JPWO2018199081A1 - 電動歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】替えブラシ(30)のヘッド部(34)を前後方向に小型に構成して、口腔内におけるヘッド部(34)の操作性を向上でき、しかもブラシヘッド(40)と柄本体(32)との摩擦抵抗とブラシヘッド(40)の振動を減らして、ブラシヘッド(40)の作動の安定性を向上するとともに消費電力を低減し得る電動歯ブラシ(10)を提供する。【解決手段】替えブラシ(30)の柄体(31)の先端側部分の前面側にブラシヘッド(40)を設け、ブラシヘッド(40)の植毛台(42)に後方へ突出して、柄体(31)の支持壁部(37)を貫通する嵌合軸部(45)を設け、ブラシヘッド(40)のブラシヘッド本体(41)の回転中心にブラシヘッド本体(41)の後面から前方へ延びる軸孔(41a)を形成し、柄体(31)に、軸孔(41a)に装着されて、ブラシヘッド(40)を回転自在に支持するヘッド支軸(49)を設け、ヘッド支軸(49)の前端部を植毛台(42)の後面よりも前側に配置し、嵌合軸部(45)の後部に駆動部(13)からの動力を伝達する。

Description

本発明は、ブラシヘッドが往復回転運動するように構成された電動歯ブラシに関する。
電動歯ブラシとして、ブラシヘッドが往復直線運動するように構成されたスライド式の電動歯ブラシと、ブラシヘッドが往復回転運動するように構成された回転式の電動歯ブラシとが広く実用化されている。
回転式の電動歯ブラシとしては、出力軸の往復直線運動をブラシヘッドの往復回転運動に変換するヘッド側変換部を備えた電動歯ブラシ(例えば、特許文献1参照。)が広く実施されている。
特許文献1記載の電動歯ブラシでは、替えブラシの柄体の先端部にブラシヘッドを回転自在に支持するため、ブラシヘッドを回転自在に支持するヘッド支軸を柄体の上近傍部に前方へ向けて突出状に設けている。また、植毛台の後面に回転軸を後方へ突出状に設け、回転軸の後端部にブラシヘッドの抜け止めを兼ねる1対のクランクアームを設け、植毛台の後面側において柄体の先端部に支持壁部を形成し、該支持壁部にブラシヘッドの回転軸が挿通する貫通孔を形成するとともに、クランクアームが挿通する切欠部を形成し、クランクアームの前方への移動を支持壁部で受け止めることで、ブラシヘッドの脱落を防止するように構成されている。更に、ヘッド側変換部として、クランクアームの一方に凹部を形成し、該凹部にジョイントの先端の屈曲部を嵌合させて連結し、ジョイントの基端部を連結棒の先端部に傾動自在に連結し、駆動部の出力軸により連結棒を往復直線運動させることで、ジョイントを介してブラシヘッドを往復回転運動できるように構成されている。
また、特許文献2には、植毛台の回動中心における植毛孔を省略し、ヘッド支軸の前端部を毛束の後端よりも前方側に配置させることで、ブラシヘッドを前後方向に小型に構成した電動歯ブラシが記載されている。
特許第3957576号公報 特開2005−027762号公報
ところで、ブラシヘッドを回転自在に支持するヘッド支軸は、ブラシヘッドのガタを少なくするため、少なくとも一定の長さだけブラシヘッドに嵌合させる必要があるが、特許文献1記載の電動歯ブラシでは、ヘッド支軸の前端部を植毛台の後面よりも後方に配置していることから、ブラシヘッドの前後方向の厚さがどうしても大きくなり、植毛台に毛束を植設してなるブラシ部の口腔内における操作性が低下して、例えば大臼歯の裏側の清掃性が低下するという問題があった。
また、特許文献1記載の電動歯ブラシでは、ブラッシング時、ブラシ部に対して、その外周部に荷重が作用したり、ヘッド支軸と交差する方向に荷重が作用したりすると、ブラシヘッドはヘッド支軸の先端部を中心に傾動し、例えばクランクアームが支持壁部に摺接することになるが、このときの摩擦抵抗は、傾動中心がクランクアームと支持壁部との摺接面に接近するにしたがって大きくなる。一方、ヘッド支軸の前端部は、後方に配置させるにしたがって、ブラシヘッドが前後方向に大型になるので、過剰に後方へ配置させることができないことから、結局は、特許文献1記載の電動歯ブラシのように、摺接面よりも後方に配置させており、摩擦抵抗を十分に低減できないという問題があった。
また、特許文献1記載の電動歯ブラシでは、植毛台に設けた回転軸の後面に、半径方向外方側へ突出する抜け止めを兼ねる1対のクランクアームを設け、このクランクアームの後面にジョイントを連結して、駆動部の動力を伝達している関係上、ジョイントの厚さ分だけ、ヘッド部が前後方向に大型になるという問題がある。
一方、特許文献2記載の電動歯ブラシでは、ヘッド支軸の前端部を毛束の後端部よりも前方へ突出させているので、ヘッド支軸の長さを十分に確保しつつ、ブラシヘッドを厚さ方向に小型に構成できる。
しかし、特許文献2記載の電動歯ブラシにおいても、特許文献1記載の電動歯ブラシと同様に、植毛台に設けた回転軸の後面に、半径方向外方側へ突出する抜け止めを兼ねる1対のクランクアームを設け、このクランクアームの後面に駆動軸を連結している関係上、駆動軸の厚さ分だけ、ヘッド部が前後方向に大型になるという問題がある。
