JPWO2018173520A1 - コンデンサ - Google Patents

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Abstract

フィルムコンデンサは、コンデンサ素子(100)と、一端部に前記コンデンサ素子(100)の後側端面電極(102)に接続される第1電極接続部(210)を有し、他端部に第1接続端子部(220)を有する第1バスバー(200)と、一端部にコンデンサ素子(100)の前側端面電極(101)に接続される第2電極接続部(310)を有し、他端部に第2接続端子部(320)を有する第2バスバー(300)とを備える。第1バスバー(200)は、第1接続端子部(220)よりも第1電極接続部(210)側の位置において分岐され、コンデンサ素子(100)の周面(103)に沿って前側端面電極(101)側へと延びる分岐部(240)を含み、第2バスバー(300)は、コンデンサ素子(100)の周面(103)に沿うとともに分岐部(240)の少なくとも一部と重なり合う重合部(340)を含む。

Description

本発明は、フィルムコンデンサ等のコンデンサに関する。
金属化フィルムを積層または巻回してなるコンデンサ素子の両端面にメタリコン電極を形成し、それぞれのメタリコン電極にバスバーを接続し、一対のバスバーの一部を、絶縁板を間に挟んで重ね合わせ、バスバーが有するインダンクタンス成分であるESL(等価直列インダクタンス)を低減させるようにしたケースモールド型コンデンサが、特許文献1に記載されている。
特開2010−251400号公報
特許文献1のケースモールド型コンデンサでは、一対のバスバーにおいて、互いに重ね合される重複部は、コンデンサ素子の周面側から、ケースが開口方向(上方)に立ち上がるように形成される。これにより、ケースモールド型コンデンサのサイズが、立ち上がった重複部の分、ケースの開口方向に大きくなり易かった。
これに対し、ケースモールド型コンデンサのサイズを抑えるために、重複部の長さを短くしてしまうと、ESLの低減効果が十分に確保できなくなる虞がある。
かかる課題に鑑み、本発明は、サイズ増加を抑制しつつ、ESLの低減効果を十分に確保でき得るコンデンサを提供することを目的とする。
本発明の主たる態様に係るコンデンサは、両端面に電極を有するコンデンサ素子と、一端部に前記コンデンサ素子の一方の電極に接続される第1の電極接続部を有し、他端部に外部端子へ接続可能な第1の接続端子部を有する第1のバスバーと、一端部に前記コンデンサ素子の他方の電極に接続される第2の電極接続部を有し、他端部に外部端子へ接続可能な第2の接続端子部を有する第2のバスバーと、を備える。ここで、前記第1のバスバーは、前記第1の接続端子部よりも前記第1の電極接続部側の位置において分岐され、前記コンデンサ素子の周面に沿って前記他方の電極側へと延びる分岐部を含み、前記第2のバスバーは、前記コンデンサ素子の周面に沿うとともに前記分岐部の少なくとも一部と重なり合う重合部を含む。
本発明によれば、サイズ増加を抑制しつつ、ESLの低減効果を十分に確保でき得るコンデンサを提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
図1は、実施の形態に係る、フィルムコンデンサの斜視図である。 図2は、実施の形態に係る、コンデンサユニットがケースに収容される前の状態を示す、フィルムコンデンサの分解斜視図である。 図3は、実施の形態に係る、コンデンサユニットの分解斜視図である。 図4は、実施の形態に係る、第1バスバーの分解斜視図である。 図5は、本実施の形態に係る、左から2つ目の第1接続端子部と左から2つ目の第2接続端子部との間の位置で前後方向に切断されたコンデンサユニットの側面断面図である。 図6(a)は、変更例1に係る、コンデンサユニットの模式的な底面図であり、図6(b)は、変更例1に係る、コンデンサユニットの模式的な側面図である。図6(c)は、変更例2に係る、コンデンサユニットの模式的な底面図であり、図6(d)は、変更例2に係る、コンデンサユニットの模式的な側面図である。
以下、本発明のコンデンサの一実施形態であるフィルムコンデンサ1について図面を参照して説明する。便宜上、各図には、適宜、前後、左右および上下の方向が付記されている。なお、図示の方向は、あくまでフィルムコンデンサ1の相対的な方向を示すものであり、絶対的な方向を示すものではない。
