JPWO2018179828A1 - 撮像装置 - Google Patents

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堅志 姫野
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Abstract

本技術の一形態に係る撮像装置は、本体と、表示部と、ヒンジ機構と、検出部と、制御部と、を有する。上記本体は、撮像光学系を有する。上記表示部は、画像を表示する。上記ヒンジ機構は、上記本体と上記表示部とを連結し、上記表示部を上記本体に対して、第1の軸、上記第1の軸と直交する第2の軸、上記第1及び第2の軸に直交する第3の軸周りに回動可能に支持する。上記検出部は、上記表示部の姿勢を検出する。上記制御部は、上記検出部の出力に基づき、上記表示部への画像の表示を制御する。【選択図】図11

Description

本技術は、撮像装置本体に回動可能に取り付けられた表示部を有する撮像装置に関する。
従来、ハンディカムコーダー等の撮像装置において、液晶ディスプレイ等の表示部が二軸ヒンジ機構を介して撮像装置本体に回動可能に支持される構成が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2005−210677号公報
映画等の撮影現場においては、撮像装置を複数人で使用することが多い。この際、撮影者は、表示部の表示画面を撮像装置本体の側面側から確認する場合がある。
しかしながら、特許文献1に記載の撮像装置は、表示面を撮像装置本体の側面側に向けることができない。これにより、撮影者が表示面を撮像装置本体の側面側から確認することが困難である。従って、近年では、撮像装置本体に取り付けられた表示部の可動域が広がることが望まれている。
また、特許文献1に記載の撮像装置は、光軸方向後方から撮影者に操作されることを想定した構成であるため、光軸方向後方以外にいる撮影者に適した画像を表示することができない。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、撮像装置本体に取り付けられた表示部の可動域が広く、且つ、表示部の各姿勢に適した画像を表示部に表示可能な撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本技術の一形態に係る撮像装置は、本体と、表示部と、ヒンジ機構と、検出部と、制御部と、を有する。
上記本体は、撮像光学系を有する。
上記表示部は、画像を表示する。
上記ヒンジ機構は、上記本体と上記表示部とを連結し、上記表示部を上記本体に対して、第1の軸、上記第1の軸と直交する第2の軸、上記第1及び第2の軸に直交する第3の軸周りに回動可能に支持する。
上記検出部は、上記表示部の姿勢を検出する。
上記制御部は、上記検出部の出力に基づき、上記表示部への画像の表示を制御する。
この構成によれば、撮影者は表示部に表示された画像を光軸方向後方からだけではなく、あらゆる方向から確認することができる。また、上記撮像装置では、表示部の姿勢変更に伴い、表示部に表示される画像が表示部の各姿勢に応じた画像に切換る。
従って、本技術により、表示部の可動域が広く、且つ、表示部の各姿勢に適した画像を表示部に表示可能な撮像装置を提供することができる。
上記ヒンジ機構は、
上記第1の軸に平行な第1の回動軸と、
上記第1の軸に直交する第2の回動軸と、
上記第2の軸に直交する第3の回動軸と、
上記本体に上記第1の回動軸を介して支持された第1の連結部と、
上記第2の回動軸を介して上記第1の連結部に支持され、上記第3の回動軸を介して上記表示部を支持する第2の連結部と
を有してもよい。
上記第1の連結部は、上記本体に対して上記第1の回動軸周りに180°回動してもよい。
上記第2の回動軸は、上記第1の回動軸に対してねじれの位置にあってもよい。
上記第2の連結部は、上記第1の連結部に対して上記第2の回動軸周りに270°回動
してもよい。
これにより、表示部の表示画面を本体の側面方向に向けた状態で収納することができる。
上記表示部は、上記第2の連結部に対して、上記第3の回動軸周りに180°回動してもよい。
これにより、表示部の表示画面の向きを反転させることが可能となる。
上記第1の連結部は、上記本体に上記撮像光学系の光軸方向に回動可能に支持され、
上記第2の連結部は、上記第1のヒンジ部に上記光軸周りに回動可能に支持されてもよい。
上記第1の連結部は、第1のトルク値以上のトルクにより上記第1の回動軸周りに回動し、
上記第2の連結部は、上記第1のトルク値より小さい第2のトルク値以上のトルクにより上記第2の回動軸周りに回動し、
上記表示部は、上記第2のトルク値より小さい第3のトルク値以上のトルクにより上記第3の回動軸周りに回動してもよい。
これにより、表示部を回動させる際の誤操作が抑制され、撮像装置のハンドリング性が向上する。
上記検出部は、上記ヒンジ機構に設けられてもよい。
これにより、表示部がとり得る各姿勢を検出可能となる。
上記制御部は、
上記検出部の出力に基づき、上記表示部の上記本体に対する相対的な姿勢を判定する姿勢判定部と、
上記姿勢判定部の判定結果に基づき、上記表示部に表示される画像を上記撮像光学系により撮像された第1の画像から、上記第1の画像とは異なる第2の画像に切換える画像切換部と、を有してもよい。
これにより、表示部の姿勢変更に伴い、表示部に表示される画像を表示部の各姿勢に適した画像に切換えることが可能となる。
