JPWO2018206790A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. ヒト反復優位型グリコプロテインＡ（ＧＡＲＰ）とＴＧＦ－β１との複合体に結合する組み換え抗体又はその抗原結合断片であって、
   重鎖可変ドメイン（ＶＨ）を含み、
   ＶＨ ＣＤＲ３がアミノ酸配列ＹＥＷＥＴＶＶＶＧＤＬＭＹＥＹＥＹ（配列番号１３）を含み、
   ＶＨ ＣＤＲ２がアミノ酸配列ＲＩＤＰＥＤＡＧＴＫＹＡＱＫＦＱＧ（配列番号１２）を含み、及び
   ＶＨ ＣＤＲ１がアミノ酸配列ＳＹＹＩＤ（配列番号４）を含み、及び
   軽鎖可変ドメイン（ＶＬ）を含み、
   ＶＬ ＣＤＲ３がアミノ酸配列ＱＱＹＡＳＶＰＶＴ（配列番号１１）を含み、
   ＶＬ ＣＤＲ２がアミノ酸配列ＧＡＳＲＬＫＴ（配列番号１０）を含み、及び
   ＶＬ ＣＤＲ１がアミノ酸配列ＱＡＳＱＳＩＳＳＹＬＡ（配列番号９）を含む、
   組み換え抗体又はその抗原結合断片。
2. 重鎖可変ドメイン（ＶＨ）が配列番号１４のアミノ酸配列を含み、軽鎖可変ドメイン（ＶＬ）が配列番号１５のアミノ酸配列を含む、請求項１に記載の抗体又はその抗原結合断片。
3. ヒトＩｇＧのＣＨ１ドメイン、ヒンジ領域、ＣＨ２ドメイン及び／又はＣＨ３ドメインを含む、請求項１又は２に記載の抗体又はその抗原結合断片。
4. ヒトＩｇＧがＩｇＧ１である、請求項３に記載の抗体又はその抗原結合断片。
5. ヒトＩｇＧがＩｇＧ４である、請求項３に記載の抗体又はその抗原結合断片。
6. ヒトＩｇＧ４がＣＨ３ドメインに置換Ｓ２２８Ｐを有する、請求項５に記載の抗体又はその抗原結合断片。
7. 請求項１から６のいずれかに記載の抗体又はその抗原結合断片の、重鎖可変ドメインをコードする単離されたポリヌクレオチド。
8. 配列番号１８の配列を含む、請求項７に記載の単離されたポリヌクレオチド。
9. 請求項１から６のいずれかに記載の抗体又はその抗原結合断片の、軽鎖可変ドメインをコードする単離されたポリヌクレオチド。
10. 配列番号１９の配列を含む、請求項９に記載の単離されたポリヌクレオチド。
11. 請求項１から６のいずれかに記載の抗体又はその抗原結合断片をコードする、単離されたポリヌクレオチド。
12. 宿主細胞又は無細胞発現システムにおける抗体、抗原結合断片、重鎖可変ドメイン又は軽鎖可変ドメインの発現を可能にする制御配列に操作可能に連結された、請求項７から１１のいずれかに記載のポリヌクレオチドを含む発現ベクター。
13. 請求項１２に記載の発現ベクターを含む宿主細胞又は無細胞発現システム。
14. 抗体又はその抗原結合断片の発現を可能にする条件下で請求項１３に記載の宿主細胞又は無細胞発現システムを培養するステップ及び発現した抗体又はその抗原結合断片を回収するステップを含む、組み換え抗体又はその抗原結合断片を産生する方法。
15. 請求項１から６のいずれかに記載の抗体又はその抗原結合断片及び少なくとも一つの薬学的に許容される担体又は賦形剤を含む、医薬組成物。
16. ヒト反復優位型グリコプロテインＡ（ＧＡＲＰ）とＴＧＦ－β１との複合体に結合する組み換え抗体であって、配列番号１６で表されるアミノ酸配列を含む重鎖及び配列番号１７で表されるアミノ酸配列を含む軽鎖を含む抗体。