JPWO2018207283A1 - スマートメーターおよび電力供給制御プログラム - Google Patents

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Abstract

受信部(292)は地震通知を受信する。地震通知が受信された場合、記憶部(291)は地震通知の受信を記憶する。地震通知が受信された場合、第1停止部(210)は、電路(102)を閉じることよって、電化製品(130)に対する電力供給を停止する。操作ボタン(204)が押下されたときに、地震通知の受信が記憶されていて、且つ、電路が閉じている場合、再開部(220)は、電路を開くことによって、電化製品に対する電力供給を再開する。停電後の復電時に、地震通知の受信が記憶されていて、且つ、電路が開いている場合、第2停止部(230)は、電路を閉じることによって、電化製品に対する電力供給を停止する。

Description

本発明は、通電火災を防ぐための技術に関するものである。
大規模な地震が発生すると、停電が発生する。また、スイッチが入った状態で電化製品が倒れる。電化製品が可燃物に接触した状態であると、停電からの復旧時に火災が発生し、二次災害が拡大するおそれがある。
大規模な地震が発生した際の行動として、電気器具の電源をオフにする又は屋内のブレーカーを落とす等の電源操作が呼びかけられているが、実際に大規模な地震が発生したときには避難が最優先となるため、電源操作を行うことが困難である。
特許文献1に開示された技術では、受信装置と感震センサーと開閉器とが電気メーターに搭載され、受信装置が緊急地震速報を受信した後、感震センサーが検出する震度に応じて、開閉器が「切」の状態になる。これにより、宅内への電力の供給が遮断される。
また、特許文献1には、「切」の状態になった開閉器が電気メーターに付けられた復旧ボタンを操作することによって「接」の状態になることが記載されている。
特許文献2に開示された技術では、電力会社のスマートメーターシステムにおいて、ホスト端末が、緊急地震速報を受信し、地震速報の対象となるエリアのスマートメーターを抽出し、抽出されたスマートメーターの開閉器に対する制御指令を出す。
また、特許文献2には次の事項が記載されている。スマートメーターにコントローラが接続され、電力供給を継続するか停止するかコントローラに表示される。電力供給の継続を希望するユーザはコントローラを操作し、スマートメーターはスマートメーターネットワーク経由で電力供給の継続を応答する。電力会社は、電力供給の継続を応答しなかったスマートメーターに対して、スマートメーターネットワーク経由で、スマートメーターの開閉器を「切」の状態にする操作を行う。開閉器が「切」の状態である場合、ユーザはコントローラを操作し、スマートメーターはスマートメーターネットワーク経由で電力供給の再開を要求する。電力会社は、電力供給の再開を要求したスマートメーターに対して、スマートメーターネットワーク経由で、スマートメーターの開閉器を「接」の状態にする操作を行う。これにより、電力の供給が再開される。
特許文献3に開示された技術では、宅内の受信装置が緊急地震速報をHEMS(Home Energy Management System)経由でスマートメーターに通知し、スマートメーターが感震センサーで検出した震度に応じて開閉器を「切」の状態にする。
特開2010−193679号公報 特開2016−096627号公報 特開2015−198355号公報
特許文献1に開示された技術では、開閉器を「切」にするレベルの震度が検出されずに停電が発生し、その後の大きな余震で電化製品が倒れた場合に、停電復旧後の通電火災を確実に防ぐことができない。
また、特許文献1には復旧ボタンの操作に対する制約が記載されていない。つまり、いたずら又は悪意で復旧ボタンが操作されることによって、開閉器が「切」の状態から「接」の状態に変更されてしまう。例えば、空き家および空き室において、いたずら又は悪意で開閉器が「切」の状態から「接」の状態に変更されてしまう。
特許文献2に開示された技術では、緊急地震速報が受信された後、地震が到達するまでの間に、コントローラへの表示、ユーザ操作の応答待ち、および、開閉器の操作を実施する必要がある。そのため、地震が到達するまでに、全てのスマートメーターに対する制御を実施できる保障がない。また、スマートメーターネットワークが震災による被害を受けた場合、ユーザが電力供給の再開を希望した際に、スマートメーターネットワークが正常に機能している保障はない。そのため、電力の供給を再開できない可能性がある。
特許文献3には、開閉器が「切」の状態になった後に電力の供給を再開するための手段が記載されていない。
これらの先行技術は、緊急地震速報の受信、感震センサーによる地震検知、電力供給に関するユーザの意思の確認、および、開閉器の操作を示している。しかし、先行技術では、以下の事象が考慮されていない。
大規模な地震では、最初の地震が発生した後も大きな余震が続くため、長時間の停電および断続的な停電が発生する。そのため、2回目以降の緊急地震速報を受信することができない可能性がある。また、感震センサーが動作しない可能性がある。その結果、通電火災が発生する可能性がある。
また、先行技術では、感震センサーが検出する震度が小さい場合、また、ユーザが電力供給の継続意思を示さない場合、開閉器が「切」の状態になる。