また、特許文献1、2記載の電動歯ブラシでは、駆動部の動力をクランクアームに伝達する関係上、ヘッド支軸の先端部と、ブラシヘッドに対する駆動部からの動力の作用点間の距離が、回転軸に対して動力を伝達する場合と比較して、クランクアームの厚さ分だけ大きくなる。このため、駆動部からの動力をブラシヘッドの回転運動に変換するときに、ヘッド支軸の先端部を中心としたモーメントが大きくなり、ブラシヘッドが揺動し易くなって、クランクアームの先端部が前後方向へ振動したり、クランクアームがその長さ方向を中心軸とした回転方向へ振動したりするという問題があり、ブラシヘッドの作動の安定性が低下するとともに、クランクアームと支持壁部との接触によって摩擦抵抗が増大して、消費電力が増大するという問題がある。
本発明の目的は、替えブラシの先端部に設けられるヘッド部を前後方向に小型に構成して、口腔内におけるヘッド部の操作性を向上でき、しかもブラシヘッドと柄本体との摩擦抵抗とブラシヘッドの振動を減らして、ブラシヘッドの作動の安定性を向上するとともに消費電力を低減し得る電動歯ブラシを提供することである。
本発明は、以下の発明を包含する。
1) 本体ケースに内装した駆動部と、該本体ケースから上方へ延びる替えブラシと、前記替えブラシの柄体の先端側部分の前面側に設けたブラシヘッドと、前記ブラシヘッドが往復回転運動するように、前記駆動部の動力を前記ブラシヘッドに伝達する動力伝達部とを備えた電動歯ブラシにおいて、前記ブラシヘッドは、複数の植毛孔が設けられた植毛台と、前記植毛台から後方へ突出して、前記柄体における前記植毛台の後面側に設けた支持壁部を貫通する嵌合軸部とを有するブラシヘッド本体を備え、前記ブラシヘッド本体の回転中心に前記ブラシヘッド本体の後面から前方へ延びる軸孔が形成され、前記柄体に、前記軸孔に装着されて、前記ブラシヘッドを回転自在に支持するヘッド支軸が設けられ、前記ヘッド支軸の前端部が前記植毛台の後面よりも前側に配置され、前記嵌合軸部の後部に前記動力伝達部が連結されている、ことを特徴とする電動歯ブラシ。なお、本明細書において、往復回転運動とは、ブラシヘッドが正転方向に一定角度だけ回転した後、逆転方向に同じ角度だけ回転するという回転運動を繰り返して行う運動を意味する。
この電動歯ブラシでは、柄体に設けたヘッド支軸がブラシヘッドの軸孔に装着されて、ブラシヘッドがヘッド支軸に回転自在に支持されるが、ヘッド支軸の前端部は植毛台の後面よりも前側に配置されているので、ブラシヘッドに対するヘッド支軸の嵌合長さを十分に確保しつつ、ブラシヘッドを前後方向に小型に構成して、替えブラシの先端部に設けられるヘッド部を前後方向に小型に構成して、口腔内におけるヘッド部の操作性を向上でき、例えば大臼歯の裏側の清掃性を向上できる。また、ブラシヘッドに対するブラッシング荷重の作用の仕方によっては、ブラシヘッドがヘッド支軸の前端部を中心に傾動し、ブラシヘッドが柄本体の適所に当接することで、ブラシヘッドに作用する荷重の一部が受け止められる。しかし、本発明ではヘッド支軸の前端部位置が特許文献1記載のヘッド支軸の前端部よりも前側に配置されるので、柄本体に対するブラシヘッドの接触角を、特許文献1記載の電動歯ブラシよりも小さくできるので、その分摩擦抵抗を低減できる。また、嵌合軸部の後部に動力伝達部が連結されるので、特許文献2のようにクランクアームに動力を伝達する場合と比較して、ヘッド支軸の先端部と、ブラシヘッドに対する駆動部からの動力の作用点間の距離を短くできる。このため、動力伝達部からの動力によりブラシヘッドを往復回転運動させるときにおける、ブラシヘッドに作用するヘッド支軸の先端部を中心としたモーメントを小さくして、該モーメントによるブラシヘッドの振動を小さくでき、ブラシヘッドの作動の安定性を向上できる。
2) 前記ヘッド支軸の前端部が前記植毛孔の奥端部よりも前側に配置され、前記植毛台の回転中心に植毛孔が形成されていない前記1)に記載の電動歯ブラシ。このように構成することで、ブラシヘッドに対するヘッド支軸の嵌合長さを十分に確保しつつ、ブラシヘッドを前後方向により一層小型に構成できるとともに、ヘッド支軸を中心にブラシヘッドが微小傾動したときにおける、ブラシヘッドと柄本体間の摩擦抵抗を少なくできる。
3) 前記植毛台と前記支持壁部間の隙間が0.2mm〜1.0mmに設定されている前記1)又は2)に記載の電動歯ブラシ。植毛台と支持壁部間の隙間は、抜け止め片よりも大径の植毛台が支持壁部に接触することによる摩擦抵抗の増大を防止するため、0.2mm以上に設定することが好ましく、植毛台と支持壁部間に唇や舌や口腔粘膜が挟まれないように、1.0mm以下に設定することが好ましい。
4) 前記植毛台の厚さが2mm〜4mmに設定されている前記1)〜3)のいずれかに記載の電動歯ブラシ。植毛台の厚さは、十分な強度剛性が得られるように、2mm以上に設定することが好ましく、またブラシヘッドの厚さを極力薄く設定して、口腔内におけるブラシ部の操作性が向上するように、4mm以下に設定することが好ましい。
5) 前記植毛台の前面から前記ヘッド支軸の前端部までの距離が0.2mm〜3.9mmに設定されている前記1)〜4)のいずれかに記載の電動歯ブラシ。植毛台の前面からヘッド支軸の前端部までの距離は、ヘッド支軸の突き抜けに対する植毛台の強度を十分に確保するため、0.2mm以上に設定することが好ましく、ブラシヘッドの厚さを薄くして、口腔内におけるブラシ部の操作性を向上するため、3.9mm以下が好ましい。
