JP2013200792A - 端末装置、および、制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】指と画面との距離に応じた操作画面を表示する場合と表示しない場合とを容易に切替えること。
【解決手段】端末装置により、検知部で検知された位置に基づき、画面と指との距離が特定され(S102,111,121)、検知部で検知された位置の変化に基づき、指が停滞しているかが判断され(S102〜104)、特定される距離が、複数の範囲のいずれかに含まれるかが判断され(S111,121)、特定される距離が、画面に接触している距離であるかが判断され、距離がいずれの範囲に含まれるときにも、指が停滞していると判断されずに、接触している距離であると判断されたことを条件に、画面への接触態様に応じた処理が行なわれ、指が停滞していると判断されたこと、かつ、距離がいずれかの範囲に含まれると判断されたことを条件に、距離が含まれる範囲に応じた操作画面が画面に表示される(S104,111,115,121,126,127)。
【選択図】図2

Description

この発明は、端末装置、および、制御方法に関し、特に、ディスプレイの画面に対する操作に適した端末装置、および、制御方法に関する。
従来、手指を画面に近付けるに従って、画面に表示されているソフトウェアキーボードを徐々に拡大表示させる電子機器があった(たとえば、特許文献1)。
また、画面の一定距離以下まで指を近付けると、指に一番近いアイコンを拡大表示したり、当該アイコンに割当てられている各文字のアイコンに分割表示したりする携帯端末装置があった(たとえば、特許文献2)。
さらに、操作体が表示部に近接または接触していることが検知されると、操作体が近接または接触している入力領域を拡大するとともに、相隣接する入力領域同士が重複しないように入力領域のうち少なくとも1つを移動させる情報処理装置があった(たとえば、特許文献3)。
特開2010−128685号公報 特開2006−236143号公報 特開2010−67135号公報
しかし、特許文献1から特許文献3までの技術では、操作画面を拡大等されたものに変更させることはできるが、素早く入力したい場合など、拡大等されたものに変更したくない場合は、拡大等する機能が動作しないように切替えることが可能なように構成される必要があった。しかし、特許文献1から特許文献3までの技術では、手指の指先またはスタイラスの先端などの検知対象部分とディスプレイとの距離に応じた操作画面を表示する場合と表示しない場合とを容易に切替えることはできないといった問題があった。
この発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、検知対象部分とディスプレイとの距離に応じた操作画面を表示する場合と表示しない場合とを容易に切替えることが可能な端末装置、および、制御方法を提供することである。
上述の目的を達成するために、この発明のある局面によれば、端末装置は、ディスプレイと、ディスプレイに対する検知対象部分の相対的な3次元の位置を検知する検知部と、制御部とを備える。制御部は、検知部によって検知された位置に基づいて、ディスプレイと検知対象部分との距離を特定する距離特定部と、検知部によって検知された位置の変化に基づいて、検知対象部分が停滞しているか否かを判断する停滞判断部と、距離特定部によって特定される距離が、予め定められた複数の範囲のいずれかの範囲に含まれるか否かを判断する距離判断部と、距離特定部によって特定される距離が、ディスプレイに接触している距離であるか否かを判断する接触判断部と、距離判断部によって距離がいずれの範囲に含まれるときにも、停滞判断部によって検知対象部分が停滞していると判断されずに、接触判断部によって接触している距離であると判断されたことを条件として、ディスプレイへの接触態様に応じた処理を行なう処理部と、停滞判断部によって検知対象部分が停滞していると判断されたこと、かつ、距離判断部によって距離がいずれかの範囲に含まれると判断されたことを条件として、距離が含まれる範囲に応じた操作画面をディスプレイに表示させる表示制御部とを含む。
この発明に従えば、端末装置によって、検知部によって検知された位置に基づいて、ディスプレイと検知対象部分との距離が特定され、検知部によって検知された位置の変化に基づいて、検知対象部分が停滞しているか否かが判断され、特定される距離が、予め定められた複数の範囲のいずれかの範囲に含まれるか否かが判断され、特定される距離が、ディスプレイに接触している距離であるか否かが判断され、距離がいずれの範囲に含まれるときにも、検知対象部分が停滞していると判断されずに、接触している距離であると判断されたことを条件として、ディスプレイへの接触態様に応じた処理が行なわれ、検知対象部分が停滞していると判断されたこと、かつ、距離がいずれかの範囲に含まれると判断されたことを条件として、距離が含まれる範囲に応じた操作画面がディスプレイに表示される。
このため、検知対象部分とディスプレイとの距離がいずれかの範囲に含まれるときに、検知対象部分が停滞している場合には、当該範囲に応じた操作画面がディスプレイに表示される。一方、いずれの範囲でも検知対象部分が停滞せず、検知対象部分がディスプレイに接触した場合は、いずれの範囲に応じた操作画面も表示されない。その結果、検知対象部分とディスプレイとの距離に応じた操作画面を表示する場合と表示しない場合とを容易に切替えることが可能な端末装置を提供することができる。
好ましくは、制御部は、さらに、検知部によって検知された位置に基づいて、検知対象部分から最短のディスプレイ上の座標を特定する位置特定部を含む。表示制御部は、停滞判断部によって検知対象部分が停滞していると判断されたときに位置特定部によって特定された座標に応じた操作画面を表示させる。
この発明に従えば、端末装置によって、検知部によって検知された位置に基づいて、検知対象部分から最短のディスプレイ上の座標が特定され、検知対象部分が停滞していると判断されたときに特定された座標に応じた操作画面が表示される。このため、ディスプレイに接触していない状態であっても、座標に応じた操作画面を表示させることができる。
さらに好ましくは、表示制御部は、表示制御部によって操作画面が表示されているときに、距離判断部によって距離が同じ範囲に含まれると判断されていることを条件として、位置特定部によって特定された座標が変化したときに、変化した座標に応じた操作画面を表示させる。
この発明に従えば、端末装置によって、操作画面が表示されているときに、距離が同じ範囲に含まれると判断されていることを条件として、特定された座標が変化したときに、変化した座標に応じた操作画面が表示される。このため、ディスプレイに接触していない状態における検知対象部分の水平移動に応じた操作画面を表示させることができる。
好ましくは、停滞判断部は、検知部によって検知された位置の変化に基づいて、検知対象部分の速度を特定する速度特定部を含む。停滞判断部は、速度特定部によって特定される速度が所定時間の間、所定速度未満または以下であったか否かを判断することで、検知対象部分が停滞しているか否かを判断する。
この発明に従えば、端末装置によって、検知部によって検知された位置の変化に基づいて、検知対象部分の速度が特定され、特定される速度が所定時間の間、所定速度未満または以下であったか否かが判断されることで、検知対象部分が停滞しているか否かが判断される。このため、検知対象部分が停滞しているか否かを確実に判断することができる。