上記姿勢判定部は、上記第1の回動軸と、上記第2の回動軸と、上記第3の回動軸が、それぞれ、上記第1の軸と、上記第2の軸と、上記第3の軸に平行な状態を上記表示部の第1の縦姿勢として検出し、
上記画像切換部は、上記表示部が上記第1の縦姿勢の状態の時に、上記第1の画像から二画面画像に切換えてもよい。
上記姿勢判定部は、上記第2の回動軸と上記第3の回動軸が、それぞれ、上記第2の軸と上記第3の軸に平行な状態から上記撮像光学系側へ所定角度傾斜している状態を上記表示部の第2の縦姿勢として検出し、
上記画像切換部は、上記表示部が上記第2の縦姿勢の状態の時に、上記第1の画像から二画面画像に切換えてもよい。
上記撮像光学系により撮像された画像を操作可能な操作部を有し、上記画像を表示する外部表示部をさらに具備してもよい。
これにより、複数の撮影者が一つの撮像装置を用いてそれぞれ異なる作業を同時進行で行うことがより容易となる。
以上のように、本技術によれば、撮像装置本体に取り付けられた表示部の可動域が広く、且つ、表示部の各姿勢に適した画像を表示部に表示可能な撮像装置を提供することができる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、又は、上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果又は本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本技術の第1の実施形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。 上記撮像装置のヒンジ機構周辺を拡大して示す図である。 上記ヒンジ機構の拡大正面図である。 上記ヒンジ機構の拡大側面図である。 上記ヒンジ機構を構成する連結部の回動範囲を示す図である。 上記ヒンジ機構を構成する連結部の回動範囲を示す図である。 上記撮像装置の表示部の回動範囲を示す図である。 上記撮像装置の構成例を示すブロック図である。 上記撮像装置の表示部の動作を示す図である。 上記撮像装置の表示部の動作を示す図である。 上記撮像装置の表示部の動作を示す図である。 上記表示部がとり得る各姿勢の一つを示す図である。 上記表示部がとり得る各姿勢の一つを示す図である。 上記表示部がとり得る各姿勢の一つを示す図である。 上記表示部の表示画面に表示される画像のバリエーションを示す図である。 上記表示部の表示画面に表示される画像のバリエーションを示す図である。 上記表示部の表示画面に表示される画像のバリエーションを示す図である。 上記表示部の表示画面に表示される画像のバリエーションを示す図である。 上記表示部の表示画面に表示される画像のバリエーションを示す図である。 本技術の第2の実施形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。 上記撮像装置の構成例を示すブロック図である。 本技術の変形例に係るヒンジ機構の構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本技術の撮像装置を、例えば、カムコーダー等の撮像装置に適用した実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
[撮像装置の構成]
図1は本技術の一実施形態に係る撮像装置100の構成例を示す図である。なお、X軸、Y軸及びZ軸は相互に直交する3軸方向を示す。なお、本明細書では、X方向を「左側方」、−X方向を「右側方」、Y方向を「光軸方向後方」、−Y方向を「光軸方向前方」、Z方向を「上方向」、−Z方向を「下方向」と定義する。
撮像装置100は、本体110と、表示部120と、ヒンジ機構130と、を有する。本体110は、撮像光学系111、グリップG1及びグリップベルトG2を有する。
グリップG1は本体110の上方向側においてY軸方向に沿って延伸するように形成されており、その光軸方向前方側に表示部120を支持する支持部を有する。グリップベルトG2は、本体110の右側方側面に設けられる(図12参照)。グリップG1とグリップベルトG2は、撮像装置100の取手として機能する。
表示部120は、表示画面121を有する。表示画面121には後述する操作部120aが一体的に設けられる。表示部120は、表示画面121の向きを変更可能であり、本体110にヒンジ機構130を介して回動可能に接続されたLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)パネル等である。
表示部120は、本体110の光軸方向前方側において撮像光学系111よりもZ方向上方に設置され、ヒンジ機構130を介して本体110(グリップG1の上記支持部)に連結される。これにより、本実施形態に係る表示部120は、本体110に対してX軸、Y軸(光軸)及びZ軸周りに回動可能に構成される(図11参照)。このように構成されるのは、本体110と表示部120とを連結するヒンジ機構130の構成に由来する。なお、図1と、以降の図9〜図12,図14,図20では、ヒンジ機構130の記載を簡略化又は省略する。
[ヒンジ機構]
図2は、撮像装置100におけるヒンジ機構130周辺を拡大して示す模式図であり、ヒンジ機構130の斜視図である。
ヒンジ機構130は、図2に示すように、第1回動軸X1と、第2回動軸X2と、第3回動軸X3と、第1連結部131と、第2連結部132と、を有する。第1回動軸X1はX軸に平行な回動軸であり、第2回動軸X2はX軸に直交する回動軸である。また、第3回動軸X3は、Y軸に直交する回動軸である。