6) 前記柄体は、先端側後部に開口部を有する柄本体と、前記開口部を閉塞するように前記柄本体に取り付けられた蓋部材とを備え、前記ヘッド支軸が前記蓋部材に立設固定されている前記1)〜5)のいずれかに記載の電動歯ブラシ。この場合には、予め蓋部材に固定したヘッド支軸を、蓋部材とともに柄本体に組み付けることができるので、ヘッド支軸のみを別途組み付ける場合と比較して、ヘッド支軸の組み付け作業の作業性を大幅に向上できる。
7) 前記動力伝達部が、前記駆動部の出力軸の往復直線運動を、前記ブラシヘッドの往復回転運動に変換するヘッド側変換部を備えている前記1)〜6)のいずれかに記載の電動歯ブラシ。この場合には、ヘッド側変換部により、駆動部の出力軸の往復直線運動をブラシヘッドの往復回転運動に変換して、回転式の電動歯ブラシを実現できる。また、ヘッド側変換部を備えていない替えブラシを出力軸に取り付けることで、ブラシヘッドを往復直線運動させることもできるので、替えブラシの交換により回転式とスライド式とに切り替え可能な電動歯ブラシを実現できる。
8) 前記ヘッド側変換部は、前記出力軸とともに往復直線運動可能な連結棒と、前記連結棒と前記ブラシヘッド本体間に配置されて、前記連結棒側の基部が前記柄体に回転自在に枢支された揺動レバーと、前記連結棒の往復直線運動を前記揺動レバーの往復回転運動に変換する第1変換部と、前記揺動レバーの往復回転運動を前記ブラシヘッド本体の往復回転運動に変換する第2変換部とを備えている前記7)に記載の電動歯ブラシ。このように構成すると、柄体に対して回転自在な揺動レバーを連結棒とブラシヘッド間に設けるので、ブラシヘッドの最大回転角度を従来の電動歯ブラシと同様に十分に確保しつつ、連結棒及び出力軸の往復直線運動のストロークを小さくできる。このため、ブラシヘッドの最大回転角度を十分に確保して、清掃性を十分に確保しつつ、連結棒及び出力軸の往復直線運動のストロークを小さくして、連結棒及び出力軸を往復直線運動させるための運動エネルギを少なくできるとともに、連結棒及び出力軸と柄体との摩擦エネルギを少なくして、電動歯ブラシの消費電力を低減できる。なお、揺動レバーを設けると、それを往復回転運動させるための運動エネルギが余分に発生する。しかし、該運動エネルギは、連結棒及び出力軸のストロークが短くなることによる運動エネルギ及び摩擦エネルギの減少よりも小さいことから、電動歯ブラシ全体としては消費電力を低減できることになる。
9) 両端部が前記嵌合軸部から外方側へ突出して、前方への移動が前記支持壁部で受け止められて、前記ブラシヘッド本体を抜け止めする抜け止め片が、前記嵌合軸部の後端部に直径方向に設けられ、前記嵌合軸部の後部における、前記抜け止め片よりも前記柄本体の基部側に前記ヘッド側変換部が連結されている前記7)又は8)に記載の電動歯ブラシ。この場合には、抜け止め片の両端部が支持壁部に対して後方より当接することで、ブラシヘッドが柄本体に対して抜け止めされることになる。また、ヘッド支軸の前端部を中心にブラシヘッドが微小傾動した際には、抜け止め片の両端部が支持壁部の後面に当接して、支持壁部の後面上を摺動することで、ブラシヘッドを傾動させようとする荷重が受け止められる。本発明ではヘッド支軸の前端部位置が特許文献1記載のヘッド支軸の前端部よりも前側に配置されるので、支持壁部の後面に対する抜け止め片の接触方向のなす角度が、ヘッド支軸の前端部を植毛台の後面位置に配置させた場合の角度よりも小さくなり、その分摩擦抵抗が小さくなって、消費電力を節減できることになる。また、嵌合軸部の後部における、抜け止め片よりも柄本体の基部側にヘッド側変換部が連結されているので、抜け止め片にヘッド側変換部を連結する場合と比較して、ヘッド側変換部における、嵌合軸部との連結部分の厚さ分だけ、ヘッド部を前後方向に小型に構成することができる。更に、抜け止め片の厚さ分だけ、ヘッド支軸の先端部と、ブラシヘッドに対する駆動部からの動力の作用点間の距離を短くできるので、動力伝達部からの動力によりブラシヘッドを往復回転運動させるときにおける、ブラシヘッドに作用するヘッド支軸の先端部を中心としたモーメントを小さくして、該モーメントによるブラシヘッドの振動を小さくでき、ブラシヘッドの作動の安定性を向上できる。更にまた、ブラシヘッドの振動が小さくなるので、抜け止め片と支持壁部との接触を少なくできるとともに、両者の接触による摩擦抵抗を少なくして、消費電力を低減できる。
10) 前記ヘッド側変換部は、基部が前記柄体に回転自在に枢支され、先端部が前記嵌合軸部の後部における、前記抜け止め片よりも前記柄本体の基部側に連結された揺動レバーを備えている前記9)に記載の電動歯ブラシ。このように構成することで、ブラシヘッドの往復回転運動の回転角度を十分に確保できる。
11) 前記嵌合軸部の後部における、前記抜け止め片よりも前記柄本体の基部側に、半径方向へ延びる溝部からなるガイド部が設けられ、前記揺動レバーの先端部に前記ガイド部に移動自在に嵌合する連結ピンが設けられている前記10)に記載の電動歯ブラシ。