好ましくは、距離判断部は、距離が複数の範囲のうち第1の範囲から第2の範囲に含まれるようになったと判断するときのしきい値と、第2の範囲から第1の範囲に含まれるようになったと判断するときのしきい値とを、第1の範囲から第2の範囲へは移行し易いが、第2の範囲から第1の範囲へは移行し難いように異ならせる。
この発明に従えば、端末装置によって、距離が複数の範囲のうち第1の範囲から第2の範囲に含まれるようになったと判断するときのしきい値と、第2の範囲から第1の範囲に含まれるようになったと判断するときのしきい値とが、第1の範囲から第2の範囲へは移行し易いが、第2の範囲から第1の範囲へは移行し難いように異ならせられる。このため、一旦、第2の範囲に含まれるようになったと判断された場合は、第1の範囲の側に距離が変化したとしても、第1の範囲に含まれるようになったと判断され難くすることができる。その結果、第1の範囲に応じた操作画面が表示された後、一旦、第2の範囲に応じた操作画面が表示されたときは、再び、第1の範囲に応じた操作画面が表示され難くすることができるので、操作画面が頻繁に切替わってしまうことを防止することができる。
この発明の他の局面によれば、制御方法は、ディスプレイと、ディスプレイに対する検知対象部分の相対的な3次元の位置を検知する検知部と、制御部とを備える端末装置の制御方法である。制御方法は、制御部が、検知部によって検知された位置に基づいて、ディスプレイと検知対象部分との距離を特定するステップと、検知部によって検知された位置の変化に基づいて、検知対象部分が停滞しているか否かを判断するステップと、特定される距離が、予め定められた複数の範囲のいずれかの範囲に含まれるか否かを判断するステップと、特定される距離が、ディスプレイに接触している距離であるか否かを判断するステップと、距離がいずれの範囲に含まれるときにも、検知対象部分が停滞していると判断されずに、接触している距離であると判断されたことを条件として、ディスプレイへの接触態様に応じた処理を行なうステップと、検知対象部分が停滞していると判断されたこと、かつ、距離がいずれかの範囲に含まれると判断されたことを条件として、距離が含まれる範囲に応じた操作画面をディスプレイに表示させるステップとを含む。
検知対象部分とディスプレイとの距離に応じた操作画面を表示する場合と表示しない場合とを容易に切替えることが可能な端末装置の制御方法を提供することができる。
この発明の実施の形態におけるスマートフォンの構成の概略を示す図である。 この実施の形態のスマートフォンによって実行される入力処理の流れを示す第1のフローチャートである。 この実施の形態のスマートフォンによって実行される入力処理の流れを示す第2のフローチャートである。 この実施の形態のスマートフォンによって実行される入力処理の流れを示す第3のフローチャートである。 この実施の形態のスマートフォンの表示部に表示される文字入力モードの操作画面の表示内容を示す第1の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第1の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第1の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第2の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第2の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第3の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第3の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第4の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第4の1の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第4の2の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第4の3の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第5の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第5の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第6の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第6の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第7の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第7の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第8の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第8の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第9の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第9の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第10の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第10の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第11の図である。 この実施の形態のスマートフォンをディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第12の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第12の図である。 この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第13の図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一のまたは相当する部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態におけるスマートフォン100の構成の概略を示す図である。図1を参照して、スマートフォン100は、制御部110と、記憶部120と、操作検知部130と、表示部140と、音声入出力部170と、電話網通信部190と、アンテナ191とを含む。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)およびその補助回路からなり、記憶部120、操作検知部130、表示部140、音声入出力部170、および、電話網通信部190を制御し、記憶部120に記憶されたプログラムまたはデータに従って所定の処理を実行し、操作検知部130、音声入出力部170および電話網通信部190から入力されたデータを処理し、処理したデータを、記憶部120に記憶させたり、表示部140、音声入出力部170または電話網通信部190に出力したりする。
