JPWO2018167813A1 - タッチパッド操作検出装置およびタッチパッド操作検出方法 - Google Patents

タッチパッド操作検出装置およびタッチパッド操作検出方法 Download PDF

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Abstract

タッチパッド操作検出装置(10)は、タッチパッド(20)に対するユーザのタッチ位置を検出するタッチ位置検出部(12)と、タッチパッド(20)に対するユーザの押下操作を検出する押下検出部(11)と、以下の速度算出部(13)、加速度算出部(14)、判断部(15)および制御部(16)とを備える。速度算出部(13)は、タッチパッド(20)に対するユーザのタッチ位置の移動の速度を算出する。加速度算出部(14)は、当該タッチ位置の移動の加速度を算出する。判断部(15)は、当該タッチ位置の移動の速度および加速度に基づいて、タッチパッド(20)の押下操作を有効にするか無効にするかを判断する。制御部(16)は、判断部(15)が押下操作を無効にすると判断している間、タッチパッド(20)に対して行われる押下操作を無効化する。

Description

本発明は、押下操作が可能なタッチパッドの操作検出装置および操作検出方法に関するものである。
電子機器の操作入力装置として、ユーザの指などの指示体によるタッチ操作を入力可能なタッチパッドが普及している。また、タッチパッドとしては、タッチ操作だけでなく、タッチパッドの表面を指示体で押下して行う押下操作を入力可能なものもある。
例えば、下記の特許文献1では、押下操作を入力可能なタッチパッドにおいて、ユーザのタッチ位置の移動速度が一定値を超えた状態では、ユーザに押下操作を行う意思はないとみなして、押下操作を検出しないようにする技術が開示されている。この技術によれば、ユーザの意思に反した押下操作が検出されることによる誤操作を防止できる。
特表2007−512619号公報
特許文献1では、ユーザのタッチ位置の移動速度のみに基づいて、ユーザに押下操作を行う意思があるか否かを判断している。しかし、タッチ位置の移動速度は、操作の内容やユーザの好みによっても変わるため、移動速度のみでは適切な判断が困難な場合も考えられる。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、ユーザの意思に反した押下操作を無効化することで誤操作を防止しつつ、ユーザが押下操作を行う可能性が高くなると押下操作の無効化が解除されやすくなるタッチパッド操作検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係るタッチパッド操作検出装置は、タッチパッドに対するユーザのタッチ位置を検出するタッチ位置検出部と、タッチパッドに対するユーザの押下操作を検出する押下検出部と、タッチ位置の移動の速度を算出する速度算出部と、タッチ位置の移動の加速度を算出する加速度算出部と、タッチ位置の移動の速度および加速度に基づいて、押下操作を有効にするか無効にするかを判断する判断部と、判断部が押下操作を無効にすると判断している間、タッチパッドに対して行われる押下操作を無効化する制御部と、を備える。
本発明によれば、ユーザによるタッチ位置の移動の速度だけでなく加速度も考慮して、ユーザに押下操作を行う意思があるか否かの判断が行われる。そのため、ユーザの意思に反した押下操作が検出されることを防止できるとともに、ユーザが押下操作を行うためにタッチ操作の移動速度を下げたときに押下操作の無効化が解除されやすい状態にすることができる。
本発明の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1に係るタッチパッド操作検出装置の構成を示す機能ブロック図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドのスライド操作の速度変化の一般的な例を示す図である。 タッチパッド操作検出装置の動作を示すフローチャートである。 タッチ位置の移動速度および移動加速度ならびに移動速度の閾値の変化の例を示す図である。 タッチ位置の移動速度および移動加速度ならびに移動速度の閾値の変化の例を示す図である。 タッチ位置の移動速度および移動加速度ならびに移動速度の閾値の変化の例を示す図である。 タッチ位置の移動速度および移動加速度ならびに移動速度の閾値の変化の例を示す図である。 タッチ位置の移動速度および移動加速度ならびに移動速度の閾値の変化の例を示す図である。 