本発明に係る電動歯ブラシによれば、ヘッド支軸の前端部を植毛台の後面よりも前側に配置しているので、替えブラシの先端部に設けられるヘッド部を前後方向に小型に構成できるとともに、ブラッシング時におけるブラシヘッドと柄本体との摩擦抵抗を極力低減できる。また、嵌合軸部の後部に動力伝達部を連結しているので、替えブラシの先端部に設けられるヘッド部を前後方向に小型に構成できるとともに、ブラシヘッドの往復回転運動時における振動を少なくできる。このように、ヘッド部を前後方向に小型に構成できるので口腔内におけるヘッド部の操作性を向上でき、例えば大臼歯の裏側の清掃性を向上できる。また、ブラシヘッドと柄本体との摩擦抵抗とブラシヘッドの振動を低減できるので、ブラシヘッドの作動の安定性を向上できるとともに消費電力を低減できる。
電動歯ブラシの斜視図 替えブラシを取り外した状態での電動歯ブラシの斜視図 電動歯ブラシの駆動部の説明図 替えブラシの分解斜視図 替えブラシの正面図 図6(A)は蓋部材の正面図、図6(B)は蓋部材を取り外した状態での柄本体の背面図 図5のVII-VII線断面図 図5のVIII-VIII線断面図 図5のIX-IX線断面図及びその要部拡大図 図10(A)はブラシヘッドと揺動レバーと連結棒の連結状態での斜視図、図10(B)はブラシヘッドと揺動レバーと連結棒の分解斜視図 図11(A)、図11(B)、図11(C)はそれぞれヘッド側変換部の作動説明図 距離L1と分力Fvとの関係を示すグラフ 消費電力の測定方法の説明図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態では、ブラシヘッド側を上側にし、毛束の植設側を前側にして、電動歯ブラシを縦向姿勢に配置した状態を基準に、上下方向及び前後左右方向を定義して説明する。
図1、図2に示すように、電動歯ブラシ10は、持ち手を兼ねる本体装置11と、本体装置11に着脱自在に取り付けた替えブラシ30とを備えている。
≪本体装置≫
本体装置11は、図1〜図3に示すように、手で把持可能な本体ケース12と、本体ケース12の上部に内装した駆動部13と、本体ケース12の下部に内装した一次電池又は二次電池からなる電池14とを備えている。電池14として、一次電池を用いる場合には、電池14を本体ケース12に対して交換可能に内装することになり、また二次電池を用いる場合には、本体ケース12の下端部内に誘導コイルを内装し、本体装置11を充電器にセットすることで、無接点で誘導コイルに誘導電流を発生させて、電池を充電できるように構成することもできる。
<駆動部>
駆動部13は、図3に示すように、ガイド部材15に沿って上下方向に移動自在に設けた出力軸16と、出力軸16の下方に設けたモータ17と、出力軸16とモータ17間に配置されて、モータ17の回転軸18の回転運動を出力軸16の上下方向の往復直線運動に変換する本体側変換部20とを備えている。
<本体側変換部>
本体側変換部20について説明すると、モータ17の回転軸18には駆動ギヤ21が固定され、回転軸18の上方には回転軸18と直交方向のギヤ支軸22が設けられ、ギヤ支軸22には駆動ギヤ21に噛合するリングギヤ23が支持されている。リングギヤ23にはギヤ支軸22の中心から一定の偏心距離Eだけ偏心させた位置に中心を有するカム軸24が突出状に形成され、出力軸16の下端部にはカム軸24が内嵌する長穴25aを有する従動部材25が固定されている。そして、モータ17の回転軸18が回転すると、駆動ギヤ21を介してリングギヤ23が回転し、カム軸24が従動部材25の長穴25a内においてギヤ支軸22を中心として偏心回転し、カム軸24の回転時における上下方向の成分のみが従動部材25に伝達されて、カム軸24の中心とギヤ支軸22の中心間の偏心距離Eの2倍のストロークで、出力軸16が、図3に矢印Aで示すように、上下方向に往復直線運動することになる。
なお、本体装置11としては、出力軸16を往復直線運動し得るものであれば、任意の構成のものを採用することができる。例えば駆動部13として、コイルと永久磁石とを有するリニアアクチュエータを備えさせ、コイルに交番電流を流すことで、出力軸16を往復直線運動可能に構成したリニア式の駆動部を有するものを採用することもできる。
≪替えブラシ≫
替えブラシ30は、図1、図2、図4に示すように、本体ケース12から上方へ延びる柄体31と、柄体31の先端部に設けたブラシヘッド40と、駆動部13の出力軸16の往復直線運動を、ブラシヘッド40の往復回転運動に変換するヘッド側変換部50とを備えている。なお、動力伝達部は、本体側変換部20とヘッド側変換部50などから構成されている。
<柄体>
柄体31について説明すると、図4〜図7に示すように、柄体31は、上部の後面側(先端側後部)に開口部33を設けた中空筒状の柄本体32と、柄本体32の開口部33を閉塞するように柄本体32に着脱可能に取り付けた蓋部材70とを備え、柄本体32及び蓋部材70は合成樹脂材料を用いた成形品で構成されている。
替えブラシ30は、図4、図6、図7に示すように、柄本体32に対してヘッド側変換部50及びブラシヘッド40を組み付けた状態で、蓋部材70の下端部に設けられた1対の係止片71を柄本体32内に斜めに挿入し、その後蓋部材70の下端部を中心として、蓋部材70を柄本体32側へ回動させて、第1フック73を第1係止部72に、また第3フック78を第3係止部77に、更に第2フック76を第2係止部75にそれぞれ係合させるとともに、あいじゃくり部79を相互に嵌合させて組み立てられている。
図2に示すように、柄本体32の下端部には内嵌筒部32aが形成され、本体ケース12の上端部にはカバー筒35が設けられ、柄体31は、内嵌筒部32aをカバー筒35に内嵌固定することで、本体ケース12に着脱自在で且つ出力軸16の軸方向に相対移動不能に取付けられている。