記憶部120は、制御部110でプログラムを実行するために必要な作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)と、制御部110で実行するための基本的なプログラムを記憶するためのROM(Read Only Memory)とを含む。また、RAMには、所定の処理を実行するためのデータまたはスクリプトなどのプログラムが、電話網通信部190から読込まれて記憶される。さらに、記憶部120の記憶領域を補助するための補助記憶装置の記憶媒体として、磁気ディスク(HD(Hard Disk)、FD(Flexible Disk))、光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc))、光磁気ディスク(MO(Magneto-Optical disk))、または、半導体メモリ(メモリカード、SSD(Solid State Drive))などが用いられてもよい。
操作検知部130は、表示部140のディスプレイ上のユーザの手の指先の3次元の位置を検知するセンサを含む。このようなセンサとしては、たとえば、赤外線を用いたもの、および、静電容量の変化を用いたものなどが考えられる。また、操作検知部130は、加えて、電源ボタンなどのハードウェアボタンの操作を検知する。操作検知部130は、検知した3次元の位置を示す情報およびその他の操作情報を制御部110に受け渡す。
表示部140は、ディスプレイ(たとえば、LCD:Liquid Crystal Display)を含む。表示部140は、制御部110によって制御されて、所定の文字および画像をディスプレイに表示させる。
音声入出力部170は、マイクおよびスピーカで構成される。音声入出力部170は、制御部110によって制御されて、外部からマイクに入力された音声を音声信号に変換し、変換した音声信号を電話網通信部190に送信するとともに、電話網通信部190からの音声信号を音声に変換して、スピーカで外部に出力する。
電話網通信部190は、制御部110によって制御されて、通話相手の他の携帯端末または固定電話から電気通信事業者の通信設備およびアンテナ191を介して無線信号を受信し、受信した無線信号を音声信号に変換して、変換した音声信号を音声入出力部170に送信するとともに、音声入出力部170からの音声信号を無線信号に変換して、アンテナ191および電気通信事業者の通信設備を介して通話相手の他の携帯端末または固定電話に送信する。
また、電話網通信部190は、制御部110によって制御されて、データ通信が可能な機器、たとえば、サーバまたは他の端末装置と、電気通信事業者の通信設備およびアンテナ191を介して無線信号を受信し、受信した無線信号をデータに変換して、変換したデータを記憶部120に記憶させたり、データを表示させるために表示部140に送信したりするとともに、送信するデータを無線信号に変換して、アンテナ191および電気通信事業者の通信設備を介してデータ通信先のサーバまたは他の端末装置に送信する。
図2は、この実施の形態のスマートフォン100によって実行される入力処理の流れを示す第1のフローチャートである。図3は、この実施の形態のスマートフォン100によって実行される入力処理の流れを示す第2のフローチャートである。図4は、この実施の形態のスマートフォン100によって実行される入力処理の流れを示す第3のフローチャートである。
図2を参照して、スマートフォン100の制御部110は、入力処理において、まず、ステップS101で、文字入力モードに切替えられているか否かを判断する。
図5は、この実施の形態のスマートフォン100の表示部140に表示される文字入力モードの操作画面の表示内容を示す第1の図である。図5を参照して、文字入力モードにおいては、表示部140のディスプレイに操作画面として、図で示すようなソフトウェアキーボードが表示される。
図2に戻って、文字入力モードに切替えられていないと判断した場合(ステップS101でNOと判断した場合)、実行する処理をこの入力処理の呼出元の処理に戻す。
一方、文字入力モードに切替えられていると判断した場合(ステップS101でYESと判断した場合)、ステップS102で、制御部110は、操作検知部130から、ユーザの手の指先の3次元の位置を取得し、記憶部120に記憶させる。なお、文字入力モードである限り、ステップS102の処理は、所定周期(たとえば、数十ミリ秒)ごとに繰返し実行されるので、記憶部120には、所定周期ごとの指先の位置が記憶される。
次いで、ステップS103で、制御部110は、ステップS102で取得し記憶部120に記憶させた所定周期ごとの指先の位置に基づいて、指先の速度を算出する。
ステップS104では、制御部110は、ユーザの指先が所定時間T1以上、停滞しているか否かを判断する。ここで、所定時間T1以上、停滞しているか否かは、たとえば、速度がα(mm/秒)未満(または以下)となってから所定時間T1(たとえば、T1=0.5秒間)以上が経過しているか否かで判断される。
図6は、この実施の形態のスマートフォン100を側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第1の図である。図7は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第1の図である。図6および図7を参照して、このようにスマートフォン100のディスプレイとユーザの指先との位置関係が、ほとんど変化していない場合は、指先が停滞していると判断される。
図2に戻って、指先が、所定時間T1以上、停滞していないと判断した場合(ステップS104でNOと判断した場合)、ステップS105で、制御部110は、操作を認識する認識モードが、空間認識モードであるか否かを判断する。ユーザの操作を検知するモードには、通常認識モードと空間認識モードがある。通常認識モードとは、ディスプレイへの接触のみを操作として検知するモードである。空間認識モードとは、ディスプレイの接触に加えて、ディスプレイ上に近接した空間での操作も検知するモードである。
空間認識モードでないと判断した場合(ステップS105でNOと判断した場合)、つまり、通常認識モードであると判断した場合、制御部110は、ステップS110で、通常認識モードに設定して、実行する処理を図3のステップS131に進める。一方、空間認識モードであると判断した場合(ステップS105でYESと判断した場合)、制御部110は、実行する処理を図3のステップS141に進める。
一方、指先が、所定時間T1以上、停滞していると判断した場合(ステップS104でYESと判断した場合)、ステップS111で、制御部110は、指先の位置が第1の範囲に含まれるか否かを判断する。
再び、図6を参照して、第1の範囲とは、スマートフォン100のディスプレイの表示面を底面とする四角柱の内部のうち、ディスプレイとの距離がb超(または以上)a以下(または未満)の空間の範囲である。
図8は、この実施の形態のスマートフォン100を側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第2の図である。図8を参照して、この図のように、ユーザの手の指先が、ディスプレイとの距離がb超(または以上)a以下(または未満)の空間に存在する場合、指先の位置が、第1の範囲に含まれると判断される。
図2に戻って、指先の位置が第1の範囲に含まれると判断した場合(ステップS111でYESと判断した場合)、ステップS112で、制御部110は、画面接触直後フラグがオン状態であるか否かを判断する。
