JPWO2018207895A1 - 器具保持具および医療用器具供給具 - Google Patents

器具保持具および医療用器具供給具 Download PDF

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Abstract

【課題】生体内での治療などに使用する器具等を内視鏡とともに生体内に供給できる器具保持具および医療用器具供給具を提供する。【解決手段】内視鏡Eに着脱可能に取付部、内視鏡Eによって生体内に供給される器具保持具10であって、内視鏡Eが配置される配置孔11hが形成された本体部11と、本体部11を内視鏡Eに取り付ける取付部固定する20と、を備えており、本体部11は、配置孔11hを構成する内壁12と、内壁12の外面を覆い、内壁12との間に収容空間10hを形成するように設けられた外壁13と、を有しており、外壁13には、収容空間10h内と外部との間を連通する連通開口shが設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、生体内における治療や手術の際に使用される器具保持具および医療用器具供給具に関する。
口・肛門・膣などから、軟性内視鏡(胃カメラ)を消化管腔等の内部に挿入し、食道癌、胃癌、大腸癌などを切除する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は、保険収載され、先進施設や全国の基幹病院で行われている。食道や胃、大腸の壁は粘膜層、粘膜下層、筋層という3つの層からできているが、癌は最も内側の層である粘膜層から発生するため、筋層まで達していない癌の場合、ESDによって消化管腔等の内腔から粘膜層を含めた粘膜下層までを剥離することが行われている。
このような内視鏡による処置には様々な処置具などが使用されるため、かかる処置具を消化管腔等の内部に供給することが必要なる。
特許文献1には、筒体の内部に被覆材を収容しておき、筒体を消化管腔等の内部に挿入して、所望の位置において筒体の先端から被覆材を放出する技術が開示されている。この技術を使用すれば、消化管腔等の内部に容易に被覆材等の処置具を供給することが必要なる。
特開2016−214759号公報
しかし、特許文献1の技術では、胃等の内部に供給された被覆材を処置するためには、筒体から被覆材を放出した後、筒体を抜去してから内視鏡を入れて被覆材を使用した処置を実施しなければならない。つまり、被覆材などの処置具の供給と処置具による処置のために、筒体の挿入抜去と内視鏡の挿入が必要であり、患者への負担が大きくなる。
本発明は上記事情に鑑み、生体内での治療などに使用する器具等を内視鏡とともに生体内に供給できる器具保持具および医療用器具供給具を提供することを目的とする。
(器具保持具)
第1発明の器具保持具は、内視鏡に着脱可能に取り付けられ、該内視鏡によって生体内に供給される器具保持具であって、内視鏡が配置される配置孔が形成された本体部と、該本体部を内視鏡に取り付ける取付部と、を備えており、該本体部は、前記配置孔を構成する内壁と、該内壁の外面を覆い、該内壁との間に収容空間を形成するように設けられた外壁と、を有しており、該外壁には、前記収容空間内と外部との間を連通する連通開口が設けられていることを特徴とする。
第2発明の器具保持具は、第1発明において、前記本体部は、前記配置孔の軸方向に沿って形成され、開いた状態では該配置孔と外部との間を連通する切欠きが設けられており、前記取付部が、前記本体部の切欠きを閉鎖した状態で、該本体部を内視鏡に取り付ける機構であることを特徴とする。
第3発明の器具保持具は、第1または第2発明において、前記外壁の連通開口は、開閉可能な構造を有していることを特徴とする。
第4発明の器具保持具は、第1、第2または第3発明において、前記本体部は、前記内壁が中空な円筒状の部材によって形成されており、前記外壁が、前記内壁の周囲を覆うように設けられた中空な円筒状の部材によって形成された外筒部と、該外筒部の軸端部と前記内壁の軸端部との間の開口を閉塞するカバー部材と、を備えており、該カバー部材に前記連通開口が形成されていることを特徴とする。
第5発明の器具保持具は、第4発明において、前記カバー部材が、シート状の部材であり、前記連通開口がスリットであることを特徴とする。
第6発明の器具保持具は、第1、第2、第3、第4または第5発明において、前記本体部を生体に設置する器具設置部を備えていることを特徴とする。
(医療用器具供給具)