本実施の形態において、フィルムコンデンサ1が、特許請求の範囲に記載の「コンデンサ」に対応する。また、前側端面電極101が、特許請求の範囲に記載の「他方の電極」に対応し、後側端面電極102が、特許請求の範囲に記載の「一方の電極」に対応する。さらに、第1バスバー200が、特許請求の範囲に記載の「第1のバスバー」に対応する。さらに、第1電極接続部210が、特許請求の範囲に記載の「第1の電極接続部」に対応する。さらに、差込孔213が、特許請求の範囲に記載の「差込口部」に対応する。さらに、第1接続端子部220が、特許請求の範囲に記載の「第1の接続端子部」に対応する。さらに、差込片241が、特許請求の範囲に記載の「差込部」に対応する。さらに、第2バスバー300が、特許請求の範囲に記載の「第2のバスバー」に対応する。さらに、第2電極接続部310が、特許請求の範囲に記載の「第2の電極接続部」に対応する。さらに、第2接続端子部320が、特許請求の範囲に記載の「第2の接続端子部」に対応する。さらに、第1絶縁シート400が、特許請求の範囲に記載の「仕切部」に対応する。さらに、前端部401が、特許請求の範囲に記載の「第2の電極接続部側の端部」に対応する。
ただし、上記記載は、あくまで、特許請求の範囲の構成と実施形態の構成とを対応付けることを目的とするものであって、上記対応付けによって特許請求の範囲に記載の発明が実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る、フィルムコンデンサ1の斜視図である。図2は、本実施の形態に係る、コンデンサユニット10がケース20に収容される前の状態を示す、フィルムコンデンサ1の分解斜視図である。図3は、本実施の形態に係る、コンデンサユニット10の分解斜視図である。図4は、本実施の形態に係る、第1バスバー200の分解斜視図である。図5は、本実施の形態に係る、左から2つ目の第1接続端子部220と左から2つ目の第2接続端子部320との間の位置で前後方向に切断されたコンデンサユニット10の側面断面図である。
フィルムコンデンサ1は、コンデンサユニット10と、コンデンサユニット10が収容されるケース20と、ケース20に充填される充填樹脂30とを備える。ケース20は、左右方向に長いほぼ直方体の箱状を有し、上面が開口する。ケース20は、たとえば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の熱可塑性樹脂により形成される。充填樹脂30は、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂からなり、溶融状態でケース20内に注入され、ケース20が加熱されることにより硬化する。充填樹脂30は、コンデンサ素子(後述する)を含むコンデンサユニット10の大部分を覆い、これらを湿気や衝撃から保護する。
コンデンサユニット10は、4個のコンデンサ素子100と、第1バスバー200と、第2バスバー300と、第1絶縁シート400と、第2絶縁シート500と、第3絶縁シート600とを含む。
コンデンサ素子100は、誘電体フィルム上にアルミニウムを蒸着させた2枚の金属化フィルムを重ね、重ねた金属化フィルムを巻回または積層し、扁平状に押圧することにより形成される。コンデンサ素子100には、前側の端面に、亜鉛等の金属の吹付けにより前側端面電極101が形成され、後側の端面に、同じく亜鉛等の金属の吹付けにより後側端面電極102が形成される。
4個のコンデンサ素子100は、その周面103同士が隣り合うように一列に並べられ、この状態でケース20内に収容される。ケース20内に収容された状態において、各コンデンサ素子100は、前側端面電極101がケース20の前側面に対向し、後側端面電極102がケース20の後側面に対向する。
なお、本実施の形態のコンデンサ素子100は、誘電体フィルム上にアルミニウムを蒸着させた金属化フィルムにより形成されたが、これ以外にも、亜鉛、マグネシウム等の他の金属を蒸着させた金属化フィルムにより形成されてもよい。あるいは、コンデンサ素子100は、これらの金属のうち、複数の金属を蒸着させた金属化フィルムにより形成されてもよいし、これらの金属どうしの合金を蒸着させた金属化フィルムにより形成されてもよい。