画面接触直後フラグとは、空間認識モードにおいてディスプレイにユーザの指先が接触されたことが検知された直後であるか否かを示すフラグである。画面接触直後フラグは、後述する図4のステップS164でオン状態とされ、図2のステップS107、ステップS113、ステップS124、および、図3のステップS145でオフ状態とされる。
画面接触直後フラグがオン状態であると判断した場合(ステップS112でYESと判断した場合)、ステップS113で、画面接触直後フラグおよび画面接触直後フラグ1をオフ状態とする。画面接触直後フラグ1とは、空間認識モードにおいてディスプレイにユーザの指先が接触されたことが検知され、所定時間T1以上、停滞が検知されてから、所定時間T2以上、停滞が検知されるまでの間であるか否かを示すフラグである。この間は、第2の範囲にありながら、第1の範囲のふるまいをする。ただし、T1<T2とする。画面接触直後フラグ1は、後述する図2のステップS128でオン状態とされ、図2のステップS107、ステップS113、および、ステップS124でオフ状態とされる。
一方、画面接触直後フラグがオン状態でないと判断した場合(ステップS112でNOと判断した場合)、および、ステップS113の後、ステップS114で、制御部110は、認識モードを空間認識モードに設定し、範囲モードを第1範囲モードに設定する。範囲モードとは、空間認識モードにおいてどの範囲の操作を検知しているかを示すモードである。第1範囲モードとは、空間認識モードにおいて第1の範囲での操作を検知していることを示すモードである。
次いで、ステップS115で、制御部110は、指先のディスプレイに対して水平方向の位置に対応する、ディスプレイに表示されているキーを拡大表示する。その後、制御部110は、実行する処理を図3のステップS131に進める。
図9は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第2の図である。図9を参照して、指先が第1の範囲に存在する場合、図のように、指先の水平位置に対応するキー(ここでは、「な」のキー)が拡大表示される。
図2に戻って、一方、指先の位置が第1の範囲に含まれないと判断した場合(ステップS111でNOと判断した場合)、ステップS121で、制御部110は、指先の位置が第2の範囲に含まれるか否かを判断する。
再び、図6を参照して、第2の範囲とは、スマートフォン100のディスプレイの表示面を底面とする四角柱の内部のうち、ディスプレイとの距離が0以上b以下(または未満)の空間の範囲である。なお、「0以上」に替えて、「δ超(または以上)」(δ:微小値、たとえば、2mm)としてもよい。
図10は、この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第3の図である。図10を参照して、この図のように、ユーザの手の指先が、ディスプレイとの距離が0以上b以下(または未満)の空間に存在する場合、指先の位置が、第2の範囲に含まれると判断される。
図2に戻って、指先の位置が第2の範囲に含まれると判断した場合(ステップS121でYESと判断した場合)、ステップS122で、制御部110は、画面接触直後フラグがオン状態であるか否かを判断する。
画面接触直後フラグがオン状態であると判断した場合(ステップS122でYESと判断した場合)、ステップS123で、制御部110は、ユーザの指先が所定時間T2以上、停滞しているか否かを判断する。この判断は、ステップS104での判断と同様である。
図22は、この実施の形態のスマートフォン100を側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第8の図である。図22を参照して、このように、ディスプレイに接触した直後に第2の範囲で指を水平移動させている場合は、ステップS121およびステップS122でYESと判断され、ステップS123でNOと判断される。
所定時間T2以上、停滞していないと判断した場合(ステップS123でNOと判断した場合)、制御部110は、ステップS128で、画面接触直後フラグ1をオン状態として、実行する処理を、前述したステップS115の処理に進め、指先のディスプレイに対して水平方向の位置に対応する、ディスプレイに表示されているキーを拡大表示する。その後、制御部110は、実行する処理を図3のステップS131の処理に進める。
図23は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第8の図である。図23(A)を参照して、ディスプレイ接触直後に、ユーザの手の指先が第2の範囲に存在する場合は、まず、指先のディスプレイに対して水平方向の位置に対応する、ディスプレイに表示されているキー(ここでは、「な」のキー)が拡大表示される。
一方、所定時間T2以上、停滞していると判断した場合(ステップS123でYESと判断した場合)、ステップS124で、画面接触直後フラグおよび画面接触直後フラグ1をオフ状態とする。
一方、画面接触直後フラグがオン状態でないと判断した場合(ステップS122でNOと判断した場合)、および、ステップS124の後、ステップS125で、制御部110は、認識モードを空間認識モードに設定し、範囲モードを第2範囲モードに設定する。第2範囲モードとは、空間認識モードにおいて第2の範囲での操作を検知していることを示すモードである。
次いで、ステップS126で、制御部110は、指先のディスプレイに対して水平方向の位置に対応する、ディスプレイに表示されているキーの候補表示を拡大表示する。そして、ステップS127で、制御部110は、候補表示の真中のキーを反転表示する。その後、制御部110は、実行する処理を図3のステップS131に進める。
図11は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第3の図である。図11を参照して、指先が第2の範囲に存在する場合、図のように、指先の水平位置に対応するキー(ここでは、「な」のキー)の候補表示(ここでは、「な」の周りの「に」「ぬ」「ね」「の」の表示)が拡大表示される。そして、候補表示の真中のキー(ここでは、「な」のキー)が反転表示される。
図23を再び参照して、図23(A)の画面が表示され、指先が第2の範囲に存在する状態で所定時間T2以上、停滞していた場合は、図23(B)で示すように、図11と同様に、指先の水平位置に対応するキー(ここでは、「な」のキー)の候補表示(ここでは、「な」の周りの「に」「ぬ」「ね」「の」の表示)が拡大表示される。そして、候補表示の真中のキー(ここでは、「な」のキー)が反転表示される。
図2に戻って、一方、指先の位置が第2の範囲に含まれないと判断した場合(ステップS121でNOと判断した場合)、ステップS106で、制御部110は、画面接触直後フラグがオン状態であるか否かを判断する。
画面接触直後フラグがオン状態であると判断した場合(ステップS106でYESと判断した場合)、ステップS107で、画面接触直後フラグおよび画面接触直後フラグ1をオフ状態とする。
一方、画面接触直後フラグがオン状態でないと判断した場合(ステップS106でNOと判断した場合)、および、ステップS107の後、ステップS108で、制御部110は、認識モードを通常認識モードに設定する。そして、ステップS109で、制御部110は、図5で示した通常の入力表示に戻す。その後、実行する処理を図3のステップS131に進める。
図3を参照して、ステップS131では、制御部110は、認識モードが通常認識モードであるか否かを判断する。通常認識モードでないと判断した場合(ステップS131でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をこの入力処理の呼出元の処理に戻す。