しかし、初期段階では、地震に関する情報を得るためにテレビ等が必要になる。また、夜中に地震が発生した場合には、照明が使えるほうが安全である。そのような事情があるため、スマートメーターの開閉器に対する制御を実施して電力の供給を停止することが、必ずしもユーザの安全につながるとは限らない。
最初の緊急地震速報が受信されてから地震が到達するまでの間にはある程度の時間がある。そのため、電化製品を使用している場合には、電化製品の電源をオフにすることが可能である。しかし、電化製品の電源をオフにする前に、開閉器に対する制御によって電力の供給が止まった場合、または、停電によって電力の供給が止まった場合、ユーザが、電化製品の電源をオフにせずに、屋外に避難することが想定される。その結果、電力の供給が再開されたときに通電火災が発生する可能性がある。
本発明は、停電後の復電時における通電火災を防ぐことを目的とする。
本発明のスマートメーターは、
地震通知を受信する受信部と、
地震通知が受信された場合に地震通知の受信を記憶する記憶部と、
地震通知が受信された場合に、電路を閉じることよって、電化製品に対する電力供給を停止する第1停止部と、
停電後の復電時に、地震通知の受信が記憶されていて、且つ、前記電路が開いている場合に、前記電路を閉じることによって、前記電化製品に対する電力供給を停止する第2停止部とを備える。
本発明によれば、停電後の復電時に地震通知を受信済みである場合、電化製品に対する電力供給を停止することができる。そのため、電化製品に対する電力供給が停電前に再開されていても、復電時において通電火災を防ぐことができる。
実施の形態1におけるスマートメーターシステム100の構成図。 実施の形態1におけるスマートメーター200の構成図。 実施の形態1における第1停止処理のフローチャート。 実施の形態1における再開処理のフローチャート。 実施の形態1における第2停止処理のフローチャート。 実施の形態2における第1停止処理のフローチャート。 実施の形態3における第1停止処理のフローチャート。 実施の形態4における再開処理のフローチャート。 実施の形態におけるスマートメーター200のハードウェア構成図。
実施の形態および図面において、同じ要素および対応する要素には同じ符号を付している。同じ符号が付された要素の説明は適宜に省略または簡略化する。図中の矢印はデータの流れ又は処理の流れを主に示している。
実施の形態1.
地震発生時の通電火災を防ぐための形態について、図1から図5に基づいて説明する。
***構成の説明***
図1に基づいて、スマートメーターシステム100の構成を説明する。
スマートメーターシステム100は、電力会社から各ユーザ宅へ電力を供給するためのシステムである。
電力会社は、電力の供給元である。
ユーザ宅は、ユーザの住宅であって、電力の供給先である。
スマートメーターシステム100は、電力システム110と、コンセントレータ121と、コンセントレータ122と、基地局123と、複数のスマートメーター(200A〜200H)とを備える。
複数のスマートメーター(200A〜200H)のそれぞれをスマートメーター200という。
スマートメーター200は、高機能な電力メーターである。例えば、スマートメーター200は通信機能を有する。
電力システム110は、電力会社のシステムであり、ネットワーク101に接続されている。
例えば、ネットワーク101は、電力会社のネットワーク、携帯事業者のネットワークまたは他のネットワークである。
コンセントレータ121、コンセントレータ122および基地局123は、中継装置であり、ネットワーク101に接続されている。
コンセントレータ121は、920メガヘルツ帯を利用する特定小電力無線通信に対応したコンセントレータである。コンセントレータ121は、スマートメーター200Aとスマートメーター200Bとスマートメーター200Cとのそれぞれの通信経路を管理する。
コンセントレータ122は、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)に対応したコンセントレータである。電力線搬送通信は、電力線を伝送媒体とする通信である。コンセントレータ122は、スマートメーター200Dとスマートメーター200Eとスマートメーター200Fとのそれぞれの通信経路を管理する。
基地局123は、携帯電話事業者の基地局であり、携帯電話通信に対応している。携帯電話通信は、携帯電話事業者が提供する無線回線を用いた通信である。LTE(Long Term Evolution)等は、携帯電話事業者が提供する無線回線の一例である。
スマートメーター200A、スマートメーター200Bおよびスマートメーター200Cは、コンセントレータ121を介して、電力システム110と通信を行う。具体的には、それぞれのスマートメーター(200A、200Bおよび200C)は、特定小電力無線を用いてマルチホップ通信でコンセントレータ121と通信を行う。コンセントレータ121は、それぞれのスマートメーター(200A、200Bおよび200C)と電力システム110との通信を中継する。
スマートメーター200D、スマートメーター200Eおよびスマートメーター200Fは、コンセントレータ122を介して、電力システム110と通信を行う。具体的には、それぞれのスマートメーター(200D、200Eおよび200F)は、電力線搬送通信を用いてマルチホップ通信でコンセントレータ122と通信を行う。コンセントレータ122は、それぞれのスマートメーター(200D、200E、200F)と電力システム110との通信を中継する。