タッチパッド操作検出装置のハードウェア構成の例を示す図である。 タッチパッド操作検出装置のハードウェア構成の例を示す図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 タッチパッドを用いた操作の例を説明するための図である。 実施の形態2に係るタッチパッド操作検出装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態3に係るタッチパッド操作検出装置の構成を示す機能ブロック図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係るタッチパッド操作検出装置10の構成を示す機能ブロック図である。このタッチパッド操作検出装置10は、タッチパッド20に対するユーザの操作を検出し、その操作内容を特定するための情報、具体的にはタッチパッド20に対するユーザのタッチ位置(座標)および押下操作の有無を示す情報を、操作の対象となる装置30(以下「操作対象装置30」という)に伝達するものである。
タッチパッド20を用いた押下操作の検出方式としては、ユーザの指などの指示体からタッチパッド20に加わる圧力を検出する圧力検出方式、タッチパッド20と指示体との間に形成される静電容量を検出する静電容量検出方式、指示体からの力によるタッチパッド20の変位を検出する機械式などがある。実施の形態1では、押下操作の検出方式が機械式のタッチパッド20が用いられるものとする。また、タッチパッド20には、当該タッチパッド20の位置を固定することで、押下操作の入力を不可能にすることができるロック機構21が設けられているものとする。
操作対象装置30はどのような電子機器でもよいが、例えばナビゲーション装置、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ(PC)などが代表的なものとして想定される。また、操作対象装置30は、タッチパッド20を用いた操作に対応した操作画面を表示する表示装置31が接続されている。操作対象装置30が携帯型の機器の場合、図1に示される全ての要素が1つの筐体に収められて一体的な構成になることもある。また、スマートフォンやタブレット端末などでは、タッチパッド20が表示装置31の画面上に配置され、タッチパッド20と表示装置31とで1つタッチパネルを構成することもある。
図1に示すように、タッチパッド操作検出装置10は、押下検出部11、タッチ位置検出部12、速度算出部13、加速度算出部14、判断部15および制御部16を備えている。
押下検出部11は、タッチパッド20に対する押下操作の有無を検出し、その検出結果を操作対象装置30へ伝達する。タッチ位置検出部12は、タッチパッド20に対するユーザのタッチ位置を検出し、そのタッチ位置を示す座標の情報を操作対象装置30へ伝達する。
速度算出部13は、タッチ位置検出部12が検出したタッチ位置の変化から、タッチ位置が移動する速度(以下「移動速度」という)を算出する。加速度算出部14は、タッチ位置検出部12が算出したタッチ位置の移動速度から、タッチ位置の移動の加速度(以下「移動加速度」という)を算出する。判断部15は、速度算出部13が算出したタッチ位置の移動速度と、加速度算出部14が算出したタッチ位置の移動加速度に基づいて、タッチパッド20に対する押下操作を有効にするか無効にするかを判断する。制御部16は、判断部15が押下操作を無効にすると判断している間、タッチパッド20に対して行われる押下操作を無効化する。本実施の形態では、制御部16は、ロック機構21をオンにすることでタッチパッド20の押下操作を無効化し、ロック機構21をオフにすることでタッチパッド20の押下操作を有効化する。
次に、判断部15の動作の詳細を説明する。判断部15の基本的な動作は、タッチ位置の移動速度が予め定められた閾値よりも小さいときは押下操作を有効化すると判断し、タッチ位置の移動速度が当該閾値以上のときは押下操作を無効化すると判断する、というものである。ただし、判断部15は、タッチ位置の移動速度および移動加速度に基づいて、上記の閾値の高さを変化させる機能を有している。
