情報処理装置900のハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.実施形態
1.1.概要
1.2.システム構成例
1.3.情報処理端末10の機能構成例
1.4.情報処理サーバ20の機能構成例
1.5.処理の流れ
2.ハードウェア構成例
3.まとめ
<1.実施形態>
<<1.1.概要>>
まず、本開示の概要について説明する。
上記のとおり、複数人のユーザが一緒に何らかの行動を行う場合の行動計画は、各ユーザの予定、属性もしくは嗜好等に関する情報、交通情報、スポット情報または環境情報等を考慮して作成されていた。また、計画実行時に、想定外の事態の発生等によって行動計画の変更が求められる場合もある。
また、近年、特許文献1で開示されている技術のように、行動計画の作成をサポートしたり、自動化したりする技術が開発されているが、これらの技術によっては、複数人のユーザ間の関係性に基づいて、複数人のユーザの適切な行動計画を作成することはできなかった。
本開示に係る技術思想は、上記の点に着目して発想されたものであり、本開示は、複数人のユーザ間の関係性に基づいて、複数人のユーザのより適切な行動計画を作成することができる。本開示が用いられることで、例えば、ユーザの識別が困難な場合またはユーザの識別に成功しても当該ユーザの嗜好情報等が不明である場合等においても、ユーザ間の関係性に基づいてより適切な行動計画が作成される。また、計画実行時に、想定外の事態の発生等によって行動計画の変更が求められる場合において、本開示は、より適切に行動計画を変更(または再作成)することができる。
なお、本開示に係る行動計画とは、複数人のユーザが一緒に行う行動の計画を含むものである。また、本開示に係る行動計画は、外出時に行われる行動の計画、または、非外出時に行われる行動(例えば、自宅にて行われる行動)の計画のいずれであってもよい。
<<1.2.システム構成例>>
上記では、本開示の概要について説明した。続いて、図1を参照して、本実施形態に係る情報処理システムの構成例について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システムは、情報処理端末10と、情報処理サーバ20と、を備える。また、情報処理端末10および情報処理サーバ20は、互いにネットワーク30を介して接続される。
(情報処理端末10)
本実施形態に係る情報処理端末10は、ユーザとの音声対話を行うエージェント装置である(なお、エージェント装置は情報処理装置の一種である)。情報処理端末10は、行動計画の作成時または変更時に用いられる各種情報を収集する機能を有する。より具体的には、情報処理端末10は、音声入力機構および音声出力機構を備えており、ユーザから発せられた音声を解析することで発話内容を理解し、発話内容に対応するように発話を行うことができる。
また、情報処理端末10は、自装置に各種センサを備えており、これらのセンサからセンシングデータを取得することができる。また、情報処理端末10は、外部装置からセンシングデータを取得することもできる。なお、情報処理端末10が取得するセンシングデータは特に限定されない。例えば、情報処理端末10が取得するセンシングデータには、加速度センサ、ジャイロセンサ、イメージセンサ(例えば、CCD(Charge−Coupled Device)センサまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等)、地磁気センサ、気圧センサ、温度センサ、振動センサ、音声センサ、心拍センサ、脈波センサ、近接センサ、照度センサ、圧力センサ、位置センサ(例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)センサ等)、発汗センサ、pHセンサ、湿度センサまたは赤外線センサ等の任意のセンサによって出力されたデータが含まれる。
情報処理端末10は、上記の音声入力機構または各種センサ等を用いて、行動計画の作成時または変更時に用いられる各種情報(例えば、各ユーザの予定、属性もしくは嗜好等に関する情報、交通情報、スポット情報、環境情報または想定外の事態の発生に関する情報等)を収集することができる。そして、情報処理端末10は、収集した各種情報を情報処理サーバ20へ提供する。その際、情報処理端末10は、収集した各種情報を適宜加工したり編集したりしてもよい。例えば、情報処理端末10は、収集したセンシングデータに対してフィルタリング処理を行うことでノイズを除去したり、収集した各種情報を解析し解析結果のみを情報処理サーバ20へ提供したりしてもよい。
また、情報処理端末10は、情報処理サーバ20によって作成または変更等が行われた行動計画に関する情報を受信し、当該情報をユーザへ提供する機能を有する。ユーザへの提供方法は特に限定されない。例えば、情報処理端末10は、行動計画に関する情報を音声によって出力したり、ディスプレイに表示したり、壁面へ投影したりすること等により、当該情報をユーザへ提供することができる。
なお、情報処理端末10の種類は特に限定されない。例えば、情報処理端末10は、携帯電話、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル装置、汎用コンピュータ、据え置き型もしくは自律移動型の専用装置等であってもよい。本実施形態においては、図1に示すように、情報処理端末10として、据え置き型の専用装置である情報処理端末10Aと、スマートフォンである情報処理端末10Bが用いられる場合を一例として説明する。情報処理端末10Aおよび情報処理端末10Bは同様の機能を実現することが可能である。なお、情報処理端末10Aと情報処理端末10Bの区別が必要ない場合には、単に「情報処理端末10」と記載する。
(情報処理サーバ20)
本実施形態に係る情報処理サーバ20は、行動計画の作成および変更等を行う情報処理装置である。より具体的には、情報処理サーバ20は、情報処理端末10により提供されたセンシングデータ等の各種情報に基づいて複数人のユーザ間の関係性を推定し、推定結果に基づいて複数人のユーザの行動計画を作成する。
複数人のユーザ間の関係性は、複数人のユーザ間の何らかの関わり合いを示す情報であれば特に限定されない。例えば、複数人のユーザ間の関係性には、家族関係、夫婦関係、親子関係、親戚関係、恋人関係、友人関係、仕事関係、師弟関係、先生と生徒の関係、監督もしくはコーチと選手の関係、サービスの提供者と被提供者の関係等が含まれる。情報処理サーバ20は、作成または変更等を行った行動計画に関する情報を情報処理端末10に対して提供する。これらの処理の詳細については後述する。
なお、情報処理サーバ20の種類は特に限定されない。例えば、情報処理サーバ20は、上記情報処理端末10と同様の種類の装置であってもよい。
(ネットワーク30)
ネットワーク30は、インターネット、電話回線網、衛星通信網などの公衆回線網や、Ethernet(登録商標)を含む各種のLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などを含んでもよい。また、ネットワーク30は、IP−VPN(Internt Protocol−Virtual Private Network)などの専用回線網を含んでもよい。また、ネットワーク30は、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)など無線通信網を含んでもよい。
以上、本実施形態に係る情報処理システムの構成例について説明した。なお、図1を参照して説明した上記の構成はあくまで一例であり、本実施形態に係る情報処理システムの構成は係る例に限定されない。例えば、情報処理端末10および情報処理サーバ20が有する機能は単一の装置により実現されてもよい。本実施形態に係る情報処理システムの構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
<<1.3.情報処理端末10の機能構成例>>
上記では、本実施形態に係る情報処理システムの構成例について説明した。続いて、図2を参照して、情報処理端末10の機能構成例について説明する。
図2に示すように、情報処理端末10は、表示部110と、音声出力部120と、音声入力部130と、撮像部140と、センサ部150と、制御部160と、通信部170と、記憶部180と、を備える。
(表示部110)
表示部110は、画像やテキストなどの視覚情報を出力する機能構成である。表示部110は、例えば、制御部160による制御に基づいてユーザの行動計画に関する視覚情報を出力することができる。