以下、ヒンジ機構130の詳細な構成について、第1〜3回動軸X1,X2,X3が、それぞれ、X軸、Y軸、Z軸に平行な状態を例に挙げて説明する。
図3及び図4はヒンジ機構130を拡大して示す模式図であり、図3は正面図、図4は側面図である。また、図5,図6は、ヒンジ機構130を構成する各連結部131,132の回動範囲を示す模式図であり、図7は表示部120の回動範囲を示す模式図である。
第1連結部131は、板状部131aと突出部131bとから構成される。板状部131aは、第1回動軸X1を介して本体110に支持される。突出部131bは、板状部131aの左側方側面131cのY軸方向中央に設けられ、上方向主面131dより上方向に突出する。第1連結部131は、図5に示すように、本体110に対して第1回動軸X1を中心に少なくとも180°回動する回動範囲を有する。
第2連結部132は、コの字形状の板状部であり、突出部131bに向かって開口する開口部132aを有する。第2連結部132は、第2回動軸X2を介して、突出部131bの上方向端部に支持される。
ここで、本実施形態に係る第2連結部132は、図3において、開口部132aのZ軸方向の幅L2が突出部131bのZ軸方向の高さL1と、略同等かそれ以上であり、且つ、第2回動軸X2が第1回動軸X1に対してねじれの位置にある。この構成により、第2連結部132は図6に示すように、第2回動軸X2を中心に270°回動する回動範囲を有するものとなる。これにより、表示部120の表示画面121を左側方に向けた状態で収納することができる。第2連結部132は、典型的には主面131dに当接する状態から側面131cに当接するまでの間に90°間隔でクリック固定される。
また、第2連結部132は、第3回動軸X3を介して表示部120を支持する。表示部120は、図7に示すように、第2連結部132に対して第3回動軸X3を中心に少なくとも180°回動する回動範囲を有する。これにより、表示部120は、例えば、表示画面121をグリップベルトG2側に向けた状態(図13参照)から、反転可能となる。つまり、表示画面121を左側方に向けた状態から右側方に向けた状態へ反転することができる。
また、ヒンジ機構130では、第1及び第2連結部131,132各々の可動強度が異なる。具体的には、第1連結部131は、本体110に対して第1のトルク値以上のトルク(回転力)により第1回動軸X1周りに回動し、第2連結部132は、第1連結部131に対して第1のトルク値より小さい第2のトルク値以上のトルクにより第2回動軸X2周りに回動する。さらに、表示部120は、第2連結部132に対して第2のトルク値より小さい第3のトルク値以上のトルクにより第3回動軸X3周りに回動する。
即ち、ヒンジ機構130では、第1連結部131、第2連結部132、表示部120各々を回動させるトルク値が、第1のトルク値、第2のトルク値、第3のトルク値の順に小さくなる。よって、表示部120の第3回動軸X3周りの回動が最も優先され、第1連結部131の第1回動軸X1周りの回動よりも、第2連結部132の第2回動軸X2周りの回動が優先される。これにより、表示部120を回動させる際の誤操作が抑制され、撮像装置100のハンドリング性が向上する。
第1〜第3トルク値は特に限定されないが、例えば、第1トルク値は1.2N・m程度であり、第2トルク値は0.5N・m程度である。また、第3トルク値は、0.5N・mよりも小さいトルク値とすることができる。さらに、ヒンジ機構130を構成する材料も特に限定されず、合成樹脂や金属材料等を採用することができ、その種類は問わない。
加えて、ヒンジ機構130には、後述する検出部160(図8参照)が設けられる。これにより、撮像装置100は、表示部120の本体110に対する相対的な姿勢を検出可能となる。ヒンジ機構130に設けられる検出部160の構成や配置等については後述する。
図8は、撮像装置100の構成例を示すブロック図である。撮像装置100は、撮像光学系111と、撮像素子112と、信号処理部113と、画像記録部114と、検出部160と、制御部140と、操作部120aと、を有する。
撮像光学系111は、撮像レンズ111aと、レンズ制御部111bと、を有する。撮像レンズ111aは被写体からの光を撮像素子112に集光する。レンズ制御部111bは、撮像レンズ111aを移動させてフォーカスやズーミングを行うための駆動機構と、撮像レンズ111aのフォーカス位置やズーム位置を検出するエンコーダ等から構成される。これらは制御部140からの制御信号に基づいて駆動される。撮像光学系111を介して得られた被写体の画像は、撮像デバイスとしての撮像素子112上に結合される。
撮像素子112は、被写体の被写体光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary MOS)等で構成されるイメージセンサである。撮像素子112は、裏面照射型のイメージセンサであっても良いし、画素部とロジック部が積層されている積層型のイメージセンサであっても良い。
信号処理部113は、撮像素子112から出力される画像について、A/D変換や画素補間、補正処理等の所定の処理を実行し、処理後の画像を表示部120及び制御部140に出力する。これにより、表示部120の表示画面121にスルー画像(以下、第1の画像S1)が表示される。
画像記録部114は、揮発性メモリ、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)で構成される半導体メモリであり、信号処理部113により所定の処理が施された画像を記憶する。本実施形態に係る画像記録部114は、上記画像に加えて、後述する録画画像P4や拡大画像P3(マグニファイヤー画像))、さらに設定画像P1やフォーカスアシスト画像P2等を選択画像Pとして記憶する。