スマートメーター200Gおよびスマートメーター200Hは、基地局123を介して、電力システム110と通信を行う。具体的には、それぞれのスマートメーター(200Gおよび200H)は、無線回線を用いて基地局123と通信を行う。基地局123は、それぞれのスマートメーター(200Gおよび200H)と電力システム110との通信を中継する。
それぞれのスマートメーター200は電力使用量を電力システム110に通知し、電力システム110はそれぞれのスマートメーター200から通知を受け取る。そして、電力システム110は、それぞれのユーザの電力使用量を管理し、それぞれのユーザに対する料金請求処理を行う。料金請求処理は料金を請求するための処理である。電力使用量は、使用された電力の量である。
電力システム110は、それぞれのスマートメーター200を遠隔で操作する。具体的には、電力システム110はそれぞれのスマートメーター200に制御指令を送信する。それぞれのスマートメーター200は制御指令を受信し、制御結果を応答する。制御指令は命令された制御を示し、制御応答は制御の結果を示す。
図2に基づいて、スマートメーター200の構成を説明する。
スマートメーター200はコンピュータである。
スマートメーター200は、プロセッサ901とメモリ902と補助記憶装置903と通信装置904と表示装置905と時計906といったハードウェアを備える。さらに、スマートメーター200は、計測装置201と開閉器202と検知器203と再開ボタン204といったハードウェアを備える。これらのハードウェアは、信号線を介して互いに接続されている。
プロセッサ901は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)であり、他のハードウェアを制御する。例えば、プロセッサ901は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、またはGPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ902は揮発性の記憶装置である。メモリ902は、主記憶装置またはメインメモリとも呼ばれる。例えば、メモリ902はRAM(Random Access Memory)である。メモリ902に記憶されたデータは必要に応じて補助記憶装置903に保存される。
補助記憶装置903は不揮発性の記憶装置である。例えば、補助記憶装置903は、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、またはフラッシュメモリである。補助記憶装置903に記憶されたデータは必要に応じてメモリ902にロードされる。
通信装置904は通信を行う装置、すなわち、レシーバ及びトランスミッタである。例えば、通信装置904は通信チップまたはNIC(Network Interface Card)である。
表示装置905は電力使用量などを表示する装置である。例えば、表示装置905は液晶ディスプレイである。表示装置905は、通信状態を点灯、消灯または点滅で示すLED(Light Emitting Diode)を有する。
時計906は日時を示す装置である。
計測装置201は電力使用量を計測する装置である。
開閉器202は電路102を開閉する装置である。電路102は電気を通す通路である。電路102には、ユーザ宅で使用される複数の電化製品(130Aおよび130B)が接続される。複数の電化製品のそれぞれを電化製品130という。
検知器203は停電および復電を検知する装置である。
再開ボタン204は、再開操作用のボタンである。再開操作は、電化製品130に対する電力供給が停止された後に電化製品130に対する電力供給を再開するための操作である。具体的には、再開操作は再開ボタン204の押下である。
電力会社からユーザ宅へ電力が供給されている場合、電路102が開いていると電化製品130に電力が供給される。しかし、電力会社からユーザ宅へ電力が供給されていても、電路102が閉じていると電化製品130に電力が供給されない。
スマートメーター200は、第1停止部210と再開部220と第2停止部230と制御部240といったソフトウェア要素を備える。ソフトウェア要素はソフトウェアで実現される要素である。
補助記憶装置903には、第1停止部210と再開部220と第2停止部230と制御部240としてコンピュータを機能させるための電力供給制御プログラムが記憶されている。電力供給制御プログラムは、メモリ902にロードされて、プロセッサ901によって実行される。
さらに、補助記憶装置903にはOS(Operating System)が記憶されている。OSの少なくとも一部は、メモリ902にロードされて、プロセッサ901によって実行される。
つまり、プロセッサ901は、OSを実行しながら、電力供給制御プログラムを実行する。
電力供給制御プログラムを実行して得られるデータは、メモリ902、補助記憶装置903、プロセッサ901内のレジスタまたはプロセッサ901内のキャッシュメモリといった記憶装置に記憶される。
補助記憶装置903はデータを記憶する記憶部291として機能する。但し、他の記憶装置が、補助記憶装置903の代わりに、又は、補助記憶装置903と共に、記憶部291として機能してもよい。
通信装置904はデータを通信する通信部として機能する。特に、通信装置904はデータを受信する受信部292として機能する。
表示装置905は画像等を表示する表示部として機能する。
時計906は日時を示す時計部として機能する。