このために、表示部110は、視覚情報を提示する表示デバイスなどを備える。表示デバイスには、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、タッチパネルなどが挙げられる。また、表示部110は、プロジェクション機能により視覚情報を出力してもよい。
(音声出力部120)
音声出力部120は、音声発話を含む種々の音を出力する機能構成である。音声出力部120は、例えば、制御部160による制御に基づいてユーザの行動計画に関する音声発話等を行うことができる。このために、音声出力部120は、スピーカやアンプなどの音声出力装置を備える。
(音声入力部130)
音声入力部130は、ユーザによる発話や、情報処理端末10の周囲で発生する周囲音などの音情報を収集する機能構成である。音声入力部130が収集する音情報は、制御部160または情報処理サーバ20による音声認識、周囲環境の認識、または、ユーザの行動計画の作成または変更等に用いられる。音声入力部130は、音情報を収集するためのマイクロフォンを備える。
(撮像部140)
撮像部140は、ユーザや周囲環境の画像を撮像する機能構成である。撮像部140が撮像した画像は、制御部160または情報処理サーバ20によるユーザの識別や周囲環境の認識等に用いられる。撮像部140は、画像を撮像することが可能な撮像装置を備える。なお、上記の画像には、静止画像のほか動画像が含まれる。
(センサ部150)
センサ部150は、周囲環境やユーザの行動、状態に関する種々のセンシングデータを収集する機能構成である。センサ部150が収集したセンシングデータは、制御部160または情報処理サーバ20によるユーザの識別、周囲環境の認識、想定外の事態の発生認識等に用いられる。センサ部150が備えるセンサ例は、上記のとおりである。
(制御部160)
制御部160は、情報処理端末10が備える各構成を制御する機能構成である。制御部160は、例えば、各構成の起動や停止を制御する。また、制御部160は、自らが生成する制御信号を用いて表示部110や音声出力部120の出力を制御することができる。
また、制御部160は、音声入力部130によって入力された音情報、撮像部140によって撮像された画像、センサ部150または外部装置によって収集されたセンシングデータ等の各種情報を適宜加工したり解析したりすることによって、音声認識、ユーザの識別または周囲環境の認識等を実現することができる。
また、制御部160は、情報処理端末10によって収集された各種情報、制御部160が加工または解析等を行った各種情報を、通信部170を介して情報処理サーバ20へ提供する。さらに、制御部160は、情報処理サーバ20から提供されたユーザの行動計画に関する情報を表示部110または音声出力部120を用いて出力する処理を制御する。
(通信部170)
通信部170は、ネットワーク30を介して情報処理サーバ20との情報通信を行う機能構成である。より具体的には、通信部170は、情報処理端末10によって収集、加工または解析等が行われたセンシングデータ等の各種情報を情報処理サーバ20へ送信する送信部として機能する。また、通信部170は、情報処理サーバ20によって作成または変更等が行われたユーザの行動計画に関する情報を受信する受信部としても機能する。なお、通信部170が通信する情報はこれらに限定されない。
(記憶部180)
記憶部180は、各種情報を記憶する機能構成である。例えば、記憶部180は、情報処理端末10によって収集、加工または解析等が行われた各種情報、情報処理サーバ20から提供されたユーザの行動計画に関する情報等を記憶する。また、記憶部180は、情報処理端末10の各機能構成によって使用されるプログラムまたはパラメータ等を記憶する。なお、記憶部180が記憶する情報はこれらに限定されない。
以上、情報処理端末10の機能構成例について説明した。なお、図2を用いて説明した上記の機能構成はあくまで一例であり、情報処理端末10の機能構成は係る例に限定されない。例えば、情報処理端末10は、図2に示す構成のすべてを必ずしも備えなくてもよい。例えば、情報処理端末10は、表示部110、撮像部140またはセンサ部150等を備えない構成をとることもできる。また、情報処理端末10の機能構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
<<1.4.情報処理サーバ20の機能構成例>>
上記では、情報処理端末10の機能構成例について説明した。続いて、図3を参照して、情報処理サーバ20の機能構成例について説明する。
図3に示すように、情報処理サーバ20は、記憶部210と、制御部220と、通信部230と、を備える。また、記憶部210は、推薦情報DB211と、ユーザ情報DB212と、スポット情報DB213と、交通情報DB214と、環境情報DB215と、を備え、ユーザ情報DB212は、嗜好情報212aと、タスクリスト212bと、を含む。また、制御部220は、関係性推定部221と、行動計画作成部222と、計画実行確認部223と、情報収集部224と、を備える。
(記憶部210)
記憶部210は、各種情報を記憶する機能構成である。例えば、記憶部210は、情報処理端末10によって収集、加工または解析等が行われた各種情報、情報処理サーバ20から提供されたユーザの行動計画に関する情報等を記憶する。また、記憶部210は、情報処理サーバ20の各機能構成によって使用されるプログラムまたはパラメータ等を記憶する。なお、記憶部210が記憶する情報はこれらに限定されない。
(推薦情報DB211)
推薦情報DB211は、ユーザの行動計画の作成または変更に用いられる情報を記憶する機能構成である。より具体的には、推薦情報DB211は、図4に示すように、複数人のユーザ間の関係性と、推薦される内容(例えば、推薦される行動、事物またはジャンル等)とを対応付けた情報(以降、「推薦情報」と呼称する場合もある)を記憶する。例えば、ユーザ間の関係性「家族(父、母、子供)」には、推薦される内容として「1:買い物 2:テーマパーク(換言すると、テーマパークで遊ぶ) 3:映画(換言すると、映画を見る)」が対応付けられている。ここで、推薦される内容における1〜3の数字は、推薦の優先順位を示しており、「1」は最も優先される内容を表しており、「2」は2番目に優先される内容を表しており、「3」は3番目に優先される内容を表している。なお、図4においては、複数人のユーザ間の関係性と対応付けられる内容が、推薦される行動であったが、これはあくまで一例であり、複数人のユーザ間の関係性と対応付けられる内容は特に限定されない。例えば、複数人のユーザ間の関係性と対応付けられる内容は、推薦される事物(例えば、商品またはサービス等)、ジャンル(例えば、映画、音楽またはゲーム等のジャンル)、時刻(例えば、何らかの行動を行う時刻等)または場所等(例えば、何らかの行動を行う場所等)であってもよい。また、推薦情報DB211は、複数人のユーザ間の関係性と、推薦すべきではない内容とを対応付けて記憶してもよい。
また、推薦情報DB211は、複数人のユーザ間の関係性がより細分化された情報を記憶してもよい。例えば、推薦情報DB211は、図5に示すように、図4の情報を各ユーザの年齢で細分化してもよい。より具体的には、推薦情報DB211は、各関係性における各ユーザの年齢について現実に起こり得る全ての組み合わせと、推薦される内容とを対応付けて記憶してもよい。なお、図5の情報は、「0〜6歳」等のように所定の年齢幅によって区分された年齢層によって細分化されているが、細分化の方法はこれに限定されない(例えば、1歳単位または数か月単位で細分化されてもよい)。
また、各ユーザの年齢以外の情報に基づいて関係性が細分化されてもよい。例えば、ユーザの居住地域もしくは出身地域に関する情報(例えば、住所、緯度経度等)、嗜好情報(例えば、趣味、好きな事物または嫌いな事物等)、資産に関する情報(例えば、貯金額、収入または支出等)、学歴もしくは職歴に関する情報(例えば、学校名、企業名、勤続年数または職務等)、所有物に関する情報(例えば、乗り物、不動産もしくはペットの有無等)、周辺環境に関する情報(例えば、周辺施設の内容または周辺施設までの距離等)またはユーザの人数等(例えば、家族もしくはグループの構成人数等)に基づいて関係性が細分化されてもよい。
(ユーザ情報DB212)
ユーザ情報DB212は、ユーザに関する種々の情報を記憶する機能構成である。例えば、ユーザ情報DB212は、ユーザの身体的特徴(例えば、身長、体重、体脂肪、血圧、顔画像または音声特徴等)、属性(例えば、氏名、続柄、性別、年齢、生年月日、学歴、職歴または住所等)または行動履歴等(例えば、行動の内容、行動の頻度、行動が行われる場所等)に関する情報を記憶する。