検出部160は、表示部120の各姿勢を検出可能に構成され、ヒンジ機構130に設けられる。本実施形態に係る検出部160は、例えば、ホール素子と、当該ホール素子に対応する磁石が対をなして構成される。本実施形態では、これらホール素子と磁石との一対の組み合わせからなる検出部160が、各回動軸X1〜X3の周辺や各連結部131,132の適宜の位置に複数設けられる。
ホール素子は、表示部120の姿勢変化に伴う磁界の変化を検出して電流を発生する。磁石が発する磁力は、ホール素子によってその強度が測定され、測定結果が制御部140に出力される。制御部140は、ホール素子が磁石から受ける磁力の変化により表示部120の各姿勢を判定することができる。
なお、本実施形態に係る検出部160は、典型的には、ホール素子と磁石とから構成されたものであるが、表示部120の各姿勢を検出可能なものであれば特に限定されず、例えば、加速度センサー、赤外線センサー、PSD(Position Sensitive Detector)センサー等、その種類は問わない。
制御部140は、例えば、CPU、RAM及びROMなどから構成されている。ROMには、CPUにより読み込まれ動作されるプログラムなどが記憶されている。RAMは、CPUのワークメモリとして用いられる。CPUは、ROMに記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行することによって、撮像装置100全体の制御を行う。
また、制御部140は、姿勢判定部141と、画像切換部150と、を有する。姿勢判定部141は、検出部160の測定結果に基づき、表示部120の本体110に対する相対的な姿勢を判定し、判定結果を画像切換部150に出力する。
画像切換部150は、画像選択部150aと、表示制御部150bとを有する。画像選択部150aは、姿勢判定部141の判定結果に基づき、表示部120の姿勢に適した画像を画像記録部114に記録されている選択画像Pから選択し、当該選択画像Pを表示制御部150bに出力する。この際、画像選択部150aに選択される選択画像Pは、例えば表示部120の各姿勢において最も使用頻度の高いものが選択される。
表示制御部150bは、画像選択部150aから出力された選択画像Pを表示画面121の所定の位置に表示させる。即ち、表示制御部150bは、表示画面121に撮像光学系111により撮像された第1の画像S1と共に、画像選択部150aが選択した選択画像Pを表示させる。これにより、表示画面121に表示されている第1の画像S1が、第1の画像S1と選択画像Pとを含む第2の画像S2に切換る。
操作部120aは、表示部120の表示画面121と一体的に構成されたタッチパネル等で構成される。これにより、撮影者が操作部120aを操作することによって、制御部140が撮影者の操作内容に応じて本実施形態に係る機能ブロックを制御する。
例えば、撮影者は操作部120aを操作することによって、表示画面121に表示される選択画像Pの変更や、第1及び第2の画像S1,S2の表示方向、ピント調整又は画質調整等の所望の処理が実行される。なお、本実施形態では、操作部120aとして、例えば、電源オン/オフ切り替えのための電源ボタン、撮像画像の記録の開始を支持するためのレリーズボタン、ズーム調整用の操作子等が含まれてもよい。
[撮像装置の動作と制御例]
図9〜図11は、撮像装置100における表示部120の動作を示す図であり、図12〜図14は、撮像装置100における表示部120の各姿勢を示す図である。
本実施形態に係る撮像装置100では、表示部120がヒンジ機構130を介して本体110に支持されている。これにより、表示部120は本体110に対して、図9に示すY軸方向(光軸方向)の回動と、図10に示すX軸方向(光軸周り)の回動と、図11に示すX、Y及びZ軸周りの回動が可能となる。
以下、表示部120がとり得る各姿勢のうち、表示部120が図1、図13及び図14に示す姿勢に移行するまでの撮像装置100の動作と、これらの姿勢に移行した際の制御例について説明する。
(適用例1)
図12は撮像装置100の平面図であり、表示部120の初期姿勢(ホームポジション)を示す図である。この姿勢では、表示部120の表示画面121が本体110とZ軸方向に対向している。
先ず、表示部120が図12に示す初期姿勢の状態から、第2回動軸X2を中心に第2連結部132を90°回動させる。次いで、第3回動軸X3を中心に表示部120を180°回動(反転)させ、第1回動軸X1を中心に第1連結部131を90°撮像光学系111側へ回動させる。これにより、表示部120が初期姿勢から、図1に示す第1回動軸X1〜第3回動軸X3がそれぞれX軸、Z軸及びY軸に平行な姿勢(以下、横姿勢)に移行する。
この際、姿勢判定部141が、検出部160の測定結果に基づき表示部120が横姿勢であると判定し、判定結果を画像選択部150aに出力する。画像選択部150aは、姿勢判定部141の判定結果を受けて、画像記録部114に記録されている選択画像Pから横姿勢に適した画像を選択する。そして、画像選択部150aが選択した画像が表示制御部150bを介して表示部120に出力され、表示部120に第1の画像S1と選択画像Pとを含む第2の画像S2が表示される。