<ブラシヘッド>
ブラシヘッド40は、図10に示すように、柄体31の先端部に回転自在に設けたブラシヘッド本体41と、ブラシヘッド本体41の植毛台42に植設された複数の毛束43からなるブラシ部44とを備えている。
ブラシ部44は、合成樹脂製の複数本のフィラメントを束ねてなる毛束43を、植毛台42に形成した複数個の植毛孔42aに植設固定した周知の構成のものである。なお、毛束43は、図面では1つの塊として描写したが、実際には複数本のフィラメントを束ねて構成されている。
ブラシヘッド本体41は、円板状の植毛台42と、植毛台42の後面中央部に後方へ突出状に設けた嵌合軸部45と、嵌合軸部45の後面に後方へ突出状に略直径方向に設けた抜け止め片46と、抜け止め片46と略直交する嵌合軸部45の半径方向に形成した溝部からなる第2ガイド部47とを備え、合成樹脂材料を用いた一体成形品で構成されている。
柄体31に対するブラシヘッド本体41の取付構造について説明すると、図4〜図9に示すように、柄本体32の先端部にはブラシヘッド本体41の後面側に配置されるヘッド支持部32bが設けられ、ヘッド支持部32bの前面側には植毛台42の略厚さ分だけ後方へ段落ちした位置に支持壁部37が形成されている。支持壁部37の中央部には嵌合軸部45が遊嵌状に挿通する貫通孔37aが形成されるとともに、貫通孔37aから上下方向に延びる1対の切欠部37bが形成されている。抜け止め片46の両端部には嵌合軸部45の半径方向外方側へ突出する抜け止め部46aが形成され、ブラシヘッド本体41は、1対の抜け止め部46aを1対の切欠部37bに挿通させるとともに、貫通孔37aに嵌合軸部45を遊嵌状に装着した状態で、ブラシヘッド本体41を約90°回転させることで、一定角度の範囲内において、抜け止め部46aの前方への移動が支持壁部37により規制されて、柄本体32に対して往復回転自在に抜け止めされている。
蓋部材70の上部には軸受部70aが前方へ突出状に設けられ、軸受部70aには前方へ延びる金属製のヘッド支軸49が固着され、ブラシヘッド本体41にはヘッド支軸49が内嵌する軸孔41aが形成され、ブラシヘッド本体41はヘッド支軸49に回転自在に枢支されている。ブラシヘッド本体41は、抜け止め片46が支持壁部37と軸受部70a間に一定のクリアランスをあけて保持されることで、ヘッド支軸49の軸方向にほとんど移動しないように柄体31に組み付けられている。なお、ブラシヘッド本体41の取付構造としては、ブラシヘッド本体41を柄体31に対して往復回転運動可能に保持できる構成であれば、上述した以外の取付構造を採用することもできる。
図8、図9に示すように、植毛台42のうちの軸孔41aの形成位置における植毛孔42aは省略され、ヘッド支軸49の前端部は、植毛台42の後面よりも前側、より好ましくは植毛孔42aの奥端部よりも前側、更に好ましくはヘッド支軸49の前端部が植毛台42を突き抜けない範囲で、極力前側に配設されている。このように、植毛台42の後面からヘッド支軸49の前端部までの距離L1をできるだけ長く設定することで、ブラシヘッド本体41に対するヘッド支軸49の挿入深さL2を十分に確保しつつ、替えブラシ30の先端側部分を構成する、毛束43を除いたヘッド部34の厚さBTを薄くして、大臼歯の裏側の清掃性を向上できるように構成されている。
また、このようにヘッド支軸49の前端部を植毛台42の後面よりも前側に配置させると、植毛台42の後面よりも後側に配置させる場合と比較して、ブラシヘッド40に対して斜め後方へのブラッシング圧が作用したときにおける、ブラシヘッド本体41と柄本体32との接触による摩擦抵抗を低減できる。つまり、ブラシヘッド40に対して斜め後方へのブラッシング圧が作用すると、ブラシヘッド40はヘッド支軸49の前端部を中心として傾動し、ブラシヘッド40に作用する斜め後方への荷重が軸受部70aで受け止められるとともに、一方の抜け止め部46aの前面が支持壁部37の後面に接触し、このときの接触圧に応じてブラシヘッド40の傾動を止めようとする摩擦抵抗が発生する。しかし、ヘッド支軸49の前端部を植毛台42の後面よりも前側に配置すると、ブラシヘッド40が、例えば図9に仮想線で示すように、植毛台42の外周部に力Fが作用して、ブラシヘッド40が揺動した場合には、支持壁部37の後面に対する抜け止め部46aの接触方向のなす角度θ1が、ヘッド支軸49の前端部を植毛台42の後面位置に配置させた場合の角度θ2よりも小さくなり、ブラシヘッド40を傾動させようとする力F1の分力Fr,Fvのうちの、支持壁部37の後面を押し操作する方向の分力Fvが小さくなって、その分摩擦抵抗が小さくなることで、消費電力を節減できることになる。
ここで、植毛台42の厚さL3は、十分な強度剛性が得られるように、2mm以上に設定することが好ましく、またヘッド部34の厚さBTを極力小さく設定して、口腔内におけるヘッド部34の操作性が向上するように、4mm以下に設定することが好ましい。
植毛台42の後面からヘッド支軸49の前端部までの距離L1は、極力長く設定することが好ましいが、長くし過ぎると植毛台42を貫通してしまうので、植毛台42の前面からヘッド支軸49の前端部までの距離L3−L1が、0.2mm以上、3.9mm以下となるように設定することが好ましい。このように、距離L3−L1を設定することで、ヘッド支軸49の突き抜けに対する植毛台の強度を十分に確保しつつ、ヘッド部34の厚さを薄くして、口腔内におけるヘッド部34の操作性を向上できる。