さらに、本実施形態においてユーザ情報DB212は、上記のとおり、各ユーザの嗜好情報212aおよびタスクリスト212bを記憶する。ここで、図6を参照して、嗜好情報212aの一例について説明する。図6に示すように、嗜好情報212aには、複数のカテゴリー(例えば、食事、行楽または映画等)に関する情報が含まれる。図6の例では、「食事」というカテゴリーに関する情報として、「1:中華 2:和食 3:イタリアン」が格納されている。なお、嗜好情報212aにおける1〜3の数字は、嗜好の程度を示しており、「1」は最も嗜好されている内容を表しており、「2」は2番目に嗜好されている内容を表しており、「3」は3番目に嗜好されている内容を表している。図6に示したような嗜好情報212aは、ユーザ毎に設けられる。なお、嗜好情報212aに含まれる情報は、上記に限定されない。また、ユーザ情報DB212は、ユーザが嗜好しない内容を記憶してもよい。
続いて、図7を参照して、タスクリスト212bの一例について説明する。図7に示すように、タスクリスト212bには、複数のカテゴリー(例えば、買い物または訪問等)に対応するタスクの内容およびタスクの期限に関する情報が含まれる。図7の例では、「買い物」というカテゴリーに対応するタスクの内容として「甥へのプレゼント」、「飛行機チケット」および「電球」が格納され、内容毎に期限が格納されている。図7に示したようなタスクリスト212bは、ユーザ毎に設けられる。なお、タスクリスト212bに含まれる情報は、上記に限定されない。例えば、タスクリスト212bに各タスクの優先度が追加されてもよい。
以上で、ユーザ情報DB212が記憶する情報について説明した。なお、ユーザ情報DB212が記憶する情報は上記に限定されない。ユーザ情報DB212が記憶する上記のような情報は、例えば、行動計画の作成または変更に使用される。
(スポット情報DB213)
スポット情報DB213は、情報収集部224によってネットワーク上の各種サイト(例えば、各種施設の公式サイト、各種情報まとめサイト、または、お出掛け情報サイト等)から収集された(いわゆるWebクローリングが行われた)、外出先のスポットに関するメタデータを含むスポット情報を記憶する。
ここで、図8を参照して、スポット情報の一例について説明する。図8に示すように、スポット情報には、スポット名、カテゴリー、エリア、最寄駅、最寄駅からの距離、交通手段、緯度経度、営業時間、定休日、平均滞在時間、料金、公式URL(Uniform Resource Locator)、エリアアクセスランキングおよびイベント情報等が含まれる。なお、スポット情報に含まれる情報は、これらに限定されない。例えば、スポット情報には、利用者から提供された口コミ情報(例えば、評価点数または体験談等)が含まれてもよい。スポット情報DB213が記憶する上記のような情報は、例えば、行動計画の作成または変更に使用される。
(交通情報DB214)
交通情報DB214は、情報収集部224によってネットワーク上の各種サイト(例えば、各交通機関の公式サイト、交通情報サイトまたはルート検索サイト等)から収集された(いわゆるWebクローリングが行われた)、外出時に利用される交通機関に関するメタデータを含む交通情報を記憶する。交通情報には、各交通機関(例えば、電車、バス、飛行機、タクシーまたはフェリー等)の運行時間もしくは遅延等に関する情報、または、道路(例えば、一般道路または高速道路等)の渋滞情報等が含まれる。なお、交通情報に含まれる情報は、これらに限定されない。例えば、交通情報には、事故に関する情報(例えば、事故の発生地点、事故による影響もしくは被害内容等)が含まれてもよい。交通情報DB214が記憶する上記のような情報は、例えば、行動計画の作成または変更に使用される。
(環境情報DB215)
環境情報DB215は、情報収集部224によってネットワーク上の各種サイト(例えば、気象情報サイトまたは災害情報サイト等)から収集された(いわゆるWebクローリングが行われた)、外出先の環境に関するメタデータを含む環境情報を記憶する。環境情報には、気象情報(例えば、天気、気温、風速または日照時間等に関する情報)、災害情報(例えば、地震、津波、豪雨、洪水または火事等に関する情報)等が含まれる。なお、環境情報に含まれる情報は、これらに限定されない。例えば、環境情報には、災害発生時の対応に関する情報(例えば、避難場所または物資の供給場所等に関する情報)が含まれてもよい。環境情報DB215が記憶する上記のような情報は、例えば、行動計画の作成または変更に使用される。
(制御部220)
制御部220は、情報処理サーバ20が行う処理全般を統括的に制御する機能構成である。例えば、制御部220は、各構成の起動や停止を制御したり、制御信号を生成することによって、ディスプレイまたはスピーカ等の出力部(図示なし)等を制御したりすることができる。
また。制御部220は、行動計画の作成または変更に伴って必要となる各種処理をユーザに代わって実現することができる。例えば、行動計画の作成または変更に伴って、施設または乗り物等の予約またはキャンセルが必要である場合、制御部220は、施設または交通機関を管理する外部装置に対して予約またはキャンセル等の各種処理を行うことができる。なお、制御部220の制御内容はこれらに限定されない。例えば、制御部220は、汎用コンピュータ、PC、タブレットPC等において一般的に行われる処理を制御してもよい。
(関係性推定部221)
関係性推定部221は、センシングデータに基づいて複数人のユーザ間の関係性の推定を行う機能構成である。例えば、関係性推定部221は、音情報の解析によってユーザ間の関係性を推定してもよい。より具体的には、関係性推定部221は、情報処理端末10の音声入力部130によって取得された、複数人のユーザ同士の会話についての音情報を解析することで、会話の内容を認識する。そして、会話の内容が家族に関するプライベートな内容である場合には、関係性推定部221は、複数人のユーザ間の関係性が図4における「家族(父、母、子供)」、「夫婦(夫、妻)」、「親子1(父、子供)」、「親子2(母、子供)」または「親戚(上記を除く)」等であると推定してもよい。また、会話の内容が仕事に関する専門的な内容である場合には、関係性推定部221は、複数人のユーザ間の関係性が「同僚」等であると推定してもよい。また、関係性推定部221は、言い回し(例えば、尊敬語、謙譲語または丁寧語の有無等)に基づいてユーザ間の関係性を推定してもよい。
また、関係性推定部221は、撮像された画像の解析によってユーザ間の関係性を推定してもよい。より具体的には、関係性推定部221は、情報処理端末10の撮像部140によって撮像された、複数人のユーザが撮像された画像を解析することで、ユーザ間の関係性を推定してもよい。例えば、年齢の近いユーザ同士が手を繋いでいる場合には、関係性推定部221は、複数人のユーザ間の関係性が「夫婦(夫、妻)」または「恋人」等であると推定してもよい。また、あるユーザが子供を乗せたベビーカーを押している場合には、関係性推定部221は、複数人のユーザ間の関係性が「親子1(父、子供)」または「親子2(母、子供)」等であると推定してもよい。
また、関係性推定部221は、位置情報の解析によってユーザ間の関係性を推定してもよい。より具体的には、関係性推定部221は、情報処理端末10のセンサ部150によって取得された位置情報を解析することで、複数人のユーザの位置を認識する。そして、複数人のユーザが会社にいる場合には、関係性推定部221は、複数人のユーザ間の関係性が「同僚」等であると推定してもよい。
なお、複数人のユーザ間の関係性の推定方法は上記に限定されない。例えば、上記のようなセンシングデータの解析結果が複数組み合わされてユーザ間の関係性が推定されてもよい。また、情報処理端末10以外の外部装置によって収集されたセンシングデータが用いられてもよい。また、各ユーザが識別された場合には、各ユーザの属性情報(例えば、氏名、続柄、性別、年齢、生年月日、学歴、職歴または住所等に関する情報)が関係性の推定に用いられてもよい。例えば、複数人のユーザの年齢および学校が同一である場合、関係性推定部221は、複数人のユーザ間の関係性が「友人」等であると推定してもよい。もちろん、ユーザ間の関係性が、事前にユーザによって入力されてもよい。また、複数人のユーザ間の関係性は複数個であってもよい。例えば、夫婦であり、同僚でもある2人のユーザが存在する場合、関係性推定部221は、この2人のユーザ間の関係性を「夫婦(夫、妻)」および「同僚」の両方であると推定してもよい。