計測装置201は電力使用量を計測する計測部として機能する。
開閉器202は電路102を開閉する開閉部として機能する。
検知器203は停電および復電を検知する検知部として機能する。
再開ボタン204は再開操作を受け付ける受付部として機能する。
スマートメーター200は、プロセッサ901を代替する複数のプロセッサを備えてもよい。複数のプロセッサは、プロセッサ901の役割を分担する。
電力供給制御プログラムは、磁気ディスク、光ディスクまたはフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体にコンピュータ読み取り可能に記憶することができる。不揮発性の記憶媒体は、一時的でない有形の媒体である。
***動作の説明***
スマートメーター200の動作は電力供給制御方法に相当する。また、電力供給制御方法の手順は電力供給制御プログラムの手順に相当する。
図3に基づいて、第1停止処理を説明する。
第1停止処理は、スマートメーター200に地震通知が到達したときの処理である。
地震通知は、地震の発生を知らせる通知である。具体的には、地震通知は緊急地震速報である。
電力システム110は、気象庁が発令する緊急地震速報を受信すると、緊急地震速報の内容に基づいて通知対象エリアを特定する。そして、電力システム110は、通知対象エリア内のスマートメーター200へ緊急地震速報を送信する。
ステップS111において、受信部292は地震通知を受信する。
ステップS112において、制御部240は、通知受信が記憶部291に記憶されているか判定する。通知受信は地震通知の受信を意味する。
具体的には、制御部240は、第1対象期間中の通知受信が記憶部291に記憶されているか判定する。第1対象期間は、今回の通知受信の直前の期間であり、予め決められた期間長を有する。例えば、第1対象期間の長さは1ヶ月である。
通知受信が記憶部291に記憶されている場合、処理はステップS114に進む。
通知受信が記憶部291に記憶されていない場合、処理はステップS113に進む。
ステップS113において、制御部240は、通知受信を記憶部291に記憶する。
具体的には、制御部240は、地震通知の受信タイミングを記憶部291に記憶する。受信タイミングは日時で表される。日時は時計906から得られる。
ステップS114において、第1停止部210は電路102を閉じる。
具体的には、第1停止部210は、開閉器202を制御することによって、電路102を閉じる。
ステップS114により、電化製品130に対する電力供給が停止される。
図4に基づいて、再開処理を説明する。
再開処理は、再開操作時の処理である。
再開操作は、電化製品130に対する電力供給を再開するための操作である。具体的には、再開操作は、再開ボタン204の押下である。
ユーザは、電化製品130に対する電力供給を再開させたい場合に再開ボタン204を押下する。
ステップS121において、再開ボタン204が押下されると、制御部240は再開ボタン204の押下、つまり、再開操作を検知する。
ステップS122において、再開部220は電路102の状態を判定する。
具体的には、再開部220は、開閉器202から電路102の状態情報を得る。そして、再開部220は、電路102の状態情報を参照することによって、電路102の状態が開状態と閉状態とのいずれであるか判定する。電路102の状態情報は、電路102の状態を示す情報である。
開状態は、電路102が開いている状態である。電路102が開状態である場合、電化製品130に対する電力供給が行われている。
閉状態は、電路102が閉じている状態である。電路102が閉状態である場合、電化製品130に対する電力供給が停止している。
電路102が開状態である場合、再開処理は終了する。
電路102が閉状態である場合、処理はステップS123に進む。
ステップS123において、再開部220は電路102を開く。
具体的には、再開部220は、開閉器202を制御することによって、電路102を開く。
ステップS123により、電化製品130に対する電力供給が再開される。
図5に基づいて、第2停止処理を説明する。
第2停止処理は、停電後の復電時に行われる処理である。
ステップS131において、検知器203は、停電後に復電を検知する。
ステップS132において、第2停止部230は、通知受信が記憶部291に記憶されているか判定する。
具体的には、第2停止部230は、第2対象期間中の通知受信が記憶部291に記憶されているか判定する。第2対象期間は、復電検知の直前の期間であり、予め決められた期間長を有する。例えば、第2対象期間の長さは1ヶ月である。
通知受信が記憶部291に記憶されている場合、処理はステップS133に進む。
通知受信が記憶部291に記憶されていない場合、第2停止処理は終了する。
ステップS133において、第2停止部230は電路102の状態を判定する。
具体的には、第2停止部230は、開閉器202から電路102の状態情報を得る。そして、第2停止部230は、電路102の状態情報を参照することによって、電路102の状態が開状態と閉状態とのいずれであるか判定する。
電路102が開状態である場合、処理はステップS134に進む。
電路102が閉状態である場合、第2停止処理は終了する。
ステップS134において、第2停止部230は電路102を閉じる。
具体的には、第2停止部230は、開閉器202を制御することによって、電路102を閉じる。
ステップS134により、電化製品130に対する電力供給の再開が停止される。