第7発明の医療用器具供給具は、第1、第2、第3、第4、第5または第6発明の器具保持具と、該器具保持具の収容空間内に収容された医療用器具と、を備えていることを特徴とする。
(器具保持具)
第1発明によれば、収容空間内に医療用器具等を入れておき、取付部によって本体部を内視鏡に取り付ければ、内視鏡とともに医療用器具を消化管や腹腔などの内部に供給することができる。そして、取付部によって内視鏡から本体部を取り外せば、消化管や腹腔などの内部に本体部を留置することができる。すると、医療用器具が消化管や腹腔などの内部に留置された状態になるので、内視鏡を出し入れしなくても、本体部の連通開口から医療用器具を取り出せば、医療用器具によって消化管や腹腔などの処置を行うことができる。
第2発明によれば、取付部によって本体部の切欠きを閉鎖すれば、本体部を内視鏡に取り付けることができる。また、取付部によって本体部の切欠きを開けば、内視鏡を本体部から解放することができるので、本体部を内視鏡から取り外すことができる。
第3発明によれば、本体部の連通開口が開閉可能に設けられているので、連通開口を閉じれば収容空間内の医療用器具を外部から隔離した状態とすることができる。
第4発明によれば、本体部が筒状になるので、内視鏡に取り付けて消化管や腹腔などの内部に供給する際の抵抗を小さくできるし、消化管や腹腔などの内部からの本体部の取出しも容易になる。
第5発明によれば、連通開口を開閉する作業を行う必要がないので、医療用器具の取出しが容易になる。
第6発明によれば、本体部を生体内に固定しておくことができるので、本体部を見失うことが無い。
(医療用器具供給具)
第7発明によれば、取付部によって本体部を内視鏡に固定すれば、内視鏡とともに医療用器具を消化管や腹腔などの内部に供給することができる。そして、取付部によって内視鏡からに本体部を取り外せば、消化管や腹腔などの内部に本体部を留置することができる。すると、医療用器具が消化管や腹腔などの内部に留置された状態になるので、内視鏡を出し入れしなくても、本体部の連通開口から医療用器具を取り出せば、医療用器具によって消化管や腹腔などの処置を行うことができる。
本実施形態の医療用器具供給具1の概略説明図であって、(A)は側面図であり、(B)は(A)のB−B線矢視図であり、(C)は(A)のC−C線矢視図であり、(D)は(A)のD−D線断面図であり、(E)は(A)のE−E線断面図である。 本実施形態の器具保持具10の概略説明図であって、(A)は側面図であり、(B)は(A)のB−B線断面図であり、(C)は他の膨張部21の概略説明図であり、(D)は連通開口shを側面に設けた器具保持具10の概略説明図る。 本実施形態の医療用器具供給具1を胃STに固定する作業の概略説明図である。 蓋状部材17を備えた医療用器具供給具1の概略説明図である。 他の実施形態の器具保持具10Bの概略説明図であり、(A)は切欠き10gの開口を小さくしている状態の概略斜視図であり、(B)は切欠き10gの開口を大きく開いている状態の概略斜視図である。
本発明の器具保持具は、消化管腔内や腹腔内等のような生体内での処置に使用する医療用器具を生体内に供給するために使用されるものである。
本発明の器具保持具は、軟性内視鏡によって消化管腔や腹腔など(以下、消化管腔等という場合がある)の内部内に供給されて消化管腔等内から軟性内視鏡による処置を行う場合に適しているが、腹腔鏡による手術でも使用することができる。例えば、腹腔鏡のラパロスコープを挿通するために形成された孔から軟性内視鏡によって本発明の器具保持具を挿入すれば、腹腔鏡による手術においても、腹腔内に本発明の器具保持具を供給することができる。すると、腹腔鏡による手術でも、本発明の器具保持具に収容されている医療用器具を使用することができる。
本発明の器具保持具に収容される医療用器具はとくに限定されず、内視鏡による処置に使用する種々のデバイス等を挙げることができる。このように、本発明の器具保持具に医療用器具が収容されたものが、本発明の医療用器具供給具に相当する。
なお、図面では、医療用器具供給具の各部の構造を分かりやすくするために、各図面における各部の相対的なサイズなどは必ずしも実際の医療用器具供給具の各部のサイズとは対応させていない。
(本実施形態の医療用器具供給具1)
図1に示すように、本実施形態の医療用器具供給具1は、医療用器具と、医療用器具を収容空間10hに収容した器具保持具10と、を備えている。そして、器具保持具10には、内視鏡EのシャフトESを配置する配置孔11hと、収容空間10hから医療用器具を取り出すことができる連通開口shが設けられている。