例えば、表示装置31に図2のような操作画面が表示され、ユーザがタッチパッド20を用いてポインタ100を操作して、アイコンAを位置P1から位置P2へと移動させる例を考える。この場合、まずユーザは、タッチパッド20上で指を滑らせる操作(以下「スライド操作」という)によってポインタ100を移動させて、ポインタ100をアイコンAの位置に合わせる。その状態で、図3のようにユーザがタッチパッド20の押下操作を行うと、アイコンAが移動の対象として選択される。その後、ユーザが、スライド操作でポインタ100を動かすと、それに伴って図4のようにアイコンAが移動する。そして、図5のように、ユーザがスライド操作でアイコンAを位置P2まで移動させてから、タッチパッド20の押下操作を行うと、アイコンAの位置P2への移動が完了する。
ここで、アイコンAを移動させるスライド操作に注目する。このスライド操作の速度すなわちユーザのタッチ位置の移動速度は、図6に示すように、スライド操作の開始直後に加速し、スライド操作の終了直前で減速するのが通常である。このことから、タッチ位置の移動加速度が正になった後はユーザがタッチパッド20の押下操作を行う可能性は低く、タッチ位置の移動加速度が負になった後はユーザがタッチパッド20の押下操作を行う可能性は高いと言える。
そこで、判断部15は、タッチ位置の移動速度が閾値以上になってタッチパッド20の押下操作を無効化した後に、タッチ位置の移動の加速度が負の値となると、ユーザが押下操作を行う可能性が高まったと判断し、当該閾値を高くして、押下操作の無効化が解除されやすい状態にする。
ただし、本実施の形態では、タッチ位置の移動加速度が一旦負の値となっても、その後、正の値になった場合には、判断部15は、ユーザが押下操作を行う可能性が低くなったと判断し、閾値を元の値(閾値を高くする前の値)に戻すものとする。また、判断部15は、閾値を高くした後に、タッチ位置の移動速度が閾値の元の値よりも低くなった場合、閾値を高くしたままではユーザの意思に反した押下操作が検出されやすくなるため、閾値を元の値に戻すものとする。
図7は、タッチパッド操作検出装置10の動作を示すフローチャートである。以下、図7を参照しつつ、タッチパッド操作検出装置10の動作を説明する。
先に述べたように、タッチパッド操作検出装置10の判断部15は、タッチパッド20の押下操作を有効にするか無効にするかの判断基準となるタッチ位置の移動速度の閾値を変化させる。ここでは、判断部15が、当該閾値を第1の値と第2の値とに切り替えるものとし、第2の値は第1の値よりも大きいものとする。ただし、判断部15は、当該閾値を多段階的または連続的に上下させてもよい。
タッチパッド操作検出装置10が動作を開始すると、まず判断部15は、タッチ位置の移動速度の閾値を初期化する(ステップS1)。初期化により閾値は第1の値に設定される。
次に、タッチ位置検出部12がタッチパッド20に対するユーザのタッチ位置を検出する(ステップS2)。そして、速度算出部13および加速度算出部14が、タッチ位置の移動速度および移動加速度をそれぞれ算出する(ステップS3)。このとき、タッチ位置の移動速度および移動加速度の瞬時的な変動をノイズとみなして、平滑化フィルタを用いて移動速度および移動加速度の平滑化処理を行うとよい。
ステップS3で算出したタッチ位置の移動速度が閾値よりも小さければ(ステップS4でYES)、判断部15はタッチパッド20の押下操作を有効にすると判断する(ステップS5)。それに応じて、制御部16はロック機構21をオフにし、タッチパッド20に押下操作を入力可能な状態にする。また、このとき、タッチ位置の移動速度が第1の値よりも小さければ(ステップS6でYES)、判断部15は、閾値を第1の値に設定して(ステップS7)、ステップS2へ戻る。それに対し、移動速度が第1の値以上であれば(ステップS6でNO)、閾値の現在の設定値を維持したままステップS2へ戻る。
ステップS3で算出したタッチ位置の移動速度が閾値以上であれば(ステップS4でNO)、判断部15はタッチパッド20の押下操作を無効にすると判断する(ステップS8)。それに応じて、制御部16はロック機構21をオンにし、タッチパッド20に押下操作を入力できない状態にする。また、このとき、タッチ位置の移動加速度が0以上であれば(ステップS9でYES)、判断部15が閾値を第1の値に設定して(ステップS10)、ステップS2へ戻る。それに対し、タッチ位置の移動加速度が0より小さければ(ステップS9でNO)、判断部15が閾値を第1の値よりも大きい第2の値に設定して(ステップS11)、ステップS2へ戻る。
ここで、図7の処理に基づくタッチパッド操作検出装置10の動作の具体例を示す。図8〜図12は、タッチパッド20のスライド操作におけるタッチ位置の移動速度および移動加速度ならびに移動速度の閾値の変化の例を示している。