植毛台42と支持壁部37間の無負荷状態での最大隙間G1は、抜け止め片46よりも大径の植毛台42が支持壁部37に接触することによる摩擦抵抗の増大を防止するため、0.2mm以上に設定することが好ましく、植毛台42と支持壁部37間に唇や舌や口腔粘膜が挟まれないように、1.0mm以下に設定することが好ましい。
抜け止め片46と支持壁部37間の無負荷状態での最大隙間G2は、最大隙間G1よりも小さく設定され、通常のブラッシング操作時に、ブラシヘッド40に対して例えば斜め後方への荷重が作用して、ヘッド支軸49の先端部を中心としてブラシヘッド40が傾動したときに、抜け止め片46の一方の抜け止め部46aが植毛台42よりも先に支持壁部37に当接して、ヘッド支軸49の先端部を中心としたブラシヘッド40の傾動方向への荷重を受け止めることができるように構成されている。このように構成することで、抜け止め片46よりも大径の植毛台42が、支持壁部37に接触することによる摩擦抵抗の増大を防止できるように構成されている。
<ヘッド側変換部>
ヘッド側変換部50は、図4、図6〜図11に示すように、出力軸16とともに往復直線運動可能な連結棒51と、連結棒51とブラシヘッド本体41間に配置されて、連結棒51側の基部が柄体31に回転自在に枢支された揺動レバー52と、連結棒51の往復直線運動を揺動レバー52の往復回転運動に変換する第1変換部53と、揺動レバー52の往復回転運動をブラシヘッド本体41の往復回転運動に変換する第2変換部54とを備えている。
(連結棒)
連結棒51について説明すると、柄体31内には柄体31の下端部から上端側へ延びる連結棒51が上下移動自在に内装され、連結棒51の下端部には出力軸16を着脱可能に外嵌する嵌合筒部55が形成されている。嵌合筒部55の下半部は、上下方向に延びる1対のスリット56により半筒状の分割筒55aに分割構成され、分割筒55aの内面の下端近傍部には内側へ突出する係合突部57が形成され、嵌合筒部55には分割筒55aを相互に接近する方向へ付勢可能なコイルバネ59が外装され、出力軸16の上端部を嵌合筒部55に内嵌させると、分割筒55aの素材の弾性及びコイルバネ59の付勢力により係合突部57が出力軸16に形成した係合溝16aに係合して、連結棒51が出力軸16に対して軸方向に相対移動不能に連結されるように構成されている。
(揺動レバー)
柄本体32の前壁部における植毛台42よりもやや下側の右部には後方へ延びるレバー支軸60が固定され、蓋部材70にはレバー支軸60の後端部を保持する軸受部70bが設けられている。レバー支軸60は蓋部材70と柄本体32の前壁部間に架設状に固定され、レバー支軸60の途中部には上方へ延びる揺動レバー52がその基部において回転自在に枢支されている。
(第1変換部)
第1変換部53について説明すると、揺動レバー52の基部には側方へ延びる連結部52aが設けられ、連結部52aの基端部には左右方向に細長い長穴からなる第1ガイド部61が形成されている。
連結棒51の上端部には左側へオフセットしたオフセット部58が形成され、オフセット部58の端部には第1ガイド部61に回転自在で且つ第1ガイド部61に沿って移動自在に嵌合する第1連結ピン62が固定され、連結棒51が上下方向に往復直線運動することで、揺動レバー52がレバー支軸60を中心に往復回転運動するように構成されている。
(第2変換部)
第2変換部54について説明すると、嵌合軸部45には半径方向の下方側へ延びて下端部を開口させた溝部からなる第2ガイド部47が形成され、揺動レバー52の先端部には第2ガイド部47に回転自在で且つ第2ガイド部47に沿って移動自在に嵌合する第2連結ピン63が前方へ突出状に固定され、揺動レバー52がレバー支軸60を中心として往復回転運動することで、ブラシヘッド40がヘッド支軸49を中心に往復回転運動するように構成されている。
ヘッド支軸49とレバー支軸60と第1連結ピン62と第2連結ピン63とは平行に配置されている。ただし、任意の組み合わせで角度を付けて配置することも可能である。
ヘッド支軸49を中心としたブラシヘッド40の最大回転角度θ3は、任意に設定可能であるが、大きすぎるとヘッド側変換部50の構成が複雑になり、小さすぎると清掃性が低下するので、40°〜85°の範囲内に設定することが望ましく、45°〜80°の範囲内に設定することが更に望ましい。
この電動歯ブラシ10では、連結棒51が、図11(A)に示す上限位置から、図11(B)に示す中間位置を経て、図11(C)に示す下限位置まで、矢印A1の方向へ下降すると、第1変換部53の第1連結ピン62と第1ガイド部61とを介して、揺動レバー52がレバー支軸60を中心に矢印B1の方向へ回動し、第2変換部54の第2連結ピン63と第2ガイド部47とを介して、ブラシヘッド40がヘッド支軸49を中心に矢印C1の方向へ回転し、図11(C)に示す位置まで揺動レバー52及びブラシヘッド40が回転する。