第1バスバー200は、導電性材料、たとえば、銅板により形成され、第1電極接続部210と、3つの第1接続端子部220と、第1サイド接続端子部230と、分岐部240とを含む。図4に示すように、第1電極接続部210と3つの第1接続端子部220と第1サイド接続端子部230は、第1バスバー200の本体部200aに含まれる。本体部200aは、たとえば、一枚の銅板を適宜切り抜き、折り曲げることによって形成され、これら第1電極接続部210と第1接続端子部220と第1サイド接続端子部230とが一体となっている。分岐部240は、たとえば、銅板によって形成され、本体部200aとは別体であり、本体部200aと組み合わされる。
第1電極接続部210は、横長の長方形の板状を有し、コンデンサ素子100の後側端面電極102を覆う。第1電極接続部210には、各コンデンサ素子100の後側端面電極102に対応する位置に、長方形状の開口部211が形成される。各開口部211の周縁には、2つの電極ピン212が形成され、これら電極ピン212が半田付け等の接続方法によって後側端面電極102に電気的に接続される。
第1電極接続部210の上端部、即ち、第1電極接続部210に対して後側端面電極102に沿う方向の先に、3つの第1接続端子部220が設けられる。各第1接続端子部220は、縦長の長方形の板状を有し、互いに所定の間隔を置いて左右方向、即ち、4つのコンデンサ素子100の配列方向(ケース20の長手方向)に並ぶ。各第1接続端子部220は、その上部が僅かに前側に張り出すよう、その下部が折り曲げられている。各第1接続端子部220には、表裏を貫通する円形の取付穴221が形成される。この取付穴221を用いたねじ止めにより、各第1接続端子部220に外部端子(図示せず)が接続される。
第1サイド接続端子部230は、第1電極接続部210の右端部の上部から右方向に張り出すように設けられる。第1サイド接続端子部230には、先端部231に、表裏を貫通する円形の取付穴232が形成される。この取付穴232を用いたねじ止めにより、第1サイド接続端子部230の先端部231に外部端子(図示せず)が接続される。
分岐部240は、横長の長方形の板状を有する。分岐部240の前後の寸法D1は、コンデンサ素子100の両端面間の寸法D3より僅かに小さくされ、分岐部240の左右の寸法D2は、第1電極接続部210の左右の寸法D4とほぼ等しくされる。 図5に示すように、分岐部240は、第1電極接続部210の上端部の位置から分岐し、コンデンサ素子100の上側の周面103に沿って前側端面電極101の近傍の位置まで延びる。第1電極接続部210の上端部の位置は、第1バスバー200における、第1接続端子部220よりも第1電極接続部210側であってコンデンサ素子100の後側端面電極102の外側の位置(上側位置)である。
図4に示すように、分岐部240には、後端部に複数の差込片241が形成される。一方、本体部200aには、第1電極接続部210の上端部の位置に、各差込片241に対応する差込孔213が形成される。差込片241が差込孔213に差し込まれることにより、分岐部240が本体部200aに固定される。さらに、差込片241と差込孔213とに半田付け行われ、これら両者が半田にて接合される。なお、差込片241と差込孔213とは、半田以外の接合剤によって接合されてもよい。あるいは、差込片241と差込孔213とに溶接が施されてもよい。
第2バスバー300は、導電性材料、たとえば、銅板により形成され、第2電極接続部310と、3つの第2接続端子部320と、第2サイド接続端子部330と、重合部340とを含む。第2バスバー300は、たとえば、一枚の銅板を適宜切り抜き、折り曲げることによって形成され、これら第2電極接続部310と、3つの第2接続端子部320と、第2サイド接続端子部330と、重合部340とが一体となっている。
第2電極接続部310は、横長の長方形の板状を有し、コンデンサ素子100の前側端面電極101を覆う。第2電極接続部310には、各コンデンサ素子100の前側端面電極101に対応する位置に、長方形状の開口部311が形成される。各開口部311の周縁には、2つの電極ピン312が形成され、これら電極ピン312が半田付け等の接続方法によって前側端面電極101に電気的に接続される。