(行動計画作成部222)
行動計画作成部222は、複数人のユーザ間の関係性の推定結果に基づいて、複数人のユーザの行動計画の作成および変更を行う機能構成である。仮に、複数人のユーザが確定済みの行動計画を有している場合、行動計画作成部222は、ユーザ間の関係性の推定結果に基づいて、当該確定済みの行動計画の詳細を決定するために様々な推薦を行う。例えば、複数人のユーザが「一緒に映画を見る」、という確定済みの行動計画を有している場合、行動計画作成部222は、当該確定済みの行動計画の詳細を決定するために、ユーザ間の関係性の推定結果に基づいて映画のタイトル、映画館の場所、映画の上映時刻または座席等を推薦する。
このとき、行動計画作成部222は、推薦情報DB211に記憶されている推薦情報を用いて推薦を行う。例えば、行動計画作成部222は、ユーザ間の関係性と、推薦される映画のジャンルとが対応付けられた推薦情報DB211上の推薦情報を用いて、推薦する映画のジャンルを決定し、当該ジャンルに含まれる映画を推薦してもよい。また、行動計画作成部222は、上記で説明した、ユーザ情報、スポット情報、交通情報または環境情報等の各種情報も用いて推薦を行ってもよい。例えば、行動計画作成部222は、センシングデータ等の各種情報に基づいて、複数人のユーザのうちの少なくとも1人の識別を行い、識別できたユーザのユーザ情報(例えば、行動履歴または嗜好情報等)に基づいて、ユーザが利用する頻度が高い映画館や、ユーザが好きなジャンルに含まれる映画を推薦してもよい。また、行動計画作成部222は、スポット情報に基づいて、推薦対象の映画館の営業時間、上映中の映画のタイトル、上映時刻、利用可能な座席または料金等を確認してもよい。また、行動計画作成部222は、交通情報に基づいて、推薦対象の映画館への移動手段を決定してもよい。また、行動計画作成部222は、環境情報に含まれる天気情報に基づいて、移動手段の変更(例えば、雨天時には徒歩ではなく電車での移動を推薦する等)、携行品の推薦(例えば、晴天時には日傘の携行を推薦する等)等を行ってもよい。行動計画作成部222は、詳細まで決定した確定済みの行動計画をスケジュールに追加する。
さらに、行動計画作成部222は、複数人のユーザ間の関係性の推定結果に基づいて、空き時間(スケジュールにおいて確定済みの行動計画が追加された時間以外の時間)に行う行動を推薦する。例えば、行動計画作成部222は、スケジュールにおいて所定時間(例えば、数十分または数時間程度)以上の連続した空き時間が有るか否かを確認する。そして、所定時間以上の連続した空き時間が有る場合、行動計画作成部222は、当該空き時間に行う行動を推薦する。
空き時間における行動の推薦方法は特に限定されない。例えば、行動計画作成部222は、生活習慣に基づいて推薦を行ってもよい。例えば、ユーザが通常食事をとる時間帯が空き時間となっている場合、行動計画作成部222は、複数人のユーザ間の関係性の推定結果に基づいて、最適なレストランで食事をとることを推薦してもよい。また、行動計画作成部222は、タスクリスト212bに基づいて推薦を行ってもよい。例えば、行動計画作成部222は、タスクリスト212bにおいて、実行可能なタスクが存在する場合、当該タスクを推薦してもよい。また、行動計画作成部222は、空き時間の前後の時間帯にユーザが位置するエリアに基づいて推薦を行ってもよい。例えば、行動計画作成部222は、空き時間の前後の時間帯にユーザが位置するエリアの近くの人気スポット等を推薦してもよい。なお、空き時間における行動の推薦処理についても、行動計画作成部222は、上記で説明した、推薦情報、ユーザ情報、スポット情報、交通情報または環境情報等の各種情報を用いてもよい。行動計画作成部222は、詳細まで決定した空き時間の行動計画をスケジュールに追加する。
このように、行動計画の作成時においては、行動計画作成部222は、確定済みの行動計画および空き時間の行動計画を詳細まで決定し、スケジュールを埋めていく。一方、行動計画の変更時においては、以降で説明する計画実行確認部223によって、行動計画の変更が必要である旨の情報が共有された後に、行動計画作成部222が、変更を要する時間帯以降の行動計画を変更する。このとき、行動計画作成部222は、ユーザが置かれている状況、変更が必要となった原因等を認識し、新たな行動を推薦する。より具体的には、行動計画作成部222は、情報処理端末10により提供されたセンシングデータ、ユーザ情報、スポット情報、交通情報または環境情報等を解析することによって、ユーザが置かれている状況、変更が必要となった原因等を認識し、これらの情報に基づいて新たな行動を推薦する。新たな行動の推薦方法は、行動計画の作成時の推薦方法と同様であり得る。
(計画実行確認部223)
計画実行確認部223は、作成された行動計画の実行有無または実行可否を確認する機能構成である。より具体的には、計画実行確認部223は、情報処理端末10または外部装置によって収集されたセンシングデータを解析することによって、行動計画が正しく実行されているか否か、または、行動計画が実行可能か否かを確認する。例えば、計画実行確認部223は、各ユーザが携帯している情報処理端末10の位置センサ(例えば、GNSSセンサ等)によって収集された位置情報を解析することによって、各ユーザの位置を認識する。そして、計画実行確認部223は、ユーザが計画通りの場所に位置しているか否か等を確認する。
なお、当該処理に用いられるセンシングデータの種類は特に限定されない。例えば、計画実行確認部223は、各ユーザが携帯している情報処理端末10の加速度センサまたはジャイロセンサ等のセンシングデータを用いて各ユーザの行動を推定することで、行動計画が正しく実行されているか否か、または、行動計画が実行可能か否かを確認してもよい。また、センシングデータの解析は、情報処理端末10の制御部160によって行われてもよい。また、センシングデータ以外の情報に基づいて当該処理が行われてもよい。例えば、計画実行確認部223は、上記のユーザ情報、スポット情報、交通情報または環境情報に基づいて、行動計画の内容が正しく実行されているか否か、または、行動計画が実行可能か否かを確認してもよい。
そして、計画実行確認部223は、行動計画の変更の要否を判断する。例えば、計画実行確認部223は、ユーザの実際の位置と、行動計画上の位置との差異が所定値より大きいか否かに基づいて行動計画の変更の要否を判断してもよい。また、ユーザによって行動が実行された時刻と、行動計画上の時刻との差異が所定値より大きいか否かに基づいて行動計画の変更の要否を判断してもよい。なお、行動計画変更の要否の判断方法は上記に限定されない。
計画実行確認部223は、行動計画の変更が必要であると判断した場合、その旨を行動計画作成部222に通知することで、行動計画作成部222によって行動計画が変更される。
(情報収集部224)
情報収集部224は、記憶部210によって記憶される各種情報を収集する機能構成である。例えば、情報収集部224は、情報処理端末10によって収集、加工または解析等が行われたセンシングデータ等の各種情報を収集し、記憶部210に記憶させる。また、情報収集部224は、ユーザ情報(例えば、行動履歴等)を情報処理端末10から収集し、ユーザ情報DB212に記憶させる。また、情報収集部224は、スポット情報、交通情報および環境情報を、Webクローリングによりネットワーク上の各種サイトから収集し、スポット情報DB213、交通情報DB214および環境情報DB215に記憶させる。なお、情報収集部224が収集する情報はこれらに限定されない。また、情報収集部224が収集するタイミング等は特に限定されない。
(通信部230)
通信部230は、ネットワーク30を介して情報処理端末10との情報通信を行う機能構成である。より具体的には、通信部230は、情報処理端末10によって収集、加工または解析等が行われたセンシングデータ等の各種情報を情報処理端末10から受信する。また、通信部230は、作成または変更等が行われた行動計画に関する情報を情報処理端末10へ送信する。なお、通信部230が通信する情報はこれらに限定されない。
以上、情報処理サーバ20の機能構成例について説明した。なお、図3を用いて説明した上記の機能構成はあくまで一例であり、情報処理サーバ20の機能構成は係る例に限定されない。例えば、情報処理サーバ20は、図3に示す構成のすべてを必ずしも備えなくてもよい。また、情報処理サーバ20の機能構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
<<1.5.処理の流れ>>