図15〜図19は、第2の画像S2のバリエーションを示す図である。例えば、画像選択部150aが選択画像Pとして設定画像P1を選択した場合は、図15に示すように、撮像光学系111により撮像された第1の画像S1と、設定画像P1が表示画面121に表示される。設定画像P1は、例えばタッチパネル等により直接操作可能である。
これにより、撮影者が本体110の左側方から表示画面121に表示されている画像を確認できると共に、撮像装置100の設定を行うことができる。即ち、本体110の左側方にいる撮影者に適した第2の画像S2が表示画面121に表示される。なお、本実施形態では、表示部120が横姿勢の状態の時に、第1の画像S1のみが表示画面121に表示されてもよく、第1の画像S1と合わせて分割線やセーフティエリア等が表示されてもよい。
(適用例2)
表示部120が図12に示す初期姿勢の状態から、第2回動軸X2を中心に第2連結部132を90°回動させる。これにより、表示部120が初期姿勢から、図13に示す第1回動軸X1〜第3回動軸X3がそれぞれX軸、Y軸及びZ軸に平行な姿勢(以下、第1縦姿勢)に移行する。
表示部120が第1縦姿勢に移行すると、適用例1と同様の制御により、画像選択部150aが第1縦姿勢に適した選択画像Pを選択する。
例えば、画像選択部150aが選択画像Pとして設定画像P1を選択した場合は、図16に示すように、撮像光学系111が撮像した第1の画像S1と、設定画像P1が表示画面121に表示される。これにより、撮影者が撮像装置100のグリップベルトG2側(右側方)から表示画面121に表示されている画像を確認できると共に、撮像装置100の設定を行うことができる。また、表示画面121に第1の画像S1と設定画像P1が別々に表示されるため、第1の画像S1に設定画像P1を重畳するよりも、第1の画像S1を確認する上での視認性が向上する。
さらに、画像選択部150aが選択画像Pとしてフォーカスアシスト画像P2を選択した場合は、図17に示すように、第1の画像S1とフォーカスアシスト画像P2が所謂OSD(On Screen Display)画像として表示画面121に表示される。これにより、撮像装置100のグリップベルトG2側から第1の画像S1を確認しつつ、撮像光学系111のピント調整等を行うことができる。
特に、画像選択部150aが選択画像Pとして拡大画像P3(マグニファイヤー画像)を選択した場合は、図18に示すように第1の画像S1と拡大画像P3が表示画面121に表示され、撮像光学系111のピント調整がより容易となる。
加えて、画像選択部150aが選択画像Pとして録画画像P4を選択した場合は、図19に示すように、第1の画像S1と録画画像P4との二画面画像が表示画面121に表示される。これにより、撮像装置100のグリップベルトG2側から、第1の画像S1を録画画像P4と対比させつつ確認することができる。
(適用例3)
先ず、表示部120が図12に示す初期姿勢の状態から、第2回動軸X2を中心に第2連結部132を90°回動させる。次いで、第3回動軸X3を中心に表示部120を時計周りに90°回動させ、第1回動軸X1を中心に第1連結部131を反時計周りに所定角度回動させる。
これにより、図14に示すように、表示部120が初期姿勢から、表示画面121が光軸方向後方を向き、第2及び第3回動軸X2,X3がそれぞれY軸及びZ軸に平行な状態から撮像光学系111側へ所定角度傾斜している状態(以下、第2縦姿勢)に移行する。
表示部120が第2縦姿勢に移行すると、適用例1と同様の制御により、画像選択部150aが第2縦姿勢に適した選択画像Pを選択する。
例えば、画像選択部150aが選択画像Pとして録画画像P4を選択した場合は、図19に示すように、第1の画像S1と録画画像P4との二画面画像となる。これにより、撮像装置100の光軸方向後方側から、第1の画像S1を録画画像P4と対比させつつ確認することができる。
[撮像装置の作用]
近年、業務用カムコーダー等の撮像装置に搭載される撮像素子の大判化が進んでいる。大判化によるメリットは、例えば背景をぼかした映像が撮影できるようになり、映画のようなより表現性を重視した撮影が可能となる。
しかしながら、従来のハンディカムコーダー等の撮像装置は、撮像素子が小さく、主に全画面に焦点があう画像(パンフォーカス画像)を撮像するものであり、報道向けが主な用途であった。
一方、このような撮像装置は、撮像素子の大判化により、表現性を重視した撮影を行うためのものとして用いられる場面が増えてきている。また、最近では、映像の画素数がHD(High Definition)画質から4K画質へ発展し、より制作向けの用途が増える傾向にある。
ここで、上記のような撮像装置を用いて、映画等のような表現性を重視した映像を撮影する場合には、三脚据え置きが主な使用方法であり複数人で使用することが多く、撮影者が撮像装置本体の側面側(右側方又は左側方)に立つことが多い。
しかしながら、従来のカムコーダー等の撮像装置は、複数人で扱われることを想定しておらず、撮像装置の光軸方向後方にいる撮影者が表示部に表示されている画像を確認できれば十分であった。しかし、上記撮像装置を複数人で扱う場合、撮影者(カメラマン)や撮影アシスタント(アシスタントカメラマン)等は、大抵撮像装置本体の側面側にいるため、従来の撮像装置の表示部の可動域では、表示画面を確認しにくい。このため、撮像装置本体の側面側から表示画面を確認するために、液晶モニター等の付属品をさらに取り付ける必要があり、機材点数の増加とそれに伴うコストアップを招くことがあった。
このような問題を解決するために、本実施形態に係る撮像装置100は、図11に示すように、表示部120が相互に直交する3軸周りに回動可能に構成されており、表示部120の可動域がこれまでの撮像装置よりも格段に向上している。