重合部340は、第2電極接続部310の上端部から続くようにして分岐部240の外側(上側)をコンデンサ素子100の周面103に沿って第1接続端子部220の近傍の位置まで延びる(図5参照)。重合部340の左右の寸法D5は、分岐部240の左右の寸法D2よりも僅かに大きくされる。分岐部240は、そのほぼ全体が重合部340と上下方向に重なり合う。
重合部340の先端部(後端部)に、重合部340から立ち上がるようにして3つの第2接続端子部320が設けられる。各第2接続端子部320は、縦長の長方形の板状を有する。各第2接続端子部320は、各第1接続端子部220の右隣に並ぶ。各第2接続端子部320には、表裏を貫通する円形の取付穴321が形成される。この取付穴321を用いたねじ止めにより、各第2接続端子部320に外部端子(図示せず)が接続される。
第2サイド接続端子部330は、右端の第2接続端子部320から右方向に張り出すように設けられる。第2サイド接続端子部330には、先端部331に、表裏を貫通する円形の取付穴332が形成される。この取付穴332を用いたねじ止めにより、第2サイド接続端子部330の先端部331に外部端子(図示せず)が接続される。第2サイド接続端子部330の先端部331は、第1サイド接続端子部230の先端部231の右隣に並ぶ。
第1絶縁シート400、第2絶縁シート500および第3絶縁シート600は、絶縁紙やアクリル、シリコン等の絶縁性を有する樹脂材料により形成される。
第1絶縁シート400は、横長の長方形状を有し、第1バスバー200の分岐部240と第2バスバー300の重合部340との間に介在される。第1絶縁シート400の左右の寸法D6は、分岐部240の左右の寸法D2よりも大きくされる。また、第1絶縁シート400の第2電極接続部310側の端部である前端部401は、下向きに折り曲げられ、分岐部240の先端部と第2電極接続部310との間に介在されるように第2電極接続部310に沿って下方に延ばされている。さらに、第1絶縁シート400の第1電極接続部210側の端部である後端部402は、上向きに折り曲げられ、第2接続端子部320の根元部と第1電極接続部210の上端部との間に介在されるように、第1電極接続部210に沿って上方に延ばされている(図5参照)。
第2絶縁シート500は、横長の長方形状を有し、第1バスバー200の分岐部240と各コンデンサ素子100の上側の周面103との間に介在される。第3絶縁シート600は、やや横長の長方形状を有し、第1サイド接続端子部230と第2サイド接続端子部330とが重なる領域において、これらの間に介在される。
さて、フィルムコンデンサ1は、たとえば、自動車等のインバータ回路に組み込まれる。インバータ回路のパワーモジュールがスイッチング動作を行った場合、フィルムコンデンサ1に印加される交流電圧にMHz以上の高周波成分が重畳し得る。フィルムコンデンサ1では、このような高周波成分に対しては、コンデンサ素子100のインピーダンスよりも第1バスバー200の分岐部240と第2バスバー300の重合部340との間のインピーダンスが低くなる。このため、図5の矢印に示すように、分岐部240と重合部340との間に電流が流れて、インダクタンスの相殺が生じる。これにより、フィルムコンデンサ1でのESL(等価直列インダクタンス)が低減される。
フィルムコンデンサ1側でのESLの低減により、インバータ回路のパワーモジュールとフィルムコンデンサ1とで形成される閉回路の総合インダクタンスが低減されるので、パワーモジュールがスイッチング動作を行ったときのサージ電圧が抑制され、パワーモジュール等の破損が防止される。
<実施の形態の効果>
以上、本実施の形態によれば、以下の効果が奏される。
第1バスバー200および第2バスバー300に、互いに重ね合される分岐部240および重合部340が設けられることにより、フィルムコンデンサ1でのESLを低減することができる。
しかも、分岐部240および重合部340が、コンデンサ素子100の周面103に沿って延び、上下方向(ケース20の開口方向)に重なっているので、分岐部240および重合部340が周面103側から立ち上がるような構成と異なり、フィルムコンデンサ1のサイズの増加が抑制される。