***実施の形態1の効果***
スマートメーター200は、緊急地震速報が発動されるような大地震の発生時に第1停止処理でユーザ宅内への電力の供給を停止することによって、大地震の発生時における通電火災を防ぐことができる。
スマートメーター200は、大地震後に継続する余震などによって長期的および断続的に発生する停電からの復旧時に、第2停止処理でユーザ宅内への電力の供給を停止することによって、停電からの復旧時における通電火災を防ぐことができる。
スマートメーター200は、再開ボタン204の押下時に再開処理でユーザ宅内への電力の供給を再開することによって、電力システム110との通信ができない状況においてもユーザ宅内への電力の供給を再開することができる。
***他の構成***
スマートメーター200は、特定小電力無線通信と電力線搬送通信と携帯電話通信とのいずれとも異なる方式で通信を行ってもよい。
スマートメーター200は、電力システム110以外の送信元から地震通知を受信してもよい。例えば、スマートメーター(200Gまたは200H)は、携帯電話通信によって、緊急地震速報を提供する事業者のサーバから、緊急地震速報を受信してもよい。
コンセントレータ(121および122)は、電力システム110以外の送信元から緊急地震速報を受信してもよい。緊急地震速報を受信した場合、コンセントレータ(121および122)は、配下のスマートメーター(200Aから200F)に地震通知を送信する。
コンセントレータ(121および122)が配下のスマートメーター(200Aから200F)に地震通知を送信することにより、電力システム110の負荷を軽減することができる。つまり、電力システム110において、配信先抽出時間および通知配信時間を短縮することができる。配信先抽出時間は、地震通知の配信先となるスマートメーター200を抽出するための時間である。通知配信時間は、抽出されたスマートメーター200に地震通知を配信するための時間である。
スマートメーター(200Gおよび200H)は、メール機能を有する通知部を備えてもよい。通知部は、通信装置904を用いて、供給停止通知および供給再開通知を登録アドレス宛てに送信する。供給停止通知は電化製品130に対する電力供給の停止を知らせるための通知であり、供給再開通知は電化製品130に対する電力供給の再開を知らせるための通知である。登録アドレスは、記憶部291に予め登録されたメールアドレスである。例えば、ユーザから電力会社に対して1つあるいは複数のメールアドレスが申請され、申請されたメールアドレスが電力システム110からネットワーク101経由でスマートメーター200に送信されて記憶部291に登録される。
実施の形態2.
ユーザの要求に応じて電化製品130に対する電力供給を停止または継続する形態について、主に実施の形態1と異なる点を図6に基づいて説明する。
***構成の説明***
スマートメーターシステム100の構成は、実施の形態1における構成(図1参照)と同じである。
スマートメーター200の構成は、実施の形態1における構成(図2参照)と同じである。
但し、記憶部291には、制御情報が予め記憶されている。
制御情報は、供給停止または供給継続を示す情報である。
供給停止は、電化製品130に対する電力供給の停止を意味する。
供給継続は、電化製品130に対する電力供給の継続を意味する。
例えば、制御情報は、ユーザが電力会社と契約するとき、従来の電気メーターをスマートメーター200に置き換えるとき、またはユーザから電力会社への要求があったとき等に、記憶部291に記憶される。
例えば、制御情報は、電力システム110によって記憶部291に設定される。具体的には、電力システム110はスマートメーター200へ設定要求を送信する。設定要求は、制御情報の設定を要求するためのデータであり、制御情報を含む。スマートメーター200において、受信部292は設定要求を受信し、制御部240は設定要求に含まれる制御情報を記憶部291に設定する。
***動作の説明***
図6に基づいて、第1停止処理を説明する。
ステップS211からステップS213は、実施の形態1(図3参照)におけるステップS111からステップS113と同じである。
ステップS214において、第1停止部210は、制御情報が供給停止と供給継続とのいずれを示すか判定する。
制御情報が供給停止を示す場合、処理はステップS215に進む。
制御情報が供給継続を示す場合、電化製品130に対する電力供給が停止されずに、第1停止処理は終了する。
ステップS215において、第1停止部210は電路102を閉じる。
具体的には、第1停止部210は、開閉器202を制御することによって、電路102を閉じる。
ステップS215により、電化製品130に対する電力供給が停止される。
***実施の形態2の効果***
緊急地震速報が受信された段階では、地震による揺れが発生するまでに一定の時間があるため、ユーザが電化製品130の電源を切ることが可能である。また、最初の地震が発生したときには、テレビ等からできるだけ情報を収集したいという要求がある。また、地震が夜中に発生した場合には、安全に対処するために照明を利用したいという要求がある。このように、地震が発生した場合であっても、電化製品130に対する電力の供給を停止しない方が良い場合がある。
スマートメーター200は、電化製品130に対する電力供給の停止または継続を制御情報に基づいて選択する。つまり、スマートメーター200は、地震の発生時に、通電火災の防止と電力供給の維持とのいずれを優先するか選択することができる。
実施の形態3.