例えば図8の例において、時刻t10でユーザがスライド操作を開始した直後は、タッチ位置の移動速度は閾値(第1の値)よりも小さく、図7のステップS4でYESと判断されるため、タッチパッド20の押下操作は有効である。しかし、時刻t11でタッチ位置の移動速度が閾値(第1の値)以上になると、図7のステップS4でNOと判断されるようになり、タッチパッド20の押下操作が無効化される。その後、時刻t12でタッチ位置の移動速度が下がり始めると、移動加速度が負の値となり、図7のステップS9でNOと判断されて、閾値が第1の値から第2の値へと変更される。すなわち、閾値が高くなり、押下操作の無効化が解除されやすい状態になる。
そして、時刻t13でタッチ位置の移動速度が閾値(第2の値)より小さくなると、図7のステップS4でYESと判断されるようになり、タッチパッド20の押下操作が有効化される。なお、タッチ位置の移動速度がさらに小さくなり、時刻t14で閾値の元の値(第1の値)を下回ると、図7のステップS6でYESと判断されるようになり、閾値が第2の値から第1の値へと戻る。
一方、図9の例のように、時刻t20でユーザがスライド操作を開始した後、タッチ位置の移動速度が閾値(第1の値)よりも小さい状態のままであれば、図7のステップS4ではYESと判断され続けるため、タッチパッド20の押下操作が無効化されることはない。また、この場合、時刻t21でタッチ位置の移動加速度が負の値になっても、移動速度の閾値が第2の値に変更されることはない。
また、図10の例において、時刻t30でユーザがスライド操作を開始した直後は、タッチ位置の移動速度は閾値(第1の値)よりも小さく、図7のステップS4でYESと判断されるため、タッチパッド20の押下操作は有効である。しかし、時刻t31でタッチ位置の移動速度が閾値(第1の値)以上になると、図7のステップS4でNOと判断されるようになり、タッチパッド20の押下操作が無効化される。その後、時刻t32でタッチ位置の移動速度が下がり始めると、移動加速度が負の値となり、図7のステップS9でNOと判断されて、閾値が第1の値から第2の値へと変更される。すなわち、閾値が高くなり、押下操作の無効化が解除されやすい状態になる。
しかし、時刻t33でタッチ位置の移動速度が再び上昇し、それにより移動加速度が0以上になると、図7のステップS9でYESと判断されて、閾値は第2の値から第1の値へと戻る。すなわち、時刻t31の直後と同じ状態に戻ることになる。
また、図11の例において、時刻t40でユーザがスライド操作を開始した直後は、タッチ位置の移動速度は閾値(第1の値)よりも小さく、図7のステップS4でYESと判断されるため、タッチパッド20の押下操作は有効である。しかし、時刻t41でタッチ位置の移動速度が閾値(第1の値)以上になると、図7のステップS4でNOと判断されるようになり、タッチパッド20の押下操作が無効化される。その後、時刻t42でタッチ位置の移動速度が下がり始めると、移動加速度が負の値となり、図7のステップS9でNOと判断されて、閾値が第1の値から第2の値へと変更される。すなわち、閾値が高くなり、押下操作の無効化が解除されやすい状態になる。
そして、時刻t43でタッチ位置の移動速度が閾値(第2の値)より小さくなると、図7のステップS4でYESと判断されるようになり、タッチパッド20の押下操作が有効化される。しかしその後、タッチ位置の移動速度が閾値の元の値(第1の値)を下回る前に、タッチ位置の移動速度が上昇し、その値が閾値(第2の値)以上になった場合には、図7のステップS4でNOと判断されるようになり、押下操作は再び無効化される。またそのときタッチ位置の移動加速度は0以上であるため、図7のステップS9でYESと判断されて、閾値は第2の値から第1の値へと戻る。すなわち、時刻t41の直後と同じ状態に戻ることになる。
また、図12の例において、時刻t50でユーザがスライド操作を開始した直後は、タッチ位置の移動速度は閾値(第1の値)よりも小さく、図7のステップS4でYESと判断されるため、タッチパッド20の押下操作は有効である。しかし、時刻t51でタッチ位置の移動速度が閾値(第1の値)以上になると、図7のステップS4でNOと判断されるようになり、タッチパッド20の押下操作が無効化される。その後、時刻t52でタッチ位置の移動速度が下がり始めると、移動加速度が負の値となり、図7のステップS9でNOと判断されて、閾値が第1の値から第2の値へと変更される。すなわち、閾値が高くなり、押下操作の無効化が解除されやすい状態になる。