上記では、情報処理サーバ20の機能構成例について説明した。続いて、図9を参照して、本実施形態に係る処理の流れについて説明する。
(行動計画の作成処理)
まず、図9および図10を参照して、行動計画の作成処理について説明する。図9のステップS1000では、情報処理サーバ20の関係性推定部221が、情報処理端末10等によって収集されたセンシングデータを取得する。ステップS1004では、関係性推定部221が、取得したセンシングデータに基づいて複数人のユーザ間の関係性を推定する。なお、このとき、行動計画作成部222は、センシングデータに基づいて複数人のユーザのうちの少なくとも1人の識別を行ってもよい。
ステップS1008では、行動計画作成部222が、確定済みの行動計画の有無を確認する。例えば、情報処理端末10とユーザとの音声対話によって、事前に、情報処理端末10が確定済みの行動計画の有無を確認している場合には、行動計画作成部222は、情報処理端末10から当該情報を取得する。また、情報処理端末10とユーザとの音声対話によって、事前に、情報処理端末10が確定済みの行動計画の有無を確認していない場合には、行動計画作成部222は、情報処理端末10に確定済みの行動計画の有無を確認するよう要求してもよい。
確定済みの行動計画が有る場合(ステップS1012/Yes)、ステップS1016にて、行動計画作成部222は、確定済みの行動計画の詳細を決定する。例えば、行動計画作成部222は、推薦情報、ユーザ情報、スポット情報、交通情報または環境情報等の各種情報を用いて、様々な推薦を行うことで、確定済みの行動計画の詳細を決定する。なお、ステップS1004にて、行動計画作成部222が複数人のユーザのうちの少なくとも1人の識別を行った場合には、識別されたユーザの嗜好情報、行動履歴等も用いて様々な推薦を行ってもよい。ステップS1020では、行動計画作成部222が、確定済みの行動計画をスケジュールに追加する。
ステップS1024では、行動計画作成部222が、スケジュールにおける空き時間を確認する。より具体的には、行動計画作成部222は、スケジュールにおいて所定時間以上の連続した空き時間が有るか否かを確認する。スケジュールにおいて所定時間以上の連続した空き時間が有る場合(ステップS1028/Yes)、ステップS1032にて、行動計画作成部222が空き時間の行動計画をスケジュールに追加する。その後、処理がステップS1024へ移動し、所定時間以上の連続した空き時間が無くなるまで、空き時間の行動計画の追加処理が行われる。空き時間の行動計画の追加処理の流れについては図10を参照して説明する。
なお、ステップS1012にて、確定済みの行動計画が無い場合(ステップS1012/No)には、全ての時間が空き時間ということになるため、処理がステップS1032へ移動し、行動計画作成部222が空き時間の行動計画をスケジュールに追加することになる。ステップS1028にて、スケジュールにおいて所定時間以上の連続した空き時間が無い場合(ステップS1028/No)には、一連の処理が終了する。
なお、上記では、所定時間以上の連続した空き時間が無くなるまで、空き時間の行動計画の追加処理が行われる旨を説明したが、これに限定されず、行動計画作成部222は、所定時間以上の連続した空き時間が残った状態でも、適宜空き時間の行動計画の追加処理を行わず、一連の処理を終了してもよい。
続いて、図10を参照して、空き時間の行動計画の追加処理(図9におけるステップS1032)の流れについて説明する。
図10のステップS1100では、行動計画作成部222は、空き時間の行動についてユーザからの指示の有無を確認する。例えば、情報処理端末10とユーザとの音声対話によって、事前に、情報処理端末10がユーザからの指示の有無を確認している場合には、行動計画作成部222は、情報処理端末10から当該情報を取得する。また、情報処理端末10とユーザとの音声対話によって、事前に、ユーザからの指示を確認していない場合には、行動計画作成部222は、空き時間の行動についてユーザからの指示を確認するよう情報処理端末10に要求してもよい。
空き時間の行動についてユーザからの指示が有る場合(ステップS1100/Yes)、ステップS1104にて、行動計画作成部222は、空き時間の行動に関する計画の詳細を決定する。例えば、行動計画作成部222は、推薦情報、ユーザ情報、スポット情報、交通情報または環境情報等の各種情報を用いて、様々な推薦を行うことで、空き時間の行動計画の詳細を決定する。
ステップS1100にて、空き時間の行動についてユーザからの指示が無い場合(ステップS1100/No)、ステップS1108にて、行動計画作成部222は、空き時間において生活習慣に基づいて推薦可能な行動の有無を確認する。例えば、行動計画作成部222は、空き時間となっている時間帯において、ユーザが習慣的に行っている行動(例えば、食事、睡眠、入浴、読書またはトレーニング等)の有無を確認する。生活習慣に基づいて推薦可能な行動が有る場合(ステップS1108/Yes)、ステップS1112にて、行動計画作成部222は、当該行動を推薦する。なお、推薦可能な行動が複数有る場合には、行動計画作成部222は、そのうち、少なくとも1つの行動を推薦する。
ステップS1108にて、生活習慣に基づいて推薦可能な行動が無い場合(ステップS1108/No)、ステップS1116にて、行動計画作成部222は、タスクリスト212bにおいて推薦可能なタスクの有無を確認する。例えば、ユーザが、ある駅の付近の施設を利用することが既に確定している場合には、行動計画作成部222は、スポット情報DB213のスポット情報等を用いて、タスクリスト212bにおいて当該駅の付近で実行可能なタスクの有無を確認する。仮に、タスクリスト212bに買い物のタスクが有り、当該駅の付近に商業施設が存在する場合、行動計画作成部222は、当該タスクの実行を推薦することができる。タスクリスト212bにおいて推薦可能なタスクが有る場合(ステップS1116/Yes)、ステップS1112にて、行動計画作成部222は、当該タスクの実行を推薦する。なお、推薦可能なタスクが複数有る場合には、行動計画作成部222は、そのうち、少なくとも1つのタスクの実行を推薦する。
ステップS1116にて、タスクリスト212bにおいて推薦可能なタスクが無い場合(ステップS1116/No)、ステップS1120にて、行動計画作成部222は、ユーザが位置するエリアまたはユーザが経由するエリアの付近のスポットに関するスポット情報に基づいて推薦可能な行動の有無を確認する。例えば、ユーザが、ある駅の付近の施設を利用することが既に確定している場合には、行動計画作成部222は、スポット情報DB213のスポット情報等を用いて、当該駅の付近で推薦可能な行動の有無を確認する。ユーザが位置するエリアまたはユーザが経由するエリアの付近のスポットに関するスポット情報に基づいて推薦可能な行動が有る場合(ステップS1120/Yes)、ステップS1112にて、行動計画作成部222は、当該行動を推薦する。なお、推薦可能な行動が複数有る場合には、行動計画作成部222は、そのうち、少なくとも1つの行動を推薦する。なお、ステップS1120にて、ユーザが位置するエリアまたはユーザが経由するエリアの付近のスポットに関するスポット情報に基づいて推薦可能な行動が無い場合(ステップS1120/No)、空き時間が埋められることなく処理が終了する。
ステップS1124では、ユーザが、行動計画作成部222によって推薦された行動の中から、行動計画に追加したい行動を選択する。その後、ステップS1104にて、行動計画作成部222は、選択された行動に関する計画の詳細を決定する。ステップS1128では、行動計画作成部222が、詳細が決定された行動計画をスケジュールに追加することで処理が終了する。
(行動計画の作成処理の具体例)
続いて、図11および図12を参照して、行動計画の作成処理の流れの具体例について説明する。より具体的には、夫婦の行動計画が、夫と情報処理端末10との音声対話によって作成される場合について説明する。なお、以下で説明する具体例では、行動計画の作成を行う主体は情報処理サーバ20であり、情報処理端末10は情報処理サーバ20によって制御されることで音声対話を行うこととする。例えば以下のような具体例が想定される。
・具体例(確定済みの行動計画がスケジュールに追加されるまで)
夫:「今日の計画を立てて。」
(情報処理サーバ20の行動計画作成部222は、夫から発せられた音声を解析することで発話内容を理解し、夫の行動計画の作成を開始する。行動計画作成部222は、確定済みの行動計画の有無を確認する)
情報処理端末10:「はい。行先は決まっていますか?」