地震通知を受信した日時または地震通知を受信したときの電力使用量に基づいて電化製品130に対する電力供給を停止または継続する形態について、主に実施の形態1と異なる点を図7に基づいて説明する。
***構成の説明***
スマートメーターシステム100の構成は、実施の形態1における構成(図1参照)と同じである。
スマートメーター200の構成は、実施の形態1における構成(図2参照)と同じである。
但し、記憶部291には、停止条件が予め記憶されている。
停止条件は、電化製品130に対する電力供給を停止する条件である。
例えば、停止条件は、ユーザが電力会社と契約するとき、従来の電気メーターをスマートメーター200に置き換えるとき、ユーザから電力会社への要求があったとき等に、記憶部291に記憶される。
例えば、停止条件は、電力システム110によって記憶部291に設定される。具体的には、電力システム110はスマートメーター200へ設定要求を送信する。設定要求は、停止条件の設定を要求するためのデータであり、停止条件を含む。スマートメーター200において、受信部292は設定要求を受信し、制御部240は設定要求に含まれる停止条件を記憶部291に設定する。
***動作の説明***
図7に基づいて、第1停止処理を説明する。
ステップS311からステップS313は、実施の形態1(図3参照)におけるステップS111からステップS113と同じである。
ステップS314において、第1停止部210は停止条件を満たすか判定する。
停止条件を満たす場合、処理はステップS315に進む。
停止条件を満たさない場合、電化製品130に対する電力供給が停止されずに、第1停止処理は終了する。
ステップS315において、第1停止部210は電路102を閉じる。
具体的には、第1停止部210は、開閉器202を制御することによって、電路102を閉じる。
ステップS315により、電化製品130に対する電力供給が停止される。
以下に、ステップS314(図7参照)の実施例を説明する。
***第1実施例の説明***
ステップS314において、第1停止部210は、停止条件を満たすか否かを地震通知の受信タイミングに基づいて判定する。つまり、第1停止部210は、地震通知の受信タイミングに基づいて、電力供給を停止するか判定する。電力供給を停止すると判定した場合、第1停止部210は電路102を閉じる(S315)。
停止条件は、電化製品130に対する電力供給を停止した方が良い季節である。例えば、電気ストーブは通電火災の原因となる。そのため、電気ストーブが使用される季節(例えば、12月から3月)が停止条件となる。
具体的には、第1停止部210は、受信タイミングが属する季節である受信季節を判定する。そして、第1停止部210は、受信季節が停止条件を満たすか判定する。つまり、第1停止部210は、受信季節に基づいて電力供給を停止するか判定する。
***第2実施例の説明***
ステップS314において、第1停止部210は、停止条件を満たすか否かを地震通知の受信タイミングに基づいて判定する。つまり、第1停止部210は、地震通知の受信タイミングに基づいて、電力供給を停止するか判定する。電力供給を停止すると判定した場合、第1停止部210は電路102を閉じる(S315)。
停止条件は、電化製品130に対する電力供給を停止した方が良い時間帯である。例えば、夜は照明が必要であるが、日中は照明が不要である。そのため、日中の時間帯(例えば、6時から18時)が停止条件となる。
具体的には、第1停止部210は、受信タイミングが属する時間帯である受信時間帯を判定する。そして、第1停止部210は、受信時間帯が停止条件を満たすか判定する。つまり、第1停止部210は、受信時間帯に基づいて電力供給を停止するか判定する。
***第3実施例の説明***
ステップS314において、第1停止部210は、停止条件を満たすか否かを地震通知の受信タイミングに基づいて判定する。つまり、第1停止部210は、地震通知の受信タイミングに基づいて、電力供給を停止するか判定する。電力供給を停止すると判定した場合、第1停止部210は電路102を閉じる(S315)。
停止条件は、第1実施例で説明した季節と第2実施例で説明した時間帯とを含んだ条件である。例えば、停止条件は、冬場または日中である、という条件である。
***第4実施例の説明***
ステップS314において、第1停止部210は、停止条件を満たすか否かを地震通知の受信時の電力使用量に基づいて判定する。つまり、第1停止部210は、地震通知の受信時の電力使用量に基づいて、電力供給を停止するか判定する。電力供給を停止すると判定した場合、第1停止部210は電路102を閉じる(S315)。
停止条件は、電化製品130に対する電力供給を停止した方が良い電力使用量である。例えば、多くの電化製品130が使用されている状態で停電が発生した場合、復電時に通電火災が発生する可能性が高い。そのため、電力使用量の閾値が停止条件となる。
具体的には、第1停止部210は、通知受信時の電力使用量を得て、通知受信時の電力使用量が電力閾値を超えているか判定する。電力閾値は電力使用量の閾値である。