したがって、本実施形態の医療用器具供給具1を内視鏡EのシャフトESに取り付けて、その内視鏡EのシャフトESを口から消化管腔等の内部に挿入すれば、医療用器具供給具1を胃等の内部に供給することができる(図3(A)参照)。すると、内視鏡EのシャフトESを抜去しなくても、内視鏡EのシャフトESの鉗子口から挿入した鉗子によって、連通開口shを通して器具保持具10の収容空間10hから医療用器具を取り出せば、医療用器具によって種々の処置を実施することができる。
なお、医療用器具を収容空間10hから取り出す際に、連通開口sh内に鉗子を挿入して、鉗子によって医療用器具を掴んで引き出してもよい。しかし、医療用器具に紐等を設けておき、この紐等の一端を連通開口shから外部に出していておけば、鉗子によって紐等を掴んで引っ張れば、連通開口sh内に鉗子を挿入しなくも、医療用器具を収容空間10hから取り出すことができる。
(器具保持具10)
以下、本実施形態の医療用器具供給具1の器具保持具10について詳細に説明する。
図1および図2に示すように、器具保持具10は、医療用器具を保持する本体部11と、本体部11を内視鏡に取り付ける取付部20と、器具保持具10を生体に固定する器具設置部25と、を備えている。
(本体部11)
図1および図2に示すように、本体部11は、略筒状の部材であり、その軸方向を貫通する配置孔11hが形成されている。この配置孔11hは、内視鏡EのシャフトESが配置される空間である。つまり、配置孔11hの一端(図1および図2では右端)から内視鏡EのシャフトESを挿入すれば、内視鏡EのシャフトESの周囲に本体部11が配置された状態とすることができる。
なお、この配置孔11hの内径D2は、内視鏡EのシャフトESの径よりも若干大きくなっていればよい。一般的な内視鏡Eでは、シャフトESの径は10mm程度であり、5〜15mm程度のものもある。したがって、配置孔11hの内径D2は、5〜15mm程度であって器具保持具10を固定する内視鏡EのシャフトESの径よりも若干大きければよい。
図1および図2に示すように、この本体部11は、上述した配置孔11hを形成する内壁12と、この内壁12を覆うように設けられた外壁13と、を備えている。
(内壁12)
内壁12は略円筒状に形成された部材であり、その内部に上述した配置孔11hが設けられている。
(外壁13)
一方、外壁13は、略円筒状に形成された部材である外筒部14を備えており、この外筒部14内に内壁12が配置されている。つまり、外壁13の外筒部14は、内壁12の外面を覆うように設けられている。
この外筒部14は、その内面と内壁12の外面との間に空間(収容空間10h)が形成されるように設けられている。具体的には、外筒部14は、連結壁16によって、その内面が内壁12の外面から所定の距離だけ離れた状態になるように内壁12と連結されている。しかも、外筒部14の内面(円筒状面)の中心軸と、配置孔11hの中心軸(言い換えば内壁12の外面)と、が同軸となるように設けられている。なお、外筒部14の内面の中心軸と、配置孔11hの中心軸は必ずしも同軸でなくてもよいが、製造の簡易さと医療用器具の効率的な収容を考慮すると、同軸となるように設けられている方が望ましい。
上記例では、連結壁16によって外壁13の外筒部14と内壁12とを連結した場合を説明したが、外壁13の外筒部14と内壁12とを連結する方法はとくに限定されない。例えば、外壁13の外筒部14と内壁12とは柱状の部材によって連結してもよい。
(カバー部材15)
そして、内壁12の軸方向の両端部と外筒部14の軸方向の両端部との間には、収容空間10hを外部から遮断する外壁13のカバー部材15が設けられている。つまり、本体部11の両軸端には、収容空間10hの開口を閉塞するカバー部材15が設けられている。このカバー部材15はシート状の部材で形成されており、連通開口shとなるスリットが形成されている(図1(C)参照)。
したがって、収容空間10h内に医療用器具を収容しておけば、連通開口shとなるスリットを介して収容空間10hから医療用器具を取り出すことができる。逆に、連通開口shとなるスリットを通して、収容空間10h内に医療用器具を入れることができる。
(取付部20)
図1および図2に示すように、内壁12の内面、つまり、配置孔11hの内面には取付部20の膨張部21が設けられている。この膨張部21は、配置孔11hの内面に沿って円環状に形成された中空な部材であり、膨張収縮可能に形成されている。例えば、伸縮可能な環状のゴムチューブや、収縮時には折り畳まれ膨張時には伸展するように形成された部材等によって膨張部21が形成されている。この膨張部21は、収縮した状態ではその内径が内視鏡EのシャフトESの径と同等程度となり、膨張するとその内径が内視鏡EのシャフトESの径よりも小さくなるように設けられている(図1(D))。