夫:「とりあえず、朝はジムに行くよ。あと妻と映画でも見たいな。ただ、21時から自宅で仕事をしなくちゃいけないんだ。」
(行動計画作成部222は、ジムに行くこと、映画を見ることおよび仕事をすることが確定済みの行動計画であると認識する。その後、行動計画作成部222は、ユーザ間の関係性等に基づいて確定済みの行動計画の詳細を決定する。その際、詳細を決定する上で夫の判断が必要な場合には、行動計画作成部222は、適宜夫に判断を求める)
情報処理端末10:「承知しました。奥様とご一緒ならこれらの映画は如何でしょう。」
夫:「そうだな。じゃあ、14:00からのタイトルAにしよう。」
(行動計画作成部222は、映画の詳細を決定し、映画の行動計画を夫および妻のスケジュールに追加する。図11には、確定済みの行動計画が追加された後のスケジュールが示されている)
以上では、確定済みの行動計画がスケジュールに追加されるまでの処理の具体例について説明した。以降では、空き時間の行動計画がスケジュールに追加されるまでの処理の具体例について説明する。
・具体例(空き時間の行動計画がスケジュールに追加されるまで)
(行動計画作成部222は、確定済みの行動計画が追加された後のスケジュールにおいて、所定時間以上の連続した空き時間が有ることを確認し、空き時間の行動を推薦する。例えば、行動計画作成部222は、映画の開始前の空き時間に、ランチをとることを推薦する。その際、行動計画作成部222は、ユーザ間の関係性、ユーザ情報またはスポット情報等に基づいてレストランを推薦する)
情報処理端末10:「映画の前に、奥様と待ち合わせされてから一緒にランチは如何でしょう。例えば、これらレストランがおすすめです。」
夫:「そうだね。このレストランいいね。妻とは12:00頃に駅で待ち合わせるよ。」
(行動計画作成部222は、引き続き、空き時間の行動を推薦する。例えば、行動計画作成部222は、タスクリスト212bに基づいて空き時間の行動を推薦する)
情報処理端末10:「映画の後はどうされますか?今週末までのタスクリストにまだ済んでいないタスクがありますが。」
(情報処理端末10が情報処理サーバ20からタスクリスト212bを取得し、当該タスクリスト212bを夫に提供する)
夫:「あ、甥の誕生日プレゼント買わないといけなかった。どこかで買えるところある?」
(行動計画作成部222がスポット情報等に基づいて複数の店舗を探索し、情報処理端末10がこれらの店舗の情報を夫に提供する)
情報処理端末10:「映画館の近くで、小学生向けの子供用品を売っている店舗を表示します」
夫:「じゃあデパートAに寄るよ。」
(行動計画作成部222が空き時間の行動計画をスケジュールに追加する。そして、行動計画作成部222は、引き続き、空き時間の行動を推薦する。例えば、行動計画作成部222は、買い物後の空き時間に、夕食をとることを推薦する。その際、行動計画作成部222は、ユーザ間の関係性、ユーザ情報またはスポット情報等に基づいてレストランを推薦する)
情報処理端末10:「買い物の後に夕食は如何でしょう。例えば、これらレストランがおすすめです。」
夫:「夕食も食べて帰ろうかな。このレストランにしよう。」
(行動計画作成部222が空き時間の行動計画をスケジュールに追加する。その際、制御部220は、適宜レストランの予約等を行ってもよい。さらに、行動計画作成部222は、環境情報に基づいて悪天候が予想されることを確認し、交通情報に基づいて帰宅予定時刻により確実に間に合う移動手段を推薦する)
情報処理端末10:「夜は一時的に天気が悪くなりそうなので、電車だとお仕事に遅れるかもしれません。夕食が20:30を過ぎるようであれば、帰りはタクシーを利用された方が良さそうです。」
夫:「ありがとう。」
(行動計画作成部222が空き時間の行動計画をスケジュールに追加する。図12には、空き時間の行動計画が追加された後のスケジュールが示されている)
(行動計画の変更処理)
以上では、空き時間の行動計画がスケジュールに追加されるまでの処理の具体例について説明した。続いて、図13を参照して、行動計画の変更処理について説明する。
図13のステップS1200では、情報処理サーバ20の計画実行確認部223が、情報処理端末10等によって収集されたセンシングデータを取得する。その後、計画実行確認部223は、ステップS1204にてセンシングデータを解析し、ステップS1208にて解析結果と行動計画とを比較することで、行動計画が正しく実行されているか否か、または、行動計画が実行可能か否かを確認する。ステップS1212では、計画実行確認部223が行動計画の変更の要否を判断する。行動計画の変更が必要である場合(ステップS1212/Yes)、ステップS1216にて、行動計画作成部222が行動計画の変更を行う。行動計画の変更が不要である場合(ステップS1212/No)、そのまま処理が終了する。
情報処理サーバ20は、図13の処理を繰り返し行うことで、行動計画の変更をより適切に行うことができる。なお、図13の処理が行われるタイミング等は特に限定されない。例えば、情報処理サーバ20は、図13の処理を、定期的に行ってもよいし、特定の時刻に行ってもよい。また、情報処理サーバ20は、行動計画におけるある行動の開始時刻または終了時刻付近の時刻では、それ以外の時刻に比べて、より高い頻度で図13の処理を繰り返してもよい。これによって、情報処理サーバ20は、当該行動の開始時刻または終了時刻が行動計画通りでない場合に、早急に行動計画を変更することができる。
(行動計画の変更処理の具体例)
続いて、図14〜図18を参照して、行動計画の変更処理の流れの具体例について説明する。より具体的には、ユーザ、同僚および顧客の行動計画が変更される場合について説明する。例えば、予め、図14に示すような行動計画が作成されているとする。
・具体例
(情報処理サーバ20の計画実行確認部223は、センシングデータ等に基づいて、行動計画通りユーザと同僚が駅Bに集合できるか否かを確認する。そして、例えば、計画実行確認部223は、同僚が電車に乗り遅れたことを認識し、センシングデータおよび交通情報等に基づいて同僚の到着予定時刻を計算する)
情報処理端末10:「佐藤さん(同僚)が、電車に乗り遅れたようです。到着は10:10の見込みです。」
ユーザ:「そうか。取引先との約束には間に合う?」
(計画実行確認部223は、センシングデータおよび交通情報等に基づいて、行動計画における到着予定時刻までに取引先へ到着するための最遅出発時刻を算出する。行動計画作成部222は、図15のハイライト部分に示すように、集合時間等に関する行動計画を変更する)
情報処理端末10:「佐藤さんが10:15までに間に合えば、約束の5分前に到着できます。」
ユーザ:「そうか。わかったよ。」
(例えば、計画実行確認部223は、センシングデータおよび交通情報等に基づいて、同僚が乗車している電車が事故により停止しており、復旧の見込みが立っていないことを認識する。計画実行確認部223は、行動計画における到着予定時刻までに取引先へ到着するための最遅出発時刻を算出する)
情報処理端末10:「佐藤さんが乗った電車が事故により停止したようです。復旧の目途は立っていません。先に取引先に向かった方がよさそうですが、タクシーで移動するなら10:20まで待っても間に合います。」
ユーザ:「じゃあ、タクシーで一緒に行くよ。」
(行動計画作成部222は、図16のハイライト部分に示すように、集合時間および移動手段等に関する行動計画を変更する。また、制御部220がタクシーを予約する)
情報処理端末10:「ここに10:20に到着するようにタクシーを予約しておきました。」
(例えば、計画実行確認部223が、センシングデータおよび交通情報等に基づいて電車の復旧を認識し、同僚の到着予定時刻を算出する。また、計画実行確認部223は、交通情報等に基づいてタクシーの到着予定時刻を算出する)
情報処理端末10:「佐藤さんが乗った電車が復旧しました。10:20には到着します。タクシーは10:20までには到着するので、取引先には当初の計画通り10:30までに到着できます。」
(以上により、ユーザと同僚は、当初の計画通り10:30に取引先に到着し、10:45〜12:00に顧客との会議を行ったとする。そして、例えば、昼食のためにレストランCに移動する前に、顧客の都合上、レストランCで食事をとることが適切でないことが判明したとする)
ユーザ:「取引先の松本さん(顧客)、糖質制限しているらしい。他にいい店無いかな。」
(行動計画作成部222は、ユーザ間の関係性、ユーザ情報またはスポット情報等に基づいて新たなレストランを推薦する)
情報処理端末10:「近くに、レストランDがあります。如何でしょうか。」