具体的には、第1停止部210は、通知受信時の電力使用量を以下のようにして得る。
計測装置201は定期的に電力使用量を計測し、制御部240は電力使用量が計測される毎に電力使用量と計測時刻とを記憶部291に記憶する。
通知受信時の電力使用量を得るとき、第1停止部210は、現在の電力使用量を計測装置201から得て、前回の電力使用量を記憶部291から得て、現在の電力使用量と前回の電力使用量との差分を算出する。算出された差分を電力差分という。
さらに、第1停止部210は、現在時刻を時計906から得て、前回の計測時刻を記憶部291から得て、前回の計測時刻から現在時刻までの時間を算出する。算出された時間を経過時間という。
そして、第1停止部210は、電力差分を経過時間で割ることによって、単位時間当たりの電力使用量を算出する。この単位時間当たりの電力使用量が通知受信時の電力使用量である。
***第5実施例の説明***
ステップS314において、第1停止部210は、停止条件を満たすか否かを地震通知の受信タイミングと地震通知の受信時の電力使用量とに基づいて判定する。つまり、第1停止部210は、地震通知の受信タイミングと地震通知の受信時の電力使用量とに基づいて、電力供給を停止するか判定する。電力供給を停止すると判定した場合、第1停止部210は電路102を閉じる(S315)。
停止条件は、第1実施例で説明した季節と第2実施例で説明した時間帯との少なくとも一方と第4実施例で説明した電力閾値とを含んだ条件である。例えば、停止条件は、冬場である、または、日中で且つ電力使用量が電力閾値より高い、といった条件である。
***実施の形態3の効果***
スマートメーター200は、電化製品130に対する電力供給の停止または継続を受信タイミングまたは電力使用量に基づいて選択する。つまり、スマートメーター200は、地震の発生時に、通電火災の防止と電力供給の維持とのいずれを優先するか選択することができる。
***他の構成***
停止条件の代わりに継続条件が用いられてもよい。
継続条件は、電化製品130に対する電力供給を継続する条件である。
第1停止部210は、継続条件を満たさない場合に電路102を閉じる。
実施の形態4.
いたずら又は悪意による電力供給の再開を防ぐ形態について、主に実施の形態1と異なる点を図8に基づいて説明する。
***構成の説明***
スマートメーターシステム100の構成は、実施の形態1における構成(図1参照)と同じである。
スマートメーター200の構成は、実施の形態1における構成(図2参照)と同じである。
***動作の説明***
図8に基づいて、再開処理を説明する。
ステップS421において、再開ボタン204が押下されると、制御部240は再開ボタン204の押下、つまり、再開操作を検知する。
ステップS422において、再開部220は、通知受信が記憶部291に記憶されているか判定する。
具体的には、再開部220は、第3対象期間中の通知受信が記憶部291に記憶されているか判定する。第3対象期間は、再開操作検知の直前の期間であり、予め決められた期間長を有する。例えば、第3対象期間の長さは1ヶ月である。
通知受信が記憶部291に記憶されている場合、処理はステップS423に進む。
通知受信が記憶部291に記憶されていない場合、電化製品130に対する電力供給は再開されずに、再開処理は終了する。
ステップS423において、再開部220は電路102の状態を判定する。判定方法は実施の形態1におけるステップS122(図4参照)と同じである。
電路102が開状態である場合、再開処理は終了する。
電路102が閉状態である場合、処理はステップS424に進む。
ステップS424において、再開部220は電路102を開く。
具体的には、再開部220は、開閉器202を制御することによって、電路102を開く。
ステップS424により、電化製品130に対する電力供給が再開される。
***実施の形態4の効果***
震災時以外の通常状態において、いたずら又は悪意による再開操作された場合に、電化製品130に対する電力供給の再開を防止することができる。
***実施の形態の補足***
図9に基づいて、スマートメーター200のハードウェア構成を説明する。
スマートメーター200は処理回路990を備える。
処理回路990は、第1停止部210と再開部220と第2停止部230と制御部240との機能を実現するハードウェアである。
処理回路990は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリ902に格納されるプログラムを実行するプロセッサ901であってもよい。
処理回路990が専用のハードウェアである場合、処理回路990は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGAまたはこれらの組み合わせである。
ASICはApplication Specific Integrated Circuitの略称であり、FPGAはField Programmable Gate Arrayの略称である。
スマートメーター200は、処理回路990を代替する複数の処理回路を備えてもよい。複数の処理回路は、処理回路990の役割を分担する。