これにより、撮影者は撮像装置100を光軸方向後方からだけではなく、あらゆる方向から表示画面121に表示されている画像を確認することができる。従って、上述したような機材点数の増加とコストアップが抑制される。
また、撮像装置100では、表示部120の姿勢変更に伴い、表示画面121に表示される画像が表示部120の各姿勢に適した画像に切換る。これにより、表示部120の姿勢を変更させるたびに表示画面121に表示される画像を変更するわずらわしさが解消され、より複数人で扱われることに適した構成となる。
このため、本実施形態に係る撮像装置100は、複数の撮影者が一つの撮像装置を用いてそれぞれ異なる作業を同時進行で行うことで、より表現性を重視した映像を撮像するものとして好適に用いられる。
<第2の実施形態>
図20は、本技術の第2の実施形態に係る撮像装置200の構成例を示す図であり、図21は、撮像装置200の構成例を示すブロック図である。以下、第1の実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、その詳細な説明は省略又は簡略化する。
本実施形態に係る撮像装置200は、本体110と、表示部120と、ヒンジ機構130とを有する点で第1の実施形態と共通するが、外部表示部210を有する点で第1の実施形態と異なる。
外部表示部210は、撮像装置100の外部出力端子115に有線により接続される。外部表示部210は、本体110の右側方側において連結部Jを介して本体110に接続されたLCDや有機パネル等である。本実施形態に係る外部表示部210は本体110に対して向きを変更可能であり、表示部210と同様にZ軸周りに回動可能に構成されている。これにより、外部表示部210は表示画面211を右側方、左側方、光軸方向前方及び光軸方向後方へ向けることができる。
外部表示部210は表示画面211を有し、表示画面211には操作部210aが設けられる。操作部210aは、表示画面211と一体的に構成されたタッチパネル等で構成される。撮影者は、操作部210aを操作することにより、例えば、表示画面121,211に表示される第1の画像S1のピント調整又は画質調整等の所望の処理を実行することができる。
また、外部表示部210は、図21に示すように、記録媒体210bを有する。記録媒体210bは、信号処理部113により所定の処理が施された第1の画像S1を記憶する。記録媒体210bは、例えば、メモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
[撮像装置の制御例]
次に、第1の実施形態で説明した適用例1〜3について、外部表示部210を用いた場合の制御例について説明する。
(適用例1)
第1の実施形態の適用例1では、表示部120が初期姿勢から横姿勢に移行すると、表示部120の表示画面121に第1の画像S1と設定画像P1が表示されるが(図15参照)、第2の実施形態の適用例1ではこれに加えて、外部表示部210の表示画面211にも第1の画像S1が表示される。
これにより、撮影者が本体110の左側方から表示画面121に表示されている第1の画像S1を確認できる共に、他の撮影者が操作部210aを操作することによって、第1の画像S1の画角調整やピント調整等を行うことができる。即ち、第1の画像S1の構図の確認とピント調整等を同時進行で行うことが可能となる。
(適用例2)
第1の実施形態の適用例2では、表示部120が初期姿勢から第1縦姿勢に移行すると、表示画面121に第1の画像S1と、設定画像P1、フォーカスアシスト画像P2、拡大画像P3又は録画画像P4等が表示されるが、第2の実施形態の適用例2ではこれに加えて、表示画面211にも第1の画像S1が表示される。
これにより、撮影者が表示画面211により第1の画像S1を確認できると共に、他の撮影者が表示画面121に表示された設定画像P1やフォーカスアシスト画像P2等を介して、第1の画像S1の画角調整やピント調整等を行うことができる。
さらに、第2の実施形態では、画像選択部150aが画像記録部114に記録された画像を選択するだけではなく、他の撮像装置300から外部入力端子116を介して入力された画像(以下、第3の画像)も選択画像Pとして選択可能に構成される。
画像選択部150aが、第3の画像を選択画像Pとして選択した場合は、第1縦姿勢の表示画面121に第1の画像S1と第3の画像からなる二画面画像が表示される(図19参照)。この際、本線使用画像に対してタリーランプ(図示略)が点灯する。これにより、第1の画像S1を第3の画像と対比させつつ確認することができ、複数の撮像装置を併用して被写体を撮像するシステムカメラ運用が実現可能となる。
(適用例3)
第1の実施形態の適用例3では、表示部120が初期姿勢から第2縦姿勢に移行すると、表示画面121に第1の画像S1と録画画像P4からなる二画面画像が表示されるが、第2の実施形態の適用例3では、表示画面211にも第1の画像S1が表示され、画像選択部150aが選択画像Pとして第3の画像を選択する。
これにより、撮影者が外部表示部210により第1の画像S1を確認できると共に、他の撮影者が表示画面121において第1の画像S1を第3の画像と対比させつつ確認することができる。即ち、第1の画像S1の構図の確認と、第1の画像S1と第3の画像の対比を同時進行で行うことが可能となる。