ユーザ:「いいね。午後の会議には間に合う?」
(行動計画作成部222は、スポット情報または交通情報等に基づいて、レストランDへの到着予定時刻、および、行動計画通りの時刻に取引先に戻って来るためのレストランDからの出発予定時刻を算出する。また、例えば、行動計画作成部222は、スポット情報に基づいて、レストランDへの到着予定時刻におけるレストランDの混在状況を確認する)
情報処理端末10:「予定したお店より近いので、1時間滞在できるはずですが、この時間帯は混んでいるようです。」
ユーザ:「でも良さそうだから行ってみるよ。」
(行動計画作成部222は、図17のハイライト部分に示すように、食事に関する行動計画を変更する。その後、例えば、ユーザ達はレストランDに到着したが、想定外の混雑状況により、入店できず外で順番を待つことになったとする)
ユーザ:「午後の会議に間に合うかな。」
(計画実行確認部223は、スポット情報からレストランDの平均滞在時間を確認し、当該平均滞在時間とレストランDからの出発予定時刻に基づいて、理想的な入店時刻を算出する。そして、行動計画作成部222は、図18のハイライト部分に示すように、食事時間に関する行動計画を変更する)
情報処理端末10:「このお店の平均滞在時間は50分なので、12:15までに入店できれば、計画通り13:05に出発でき、午後の会議に間に合いそうですよ。」
ユーザ:「わかった。ありがとう。」
(その後、例えば、ユーザ達は12:15に入店できたとする)
ユーザ:「何時に出ればいいんだっけ?」
(計画実行確認部223は、行動計画を確認し、レストランDからの出発予定時刻を確認する)
情報処理端末10:「13:05です。50分お食事して大丈夫ですよ。」
ユーザ:「わかったよ。ありがとう。」
(未知者の行動計画の作成処理の具体例)
以上では、行動計画の変更処理の流れの具体例について説明した。続いて、図19および図20を参照して、未知者の行動計画の作成処理の流れの具体例について説明する。より具体的には、ホストと複数人のゲストによってホームパーティが行われる場合において、ゲストNが遅れて参加した場合を想定して説明する。
・具体例
(例えば、予め、図19に示すような行動計画が作成されているとする。そこへ、ゲストNがホストの家に到着する。情報処理端末10は、ゲストNが撮像された画像を解析すること等によりゲストNが初めてホスト宅に来たことを認識する)
情報処理端末10:「こんにちは。初めていらっしゃる方ですね。お名前を伺ってもいいですか?」
ゲストN:「ヒロフミさん(ホスト)の同僚の佐藤(ゲストN)といいます。」
(行動計画作成部222は、ゲストNを行動計画に追加し、ホストが装着しているヘッドセットを介してゲストNの到着をホストへ通知する)
情報処理端末10:「ヒロフミさん、同僚の佐藤さんがいらっしゃいました。」
ホスト:「わかった。今料理で手が離せないから、10分待ってもらって。」
(行動計画作成部222は、ホストからの伝言内容をゲストNに通知する。その際、例えば、行動計画作成部222は、ユーザ間の関係性(ゲスト同士の関係性)を推定し、関係性の推定結果(例えば、「初対面同士」等)に基づいて、空き時間において推薦可能な行動計画(例えば、「各ゲストの紹介」)をスケジュールに追加する。図20には、空き時間において推薦される行動計画が追加された後のスケジュールが示されている)
情報処理端末10:「佐藤さん、今ヒロフミさんは料理を準備しているので10分ほどお待ちくださいね。その間に、今日いらっしゃる他のお客様を紹介しますね。」
<2.ハードウェア構成例>
上記では、本開示の実施形態について説明した。続いて、図21を参照して、本開示の一実施形態に係る情報処理端末10および情報処理サーバ20に共通するハードウェア構成例について説明する。
図21は、情報処理端末10および情報処理サーバ20を具現する情報処理装置900のハードウェア構成例を示す図である。情報処理装置900は、CPU(Central Processing Unit)901と、ROM(Read Only Memory)902と、RAM(Random Access Memory)903と、ホストバス904と、ブリッジ905と、外部バス906と、インタフェース907と、入力装置908と、出力装置909と、ストレージ装置(HDD)910と、ドライブ911と、通信装置912と、を備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置900内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス904により相互に接続されている。当該CPU901、ROM902およびRAM903の協働により、情報処理端末10の制御部160、撮像部140およびセンサ部150、情報処理サーバ20の制御部220の各機能が実現される。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス906に接続されている。なお、必ずしもホストバス904、ブリッジ905および外部バス906を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置908は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路などから構成されている。情報処理装置900の使用者は、該入力装置908を操作することにより、各装置に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。当該入力装置908により、情報処理端末10の音声入力部130の各機能が実現される。
出力装置909は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。さらに、出力装置909は、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置を含む。出力装置909は、例えば、再生されたコンテンツを出力する。具体的には、表示装置は再生された映像データ等の各種情報をテキストまたはイメージで表示する。一方、音声出力装置は、再生された音声データ等を音声に変換して出力する。当該出力装置909により、情報処理端末10の表示部110および音声出力部120の各機能が実現される。
ストレージ装置910は、データ格納用の装置である。ストレージ装置910は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置910は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置910は、ハードディスクを駆動し、CPU901が実行するプログラムや各種データを格納する。当該ストレージ装置910により、情報処理端末10の記憶部180および情報処理サーバ20の記憶部210の各機能が実現される。
ドライブ911は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理装置900に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ911は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体913に記録されている情報を読み出して、RAM903に出力する。また、ドライブ911は、リムーバブル記憶媒体913に情報を書き込むこともできる。
通信装置912は、例えば、通信網914に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。当該通信装置912により、情報処理端末10の通信部170および情報処理サーバ20の通信部230の各機能が実現される。
<3.まとめ>
以上で説明してきたように、情報処理サーバ20は、情報処理端末10により提供されたセンシングデータ等の各種情報に基づいて複数人のユーザ間の関係性を推定し、推定結果等に基づいて複数人のユーザの行動計画を作成することができる。これにより、例えば、ユーザの識別が困難な場合またはユーザの識別に成功しても当該ユーザの嗜好情報等が不明である場合等においても、ユーザ間の関係性に基づいてより適切な行動計画が作成される。また、情報処理サーバ20は、センシングデータ等の各種情報を解析することによって、作成された行動計画が正しく実行されているか否か、または、行動計画が実行可能か否かを確認し、行動計画の変更の要否を判断することができる。そして、行動計画の変更が必要である場合には、情報処理サーバ20は、ユーザ間の関係性の推定結果等に基づいて各ユーザの行動計画を変更することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記で説明したフローチャートまたはシーケンス図における各ステップは、必ずしも記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。すなわち、フローチャートまたはシーケンス図における各ステップは、記載された順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