また、第1バスバー200は、第1電極接続部210に対して後側端面電極102に沿う方向の先に第1接続端子部220が設けられ、第1接続端子部220よりも第1電極接続部210側の後側端面電極102の外側位置から分岐部240が分岐する構成とされているので、分岐部240を、後側端面電極102の近傍位置から前側端面電極101側に向けて長く延ばすことができる。一方、第2バスバー300は、重合部340が、第2電極接続部310から続くようにして分岐部240の外側をコンデンサ素子100の周面103に沿って第1接続端子部220側へと延び、重合部340の先端部に第2接続端子部320が、第1接続端子部220の隣に並ぶように設けられる構成とされているので、重合部340を、前側端面電極101の近傍位置から後側端面電極102側に向けて長く延ばすことができる。これにより、分岐部240と重合部340との重なり部分を長くすることができるので、ESLの低減効果を高めることができる。
さらに、分岐部240と重合部340との間に介在される第1絶縁シート400は、その前端部401が、分岐部240の先端部と第2電極接続部310との間に介在されるように第2電極接続部310に沿って延ばされる構成とされており、前端部401の介在によって、分岐部240の先端部を第2電極接続部310に近づけてもこれらの間の沿面距離を十分に保つことが可能となる。これにより、分岐部240を長くできるので、分岐部240と重合部340との重なり部分を長くでき、ESLの低減効果を高めることができる。
さらに、第1バスバー200は、差込片241を差込孔213に差し込むことにより、本体部200aと分岐部240とを容易に組み合わせることができる。しかも、差込片241と差込孔213とに接合剤による接合または溶接が施されるので、本体部200aと分岐部240とを電気的に強固に接続できる。これにより、分岐部240と重合部340との間に電流が流れるときに本体部200aと分岐部240との間で円滑に電流が流れるので、ESLを良好に低減させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、また、本発明の適用例も、上記実施の形態の他に、種々の変更が可能である。
<変更例1>
図6(a)は、変更例1に係る、コンデンサユニット10の模式的な底面図であり、図6(b)は、変更例1に係る、コンデンサユニット10の模式的な側面図である。
本変更例において、第1左延設部250および第1右延設部260が、特許請求の範囲に記載の「第1の覆い部」に対応する。また、第2左延設部350および第2右延設部360が、特許請求の範囲に記載の「第2の覆い部」に対応する。
本変更例では、第1バスバー200において、左端のコンデンサ素子100の左側の周面103を覆うように、第1電極接続部210の左端部から第1左延設部250が延設されるとともに、右端のコンデンサ素子100の右側の周面103を覆うように、第1電極接続部210の右端部から第1右延設部260が延設される。一方、第2バスバー300において、第1左延設部250の外側から左端のコンデンサ素子100の左側の周面103を覆うように、第2電極接続部310の左端部から第2左延設部350が延設されるとともに、第1右延設部260の外側から右端のコンデンサ素子100の右側の周面103を覆うように、第2電極接続部310の右端部から第2右延設部360が延設される。第1左延設部250、第1右延設部260、第2左延設部350および第2右延設部360は、縦長の長方形の板状を有する。
第1左延設部250と第2左延設部350との間に第4左絶縁シート710が介在され、第1左延設部250とコンデンサ素子100の周面103との間に第5左絶縁シート810が介在される。同様に、第1右延設部260と第2右延設部360との間に第4右絶縁シート720が介在され、第1右延設部260とコンデンサ素子100の周面103との間に第5右絶縁シート820が介在される。第4左絶縁シート710、第4右絶縁シート720、第5左絶縁シート810および第5右絶縁シート820は、絶縁紙やアクリル、シリコン等の絶縁性を有する樹脂材料により形成される。
第1左延設部250と第2左延設部350とは、互いに重なり合い、第1右延設部260と第2右延設部360とは、互いに重なり合う。これにより、分岐部240と重合部340との構成と同様、フィルムコンデンサ1でのELSを低減する効果が期待される。