以上、本技術の実施形態について説明したが、本技術は上述の実施形態に限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、ヒンジ機構130の構成を説明する上で、各回動軸X1,X2,X3がそれぞれ、X軸、Y軸(光軸)、Z軸に平行な軸であることを前提に説明した。しかし、回動軸X1,X2,X3は、これに限られず、表示部120が相互に直交する3軸周りに回動可能であれば、他の回動軸を回動軸X1,X2,X3としてもよい。
図22は、本技術の変形例に係るヒンジ機構130の構成例を示す図である。上記実施形態では、第1連結部131における突出部131dが板状部131aの左側方側面131cのY軸方向中央に設けられるが、これに限られない。
例えば突出部131dは、板状部131aの左側方側面及び上方向主面131c,131dのY軸方向中央に設けられ、上方向主面131dと左側方側面131dcとが交わる板状部131aの角部付近から、図22に示すように上方向から左側方に所定角度傾斜する方向に突出する構成であってもよい。
また、上記実施形態では、本体110に支持される第1連結部131が板状部131aと突出部131bとから構成され、表示部120を支持する第2連結部132に開口部132aが設けられるが、ヒンジ機構130の構成はこれに限定されない。
例えばヒンジ機構130は、本体110に支持される第1連結部131に開口部が設けられ、第2連結部132が開口部に収容される突出部と、表示部120を支持する板状部からなる構成であってもよい。
さらに、上記実施形態のヒンジ機構130では、第1回動軸X1と第2回動軸X2が互いにねじれの位置となるように位置決めされているが、第2回動軸X2が第1回動軸X1に対して相対的に移動することによって、ねじれの位置が実現されてもよい。
加えて、上記実施形態では、表示部120の表示画面121の表示される第2の画像S2が二画面画像であるが、これに限られず、3分割以上に分割された画像であってもよい。
さらに、上記実施形態では、典型的には表示部120の姿勢が手動により変更されるが、これに限られず、例えば、撮影者を人感センサー等により感知し、これに伴い表示部120の姿勢が自動的に変更されてもよい。
加えて、上記実施形態では、撮像装置100の一例としてカムコーダーについて説明したが、本技術は、撮像装置本体と表示部が別体的に連結された撮像装置全般に適用可能である。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)
撮像光学系を有する本体と、
画像を表示する表示部と、
上記本体と上記表示部とを連結し、上記表示部を上記本体に対して、第1の軸、上記第1の軸と直交する第2の軸、上記第1及び第2の軸に直交する第3の軸周りに回動可能に支持するヒンジ機構と、
上記表示部の姿勢を検出する検出部と、
上記検出部の出力に基づき、上記表示部への画像の表示を制御する制御部と
を具備する撮像装置。
(2)
上記(1)に記載の撮像装置であって、
上記ヒンジ機構は、
上記第1の軸に平行な第1の回動軸と、
上記第1の軸に直交する第2の回動軸と、
上記第2の軸に直交する第3の回動軸と、
上記本体に上記第1の回動軸を介して支持された第1の連結部と、
上記第2の回動軸を介して上記第1の連結部に支持され、上記第3の回動軸を介して上記表示部を支持する第2の連結部と
を有する撮像装置。
(3)
上記(2)に記載の撮像装置であって、
上記第1の連結部は、上記本体に対して上記第1の回動軸周りに180°回動する
撮像装置。
(4)
上記(2)又は(3)に記載の撮像装置であって、
上記第2の回動軸は、上記第1の回動軸に対してねじれの位置にある
撮像装置。
(5)
上記(2)から(4)のいずれか1つに記載の撮像装置であって、
上記第2の連結部は、上記第1の連結部に対して上記第2の回動軸周りに270°回動する
撮像装置。
(6)
上記(2)から(5)のいずれか1つに記載の撮像装置であって、
上記表示部は、上記第2の連結部に対して、上記第3の回動軸周りに180°回動する
撮像装置。
(7)
上記(2)から(6)のいずれか1つに記載の撮像装置であって、
上記第1の連結部は、上記本体に上記撮像光学系の光軸方向に回動可能に支持され、
上記第2の連結部は、上記第1の連結部に上記光軸周りに回動可能に支持される
撮像装置。
(8)
上記(2)から(7)のいずれか1つに記載の撮像装置であって、
上記第1の連結部は、第1のトルク値以上のトルクにより上記第1の回動軸周りに回動し、
上記第2の連結部は、上記第1のトルク値より小さい第2のトルク値以上のトルクにより上記第2の回動軸周りに回動し、
上記表示部は、上記第2のトルク値より小さい第3のトルク値以上のトルクにより上記第3の回動軸周りに回動する
撮像装置。
(9)
上記(1)から(8)のいずれか1つに記載の撮像装置であって、
上記検出部は、上記ヒンジ機構に設けられる
撮像装置。
(10)
上記(1)から(9)のいずれか1つに記載の撮像装置であって、
上記制御部は、
上記検出部の出力に基づき、上記表示部の上記本体に対する相対的な姿勢を判定する姿勢判定部と、
上記姿勢判定部の判定結果に基づき、上記表示部に表示される画像を上記撮像光学系により撮像された第1の画像から、上記第1の画像とは異なる第2の画像に切換える画像切換部と
を有する撮像装置。
(11)
上記(10)に記載の撮像装置であって、
上記姿勢判定部は、上記第1の回動軸と、上記第2の回動軸と、上記第3の回動軸が、それぞれ、上記第1の軸と、上記第2の軸と、上記第3の軸に平行な状態を上記表示部の第1の縦姿勢として検出し、
上記画像切換部は、上記表示部が上記第1の縦姿勢の状態の時に、上記第1の画像から二画面画像に切換える