一方、通常認識モードであると判断した場合(ステップS131でYESと判断した場合)、ステップS132で、制御部110は、ステップS102で取得した指先の位置に基づいて、ユーザの手の指先が、ディスプレイに接触したか否かを判断する。指先がディスプレイに接触したか否かは、ディスプレイとの距離が0の位置に、指先が存在するか否かによって判断される。
指先がディスプレイに接触していないと判断した場合(ステップS132でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をこの入力処理の呼出元の処理に戻す。
一方、指先がディスプレイに接触したと判断した場合(ステップS132でYESと判断した場合)、ステップS133で、制御部110は、画面への接触態様に応じた処理を実行する。その後、制御部110は、実行する処理をこの入力処理の呼出元の処理に戻す。
図12は、この実施の形態のスマートフォン100を側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第4の図である。図13は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第4の1の図である。
図14は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第4の2の図である。図15は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第4の3の図である。
図12から図15を参照して、ステップS133での処理は、たとえば、次のように実行される。第1の範囲および第2の範囲で指先が停滞することなく、ディスプレイに指先が接触した場合は、従来と同様の一般的なスマートフォンの文字入力の動作をする。
たとえば、図13のように、操作画面の「な」の位置に指先が接触した場合、「な」が反転表示される。そして、一定時間経過すると、図14のように、「な」に対応する候補表示(ここでは、「に」「ぬ」「ね」「の」)が表示されるとともに、「な」が反転表示される。
次いで、図15のように、指をスライドさせて「ね」の位置に移動すると、「ね」が反転表示される。「ね」の位置で指を離すと、「ね」がスマートフォン100に確定入力される。
図3に戻って、ステップS141では、制御部110は、指先の位置が第1の範囲に含まれるか否かを判断する。指先の位置が第1の範囲に含まれないと判断した場合(ステップS141でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理を図4のステップS150の処理に進める。
一方、指先の位置が第1の範囲に含まれると判断した場合(ステップS141でYESと判断した場合)、ステップS144で、制御部110は、画面接触直後フラグがオン状態であるか否かを判断する。
画面接触直後フラグがオン状態であると判断した場合(ステップS144でYESと判断した場合)、ステップS145で、画面接触直後フラグおよび画面接触直後フラグ1をオフ状態とする。
一方、画面接触直後フラグがオン状態でないと判断した場合(ステップS144でNOと判断した場合)、および、ステップS145の後、ステップS146で、制御部110は、範囲モードが第2範囲モードであるか否かを判断する。第2範囲モードであると判断した場合(ステップS146でYESと判断した場合)、ステップS147で、制御部110は、範囲モードを第1範囲モードに設定する。その後、制御部110は、実行する処理を図2のステップS115の処理に移行させる。
一方、範囲モードが第2範囲モードでないと判断した場合(ステップS146でNOと判断した場合)、ステップS142で、制御部110は、記憶部120に記憶された直近の指先の位置に基づいて、ユーザの手の指先のディスプレイに水平な方向の位置が変化したか否かを判断する。
図16は、この実施の形態のスマートフォン100を側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第5の図である。図16を参照して、この図のように、ユーザの手の指先が、第1の範囲において、水平に移動されると、第1範囲モードにおいて指先の水平方向の位置が変化したと判断される。
図3に戻って、水平位置が変化していないと判断した場合(ステップS142でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をこの入力処理の呼出元の処理に戻す。
一方、水平位置が変化したと判断した場合(ステップS142でYESと判断した場合)、ステップS143で、制御部110は、指先の水平位置に対応するキーを拡大表示する。その後、制御部110は、実行する処理をこの入力処理の呼出元の処理に戻す。
図17は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第5の図である。図17を参照して、たとえば、指先の水平位置が「は」の位置に移動されると、指先の水平位置に対応するキー(ここでは、「は」のキー)が拡大表示される。
図4を参照して、ステップS150では、制御部110は、指先の位置が第2の範囲に含まれるか否かを判断する。第2の範囲に含まれないと判断した場合(ステップS150でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理を図2のステップS106に移行させる。
一方、指先の位置が第2の範囲に含まれると判断した場合(ステップS150でYESと判断した場合)、ステップS151で、制御部110は、範囲モードが第1範囲モードであるか否かを判断する。第1範囲モードであると判断した場合(ステップS151でYESと判断した場合)、ステップS156で、制御部110は、範囲モードを第2範囲モードに設定する。その後、制御部110は、実行する処理を図2のステップS126の処理に移行させる。
一方、範囲モードが第1範囲モードでないと判断した場合(ステップS151でNOと判断した場合)、ステップS170で、制御部110は、画面接触直後フラグがオン状態であるか否かを判断する。
画面接触直後フラグがオン状態でないと判断した場合(ステップS170でNOと判断した場合)、ステップS152で、制御部110は、記憶部120に記憶された直近の指先の位置に基づいて、ユーザの手の指先のディスプレイに水平な方向の位置が変化したか否かを判断する。
図18は、この実施の形態のスマートフォン100を側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第6の図である。図18を参照して、この図のように、ユーザの手の指先が、第2の範囲において、水平に移動されると、第2範囲モードにおいて指先の水平方向の位置が変化したと判断される。
図4に戻って、水平位置が変化していないと判断した場合(ステップS152でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をステップS161の処理に進める。
一方、水平位置が変化したと判断した場合(ステップS152でYESと判断した場合)、ステップS153で、制御部110は、指先の水平位置に対応する操作画面内の位置が候補表示の内部であるか否かを判断する。
候補表示内であると判断した場合(ステップS153でYESと判断した場合)、ステップS154で、制御部110は、指先の水平位置に対応する候補表示のキーを反転表示する。その後、制御部110は、実行する処理をステップS161の処理に進める。