なお、第1左延設部250および第1右延設部260が、分岐部240の左端部および右端部から延設されてもよく、第2左延設部350および第2右延設部360が、重合部340の左端部および右端部から延設されてもよい。また、第1左延設部250と第2左延設部350との構成および第1右延設部260と第2右延設部360との構成のうち一方のみが設けられてもよい。さらに、第1左延設部250および第1右延設部260が、第2左延設部350および第2右延設部360の外側に設けられる構成が採られてもよい。
<変更例2>
図6(c)は、変更例2に係る、コンデンサユニット10の模式的な底面図であり、図6(d)は、変更例2に係る、コンデンサユニット10の模式的な側面図である。
本変更例において、第1下延設部270が、特許請求の範囲に記載の「第1の覆い部」に対応する。また、第2下延設部370が、特許請求の範囲に記載の「第2の覆い部」に対応する。
本変更例では、第1バスバー200において、各コンデンサ素子100の下側の周面103を覆うように、第1電極接続部210の下端部から第1下延設部270が延設される。一方、第2バスバー300において、第1下延設部270の外側からコンデンサ素子100の下側の周面103を覆うように、第2電極接続部310の下端部から第2下延設部370が延設される。第1下延設部270および第2下延設部370は、横長の長方形の板状を有する。
第1下延設部270と第2下延設部370との間に第4下絶縁シート730が介在され、第1下延設部270とコンデンサ素子100の周面103との間に第5下絶縁シート830が介在される。第4下絶縁シート730および第5下絶縁シート830は、絶縁紙やアクリル、シリコン等の絶縁性を有する樹脂材料により形成される。
第1下延設部270と第2下延設部370とは、互いに重なり合う。これにより、分岐部240と重合部340との構成と同様、フィルムコンデンサ1でのELSを低減する効果が期待される。
なお、第1下延設部270が、第2下延設部370の外側に設けられる構成が採られてもよい。また、上記の構成に、変更例1の第1左延設部250と第2左延設部350との構成および第1右延設部260と第2右延設部360との構成のうち、少なくとも一方の構成が組み合わされてもよい。
<その他の変更例>
上記実施の形態では、第1バスバー200において、分岐部240の前後方向の長さを長くするため、第1接続端子部220が、第1電極接続部210の真上位置(後側端面電極102とほぼ面一となる位置)に設けられた。しかしながら、分岐部240がELSの低減効果を十分に確保できる長さを取ることができるのであれば、第1接続端子部220が、上記実施の形態よりもコンデンサ素子100の内側に入り込むような位置に設けられてもよい。
また、上記実施の形態では、第2バスバー300において、第2接続端子部320が、第1バスバー200の第1接続端子部220の隣に並ぶ位置に設けられた。しかしながら、第2接続端子部320が、その他の位置に設けられてもよい。
さらに、フィルムコンデンサ1に含まれるコンデンサ素子100の個数は、上記実施の形態のものに限られず、必要な静電容量などに応じて、適宜、変更できる。すなわち、上記実施の形態では、4個のコンデンサ素子100が用いられたが、これに限られることなく、1個の場合も含め、その他の個数のコンデンサ素子100が用いられてもよい。
さらに、上記実施の形態では、コンデンサ素子100は、誘電体フィルム上にアルミニウムを蒸着させた2枚の金属化フィルムを重ね、重ねた金属化フィルムを巻回または積層することで形成されたものであるが、これ以外にも、誘電体フィルムの両面にアルミニウムを蒸着させた金属化フィルムと絶縁フィルムとを重ね、これを巻回または積層することによりコンデンサ素子100を形成してもよい。
さらに、上記実施の形態では、コンデンサユニット10が収容されたケース20に充填樹脂30が充填される、いわゆるケースモールドタイプのフィルムコンデンサ1に本発明が適用される例が示された。しかしながら、本発明が、コンデンサユニットがケースには収容されずに外装樹脂で覆われる、いわゆるケースレスタイプのフィルムコンデンサに適用されてもよい。