この膨張部21には送気部22の一端が連通されている。この送気部22は、チューブ等によって形成された部材であり、この送気部22の他端から加圧気体または液体(以下単に気体等という)を供給することによって、膨張部21内に気体等を供給できるようになっている。
したがって、膨張部21を収縮させた状態では配置孔11hに内視鏡EのシャフトESを挿入した抜去したりすることができる。
一方、配置孔11hに内視鏡EのシャフトESを挿入した状態で送気部22を通して膨張部21内に気体等を供給すれば、膨張部21が膨張し膨張部21が内視鏡EのシャフトESを締め付ける。すると、膨張部21が内視鏡EのシャフトESに固定されるので、膨張部21が設けられている本体部11の内壁12、つまり、器具保持具10を内視鏡EのシャフトESに固定することができる。
なお、膨張部21または送気部22に逆止弁等を設けてもよい。この場合、膨張部21内に気体等を供給すれば、膨張部21から気体等が抜けることを防止できるので、配置孔11hに内視鏡EのシャフトESを安定して固定できる。この場合、配置孔11hから内視鏡EのシャフトESを抜去する場合には、針、鉗子、メスなどで膨張部21に孔を開けたり破ったりして膨張部21から気体等を抜くようにすればよい。
(器具設置部25)
図1および図2に示すように、本体部11には、器具保持具10を生体に固定する器具設置部25が設けられている。この器具設置部25は、本体部11の外壁13に連結された部材である。例えば、紐を輪状にして器具設置部25は形成されている。
この器具設置部25にクリップ等を係合した状態でクリップ等を胃壁等に固定すれば、器具保持具10を胃壁等に固定することができる(図3参照)。すると、本体部11を胃内部の所定の場所に固定しておくことができるので、器具保持具10を見失うことが無い。
なお、図1および図2では、器具設置部25が2か所設けられているが、器具設置部25を設ける数はとくに限定されない。例えば、1カ所でもよいし3か所以上設けてもよい。
(本実施形態の医療用器具供給具1の使用方法)
以上のごとき本実施形態の医療用器具供給具1を以下のように使用すれば、医療用器具を胃STの欠損部に処置することができる。
まず、医療用器具供給具1の本体部11の配置孔11hに内視鏡EのシャフトESに挿入する。ついで、取付部20の送気部22を通して気体等を膨張部21に供給する。すると、膨張部21が膨張するので、内視鏡EのシャフトESに医療用器具供給具1が固定される(図1参照)。
医療用器具供給具1が内視鏡EのシャフトESに固定されると、その内視鏡EのシャフトESを、患者の口から消化管腔等を通して胃STの内部に挿入する(図3(A))。医療用器具供給具1が胃STの内部に配置されると、膨張部21内の気体等を抜いて膨張部21を収縮させる。そして、内視鏡EのシャフトESが医療用器具供給具1に対して移動できるようにする。
ついで、医療用器具供給具1をクリップC等によって胃STに固定する。例えば、図3(B)に示すように、まず、医療用器具供給具1の先端側に位置する器具設置部25にクリップC等を引っ掛けて、そのままクリップCを胃STに固定する。すると、先端側の器具設置部25が胃STに固定される。ついで、内視鏡EのシャフトESを医療用器具供給具1から抜いた後、後端側に位置する器具設置部25にクリップC等を引っ掛けて、そのままクリップCを胃STに固定する。すると、医療用器具供給具1は2つの器具設置部25によって胃STに吊り下げられた状態となり、医療用器具供給具1は胃STに固定される(図3(C)参照)。
なお、医療用器具供給具1を固定する場所はとくに限定されないが、医療用器具によって治療を行う処置部Wの近傍に配置することが望ましい。すると、医療用器具を医療用器具供給具1から取り出した後、医療用器具による処置部Wの処置を行いやすくなる。
医療用器具による処置が完了すると、医療用器具供給具1を胃STから取り外す。例えば、器具設置部25を切断するなどの方法によって、医療用器具供給具1を胃STから取り外す。
最後に、鉗子によって器具設置部25を保持して、その状態で内視鏡のシャフトESを抜去すれば、医療用器具供給具1を胃から取り出すことができる。なお、医療用器具を医療用器具供給具1内に収容した場合には、医療用器具を医療用器具供給具1とともに胃STから取り出すことができる。