撮像装置。
(12)
上記(10)又は(11)に記載の撮像装置であって、
上記姿勢判定部は、上記第2の回動軸と上記第3の回動軸が、それぞれ、上記第2の軸と上記第3の軸に平行な状態から上記撮像光学系側へ所定角度傾斜している状態を上記表示部の第2の縦姿勢として検出し、
上記画像切換部は、上記表示部が上記第2の縦姿勢の状態の時に、上記第1の画像から二画面画像に切換える
撮像装置。
(13)
上記(1)から(12)のいずれか1つに記載の撮像装置であって、
上記撮像光学系により撮像された画像を操作可能な操作部を有し、上記画像を表示する外部表示部をさらに具備する
撮像装置。
100,200・・・撮像装置
110・・・本体
111・・・撮像光学系
120・・・表示部
120a,210a・・・操作部
130・・・ヒンジ機構
131・・・第1連結部
132・・・第2連結部
140・・・制御部
141・・・姿勢判定部
150・・・画像切換部
160・・・検出部
210・・・外部表示部
X1・・・第1回動軸
X2・・・第2回動軸
X3・・・第3回動軸

Claims (13)

  1. 撮像光学系を有する本体と、
    画像を表示する表示部と、
    前記本体と前記表示部とを連結し、前記表示部を前記本体に対して、第1の軸、前記第1の軸と直交する第2の軸、前記第1及び第2の軸に直交する第3の軸周りに回動可能に支持するヒンジ機構と、
    前記表示部の姿勢を検出する検出部と、
    前記検出部の出力に基づき、前記表示部への画像の表示を制御する制御部と
    を具備する撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記ヒンジ機構は、
    前記第1の軸に平行な第1の回動軸と、
    前記第1の軸に直交する第2の回動軸と、
    前記第2の軸に直交する第3の回動軸と、
    前記本体に前記第1の回動軸を介して支持された第1の連結部と、
    前記第2の回動軸を介して前記第1の連結部に支持され、前記第3の回動軸を介して前記表示部を支持する第2の連結部と
    を有する撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置であって、
    前記第1の連結部は、前記本体に対して前記第1の回動軸周りに180°回動する
    撮像装置。
  4. 請求項2に記載の撮像装置であって、
    前記第2の回動軸は、前記第1の回動軸に対してねじれの位置にある
    撮像装置。
  5. 請求項4に記載の撮像装置であって、
    前記第2の連結部は、前記第1の連結部に対して前記第2の回動軸周りに270°回動する
    撮像装置。
  6. 請求項2に記載の撮像装置であって、
    前記表示部は、前記第2の連結部に対して、前記第3の回動軸周りに180°回動する
    撮像装置。
  7. 請求項2に記載の撮像装置であって、
    前記第1の連結部は、前記本体に前記撮像光学系の光軸方向に回動可能に支持され、
    前記第2の連結部は、前記第1の連結部に前記光軸周りに回動可能に支持される
    撮像装置。
  8. 請求項2に記載の撮像装置であって、
    前記第1の連結部は、第1のトルク値以上のトルクにより前記第1の回動軸周りに回動し、
    前記第2の連結部は、前記第1のトルク値より小さい第2のトルク値以上のトルクにより前記第2の回動軸周りに回動し、
    前記表示部は、前記第2のトルク値より小さい第3のトルク値以上のトルクにより前記第3の回動軸周りに回動する
    撮像装置。
  9. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記検出部は、前記ヒンジ機構に設けられる
    撮像装置。
  10. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記制御部は、
    前記検出部の出力に基づき、前記表示部の前記本体に対する相対的な姿勢を判定する姿勢判定部と、
    前記姿勢判定部の判定結果に基づき、前記表示部に表示される画像を前記撮像光学系により撮像された第1の画像から、前記第1の画像とは異なる第2の画像に切換える画像切換部と
    を有する撮像装置。
  11. 請求項10に記載の撮像装置であって、
    前記姿勢判定部は、前記第1の回動軸と、前記第2の回動軸と、前記第3の回動軸が、それぞれ、前記第1の軸と、前記第2の軸と、前記第3の軸に平行な状態を前記表示部の第1の縦姿勢として検出し、
    前記画像切換部は、前記表示部が前記第1の縦姿勢の状態の時に、前記第1の画像から二画面画像に切換える
    撮像装置。
  12. 請求項10に記載の撮像装置であって、
    前記姿勢判定部は、前記第2の回動軸と、前記第3の回動軸が、それぞれ、前記第2の軸と、前記第3の軸に平行な状態から前記撮像光学系側へ所定角度傾斜している状態を前記表示部の第2の縦姿勢として検出し、
    前記画像切換部は、前記表示部が前記第2の縦姿勢の状態の時に、前記第1の画像から二画面画像に切換える
    撮像装置。
  13. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記撮像光学系により撮像された画像を操作可能な操作部を有し、前記画像を表示する外部表示部をさらに具備する
    撮像装置。
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