第1停止部210と再開部220と第2停止部230と制御部240との機能について、一部が専用のハードウェアで実現されて、残りがソフトウェアまたはファームウェアで実現されてもよい。
このように、処理回路990はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたはこれらの組み合わせで実現することができる。
実施の形態は、好ましい形態の例示であり、本発明の技術的範囲を制限することを意図するものではない。実施の形態は、部分的に実施してもよいし、他の形態と組み合わせて実施してもよい。フローチャート等を用いて説明した手順は、適宜に変更してもよい。
100 スマートメーターシステム、101 ネットワーク、102 電路、110 電力システム、121 コンセントレータ、122 コンセントレータ、123 基地局、130 電化製品、200 スマートメーター、201 計測装置、202 開閉器、203 検知器、204 再開ボタン、210 第1停止部、220 再開部、230 第2停止部、240 制御部、291 記憶部、292 受信部、901 プロセッサ、902 メモリ、903 補助記憶装置、904 通信装置、905 表示装置、906 時計、990 処理回路。

Claims (11)

  1. 地震通知を受信する受信部と、
    地震通知が受信された場合に地震通知の受信を記憶する記憶部と、
    地震通知が受信された場合に、電路を閉じることよって、電化製品に対する電力供給を停止する第1停止部と、
    停電後の復電時に、地震通知の受信が記憶されていて、且つ、前記電路が開いている場合に、前記電路を閉じることによって、前記電化製品に対する電力供給を停止する第2停止部と
    を備えるスマートメーター。
  2. 前記記憶部は、供給停止または供給継続を示す制御情報を記憶し、
    前記第1停止部は、地震通知が受信された場合に前記制御情報が供給停止と供給継続とのいずれを示すか判定し、前記制御情報が供給停止を示す場合に前記電路を閉じる
    請求項1記載のスマートメーター。
  3. 前記第1停止部は、地震通知が受信された場合に、地震通知の受信タイミングに基づいて、電力供給を停止するか判定し、電力供給を停止すると判定した場合に前記電路を閉じる
    請求項1に記載のスマートメーター。
  4. 前記第1停止部は、前記受信タイミングが属する季節である受信季節を判定し、前記受信季節に基づいて電力供給を停止するか判定する
    請求項3に記載のスマートメーター。
  5. 前記第1停止部は、前記受信タイミングが属する時間帯である受信時間帯を判定し、前記受信時間帯に基づいて電力供給を停止するか判定する
    請求項3に記載のスマートメーター。
  6. 前記第1停止部は、前記受信タイミングが属する季節である受信季節と前記受信タイミングが属する時間帯である受信時間帯とを判定し、前記受信季節と前記受信時間帯とに基づいて電力供給を停止するか判定する
    請求項3に記載のスマートメーター。
  7. 前記第1停止部は、地震通知が受信された場合に地震通知の受信時の電力使用量に基づいて電力供給を停止するか判定し、電力供給を停止すると判定した場合に前記電路を閉じる
    請求項1に記載のスマートメーター。
  8. 前記第1停止部は、地震通知が受信された場合に地震通知の受信タイミングと地震通知の受信時の電力使用量とに基づいて電力供給を停止するか判定し、電力供給を停止すると判定した場合に前記電路を閉じる
    請求項1に記載のスマートメーター。
  9. 再開操作が行われたときに、地震通知の受信が記憶されていて、且つ、前記電路が閉じている場合に、前記電路を開くことによって、前記電化製品に対する電力供給を再開する再開部を備える
    請求項1に記載のスマートメーター。
  10. スマートメーターを有し、
    前記スマートメーターは、
    地震通知を受信する受信部と、
    地震通知が受信された場合に地震通知の受信を記憶する記憶部と、
    地震通知が受信された場合に、電路を閉じることよって、電化製品に対する電力供給を停止する第1停止部と、
    停電後の復電時に、地震通知の受信が記憶されていて、且つ、前記電路が開いている場合に、前記電路を閉じることによって、前記電化製品に対する電力供給を停止する第2停止部とを備える
    スマートメーターシステム。
  11. 地震通知を受信する受信処理と、
    地震通知が受信された場合に地震通知の受信を記憶する記憶処理と、
    地震通知が受信された場合に、電路を閉じることよって、電化製品に対する電力供給を停止する第1停止処理と、
    停電後の復電時に、地震通知の受信が記憶されていて、且つ、前記電路が開いている場合に、前記電路を閉じることによって、前記電化製品に対する電力供給を停止する第2停止処理と
    をコンピュータに実行させるための電力供給制御プログラム。
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