そして、時刻t53でタッチ位置の移動速度が閾値(第2の値)より小さくなると、図7のステップS4でYESと判断されるようになり、タッチパッド20の押下操作が有効化される。また、タッチ位置の移動速度がさらに小さくなり、時刻t54で閾値の元の値(第1の値)を下回ると、図7のステップS6でYESと判断されるようになり、閾値が第2の値から第1の値へと戻る。その状態からタッチ位置の移動速度が上昇し、時刻t55でその値が閾値(第1の値)以上になった場合には、図7のステップS4でNOと判断されるようになり、押下操作は再び無効化される。すなわち、時刻t51の直後と同じ状態に戻ることになる。
以上のように、実施の形態1に係るタッチパッド操作検出装置10は、ユーザのタッチ位置の移動速度が閾値以上になると、ユーザに押下操作を行う意思はないと判断して押下操作を無効化する。それにより、ユーザの意思に反した押下操作が検出されることを防止できる。さらに、ユーザのタッチ位置の移動速度が減速したとき、すなわち移動加速度が負になったときには、ユーザが押下操作を行う意思を持った可能性が高くなったと判断し、タッチ位置の移動速度の閾値を大きくする。それにより、押下操作の無効化が解除されやすい状態になり、ユーザの意思に沿った押下操作をより確実に検出できるようになる。このように、タッチパッド操作検出装置10は、ユーザに押下操作を行う意思があるか否かの判断を適切に行うことができる。
例えば、図2〜図5に示した一連の操作に本発明を適用した場合、ユーザが図4のようにスライド操作でポインタ100を動かすときに、ユーザの意思に反する押下操作が検出されてアイコンAが誤った位置に移動されることを防止できる。さらに、ユーザが位置P2の近傍でスライド操作の速度を下げたときには、押下操作の無効化が解除されやすい状態になるため、タッチパッド操作検出装置10は、アイコンAの移動を完了させるための押下操作をより確実に検出することができる。
図13および図14は、それぞれタッチパッド操作検出装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示したタッチパッド操作検出装置10の各要素(押下検出部11、タッチ位置検出部12、速度算出部13、加速度算出部14、判断部15および制御部16)は、例えば図13に示す処理回路50により実現される。すなわち、処理回路50は、タッチパッド20に対するユーザのタッチ位置を検出するタッチ位置検出部12と、タッチパッド20に対するユーザの押下操作を検出する押下検出部11と、タッチ位置の移動速度を算出する速度算出部13と、タッチ位置の移動加速度を算出する加速度算出部14と、タッチ位置の移動速度および移動加速度に基づいて、押下操作を有効にするか無効にするかを判断する判断部15と、判断部15が押下操作を無効にすると判断している間、タッチパッド20に対して行われる押下操作を無効化する制御部16と、を備える。処理回路50には、専用のハードウェアが適用されてもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサ、中央処理装置(CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor))が適用されてもよい。
処理回路50が専用のハードウェアである場合、処理回路50は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものなどが該当する。タッチパッド操作検出装置10の各要素の機能のそれぞれは、複数の処理回路で実現されてもよいし、それらの機能がまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
図14は、処理回路50がプロセッサを用いて構成されている場合におけるタッチパッド操作検出装置10のハードウェア構成を示している。この場合、タッチパッド操作検出装置10の各要素の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェア)との組み合わせにより実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。処理回路50としてのプロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、タッチパッド操作検出装置10は、処理回路50により実行されるときに、タッチパッド20に対するユーザのタッチ位置を検出する処理と、タッチパッド20に対するユーザの押下操作を検出する処理と、タッチ位置の移動速度を算出する処理と、タッチ位置の移動加速度を算出する処理と、タッチ位置の移動速度および移動加速度に基づいて、押下操作を有効にするか無効にするかを判断する処理と、押下操作を無効にすると判断されている間、タッチパッド20に対して行われる押下操作を無効化する処理と、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ52を備える。換言すれば、このプログラムは、タッチパッド操作検出装置10の各要素の動作の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