さらに、上記実施の形態では、本発明のコンデンサの一例として、フィルムコンデンサ1が挙げられた。しかしながら、本発明は、フィルムコンデンサ1以外のコンデンサに適用することもできる。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
なお、上記実施の形態の説明において「上方」「下方」等の方向を示す用語は、構成部材の相対的な位置関係にのみ依存する相対的な方向を示すものであり、鉛直方向、水平方向等の絶対的な方向を示すものではない。
本発明は、各種電子機器、電気機器、産業機器、車両の電装等に使用されるコンデンサに有用である。
1 フィルムコンデンサ(コンデンサ)
100 コンデンサ素子
101 前側端面電極(他方の電極)
102 後側端面電極(一方の電極)
103 周面
200 第1バスバー(第1のバスバー)
200a 本体部
210 第1電極接続部(第1の電極接続部)
213 差込孔(差込口部)
220 第1接続端子部(第1の接続端子部)
240 分岐部
241 差込片(差込部)
250 第1左延設部(第1の覆い部)
260 第1右延設部(第1の覆い部)
270 第1下延設部(第1の覆い部)
300 第2バスバー(第2のバスバー)
310 第2電極接続部(第2の電極接続部)
320 第2接続端子部(第2の接続端子部)
340 重合部
350 第2左延設部(第2の覆い部)
360 第2右延設部(第2の覆い部)
370 第2下延設部(第2の覆い部)
400 第1絶縁シート(仕切部)
401 前端部(第2の電極接続部側の端部)
本発明の主たる態様に係るコンデンサは、コンデンサ素子と、第1のバスバーと、第2のバスバーと、を備える。コンデンサ素子は、互いに対向する第1端面と第2端面と、前記第1端面と前記第2端面の間を繋ぐ周面を有する。また、コンデンサ素子は、前記第1端面に配置された第1の電極と前記第2端面に配置された第2の電極を有する。第1のバスバーは、一端部に前記コンデンサ素子の第1の電極に接続される第1の電極接続部を有し、他端部に外部端子へ接続可能な第1の接続端子部を有する。第2のバスバーは、一端部に前記コンデンサ素子の第2の電極に接続される第2の電極接続部を有し、他端部に外部端子へ接続可能な第2の接続端子部を有する。ここで、前記第1のバスバーは、前記第1の接続端子部よりも前記第1の電極接続部に近い位置から分岐、前記コンデンサ素子の前記周面に沿って前記第2の電極側へ向かって延びる分岐部を含む。前記第2のバスバーは、前記コンデンサ素子の前記周面に沿うとともに前記分岐部の少なくとも一部と重なり合う重合部を含む。
本実施の形態において、フィルムコンデンサ1が、特許請求の範囲に記載の「コンデンサ」に対応する。また、前側端面電極101が、特許請求の範囲に記載の「第2の電極」に対応し、後側端面電極102が、特許請求の範囲に記載の「第1の電極」に対応する。さらに、第1バスバー200が、特許請求の範囲に記載の「第1のバスバー」に対応する。さらに、第1電極接続部210が、特許請求の範囲に記載の「第1の電極接続部」に対応する。さらに、差込孔213が、特許請求の範囲に記載の「差込口部」に対応する。さらに、第1接続端子部220が、特許請求の範囲に記載の「第1の接続端子部」に対応する。さらに、差込片241が、特許請求の範囲に記載の「差込部」に対応する。さらに、第2バスバー300が、特許請求の範囲に記載の「第2のバスバー」に対応する。さらに、第2電極接続部310が、特許請求の範囲に記載の「第2の電極接続部」に対応する。さらに、第2接続端子部320が、特許請求の範囲に記載の「第2の接続端子部」に対応する。さらに、第1絶縁シート400が、特許請求の範囲に記載の「仕切部」に対応する。さらに、前端部401が、特許請求の範囲に記載の「仕切部の端部」に対応する。
第1電極接続部210の上端部、即ち、第1電極接続部210に対して後側端面電極102の主面に沿う方向の延長線上に、3つの第1接続端子部220が設けられる。各第1接続端子部220は、縦長の長方形の板状を有し、互いに所定の間隔を置いて左右方向、即ち、4つのコンデンサ素子100の配列方向(ケース20の長手方向)に並ぶ。各第1接続端子部220は、その上部が僅かに前側に張り出すよう、その下部が折り曲げられている。各第1接続端子部220には、表裏を貫通する円形の取付穴221が形成される。この取付穴221を用いたねじ止めにより、各第1接続端子部220に外部端子(図示せず)が接続される。