一方、連結棒51が、図11(C)に示す下限位置から、図11(B)に示す中間位置を経て、図11(A)に示す上限位置まで、矢印A2の方向へ上昇すると、第1変換部53の第1連結ピン62と第1ガイド部61とを介して、揺動レバー52がレバー支軸60を中心に矢印B2の方向へ回動し、第2変換部54の第2連結ピン63と第2ガイド部47とを介して、ブラシヘッド40がヘッド支軸49を中心に矢印C2の方向へ回転し、図11(A)に示す位置まで揺動レバー52及びブラシヘッド40が回転する。このため、連結棒51が上下方向に往復直線運動すると、揺動レバー52がレバー支軸60を中心に左右方向に一定角度だけ往復回転運動するとともに、ブラシヘッド40がヘッド支軸49を中心として一定角度だけ往復回転運動することになる。このように、揺動レバー52を用いたヘッド側変換部50により、連結棒51の往復直線運動をブラシヘッド40の往復回転運動に変換するので、ブラシヘッド40の最大回転角度θ3を従来の電動歯ブラシと同様に十分に確保しつつ、連結棒51及び出力軸16の往復直線運動のストロークSを小さくできる。
このため、ブラシヘッド40の最大回転角度θ3を十分に確保して、清掃性を十分に確保しつつ、連結棒51及び出力軸16の往復直線運動のストロークSを小さくして、連結棒51及び出力軸16を往復直線運動させるための運動エネルギを少なくできるとともに、連結棒51及び出力軸16と柄本体32との摩擦エネルギを少なくして、電動歯ブラシ10の消費電力を低減できる。
また、ヘッド側変換部50を備えていない周知の替えブラシ30を出力軸16に取付けることで、ブラシヘッド40を出力軸16とともに往復直線運動させることもでき、替えブラシ30の交換により回転式とスライド式とに切り替え可能な電動歯ブラシ10を構成できる。
更に、嵌合軸部45に溝部からなる第2ガイド部47を形成し、この第2ガイド部47に第2連結ピン63を嵌合させているので、揺動レバー52の先端部と抜け止め部46aとをブラシヘッド40の軸方向の同じ位置に配置させることが可能となり、しかもヘッド支軸49の先端部を植毛台42の後面よりも前側に配置させているので、ヘッド部34の厚さBTを、例えば特許文献1記載のような構成のヘッド部よりも、1mm〜4mmだけ前後方向に薄肉に構成することができる。そして、このようにヘッド部34の厚さBTを薄くできるので、口腔内におけるヘッド部34の操作性を向上して、例えば大臼歯の裏側の清掃性を向上できる。
更にまた、ヘッド支軸49の先端部を植毛台42の後面よりも前側に配置させているので、ブラッシング時にブラシヘッド40に対して例えば斜め後方への荷重が作用して、ヘッド支軸49の先端部を中心にブラシヘッド40が傾動した場合でも、支持壁部37と抜け止め部46aとの摩擦抵抗を少なくできるので、電動歯ブラシ10の消費電力を低減できる。
また、揺動レバー52と嵌合軸部45との連結部としての第2ガイド部47と第2連結ピン63との嵌合部が、抜け止め片46の厚さ分だけ、ヘッド支軸49の先端側に接近配置されるので、ヘッド支軸49を中心としたブラシヘッド40に対する動力伝達時のモーメントを小さくして、作動時におけるブラシヘッド40の振動を少なくでき、抜け止め片46と支持壁部37との接触を少なくできるとともに、両者の接触による摩擦抵抗を少なくして消費電力を低減できる。
このようにこの電動歯ブラシ10では、ヘッド部34を前後方向に小型に構成できるので口腔内におけるヘッド部34の操作性を向上でき、例えば大臼歯の裏側の清掃性を向上できる。また、ブラシヘッド40と柄本体32との摩擦抵抗とブラシヘッド40の振動を低減できるので、ブラシヘッド40の作動の安定性を向上できるとともに消費電力を低減できる。
ただし、本体装置11としては、出力軸16を往復直線運動するように構成したものだけでなく、出力軸16を回転運動、往復回転運動または揺動運動するように構成したものを採用することも可能である。また、ヘッド側変換部50としては、ヘッド支軸49の先端部の位置を植毛台42の後面よりも前側に配置したものであれば、出力軸16の往復直線運動、回転運動、往復回転運動又は揺動運動などの運動を、ヘッド支軸49を中心としたブラシヘッド40の往復回転運動に変換し得る、任意の構成のものを採用することができる。
次に、ヘッド支軸49を植毛台42の後面よりも前方へ突出させた替えブラシ30の評価試験について説明する。
先ず、図9に示すように、植毛台42の外周部に力Fが作用したときにおける、植毛台42の後面からヘッド支軸49の先端部までの距離L1と、抜け止め部46aが支持壁部37を押す力F1のうちの、半径方向外方側への分力Frとの関係についての理論値を演算して求めた。その結果を図12に示す。なお、分力Fvは、ヘッド支軸49の先端部が植毛台42の後面に配置されたときの分力FvをFv=0とし、ヘッド支軸49の先端部が植毛台42の前面に配置されたときの分力FvをFv=1として求めた。
図12から、距離L1が増大すると、分力Frが大きくなって、それに応じて支持壁部37の後面を垂直に押す分力Fvが小さくなり、摩擦抵抗が小さくなって、消費電力を節減できることが分かる。
次に、図12に示すように、電動歯ブラシ10のブラシ部44が、上皿秤80の上皿81に対して45°の角度を付けて当接するように、電動歯ブラシ10を上皿秤80の上側に配置させ、電動歯ブラシ10を駆動させるとともに下降させて、100gの荷重でブラシ部44を上皿81に対して押し付けたときと、150gの荷重でブラシ部44を上皿81に対して押し付けたときと、200gの荷重でブラシ部44を上皿81に対して押し付けたときの、それぞれについて電動歯ブラシ10の消費電流を測定した。その結果を表1に示す。