図19は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第6の図である。図19を参照して、指先の水平位置が候補表示の「に」対応する位置に移動されると、指先の水平位置に対応するキー(ここでは、「に」のキー)が反転表示される。
図4に戻って、指先の水平位置に対応する操作画面内の位置が候補表示内でないと判断した場合(ステップS153でNOと判断した場合)、ステップS155で、制御部110は、反転表示していたキーの反転表示を元に戻す。その後、制御部110は、実行する処理をステップS161の処理に進める。
ステップS161では、制御部110は、ユーザの手の指先が、ディスプレイに接触したか否かを判断する。指先の接触の判断については、前述したステップS132の判断と同様であるので、重複する説明は繰返さない。
図20は、この実施の形態のスマートフォンを側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第7の図である。図20を参照して、この図は、ユーザの手の指先がディスプレイに接触した状態を示す。
図4に戻って、ディスプレイに接触したと判断した場合(ステップS161でYESと判断した場合)、ステップS162で、制御部110は、指先の接触位置が候補表示の内部であるか否かを判断する。
候補表示内であると判断した場合(ステップS162でYESと判断した場合)、ステップS163で、制御部110は、接触位置の候補表示のキーの文字の入力を受付ける。そして、ステップS164で、制御部110は、画面接触直後フラグをオン状態にする。候補表示内でないと判断した場合(ステップS162でNOと判断した場合)、および、ステップS164の後、制御部110は、実行する処理をこの入力処理の呼出元の処理に戻す。
図21は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第7の図である。図21を参照して、たとえば、接触位置の候補表示のキーの文字(ここでは、「に」)の入力が受付けられる。
図4に戻って、一方、ディスプレイに接触していないと判断した場合(ステップS161でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をこの入力処理の呼出元の処理に戻す。
一方、画面接触直後フラグがオン状態であると判断した場合(ステップS170でYESと判断した場合)、ステップS171で、制御部110は、画面接触直後フラグ1がオン状態であるか否かを判断する。オン状態でないと判断した場合(ステップS171でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をこの入力処理の呼出元の処理に戻す。
一方、画面接触直後フラグ1がオン状態であると判断した場合(ステップS171でYESと判断した場合)、ステップS172で、図3のステップS142と同様に、制御部110は、記憶部120に記憶された直近の指先の位置に基づいて、ユーザの手の指先のディスプレイに水平な方向の位置が変化したか否かを判断する。
水平位置が変化していないと判断した場合(ステップS172でNOと判断した場合)、制御部110は、実行する処理をこの入力処理の呼出元の処理に戻す。
一方、水平位置が変化したと判断した場合(ステップS172でYESと判断した場合)、ステップS173で、図3のステップS143と同様に、制御部110は、指先の水平位置に対応するキーを拡大表示する。その後、制御部110は、実行する処理をこの入力処理の呼出元の処理に戻す。
図24は、この実施の形態のスマートフォン100を側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第9の図である。図25は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第9の図である。
図24および図25を参照して、このように、ディスプレイに接触した直後に第1の範囲で指を停滞または水平移動させている場合、図2のステップS104で、所定時間T1以上、ユーザの手の指先が停滞していると判断され、ステップS111で、指先が第1の範囲に存在していると判断され、ステップS112で、画面接触直後フラグがオン状態であると判断され、ステップS113で、画面接触直後フラグおよび画面接触直後フラグ1がオフ状態とされ、ステップS114で、第2範囲モードから第1範囲モードに変更設定され、ステップS115で、指先の水平位置に対応するキー(ここでは、「は」)が拡大表示される。
図26は、この実施の形態のスマートフォン100を側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第10の図である。図27は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第10の図である。
図26および図27を参照して、このように、第1の範囲を経ずに、第2の範囲で指先を停滞または水平移動させている場合、図2のステップS104で、所定時間T1以上、ユーザの手の指先が停滞していると判断され、ステップS121で、指先が第2の範囲に存在していると判断され、ステップS122で、画面接触直後フラグがオフ状態であると判断され、ステップS125で、通常認識モードから第2範囲モードに変更設定され、ステップS126で、指先の水平位置に対応するキー(ここでは、「な」)の候補表示(「に」「ぬ」「ね」「の」の表示)が拡大表示され、ステップS127で、候補の真中(ここでは、「な」のキー)が反転表示される。
図28は、この実施の形態のスマートフォン100を側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第11の図である。図29は、この実施の形態のスマートフォン100をディスプレイに垂直な方向から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係、および、操作画面の表示内容を示す第12の図である。
図28および図29を参照して、ユーザの手の指先が第1の範囲または第2の範囲に存在する状態から、第1の範囲および第2の範囲の外の範囲に、指先を移動させ、指先が停滞しているときは、図2のステップS104で、所定時間T1以上、指先が停滞していると判断され、ステップS111で、指先が第1の範囲に存在していないと判断され、ステップS121で、指先が第2の範囲に存在ていないと判断され、ステップS106で画面接触直後フラグがオン状態であると判断された場合は、ステップS107で、画面接触直後フラグおよび画面接触フラグ1がオフ状態とされ、ステップS108で、通常認識モードに設定され、ステップS109で、通常の入力表示に戻される。
このように、第1の範囲および第2の範囲の外に指先を移動させるだけで、操作画面の変化をリセットできるので、操作性がよくなる。
図30は、この実施の形態のスマートフォン100を側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第12の図である。図30を参照して、図2のステップS111のユーザの手の指先が第1の範囲に入ったか否かは、第2の範囲以外から第1の範囲に入った場合は、上述したように、スマートフォン100のディスプレイの表示面を底面とする四角柱の内部のうち、ディスプレイとの距離がb超(または以上)a以下(または未満)の空間の範囲に入ったか否かによって判断される。