以上のように、本実施形態の医療用器具供給具1を使用すれば、医療用器具を容易に消化管腔等の内部に供給することができる。
(器具保持具10の本体部11について)
器具保持具10の本体部11の大きさはとくに限定されないが、内視鏡EのシャフトESに取り付けた状態で消化管腔等の内部に挿通できる程度の大きさであればよい。例えば、器具保持具10の本体部11の外径D1(図2(B)参照)は、15〜25mmであれば消化管腔等の内部を挿通させることができる。器具保持具10の長さもとくに限定されず、収容空間10hに収容する医療用器具の大きさに合せて調整すればよい。とくに、本実施形態の医療用器具供給具1を所望の場所に設置する上では、器具保持具10の本体部11は、内視鏡EのシャフトESの先端部、つまり、内視鏡EのシャフトESが曲がる部位よりも前方に配置できる大きさが望ましい。かかる位置に配置するのであれば、器具保持具10の本体部11の長さL(図2(A)参照)は、15〜25mm程度が望ましい。
また、本体部11の形状もとくに限定されないが、上述したような筒状に形成しておけば、内視鏡EのシャフトESに医療用器具供給具1を取り付けて消化管腔等の内部に挿入する際の抵抗を小さくできるし、消化管腔等からの取出しも容易になる。
器具保持具10の本体部11の各部材(内壁12、外壁13の外筒部14およびカバー部材15)を構成する素材はとくに限定されないが、液体を浸透しにくい素材であって生体に悪影響を与えないものであればよい。例えば、塩ビやプラスチック、シリコーン、ビニール等を使用することができる。
本体部11の内壁12および外筒部14は、円筒状の形状を維持できる程度の剛性を有するように形成されていることが望ましい。この場合、内視鏡EのシャフトESへの取付が容易になるし内視鏡EのシャフトESにしっかりと本体部11を固定することが可能となる。とくに、内壁12および外筒部14は、内視鏡EのシャフトESの曲げにある程度追従できる程度の可撓性を有しつつ、上記のごとき剛性を有するように形成されていることが望ましい。なお、本体部11に可撓性を発揮させる方法として、内壁12および外筒部14を塩ビやプラスチック、シリコーン、ビニール等の柔軟性を有する素材で形成する方法や、内壁12および外筒部14を蛇腹状やアコーディオン状の構造にする方法等を採用できる。
なお、内壁12は上記のごとき剛性および可撓性を有するように形成し、外筒部14をより柔軟性の高い素材で形成してもよい。例えば、外筒部14とカバー部材15をシート状の部材によって一体で形成してもよい。この場合、外筒部14およびカバー部材15が自由に変形できるので、内視鏡EのシャフトESに医療用器具供給具1を取り付けて消化管腔等の内部に挿入する際に、医療用器具供給具1が抵抗となりにくくなる。
(器具設置部について)
上記説明では、器具設置部の一例として紐を輪状にした場合を説明した。しかし、器具設置部はクリップ等によって胃壁等に固定できる形状であればよく、その形状や器具設置部を形成する材料などはとくに限定されない。例えば、紐の先端に輪状の部分を有するものや、クリップを引っ掛けることができる構造(例えば結び目等)を有するものを器具設置部としてもよい。
また、器具設置部は器具保持具10に予め設けていなくてもよい。医療用器具供給具1を使用する前に取り付けてもよい。例えば、器具保持具10の本体部11の外筒部14に孔等を設けておき、使用する前にその孔に紐を通して輪状として器具設置部としてもよい。また、器具保持具10の本体部11の周囲に紐等を巻き付けて器具設置部としてもよいし、紐等をテープ等で本体部11に固定して器具設置部としてもよい。
さらに、生体内において、医療用器具供給具1を生体内の所定の場所に固定しておくことができるのであれば、器具設置部は必ずしも設けなくてもよい。
(連通開口sh)
上述したように、連通開口shはカバー部材15に設けてもよいが、外筒部14をシート状の部材によって形成し外筒部14にスリットを形成して連通開口shとしてもよい(図2(D)参照)。
また、本体部11の一方の軸端部に、カバー部材15に代えて、本体部11に着脱可能な蓋状部材17を設けてもよい。すると、収容空間10hの開口を、医療用器具を取り出したり医療用器具を収容空間10hに入れたりする連通開口として機能させることができる。
例えば、図4に示すように、器具保持具10の本体部11の一端部を覆うような蓋状部材17を設ける。すると、この蓋状部材17を外せば、収容空間10hの開口が露出するので、この開口から医療用器具を取り出したり医療用器具を収容空間10hに入れたりすることができる。