第1左延設部250と第2左延設部350とは、互いに重なり合い、第1右延設部260と第2右延設部360とは、互いに重なり合う。これにより、分岐部240と重合部340との構成と同様、フィルムコンデンサ1でのESLを低減する効果が期待される。
第1下延設部270と第2下延設部370とは、互いに重なり合う。これにより、分岐部240と重合部340との構成と同様、フィルムコンデンサ1でのESLを低減する効果が期待される。
<その他の変更例>
上記実施の形態では、第1バスバー200において、分岐部240の前後方向の長さを長くするため、第1接続端子部220が、第1電極接続部210の真上位置(後側端面電極102とほぼ面一となる位置)に設けられた。しかしながら、分岐部240がESLの低減効果を十分に確保できる長さを取ることができるのであれば、第1接続端子部220が、上記実施の形態よりもコンデンサ素子100の内側に入り込むような位置に設けられてもよい。

Claims (5)

  1. 両端面に電極を有するコンデンサ素子と、
    一端部に前記コンデンサ素子の一方の電極に接続される第1の電極接続部を有し、他端部に外部端子へ接続可能な第1の接続端子部を有する第1のバスバーと、
    一端部に前記コンデンサ素子の他方の電極に接続される第2の電極接続部を有し、他端部に外部端子へ接続可能な第2の接続端子部を有する第2のバスバーと、を備え、
    前記第1のバスバーは、前記第1の接続端子部よりも前記第1の電極接続部側の位置において分岐され、前記コンデンサ素子の周面に沿って前記他方の電極側へと延びる分岐部を含み、
    前記第2のバスバーは、前記コンデンサ素子の周面に沿うとともに前記分岐部の少なくとも一部と重なり合う重合部を含む、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  2. 請求項1に記載のコンデンサにおいて、
    前記第1のバスバーは、前記第1の電極接続部に対して前記一方の電極に沿う方向の先に前記第1の接続端子部が設けられ、前記第1の接続端子部よりも前記第1の電極接続部側の前記一方の電極の外側位置から前記分岐部が分岐する構成とされ、
    前記第2のバスバーは、前記重合部が、前記第2の電極接続部から続くようにして前記分岐部の外側を前記コンデンサ素子の周面に沿って前記第1の接続端子部側へと延び、前記重合部の先端部に前記第2の接続端子部が、前記第1の接続端子部の隣に並ぶように設けられる構成とされる、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  3. 請求項1または2に記載のコンデンサにおいて、
    前記分岐部と前記重合部との間に介在された絶縁性の仕切部をさらに備え、
    前記仕切部の前記第2の電極接続部側の端部は、前記分岐部の先端部と前記第2の電極接続部との間に介在されるように、前記第2の電極接続部に沿って延ばされる、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載のコンデンサにおいて、
    第1のバスバーは、前記第1の電極接続部と前記第1の接続端子部とを含む本体部を含み、
    前記分岐部は、前記本体部とは別体に形成され、
    前記分岐部に設けられた差込部が前記本体部に設けられた差込口部に差し込まれることにより、前記分岐部が前記本体部に固定され、
    前記差込部と前記差込口部とに接合剤による接合または溶接が施される、
    ことを特徴とするコンデンサ。
  5. 請求項1ないし4の何れか一項に記載のコンデンサにおいて、
    前記第1のバスバーおよび前記第2のバスバーは、それぞれ、前記コンデンサ素子の周面における、前記分岐部と前記重合部とに覆われる領域以外の所定の領域を覆うように設けられる第1の覆い部および第2の覆い部を含み、
    前記第1の覆い部と前記第2の覆い部とが互いに重なり合う、
    ことを特徴とするコンデンサ。
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