ここで、メモリ52は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)およびそのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、タッチパッド操作検出装置10の各要素の機能が、ハードウェアおよびソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、タッチパッド操作検出装置10の一部の要素を専用のハードウェアで実現し、別の一部の要素をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、一部の要素については専用のハードウェアとしての処理回路50でその機能を実現し、他の一部の要素についてはプロセッサ51としての処理回路50がメモリ52に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、タッチパッド操作検出装置10は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
なお、図2〜図5では、タッチパッド20の操作の例として、タッチパッド20を用いたポインタ100の操作により表示装置31に表示されたアイコンを移動させる例を示したが、本発明は他のあらゆる操作にも適用可能である。
例えば、表示装置31に図15のような4つのボタンB1〜B4を含む操作画面が表示され、ユーザがタッチパッド20を用いてポインタ100を操作して、ボタンB1とボタンB4を選択する例を考える。この場合、まずユーザは、タッチパッド20のスライド操作でポインタ100を移動させ、ポインタ100をボタンB1の位置に合わせる。その状態で、図16のようにユーザがタッチパッド20の押下操作を行うと、ボタンB1が選択される。その後、ユーザが図17のようにスライド操作でポインタ100を動かし、ポインタ100をボタンB4の位置まで移動させる。そして、図18のように、ユーザがタッチパッド20の押下操作を行うと、ボタンB4が選択される。
本発明をこの一連の操作に適用した場合、ユーザが図17のようにスライド操作でポインタ100を動かすときに、ユーザの意思に反する押下操作によってボタンB2やボタンB3が誤って選択されることを防止できる。さらに、ユーザがボタンB4を選択するためにスライド操作の速度を下げたときには、押下操作の無効化が解除されやすい状態になるため、タッチパッド操作検出装置10は、ボタンB4を選択するため押下操作をより確実に検出することができる。
また、本発明は、タッチパッド20と表示装置31が1つのタッチパネルとして構成されている場合にも適用可能である。例えば、タッチパネルとしての表示装置31に、図19のような操作画面が表示され、表示装置31の画面(正確には、画面上に配設されたタッチパッド20)に対するユーザの指101を用いた操作で、アイコンAを位置P1から位置P2へと移動させる例を考える。この場合、図20のように、ユーザが表示装置31の画面に表示されたアイコンAにタッチして押下操作を行うと、アイコンAが移動の対象として選択される。その後、ユーザがスライド操作を行うと、図21のように、ユーザのタッチ位置の移動に合わせてアイコンAが移動する。そして、図22のように、ユーザがアイコンAを位置P2まで移動させてから押下操作を行うと、アイコンAの位置P2への移動が完了する。
この場合、ユーザが図21のようにスライド操作を行うときに、ユーザの意思に反する押下操作が検出されてアイコンAが誤った位置に移動されることを防止できる。さらに、ユーザが位置P2の近傍でスライド操作の速度を下げたときには、押下操作の無効化が解除されやすい状態になるため、タッチパッド操作検出装置10は、アイコンAの移動を完了させるための押下操作をより確実に検出することができる。