上記のような蓋状部材17を設けた場合、蓋状部材17を取り外せは、開口から収容空間10h内に医療用器具を収容できるので、器具保持具10を複数回使用することも可能になる。しかも、実施する処置に合わせて適切な医療用器具を収容することができるので、処置に対応する医療用器具供給具1を多数のストックしておく必要がない。
なお、蓋状部材17の素材はとくに限定されない。しかし、蓋状部材17の素材として透明な素材を使用すれば、蓋状部材17を設けても、配置孔11hに配置された内視鏡Eが蓋状部材17を通して前方を視認することができる。また、蓋状部材17として透明な素材を使用しない場合でも、内視鏡Eが蓋状部材17を通して前方の状況が確認できる状態であればよい。例えば、蓋状部材17に、内視鏡のレンズから蓋状部材17の前方を視認できる程度の孔が形成されていてもよい。
また、蓋状部材17は先端に向かって傾斜するテーパ面となっていることが望ましい(図4参照)。つまり、蓋状部材17の先端面を円錐状の面とすることが望ましい。すると、医療用器具供給具1を取り付けた内視鏡EのシャフトESを消化管腔等の内部に挿入する際に抵抗を小さくすることができる。
また、上述したような蓋状部材17を設ける場合には、器具保持具10の配置孔11hは必ずしも貫通孔になっていなくてもよい。また、蓋状部材17を設けない場合でも、配置孔11hは必ずしも貫通孔でなくてもよい。つまり、配置孔11hの先端部(図2、図4では左側の端部)が壁面等によって閉塞されていてもよい。この場合も、本体部11の先端部を円錐状の面とすれば、医療用器具供給具1を取り付けた内視鏡EのシャフトESを消化管腔等の内部に挿入する際に抵抗を小さくすることができる。なお、配置孔11hを貫通孔としない場合も、配置孔11hの先端部を透明な素材で形成すれば、配置孔11hに配置された内視鏡が先端部を通して前方を視認することができる。
さらに、本体部11の収容空間10hと外部との間を連通する連通開口shは、必ずしも開閉可能となっていなくてもよい。つまり、収容空間10hの開口にカバー部材15や蓋所部材17等を設けずにそのまま常時開口した状態で、連通開口shとしてもよい。例えば、収容空間10h内に収容する医療用器具が液体などに触れても問題ないものであったり、医療用器具供給具1を取り付けた内視鏡EのシャフトESを消化管腔等の内部に挿入する際に医療用器具が収容空間10hから脱落しないものであったりした場合には、連通開口shは常時開口した状態となっていてもよい。
(取付部20について)
取付部20の膨張部21は上述したような環状に形成されていなくてもよく、膨張した際に内視鏡EのシャフトSEを固定できればよい。例えば、膨張収縮可能な袋状の部材を本体部11の内壁12の内面に設けておけば、この袋状の部材を膨張させれば、袋状の部材によって内視鏡EのシャフトSEを内壁12の内面に押し付けることができる。すると、内視鏡EのシャフトSEを内壁12の内面と袋状の部材との間に挟んで、内壁12、つまり、本体部11に固定することができる(図2(C)参照)。この場合も、送気部22を通して膨張部21内の気体等を抜いて膨張部21を収縮させれば、内視鏡EのシャフトESが医療用器具供給具1に対して移動できるようになる。また、針、鉗子、メスなどで膨張部21に孔を開けたり破ったりして膨張部21内の気体を抜いて膨張部21を収縮させても、内視鏡EのシャフトESが医療用器具供給具1に対して移動できるようになる。
(器具保持具10Bについて)
また、上記説明では、器具保持具10の内壁12や外壁13の外筒部14が円筒状の場合を説明した。しかし、図5に示すよう構造としてもよい。
図5に示すように、器具保持具10Bは、本体部11に配置孔11hの軸方向に沿って延びる切欠き10gが設けられている。具体的には、内壁12や外壁13の外筒部14は切欠きが形成された略C字状の形状を有しており、その切欠き部分における内壁12の端縁と外壁13の外筒部14の端縁が端縁連結壁16aによって連結されて、本体部11が形成されている。そして、端縁連結壁16a間に、切欠き10gが形成されている。
この本体部11の内壁12や外壁13の外筒部14は、ある程度の可撓性を有する材料(例えば、塩ビやプラスチック、シリコーン、ビニール等)によって形成されている。このため、端縁連結壁16a同士が接近するように(図5(B)から図5(A)の状態になるように)本体部11を変形させることができるようになっている。言い換えれば、本体部11を縮径(配置孔11hを縮径)することができるようになっている。なお、本体部11は、縮径した状態では、配置孔11hの内径が内視鏡EのシャフトESの外径と同じか若干小さくなるように形成されている。