一方、第2の範囲から第1の範囲に入った場合(たとえば、指先が一旦ディスプレイに近づいて、すぐに遠ざかる動きをした場合)は、ユーザの指先が第1の入ったか否かは、スマートフォン100のディスプレイの表示面を底面とする四角柱の内部のうち、ディスプレイとの距離がc超(または以上)a以下(または未満)の空間の範囲に入ったか否かによって判断される。なお、a〜cの関係は、b<c<aである。
このように、第1の範囲から第2の範囲に入ったと判断される条件よりも、第2の範囲から第1の範囲に入ったと判断される条件を厳しくすること(ヒステリシスがつけられること)によって、第1の範囲に入ったとの判断および第2の範囲に入ったとの判断が繰返されることを防止することができる。
図31は、この実施の形態のスマートフォン100を側面から見たときのユーザの指先とディスプレイとの位置関係を示す第13の図である。図31を参照して、ユーザの指先が、ディスプレイへの接触直後に、ディスプレイとの距離がc超(または以上)a以下(または未満)の空間の範囲に入ったと判断されると、図2のステップS111で、指先が第1の範囲に入ったと判断され、ステップS112で、画面接触直後フラグがオン状態であると判断され、ステップS113で、画面接触直後フラグおよび画面接触直後フラグ1がオフ状態とされ、ステップS114で、第2範囲モードから第1範囲モードに変更設定され、ステップS115で、指先の水平位置に対応するキーが拡大表示される。
以上、説明したように、この実施の形態におけるスマートフォン100によれば、以下のような効果が得られる。
(1) スマートフォン100は、表示部140のディスプレイと、ディスプレイに対する検知対象部分(本実施の形態においては、ユーザの手の指先)の相対的な3次元の位置を検知する操作検知部130と、制御部110とを備える。図2のステップS102,ステップS111,ステップS121で示したように、制御部110によって、操作検知部130によって検知された位置に基づいて、ディスプレイと検知対象部分との距離が特定される。
図2のステップS102〜ステップS104で示したように、制御部110によって、操作検知部130によって検知された位置の変化に基づいて、検知対象部分が停滞しているか否かが判断される。図2のステップS111,ステップS121で示したように、制御部110によって、特定される距離が、予め定められた複数の範囲(本実施の形態においては、第1の範囲,第2の範囲)のいずれかの範囲に含まれるか否かが判断される。図3のステップS132,図4のステップS161で示したように、制御部110によって、特定される距離が、ディスプレイに接触している距離であるか否かが判断される。
図3のステップS132〜ステップS133で示したように、制御部110によって、距離がいずれの範囲に含まれるときにも、検知対象部分が停滞していると判断されずに、接触している距離であると判断されたことを条件として、ディスプレイへの接触態様に応じた処理が行なわれる。
図2のステップS104,ステップS111,ステップS115,ステップS121,ステップS126,ステップS127で示したように、検知対象部分が停滞していると判断されたこと、かつ、距離がいずれかの範囲に含まれると判断されたことを条件として、距離が含まれる範囲に応じた操作画面がディスプレイに表示される。
このため、検知対象部分とディスプレイとの距離がいずれかの範囲に含まれるときに、検知対象部分が停滞している場合には、当該範囲に応じた操作画面がディスプレイに表示される。一方、いずれの範囲でも検知対象部分が停滞せず、検知対象部分がディスプレイに接触した場合は、いずれの範囲に応じた操作画面も表示されない。その結果、検知対象部分とディスプレイとの距離に応じた操作画面を表示する場合と表示しない場合とを容易に切替えることができる。
(2) 図2のステップS115,ステップS126,図3のステップS143,図4のステップS154で示したように、制御部110によって、操作検知部130によって検知された位置に基づいて、検知対象部分から最短のディスプレイ上の座標が特定され、検知対象部分が停滞していると判断されたときに特定された座標に応じた操作画面が表示される。このため、ディスプレイに接触していない状態であっても、座標に応じた操作画面を表示させることができる。
(3) 図3のステップS141〜ステップS143、図4のステップS152〜ステップS154で示したように、制御部110によって、操作画面が表示されているときに、距離が同じ範囲に含まれると判断されていることを条件として、特定された座標が変化したときに、変化した座標に応じた操作画面が表示される。このため、ディスプレイに接触していない状態における検知対象部分の水平移動に応じた操作画面を表示させることができる。
(4) 図2のステップS104で示したように、制御部110によって、操作検知部130によって検知された位置の変化に基づいて、検知対象部分の速度が特定され、特定される速度が所定時間T1以上の間、所定速度未満または以下であったか否かが判断されることで、検知対象部分が停滞しているか否かが判断される。このため、検知対象部分が停滞しているか否かを確実に判断することができる。
(5) 図30で示したように、制御部110によって、距離が複数の範囲のうち範囲Aから範囲Bに含まれるようになったと判断するときのしきい値と、範囲Bから範囲Aに含まれるようになったと判断するときのしきい値とが、範囲Aから範囲Bへは移行し易いが、範囲Bから範囲Aへは移行し難いように異ならせられる。このため、一旦、範囲Bに含まれるようになったと判断された場合は、範囲Aの側に距離が変化したとしても、範囲Aに含まれるようになったと判断され難くすることができる。その結果、範囲Aに応じた操作画面が表示された後、一旦、範囲Bに応じた操作画面が表示されたときは、再び、範囲Aに応じた操作画面が表示され難くすることができるので、操作画面が頻繁に切替わってしまうことを防止することができる。
次に、上述した実施の形態の変形例を説明する。
(1) 前述した実施の形態においては、スマートフォンに発明を適用する場合について説明した。しかし、これに限定されず、ディスプレイに表示された操作画面に対する操作を検出して、検出された操作に応じた処理を実行する装置であれば、他の装置に発明が適用されるようにしてもよい。たとえば、スマートフォンと異なる携帯端末であってもよい。また、PC(Personal Computer)またはタブレットコンピュータであってもよい。
(2) 前述した実施の形態においては、操作検知部130は、ユーザの手の指の3次元の位置を検知するようにした。しかし、これに限定されず、操作検知部130が検知する対象およびその部分は、他のものであってもよい。たとえば、スタイラスの先端であってもよい。
(3) 前述した実施の形態においては、操作画面として、ひらがなを入力する画面を示した。しかし、これに限定されず、操作画面は、他の文字または記号を入力するための画面であってもよく、たとえば、アルファベットを入力する画面であってもよいし、数字を入力する画面であってもよいし、記号を入力する画面であってもよいし、韓国語のハングルを入力する画面であってもよいし、中国語をピンイン入力する画面であってもよいし、他の言語を入力する画面であってもよい。
(4) 前述した実施の形態の図6などで示したa,bの値は、ユーザが設定可能なように構成してもよい。ユーザによって指先を動かす能力が異なるので、このように設定できることによって、ユーザに応じて操作をし易く設定することができる。