また、タッチパネルとしての表示装置31に図23のような4つのボタンB1〜B4を含む操作画面が表示され、ユーザが表示装置31の画面に対するユーザの指101を用いた操作で、ボタンB1とボタンB4を選択する例を考える。この場合、ユーザは、図24のように表示装置31の画面に表示されたボタンB1にタッチして押下操作を行い、指101を一旦画面から離してから、図25のようにボタンB4にタッチして押下操作を行えばよい。
しかし、ユーザによっては、指101をボタンB1からボタンB4へ移動させるときに、図26のように、指101を画面に触れたままスライドさせることも考えられる。このときの指101の動きは、スライド操作と同じものであるが、ユーザに操作の意図はない。本発明に係るタッチパッド操作検出装置10では、そのような操作意図のない指101のスライドが行われるときにも、ユーザの意思に反する押下操作によってボタンB2やボタンB3が誤って選択されることを防止できる。さらに、ユーザがボタンB4を選択するために指101をスライドさせる速度を下げたときには、押下操作の無効化が解除されやすい状態になるため、タッチパッド操作検出装置10は、ボタンB4を選択するための押下操作をより確実に検出することができる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、制御部16がロック機構21を制御して、タッチパッド20の押下操作の有効化と無効化を切り替えるようにしたが、例えばタッチパッド20が圧力検出方式や静電容量検出方式によって押下操作を検出するものである場合には、タッチパッド20は変位しないため、ロック機構21によってタッチパッド20の押下操作の有効化と無効化を切り替えることはできない。実施の形態2では、そのようなタッチパッド20にも適用可能なタッチパッド操作検出装置10を提案する。
図27は、本発明の実施の形態2に係るタッチパッド操作検出装置10の構成を示す機能ブロック図である。このタッチパッド操作検出装置10では、制御部16の出力信号が押下検出部11に入力される構成となっている。また、タッチパッド20にはロック機構21が設けられていない。
実施の形態2に係るタッチパッド操作検出装置10の動作は、実施の形態1と同様である。ただし、本実施の形態の制御部16は、判断部15が押下操作を無効にすると判断している間、押下検出部11に押下操作の検出結果を無効化する信号(無効信号)を入力する。押下検出部11に無効信号が入力されている間は、タッチパッド20で行われた押下操作が、操作対象装置30へ伝達されることはなく、実質的にタッチパッド20の押下操作が無効化されることになる。
実施の形態2のタッチパッド操作検出装置10では、ロック機構21を用いずに押下操作を無効化するため、圧力検出方式や静電容量検出方式によって押下操作を検出するタッチパッド20にも適用可能である。また、ロック機構21が不要であるため、システムの構成を簡略できるという利点もある。もちろん、本実施の形態を機械式のタッチパッド20にも適用してもよい。
<実施の形態3>
実施の形態1のように、ロック機構21を備えた機械式のタッチパッド20を用いた場合、押下操作が無効化されたときにタッチパッド20が動かないように固定されるため、ユーザはタッチパッド20を押下したときの感触で、押下操作が有効か無効かを判断できる。しかし、実施の形態2のように、ロック機構21を備えないタッチパッド20を用いる場合には、ユーザは、タッチパッド20を押下した感触で押下操作が有効か無効かを判断することはできない。実施の形態3では、この問題を解決することが可能なタッチパッド操作検出装置10を提案する。
図28は、本発明の実施の形態2に係るタッチパッド操作検出装置10の構成を示す機能ブロック図である。このタッチパッド操作検出装置10は、図27の構成に対し、通知部17を設けた構成となっている。
通知部17は、判断部15の判断結果をユーザに通知する機能を有している。この通知の方法としては、例えば、表示装置31の画面に押下操作が無効化されていることを表すアイコンや文字メッセージを表示させる方法、押下操作が無効化されると表示装置31の画面の色を変化させる方法、音声出力装置(不図示)を用いて押下操作が無効化されていることを表す効果音や音声メッセージを出力させる方法などが考えられる。
実施の形態3のタッチパッド操作検出装置10では、ロック機構21を用いずにタッチパッド20の押下操作を無効化する場合でも、ユーザは通知部17からの通知によって、押下操作が有効か無効かを認識することができる。もちろん、本実施の形態は、実施の形態1のようにロック機構21を用いた構成に適用することもできる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