そして、図5に示すように、本体部11の一方の端縁連結壁16aには、他方の端縁連結壁16aに向けて突出した係合突起11fが形成されている。この係合突起11fは、その先端がやじり状になっている。一方、他方の端縁連結壁16aには、係合突起11fが係合し得る係合溝11gが形成されている。この係合溝11gは、係合突起11fのやじり状の部分が係合し、本体部11の周方向への係合突起11fの移動を固定できるような形状に形成されている。したがって、係合突起11fを係合溝11gに挿入すれば、本体部11の両端縁連結壁16aを接近した状態(または接触した状態)で固定でき、係合突起11fを係合溝11gから外せば、本体部11の両端縁連結壁16aを離した状態とすることができる。
器具保持具10Bは上記のごとき本体部11を有していれば、以下のようにすれば、本体部11を内視鏡EのシャフトESに固定することができる。
まず、係合溝11gを開いた状態で、配置孔11hに内視鏡EのシャフトESを配置する。
そして、本体部11を縮径し、係合突起11fを係合溝11gに係合すれば、本体部11の切欠き10gを閉鎖できる。したがって、本体部11の内壁12の内面を内視鏡EのシャフトESに密着させることができるので、本体部11を内視鏡EのシャフトESに固定することができる。
一方、紐などによって、係合溝11gから引き抜くように係合突起11fを移動させれば、係合突起11fが係合溝11gから外れるので、本体部11の弾性等によって係合突起11fが係合溝11gから離間するように移動する。つまり、本体部11の両端縁連結壁16aが離間して切欠き10gが開くので、内視鏡EのシャフトESを本体部11から解放することができる。したがって、本体部11を内視鏡EのシャフトESから取り外すことができる。
なお、図5に示すように、係合溝11gは外壁13の外筒部14の外面から凹むように形成されていることが望ましい。このように係合溝11gを形成すると、係合突起11fを係合溝11gから外す際に、半径方向外方に引っ張れば、外筒部14の外面から係合突起11fを外すことができる。すると、係合突起11fを円周方向に移動させて係合突起11fを係合溝11gから抜くよりも小さい力で係合突起11fを係合溝11gから外すことができる。例えば、引っ張れば係合突起11fに対して半径方向外方に移動させる力が加わるように紐等を係合突起11fに取り付けておけば、紐を引っ張るだけで簡単に係合突起11fを係合溝11gから外すことができる。
また、上記説明では、本体部11の配置孔11hの内径は内視鏡EのシャフトESの外径と同じか若干小さい場合を説明した。しかし、配置孔11hの内径は、内視鏡EのシャフトESの外径よりもわずかに大きくてもよい。この場合でも、内視鏡EのシャフトESを若干屈曲させたりすれば、本体部11が内視鏡EのシャフトESから外れない状態とすることができる。
(取付部による縮径構造)
取付部によって本体部11を縮径した状態で固定する方法は上記のような方法にかぎられない。例えば、縮径させた状態で本体部11の周囲に紐やテープなどを巻き付けておき、その紐やテープをナイフやカッターなどで切断して、本体部11の切欠き10gを開くようにしてもよい。
(本体部11について)
本体部11はある程度の弾性力を有していることが望ましい。つまり、縮径させるように力を加えた状態からその力を除去すれば、本体部11がもとの状態(例えば図5(B)の状態)に戻るような弾性力を有していることが望ましい。
さらに、上記例では、本体部11が断面略C字状の一体ものである場合を説明した。しかし、本体部11は、半円筒状の部材を2つ接続して形成してもよい。この場合でも、2つの半円筒状の部材を円筒状になるように合わせて内視鏡EのシャフトESに取り付ければ、本体部11を内視鏡EのシャフトESに固定できる。そして、両者の連結を解除すれば、本体部11を内視鏡EのシャフトESから取り外すことができる。
本発明の器具保持具は、生体内における治療や手術の際に使用される医療用器具を生体内に供給する器具として適している。
1 医療用器具供給具
10 器具保持具
10g 切欠き
10h 収容空間
11 本体部
11f 係合突起
11g 係合溝
12 内壁
13 外壁
14 外筒部
15 カバー部材
16 連結壁
sh 連通開口
20 取付部
21 膨張部
22 送気部
25 器具設置部