センシングデータに基づいて複数人のユーザ間の関係性の推定を行う関係性推定部と、
前記推定の結果に基づいて前記複数人のユーザの行動計画を作成する行動計画作成部と、を備える、
情報処理装置。
(2)
前記行動計画作成部は、前記複数人のユーザが一緒に行う行動の計画を含む前記行動計画を作成する、
前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記行動計画作成部は、前記複数人のユーザが外出時に行う行動の計画を含む前記行動計画を作成する、
前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記行動計画作成部は、外出先のスポットに関する情報を含むスポット情報、前記外出時に利用される交通機関に関する情報を含む交通情報または前記外出先の環境に関する情報を含む環境情報にも基づいて前記行動計画を作成する、
前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記関係性推定部は、前記複数人のユーザのうちの少なくとも1人のユーザの識別を行う、
前記(1)から(4)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(6)
前記行動計画作成部は、前記識別が行われたユーザの嗜好情報にも基づいて前記行動計画を作成する、
前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記行動計画作成部は、前記識別が行われたユーザのタスクリストにも基づいて前記行動計画を作成する、
前記(5)または(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記行動計画作成部は、確定済みの行動が計画されている時間帯以外の時間帯における行動計画を作成する、
前記(1)から(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)
前記センシングデータに基づいて前記行動計画の実行有無または実行可否の確認を行う計画実行確認部をさらに備える、
前記(1)から(8)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(10)
前記行動計画作成部は、前記確認の結果に基づいて前記行動計画の変更または再作成を行う、
前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
前記関係性は、家族関係、夫婦関係、親子関係、親戚関係、恋人関係、友人関係、仕事関係、師弟関係、先生と生徒の関係、監督もしくはコーチと選手の関係、サービスの提供者と被提供者の関係を含む、
前記(1)から(10)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(12)
前記情報処理装置は、音声対話を行うエージェント装置であるか、前記音声対話を行うエージェント装置と連携することで、前記行動計画を作成する、
前記(1)から(11)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(13)
プロセッサが、センシングデータに基づいて複数人のユーザ間の関係性の推定を行うことと、
前記推定の結果に基づいて前記複数人のユーザの行動計画を作成することと、を含む、
情報処理方法。
(14)
センシングデータを送信する送信部と、
前記センシングデータに基づいて複数人のユーザ間の関係性の推定が行われ、前記推定の結果に基づいて作成された前記複数人のユーザの行動計画に関する情報を受信する受信部と、を備える、
情報処理装置。
10 情報処理端末
110 表示部
120 音声出力部
130 音声入力部
140 撮像部
150 センサ部
160 制御部
170 通信部
180 記憶部
20 情報処理サーバ
210 記憶部
211 推薦情報DB
212 ユーザ情報DB
212a 嗜好情報
212b タスクリスト
213 スポット情報DB
214 交通情報DB
215 環境情報DB
220 制御部
221 関係性推定部
222 行動計画作成部
223 計画実行確認部
224 情報収集部
230 通信部
30 ネットワーク

Claims (14)

  1. センシングデータに基づいて複数人のユーザ間の関係性の推定を行う関係性推定部と、
    前記推定の結果に基づいて前記複数人のユーザの行動計画を作成する行動計画作成部と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記行動計画作成部は、前記複数人のユーザが一緒に行う行動の計画を含む前記行動計画を作成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記行動計画作成部は、前記複数人のユーザが外出時に行う行動の計画を含む前記行動計画を作成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記行動計画作成部は、外出先のスポットに関する情報を含むスポット情報、前記外出時に利用される交通機関に関する情報を含む交通情報または前記外出先の環境に関する情報を含む環境情報にも基づいて前記行動計画を作成する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記関係性推定部は、前記複数人のユーザのうちの少なくとも1人のユーザの識別を行う、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記行動計画作成部は、前記識別が行われたユーザの嗜好情報にも基づいて前記行動計画を作成する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記行動計画作成部は、前記識別が行われたユーザのタスクリストにも基づいて前記行動計画を作成する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記行動計画作成部は、確定済みの行動が計画されている時間帯以外の時間帯における行動計画を作成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記センシングデータに基づいて前記行動計画の実行有無または実行可否の確認を行う計画実行確認部をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記行動計画作成部は、前記確認の結果に基づいて前記行動計画の変更または再作成を行う、
    請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記関係性は、家族関係、夫婦関係、親子関係、親戚関係、恋人関係、友人関係、仕事関係、師弟関係、先生と生徒の関係、監督もしくはコーチと選手の関係、サービスの提供者と被提供者の関係を含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記情報処理装置は、音声対話を行うエージェント装置であるか、前記音声対話を行うエージェント装置と連携することで、前記行動計画を作成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  13. プロセッサが、センシングデータに基づいて複数人のユーザ間の関係性の推定を行うことと、
    前記推定の結果に基づいて前記複数人のユーザの行動計画を作成することと、を含む、
    情報処理方法。
  14. センシングデータを送信する送信部と、
    前記センシングデータに基づいて複数人のユーザ間の関係性の推定が行われ、前記推定の結果に基づいて作成された前記複数人のユーザの行動計画に関する情報を受信する受信部と、を備える、
    情報処理装置。
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