本発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 タッチパッド操作検出装置、11 押下検出部、12 タッチ位置検出部、13 速度算出部、14 加速度算出部、15 判断部、16 制御部、17 通知部、20 タッチパッド、21 ロック機構、30 操作対象装置、31 表示装置、50 処理回路、51 プロセッサ、52 メモリ、100 ポインタ、101 ユーザの指。
本発明に係るタッチパッド操作検出装置は、タッチパッドに対するユーザのタッチ位置を検出するタッチ位置検出部と、タッチパッドに対するユーザの押下操作を検出する押下検出部と、タッチ位置の移動の速度を算出する速度算出部と、タッチ位置の移動の加速度を算出する加速度算出部と、タッチ位置の移動の速度および加速度に基づいて、押下操作を有効にするか無効にするかを判断する判断部と、判断部が押下操作を無効にすると判断している間、タッチパッドに対して行われる押下操作を無効化する制御部と、を備え、判断部は、タッチ位置の移動の速度が予め定められた閾値よりも小さいときは押下操作を有効にし、タッチ位置の移動の速度が閾値以上になると押下操作を無効にし、さらに判断部は、押下操作が無効化された後にタッチ位置の移動の加速度が負の値となると閾値を高くする。

Claims (8)

  1. タッチパッドに対するユーザのタッチ位置を検出するタッチ位置検出部と、
    前記タッチパッドに対する前記ユーザの押下操作を検出する押下検出部と、
    前記タッチ位置の移動の速度を算出する速度算出部と、
    前記タッチ位置の移動の加速度を算出する加速度算出部と、
    前記タッチ位置の移動の速度および加速度に基づいて、前記押下操作を有効にするか無効にするかを判断する判断部と、
    前記判断部が押下操作を無効にすると判断している間、前記タッチパッドに対して行われる前記押下操作を無効化する制御部と、
    を備えるタッチパッド操作検出装置。
  2. 前記判断部は、前記タッチ位置の移動の速度が予め定められた閾値よりも小さいときは前記押下操作を有効にし、前記タッチ位置の移動の速度が前記閾値以上になると前記押下操作を無効にし、
    さらに前記判断部は、前記押下操作が無効化された後に前記タッチ位置の移動の加速度が負の値となると前記閾値を高くする、
    請求項1に記載のタッチパッド操作検出装置。
  3. 前記判断部は、前記閾値を高くした後に前記タッチ位置の移動の加速度が正の値になると、前記閾値を元の値に戻す、
    請求項2に記載のタッチパッド操作検出装置。
  4. 前記判断部は、前記閾値を高くした後に前記タッチ位置の移動の速度が前記閾値の元の値よりも低くなると、前記閾値を元の値に戻す、
    請求項2に記載のタッチパッド操作検出装置。
  5. 前記タッチパッドは、前記押下操作を入力できないように前記タッチパッドを固定するロック機構を有しており、
    前記制御部は、前記ロック機構を動作させることによって前記押下操作を無効化する、
    請求項1に記載のタッチパッド操作検出装置。
  6. 前記制御部は、前記押下検出部による検出結果を無効化することによって、前記押下操作を無効化する、
    請求項1に記載のタッチパッド操作検出装置。
  7. 前記判断部の判断結果を前記ユーザに通知する通知部をさらに備える、
    請求項1に記載のタッチパッド操作検出装置。
  8. タッチパッド操作検出装置におけるタッチパッド操作検出方法であって、
    前記タッチパッド操作検出装置のタッチ位置検出部が、前記タッチパッドに対するユーザのタッチ位置を検出し、
    前記タッチパッド操作検出装置の押下検出部が、前記タッチパッドに対する前記ユーザの押下操作を検出し、
    前記タッチパッド操作検出装置の速度算出部が、前記タッチ位置の移動の速度を算出し、
    前記タッチパッド操作検出装置の加速度算出部が、前記タッチ位置の移動の加速度を算出し、
    前記タッチパッド操作検出装置の判断部が、前記タッチ位置の移動の速度および加速度に基づいて、前記押下操作を有効にするか無効にするかを判断し、
    前記タッチパッド操作検出装置の制御部が、前記判断部が押下操作を無効にすると判断している間、前記タッチパッドに対して行われる前記押下操作を無効化する、
    タッチパッド操作検出方法。
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