E 内視鏡
ES シャフト
W 処置部
【0002】
の処置具の供給と処置具による処置のために、筒体の挿入抜去と内視鏡の挿入が必要であり、患者への負担が大きくなる。
[0007]
本発明は上記事情に鑑み、生体内での治療などに使用する器具等を内視鏡とともに生体内に供給できる器具保持具および医療用器具供給具を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0008]
(器具保持具)
第1発明の器具保持具は、内視鏡に着脱可能に取り付けられ、該内視鏡によって生体内に供給される器具保持具であって、内視鏡が配置される配置孔が形成され、生体内に留置される本体部と、生体内において内視鏡から取り外し可能に前記本体部を内視鏡に取り付ける取付部と、を備えており、該本体部は、前記配置孔を構成する内壁と、該内壁の外面を覆い、該内壁との間に収容空間を形成するように設けられた外壁と、を有しており、該外壁には、前記収容空間内と外部との間を連通する連通開口が設けられていることを特徴とする。
第2発明の器具保持具は、第1発明において、前記本体部は、前記配置孔の軸方向に沿って形成され、開いた状態では該配置孔と外部との間を連通する切欠きが設けられており、前記取付部が、前記本体部の切欠きを閉鎖した状態で、該本体部を内視鏡に取り付ける機構であることを特徴とする。
第3発明の器具保持具は、第1または第2発明において、前記外壁の連通開口は、開閉可能な構造を有していることを特徴とする。
第4発明の器具保持具は、第1、第2または第3発明において、前記本体部は、前記内壁が中空な円筒状の部材によって形成されており、前記外壁が、前記内壁の周囲を覆うように設けられた中空な円筒状の部材によって形成された外筒部と、該外筒部の軸端部と前記内壁の軸端部との間の開口を閉塞するカバー部材と、を備えており、該カバー部材に前記連通開口が形成されていることを特徴とする。
第5発明の器具保持具は、第4発明において、前記カバー部材が、シート状の部材であり、前記連通開口がスリットであることを特徴とする。

Claims (7)

  1. 内視鏡に着脱可能に取り付けられ、該内視鏡によって生体内に供給される器具保持具であって、
    内視鏡が配置される配置孔が形成された本体部と、
    該本体部を内視鏡に取り付ける取付部と、を備えており、
    該本体部は、
    前記配置孔を構成する内壁と、
    該内壁の外面を覆い、該内壁との間に収容空間を形成するように設けられた外壁と、を有しており、
    該外壁には、
    前記収容空間内と外部との間を連通する連通開口が設けられている
    ことを特徴とする器具保持具。
  2. 前記本体部は、
    前記配置孔の軸方向に沿って形成され、開いた状態では該配置孔と外部との間を連通する切欠きが設けられており、
    前記取付部が、
    前記本体部の切欠きを閉鎖した状態で、該本体部を内視鏡に取り付ける機構である
    ことを特徴とする請求項1記載の器具保持具。
  3. 前記外壁の連通開口は、
    開閉可能な構造を有している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の器具保持具。
  4. 前記本体部は、
    前記内壁が中空な円筒状の部材によって形成されており、
    前記外壁が、
    前記内壁の周囲を覆うように設けられた中空な円筒状の部材によって形成された外筒部と、
    該外筒部の軸端部と前記内壁の軸端部との間の開口を閉塞するカバー部材と、を備えており、
    該カバー部材に前記連通開口が形成されている
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の器具保持具。
  5. 前記カバー部材が、シート状の部材であり、
    前記連通開口がスリットである
    ことを特徴とする請求項4記載の器具保持具。
  6. 前記本体部を生体に設置する器具設置部を備えている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の器具保持具。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6記載の器具保持具と、
    該器具保持具の収容空間内に収容された医療用器具と、を備えている
    ことを特徴とする医療用器具供給具。
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