Figure 2018199081
表1から、距離L1が大きくなるにしたがって消費電力が小さくなる傾向を示すことが分かる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてその構成を変更し得ることは勿論である。
10 電動歯ブラシ
11 本体装置
12 本体ケース
13 駆動部
14 電池
15 ガイド部材
16 出力軸
16a 係合溝
17 モータ
18 回転軸
20 本体側変換部
21 駆動ギヤ
22 ギヤ支軸
23 リングギヤ
24 カム軸
25 従動部材
25a 長穴
30 替えブラシ
31 柄体
32 柄本体
32a 内嵌筒部
32b ヘッド支持部
33 開口部
34 ヘッド部
35 カバー筒
37 支持壁部
37a 貫通孔
37b 切欠部
40 ブラシヘッド
41 ブラシヘッド本体
41a 軸孔
42 植毛台
42a 植毛孔
43 毛束
44 ブラシ部
45 嵌合軸部
46 抜け止め片
46a 抜け止め部
47 第2ガイド部
49 ヘッド支軸
50 ヘッド側変換部
51 連結棒
52 揺動レバー
52a 連結部
53 第1変換部
54 第2変換部
55 嵌合筒部
55a 分割筒
56 スリット
57 係合突部
58 オフセット部
59 コイルバネ
60 レバー支軸
61 第1ガイド部
62 第1連結ピン
63 第2連結ピン
70 蓋部材
70a 軸受部
70b 軸受部
71 係止片
72 第1係止部
72b 操作面
73 第1フック
73a フック部
73b 操作面
74 水抜き孔
75 第2係止部
76 第2フック
77 第3係止部
78 第3フック
79 あいじゃくり部
80 上皿秤
81 上皿

Claims (11)

  1. 本体ケースに内装した駆動部と、該本体ケースから上方へ延びる替えブラシと、前記替えブラシの柄体の先端側部分の前面側に設けたブラシヘッドと、前記ブラシヘッドが往復回転運動するように、前記駆動部の動力を前記ブラシヘッドに伝達する動力伝達部とを備えた電動歯ブラシにおいて、
    前記ブラシヘッドは、複数の植毛孔が設けられた植毛台と、前記植毛台から後方へ突出して、前記柄体における前記植毛台の後面側に設けた支持壁部を貫通する嵌合軸部とを有するブラシヘッド本体を備え、
    前記ブラシヘッド本体の回転中心に前記ブラシヘッド本体の後面から前方へ延びる軸孔が形成され、
    前記柄体に、前記軸孔に装着されて、前記ブラシヘッドを回転自在に支持するヘッド支軸が設けられ、
    前記ヘッド支軸の前端部が前記植毛台の後面よりも前側に配置され、
    前記嵌合軸部の後部に前記動力伝達部が連結されている、
    ことを特徴とする電動歯ブラシ。
  2. 前記ヘッド支軸の前端部が前記植毛孔の奥端部よりも前側に配置され、前記植毛台の回転中心に植毛孔が形成されていない請求項1記載の電動歯ブラシ。
  3. 前記植毛台と前記支持壁部間の隙間が0.2mm〜1.0mmに設定されている請求項1又は2記載の電動歯ブラシ。
  4. 前記植毛台の厚さが2mm〜4mmに設定されている請求項1〜3のいずれか1項記載の電動歯ブラシ。
  5. 前記植毛台の前面から前記ヘッド支軸の前端部までの距離が0.2mm〜3.9mmに設定されている請求項1〜4のいずれか1項記載の電動歯ブラシ。
  6. 前記柄体は、先端側後部に開口部を有する柄本体と、前記開口部を閉塞するように前記柄本体に取り付けられた蓋部材とを備え、前記ヘッド支軸が前記蓋部材に立設固定されている請求項1〜5のいずれか1項記載の電動歯ブラシ。
  7. 前記動力伝達部が、前記駆動部の出力軸の往復直線運動を、前記ブラシヘッドの往復回転運動に変換するヘッド側変換部を備えている請求項1〜6のいずれか1項記載の電動歯ブラシ。
  8. 前記ヘッド側変換部は、前記出力軸とともに往復直線運動可能な連結棒と、前記連結棒と前記ブラシヘッド本体間に配置されて、前記連結棒側の基部が前記柄体に回転自在に枢支された揺動レバーと、前記連結棒の往復直線運動を前記揺動レバーの往復回転運動に変換する第1変換部と、前記揺動レバーの往復回転運動を前記ブラシヘッド本体の往復回転運動に変換する第2変換部とを備えている請求項7記載の電動歯ブラシ。
  9. 両端部が前記嵌合軸部から外方側へ突出して、前方への移動が前記支持壁部で受け止められて、前記ブラシヘッド本体を抜け止めする抜け止め片が、前記嵌合軸部の後端部に直径方向に設けられ、前記嵌合軸部の後部における、前記抜け止め片よりも前記柄本体の基部側に前記ヘッド側変換部が連結されている請求項7又は8記載の電動歯ブラシ。
  10. 前記ヘッド側変換部は、基部が前記柄体に回転自在に枢支され、先端部が前記嵌合軸部の後部における、前記抜け止め片よりも前記柄本体の基部側に連結された揺動レバーを備えている請求項9記載の電動歯ブラシ。
  11. 前記嵌合軸部の後部における、前記抜け止め片よりも前記柄本体の基部側に、半径方向へ延びる溝部からなるガイド部が設けられ、前記揺動レバーの先端部に前記ガイド部に移動自在に嵌合する連結ピンが設けられている請求項10記載の電動歯ブラシ。
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