(5) 前述した実施の形態の図30で示したcの値は、ユーザが設定可能なように構成してもよい。これにより、第2の範囲から第1の範囲に戻るときの条件を厳しくしたり緩くしたりできることによって、ユーザに応じて操作性を改善させることができる。
(6) 前述した実施の形態においては、ユーザの手の指先が存在しているか否かを判断するための複数の範囲は、第1の範囲および第2の範囲の2つの範囲であることとした。しかし、これに限定されず、3以上の複数の範囲であってもよい。
そして、いずれの範囲に指先が存在するかによって、指先の水平位置に対応するキーを拡大表示すること、または、指先の水平位置に対応するキーの候補表示を拡大表示することの2段階の階層で操作画面を変化させるようにした。しかし、これに限定されず、3以上の複数の範囲である場合は、3以上の階層で操作画面を変化させるようにしてもよい。
(7) 前述した実施の形態においては、図3のステップS132で説明したように、指先がディスプレイに接触したか否かは、ディスプレイとの距離が0の位置に、指先が存在するか否かによって判断するようにした。
しかし、これに限定されず、指先がディスプレイに接触したか否かが、スマートフォン100のディスプレイの表示面を底面とする四角柱の内部のうち、ディスプレイとの距離がδ以下(または未満)(δ:微小値、たとえば、2mm)の空間に、指先が存在するか否かによって判断されるようにしてもよい。この場合は、実際には接触していない場合も含まれるが、そのような場合であっても、ディスプレイの極近傍に指先がある場合は、接触しているとみなすようにする。
(8) 前述した実施の形態においては、空間認識モードの図4のステップS161では、通常認識モードの図3のステップS132と同様に、ディスプレイに接触されたか否かを判断して、接触されたと判断したことを条件として、接触位置のキーの文字の入力を受付けるようにした。しかし、これに限定されず、空間認識モードにおいては、ステップS154等で文字が反転表示されている状態で、スマートフォン100の側面などに設けられたハードウェアボタンが操作されることで、反転表示されているキーの文字の入力を受付けるようにしてもよい。
(9) 前述した実施の形態においては、スマートフォン100の装置として発明を捉えて、発明の実施の形態を説明した。しかし、これに限定されず、スマートフォン100などの装置の制御方法として発明を捉えることができる。また、スマートフォン100などの装置で実行される制御プログラムとして発明を捉えることができる。
(10) 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 スマートフォン、110 制御部、120 記憶部、130 操作検知部、140 表示部、170 音声入出力部、190 電話網通信部、191 アンテナ。

Claims (6)

  1. ディスプレイと、
    前記ディスプレイに対する検知対象部分の相対的な3次元の位置を検知する検知部と、
    制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記検知部によって検知された前記位置に基づいて、前記ディスプレイと前記検知対象部分との距離を特定する距離特定手段と、
    前記検知部によって検知された前記位置の変化に基づいて、前記検知対象部分が停滞しているか否かを判断する停滞判断手段と、
    前記距離特定手段によって特定される前記距離が、予め定められた複数の範囲のいずれかの前記範囲に含まれるか否かを判断する距離判断手段と、
    前記距離特定手段によって特定される前記距離が、前記ディスプレイに接触している距離であるか否かを判断する接触判断手段と、
    前記距離判断手段によって前記距離がいずれの前記範囲に含まれるときにも、前記停滞判断手段によって前記検知対象部分が停滞していると判断されずに、前記接触判断手段によって前記接触している距離であると判断されたことを条件として、前記ディスプレイへの接触態様に応じた処理を行なう処理手段と、
    前記停滞判断手段によって前記検知対象部分が停滞していると判断されたこと、かつ、前記距離判断手段によって前記距離がいずれかの前記範囲に含まれると判断されたことを条件として、前記距離が含まれる前記範囲に応じた操作画面を前記ディスプレイに表示させる表示制御手段とを含む、端末装置。
  2. 前記制御部は、さらに、
    前記検知部によって検知された前記位置に基づいて、前記検知対象部分から最短の前記ディスプレイ上の座標を特定する位置特定手段を含み、
    前記表示制御手段は、前記停滞判断手段によって前記検知対象部分が停滞していると判断されたときに前記位置特定手段によって特定された前記座標に応じた前記操作画面を表示させる、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記表示制御手段によって前記操作画面が表示されているときに、前記距離判断手段によって前記距離が同じ範囲に含まれると判断されていることを条件として、前記位置特定手段によって特定された前記座標が変化したときに、変化した前記座標に応じた前記操作画面を表示させる、請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記停滞判断手段は、
    前記検知部によって検知された前記位置の変化に基づいて、前記検知対象部分の速度を特定する速度特定手段を含み、
    前記停滞判断手段は、前記速度特定手段によって特定される前記速度が所定時間の間、所定速度未満または以下であったか否かを判断することで、前記検知対象部分が停滞しているか否かを判断する、請求項1に記載の端末装置。
  5. 前記距離判断手段は、前記距離が複数の前記範囲のうち第1の範囲から第2の範囲に含まれるようになったと判断するときのしきい値と、前記第2の範囲から前記第1の範囲に含まれるようになったと判断するときのしきい値とを、前記第1の範囲から前記第2の範囲へは移行し易いが、前記第2の範囲から前記第1の範囲へは移行し難いように異ならせる、請求項1に記載の端末装置。
  6. 端末装置の制御方法であって、
    前記端末装置は、
    ディスプレイと、
    前記ディスプレイに対する検知対象部分の相対的な3次元の位置を検知する検知部と、
    制御部とを備え、
    前記制御部が、
    前記検知部によって検知された前記位置に基づいて、前記ディスプレイと前記検知対象部分との距離を特定するステップと、
    前記検知部によって検知された前記位置の変化に基づいて、前記検知対象部分が停滞しているか否かを判断するステップと、
    特定される前記距離が、予め定められた複数の範囲のいずれかの前記範囲に含まれるか否かを判断するステップと、
    特定される前記距離が、前記ディスプレイに接触している距離であるか否かを判断するステップと、
    前記距離がいずれの前記範囲に含まれるときにも、前記検知対象部分が停滞していると判断されずに、前記接触している距離であると判断されたことを条件として、前記ディスプレイへの接触態様に応じた処理を行なうステップと、
    前記検知対象部分が停滞していると判断されたこと、かつ、前記距離がいずれかの前記範囲に含まれると判断されたことを条件として、前記距離が含まれる前記範囲に応じた操作画面を前記ディスプレイに表示させるステップとを含む、端末装置の制御方法。
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